JP4453873B2 - 足踏みマット - Google Patents
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Description
それらのマット類はマット自体の消臭や抗菌を主目的にし、あわせて周囲の空気の消臭を図ろうとするものであった。
例えば、下記特許文献1に示す積層シ−トの提案では、積層する内部の多孔質シートに揮発性の芳香性、脱臭性のあるフィトンチッドを含ませたものが玄関マットなどにも使用できると記されている。そしてこの積層シートの場合は、フィトンチッドを室内空気中に放出して室内の空気を脱臭できれば良いので、用いるシート自体は薄いものが使用されている。
したがって仮にこの積層シ−トを足の消臭を目的に使用としても、図7の(イ)に示すように、シ−トBにでは、載せた足Aの沈み込みが殆どないので、ほんの一部には付着できる(図7の(イ)の右図D部分参照)が足Aの指の間などにまでフィトンチッドを付着させることはできず、そこで、増量してフィトンチッドを足裏に付着し易くしようとすると、その液体で足裏のべたつきが増し、スリッパを履こうとする場合に履き難くなることが推測される。
このカーペットは、機能性粉体によりパイルの倒れを防止しすることを主眼とし、あわせてその機能性粉体によってカーペット自体の吸水性、消臭性、芳香性などの機能を付与するものであり、機能性粉体を足の裏に積極的に付着させようとする機能はない。
これを仮に玄関マットに使用した場合には、足を拭いたときにパイル糸が汚れ、この汚れは簡単に落とすことができないので、汚れによって短期間で使用できなくなる可能性がある。したがって、元々足を拭くためのものではないカーペットとしてはそれで良いかもしれないが、玄関マットに適するものではなかった。
この時、芯材の上面に散布してある消臭剤、抗菌剤、芳香剤、滑り止め剤、吸湿剤などのパウダー状の薬剤が気泡内から勢いよく放出された空気と一緒に通気性布地を通過して放出される。
その際、そのパウダー状の薬剤は、その上に乗っている靴下や足の指の間などまで広範囲に付着する。
このようにして靴下や足に付着したパウダー状の薬剤の機能により使用者本人に対しての消臭、抗菌、芳香などの機能を持続的に発揮させることができる。
また、汗で湿気があってもそのパウダー状の薬剤で付着した足や靴下のべたつきが解消され、スリッパを履く場合にはスムーズに履けるようになる。
なお、足拭きで汚れた通気性布地は剥がして洗濯することができるので、消臭、抗菌、芳香、滑り止め、吸湿などの機能を失わずに容易に清潔さを保つことができる利点がある。
本発明の足踏みマットは、図1及び図2に示すように、芯材1として、厚さが1乃至5cmの気泡同士が連通しあっている連通気泡4を形成した発泡ウレタン材を用い、その芯材1の底面と側面と周縁部はビニール製のシート2で被覆する。
そして、その芯材1の上にパウダー状の薬剤5を散布する。
さらにそのパウダーを散布した芯材1の上面全面に通気性を有するアクリル繊維製の布地3を被せる。
前記パウダー状の薬剤5は、消臭剤6、抗菌剤7、芳香剤、滑り止め剤及び吸湿剤の群のうち少なくともいずれかを用いる。
これに用いるパウダー状の薬剤5は、通常販売使用されている消臭、抗菌、芳香、滑り止め及び吸湿機能を有するものが使用でき、連通気泡4内を通過しやすいより微粉塵で肌理の細かいものが最適である。
その際に、連通気泡4内部にあった空気が圧迫されると、芯材1の底面と側面と周縁部を密封した樹脂シート2で被服されているので底面と側面と周縁部への逃げ場を失って、図4に示すように、通気性布地3を被せてある芯材1の上面のみから前記パウダー状の薬剤5を伴って通気性布地を通過し、乗せた足Aに向かって放出される。
このとき、図5の右図に示すように、放出されたパウダー状の薬剤5が足の裏の広範囲に付着し、その付着した薬剤5が足Aの悪臭をしばらく消臭し続ける。
そしてまた発泡ウレタンの上に足を乗せると、連通気泡4内部に取り込まれた薬剤5の一部と表面に散布してある一部が空気の放出とともに通気性布地3の隙間から表面へ放出される。そして、このときまた足の裏に薬剤5が付着する。
これを繰り返すことで、足を乗せた時に芯材1内部から、より長期間にわたり放出が繰り返され、通気性布地を通過して、毎回足裏の広範囲に万遍なく前記パウダー状の薬剤5を付着させることが可能となる。
さらに、図5に示すように、前記芯材1の上面にパウダー状の薬剤5を散布し且つ前記樹脂シート2の底面と前記芯材1の底面との間にパウダー状の薬剤の層8とを形成した形態では、最初から前記パウダー状の薬剤5を足に付着させることができ且つ前記芯材1の底面にあるパウダー状の薬剤5が放出し尽くされるまで長期間にわたって使用することが可能となる。
このような空気によるパウダー状の薬剤5の取り込み放出機能を発揮させるために、発泡ウレタンの厚さは1乃至5cmとする。この厚さであれば足Aを載せた時に沈み込みが約1〜3cm程度の深さになり、その機能を充分維持することが可能となる。
そして汚れたらその面ファスナーを剥がして洗濯することによって清潔を維持できる。
また、内部の芯材1の発泡ウレタンも取り出して揉み洗することができる。
2 樹脂シート
3 通気性布地
4 連通気泡
5 パウダー状の薬剤
6 消臭剤
7 抗菌剤
8 パウダー状の薬剤の層
A 足指
B シート
C 独立気泡の発泡ウレタン
D 消臭剤
Claims (4)
- 厚さが1乃至5cmの連通気泡を形成した発泡ウレタンの芯材と、
足を載せることで圧縮された前記芯材の連通気泡内の空気が上面のみから噴出するように該芯材の底面と側面と周縁部を被覆して密封した樹脂シートと、
該芯材の上面に散布したパウダー状の薬剤と、
該芯材の上面に被せた通気性布地とから成る足踏みマット。 - 厚さが1乃至5cmの連通気泡を形成した発泡ウレタンの芯材と、
足を載せることで圧縮された前記芯材の連通気泡内の空気が上面のみから噴出するように該芯材の底面と側面と周縁部を被覆して密封した樹脂シートと、
該樹脂シートの底面と芯材の底面との間に形成したパウダー状の薬剤の層と、
該芯材の上面に被せた通気性布地とから成る足踏みマット。 - 厚さが1乃至5cmの連通気泡を形成した発泡ウレタンの芯材と、
足を載せることで圧縮された前記芯材の連通気泡内の空気が上面のみから噴出するように該芯材の底面と側面と周縁部を被覆して密封した樹脂シートと、
該芯材の上面に散布したパウダー状の薬剤と、
前記樹脂シートの底面と芯材の底面との間に形成したパウダー状の薬剤の層と、
該芯材の上面に被せた通気性布地とから成る足踏みマット。 - パウダー状の薬剤が、消臭剤、抗菌剤、芳香剤、滑り止め剤、吸湿剤の群のうち少なくともいずれか一つである請求項1乃至3のうち少なくともいずれか一項に記載の足踏みマット。
Priority Applications (1)
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JP2004362102A JP4453873B2 (ja) | 2004-12-15 | 2004-12-15 | 足踏みマット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004362102A JP4453873B2 (ja) | 2004-12-15 | 2004-12-15 | 足踏みマット |
Publications (2)
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JP4453873B2 true JP4453873B2 (ja) | 2010-04-21 |
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Family Applications (1)
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2004
- 2004-12-15 JP JP2004362102A patent/JP4453873B2/ja not_active Expired - Fee Related
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