JP4453911B2 - 積層コンデンサ、デカップリングコンデンサの接続構造および配線基板 - Google Patents

積層コンデンサ、デカップリングコンデンサの接続構造および配線基板 Download PDF

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この発明は、積層コンデンサ、デカップリングコンデンサの接続構造および配線基板に関するもので、特に、高周波回路において有利に適用され得る積層コンデンサ、ならびに、この積層コンデンサを用いて構成される、デカップリングコンデンサの接続構造および配線基板に関するものである。
従来からある最も典型的な積層コンデンサは、たとえばセラミック誘電体からなり、積層される複数の誘電体層、ならびに複数のコンデンサユニットを形成するように特定の誘電体層を介して互いに対向しながら誘電体層の積層方向に交互に配置される複数対の第1および第2の内部電極を有する、コンデンサ本体を備えている。コンデンサ本体の第1および第2の端面には、それぞれ、第1および第2の外部端子電極が形成される。第1の内部電極は、コンデンサ本体の第1の端面上にまで延び、ここで第1の外部端子電極に電気的に接続され、また、第2の内部電極は、第2の端面上にまで延び、ここで第2の外部端子電極に電気的に接続される。
この積層コンデンサにおいて、たとえば第2の外部端子電極から第1の外部端子電極へと流れる電流は、第2の外部端子電極から第2の内部電極へと流れ、この第2の内部電極から誘電体層を通って第1の内部電極に至り、次いで、この第1の内部電極内を通って第1の外部端子電極へと至る。
コンデンサの等価回路は、コンデンサの容量をC、等価直列インダクタンス(ESL)をL、等価直列抵抗(ESR)と呼ばれる主に電極の抵抗をRとしたとき、直列にCLRが接続された回路で表わされる。
この等価回路では、共振周波数(f0 )は、f0 =1/〔2π×(L×C)1/2 〕となり、共振周波数より高い周波数では、コンデンサとして機能しなくなる。言い換えると、LすなわちESL値が小さければ、共振周波数(f0 )は高くなり、より高周波で使用できることになる。なお、内部電極に銅を用いてESRを小さくすることなども考えられているが、マイクロ波領域で使うためには低ESL化が図られたコンデンサが必要となる。
また、ワークステーションやパーソナルコンピュータ等のマイクロプロセッシングユニット(MPU)のMPUチップ(ベアチップ)に電源を供給する電源回路に接続されるデカップリングコンデンサとして用いられるコンデンサにおいても、低ESL化が求められている。
図5は、上述したMPU1および電源部2に関する接続構成の一例を図解的に示すブロック図である。
図5を参照して、MPU1は、MPUチップ3およびメモリ4を備える。電源部2は、MPUチップ3に電源を供給するためのもので、電源部2からMPUチップ3に至る電源回路には、デカップリングコンデンサ5が接続されている。また、MPUチップ3からメモリ4側には、信号回路が構成されている。
上述したようなMPU1に関連して用いられるデカップリングコンデンサ5の場合でも、通常のデカップリングコンデンサと同様、ノイズ吸収や電源の変動に対する平滑化のために用いられるが、さらに、最近では、MPUチップ3において、その動作周波数が500MHzを超えて1GHzにまで達するものが計画されており、このようなMPUチップ3に関連して高速動作が要求される用途にあっては、クイックパワーサプライとしての機能(立ち上がり時等の電力が急に必要な時に、コンデンサに充電された電気量から数ナノ秒の間に電力を供給する機能)が必要である。
より具体的に説明すると、あるMPUチップ(動作クロック周波数約500MHz)3では、DC約2.0Vが供給され、消費電力は約24W、すなわち12A位の電流が流れる設計になっている。その消費電力の低減化のために、MPU1が動作していない時はスリープモードとして、消費電力を1W以下にまで落とす仕様が採用されている。スリープモードからアクティブモードへの変換時、MPUチップ3には、その動作数クロックのうちにアクティブモードに必要な電力が供給される必要がある。動作周波数500MHzでは、スリープモードからアクティブモードへの変換時において、4〜7ナノ秒という時間の間に電力を供給する必要がある。
しかし、上述の電力を供給することは、電源部2からでは間に合わないため、電源部2から電源を供給するまでの時間、MPUチップ3近傍に置くデカップリングコンデンサ5に充電されている電荷を放電することによってMPUチップ3に電源を供給することが行なわれる。
このため、MPU1におけるデカップリングコンデンサ5にあっても、インダクタンス成分ができるだけ低いことが必要となってきており、このようにインダクタンス値の低いコンデンサの実現が望まれている。
上述したような背景の下、低ESL化を図り得る積層コンデンサの構造が、たとえば、特開平11−204372号公報(特許文献1)等において提案されている。
上述の低ESL化は、主として、積層コンデンサにおいて流れる電流によって誘起される磁界の相殺によるもので、このような磁界の相殺が生じるようにするため、積層コンデンサにおいて流れる電流の方向を多様化することが行なわれている。そして、この電流の方向の多様化のため、コンデンサ本体の外表面上に形成される外部端子電極の数を増やすことによって、これに電気的に接続されるように引き出される内部電極の引き出し部分の数を増やすとともに、内部電極を流れる電流についての電流長を短くすることが行なわれている。
図6には、前述した特許文献1に記載された積層コンデンサ11が概略的に示されているとともに、このような積層コンデンサ11をデカップリングコンデンサとして用いているMPU12の断面構造が概略的に示されている。
図6を参照して、積層コンデンサ11は、積層される複数の誘電体層13を含むコンデンサ本体14を備えている。このコンデンサ本体14の内部には、特定の誘電体層13を介して互いに対向する少なくとも1対の第1および第2の内部電極15および16が設けられる。
また、コンデンサ本体14の、内部電極15および16と平行に延びる第1の主面17上には、第1および第2の外部端子電極18および19の双方が設けられている。第1の主面17に対向する第2の主面20上には、何らの外部端子電極も設けられていない。
コンデンサ本体14の内部には、さらに、第2の内部電極16に対して電気的に絶縁された状態で第1の内部電極15と第1の外部端子電極18とを電気的に接続するように特定の誘電体層13を貫通する第1の貫通導体21、および第1の内部電極15に対して電気的に絶縁された状態で第2の内部電極16と第2の外部端子電極19とを電気的に接続するように特定の誘電体層13を貫通する第2の貫通導体22がそれぞれ設けられている。
上述した第1および第2の貫通導体21および22は、それぞれ、複数設けられ、第1および第2の貫通導体21および22のそれぞれに個々に対応して、第1および第2の外部端子電極18および19もそれぞれ複数設けられている。
このような積層コンデンサ11によれば、内部電極15および16を流れる電流について、電流長を短くできるとともに、種々の方向へ向けることができるので、内部電極15および16を流れる電流によって誘起される磁界を互いに相殺し、その結果、低ESL化を図ることができる。
他方、MPU12は、下面側にキャビティ23が設けられた多層構造の配線基板24を備えている。配線基板24の上面には、MPUチップ25が表面実装されている。また、配線基板24のキャビティ23内には、デカップリングコンデンサとして機能する上述の積層コンデンサ11が収容されている。さらに、配線基板24は、マザーボード26上に表面実装されている。
配線基板24の表面および内部には、概略的に図示されるように、MPU12において必要な配線導体が形成されていて、これら配線導体によって、図5に示すような接続が達成される。
代表的なものについて説明すると、配線基板24の内部には、電源用ホット側電極27およびグラウンド電極28が形成されている。
電源用ホット側電極27は、電源用ホット側ビアホール導体29を介して、積層コンデンサ11の第1の外部端子電極18に電気的に接続され、電源用ホット側ビアホール導体30を介して、MPUチップ25の特定の端子31に電気的に接続され、さらに、電源用ホット側ビアホール導体32を介して、マザーボード26に接続されるべきホット側導電ランド33に電気的に接続されている。
また、グラウンド電極28は、グラウンド用ビアホール導体34を介して、積層コンデンサ11の第2の外部端子電極19に電気的に接続され、グラウンド用ビアホール導体35を介して、MPUチップ25の特定の端子36に電気的に接続され、さらに、グラウンド用ビアホール導体37を介して、マザーボード26に接続されるべきグラウンド側導電ランド38に電気的に接続されている。
なお、図6において、図5に示したメモリ4に相当するメモリの図示は省略されている。
積層コンデンサ11は、図6に示すように、第1および第2の外部端子電極18および19の双方をコンデンサ本体14の第1の主面17上に位置させている。そのため、たとえばグラウンド電位を有する配線導体に着目すると、積層コンデンサ11の第2の外部端子電極19は、配線基板24内において、グラウンド用ビアホール導体34、グラウンド電極28およびグラウンド用ビアホール導体37を経由してからグラウンド用導電ランド38に接続されることになる。
したがって、これらグラウンド用ビアホール導体34および37ならびにグラウンド電極28によって与えられるグラウンド側ラインが比較的長くなり、このようなグラウンド側ラインに関連して発生するインダクタンス成分が大きくなり、低ESL化が図られた積層コンデンサ11を用いた効果が減殺されてしまう。また、比較的長いグラウンド側ラインは、インピーダンスの増加をも招く。
また、上述したようなグラウンド側ラインの引き回しは、配線基板24内での配線を複雑にしてしまうという問題もある。
特開平11−204372号公報
そこで、この発明の目的は、上述のような問題を解決し得る、積層コンデンサ、ならびに、この積層コンデンサを用いて構成される、デカップリングコンデンサの接続構造および配線基板を提供しようとすることである。
この発明に係る積層コンデンサは、積層される複数の誘電体層を含むコンデンサ本体を備えている。
このコンデンサ本体の内部には、特定の誘電体層を介して互いに対向する少なくとも1対の第1および第2の内部電極が設けられる。
さらに、コンデンサ本体の内部には、第2の内部電極に対して電気的に絶縁されかつ第1の内部電極に電気的に接続された状態で、特定の誘電体層を貫通する複数の第1の貫通導体、および、第1の内部電極に対して電気的に絶縁されかつ第2の内部電極に電気的に接続された状態で、コンデンサ本体を貫通する複数の第2の貫通導体がそれぞれ設けられる。これら第1および第2の貫通導体は、内部電極を流れる電流によって誘起される磁界を互いに相殺するように、互いに隣り合いながら行列状に配置される。
さらに、この発明に係る積層コンデンサは、複数の第1の貫通導体にそれぞれ電気的に接続された状態で、個々の第1の貫通導体にそれぞれ対応するように設けられる、複数の第1の外部端子電極と、複数の第2の貫通導体にそれぞれ電気的に接続された状態で、個々の第2の貫通導体にそれぞれ対応するように設けられる、複数の第2の外部端子電極とを備えている。
そして、第1の外部端子電極は、コンデンサ本体の、内部電極と平行に延びる第1の主面上にのみ位置され、かつ、第2の外部端子電極は、第1の主面上および第1の主面に対向する第2の主面上の双方に位置される。その結果、第1の主面に引き出される第1の貫通導体および第2の貫通導体の合計数は、第2の主面に引き出される第2の貫通導体の数よりも多く、第1の主面に形成された第1の外部端子電極および第2の外部端子電極の合計数は、第2の主面に形成された第2の外部端子電極の数よりも多い。
このように、この発明に係る積層コンデンサは、簡単に言えば、第1の内部電極に接続される複数の第1の貫通導体のそれぞれに個々に対応して設けられる複数の第1の外部端子電極と、第2の内部電極に接続される複数の第2の貫通導体のそれぞれに個々に対応して設けられる複数の第2の外部端子電極とを備え、第1の外部端子電極がコンデンサ本体の第1の主面上にのみ設けられ、第2の外部端子電極が第1および第2の主面の双方上に設けられることを特徴としている。
また、この発明に係る積層コンデンサにおいて、第1の主面上および第2の主面上の双方に位置される第2の外部端子電極に電気的に接続される第2の貫通導体は、好ましくは、2×10-3mm2 以上の断面積、より好ましくは、7×10-3mm2 以上の断面積、さらに好ましくは、1.5×10-2mm2 以上の断面積を有するようにされる。
また、第1および第2の外部端子電極には、半田バンプが形成されていることが好ましい。
この発明は、また、マイクロプロセッシングユニットに備えるMPUチップのための電源回路に接続されるデカップリングコンデンサの接続構造にも向けられる。この接続構造において、デカップリングコンデンサは、上述したこの発明に係る積層コンデンサである。そして、MPUチップに接続される電源ラインおよび/または信号ラインは、上述の貫通導体を介して、マザーボードにグラウンド接続される。
このようなデカップリングコンデンサの接続構造において、この発明に係る積層コンデンサの第1の外部端子電極に、前述した電源回路のホット側が接続されることが好ましい。このような接続状態を採用することにより、第2の外部端子電極および第2の貫通導体を介して電源回路のグラウンド側を、たとえばマザーボード上のグラウンド側導電ランドに電気的に接続し得る状態を得ることができる。
この発明は、また、マイクロプロセッシングユニットに備えるMPUチップが搭載され、このMPUチップのための電源を供給するための電源用ホット側配線導体とグラウンド側配線導体とを備える、配線基板にも向けられる。この配線基板において、第1の主面が当該配線基板側に向けられかつ第2の主面が外方に向けられた姿勢で、前述したこの発明に係る積層コンデンサが実装され、この実装状態において、第1の主面側の第1の外部端子電極が、電源用ホット側配線導体に電気的に接続され、かつ、第1の主面側の第2の外部端子電極が、グラウンド側配線導体に電気的に接続される。
上述したように、この発明が配線基板に向けられる場合、好ましくは、MPUチップは、この配線基板の第1の基板面上に搭載され、配線基板には、第1の基板面とは逆の第2の基板面に沿って開口を位置させているキャビティが設けられる。そして、積層コンデンサは、第2の主面をキャビティの開口側に向けた状態でキャビティ内に収容され、第2の主面と第2の基板面とは、同一面上に位置するようにされる。
また、この発明に係る配線基板において、MPUチップに備える複数の端子が、積層コンデンサの第1および第2の外部端子電極の配列ピッチと同一の配列ピッチを有するようにされてもよい。
以上のように、この発明に係る積層コンデンサによれば、互いに対向する第1および第2の内部電極のそれぞれを複数の第1および第2の貫通導体によって接続し、コンデンサ本体の外表面上には、複数の第1の貫通導体にそれぞれ電気的に接続された状態で、個々の第1の貫通導体にそれぞれ対応する複数の第1の外部端子電極を設け、かつ、複数の第2の貫通導体にそれぞれ電気的に接続された状態で、個々の第2の貫通導体にそれぞれ対応する複数の第2の外部端子電極が設けられた構成とし、それによって、積層コンデンサの低ESL化を図るとともに、第1の外部端子電極がコンデンサ本体の第1の主面上にのみ設けられ、また、第2の外部端子電極がコンデンサ本体の第1の主面上および第2の主面上の双方に設けられているので、この積層コンデンサが配線基板上に実装されたとき、次のような効果が奏される。
すなわち、積層コンデンサが、第1の主面を配線基板側に向けて実装されたとき、第1および第2の外部端子電極の各々が配線基板側の配線導体と電気的に接続されるが、第2の主面上の第2の外部端子電極については、これらを外方へ向けることができる。したがって、コンデンサ本体の第2の主面を、たとえば、マザーボード側に向けた状態で、この積層コンデンサが実装された配線基板をマザーボード上に実装したとき、第2の主面側の第2の外部端子電極をマザーボード上のグラウンド側導電ランドに直接接続した状態を得ることができる。そのため、積層コンデンサおよび配線基板に関連するグラウンド側ラインを短くすることができ、それに応じて、インダクタンス成分およびインピーダンス成分の増大を防止でき、高周波化に十分に対応できるようになるとともに、前述したような積層コンデンサ自身の低ESL化の効果が減殺されることを防止することができる。また、配線基板には、積層コンデンサに対するグラウンド接続のための配線導体が不要となるので、配線基板内における配線を簡略化することができる。
このようなことから、この発明に係る積層コンデンサは、たとえば、高周波回路におけるバイパスコンデンサやデカップリングコンデンサとして有利に用いることができる。また、MPUに備えるMPUチップ等と組み合わされて使用されるデカップリングコンデンサにあっては、クイックパワーサプライとしての機能が要求されるが、この発明に係る積層コンデンサは、それ自身、ESLが低く、また、インダクタンス成分をあまり生じさせない状態での配線基板への実装状態を可能とするので、このようなデカップリングコンデンサとしての用途に向けられても、高速動作に十分対応することができる。
また、この発明に係るマイクロプロセッシングユニットに備えるMPUチップのための電源回路に接続されるデカップリングコンデンサの接続構造によれば、このデカップリングコンデンサとして、この発明に係る積層コンデンサが用いられ、MPUチップに接続される電源ラインおよび/または信号ラインが、第2の貫通導体を介して、マザーボードにグラウンド接続されるので、上述したこの発明に係る積層コンデンサが奏する効果を有利に発揮させることができる。
上述したように、MPUに備えるMPUチップのための電源回路に接続されるデカップリングコンデンサとして、この発明に係る積層コンデンサが使用される場合、MPUチップが搭載された配線基板側に第1の主面が向けられかつ第2の主面が外方に向けられた姿勢で、積層コンデンサが実装されるが、このとき、MPUチップが、配線基板の第1の基板面上に搭載され、この配線基板には、第1の基板面とは逆の第2の基板面に沿って開口を位置させているキャビティが設けられ、積層コンデンサは、第2の主面をキャビティの開口側に向けた状態でキャビティ内に収容され、第2の主面と第2の基板面とが、同一面上に位置するようにすれば、たとえば、マザーボードへの実装状態をコンパクトにすることができるとともに、このような実装を能率的にかつ安定的に行なうことができる。
また、この発明に係る積層コンデンサにおいて、第1の主面上および第2の主面上の双方に位置される第2の外部端子電極に接続される第2の貫通導体の断面積を、2×10-3mm2 以上、より好ましくは、7×10-3mm2 以上、さらに好ましくは、1.5×10-2mm2 以上とすることにより、積層コンデンサのESLをより小さくすることができるばかりでなく、以下のような効果も奏される。すなわち、MPUは、最近の高速化により、より大きな電力を消費するようになってきているが、低電圧化に伴い、大電流化の方向に向いている。貫通導体の断面積を、上述のように、より大きくすることによって、貫通導体の電流容量をより大きくすることができるので、このような大電流化に十分に対応できるようになる。
また、この発明に係る積層コンデンサにおいて、第1および第2の外部端子電極に半田バンプを形成すると、高密度実装を可能とするとともに、接続における寄生インダクタンスの発生を抑えることもできる。
図1ないし図3は、この発明の一実施形態による積層コンデンサ41を示している。ここで、図1および図2は、積層コンデンサ41の内部構造を示す平面図であり、図1と図2とは互いに異なる断面を示している。また、図3は、図1および図2に示した線III−IIIに沿う断面図である。
積層コンデンサ41は、積層される複数の誘電体層42を含むコンデンサ本体43を備えている。誘電体層42は、たとえばセラミック誘電体から構成される。
コンデンサ本体43の内部には、特定の誘電体層42を介して互いに対向する少なくとも1対の第1および第2の内部電極44および45が設けられている。この実施形態では、複数対の第1および第2の内部電極44および45が設けられている。
コンデンサ本体43の内部には、さらに、第2の内部電極45に対して電気的に絶縁されかつ第1の内部電極44に電気的に接続された状態で、特定の誘電体層42を貫通する複数の第1の貫通導体46が設けられている。また、第1の内部電極44に対して電気的に絶縁されかつ第2の内部電極45に電気的に接続された状態で、コンデンサ本体43を貫通する複数の第2の貫通導体47が設けられている。
また、コンデンサ本体43の、内部電極44および45と平行に延びる第1の主面48上には、複数の第1の貫通導体46にそれぞれ電気的に接続された状態で、個々の第1の貫通導体46にそれぞれ対応する複数の第1の外部端子電極49が設けられる。
また、コンデンサ本体43の、第1の主面48上には、複数の第2の貫通導体47にそれぞれ電気的に接続された状態で、個々の第2の貫通導体47にそれぞれ対応する複数の第2の外部端子電極51aが設けられるとともに、第1の主面48に対向する第2の主面50上には、複数の第2の貫通導体47にそれぞれ電気的に接続された状態で、個々の第2の貫通導体47にそれぞれ対応する複数の第2の外部端子電極51bが設けられる。
したがって、図3によく示されるように、第1の主面48に引き出される第1の貫通導体46および第2の貫通導体47の合計数は、第2の主面50に引き出される第2の貫通導体47の数よりも多く、第1の主面48に形成された第1の外部端子電極49および第2の外部端子電極51aの合計数は、第2の主面50に形成された第2の外部端子電極51bの数よりも多い。
この実施形態では、各々複数の第1および第2の内部電極44および45が設けられ、第1および第2の内部電極44および45の各間に形成される静電容量が、第1および第2の貫通導体46および47によって並列接続され、このように並列接続された静電容量が、第1の外部端子電極49と第2の外部端子電極51aおよび51bとの間に取り出される。
上述した第1の貫通導体46と第2の貫通導体47とは、内部電極44および45を流れる電流によって誘起される磁界を互いに相殺するように配置されている。すなわち、第1および第2の貫通導体46および47は、互いに隣り合うように行列状に配置され、内部電極44および45の各々を流れる電流に関して、その方向を多様化するとともに、電流長を短くし、それによって、低ESL化を図っている。
また、この実施形態では、第1および第2の外部端子電極49ならびに51aおよび51bは、それぞれ、導電パッド52および53ならびにそれらの上に形成される半田バンプ54および55を備えている。
導電パッド52および53は、たとえば、Cr/Ni/Cu蒸着膜から構成され、また、前述した内部電極44および45ならびに貫通導体46および47は、たとえば、Niを含む導電性ペーストの焼付けによって形成される。
図4は、図6に相当する図であって、上述したような実施形態による積層コンデンサ41をデカップリングコンデンサとして用いているMPU61を示している。
図4を参照して、MPU61は、配線基板62を備え、この配線基板62の上面側である第1の基板面63上には、MPUチップ(ベアチップ)64が表面実装されている。
また、配線基板62の下面側である第2の基板面65側にはキャビティ66が設けられている。キャビティ66は、その開口を第2の基板面65に沿って位置させている。
前述した積層コンデンサ41は、そのコンデンサ本体43の第2の主面50をキャビティ66の開口側に向けた状態でキャビティ66内に収容されている。このとき、コンデンサ本体43の第2の主面50と配線基板62の第2の基板面65とは、同一面上に位置している。
また、このような配線基板62は、マザーボード67上に表面実装されている。
配線基板62の表面および内部には、概略的に図示されるように、MPU61において必要な配線導体が形成されていて、これら配線導体によって、図5に示すような接続が達成される。
代表的なものについて説明すると、配線導体62の内部には、電源用ホット側電極68およびグラウンド電極69が形成されている。
電源用ホット側電極68は、電源用ホット側ビアホール導体70を介して、積層コンデンサ41の第1の外部端子電極49に電気的に接続され、電源用ホット側ビアホール導体71を介して、MPUチップ64の特定の端子72に電気的に接続され、さらに、電源用ホット側ビアホール導体73を介して、マザーボード67に接続されるべきホット側導電ランド74に電気的に接続されている。
上述したホット側の接続部分に関して、図4では詳細には図示しないが、電源用ホット側ビアホール導体70と第1の外部端子電極49との接続、および電源用ホット側ビアホール導体71と端子72との接続には、バンプを介しての接続が適用され、また、ホット側導電ランド74には、半田バンプが形成される。
他方、グラウンド電極69は、グラウンド用ビアホール導体75を介して、積層コンデンサ41の第1の主面48側の第2の外部端子電極51aに電気的に接続され、かつ、グラウンド用ビアホール導体76を介して、MPUチップ64の特定の端子77に電気的に接続される。また、積層コンデンサ41において、第1の主面48側の第2の外部端子電極51aは、第2の貫通導体47を介して、第2の主面50側の第2の外部端子電極51bに接続され、この第2の外部端子電極51bがマザーボード67上のグラウンド側導電ランドに接続される。このようにして、グラウンド電極69がグラウンド接続される。
上述したグラウンド側の接続部分に関して、図4では詳細には図示しないが、グラウンド用ビアホール導体75と第2の外部端子電極51aとの接続、およびグラウンド用ビアホール導体76と端子77との接続には、バンプを介しての接続が適用され、また、第2の外部端子電極51bには、前述したように、半田バンプ55(図3参照)が形成されている。
このように、この実施形態によれば、前述の図6に示したグラウンド用ビアホール導体37およびグラウンド側導電ランド38にそれぞれ対応する要素を省略することができるので、配線基板62における配線を簡略化することができるとともに、グラウンド電極68に対するグラウンド接続が、積層コンデンサ41内の第2の貫通導体47を介して達成されることができるので、グラウンド側ラインを比較的短くすることができ、そのため、インダクタンス成分やインピーダンス成分の低減を図ることができ、高周波化に十分対応することが可能になる。
また、この実施形態による積層コンデンサ41にあっては、充電後の放電段階において、第1の貫通導体46と第2の貫通導体47とにおける図3に示した断面上での電流の流れを互いに逆方向に向けることができる。したがって、磁界が相殺され、それに応じて、低ESL化を図ることができる。
なお、図4において、図5に示したメモリ4に相当するメモリの図示は省略されている。
以上説明した積層コンデンサ41において、第1の主面48上および第2の主面50上の双方に位置される第2の外部端子電極51aおよび51bに電気的に接続される第2の貫通導体47は、十分な電流容量を確保するため、その断面積が広い方が好ましい。
このような断面積の好ましい範囲を求めるため、図1ないし図3に示した積層コンデンサ41について、第1および第2の貫通導体46および47の直径および断面積を種々に変え、ESLおよび電流容量を評価する実験を行なった。
この実験では、試料として、内部電極44および45の各々の大きさが2.5mm×2.5mmであり、貫通導体46および47の配列ピッチが0.5mmであり、これら貫通導体46および47が4×4=16個配列された、積層コンデンサ41を用意した。
このような試料において、第1および第2の貫通導体46および47の直径および断面積を以下の表1に示すように変更し、各々について、ESLおよび電流容量を求めた。
Figure 0004453911
表1に示したESLは、共振法によって求めた。共振法とは、試料となる積層コンデンサについてインピーダンスの周波数特性を求め、この周波数特性における極小点(コンデンサの容量成分CとESLとの間の直列共振点)の周波数fo から、
ESL=1/[(2πfo 2 ×C]
によって、ESLを求めようとする方法である。
また、電流容量は、1kHzの交流を試料に係る積層コンデンサ41に流し、この積層コンデンサ41の温度が25℃上昇するのに必要な電流値で表わしたものである。
表1に示すように、貫通導体46および47の断面積が広くなるにつれて、貫通導体46および47の配列ピッチが一定であっても、積層コンデンサ41としてのESLが小さくなっている。また、最近のMPUの高速化に伴い、消費電力が増加しているが、貫通導体46および47の断面積を広くすることにより、十分な電流容量を確保できることがわかる。
このように、表1に示す結果から、貫通導体46および47、特に第1および第2の主面48および50の双方に届くように貫通している第2の貫通導体47については、2×10-3mm2 以上の断面積を有していることが好ましく、7×10-3mm2 以上の断面積を有していることがより好ましく、1.5×10-2mm2 以上の断面積を有していることがさらに好ましいことがわかる。
この発明の一実施形態による積層コンデンサ41の内部構造を、第1の内部電極44が通る断面をもって示す平面図である。 図1に示した積層コンデンサ41の内部構造を、第2の内部電極45が通る断面をもって示す平面図である。 図1および図2に示した線III−IIIに沿う、積層コンデンサ41の断面図である。 図1ないし図3に示した積層コンデンサ41をデカップリングコンデンサとして用いている、MPU61の構造例を図解的に示す断面図である。 この発明にとって興味あるMPU1および電源部2に関する接続構成を図解的に示すブロック図である。 図4に相当する図であって、従来の積層コンデンサ11をデカップリングコンデンサとして用いている、MPU12の構造例を図解的に示す断面図である。
符号の説明
1,61 MPU
2 電源部
3,64 MPUチップ
5 デカップリングコンデンサ
41 積層コンデンサ
42 誘電体層
43 コンデンサ本体
44 第1の内部電極
45 第2の内部電極
46 第1の貫通導体
47 第2の貫通導体
48 第1の主面
49 第1の外部端子電極
50 第2の主面
51a,51b 第2の外部端子電極
54,55 半田バンプ
62 配線基板
63 第1の基板面
65 第2の基板面
66 キャビティ
67 マザーボード
68 電源用ホット側電極
69 グラウンド電極
70,71,73 電源用ホット側ビアホール導体
75,76 グラウンド用ビアホール導体

Claims (10)

  1. 積層される複数の誘電体層を含むコンデンサ本体を備え、
    前記コンデンサ本体の内部には、特定の前記誘電体層を介して互いに対向する少なくとも1対の第1および第2の内部電極が設けられ、
    前記コンデンサ本体の内部には、さらに、前記第2の内部電極に対して電気的に絶縁されかつ前記第1の内部電極に電気的に接続された状態で、特定の前記誘電体層を貫通する複数の第1の貫通導体、および、前記第1の内部電極に対して電気的に絶縁されかつ前記第2の内部電極に電気的に接続された状態で、前記コンデンサ本体を貫通する複数の第2の貫通導体がそれぞれ設けられ、
    前記第1および第2の貫通導体は、前記内部電極を流れる電流によって誘起される磁界を互いに相殺するように、互いに隣り合いながら行列状に配置され、
    さらに、複数の前記第1の貫通導体にそれぞれ電気的に接続された状態で、個々の前記第1の貫通導体にそれぞれ対応するように設けられる、複数の第1の外部端子電極と、複数の前記第2の貫通導体にそれぞれ電気的に接続された状態で、個々の前記第2の貫通導体にそれぞれ対応するように設けられる、複数の第2の外部端子電極とを備え、
    前記第1の外部端子電極は、前記コンデンサ本体の、前記内部電極と平行に延びる第1の主面上にのみ位置され、かつ、前記第2の外部端子電極は、前記第1の主面上および前記第1の主面に対向する第2の主面上の双方に位置され、
    前記第1の主面に引き出される前記第1の貫通導体および前記第2の貫通導体の合計数は、前記第2の主面に引き出される前記第2の貫通導体の数よりも多く、前記第1の主面に形成された前記第1の外部端子電極および前記第2の外部端子電極の合計数は、前記第2の主面に形成された前記第2の外部端子電極の数よりも多い、
    積層コンデンサ。
  2. 前記第2の貫通導体は、2×10-3mm2 以上の断面積を有する、請求項1に記載の積層コンデンサ。
  3. 前記第2の貫通導体は、7×10-3mm2 以上の断面積を有する、請求項2に記載の積層コンデンサ。
  4. 前記第2の貫通導体は、1.5×10-2mm2 以上の断面積を有する、請求項3に記載の積層コンデンサ。
  5. 前記第1および第2の外部端子電極には、半田バンプが形成されている、請求項1ないし4のいずれかに記載の積層コンデンサ。
  6. マイクロプロセッシングユニットに備えるMPUチップのための電源回路に接続されるデカップリングコンデンサの接続構造であって、
    前記デカップリングコンデンサは、請求項1ないし5のいずれかに記載の積層コンデンサであり、
    前記MPUチップに接続される電源ラインおよび/または信号ラインは、前記第2の貫通導体を介して、マザーボードにグラウンド接続されている、
    デカップリングコンデンサの接続構造。
  7. 前記第1の外部端子電極に、前記電源回路のホット側が接続されている、請求項6に記載のデカップリングコンデンサの接続構造。
  8. マイクロプロセッシングユニットに備えるMPUチップが搭載され、前記MPUチップのための電源を供給するための電源用ホット側配線導体とグラウンド側配線導体とを備える、配線基板であって、
    前記第1の主面が当該配線基板側に向けられかつ前記第2の主面が外方に向けられた姿勢で、請求項1ないし5のいずれかに記載の積層コンデンサが実装され、この実装状態において、前記第1の主面側の前記第1の外部端子電極は、前記電源用ホット側配線導体に電気的に接続され、かつ、前記第1の主面側の前記第2の外部端子電極は、前記グラウンド側配線導体に電気的に接続されている、配線基板。
  9. 前記MPUチップは、当該配線基板の第1の基板面上に搭載され、当該配線基板には、前記第1の基板面とは逆の第2の基板面に沿って開口を位置させているキャビティが設けられ、前記積層コンデンサは、前記第2の主面を前記キャビティの開口側に向けた状態で前記キャビティ内に収容され、前記第2の主面と前記第2の基板面とは、同一面上に位置している、請求項8に記載の配線基板。
  10. 前記MPUチップは、複数の端子を備え、前記複数の端子は、前記積層コンデンサの前記第1および第2の外部端子電極の配列ピッチと同一の配列ピッチを有している、請求項8または9に記載の配線基板。
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