JP4452587B2 - ジェットミル - Google Patents

ジェットミル Download PDF

Info

Publication number
JP4452587B2
JP4452587B2 JP2004255528A JP2004255528A JP4452587B2 JP 4452587 B2 JP4452587 B2 JP 4452587B2 JP 2004255528 A JP2004255528 A JP 2004255528A JP 2004255528 A JP2004255528 A JP 2004255528A JP 4452587 B2 JP4452587 B2 JP 4452587B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaped
ring
jet mill
classification
cavity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004255528A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005131633A (ja
Inventor
賢二 武冨
和三 小澤
聡 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshin Engineering Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Engineering Co Ltd filed Critical Nisshin Engineering Co Ltd
Priority to JP2004255528A priority Critical patent/JP4452587B2/ja
Publication of JP2005131633A publication Critical patent/JP2005131633A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4452587B2 publication Critical patent/JP4452587B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

本発明は、外壁に傾斜して配置されたエアノズルからジェットミル本体の内部に空洞として形成された粉砕室に供給される高速の空気流によって粉砕室の内部で粒径の粗い粉体(被粉砕物)をミクロンオーダの粒径を有する微粉体に連続的に粉砕し、同時に、旋回する空気流によって分級をも行うジェットミルに関するものである。
ジェットミルは、外壁に傾斜して配置されたエアノズルから粉砕室の内部に供給される高速の空気流によって、粒径の粗い被粉砕物を粉砕するとともに、旋回する空気流によって分級をも行うものであって、超微粉砕に好適な粉砕装置であることが知られている。そして、このジェットミルは、粉砕室の内部の構造が単純であって、粉砕室の上面と下面とを容易に分解・組み立てを行うことが可能であり、使用前後の清掃が容易であることに特徴がある。
一方、粉砕室の内部で被粉砕物が空気流のみによって粉砕されるので、粉砕される被粉砕物を所定の粒度に粉砕したり、被粉砕物の粒度のバラツキが小さくなるように管理することが困難である。このため、被粉砕物を所定の粒度に粉砕したり、粒度のバラツキを小さくするために、各種の改良が行われており、粉砕粒度の広範囲に亘る調節を可能とするために、エアノズルから粉砕室の内部に供給される空気流の流入角度を変えられるようにしたもの(例えば、特許文献1参照)や、分級精度の改善のために、出口パイプの周辺に分級用のロータ等の分級のための特殊な機構を設けたもの(例えば、特許文献2参照)、あるいは、粉砕部における粉砕効率を上げるために、粉砕室の内部に、例えば、粉砕ノズルの噴射口に対向して、球状、円柱状、半球状などの衝突部材を設けて、この衝突部材に空気流とともに被粉砕物を衝突させて粉砕するもの(例えば、特許文献3,特許文献4,特許文献5参照)などが知られている。
しかしながら、特許文献1に開示の旋回型流体エネルギ式粉砕機は、粉砕粒度の広範囲に亘る調節を可能とするものではあるが、圧縮空気を噴射することで、原料を粉砕すると同時に旋回流を形成し、分級作用を働かせているのみであるので、分級精度が悪く、大きな粒子も排出されてしまうという問題がある。
また、特許文献2に開示の水平旋回流型ジェットミルは、上記特許文献1の低分級精度を改善するものであるが、圧縮空気が形成する旋回流と分級ロータによって形成される旋回流との旋回速度が異なるため、渦の乱れが生じたり、ロータ壁に微粉が付着する等の問題がある。
また、特許文献3、4および5に開示のジェットミルは、粉砕効率を上げるものであるが、気流に衝突部材が衝突して旋回流の流れが大きく乱れ、分級精度が落ちたり、衝突部材に被粉砕物が激しく付着または固着するため、安定的な連続運転が困難である等の問題がある。
さらに、これらの従来技術は、いずれも空気流の流入角度を可変にする特殊な機構や、分級のための特殊な機構、粉砕室の内部に特殊な衝突部材を配置するなど、新たな複雑な形状の機構部品を粉砕室の内部に追加するものである。これらは、粉砕室の内部の構造が単純であって、粉砕室の上面と下面とを容易に分解・組み立てを行うことが可能であり、使用前後の清掃が容易であるというジェットミルの特徴を失わせるものであって、必ずしも満足できるものではなかった。
特開昭52−44450号公報(第3−4頁,第2−3図) 特開昭63−319067号公報(第2−3頁,第1−3図) 特開昭57−84756号公報(第2頁,第2−3図) 特開平4−210252号公報(第2−5頁,第1−2図) 特開平6−254427号公報(第3−6頁,第1−2図)
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、前述の問題点を解決して、微粉砕された被粉砕物の粒度が所望の粒度となり、かつ、その粒度のバラツキを小さくして、高い分級精度を得ることができるとともに、ジェットミルの特徴である粉砕室の内部の構造が単純であって、粉砕室の上面と下面とを容易に分解・組み立てを行うことが可能であり、使用前後の清掃が容易であるという特徴をそのまま生かしたジェットミルを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る第1の態様として、円盤状の空洞(粉砕室)が形成されたジェットミル本体と、前記ジェットミル本体のリング状の外壁に前記円盤状の空洞の中心に対して傾斜して配置され、前記円盤状の空洞に高速の空気流を生じさせる複数のエアノズルと、前記ジェットミル本体の前記円盤状の空洞の略中央に配置される出口とを有し、前記円盤状の空洞は、前記外壁の内側に配置され、前記複数のエアノズルから供給される前記高速の空気流によって被粉砕物を粉砕するリング状の粉砕ゾーンと、前記粉砕ゾーンの内側に配置されるとともに前記出口の空間に連通し、前記粉砕ゾーンの内側に位置する、前記空気流によって被粉砕物を分級するリング状の分級ゾーンと、前記粉砕ゾーンと前記分級ゾーンとの間に配置され、前記粉砕ゾーンと前記分級ゾーンとを分割するとともに連通するリング状の第1の狭隘路を有することを特徴とするジェットミルを提供するものである。
ここで、前記ジェットミル本体は、略円板状の上ケーシングおよび下ケーシングと、前記上ケーシングと前記下ケーシングとの間に介挿される前記リング状の外壁とを備え、前記円盤状の空洞は、前記上ケーシングと前記下ケーシングとの間および前記リング状の外壁の内側に形成される内部空間であるのが好ましい。
また、前記リング状の第1の狭隘路は、前記円盤状の空洞の上面と下面との間に所定の間隔を隔てて形成されているのが好ましい。
また、前記リング状の第1の狭隘路は、前記円盤状の空洞の半径方向の所定の位置において、前記空洞の互いに略平行な上面および下面に所定の間隔を隔てて、それぞれ取り付けられるリング状の障壁によって形成されるリング状のチャネル(分級リングチャネル)であるのが好ましい。
また、前記リング状の粉砕ゾーンは、前記円盤状の空洞の上面および下面が中心に向かって互いに漸近して、前記空洞が、前記中心方向に向かって狭くなる内部空間であり、前記リング状の第1の狭隘路は、前記円盤状の空洞の半径方向の所定の位置において、所定の間隔を隔ててそれぞれ配置される前記空洞の上面および下面の突状部の間に形成されるリング状のチャネル(分級リングチャネル)であるのが好ましい。
また、上記課題を解決するために、本発明に係る第2の態様として、本発明に係る第1の態様のジェットミルであって、さらに、前記分級ゾーンとその内側に配置される前記出口との間に配置され、前記分級ゾーンと前記出口の空間とを分割するとともに連通するリング状の第2の狭隘路を有することを特徴とするジェットミルを提供するものである。
なお、ここで、前記リング状の第2の狭隘路は、前記円盤状の空洞の上面と下面との間に所定の間隔を隔てて形成されているのが好ましい。
また、前記出口は、前記ジェットミル本体の前記円盤状の空洞の略中央部に上側または下側に向かって配置された円筒状の出口管によって形成され、前記リング状の第2の狭隘路は、互いに所定の間隔を隔てて配置された、前記出口管の下端または上端の突出部と、前記空洞の略中央部の下面の上側または上面の下側に配置された円板または短円管形状の突出部との間に形成されるリング状のチャネル(出口リングチャネル)であるのが好ましい。
すなわち、前記リング状の第2の狭隘路(出口リングチャネル)が、前記ジェットミル本体の内部の空洞の略中央部に上側に向かって配置された出口管の下端の突出部と、前記空洞の略中央部の下面の上側に配置された円板または短円管形状の突出部とが、互いに所定の間隔を隔てて配置されていること、もしくは、前記空洞の略中央部に下側に向かって配置された出口管の上端の突出部と、前記空洞の略中央部の上面の下側に配置された円板または短円管形状の突出部とが、所定の間隔を隔てて配置されているのが好ましい。
また、前記出口管は、前記ジェットミル本体に対して上下方向に移動可能であり、前記リング状の第2の狭隘路の間隔は、前記出口管を上下方向に移動させて、前記出口管の下端または上端の突出部を円板または短円管形状の突出部に対して近づけるまたは遠ざけることにより調節されるのが好ましい。
また、前記出口は、前記ジェットミル本体の前記円盤状の空洞の略中央部に上側または下に向かって配置された円筒状の出口管によって形成され、前記リング状の第2の狭隘路は、互いに所定の間隔を隔てて配置された、前記出口管の下端または上端の突出部と、前記空洞の中心部の下面の上側または上面の下側に設けられるリング状の凸状部との間に形成されるリング状のチャネルであるのが好ましい。
また、前記出口管は、前記リング状の外壁とともに前記円盤状の空洞を形成する前記ジェットミル本体の上ケーシングおよび下ケーシングの一方と一体的に形成されるのが好ましい。
本発明によれば、以下に詳述するように、リング状の第1の狭隘路(分級リングチャネル)を設けたことにより、より好ましくは、さらに、リング状の第2の狭隘路(出口リングチャネル)を設けたことにより、微粉砕された被粉砕物の粒度が所望の粒度となり、かつ、その粒度のバラツキを小さくするとともに、ジェットミルの特徴である粉砕室の内部の構造が単純であって、粉砕室の上面と下面とを容易に分解・組み立てを行うことが可能であり、使用前後の清掃が容易であるという特徴をそのまま生かしたジェットミルを提供することができる。
以下、本発明に係るジェットミルについて、添付の図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るジェットミルを、概念的に示す平面断面図であり、図2は、図1に示すジェットミルの側断面図であり、図3は、その具体的な構造の一実施形態を示す側断面図である。
図1〜図3に示すように、第1の実施形態に係るジェットミルは、円盤(円筒または中空円板)状のジェットミル本体2のリング状の(円筒状)の外壁4にその接線(または中心線)に対して傾斜して配置されたエアノズル6から内側に向けて供給される高速の空気流によって、ジェットミル本体2内の粉砕室8の内部で被粉砕物を粉砕するものである。粉砕室8は、ジェットミル本体2を形成する円板状の上板(上ケーシング)10と下板(下ケーシング)12との間および外壁4と出口パイプ32との間に囲まれたジェットミル本体2の内部の円盤状(リングドーナツ状または円筒状)の空洞(内部空間)として形成されている。そして、上板10と下板12および外壁4は、図3に示すように、空気や粉砕された被粉砕物の微粉末が外部に漏洩しないように、リングなどのシール材でシールされている。
エアノズル6は、図1に示されているように、ジェットミル本体2の環状の外壁4に複数個が等間隔でその接線に対して傾斜して設けられており、このエアノズル6から供給される空気流が粉砕室8の内部に高速で噴出し、主に、それが持つ剪断作用により被粉砕物が粉砕される。また、その空気流が粉砕室8の内部で高速で旋回することによって、粉砕室8の内部に供給された被粉砕物も高速で旋回し、この旋回運動によって被粉砕物が相互にあるいは粉砕室8の壁面と衝突することによっても粉砕がなされる。
図示しない圧縮空気源から供給される圧縮空気が図示しない管路を経て供給され、エアノズル6で絞られて高速の空気流となり、この高速の空気流が粉砕室8の内部に噴出される。ここで、外壁4に傾斜して配置されるエアノズル6の角度は、環状の外壁4の接線に対して10〜50度(中心線に対して80〜40度)、より好ましくは20〜40度(中心線に対して70〜50度)とする。また、エアノズル6の数は、少なくとも4個以上あることが好ましく、ジェットミル本体2の大きさによっても異なるが、外壁4に配置されるエアノズル6のピッチがおおむね160mmを超えないことが好ましい。そして、より微細な粉末に粉砕するためには、エアノズル6をより多数配置することが好ましい。
被粉砕物は、エアノズル6と同様に、ジェットミル本体2の外壁4に対してほぼ同じ角度で傾斜して設けられた供給口14から供給される。この実施形態では、供給口14は、図3に詳細に示すように、被粉砕物を供給するためのロート16と、被粉砕物を粉砕室8に供給するための空気を供給する供給ノズル18,ロート16から供給された被粉砕物と供給ノズル18から供給された空気とを混合して粉砕室8の内部に供給するディフューザ20とからなっており、図示しない被粉砕物の供給装置から適正な量の被粉砕物がロート16に供給される。
ロート16に供給された被粉砕物は、供給ノズル18から吹き込まれる高速の空気流によって、ディフューザ20を通って粉砕室8の内部に供給される。粉砕室8の内部に供給された被粉砕物は、エアノズル6から噴出する高速の空気流によって、主に粉砕され、また、ディフューザ20から被粉砕物とともに噴出した空気流とエアノズル6から供給された空気流とによって、粉砕室8の内部を高速で旋回し、被粉砕物が相互に、あるいは粉砕室8の内部の壁面に衝突して微粉末に粉砕される。
本実施形態のジェットミルでは、リングドーナツ状の空洞として形成された粉砕室8の半径方向の幅のほぼ中間の位置に、粉砕室8の内部に形成されたリング状の障壁である分級リング22,24が配置されており、粉砕室8を外側の円環(リングドーナツ)状の粉砕ゾーン26と内側の円環(リングドーナツ)状の分級ゾーン28とに分割している。そして、これらの分級リング22と24との間の間隙によって、本発明の特徴とする第1の狭隘路となる分級リングチャネル23が形成され、分割された粉砕ゾーン26と分級ゾーン28とを連通している。なお、このリング状の障壁である分級リング22,24は、ジェットミル本体2の内側に空洞として形成された粉砕室8の上面と下面とに所定の間隔(分級リングチャネル23の開口幅)を隔てて配置されており、ジェットミル本体2の上板10に上側の分級リング22が、ジェットミル本体2の下板12に同じ径で略対称となる形状の下側の分級リング24が所定の間隔を隔てて固定されて、外側の粉砕ゾーン26と内側の分級ゾーン28とに分割するとともに連通するリング状の障壁となっている。
すなわち、本発明の狭隘路となる分級リングチャネル23は、リング状の障壁となる上下の分級リング22と24との間の空間によって構成され、分級リング22および24によって分割された粉砕ゾーン26と分級ゾーン28とを連通する。
ここで、本発明においては、分級リング22および24として、両者の間隔(分級リングチャネル23の開口幅)が種々の間隔となるものを用意しておき、ジェットミル本体2の粉砕室8に配置する分級リング22および24を交換することにより、被粉砕物などに応じて分級リング22および24の間隔(分級リングチャネル23の開口幅)を適切な間隔に容易に調整することができる。
この粉砕室8に配置される分級リング22および24の粉砕ゾーン26側の壁面は、図2および図3に示すように、衝突した被粉砕物が、粉砕ゾーン26に確実に戻されるように、隅部を中心に向かって凸の曲線で構成した形状あるいは中心に向かって傾斜した面とすることが好ましい。
また、分級リング22および24の分級ゾーン28側の壁面は、図2および図3に示すように、分級リング22および24の間の分級チャネル23を通過した被粉砕物が、分級ゾーン28に滑らかに流入するように、隅部を中心に向かって凸の曲線で構成した形状あるいは中心に向かって傾斜した面とすることが好ましい。
また、本発明のジェットミルでは、分級ゾーン28の内側に出口リングチャネル30が配置されている。本実施形態では、出口リングチャネル30としては、粉砕室8の上板10の中央に配置された出口パイプ(円管)32の下端の突出部32aと、出口パイプ32の下端の直径とほぼ同じ直径であって粉砕室8の下板12の中央に配置された円板34とによって構成され、出口パイプ32の突出部32aの下端と円板34の上面とが所定の間隔を隔てて配置され、突出部32aの下端と円板34の上面との間の空間によって形成されている。
ここで、粉砕室8を形成する上板10の中央に配置された出口パイプ32の下端の突出部32aについては、粉砕室8(分級ゾーン28)内への突出部32aの突出量を可変に構成して、出口リングチャネル30の開口幅を調整することも可能である。この具体例を図3を用いて説明する。すなわち、ジェットミル本体2の上ケーシングを、リング状の上板10と、この上板10に取り付けられ、出口パイプ32を上下動可能に支持する支持ブロック11とで構成し、出口パイプ32の外周面に形成された高さ調整用ねじ32bと螺合する雌ねじ部11aを支持ブロック11に形成しておくことにより、出口パイプ32を回転させて、その外周面に設けられている高さ調整用のねじ32bを螺合する支持ブロック11の雌ねじ部11aに対して前進または後退させることにより、出口パイプ32を上下動させ、出口パイプ32の下端の突出部32aの、粉砕室8(分級ゾーン28)内への(支持ブロック11の下側の内壁面または下端部からの)突出量を任意の量に調整して、出口リングチャネル30の開口幅(間隔)を調整することが可能である。
この出口リングチャネル30は、粉砕室8の上板10から粉砕室8側へ突出したパイプ32の突出部32aや、粉砕室8の下板12の中央に固定された円板34によって形成されるものに限定されるものではなく、例えば、円板34に代えて、図4(a),(b)に示すように、粉砕室8の下板12の中央に設けられた短円管状の突起(短円管)35にするなど、任意の形状の部材を用いることができる。
なお、上板10、外壁4および下板12は、複数本のボルトおよびナットやねじやビス等の固定具により、それらの外側から複数箇所で固定され、支持ブロック11の上板10への固定、分級リング22の上板10への固定および分級リング24の下板12への固定には、複数本のボルトやねじやビス等の固定具を用いることができる。
本実施形態のジェットミルは、このように構成されているので、被粉砕物は、粉砕室8の外側の粉砕ゾーン26に供給され、エアノズル6から噴出する高速の空気流によって、主に粉砕され、また、供給ノズル18から供給され、ディフューザ20から被粉砕物とともに噴出した空気流とエアノズル6から供給された空気流とによって、粉砕室8の粉砕ゾーン26を高速で旋回し、被粉砕物が相互に、あるいは粉砕ゾーン26における粉砕室8の内部の壁面に衝突して微粉末に粉砕される。
そして、所定の粒度に粉砕された微粉末は、粉砕室8の内部を旋回する空気流に乗って浮遊し、粉砕ゾーン26から分級リング22と24との間の空間である分級リングチャネル23を通って排出される空気流に乗って粉砕室8の分級ゾーン28に流入する。このとき、粒子の粗い被粉砕物は、旋回する空気流によって生じる遠心力が大きいので粉砕ゾーン26に留まり、所定の粒度以下に粉砕された微粉末のみが分級リングチャネル23を通って分級ゾーン28に流入する。分級ゾーン28に流入した被粉砕物の微粉末は、分級ゾーン28を旋回する粉砕ゾーン26よりも整流された空気流に乗って浮遊し、混在している粒子の粗い被粉砕物を残して、所定の粒度分布に揃えられ、出口リングチャネル30を通り抜け、出口パイプ32から外部に排出される空気流とともに外部に排出され、微粉体製品として回収される。
なお、分級リング22と24との間の空間である分級リングチャネル23では、微粉末の粒子には、遠心力(m・Vt/r:mは粒子の質量、Vtは粒子の接線方向速度、rは半径)と空気抗力(A・dp・Vr:Aは係数、dpは粒子の粒径、Vrは粒子の半径方向速度)との力の釣り合いによる分級が行われている。分級リング22と24との間の間隔が大きくなると、分級リングチャネル23の開口幅、すなわち流路断面積が大きくなり、中心に向かう空気の速度(Vr)が低下する。そのため、遠心力>空気抗力となり、分級点は小さくなり、粒子は分級リングチャネル23を通過しづらくなる。これが、分級リング22,24の間隔(分級リングチャネル23の開口幅)を変えることによって、粉砕される微粉末の粒子径をコントロールすることができる理由である。
ところで、粉砕室8において、分級リング22と24とによって分級リングチャネル23を形成しないと、ジェットミルから排出される粉砕された微粉末の粒子径は小さくなるが、微粉末中の目的とする粒度より小さい微粉が増え、かつ粗粉(飛び込み粒子)も増えるので、粒度分布がブロードになる。すなわち、分級リングチャネル23がないと、粉砕ゾーン26の半径方向や高さ方向の全域にわたって均一な旋回流が形成されずに、排出されやすい粒子と排出されにくい粒子とが生ずるために、粒度分布がブロードになってしまう。また、粉砕室8中のエアノズル6間に粒子が多く堆積し、この堆積量がひどく多くなると連続的な運転が困難になる。
これに対し、本発明では、分級リング22および24によって分級リングチャネル23を設けることにより、目的とする粒度の微粉体を粉砕ゾーン26から効率よく排出することができるので、過粉砕を抑え、目的とする粒度より小さい微粉の発生を少なくすることができる。また、粉砕ゾーン26においても、分級ゾーン28においても、均一な流線を形成することができるので、粗大粒子の微粉体製品側への飛び込みを抑えることができる。その結果、シャープな粒度分布を得ることができる。
出口パイプ32から空気流とともに外部に排出された微粉末は、ミクロンオーダの粒径を有する微粉体となっており、図示しないサイクロンやバグフィルタなどの捕集装置で捕集することによって、微細に粉砕され、高い精度で分級され、粒度分布の揃った製品としての微粉体が得られる。
分級ゾーン28内では、この領域に入ってきた粒子は、何度も分級ゾーン28内を旋回することで、より微粉に近い粒子は、気流とともに装置外に出て行き、粗粉に近い粒子は分級ゾーン28と粉砕ゾーン26との間を行き来するように動作して、粉砕ゾーン26に来るたびに粉砕される。これにより、多段粉砕分級の効果が得られ、より精度の高い分級が行われことになる。
以上に説明した本発明のジェットミルと従来技術のジェットミルとを比較するために、以下のような比較実験を行った。ここで、実験に使用したジェットミルは、粉砕室8の内径がφ160mmであって、図3に示す断面形状をしており、図1に示すように、外壁4に8個のエアノズル6を等間隔に配置し、供給口14から被粉砕物を供給した。
〔実施例1〕
図1〜図3に示すジェットミルを用いて、平均径500μmのポリエステル系の非磁性カラートナーを粉砕した。その場合において、リング状の障壁である分級リング22,24によって形成される分級リングチャネル23の効果を確認した。ここで、エアノズル6から供給される圧縮空気の圧力を0.6MPa、原料供給量を800g/hとした。分級リングチャネル23を有するときには、粉砕した微粉末の平均径が6.4μmであり、3μm以下の粒子の体積割合が3.9%、10μm以上の粒子の体積割合が1.8%であった。この時、ジェットミル本体2の直径は、285mmであり、その上板10と下板12との間隔、すなわち粉砕室8の高さは、20mmであり、分級リング22,24の間隔(分級リングチャネル23の開口幅)は、4mmであった。
〔比較例1〕
一方、上記実施例1において、リング状の障壁である分級リング22,24による分級リングチャネル23を設けないときには、粉砕した微粉末の平均径が6.2μmであり、3μm以下の粒子の体積割合が6.3%、10μm以上の粒子の体積割合が4.2%であった。
すなわち、本発明においては、分級リング22,24による分級リングチャネル23を設けることによって、粉砕した微粉末の平均径が6.2μmから6.4μmにわずかに増加したが、3μm以下の粒子の体積割合が6.3%から3.9%に、10μm以上の粒子の体積割合が4.2%から1.8%に大幅に減少した。このことは、粉砕された微粉末の粒度はわずかに大きくなるが、粒度のバラツキが大幅に改善されたことを示している。
〔実施例2〕
次に、実施例1と同様に、平均径500μmのポリエステル系の非磁性カラートナーを粉砕原料として、分級リング22,24の間隔(分級リングチャネル23の開口幅)を変えて粉砕し、粉砕された微粉末の粒度を測定した。エアノズル6から供給される圧縮空気の圧力を0.5MPa、原料供給量を500g/hとした。分級リング22,24の間隔が4mmのときには粉砕された微粉末の平均径が7.3μmとなり、間隔が6mmのときには平均径が6.3μm、間隔が18mmのときには5.8μmとなった。
このことは、分級リング22,24の間隔(分級リングチャネル23の開口幅)を広くしたときには粉砕された微粉末の平均径が小さくなり、分級リング22,24の間隔を狭くすると粉砕された微粉末の平均径が大きくなることを示しており、分級リング22,24の間隔を変えることによって、粉砕される微粉末の平均径をコントロールすることができることを示している。
なお、粉砕室8において、分級リングチャネル23を形成しないと、ジェットミルから排出される粉砕された微粉末の平均径は小さくなるが、微粉末中の目的とする粒度より小さい微粉が増え、かつ粗粉(飛び込み粒子)も増えるので、粒度分布がブロードになるのは前述したとおりである。
〔実施例3〕
また、出口リングチャネル30の有無についても、実施例1と同様に、平均径500μmのポリエステル系の非磁性カラートナーを粉砕原料として粉砕した。このとき、エアノズル6から供給される圧縮空気の圧力を0.5MPa、原料供給量を500g/hとした。ここで、本発明のように、出口リングチャネル30を有するときには、粉砕された微粉末の平均径が7.3μmであり、10μm以上の粒子の体積割合が5.2%、16μm以上の粒子の体積割合が0.0%であった。
一方、出口リングチャネル30を設けないときには、粉砕された微粉末の平均径が10.7μm、10μm以上の粒子の体積割合が56.6%、16μm以上の粒子の体積割合が5.0%であった。
つまり、出口リングチャネル30を設けることによって、粉砕された微粉末の平均径が10.7μmから7.3μmに小径となるとともに、10μm以上の粒子の体積割合が56.6%もあったものから5.2%に激減し、16μm以上の粒子の体積割合が5.0%から0.0%に減少した。このことは、出口リングチャネル30を設けることによって微粉末の平均径が小さくなるとともに、粒度のバラツキが大幅に改善されることを示している。
すなわち、出口リングチャネル30が設けられていない場合には、分級リング22,24の間の分級リングチャネル23を通過して粉砕ゾーン26から分級ゾーン28に移動する空気の流れの速さが相対的に高速になり、大径の粒子もこの空気流に乗って浮遊(分級リングチャネル23を通過)していた現象が、出口リングチャネル30を設けることで効果的に抑制されるものと思われる。
図1〜図4に示す第1の実施形態に係るジェットミルは、中空円板状のジェットミル本体2の円板状の上板10と下板12との間および円管状の外壁4と出口パイプ32との間に囲まれた円筒(リングドーナツ)状の空洞として形成されている粉砕室8の内部に分級リング22および24を設け、粉砕室8を共にリングドーナツ状の外側の粉砕ゾーン26と内側の分級ゾーン28とに分割するとともに、分級リング22および24との間に分級リングチャネル23となるリング状の隙間を設けて第1の狭隘路とし、さらに、好ましくは、下板12の中央部に円板34を取り付けて出口パイプ32の突出部32aとの間に出口リングチャネル30となるリング状の隙間を設けて第2の狭隘路とするものであるが、本発明はこれに限定されず、ジェットミル本体2の内部にリング状の第1の狭隘路を挟んで、その外側と内側とにそれぞれリング状の粉砕ゾーン26および分級ゾーン28の2つの空洞を形成し、さらに、好ましくは、分級ゾーン28と出口パイプ32内の空間との間に第2の狭隘路を形成できれば、どのようなものであっても良い。
図5は、図1〜図4に示した第1の実施形態に係るジェットミルを改良して、部品点数を大幅に減少させるとともに、リング状の外壁4と円管状の出口パイプ32との間に挟まれ、かつ上部ブロック(上ケーシング)36および下部ブロック(下ケーシング)38との間に、粉砕ゾーン26および分級ゾーン28を分割する第1の狭隘路となる分級リングチャネル40および分級ゾーン28と出口パイプ32内の空間とを分割する第2の狭隘路となる出口リングチャネル42を形成する第2の実施形態のジェットミルを示すものである。すなわち、図5に示す第2の実施形態のジェットミルは、前記の第1の実施形態における分級リング22および24により形成される分級リングチャネル23より緩やかな形状を有する本発明の第1の狭隘路となる分級リングチャネル40を上部ブロック36および下部ブロック38の各凸状部から形成するものである。なお、粉砕ゾーン26、分級チャネルリング40および分級ゾーン28は、外壁4と出口パイプ32との間、かつ上部ブロック36および下部ブロック38との間に形成される円盤状の空洞(図1に示す第1の実施形態の粉砕室8に相当する内部空間)を構成する。
ここで、上述の第1の狭隘路となる分級リングチャネル40は、前述の第1の実施形態における分級リングチャネル23に該当する。
この分級リングチャネル40は、前述の実施形態における分級リングチャネル23に比べて、滑らかな(言い換えれば、変化の緩やかな)障壁(すなわち、狭隘路)を形成することが容易であり、原料粉砕のサイズの調整がやりやすくなるという効果が得られる。
なお、この分級リングチャネル40の外側には、リング状の粉砕ゾーン26が、また、その内側には、リング状の分級ゾーン28が構成されている。ここで、粉砕ゾーン26は、上部ブロック36の内壁面(円盤状の空洞の上面)および下部ブロック38の内壁面(空洞の下面)が中心に向かって互いに漸近して、その間の内部空間(空洞)が中心方向に向かって徐々になめらかに狭くなるように構成される。すなわち、分級リングチャネル40は、扁平な円盤状の空洞の半径方向の所定の位置において、所定の間隔を隔ててそれぞれ配置される上部ブロック36の内壁面(空洞の上面)の突状部と下部ブロック38の内壁面(空洞の下面)の突状部との間に形成されるリング状のチャネルであり、両者の間隔が最も狭くなる位置として設けられる。
さらに、分級ゾーン28の内側の出口パイプ32内の出口空間との間には上部ブロック36と下部ブロック38との対向部分により形成される第2の狭隘路となる出口リングチャネル42が配設されている。この出口リングチャネル42は、前述の実施形態における出口リングチャネル30と同様の機能を有するものである。
すなわち、図5に示す実施形態に係るジェットミルにおいては、上部ブロック36と出口パイプ32とを一体的に形成し、出口パイプ32の下端部に相当する上部ブロック36の下端部37aと、これに対応して設けられた下部ブロック38の中央部のリング状凸部39aとにより、前述の第1の実施形態における出口リングチャネル30に相当する出口リングチャネル42を構成しているものである。
ここでも、出口リングチャネル42を構成する上部ブロック36の下端部37a、または下部ブロック38のリング状凸部39aの位置を調整可能に構成し、出口リングチャネル42の開口幅を調整可能とすることが好ましい。
図5に示す例では、上部ブロック36は、出口パイプ32と一体化された円形の中央上ブロック36aと、その外側のリング状の外側上ブロック36bとに分割できるように構成されている。また、下部ブロック38は、中央上ブロック36aに対応した円板状の中央下ブロック38aと、その外側において、外側上ブロック36bに対応したリング状の外側下ブロック38bとに分割できるように構成されている。ここで、中央上ブロック36aと中央下ブロック38aとは、主に、分級ゾーン28、出口リングチャネル42および出口パイプ32の出口空間を形成し、外側上ブロック36bと外側下ブロック38bとは、主に粉砕ゾーン26および分級リングチャネル40を形成するものである。
こうすることにより、互いに対応する中央上ブロック36aおよび中央下ブロック38a、ならびに互いに対応する外側上ブロック36bおよび外側下ブロック38bを、それぞれ複数種類用意しておき、中央上ブロック36aおよび中央下ブロック38aの少なくとも一方を交換することにより、出口リングチャネル42を所望の開口幅に容易に設定し、また、外側上ブロック36bおよび外側下ブロック38bの少なくとも一方を交換することにより、分級リングチャネル40を所望の開口幅に容易に設定することができる。
図5に示す第2の実施形態に係るジェットミルは、先に図1〜図4に示した第1の実施形態に係るジェットミルに比較して、部品点数を大幅に減少させて製作を容易にするとともに、機能的には、先に示した第1の実施形態に係るジェットミルに匹敵する機能を有するものである。
また、本発明の第2の実施形態において、図6に示したように、粉砕の完了した微粉体製品をジェットミル本体の出口パイプ32から下方に取り出すように構成することも可能であり、この構成の方が以後の微粉体製品の取り扱いがやり易い場合もある。なお、図6に示すジェットミルは、図5に示すジェットミルの互いに対応する中央上ブロック36aと中央下ブロック38aとを上下入れ替えて、それぞれ中央下ブロック38cと中央上ブロック36cとして用いるものであるので、その詳細な説明は省略する。ここで、上部ブロック36は、中央上ブロック36cと外側上ブロック36bとによって、下部ブロック38は、中央下ブロック38cと外側下ブロック38bとによって構成され、中央下ブロック38cは、出口パイプ32と一体化され、中央部に出口パイプ32の先端部に相当する上端部39bを有し、中央上ブロック36cは、その中央部に、中央下ブロック38cの上端部39bに対応して出口リングチャネル42を形成するリング状凸部37bを有する。
もちろん、図2,図3に示した第1の実施形態の場合も同様であるが、さらに、この出口パイプ32は、下方に取り出した後、任意の方向に屈曲させることも可能である。
また、図7に示す本発明の第3の実施形態に係るジェットミルは、図3および図5に示す第1および第2の実施形態に係るジェットミルをさらに改良したもので、粉砕室および出口の空間を形成する部品点数をさらに減少させて製作を容易にするとともに、機能的には、図1〜図3、図5および図6に示す第1および第2の実施形態に係るジェットミルに匹敵する性能を有するものである。
図7に示す本発明の第3の実施形態のジェットミルは、その要部として、基本的に、粉砕室8の粉砕ゾーン26および分級ゾーン28、その間に設けられる分級リングチャネル40、出口の空間44、分級ゾーン28と出口の空間44の間に設けられる出口リングチャネル42を形成する円板状の底板46および天井板48と、粉砕ゾーン26の外側内周面を形成する粉砕リング50と、円板状の天井板48の中央の円状開口に接続され、底板46および天井板48とともに出口の空間44を形成する出口リング52とを備える。
本実施形態のジェットミルでは、粉砕ゾーン26は、半径方向に沿って一定の空洞幅を持つリング状の空洞となっており、分級ゾーン28は、外側から始めは中心に向かって空洞幅が漸増し、途中から空洞幅が一定である空洞となっている。なお、分級ゾーン28の一定の空洞幅は、粉砕ゾーン26の空洞幅よりも大きい。
また、本実施形態では、分級リングチャネル40および出口リングチャネル42は、図5に示すジェットミルと同様に、共に底板46および天井板48によって狭隘路として形成される。
すなわち、出口リングチャネル42は、天井板48に穿孔された中央開口に沿って底板46に向って形成されたリング状の凸部48aとこれに対応して底板46に形成されたリング状の凸部46aとの間の狭隘路として形成され、分級ゾーン28と出口の空間44とを分割する。一方、分級リングチャネル40は、底板46上に天井板48に向かってリング状の凸部46aの外側に形成されたリング状の凸部46bとこれに対応して天井板48に形成されたリング状の凸部48bとの間の狭隘路として形成され、粉砕ゾーン26と分級ゾーン28とを分割する。
ここで、本実施形態のジェットミルにおいては、底板46、天井板48、粉砕リング50、出口リング52、エアノズル6の先端および供給ノズル18は、被粉砕物が高速の空気流に乗って接触する、あるいは衝突するので、サイアロンなどのような硬質のセラミックスで作製される。
このため、本実施形態のジェットミルは、さらに、粉砕リング50を外側から支持する外壁支持リング54と、天井板48、粉砕リング50、外壁支持リング54および出口リング52を上側および外側から支持する上支持板56と、底板46、粉砕リング50および外壁支持リング54を下側から支持する底支持板58と、底支持板58をその下側から
支持し、ジェットミル本体を載置する本体架台60とを有する。
このほか、外壁支持リング54には、エアノズル6や、ロート16、供給ノズル18およびディフューザ20を備える供給口14などを有するのは、図1および図5等に示す第1および第2の実施形態と同じである。
なお、上支持板56は、天井板48、粉砕リング50および外壁支持リング54を上側から支持するドーナツ板部56aと、出口リング52を外側から支持する円筒部56bとを有している。
ここで、天井板48および上支持板56のドーナツ板部56aは、上板アセンブリ(図2の上板10参照)を構成し、底板46および底支持板58、あるいは、底板46、底支持板58および本体架台60は、底板アセンブリ(図2の下板12参照)を構成する。また、上支持板56の円筒部56bには、その上部に上パイプ62が接続され、出口リング52、円筒部56bおよび上パイプ62によって、出口パイプアセンブリ(図5の出口パイプ32参照)を構成する。
このように構成することにより、底板46、天井板48および出口リング52を容易に交換でき、分級リングチャネル40の開口幅、出口リングチャネル42の開口幅を調整することができ、また、分級リングチャネル40、出口リングチャネル42、粉砕ゾーン26および分級ゾーン28のサイズや位置を調整することができる。
なお、上記実施形態および実施例はいずれも本発明の一例を示したものであり、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜の変更または改良を行ってもよいことはいうまでもない。
本発明の一実施形態に係るジェットミルの構成を概念的に示す平面断面図である。 図1に示すジェットミルの側断面図である。 図1に示すジェットミルの具体的な構造の詳細例を示す側断面図である。 図1に示すジェットミルに用いられる出口リングチャネルの構成部材の別の構成例の要部を示す図で、図3中の円Aで囲んだ部分の詳細を示しており、(a)は断面図、(b)は斜視図である。 本発明の他の実施形態のジェットミルの改良された具体的な構造の一例を示す概念的側断面図である。 本発明の他の実施形態のジェットミルの改良された具体的な構造の他の一例を示す概念的側断面図である。 本発明のさらに他の実施形態のジェットミルの改良された具体的な構造の一例を示す概念的側断面図である。
符号の説明
2 ジェットミル本体
4 外壁
6 エアノズル
8 粉砕室
10 上板
12 下板
14 供給口
16 ロート
18 供給ノズル
20 ディフューザ
22,24 分級リング
23,40 分級リングチャネル(第1の狭隘路)
26 粉砕ゾーン
28 分級ゾーン
30,42 出口リングチャネル(第2の狭隘路)
32 出口パイプ
32a,37a,39b 突出部
32b 出口パイプ高さ調整用ねじ
34 円板
35 短円管
36 上部ブロック
37b,39a リング状凸部
38 下部ブロック
44 出口の空間
46 底板
46a,46b,48a,48b 凸部
48 天井板
50 粉砕リング
52 出口リング
54 外壁支持リング
56 上支持板
56a ドーナツ板部
56b 円筒部
58 底支持板
60 本体架台
62 上パイプ

Claims (11)

  1. 円盤状の空洞が形成されるジェットミル本体と、
    前記ジェットミル本体のリング状の外壁に前記円盤状の空洞の中心に対して傾斜して配置され、前記円盤状の空洞に高速の空気流を生じさせる複数のエアノズルと、
    前記ジェットミル本体の前記円盤状の空洞の略中央に配置される出口とを有し、
    前記円盤状の空洞は、
    前記外壁の内側に配置され、前記複数のエアノズルから供給される前記高速の空気流によって被粉砕物を粉砕するリング状の粉砕ゾーンと、
    前記粉砕ゾーンの内側に配置されるとともに前記出口の空間に連通し、前記粉砕ゾーンの内側に位置する、前記空気流によって被粉砕物を分級するリング状の分級ゾーンと、
    前記粉砕ゾーンと前記分級ゾーンとの間に配置され、前記粉砕ゾーンと前記分級ゾーンとを分割するとともに連通するリング状の第1の狭隘路を有することを特徴とするジェットミル。
  2. 前記ジェットミル本体は、略円板状の上ケーシングおよび下ケーシングと、前記上ケーシングと前記下ケーシングとの間に介挿される前記リング状の外壁とを備え、
    前記円盤状の空洞は、前記上ケーシングと前記下ケーシングとの間および前記リング状の外壁の内側に形成される内部空間である請求項1に記載のジェットミル。
  3. 前記リング状の第1の狭隘路は、前記円盤状の空洞の上面と下面との間に所定の間隔を隔てて形成されている請求項1または2に記載のジェットミル。
  4. 前記リング状の第1の狭隘路は、前記円盤状の空洞の半径方向の所定の位置において、前記空洞の互いに略平行な上面および下面に所定の間隔を隔ててそれぞれ取り付けられるリング状の障壁によって形成されるリング状のチャネルである請求項1〜3のいずれかに記載のジェットミル。
  5. 前記リング状の粉砕ゾーンは、前記円盤状の空洞の上面および下面が中心に向かって互いに漸近して、前記空洞が前記中心方向に向かって狭くなる内部空間であり、
    前記リング状の第1の狭隘路は、前記円盤状の空洞の半径方向の所定の位置において、所定の間隔を隔ててそれぞれ配置される前記空洞の上面および下面の突状部の間に形成されるリング状のチャネルである請求項1〜3のいずれかに記載のジェットミル。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のジェットミルであって、
    さらに、前記分級ゾーンとその内側に配置される前記出口との間に配置され、前記分級ゾーンと前記出口の空間とを分割するとともに連通するリング状の第2の狭隘路を有することを特徴とするジェットミル。
  7. 前記リング状の第2の狭隘路は、前記円盤状の空洞の上面と下面との間に所定の間隔を隔てて形成されている請求項6に記載のジェットミル。
  8. 前記出口は、前記ジェットミル本体の前記円盤状の空洞の略中央部に上側または下側に向かって配置された円筒状の出口管によって形成され、
    前記リング状の第2の狭隘路は、互いに所定の間隔を隔てて配置された、前記出口管の下端または上端の突出部と、前記空洞の略中央部の下面の上側または上面の下側に配置された円板または短円管形状の突出部との間に形成されるリング状のチャネルである請求項6または7に記載のジェットミル。
  9. 前記出口管は、前記ジェットミル本体に対して上下方向に移動可能であり、
    前記リング状の第2の狭隘路の間隔は、前記出口管を上下方向に移動させて、前記出口管の下端または上端の突出部を円板または短円管形状の突出部に対して近づけるまたは遠ざけることにより調節される請求項8に記載のジェットミル。
  10. 前記出口は、前記ジェットミル本体の前記円盤状の空洞の略中央部に上側または下に向かって配置された円筒状の出口管によって形成され、
    前記リング状の第2の狭隘路は、互いに所定の間隔を隔てて配置された、前記出口管の下端または上端の突出部と、前記空洞の略中央部の下面の上側または上面の下側に設けられるリング状の凸状部との間に形成されるリング状のチャネルである請求項6または7に記載のジェットミル。
  11. 前記出口管は、前記リング状の外壁とともに前記円盤状の空洞を形成する前記ジェットミル本体の上ケーシングおよび下ケーシングの一方と一体的に形成される請求項10に記載のジェットミル。
JP2004255528A 2003-09-05 2004-09-02 ジェットミル Expired - Lifetime JP4452587B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004255528A JP4452587B2 (ja) 2003-09-05 2004-09-02 ジェットミル

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003313624 2003-09-05
JP2003352312 2003-10-10
JP2004255528A JP4452587B2 (ja) 2003-09-05 2004-09-02 ジェットミル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005131633A JP2005131633A (ja) 2005-05-26
JP4452587B2 true JP4452587B2 (ja) 2010-04-21

Family

ID=34657703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004255528A Expired - Lifetime JP4452587B2 (ja) 2003-09-05 2004-09-02 ジェットミル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4452587B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4739877B2 (ja) * 2005-09-20 2011-08-03 株式会社日清製粉グループ本社 ジェットミル
JP4993684B2 (ja) * 2006-11-08 2012-08-08 日清エンジニアリング株式会社 散布用ジェットミル
JP5154103B2 (ja) * 2007-03-08 2013-02-27 キョーリンフード工業株式会社 ジェットミル及びその製造方法
JP4747130B2 (ja) * 2007-04-26 2011-08-17 株式会社日清製粉グループ本社 粉体分級装置
JP2009160506A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Suzuki Sangyo Kk 破砕装置及び汚泥処理システム
JP5090944B2 (ja) * 2008-01-30 2012-12-05 国立大学法人広島大学 分級機構を内蔵したジェットミル
KR101838769B1 (ko) 2011-02-28 2018-03-14 닛신 엔지니어링 가부시키가이샤 분체의 분쇄 방법
IT201600098452A1 (it) * 2016-09-30 2018-03-30 Micro Macinazione Sa Apparecchiatura per la micronizzazione di materiale polveroso con capacita’ di prevenire incrostazioni

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005131633A (ja) 2005-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101041275B1 (ko) 제트밀
JP3335312B2 (ja) ジェットミル
JP4452587B2 (ja) ジェットミル
US7364101B2 (en) Pulverizing apparatus and method for pulverizing
JP4739877B2 (ja) ジェットミル
KR20170055831A (ko) 하이브리드 제트밀
JPS62502953A (ja) 微細粉砕および/または極低温粉砕用ならびに好ましくは硬質材料、弾性材料および/または熱可塑性材料の表面処理用のエアジュット粉砕機
JP4747130B2 (ja) 粉体分級装置
JPH01215354A (ja) 粉砕およびコーティング装置
JP4709036B2 (ja) 粉粒体分配装置およびジェットミル
JP2003047880A (ja) 粉砕ノズル、補助粉砕ノズル、及びそれらを備えたジェットミル
JP2005118725A (ja) 粉砕ノズル、供給ノズル及びそれを備えたジェットミル、並びにそれを用いた砕料の粉砕方法
JPH06182242A (ja) 高速回転衝撃式粉砕機
JP5090944B2 (ja) 分級機構を内蔵したジェットミル
JP3872301B2 (ja) 粉砕装置及びトナーの製造装置
JPH02152559A (ja) 粉砕およびコーティング装置
JP2003117427A (ja) ジェットミル
KR20040073116A (ko) 복수개의 분쇄물 출구와 와류발생기를 갖는 유체에너지밀 분쇄장치 및 분쇄방법
JPH051073B2 (ja)
KR100595386B1 (ko) 분쇄노즐, 보조분쇄노즐 및 그것들을 구비한 제트밀
JPH0515802A (ja) 衝突式気流粉砕装置
JPS6317501B2 (ja)
JPH01207178A (ja) 気流分級機
KR100935694B1 (ko) 건식 분쇄기
JPH07289933A (ja) 粉砕装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090519

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4452587

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140205

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term