JP4452499B2 - 各光学精密要素用の層システムの製造方法及び装置 - Google Patents

各光学精密要素用の層システムの製造方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、光学精密構成要素用の層システムの製造方法および製造装置に関する。そのような層システムは、50回以上の多数頻度で交互に形成された高屈折光学作用層と低屈折光学作用層とからなる。各構成要素は、例えば、光データ伝送用のネットワーク内で、例えば、高密度波長分割マルチプレクサ(DWDM:Dense Wavelength Division Multiplexer)(WO01/04668)およびゲインフラットニングフィルタ(WO99/50978)での狭帯域フィルタとして使用される。
光学精密構成要素用の層システムは、各個別層の「光学的厚み」を非常に精確に保持する必要がある。この「光学的厚み」は、層の屈折率および幾何学的厚みによって決められる。典型的な許容偏差の要件は、0.1パーセントである。そのような層システムを、非常に高価なプロセス制御および測定技術を利用して、プラズマ支援の電子ビーム減衰によって形成することは公知である(Society of Vacuum Coaters 1998,Proc.41st Annual Technical Conference ISSN 0737−5921 p.217−219)。その際、許容偏差の要件は、基板の収容用に設けられた面の狭く限定された部分面にしか充足されない。達成された層特性の検査、および、許容偏差の要件を充足する、ばらばらの各構成要素の選択は、非常にコスト高である。
さらに、そのような層システムを、イオンビームスパッタリングによって形成することが可能である(Firmenschrift”Spector”,Firma Veeco, Fort Collins,Col.,USA,1999)。前述の方法よりも層特性の均一度が改善されたこと、および、従って、歩留まりが一層向上したことについて報告されている。しかし、この方法での0.2...0.3nm/sの低い析出速度の結果、同様に経済性は不十分である。
本発明の課題は、従来技術に較べて高い経済性によって際だっている、冒頭に記載したような析出方法および所属の装置を提供することにある。
本発明によると、この課題は、請求項1記載の各要件の方法によって解決される。この方法の別の有利な実施例は、請求項2から10に記載されている。方法を実施するための装置は、請求項11に記載されている。装置の別の実施例は、請求項12〜19に記載されている各要件を有している。
この方法は、高屈折および低屈折光学層の析出のために、反応性パルスマグネトロンスパッタリング(Sputtering,Sputtern)を利用し、その際、各基板は、少なくとも1つのパルスマグネトロンスパッタステーションに対して相対的に、均一なリニアな運動を行うことによって各個別高屈折または低屈折層を堆積するために、所定速度vで移動される。スパッタステーションには、金属の、または、酸素含有のターゲットが設けられており、このターゲットは、反応性の変換後、高屈折および低屈折層が形成される金属を含む。プロセスは、公知のようにして制御されて、反応性ガスを導入することによって、所謂「メタリックモード」から「リアクティブモード」に移行する際に生じて、「遷移モード」と呼ばれる安定状態に達する(S.Schiller,U.Heisig,Chr.Korndoerfer,G.Beister,J.Reschke,K.Steinfelder and J.Struempfel,Reactive d.c.high−rate sputtering as production technology,Surf.Coat.Technol.,33(1987)405)。
本発明によると、パルスマグネトロンスパッタステーションは、少なくとも、基板上に完全に層システムを形成する期間中、一定に保持されるターゲット被覆度、所謂作動点で駆動される。このパルスマグネトロンスパッタステーションは、パルスマグネトロンスパッタステーションの前にコーティングすべき基板がない時間部分内でも、一定出力で更に駆動され続ける。個別層の厚みは、基板が各パルスマグネトロンスパッタステーションの傍を通って案内される搬送速度を変えることによって調整される。
本発明によると、少なくとも、層システムの各個別層の1つに対して、複数のコーティングステップの後に初めて、個別層の所定の厚みが達成されるように堆積される。搬送速度vを適切に選択することによって、層厚の少なくとも50%、有利には、90%の層厚が堆積されるにすぎない。続いて、部分的にコーティングされた基板上で、光学的な精密測定が行われる。その際、透過及び/又は反射及び/又は偏光を求める公知の測定方法が利用される。そのようにして得られた測定値を所属の目標値と比較することによって、各々の個別層の精確な目標層厚が達成されるまで、残留層厚が算出され、他の搬送速度Vを設定するために使用される。この搬送速度は、複数の個別ステップから合成することができる後続のコーティング後、個別層の達成したい目標層厚、つまり、層システム全体の機能のために必要な、個別層の「光学的厚み」が精確に得られるように選定される。本発明では、2つ以上の部分層内でも個別層を堆積することができ、その際、多数回、光学的精密測定と、直ぐ次の部分層の堆積用の新たな搬送速度が決定される。測定された光学的量の各々の目標値および残りの残留層厚が、構成要素の得られた光学的特性の数値的なシミュレーションによって、または、場合によっては経験的なやり方で求められる。
個別層の析出を、測定技術により監視される複数の部分コーティングに分割することによって、所定層厚を精確に維持する際に明らかに改善することができる。それと同時に、コーティングプロセスが非常に安定し、その際、この非常に安定したコーティングプロセスは、途中で遮断されずに駆動されるパルスマグネトロンスパッタステーションによって達成され、1nm/s以上の経済的なコーティング速度でも、層特性を均一にすることができ、従来技術に較べて拡張した基板領域で、狭い許容偏差設定値を維持することができる。
パルスマグネトロンスパッタステーションを所謂ユニポーラモードで駆動すると有利である。そのために、公知のやり方で、直流電流パルスを個別マグネトロン源に供給し、このマグネトロン源は、所謂埋込(versteckten)アノードを用いて駆動される。(S.Schiller,K.Goedicke,J.Reschke,V.Kirchhoff,S.Schneider and F.Milde,Pulsed magnetron sputter technology,Surf.Coat.Technol.,61(1993)331)。別の有利な実施例では、パルスマグネトロンスパッタステーションは、所謂バイポーラモードで駆動される一対の個別マグネトロン源から構成されている(同書)。
層システムの光学特性の均一度を更に改善することができ、その際、リニアな運動に対して付加的に、コーティング期間中、基板面に対して垂直方向の軸を中心にして基板が回転する。
有利には、光学的な精密構成部品のコーティングの前に、各個別層のサンプルコーティングが行われる。光学的な特性量の位置分解測定によって、層特性の均一度、つまり、主として「光学的な厚み」が評価され、場合によっては、公知の手段を用いて、局所偏差が1%より小さい、有利には、0.1%よりも小さな値に迄改善される。そのような手段は、気体密度分布、絞りの形状の補正、マグネット源の磁場の補正、及び、他の手段の補正に関係している。
パルスマグネトロンスパッタステーションによって析出された部分層での多数回の光学的精密測定から、析出速度の変化傾向が求められ、後続のコーティング期間用の搬送速度を決める際に考慮されるようにすると、特に目的に適っている。
基板に、個別層のいくつかをコーティングした後、コーティングされていないテスト基板に個別層をコーティングして、その光学的な特性を測定し、そうして、搬送速度を決める際にその結果を考慮するようにすると、目的に適っている。個別層で、光学的な特性を測定する利点は、比較的高い測定精度によって達成されるのであり、層厚の、搬送速度への依存性を精確に較正することができる。
少なくとも2つの基板を同時にコーティングプロセスし、少なくとも2つのパルスマグネトロンスパッタステーションを同時に作動して、種々異なった材料をスパッタリングするようにすると、経済的且つ技術的な理由から特に有利である。その際、同じ時間に、高屈折層を一方の基板上、または、一方の基板群の上に析出し、低屈折層を他方の基板上、または他方の基板群の上に析出するとよい。基板のスループットの向上と、ターゲットの利用の改善の他に、この方法では、コーティングプロセスの安定性が明らかに向上する。と言うのは、塵埃の除かれた材料の大部分が基板上に析出され、従って、コーティング装置の内部部分に妨害となる層が形成されるのが低減されるからである。
本発明の、方法を実施するための装置は、少なくとも1つの基板を収容するために、少なくとも1つの、有利には、相互に接続可能な2つの、真空にすることができる真空コーティング室を有している。コーティング室が1つしか設けられない場合、コーティング室の形状、および、真空ポンプ並びに適切に部分的に分離された薄板の装置構成によって、パルスマグネトロンスパッタステーションが設けられている各領域間でのガス流を著しく減結合することができるようになる。パルスマグネトロンスパッタステーションは、公知のように構成されており、各々少なくとも1つのマグネトロン源、作業ガスおよび反応性ガスの供給および排出用の手段、供給されたガスの分圧及び/又はフローの測定および調整用手段、ならびに、電気エネルギの給電および調整用手段を有している。パルスマグネトロンスパッタステーション用の特に目的に適った構成手段は、例えば、ドイツ連邦共和国特許公開第19947935号公報に記載されている。マグネトロン源として、ターゲットに塵埃が戻って付着するゾーンを回避するために、ターゲットとマグネトロンマグネット装置との相対運動を含む装置が適している。
マグネトロン源には、ターゲットが装着されており、ターゲットは、有利には、高屈折層および低屈折層用の結合層が形成される金属を、元素の形式で、例えば、高屈折Ta層の製造用のタンタルと、低屈折SiO層の製造用のシリコンを含んでいる。更に、装置は、パルスマグネトロンスパッタステーションの他に、コーティング基板の1つまたは複数の光学的特性を精密測定するための手段が装着された、少なくとも1つの測定ステーションを有している。例えば、この測定ステーションは、赤外線波長領域内の単色光ビームで作動する透過フォトメータを有するようにしてもよい。装置のパルスマグネトロンスパッタステーションは、2つ、および、場合によっては複数の測定ステーションが相互に並んで同一平面内に配設されているように設けてもよい。この場合には、基板搬送用の手段は、装置全体を通って基板がリニアに移動することができるように構成されている。装置の大きさを小さくするためには、パルスマグネトロンスパッタステーションを上下に、または、並列して対向し合うように設けると、目的に適っている。この場合には、基板の移動は、部分的にしかリニアでなく、更に、基板搬送面をずらしたり、180°回転させたりする手段を有していてもよい。
装置は、更に、マグネトロン源に対して精確に間隔を維持して、パルスマグネトロンスパッタステーションの各々に対して相対的に基板をリニアに搬送する手段を有しており、その際、コーティング用の各パルスマグネトロンスパッタステーションの選択時にランダムな列が得られる。搬送装置は、基板の正確な調整用、および、基板のリニアな速度の測定用の手段が設けられている。
本発明の装置は、有利には、真空化、ガス供給および基板搬送に必要な手段、ならびに、基板の温度調節用の装置を備えた、基板の送給および搬出用の別の真空室を有している。この基板の温度調節用の装置によって、同一の凝縮条件を維持することができる。更に、有利な実施例では、各光学的特徴量の1つの、波長依存測定用手段、例えば、反射の測定用のスペクトロメータを備えている。
少なくともプロセスステーションの領域内での、基板のリニアな運動手段が、基板のほぼ垂直方向の位置にあるか、または、垂直方向位置から高々10°の偏差しか生じないようにすると、特に有利である。
特に有利には、加工し易いセラミック材料製の基板の収容および搬送用の基板坦体を備えた装置を装着し、基板坦体は、頑丈に形成されていて、基板を収容するために、凹部を有しており、この凹部は、基板坦体および基板は、コーティングすべき面上で平坦な面を形成するようにされている。有利には、基板坦体の無接触磁気案内用の手段付の保持部が接続されており、それにより、特に振動を生じないようにして搬送することができる。
実施例を用いて、本発明の方法、および、方法を実施するための装置について詳細に説明する。
所属の図面は、本発明の装置の断面平面図を示す。
装置は、真空コーティング室1を有している。2つの基板2′、2″は、真空コーティング室1内の、対向し合った2つのパルスマグネトロンスパッタステーション3′、3″の領域内でリニアに動くことができる。そのために、基板は20mm厚であって、ガラス製で、凹部が設けられた収容部(図示していない)内に入れられている。この収容部は、強磁性材料製のフレーム(図示していない)によって密閉されている。その都度、リニアな駆動部4′、4″により、所定の搬送速度でフレームを精確に移動することができるようになり、範囲0.3cm/s〜100cm/sで、精度10−3で調整することができる。収容部により、同時に、基板をほぼ垂直方向に位置付けることができる。フレーム用の無接触磁気ガイドによって、基板面に対して垂直方向に±180°の位置精度で案内することができる。パルスマグネトロンスパッタステーション3′、3″は、相互に対向し合っており、180°だけ回転して設けられている。両プロセスステーション間に、ガス密な分離壁が設けられており、この分離壁は、2つの真空ポンプ5′、5″の位置と、パルスマグネトロンスパッタステーションを通過する反応性ガス流をほぼ減結合するパルスマグネトロンスパッタステーション3′、3″は、各々2つの400×100mmの寸法の平坦な矩形状ターゲットの6′、6″、6″′、6″″を有しており、その際、一方のマグネトロン源6′、6″のターゲットは、高純度タンタル製であり、他方のマグネトロン源6″′、6″″のターゲットは、シリコン製である。パルスマグネトロンスパッタステーションは、作業ガスアルゴンと反応性ガス酸素との配分用の供給用システム(図示していない)、並びに、プラズマの光放出の測定に基づいてガス調整するための装置(図示していない)を有している。マグネトロン源の給電のために、電流給電部(図示していない)が使われ、この電流給電部は、50kHzの周波数でのバイポーラパルス状のエネルギを給電することができる。測定ステーションは、1520nmの波長で作動する透過性フォトメータを有している。基板収容用の搬送及び回転装置9により、一方のパルスマグネトロンスパッタステーション3′から他方のパルスマグネトロンスパッタステーション3″に基板を選択なしに搬送することができ、逆に、基板の送給および搬出に使われる真空室10に搬送することができる。真空室10は、更に、基板の温度調節用の装置を有している(図示していない)。
この方法は、本実施例では、狭帯域フィルタDWDMの製造のために、150×150nmの寸法の10nm厚コーティング用に使用される。アイソレートフィルタは、1.5×1.5×1mmの寸法を有している。層システムは、種々異なった光学厚の光学的に作用する120個の個別層を有している。層材料として、Ta及びSiOが選択される。
多重層システムの析出のために、先ず、パルスマグネトロンスパッタステーションが作動される。そのために、その都度150sccmのアルゴン流で、0.2Paのアルゴン圧が設定及び調整される。バイポーラの電流給電部は、8kWをタンタルターゲットのマグネトロン源に給電し、7kWをシリコンターゲットのマグネトロン源に給電する。反応性ガス流、つまり、酸素流の調整用の目標値を設定することによって、公知のように、両パルスマグネトロンスパッタステーション用の作動点が調整され、この作動点で、比較的高い析出速度と、Ta層及びSiO層の化学量論が達成される。パルスマグネトロンスパッタステーションは、続いて、テストコーティングによって制御され、その際、各テスト基板上に、Ta層及びSiO層が析出され、それから、析出速度が特定される。続いて、パルスマグネトロンスパッタステーションは、析出過程の全ての期間中、遮断せずにスイッチオンし続ける。パルスマグネトロンスパッタステーションは、調整回路と、ターゲット侵食の影響を補償するための特別なアルゴリズムを用いて、析出速度の長時間ドリフトが出来る限り僅かであるように作動される。
シミュレーション計算によって、多重層システムのデザインに合わされた、即ち、各個別層の個数及び目標層厚に合わされたセットの、透過用の目標値が、各個別層の堆積後に各所定波長で形成される。この波長は、製造し終わった多重層システムが高い透過度を有している波長に相応する。この実施例では、1520nmの波長が使われる。
真空室10を用いて、2つの基板を相次いで送給した後、先ず、パルスマグネトロンスパッタステーションを利用して、光学的精度測定の測定精度を改善する理由から、高屈折個別層と低屈折個別層の各反射防止コーティング層が、公知のようにして、基板の、後で裏面となる面上に堆積される。目標は、1520nmの波長領域内で、残留反射を、<0.1パーセントに低減することである。その後、両基板は、真空室10を用いて排出され、裏返しされ、再度供給され、その結果、多重層システムが堆積される必要がある基板が、活性ターゲット面の近傍を通過することができる。続いて、基板2′は、測定ステーション8′に配置され、裏面反射防止コーティングが設けられていない基板の透過度が、波長1520nmで測定される。パルスマグネトロンスパッタ3′用の析出速度の検出された値から、速度v′1.1が、パルスマグネトロンスパッタステーション3′が2回行ったり来たりして往復した後、第1の個別層のほぼ90%が堆積される。この堆積後、測定ステーション8′で、透過測定が行われる。目標値Sとの差からシミュレーションに相応して、明らかに大きな第2の速度v′2.1が特定され、その結果、パルスマグネトロンスパッタステーション3′の新たな2回の実行後、第1の個別層が、測定精度の範囲内で正確に達成される。
基板2′は、その後、第2の低屈折層の堆積用の回転装置9を用いて、第2のパルスマグネトロンスパッタステーション3″の前で形成される。同じ時間で、基板2″は、第1の高屈折層の堆積用に形成される。基板2′上への第1のSiO層の堆積は、第2のパルスマグネトロンスパッタステーション3″で、高屈折Ta層の前述のコーティングと技術的意味の上で同じやり方で行われる。この時間内に、基板2″に対して、基板2′の場合に既述したのと同様にして、搬送速度v″1.1=v′1.1で、第1の層の析出が行われる。一般的に、基板2′上で、各々、速度v′1.i及びv′2.iでのi番目の個別層のコーティング、及び、基板2″上で、速度v″1.i−1及びv″2.i−1で、i−1番目の個別層のコーティングがほぼ同時に行われる。速度v′2.i及びv″2.i−1は、各々、先行測定結果と、透過の算出された目標値との差、及び、それから導出された残留層厚とから、i番目の層を仕上げるために特定される。v2.i値から、各パルスマグネトロンスパッタステーションの1つで、析出速度の変化が検出されると、速度v1.iを、この傾向に応じて変えるようにしてもよい。回転装置9により、各基板が各々のパルスマグネトロンスパッタステーション及び測定ステーションで交互に形成され、同時に、両基板用の各個別層のコーティング期間中、区別する際に各基板の一方用の定位置として使われる。両基板上に全ての個別層を堆積した後、この基板は、個別に真空室10を用いて排出される。パルスマグネトロンスパッタステーションは、別の対の基板のコーティング用に準備状態となる。この場合、パルスマグネトロンスパッタステーションは、スイッチオフされない。
複数のλ/4層である各層の2つの基板上に、前述のように、層の積層を析出するのに必要な時間は、約9時間である。この時間の一部分は、基板の操作及び多数の測定のために必要である。コンピュータ支援により調整されたパルスマグネトロンスパッタプロセスの高い基本安定度、及び、析出プロセスを本発明のように実行することによって、機能上制約される許容偏差の設定を充足する光学精密構成素子の高い収量を達成することができる。
本発明の装置の断面平面図。

Claims (19)

  1. 基板上に、高屈折光学作用層と低屈折光学作用層とを交互に積層した積層体を有している光学精密構成要素用の層システムの製造方法において、
    一定保持された「遷移モード」での作動点で反応して駆動されるパルスマグネトロンスパッタステーションによって個別層を析出する際に、
    基板を所定の第1の搬送速度v1の線形運動によって、各パルスマグネトロンスパッタステーションの領域内かつその前方で通過させ、
    このとき前記各パルスマグネトロンスパッタステーションにはターゲット材料が配属されており、このターゲット材料から層が形成され、
    前記第1の搬送速度v1は、前記個別層の析出の際に、所定回数の通過後に、各層で目標層厚の少なくとも50%の厚みまで堆積されるように調整された搬送速度であり、
    その後、前記基板上で、部分層システムの透過及び/又は反射及び/又は偏光を光学精密測定し、
    該光学精密測定の結果を、各層が完全に析出された後に達成すべき前記透過及び/又は反射及び/又は偏光の目標値と比較し、
    該比較から、目標層厚になる迄に未だ残っている層厚を検出し、
    未だ不足している層厚に応じて、所定回数の通過後に前記目標層厚が達成されるように新たに第2の搬送速度v2を設定し、
    前記目標層厚に達される迄、層厚を新たに検出し、別の新たな搬送速度を設定し、
    少なくとも、前記積層体のすべての層が析出されるまで、パルスマグネトロンスパッタステーションをスイッチオフしない
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記2つの搬送速度(v1、v2)での各2回の通過後に目標層厚に達する請求項1記載の方法。
  3. 2回の通過後、目標層厚の少なくとも90%を析出するように第1の搬送速度v1を調整する請求項1又は2記載の方法。
  4. パルスマグネトロンスパッタ源として、埋込アノードを用い直流電流パルスのユニポーラ供給によって駆動される個別源を使う請求項1から3迄の何れか1記載の方法。
  5. パルスマグネトロンスパッタ源として、バイポーラに駆動される、対状駆動式のマグネトロンの2重装置を使う請求項1から3迄の何れか1記載の方法。
  6. 各基板を線形運動に対して付加的に、基板面に対して垂直方向に延在している軸を中心にして回転する請求項1から5迄の何れか1記載の方法。
  7. パルスマグネトロンスパッタステーションを、光学精密構成部品をコーティングする前に、個別層の堆積時に基板上の層特性の局所偏差が±1%よりも小さい程度に最適化する請求項1から6迄の何れか1記載の方法。
  8. 目標層厚の達成に必要な前記第2の搬送速度v2の評価によって、コーティングステーションの各々の平均析出速度のドリフトを検出し、前記第1の搬送速度v1の設定値の適合によって補償する請求項2から7迄の何れか1記載の方法。
  9. 複数の個別層堆積した後、基板コーティングを終了し、
    コーティング室内で形成されたテスト基板を個別層でコーティングし、
    該個別層の透過及び/又は反射及び/又は偏光を測定して、該透過及び/又は反射及び/又は偏光の目標値と比較し、
    検出された偏差から、層厚と搬送速度との関係性求め前記第1の搬送速度v1を補正する請求項1から8迄の何れか1記載の方法。
  10. 同時に少なくとも2つの基板をコーティングし、一方の前記基板上に高屈折層を堆積する間、他方の前記基板上に低屈折層を堆積し、逆に、一方の前記基板上に低屈折層を堆積する間、他方の前記基板上に高屈折層を堆積する請求項1から9迄の何れか1記載の方法。
  11. 少なくとも1つの基板(2)を収容するための、少なくとも1つの真空化可能な真空コーティング室(1)と、反応性パルスマグネトロンスパッタリング(Zerstaeubung)プロセスの実行用の位置的に相互に別個に設けられた少なくとも2つのパルスマグネトロンスパッタステーション(3′,3″)とを有しており、
    該パルスマグネトロンスパッタステーションには、少なくとも各々1つのマグネトロン源、作業ガスおよび反応ガスの供給および配分用手段、供給ガスの分圧及び/又は流れの測定および調整用手段、並びに、電気エネルギの供給および調整用手段が設けられており、少なくとも1つのパルスマグネトロンスパッタステーションの前記マグネトロン源には、光学低屈折層の析出用のターゲットが装着されており、前記マグネトロン源に対して所定の間隔でパルスマグネトロンスパッタステーションの各々に対して相対的に基板のリニアな運動を行うための手段、並びに、光学反射及び/又は光学透過及び/又は当該測定装置に対して所定の間隔で配置された基板の偏光の精密測定用の少なくとも1つの測定装置が設けられている請求項1記載の方法を実施するための装置。
  12. 測定装置は、単色光用の透過フォトメータを有する請求項11記載の装置。
  13. 装置は、基板の送給および搬出用の別の真空室を有している請求項11又は12記載の装置。
  14. 装置は、基板の温度調節用の装置を有している請求項11から13迄の何れか1記載の装置。
  15. 装置は、予め設定可能な波長領域内で、コーティング基板の透過、反射または偏光の各光学特性量の1つを波長に依存して測定するための装置を有している請求項11から14迄の何れか1記載の装置。
  16. 基板を線形運動するための手段が、垂直方向の基板位置または高々垂直方向の位置から10°の偏差が達成されるように構成されている請求項11から15迄の何れか1記載の装置。
  17. 基板の搬送のために、頑丈な基板坦体を有しており、該基板坦体は、加工可能なセラミック材料製であり、前記基板坦体は、前記基板と形状がほぼ一致するようにして当該基板を収容するための凹部を有している請求項11から16迄の何れか1記載の装置。
  18. 基板坦体の無接触磁気案内用の手段が設けられている請求項11から17迄の何れか1記載の装置。
  19. 基板の線形運動に対して付加的に、基板面に対して垂直方向の軸を中心にして前記基板を回転することができる手段が設けられている請求項11から18迄の何れか1記載の装置。
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