JP4453447B2 - 固体撮像素子収納パッケージ、および固体撮像素子収納パッケージの製造方法 - Google Patents

固体撮像素子収納パッケージ、および固体撮像素子収納パッケージの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、固体撮像素子収納パッケージ、および固体撮像素子収納パッケージの製造方法に関するものである。
従来、固体撮像素子を収容するための固体撮像素子収納パッケージ、特に廉価な固体撮像素子収納パッケージは一般に、リードフレームとエポキシ樹脂とを用いたプリモールドパッケージ構造から成り、図13に示すように、上面に固体撮像素子103を収容するための凹部101aを有する絶縁基体101と、絶縁基体101の凹部101a内側から外側にかけて導出するリードフレームからなる複数個のリード端子105と、絶縁基体101の上面に封止材を介して取着され、絶縁基体101の凹部101aを塞ぐ蓋体102とから構成されており、絶縁基体101の凹部101a底面に固体撮像素子103を樹脂接着剤を介して取着するとともに固体撮像素子103の各電極を外部リード端子105の一端にボンディングワイヤ106を介して電気的に接続し、しかる後、絶縁基体101の上面に蓋体102を樹脂封止材を介して接合させ、固体撮像素子103を絶縁基体101と蓋体102とから成る容器104内部に気密に封止することによって最終製品としての固体撮像装置となる。
この従来の固体撮像素子収納パッケージにおいては、絶縁基体101がエポキシ樹脂から成り、該エポキシ樹脂は耐湿性に劣るため絶縁基体101と蓋体102とから成る容器104内部に固体撮像素子103を気密に収容した後、大気中に含まれる水分が絶縁基体101を通して固体撮像素子103が収容されている凹部101a内に入り込み易く、凹部101a内に水分が入り込むと固体撮像素子103の電極やボンディングワイヤ106等に酸化腐食が発生し、電極やボンディングワイヤ106に断線が発生して固体撮像装置としての機能が喪失するという欠点を有していた。
また、蓋体102がガラス等の透明部材から成るために、容器104内部に水分が入り込み、滞留すると蓋体102に結露によるくもりが発生し、撮像画像に欠陥が生じるという欠点も有する。
そこで従来は上記問題を解決するために、プリモールドパッケージ構造の絶縁基体101中に吸湿材を含有させることによって水分が容器104内部に入り込まないようにしていた。(例えば、特許文献1参照)。
特許第2750254号公報
しかし、上記従来例では、絶縁基体101と蓋体102との接合部が、容器104の側面に一周に亘って形成されており、該接合部から水分が入り込みやすくなっていた。さらに、温度変化時には凹部101a内の空気が膨張し、この膨張空気による圧力が蓋体102に加わり、気密性が低下し、パッケージ内へ水分、粉塵が侵入していた。また、絶縁基体101と蓋体102との接合部に発生するうねり等によっても気密性が低下していた。
さらに、絶縁基体101の材料としてエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を用いた場合、熱硬化性樹脂に吸湿材を含有させるとバリの発生が多く、このバリが固体撮像素子103表面に付着すると、撮像画像に黒点等が入るという不具合が発生していた。
そして、絶縁基体101と蓋体102との接合部からパッケージ内への水分の侵入、気密性の低下によるパッケージ内への水分、粉塵の侵入、熱硬化性樹脂のバリの発生は、映像品質の信頼性を低下させていた。
また、上記プリモールドパッケージ構造の固体撮像素子収納パッケージは、リードフレームと樹脂との同時成形が必要であり、そのため金型のコストが高く、また、各種仕様の固体撮像素子毎に金型を製造する必要があり、コストが高いものになっていた。さらに、バリ取りの工程が必要であり、工程数の増加による製造コストの上昇もあった。さらに、熱硬化性樹脂を成形する金型は摩耗が早いので、メンテナンスに要するコストも高くなっていた。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、映像品質の信頼性を向上させて、低コストで製造できる固体撮像素子収納パッケージ、および固体撮像素子収納パッケージの製造方法を提供することにある。
請求項1の発明は、固体撮像素子を実装し固体撮像素子の電極に電気的に接続される端子を形成したプリント基板と、プリント基板に気密接合して固体撮像素子を収容し固体撮像素子の視野方向に開口部を形成した熱可塑性樹脂からなる枠体と、前記開口部に覆設する透明な蓋体とを備え、前記開口部は前記枠体の外縁から枠内に延設された面内に形成され、前記蓋体は該面に気密接合し、前記開口部は、固体撮像素子を収納した側に向かって広がるテーパー形状に形成されることを特徴とする。
この発明によれば、蓋体が覆設する開口部の面積が小さくなるので、枠体と蓋体との接合部から水分が侵入しにくくなるとともに、温度変化時に生じるパッケージ内の膨張空気による圧力も低下し、さらに枠体と蓋体との接合部に発生するうねりも小さくなって、パッケージの気密性が向上して、映像品質の信頼性を向上させることができる。また、従来のようにリードフレームと樹脂との同時成形用の高価な金型を必要とせず、低コストに製造でき、また、プリント基板のパターンを変更することで、各種仕様の固体撮像素子に対してもフレキシブル且つ低コストに対応できる。さらに、熱可塑性樹脂を用いることで、バリ取りの工程が不要となり、金型の摩耗速度も遅くなり、また蓋体にガラスを用いる場合は、開口部の面積が小さいので高価なガラスの使用を削減でき、さらなるコスト低減を図ることができる。さらに、テーパー部を設けることによって、けられ、反射によるノイズ等の欠陥が固体撮像素子の撮像画像に生じないようにしながら、開口部の面積をできるだけ小さくでき、枠体と蓋体との間の気密の信頼性を大幅に向上させることができて、映像品質の信頼性を向上させることができる。また、蓋体にガラスを用いる場合は、高価なガラスの使用を削減でき、低コスト化を図ることができる。
請求項2の発明は、請求項1において、前記枠体は、前記開口部に覆設した蓋体を囲むように外側に向かって突出した壁部を形成することを特徴とする。
この発明によれば、蓋体は壁部によって周囲を囲まれてその表面を保護されており、製造時に他の物体との接触によって蓋体の表面に傷が生じて撮像画像に欠陥が生じる可能性が低減するので、映像品質の信頼性を向上させることができる。また、製造時の不良が減るとともに取り扱いが容易となって検査時間を削減でき、低コストでの製造が可能になる
請求項3の発明は、請求項1または2記載の固体撮像素子収納パッケージの製造方法において、プリント基板は枠体との接合部より内側の部位にスルーホールを形成され、プリント基板と枠体および枠体と蓋体とを各々気密接合した後、半田によってスルーホールを気密封止することを特徴とする。
この発明によれば、プリント基板と枠体および枠体と蓋体とを各々気密接合するときに発生する膨張空気を、プリント基板に設けたスルーホールより逃がし、最後にスルーホールを密閉することで、気密接合時の膨張空気による接合部の欠陥発生を防止でき、安定した気密接合が可能になるので、映像品質の信頼性を向上させることができる。
請求項4の発明は、請求項1または2記載の固体撮像素子収納パッケージの製造方法において、枠体は、固体撮像素子を収容した空間を外部に連続させる貫通孔を形成され、プリント基板と枠体および枠体と蓋体とを各々気密接合した後、熱融着によって貫通孔を気密封止することを特徴とする。
この発明によれば、プリント基板と枠体および枠体と蓋体とを各々気密接合するときに発生する膨張空気を、枠体に設けた貫通孔より逃がし、最後に貫通孔を密閉することで、気密接合時の膨張空気による接合部の欠陥発生を防止でき、安定した気密接合が可能になるので、映像品質の信頼性を向上させることができる。
請求項5の発明は、請求項1または2記載の固体撮像素子収納パッケージの製造方法において、枠体は、プリント基板との接合面および蓋体との接合面にBステージ状の熱硬化性の接着剤層を各々形成しておき、枠体とプリント基板との気密接合と、枠体と蓋体との気密接合を同時に行うことを特徴とする。
この発明によれば、Bステージ状の接着剤層の形状を設計、調整することによって、プリント基板と枠体および枠体と蓋体とを気密接合するときに発生する膨張空気の流通路を制御することが可能となり、気密接合時の膨張空気による接着剤層の欠陥を効率的に防止できて、安定した気密接合が可能となるので、映像品質の信頼性を向上させることができる。また、液体状接着剤を用いる場合に生じるダレや、接着剤量、面積のバラツキ等も抑制することができ、安定した製造が可能となる。さらに、プリント基板と枠体および枠体と蓋体を同時に気密接合するので、製造時間の短縮、およびそれに伴う低コスト化を図ることができる。
請求項6の発明は、請求項1または2記載の固体撮像素子収納パッケージの製造方法において、少なくとも組立工程では、プリント基板の側縁をメッキまたは接着剤からなる発塵しない物質で覆うことを特徴とする。
この発明によれば、プリント基板の側縁の切断面からのガラス繊維や成形粉等の粉塵の発生を抑制するので、組立時にプリント基板より生じる粉塵が固体撮像素子の表面に付着して固体撮像素子の撮像画像に黒点等が入るという欠陥を防止でき、映像品質の信頼性を向上させることができる。
請求項7の発明は、請求項6において、少なくとも組立工程では、プリント基板の側縁に着脱自在であり且つメッキまたは接着剤からなる発塵しない物質で形成した治具でプリント基板の側縁を覆うことを特徴とする。
この発明によれば、プリント基板の側縁の切断面からのガラス繊維や成形粉等の粉塵の発生を抑制するので、組立時にプリント基板より生じる粉塵が固体撮像素子の表面に付着して固体撮像素子の撮像画像に黒点等が入るという欠陥を防止でき、映像品質の信頼性を向上させることができる。さらに、治具の再利用が可能であり、低コストで粉塵の発生を抑制することができる。
請求項8の発明は、請求項1または2記載の固体撮像素子収納パッケージの製造方法において、メッキを施したスルーホールをプリント基板に形成するとともに、枠体には前記スルーホールに嵌合する突起を形成し、プリント基板と枠体との位置決めは、前記突起を前記スルーホールに嵌合させることで行うことを特徴とする。
この発明によれば、プリント基板と枠体との位置決め精度が向上するので、固体撮像素子と蓋体との位置精度が向上し、映像品質の信頼性を向上させることができるとともに、組立作業を短時間で高精度に行うことができる。また、スルーホールに施されたメッキにより、スルーホールからのガラス繊維や成形粉等の粉塵の発生を抑制できるので、映像品質の信頼性を向上させることができ、且つ製品不良の発生を防止している。
請求項9の発明は、請求項1または2記載の固体撮像素子収納パッケージの製造方法において、複数のプリント基板を一体に形成したプリント基板部上に複数の固体撮像素子を実装して、各固体撮像素子の電極を各端子に電気的に接続し、次にプリント基板部と複数の枠体を一体に形成した枠体部、および枠体部と枠体部全体を覆う蓋体部とを各々気密接合することで、各固体撮像素子を各枠体内に収容するとともに蓋体部を各枠体の開口部に覆設させ、次にプリント基板部と枠体部と蓋体部とを同時に切断して、各固体撮像素子収納パッケージに分離することを特徴とする。
この発明によれば、部品コストおよび組立コストを大幅に低減することができる。
以上説明したように、本発明では、蓋体が覆設する開口部の面積が小さくなるので、枠体と蓋体との接合部から水分が侵入しにくくなるとともに、温度変化時に生じるパッケージ内の膨張空気による圧力も低下し、さらに枠体と蓋体との接合部に発生するうねりも小さくなって、パッケージの気密性が向上して、映像品質の信頼性を向上させることができるという効果がある。また、従来のようにリードフレームと樹脂との同時成形用の高価な金型を必要とせず、低コストに製造でき、また、プリント基板のパターンを変更することで、各種仕様の固体撮像素子に対してもフレキシブル且つ低コストに対応できる。さらに、熱可塑性樹脂を用いることで、バリ取りの工程が不要となり、金型の摩耗速度も遅くなり、また蓋体にガラスを用いる場合は、開口部の面積が小さいので高価なガラスの使用を削減できて、さらなるコスト低減を図ることができるという効果もある。さらに、テーパー部を設けることによって、けられ、反射によるノイズ等の欠陥が固体撮像素子の撮像画像に生じないようにしながら、開口部の面積をできるだけ小さくでき、枠体と蓋体との間の気密の信頼性を大幅に向上させることができて、映像品質の信頼性を向上させることができる。また、蓋体にガラスを用いる場合は、高価なガラスの使用を削減でき、低コスト化を図ることができるという効果もある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
基本構成
図1,図2(a)(b)は本発明の固体撮像素子収納用パッケージの基本構成を示すものであり、パッケージ4は、プリント基板1と、枠体2と、蓋体3とを備え、内部には固体撮像素子5が収容される。図3は、蓋体3を外したときの上面図を示す。
プリント基板1には固体撮像素子5が実装され、ダイボンディングによって接合されており、プリント基板1上には、固体撮像素子5の電極に金線等のボンディングワイヤ6を介して電気的に接続されるパターン1aが固体撮像素子5の電極形状に対応して形成され、プリント基板1の側縁には、外部に信号を出力するための端子1bが各パターン1aに連続して形成されている。端子1bは、プリント基板1に形成されたスルーホールにメッキを施し、スルーホールを略真中で略半円状に切断することによって形成される。
枠体2は、例えばポリアミド、ポリフタルアミド等の吸水特性を有する熱可塑性樹脂からなり、略矩形の枠部20と、枠部20の上面側を覆うように枠部20の外縁から一体に延設された天面2aと、天面2aの略中央に形成された略矩形の開口部2bとから構成されており、枠部20の下面側は、エポキシ樹脂等の熱硬化性の接着剤によってプリント基板1に気密接合され、枠部20、天面2aに囲まれて固体撮像素子5が収容される。開口部2bの上面側はエポキシ樹脂等の熱硬化性の接着剤によって蓋体3が天面2aに気密接合されて、蓋体3は開口部2bに覆設している。ここで開口部2bは、固体撮像素子5の視野を遮らないように視野方向に形成される。
このようにパッケージ4内部の空気は気密的に密閉されているため、パッケージ4の温度が変動したときには、その温度変動にしたがって蓋体3に力Fが生じる。この力Fは、温度変化による圧力変化に開口部2bの面積を乗じた値となるので、開口部2bの面積が小さい方が、力Fも小さくなる。しかし本基本構成では、天面2aに開口部2bを設けているので、開口部2bの面積を、枠部20の大きさに関わらず小さくできる。したがって、枠体2の天面2aと蓋体3との接合時に、天面2aと蓋体3との接着部のうねり等の表面状態の影響も受け難くなり、枠体2と蓋体3との間の気密の信頼性を大幅に向上させることができる。また、蓋体3が覆設する開口部2bの面積が小さくなるので、枠体2と蓋体3との接合部から水分が侵入しにくくなる。
また、この枠体2は、吸水率0.5〜5%の熱可塑性樹脂により構成されているので、プリント基板1に固体撮像素子5を実装後、プリント基板1と枠体2と蓋体3とを気密接合して構成されるパッケージ4内部に、大気中に含まれる水分が枠体2を通して入り込もうとしても、その水分は樹脂材料の吸水特性によって阻止され、その結果、パッケージ4内部に入り込む水分量は抑制され、さらにパッケージ4内部に入り込んだ水分も樹脂材料の吸水特性によって枠体2内部に吸水される。本基本構成では天面2aを設けているので、パッケージ4内における熱可塑性樹脂の表面積が増加し、吸水性はさらに向上している。したがって、パッケージ4内部に収容する固体撮像素子5の電極等に酸化腐食が発生することなく、固体撮像素子5を長期間にわたって、正常且つ安定に動作させることができる。
このように本基本構成では、蓋体3が覆設する開口部2bの面積が小さくなるので、枠体2と蓋体3との接合部から水分が侵入しにくくなるとともに、温度変化時に生じるパッケージ4内の膨張空気による圧力も低下し、さらに枠体2と蓋体3との接合部に発生するうねりも小さくなって、パッケージ4の気密性が向上して、映像品質の信頼性を向上させている。
また、蓋体3はガラス等の透明な板材からなり、気密性を保持しながら固体撮像素子5の視野を遮らないように構成される。そして、本基本構成では上記のように構成することによって、急激な温度変化によってパッケージ4内の水分が結露して蓋体3内面が曇り、固体撮像素子5の撮像画像に欠陥が生じるということはなくなる。また、蓋体3にガラスを用いる場合は、開口部2bの面積が小さいので高価なガラスの使用を削減でき、低コスト化を図ることができる。
さらに、吸水特性を有する熱可塑性樹脂によって枠体2を構成することで、吸湿材等を添加しなくともパッケージ4内部への水分の侵入、滞留を防止することができるという効果を低コストに実現でき、さらには成形性も良好なものとなる。
そして、パッケージ4をプリント基板1と枠体2と蓋体3とで構成するので、従来のようにリードフレームと樹脂との同時成形用の高価な金型を必要とせず、低コストに製造できる。また、プリント基板1のパターン1aを変更することで、各種仕様の固体撮像素子5に対してもフレキシブル且つ低コストに対応できる。
実施形態1
図4は本発明の固体撮像素子収納用パッケージの一実施例を示すものであり、枠体2は、例えばポリアミド、ポリフタルアミド等の吸水特性を有する熱可塑性樹脂からなり、枠体2の上面に形成された円筒形の凹部2cと、枠体2の下面に形成された円筒形の凹部2dと、枠体2の外縁から一体に延設されて凹部2c,2dの各底面間を仕切る仕切板2eとを設けて、断面が略H型となるように形成される。そして、枠体2の下面側は、エポキシ樹脂等の熱硬化性の接着剤によってプリント基板1に気密接合され、凹部2d内に固体撮像素子5が収容される。仕切板2eは略中央に開口部2fが形成されており、開口部2fの上面側にはエポキシ樹脂等の熱硬化性の接着剤によって蓋体3が気密接合されて、蓋体3は開口部2fに覆設している。ここで開口部2fは、固体撮像素子5の視野を遮らないように視野方向に形成される。
そして、凹部2cの側壁2gは仕切板2eの周縁より上方に突出しており、蓋体3は側壁2gによって周囲を囲まれてその表面を保護されており、製造時に他の物体との接触によって蓋体3の表面に傷が生じて撮像画像に欠陥が生じる可能性が低下する。したがって、映像品質の信頼性が向上し、また製造時の不良を減らして低コストでの製造が可能となる。
また、本実施形態では凹部2c内に円筒状のレンズブロック7を配置するが、このとき、側壁2g内面にねじ山2hを螺刻することで、外周にねじ山7aを螺刻したレンズブロック7を凹部2c内に螺設して、レンズブロック7を調整可能に位置決めすることができ、レンズブロック7の位置決め用部品を削減でき、低コスト化が可能となる。
さらに、図5(a)(b)に示すように、開口部2fの下部に、固体撮像素子5に向かって広がるテーパー部2iを形成すれば、蓋体3を介してテーパー部2iで集光された光は、テーパー部2iに沿って広がりながら固体撮像素子5に入射する。このようにテーパー部2iを設けることによって、けられ、反射によるノイズ等の欠陥が固体撮像素子5の撮像画像に生じないようにしながら、開口部2fの面積をできるだけ小さくできる。したがって、開口部2fの面積が小さければ、枠体2と蓋体3との接合時に、枠体2と蓋体3との接着部のうねり等の表面状態の影響も受け難くなり、枠体2と蓋体3との間の気密の信頼性を基本構成よりさらに向上させて、映像品質の信頼性をさらに向上させている。
なお、基本構成と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
実施形態2
図6は本発明の固体撮像素子収納用パッケージの一実施例を示すものであり、基本的には実施形態1と同様の構成を備えるが、プリント基板1にはスルーホール1cが形成されており、プリント基板1と枠体2との接合時には、スルーホール1cは凹部2d内に位置する。スルーホール1cはその内面およびランド部に金メッキが施されている。
以下、本実施形態の固体撮像素子収納用パッケージの製造方法について説明する。まず、プリント基板1に固体撮像素子5をダイボンディングし、固体撮像素子5の電極とプリント基板1上のパターン1aとの間をボンディングワイヤ6を介して電気的に接続した後、プリント基板1と枠体2とをエポキシ樹脂等の熱硬化性の接着剤によって気密接合し、次に枠体2と蓋体3とをエポキシ樹脂等の熱硬化性の接着剤によって気密接合する。基本構成および実施形態1では、このような気密接合過程において、接着剤硬化時の熱によってパッケージ4内の空気が膨張し、この膨張空気が、プリント基板1と枠体2との間、および枠体2と蓋体3との間に形成された接着層8に空気の流通路を形成する場合があり、パッケージ4の気密接合を安定して実施することは困難であった。しかし、本実施形態では、プリント基板1にスルーホール1cを形成することにより、気密接合過程における膨張空気はスルーホール1cを通過して外部に排出されるので、接着層8に空気の流通路が形成されることはない。
そして、最終的な気密封止は、スルーホール1cを半田9で塞ぐことで行う。このとき、スルーホール1cの面積が小さく、また半田熱量も小さくて、短時間で密閉が完了するので、空気の膨張量は小さく、パッケージ4の気密接合を安定して実施することができ、映像品質の信頼性が向上している。
また、次工程にて、固体撮像素子収納用パッケージをリフロー炉に搬入する場合は、リフロー時に半田9が溶けて気密特性が劣化する恐れがあるが、このような場合には、リフロー温度より高温で溶融する半田9を使用すれば気密特性の劣化を防止することができる。
なお、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
実施形態3
図7は本発明の固体撮像素子収納用パッケージの一実施例を示すものであり、基本的には実施形態1と同様の構成を備えるが、枠体2の仕切板2eには凹部2cと凹部2dとを連結する貫通孔2jが、蓋体3の覆設位置からずれて形成されている。
以下、本実施形態の固体撮像素子収納用パッケージの製造方法について説明する。まず、プリント基板1に固体撮像素子5をダイボンディングし、固体撮像素子5の電極とプリント基板1上のパターン1aとの間をボンディングワイヤ6を介して電気的に接続した後、プリント基板1と枠体2とをエポキシ樹脂等の熱硬化性の接着剤によって気密接合し、次に枠体2と蓋体3とをエポキシ樹脂等の熱硬化性の接着剤によって気密接合する。基本構成および実施形態1では、このような気密接合過程において、接着剤硬化時の熱によってパッケージ4内の空気が膨張し、この膨張空気が、プリント基板1と枠体2との間、および枠体2と蓋体3との間に形成された接着層8に空気の流通路を形成する場合があり、パッケージ4の気密接合を安定して実施することは困難であった。しかし、本実施形態では、枠体2に貫通孔2jを形成することにより、気密接合過程における膨張空気は貫通孔2jを通過して外部に排出されるので、接着層8に空気の流通路が形成されることはない。
そして、最終的な気密封止は、貫通孔2jを熱で融着した熱融着部10を形成し、貫通孔2jを熱融着部10で塞ぐことで行う。このとき、貫通孔2jの面積が小さく、また融着熱量も小さくて、短時間で密閉が完了するので、空気の膨張量は小さく、パッケージ4の気密接合を安定して実施することができ、映像品質の信頼性が向上している。
なお、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
実施形態4
図8は本発明の固体撮像素子収納用パッケージの一実施例を示すものであり、基本的には実施形態1と同様の構成を備えるが、枠体2は、気密接合前に、プリント基板1との気密接合面および蓋体3との気密接合面にBステージ接着剤層11を各々形成している。
以下、本実施形態の固体撮像素子収納用パッケージの製造方法について説明する。まず、プリント基板1に固体撮像素子5をダイボンディングし、固体撮像素子5の電極とプリント基板1上のパターン1aとの間をボンディングワイヤ6を介して電気的に接続する。次に、枠体2のプリント基板1との接合面および枠体2の蓋体3との接合面にBステージ接着剤層11を各々形成した後、枠体2に対してプリント基板1と蓋体3とを同時に気密接合する。
ここで、Bステージ接着剤層11は半硬化状態の接着剤層であり、Bステージ接着剤層11の形状を設計、調整することによって、プリント基板1と枠体2および枠体2と蓋体3を気密接合するときに発生する膨張空気の流通路を制御することが可能となり、気密接合時の膨張空気による接着剤層の欠陥を効率的に防止できて、パッケージ4の気密接合を安定して実施することができ、映像品質の信頼性が向上している。また、液体状接着剤を用いる場合に生じるダレや、接着剤量、面積のバラツキ等も抑制することができ、安定した製造が可能となる。さらに、プリント基板1と枠体2および枠体2と蓋体3を同時に気密接合することができるので、製造時間の短縮、およびそれに伴う低コスト化を図ることができる。
なお、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
実施形態5
図9は本発明の固体撮像素子収納用パッケージの組立工程での一状態を示すものであり、固体撮像素子収納用パッケージは基本構成と同様の構成を備える。なお、本実施形態では、組立工程において図9に示すように、複数のプリント基板1を一体に形成した1枚のプリント基板部1’上に複数の枠体2,蓋体3を接合しており、最終的にはプリント基板部1’を切断して各固体撮像素子収納用パッケージ毎に分離するものである。
一般に、プリント基板部1’の面内のスルーホールおよび切断面は金メッキ等で覆われているが、プリント基板部1’の側縁(最外周面)は基板部材がそのまま露出した切断面となっている。プリント基板部1’側縁の切断面からは、プリント基板部1’に含まれるガラス繊維や成形粉等の粉塵が発生し、洗浄等を入念に実施しても組立時においては粉塵が発生し、この粉塵が固体撮像素子5の表面に付着すると、固体撮像素子5の撮像画像に黒点等が入るという欠陥が発生していた。
そこで本実施形態では、プリント基板部1’の側縁をメッキまたは接着剤等の発塵しない物質12で覆うことによって、プリント基板部1’側縁の切断面からのガラス繊維や成形粉等の粉塵の発生を抑制している。したがって、粉塵が固体撮像素子5の表面に付着することによって発生する固体撮像素子5の撮像画像に黒点等が入るという欠陥を防止することができ、映像品質の信頼性が向上している。
なお、本実施形態では基本構成と同様の構成を備えた固体撮像素子収納用パッケージで説明したが、実施形態1乃至4いずれかの固体撮像素子収納用パッケージにおいても、上記同様に構成すれば同様の効果を奏し得る。
実施形態6
図10(a)(b)は本発明の固体撮像素子収納用パッケージの組立工程での一状態を示すものであり、実施形態5では、プリント基板部1’側縁の切断面からのガラス繊維や成形粉等の粉塵の発生を抑制するために、プリント基板部1’の側縁をメッキまたは接着剤等の発塵しない物質12で覆ったが、本実施形態では、上面を開口した函状の治具13の底面13a上にプリント基板部1’を配して、プリント基板部1’の側縁1dを治具13の内側面に当設させることで、ガラス繊維や成形粉等の粉塵の発生を抑制し、映像品質の信頼性の向上を図っている。治具13は発塵しない材料で形成され、治具12に対して着脱自在に構成されるので、再利用が可能であり、粉塵の抑制を低コストに行うことができる。
なお、治具13は、枠状に形成して、枠内にプリント基板部1’を嵌めて、プリント基板部1’の側縁1dを治具13の内側面に当接させてもよい。
実施形態7
図11は本発明の固体撮像素子収納用パッケージの一実施例を示すものであり、基本的には実施形態1と同様の構成を備えるが、プリント基板1には位置決め用スルーホール14が形成され、枠体2の下面には位置決め用ピン15が形成されている。そして、プリント基板1と枠体2との接合時には、位置決め用ピン15を位置決め用スルーホール14に嵌合させることで、プリント基板1と枠体2との位置決めを精度よく行うことができ、組立作業を短時間で高精度に行うことができる。
また、スルーホール14の内面には金メッキが施されており、スルーホール14の内面からのガラス繊維や成形粉等の粉塵の発生を抑制でき、映像品質の信頼性の向上を図るとともに、製品不良の発生を防止している。
実施形態8
図12は本発明の固体撮像素子収納用パッケージの製造過程での一状態を示すものであり、固体撮像素子収納用パッケージは基本構成と同様の構成を備える。本実施形態では、図12に示すように、複数のプリント基板1を一体に形成した1枚のプリント基板部1’上に複数の固体撮像素子5が実装できるパターンが形成されており、複数の固体撮像素子5をプリント基板部1’にダイボンディングし、各固体撮像素子5の電極とプリント基板部1’上の各パターン1aとの間をボンディングワイヤ6を介して電気的に接続する。そして、プリント基板部1’、各固体撮像素子5に対応する複数個の枠体2を一体に形成した枠体部2’、および各枠体2の開口部2bに一括して覆設する蓋体部3をエポキシ樹脂等の熱硬化性の接着剤によって気密接合した後、ダイサー等を用いて図12中の切断箇所Xに沿ってプリント基板部1’、枠体部2’、蓋体部3’を同時に切断することで、各固体撮像素子収納用パッケージ毎に分離する。このような製造方法を採用することで、部品コストおよび組立コストを大幅に低減することができる。
本発明の基本構成の固体撮像素子収納用パッケージを示す側面断面図である。 同上の外観を示し(a)側面図、(b)は下面図である。 同上の蓋体を外した状態での上面図である。 本発明の実施形態1の固体撮像素子収納用パッケージを示す一部破断した分解斜視図である。 同上のレンズブロックを外した状態での別の固体撮像素子収納用パッケージを示し、(a)は上面図、(b)は側面断面図である。 本発明の実施形態2の固体撮像素子収納用パッケージを示す側面断面図である。 本発明の実施形態3の固体撮像素子収納用パッケージを示す側面断面図である。 本発明の実施形態4の固体撮像素子収納用パッケージを示す側面断面図である。 本発明の実施形態5の固体撮像素子収納用パッケージの製造方法を示す斜視図である。 本発明の実施形態6の固体撮像素子収納用パッケージの製造方法を示し、(a)は治具装着前の状態、(b)は治具装着後の状態を示す図である。 本発明の実施形態7の固体撮像素子収納用パッケージを示す側面断面図である。 本発明の実施形態8の固体撮像素子収納用パッケージの製造方法を示す斜視図である。 従来の固体撮像素子収納用パッケージを示す側面断面図である。
1 プリント基板
1b 端子
2 枠体
20 枠部
2a 天面
2b 開口部
3 蓋体
4 パッケージ
5 固体撮像素子
6 ボンディングワイヤ

Claims (9)

  1. 固体撮像素子を実装し固体撮像素子の電極に電気的に接続される端子を形成したプリント基板と、プリント基板に気密接合して固体撮像素子を収容し固体撮像素子の視野方向に開口部を形成した熱可塑性樹脂からなる枠体と、前記開口部に覆設する透明な蓋体とを備え、前記開口部は前記枠体の外縁から枠内に延設された面内に形成され、前記蓋体は該面に気密接合し、前記開口部は、固体撮像素子を収納した側に向かって広がるテーパー形状に形成されることを特徴とする固体撮像素子収納パッケージ。
  2. 前記枠体は、前記開口部に覆設した蓋体を囲むように外側に向かって突出した壁部を形成することを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子収納パッケージ。
  3. 請求項1または2記載の固体撮像素子収納パッケージの製造方法において、プリント基板は枠体との接合部より内側の部位にスルーホールを形成され、プリント基板と枠体および枠体と蓋体とを各々気密接合した後、半田によってスルーホールを気密封止することを特徴とする固体撮像素子収納パッケージの製造方法。
  4. 請求項1または2記載の固体撮像素子収納パッケージの製造方法において、枠体は、固体撮像素子を収容した空間を外部に連続させる貫通孔を形成され、プリント基板と枠体および枠体と蓋体とを各々気密接合した後、熱融着によって貫通孔を気密封止することを特徴とする固体撮像素子収納パッケージの製造方法。
  5. 請求項1または2記載の固体撮像素子収納パッケージの製造方法において、枠体は、プリント基板との接合面および蓋体との接合面にBステージ状の熱硬化性の接着剤層を各々形成しておき、枠体とプリント基板との気密接合と、枠体と蓋体との気密接合を同時に行うことを特徴とする固体撮像素子収納パッケージの製造方法。
  6. 請求項1または2記載の固体撮像素子収納パッケージの製造方法において、少なくとも組立工程では、プリント基板の側縁をメッキまたは接着剤からなる発塵しない物質で覆うことを特徴とする固体撮像素子収納パッケージの製造方法。
  7. 少なくとも組立工程では、プリント基板の側縁に着脱自在であり且つメッキまたは接着剤からなる発塵しない物質で形成した治具でプリント基板の側縁を覆うことを特徴とする請求項6記載の固体撮像素子収納パッケージの製造方法。
  8. 請求項1または2記載の固体撮像素子収納パッケージの製造方法において、メッキを施したスルーホールをプリント基板に形成するとともに、枠体には前記スルーホールに嵌合する突起を形成し、プリント基板と枠体との位置決めは、前記突起を前記スルーホールに嵌合させることで行うことを特徴とする固体撮像素子収納パッケージの製造方法。
  9. 請求項1または2記載の固体撮像素子収納パッケージの製造方法において、複数のプリント基板を一体に形成したプリント基板部上に複数の固体撮像素子を実装して、各固体撮像素子の電極を各端子に電気的に接続し、次にプリント基板部と複数の枠体を一体に形成した枠体部、および枠体部と枠体部全体を覆う蓋体部とを各々気密接合することで、各固体撮像素子を各枠体内に収容するとともに蓋体部を各枠体の開口部に覆設させ、次にプリント基板部と枠体部と蓋体部とを同時に切断して、各固体撮像素子収納パッケージに分離することを特徴とする固体撮像素子収納パッケージの製造方法。
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