JP4453472B2 - モータの制御方法およびその装置 - Google Patents
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Description
本発明の第1実施形態を図1〜図5に示す図面に基づいて説明する。尚、図1はモータの制御装置100を示すブロック図、図2は電圧、電流における電流位相情報を示す説明図、図3は電流一定強制運転から位相制御運転に移行する間の電流、および圧縮機210の負荷に対する電流位相誤差を示すタイムチャート、図4はモータ200の出力トルクの変化に伴う電流位相の変化の関係を示すグラフ、図5はモータ200の起動時から位相制御運転に移行するまでの制御フローを示すフローチャートである。
本発明の第2実施形態を図6、図7に示す。第2実施形態は、上記第1実施形態に対して、強制運転時における位相誤差に応じて初期電流の値を変更し、変更した電流値から負荷を推定し、位相制御運転に反映するものとしている。
上記第1、第2実施形態に対して、強制運転時における初期電流の下限値を変更するようにしても良い。即ち、予め圧縮機210の作動負荷を把握しておき、この把握しておいた負荷が大きい程、初期電流の下限値を大きくするようにしてやれば、圧縮機210の負荷に対して余裕を持った起動が可能となる。
110 電圧振幅制御部(強制運転手段)
120 目標位相差制御部(目標位相差制御手段)
140 モータ印加電圧波形生成部(強制運転手段)
150 電流検出部(強制運転手段)
160 位相誤差情報検出部(電流位相情報検出手段)
180 電圧補正量演算部(負荷推定手段)
190 電流振幅情報検出部(強制運転手段)
200 モータ
210 圧縮機(相手側)
Claims (20)
- モータ(200)によって駆動される相手側(210)の負荷情報を基に、前記モータ(200)に対して目標となる目標電流と電圧との位相差を目標位相差として求め、
前記モータ(200)に供給される電流から検出される検出電流と電圧との位相差と、前記目標位相差との差が所定値となるように位相制御運転を行うモータの制御方法であって、
起動初期に、前記モータ(200)に供給される初期電流が所定電流値となるように印加電圧を制御して、前記モータ(200)の強制運転を行い、
前記強制運転時の前記検出電流の電流位相情報を基に、前記相手側(210)の負荷を推定し、
前記推定した負荷の値を前記位相制御運転時の前記負荷情報の初期値として用いることを特徴とするモータの制御方法。 - 前記電流位相情報は、前記目標電流の位相と前記検出電流の位相との差によって得られる電流位相誤差としたことを特徴とする請求項1に記載のモータの制御方法。
- 前記電流位相情報に応じて、前記初期電流の値を変更することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータの制御方法。
- 起動前の前記相手側(210)の負荷情報に応じて、前記初期電流の下限値を変更することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータの制御方法。
- 起動失敗後、再起動を行う際に、前記初期電流の下限値を前回よりも大きい側に変更することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のモータの制御方法。
- 前記電流位相情報の平均値と平均化前の値との差に応じて、前記初期電流の値を変更することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータの制御方法。
- 変更された前記初期電流の値を基に、前記相手側の負荷を推定することを特徴とする請求項3〜請求項6のいずれかに記載のモータの制御方法。
- 前記推定した負荷を基に、前記目標位相差を求めて前記初期値とすることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載のモータの制御方法。
- 前記推定した負荷に応じて、前記位相制御運転時の制御ゲインの大きさを決定することを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載のモータの制御方法。
- 前記強制運転において、前記モータ(200)の回転数が予め定めた所定回転数に達すると、前記位相制御運転に切替えることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載のモータの制御方法。
- モータ(200)によって駆動される相手側(210)の負荷情報を基に、前記モータ(200)に対して目標となる目標電流と電圧との位相差を目標位相差として求める目標位相差制御手段(120)を有し、
前記モータ(200)に供給される電流から検出される検出電流と電圧との位相差と、前記目標位相差制御手段(120)によって求められた前記目標位相差との差が所定値となるように位相制御運転を行うモータの制御装置であって、
起動初期に、前記モータ(200)に供給される初期電流が所定電流値となるように印加電圧を制御して、前記モータ(200)の強制運転を行う強制運転手段(110、140、150、190)と、
前記強制運転時の前記検出電流の電流位相情報を検出する電流位相情報検出手段(160)と、
前記電流位相情報検出手段(160)からの前記電流位相情報を基に、前記相手側(210)の負荷を推定する負荷推定手段(180)とを有し、
前記負荷推定手段(180)によって得られた推定負荷を、前記位相制御運転時の前記負荷情報の初期値として用いることを特徴とするモータの制御装置。 - 前記電流位相情報検出手段(160)は、前記電流位相情報を前記目標電流の位相と前記検出電流の位相との差によって得られる電流位相誤差として検出することを特徴とする請求項11に記載のモータの制御装置。
- 前記負荷推定手段(180)は、前記電流位相情報に応じて、前記初期電流の値を変更することを特徴とする請求項11または請求項12に記載のモータの制御装置。
- 前記負荷推定手段(180)は、起動前の前記相手側(210)の負荷情報に応じて、前記初期電流の下限値を変更することを特徴とする請求項11または請求項12に記載のモータの制御装置。
- 前記負荷推定手段(180)は、起動失敗後、再起動を行う際に、前記初期電流の下限値を前回よりも大きい側に変更することを特徴とする請求項11または請求項12のいずれかに記載のモータの制御装置。
- 前記負荷推定手段(180)は、前記電流位相情報の平均値と平均化前の値との差に応じて、前記初期電流の値を変更することを特徴とする請求項11または請求項12に記載のモータの制御装置。
- 前記負荷推定手段(180)は、変更された前記初期電流の値を基に、前記相手側の負荷を推定することを特徴とする請求項13〜請求項16のいずれかに記載のモータの制御装置。
- 前記目標位相差制御手段(120)は、前記推定負荷を基に、前記目標位相差を求めて前記初期値とすることを特徴とする請求項11〜請求項17のいずれかに記載のモータの制御装置。
- 前記負荷推定手段(180)は、前記推定負荷に応じて、前記位相制御運転時の制御ゲインの大きさを決定することを特徴とする請求項11〜請求項18のいずれかに記載のモータの制御装置。
- 前記強制運転において、前記モータ(200)の回転数が予め定めた所定回転数に達すると、前記位相制御運転に切替えることを特徴とする請求項11〜請求項19のいずれかに記載のモータの制御装置。
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