JP4451712B2 - データ転送装置、および転送異常状態検出方法。 - Google Patents

データ転送装置、および転送異常状態検出方法。 Download PDF

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Description

本発明はデータ通信システムに係り、さらに詳しくは例えばディジタルバスによって複数の機器が接続されたシステムにおいて、装置内部、相手装置、あるいはバスなどに障害が発生した場合に障害、すなわち異常状態を検出するための専用インタフェースを備え、異常状態を検出して必要な対策を実行することができるデータ転送装置、およびそのようなデータ転送における異常状態の検出方法に関する。
情報処理装置の間でデータを伝達したり共有する場合に、情報処理装置の間で相互にデータの受け渡しが行われるが、この場合何らかのインタフェースを採用してデータ受け渡しを実現することになる。
例えばパーソナルコンピュータの分野ではIEEE1394、USB、ハードディスクなどを接続するためのインタフェースであるアドバンスド・テクノロジー・アタッチメント(ATA)、パソコンなどにおけるバスの規格としてのペリフェラル・コンポーネント・インターコネクト(PCI)のようなインタフェースの規格が標準的に採用されており、それぞれの規格に適合する装置の間では規格に基づいて相互通信が実現されている。
一般に通信システムにおいて、相手装置が安定に動作している場合においても、自装置は高温やノイズなどの悪い環境の下で使用されることも想定される。当然逆のケースもある。通信システムにおいて要求される性能としては、転送スピード、転送効率などの他に装置の安定動作が重要である。特に重要なデータを転送する装置、あるいは過酷な条件において使用される装置に対しては、安定動作の必要性が大きい。
このような通信システムにおける安全性や故障検出などについて、次のような従来技術がある。
特開平10−224384号公報 「ディジタルバス故障検出装置」 特開2000−358040号公報 「通信網および通信装置」 特開2001−77881号公報 「パケット通信ネットワークシステム」 特開2002−300176号公報 「データ通信装置、データ通信方法、データ通信方法のプログラム及びデータ通信方法のプログラムを記録した記録媒体」
特許文献1には、ディジタルバスを通じて送られてくる映像信号や制御信号を読み取り、読み取った信号からデータの有無を検出し、データの無いときはLEDを点灯させることによって、ディジタルバスの故障を容易に認識できる故障検出装置が開示されている。
特許文献2には、ノード間のリンクを切断するスイッチ手段を設け、正常な接続関係を維持できないノードが存在するときには、故障箇所を迂回するルートをすみやかに形成する通信装置が開示されている。
特許文献3には、例えば移動機端末の異常状態が検出された場合に、基地局からのリセット要求データを検出してリセットを行うことによって自動的に、かつ通信を切断することなく復旧を行うことができるネットワークシステムが開示されている。
特許文献4には、静電気などによる外乱ノイズが混入した場合でも、バスに対する論理的な接続の切断を検出することによって、バスに対する論理的な接続の処理を実行する安定なデータ通信のための技術が開示されている。
しかしながらこのような従来技術においても、データ転送システムが異常動作を起こしたとき、それを自動的に復旧させることは多くの場合に困難であるという問題点があった。特に高速動作で複雑なプロトコルを要求される通信においては、ノイズの混入、瞬時電圧低下のような外部的な要因で誤動作が起こって通信が停止し、復旧が困難となることがあった。
IEEE1394、USBのような規格化された通信プロトコルが用いられる場合にも、接続相手側の通信装置の動作によっては想定外の状態に陥り、通信できなくなるという問題が起こっている。このような汎用バスにおいては相手装置との間でのデータ転送は保証されるべきであるが、現実には接続機器相互間の相性問題も発生している。
IEEE1394の規格では、陥った状況に対応して自動的にバスリセットを実行し、復帰を試みることもできるが、その実行条件は限定的であり、充分ではない。さらに頻繁にバスリセットが起こる状況下では、データ転送効率が著しく低下することになる。
またIEEE1394規格では、障害検出のために、標準インタフェースによって通信プロトコルを制御するプロトコルコントローラ内部のレジスタのリードを行うことも可能であるが、そのような動作を行うと、通常動作としてのデータ受信や割込み表示が阻害されることになる。また標準インタフェース機能を構成する回路自身がスタックした場合には、レジスタリードを行うことも不可能となる。
本発明の課題は、上述の問題点に鑑み、通信プロトコルを制御する回路の制御状態を監視する専用のインタフェースを設け、その専用インタフェースによって収集されたデータを用いて異常状態の検出、および異常状態からの復帰を可能とすることによって、異常状態からの復旧を自動的に行い、安定した通信を可能とすることである。
本発明において通信相手装置との間でのデータ転送を行うデータ転送装置は少なくともデータ収集手段と異常状態検出手段とを備える。
データ収集手段は、例えばプロトコルコントローラICの内部に備えられるインタフェース制御部であり、自装置内で通信プロトコルを制御する回路の制御状態を監視して該状態のデータを収集するものである。
異常状態検出手段は、例えば制御用ICの内部のインタフェース制御部と判定回路部とによって構成され、データ収集手段によって収集された状態データに基づいて、自装置の異常状態を検出するものである。
次に本発明においてデータ転送の異常状態を検出する計算機によって使用されるプログラムは、自装置内の通信プロトコルを制御する回路の制御状態を監視して該状態のデータを収集する手順と、該状態データに基づいてデータ転送の異常状態を検出する手順とを計算機に実行させるものであり、またこのプログラムを格納した計算機読出し可能可搬型記憶媒体が用いられる。
次に本発明のデータ転送異常状態検出方法においては、自装置内で通信プロトコルを制御する回路の制御状態を監視して、該状態のデータを収集し、該状態データに基づいてデータ転送の異常状態を検出する方法が用いられる。
以上のように、本発明においては例えばプロトコルコントローラICの内部の状態データのモニタによってデータ転送の異常状態が検出され、検出された異常状態に対応する対処方法が実行される。
本発明によれば、データ転送の異常状態を検出するための専用インタフェースを備えて、異常状態検出とそれに対応する対処方法を実行することによって、通信規格に対応する標準インタフェースの動作を妨げることなく、データ転送を安定的に行うことが可能となり、データ転送装置の実用性の向上に寄与するところが大きい。
図1は本発明におけるデータ転送システムの原理構成ブロック図である。同図において、データ転送装置1は通信相手装置2との間でのデータ転送を行うものであり、すくなくともデータ収集手段3と異常状態検出手段4とを備える。
データ収集手段3は、例えばプロトコルコントローラICの内部に備えられるインタフェース制御部であり、自装置内で通信プロトコルを制御する回路の制御状態を監視して該状態のデータを収集するものである。
異常状態検出手段4は、例えば制御用ICの内部のインタフェース制御部と判定回路部とによって構成され、データ収集手段3によって収集された状態データに基づいて、自装置の異常状態を検出するものである。
本発明においては、データ収集手段3が収集したデータを記憶する状態データ記憶手段、例えばマッピングブロックを備えることもでき、状態データ記憶手段は異常状態検出手段からのアドレスの指定に対応して状態データ記憶手段上で指定されたアドレスの状態データを異常状態検出手段4に与えると共に、データ収集手段がそのアドレス指定の入力信号から雑音成分を除去する雑音除去手段、例えばノイズ除去回路を備えることもできる。
また本発明においては、異常状態検出手段4がデータ収集手段3によって収集されたデータに対応する異常状態への対処方法を記憶する対処方法記憶手段、例えば状態判定テーブルをさらに備えることもできる。
この異常状態への対処方法の決定、およびその対処方法の実行に対する制御を行うソフトウェア手段をさらに備えることも、また異常状態検出手段4によって異常状態が検出されたとき、あらかじめ準備されている復帰試行手順に従って、順次復帰試行を実行する復帰試行手段、例えば制御ソフトウェアやデータベースに格納されているプログラムをさらに備えることもできる。
さらにこの復帰試行手段による復帰試行手順のすべてが実行された後に異常状態が解消されないとき、相手装置との通信を切断する通信切断手段をさらに備えることもでき、またこの通信切断状態を外部に通知する切断状態通知手段、例えばディスプレイ装置をさらに備えることもできる。
次に本発明において、データ収集手段3と異常状態検出手段4とはそれぞれ異なる半導体集積回路に備えられることも、あるいは1つの半導体集積回路内に備えられることもできる。
次に本発明においてデータ転送の異常状態を検出する計算機によって使用されるプログラムは、自装置内の通信プロトコルを制御する回路の制御状態を監視して該状態のデータを収集する手順と、該状態データに基づいてデータ転送の異常状態を検出する手順とを計算機に実行させるものであり、またこのプログラムを格納した計算機読出し可能可搬型記憶媒体が用いられる。
次に本発明のデータ転送異常状態検出方法においては、自装置内で通信プロトコルを制御する回路の制御状態を監視して、該状態のデータを収集し、該状態データに基づいてデータ転送の異常状態を検出する方法が用いられる。
この方法において、収集されたデータが格納されるレジスタの内容に基づいて異常状態の検出を行うことも、またこのレジスタのアドレスを指定する信号から雑音が除去された信号に基づいて、そのレジスタの内容を読み出して異常状態の検出を行うことも、さらに異常状態が検出されたとき、収集されたデータに対応して異常状態への対処方法が格納されたテーブルを参照して異常状態への対処方法を決定することもできる。
以上のように本発明によれば、例えば通信プロトコルを制御するLSIの内部の状態データのモニタによってデータ転送の異常状態が検出され、その異常状態に対応する対処方法を実行することによって安定な通信が可能となる。異常状態、すなわち通信障害の原因は多種多様であるが、電気的特性の不一致、故障、ノイズ、温度などの条件によって異常状態の解消が不可能である場合を除き、通信再開を目指して異常状態に対応する対処方法が実行される。
図2は本発明におけるデータ転送装置の異常検出方法が用いられるデータ転送システムの全体構成ブロック図である。同図において本発明が対象とするデータ転送装置10は、相手装置11との間で、例えば通信ケーブル12によって接続される。なおこの接続が無線によって行われても良いことは当然である。
データ転送装置10の内部には、通信プロトコルの制御を行うプロトコルコントローラIC15、データ転送装置10の全体を制御するための制御用IC16、制御のためのソフトウェア17、およびディスプレイ装置18を備えている。
本実施形態においては、プロトコルコントローラIC15と制御用IC16のそれぞれの内部に、通信プロトコルを制御する回路の制御状態を監視して、その制御状態のデータを収集する部分と、その状態データに基づいて装置の異常状態を検出し、必要に応じて対策を実行する部分とが分離して備えられるが、点線で示すように、プロトコルコントローラIC15と制御用IC16とを1つのICによって構成することによって、これらデータ収集を行う部分と、異常状態の検出とそれに対する対策の実行を行う部分を1つのICの中に備えることも当然可能である。
図3は、図2におけるプロトコルコントローラIC15と制御用IC16の構成、および両者の接続関係の説明図である。同図においてまずプロトコルコントローラIC15の内部には、例えばIEEE1394バスにおける標準インタフェースに加えて、通信プロトコルを制御する回路などの制御状態を監視して、その状態のデータを収集するためのインタフェース制御部21が備えられる
制御用IC16の内部には、プロトコルコントローラIC15側のインタフェース制御部21に接続され、共に誤動作検出専用インタフェースを構成するインタフェース制御部22、インタフェース制御部22から出力されるデータに基づいて自装置の異常状態を判定する判定回路部23、判定回路部23の出力に対応して異常状態に対する対策を実行する対策実行部24を備えており、対策実行部24は後述するように、例えばプロトコルコントローラIC15に対して必要に応じてリセットを行う。なお判定回路部23は、インタフェース制御部22から与えられるデータ、すなわち制御状態のデータに対応して異常状態の種類などを判定するための状態判定テーブル25を備えている。
図4は図3のプロトコルコントローラIC15の内部で状態データの収集を行うマッピングブロック30、およびシリアルI/F制御部31を含むモニタ回路の構成図である。同図において、マッピングブロック30とシリアルI/F制御部31とが図3のインタフェース制御部21に相当する。
図4のモニタ回路において、例えば図2の相手装置11側からのバイアス信号を検出するためのバイアスコンパレータ27、相手装置11側との接続状態(コネクト信号)を検出するためのコネクトコンパレータ28、後述するように各種の状態遷移マシンに対応するステートマシンを構成するF/F群などの回路素子29などから、マッピングブロック30に各種の制御状態データが集められる。
シリアルI/F制御部31は、図3の制御用IC16内のインタフェース制御部22からの制御信号の入力に対応して、マッピングブロック30のデータを読み取り、それをインタフェース制御部22に対して返すものである。
図5はシリアルI/F制御部31の詳細構成を示す。制御用IC16のインタフェース制御部22側からは、制御信号としてクロック信号SCKIN、マッピングブロック30における表示マップのレジスタアドレスを与える信号SIN、および信号SINがアドレスであることを示すアドレスイネーブル信号SAEがシリアルI/F制御部31に与えられる。
図5においてシリアルI/F制御部31は、入力クロック信号SCKIN入力から、また入力信号SINとSAEとのそれぞれからノイズを除去するノイズ除去回路37、これらのノイズ除去結果の信号に対応して、マッピングブロック30に対して11ビット幅のレジスタアドレスを与えるシリアル−パラレル変換器35、マッピングブロック30から読み出されたレジスタデータ8ビットをシリアル信号に変換して、信号SOUTとして制御用IC16のインタフェース制御部22に返すパラレル−シリアル変換器36、プロトコルコントローラIC15側のクロックであり、制御用IC16側から与えられるクロックSCKINと同期していないRegCLKと、アドレスイネーブル信号SAEとを同期させて、パラレル−シリアル変換器36のデータロード端子(LD)に与える同期化回路39によって構成されている。
図6は図5のシリアルI/F制御部の動作を示すタイミングチャートである。同図において、制御信号としてのSAEがHの区間において入力クロックSCKINの、例えば立ち下がりのエッジに同期して、入力信号SINとしてのマッピングブロック30に対するレジスタアドレス11ビットが次々と与えられ、そのアドレス11ビットがシリアル−パラレル変換器35によって11ビット幅のレジスタアドレスに変換され、マッピングブロック30に与えられる。
図6のタイミングチャートの後半において、マッピングブロック30からレジスタデータ8ビットが読み出され、そのデータはパラレル−シリアル変換器36によってシリアル信号に変換され、クロック信号SCKINの、例えば立ち上がりエッジに同期して、1ビットずつ信号SOUTとして制御用IC16側のインタフェース制御部22に対して出力される。このときパラレル−シリアル変換器36に対するパラレル信号のロードでは、制御信号の内のアドレスイネーブル信号SAEが同期化回路39によってRegCLKと同期化されて、変換器36のデータロード端子LDに与えられることによってデータの取り込みが行われる。
図7は図4におけるマッピングブロック30の内容としてのマップの具体例である。同図において0から7、実際には11ビットのレジスタアドレスに対応して8ビットのレジスタデータがそれぞれ格納されている。ここでレジスタアドレス0には前述のバイアス信号、およびコネクト信号の状態を表すフラグや、受信状態(RX)にあるか、送信状態(TX)にあるかを示すフラグなどが格納され、レジスタアドレス1以降には後述するような各種のステートマシンに対応するデータが格納されている。
図8は図5の同期化回路39の詳細構成図である。同図において同期化回路39は、3段のDフリップフロップ41、42、43とANDゲート44によって構成されている。同図において1段目のデータフリップフロップ41によって、図3の制御用IC16の内部のインタフェース制御部22から出力される制御信号の1つであるアドレスイネーブル信号(SAE)の立下りがレジスタクロック(RegCLK)の、例えば立ち上がりエッジで検出され、その1クロック後に2段目のデータフリップフロップ42のNot Q(図中ではQバー)出力がHとなり、またこの時点で3段目のデータフリップフロップ43のQ出力はHとなっており、その結果ANDゲート44の出力はHとなり、図5のパラレル−シリアル変換器36のデータロード端子LDへの入力がHとなり、データ入力(DI)端子に与えられる8ビットパラレルデータとしてのレジスタデータがパラレル−シリアル変換器36に取り込まれる。
図9、図10は、図5におけるノイズ除去回路の構成図である。図9は入力信号からノイズを除去する除去回路37の構成を示す。この除去回路37は、特に図5のパラレル−シリアル変換器36の出力信号としてのSOUT、すなわち図6において信号SAEがLとなった後に出力される8ビットのそれぞれのデータが、クロックSCKINの立ち上がりエッジに同期して出力されることから、このクロックの立ち上がりエッジに影響を与えるノイズとしての正方向パルスおよび、負方向パルスを入力クロック信号SCKINから除去するものである。
すなわちORゲート44の一方の入力には入力信号がそのまま与えられるが、他方の入力端子に対してはディレイ素子45が複数段接続され、入力信号が複数段のディレイ素子を介して入力されることによって、一定時間より短いパルス幅の負方向パルスがORゲート44の出力から除去されることになる。同様にANDゲート46の一方の入力には、ORゲート44の出力信号がそのまま与えられるが、他方の入力端子に対してはディレイ素子47が複数段接続されることから、一定時間より短いパルス幅の正方向パルスがANDゲート46の出力から除去される事になる。ディレイ素子45、47の段数は除去すべきパルスの幅に応じて調整される。
図10は、ノイズ除去回路37の異なる構成例である。同図において、入力信号を複数段のディレイ素子48を介して出力することによって、一定時間より短いパルス幅の両極性のパルス、すなわち正方向パルスと負方向パルスとの両方が除去される。ディレイ素子48が理想的な遅延素子である場合には、出力信号は入力信号よりある一定時間だけ遅れるだけであるが、実際の遅延素子48を通過することにより入力パルスの立ち上がり速度と立ち下り速度が小さくなり、波形がなまることによって、複数段のディレイ素子48を通過した後には、パルス性はほとんど除去され、単に入力信号のレベルがわずかに変化する程度となり、ノイズとしての影響は除去される。
本実施形態では、前述のように図3の状態判定テーブル25の内容によって、プロトコルコントローラIC15側から送られたデータを用いて障害(異常)状態の判定が行われるが、この判定と障害状態に対する対策決定の処理を実施例1として、図11から図14を用いて説明する。
図11は実施例1における障害(異常状態)検出処理のフローチャートである。実施例1においては、図7で説明したマッピングブロック内の表示マップから、レジスタアドレスに対応してレジスタデータの内容が読み出され、障害の検出処理が行われる。まずステップS1でアドレス2のステートマシンAのデータが読み出され、ステップS2でアドレス4のステートマシンCのデータが読み出される。
図12、および図13は、このステートマシンAとステートマシンCにおける状態遷移の説明図である。ステートマシンAでは、図12に示されるようにステートaからステートb、ステートcの順序で状態遷移が行われ、ステートcが完了状態を示す。
図13のステートマシンCでは、基本的にはステートa、ステートb、ステートa、ステートb..の順序で状態遷移が行われる。図12のステートマシンAとの間の関係としてはステートマシンAが完了状態、すなわちステートcの状態に達した後にステートマシンCが動作するものと定義されているとすると、ステートマシンAが完了状態となっていないときにステートCのステートマシンが動作している場合には、何らかの異常状態が生じているものと判定される。
図14は、このような異常状態を検出するために、図3の制御用IC16の判定回路部23に備えられる状態判定テーブル25の格納内容の例である。同図のテーブルの第1行目に、状態0としてステートマシンAが完了していない状態(not Complete)であるときにステートマシンCが動作状態(Active)となっている状態は異常状態であり、その状態に対する処置としてハードリセットが行われるべきことが格納されている。
図11のステップS3で、すでに読み出されたデータの内容が状態判定テーブル25と照合され、ステップS4でエラー、すなわち障害と判定されたか否かによって、判定された場合にはステップS5でハードリセットなどの対策が確定され、ステップS6でその対策が実行されて、再びステップS1に戻り、状態データの監視が行われる。ステップS4で状態判定テーブルの内容によってエラーと判定されない場合にも、ステップS1に戻り、状態データの監視が行われる。ここで状態判定テーブル25の内容によってエラーと判定されない場合にも、完全に正常状態と判定することは必ずしもできないのは当然である。
なおここでは、図12のステートマシンAと、図13のステートマシンCにおける状態の組合せによって異常状態を検出するものとしたが、同様の方法は、例えばステートマシンの状態の組合せにおいて物理リンクインタフェースのステートマシンが受信であり、IEEE1394バスを管理するステートマシンが送信であるような場合には、設計上有り得ないステートの組合せとなり、例えば物理リンク標準インタフェースのスタックと判断され、リセットが実行される。
図15はIEEE1394規格におけるポートステートマシン上でのP5スタック問題に対応する障害検出処理としての実施例2における処理のフローチャートである。この障害はケーブルの抜き差しを行った場合に、互いに相手側の装置を認識できない障害状態である。相手装置との間で相手側のバイアス電圧が検出できない状況となり、ケーブルが接続されていても通信が不可能となる。図15はP5スタック問題検出処理のフローチャートである。
図15において処理が開始されると、まずステップS10でポートステートマシンの状態がP5のステートであるか否かが判定され、P5ステートである場合には、ステップS11で相手装置とのコネクションがあるか否かが、例えば図4におけるコンパレータ28の出力に対応して判定される。コネクションがある場合には、ステップS12で図4のバイアスコンパレータ27の出力によって相手装置からのバイアス電圧があるか否かが判定され、ない場合にはステップS13でP5スタック問題と判定され、ステップS14でリセット(ソフトウェアリセット、またはハードウェアリセット)が対策として実行されてスタートに戻ることになる。なおステップS10、S11、およびS12における判定結果がNoである場合にも処理はスタートに戻る。
次に本実施形態では障害(異常)状態が検出されたとき、あらかじめ準備されている復帰試行手順にしたがって順次復帰試行を実行するものとする。図16は、そのような復帰試行手順として通信速度を低下させる、実施例3としての復帰試行手順の処理フローチャートである。例えば粗悪ケーブルの使用によるデータの劣化、通信スピード信号の誤検出、ノイズの影響、PLLの精度不足など、外的な要因で通信が阻害されている場合には、リセットによる復帰を果たしても同じような障害に陥る可能性が高い。このような状況を改善するためには、通信速度などの条件を変えることが適切である。例えば相手装置側にパケットを送信しても、そのパケットに対応するレスポンスとしてのパケットを受信することができない場合などには、図16のフローチャートの手順に従って復帰試行を繰り返すことによって問題が解消する可能性がある。このように相手側からのレスポンスを必要とするパケットとしては、IEEE1394規格におけるピングパケット、リモートアクセスパケット、およびリードリクエストパケットなどがある。
図16において処理が開始されると、まずステップS20でS400、すなわち400MHzの転送速度でパケットが送信され、ステップS21でレスポンスが確認され、正しいレスポンスが得られた場合には、ステップS22で問題なしと判定される。
ステップS21でレスポンスが確認されない場合には、ステップS23でS200、すなわち200MHzの転送速度でパケットが送信され、ステップS24でレスポンスの確認が行われ、正しく確認が行われた場合にはステップS25でS400でのパケット転送が禁止される。
ステップS24でレスポンスが確認できない場合には、ステップS26でS100、すなわち100MHzの転送速度でパケット送信が行われ、ステップS27でレスポンスの確認が行われ、確認された場合には、ステップS28でS400、およびS200でのパケット転送が禁止される。ステップS27でレスポンスが確認できない場合には、ステップS29で通信継続が断念される。
図16のステップS27でレスポンスが確認できない場合には通信継続が断念されるが、このような場合には図3の制御用IC16が自装置内のプロトコルコントローラIC15の動作を電源OFF、あるいは継続的リセットによって停止させる。
図17は、このように異常状態から抜けられないデータ転送装置が自装置をネットワークから切断する実施例4の説明図である。IEEE1394規格では、バスに複数のデータ転送装置が接続可能であるが、異常状態から抜けられないデータ転送装置は全体の通信を阻害する可能性がある。自装置をネットワークから切断することによって、ネットワークに残された他のデータ転送装置の間での通信を復帰させることが可能となる。
図17において、異常状態から抜けられないデータ転送装置Aは、自装置をネットワークから切断することによってネットワークに残されるデータ転送装置、すなわち装置C、D、E、F、およびGが接続されたネットワークによって正常な通信が再開される。
このような場合、装置Aにおける制御用IC16がユーザや上位のシステムに対し、アラームを発生することによって、例えばユーザに対してさらなる対策の実行が促される。このようなアラームとしては、LED表示や、図2のディスプレイ装置18におけるメッセージ表示などが可能であり、ユーザは、例えばケーブルの交換、他の装置の点検、ノイズ対策や温度対策などを取ることによって装置Aの使用再開を図ることができる。
以上のように本発明によれば、ノイズなどの外的要因や個別の通信装置の不具合などの通信障害を検出して装置を復帰させ、通信を安定的に継続することが可能となる。ノイズなどに起因する一時的な障害でなく、相手装置の故障などのために異常状態が解消しない場合には、異常が検出されたポートを無効化したりすることも可能である。このような場合には、異常状態の発生した通信装置をネットワークから排除することによって、残された装置の間の通信を復旧させることも可能となる。
例えば自動車のエンジン周辺など、通信装置が高温でノイズにさらされるような環境において使用される場合、通信の破綻も懸念されるが、通信システム自身で対策を実行することが可能となる。また例えば論理的なある条件で論理的な不具合、すなわちバグによるスタックが起こった場合にもリカバリィが可能となる。
将来的な問題としては、未知の接続相手との間で発生する問題点に対応してハードウェアでの対策が必要となる場合でも、内部に適切なモニタ機能を持たせることによって、原因特定と対策実行をファームウェアのレベルで行うことも考えられる。
以上において本発明のデータ転送装置および転送異常状態検出方法についてその詳細を説明したが、このデータ転送装置は当然一般的なコンピュータをその基本的要素として構成することが可能である。図18はそのようなコンピュータ、すなわちハードウェア環境の構成ブロック図である。
図18においてコンピュータシステムは中央処理装置(CPU)60、リードオンリメモリ(ROM)61、ランダムアクセスメモリ(RAM)62、通信インタフェース63、記憶装置64、入出力装置65、可搬型記憶媒体の読取り装置66、およびこれらの全てが接続されたバス67によって構成されている。
記憶装置64としてはハードディスク、磁気ディスクなど様々な形式の記憶装置を使用することができ、このような記憶装置64、またはROM61に図11、図15、図16などのフローチャートに示されたプログラムや、本発明の特許請求の範囲の請求項9のプログラムなどが格納され、そのようなプログラムがCPU60によって実行されることにより、本実施形態におけるデータ転送装置自体の障害検出や相手装置との間のデータ転送異常状態の検出などが可能となる。
このようなプログラムは、プログラム提供者68からネットワーク69、および通信インタフェース63を介して、例えば記憶装置64に格納されることも、また市販され、流通している可搬型記憶媒体70に格納され、読取り装置66にセットされて、CPU60によって実行されることも可能である。可搬型記憶媒体70としてはCD−ROM、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、DVDなど様々な形式の記憶媒体を使用することができ、このような記憶媒体に格納されたプログラムが読取り装置66によって読取られることにより、本実施形態におけるデータ転送装置の障害検出などが可能となる。
(付記1) 通信相手装置との間でデータ転送を行う装置であって、
自装置内で通信プロトコルを制御する回路の制御状態を監視して、該状態のデータを収集するデータ収集手段と、
該収集された状態データに基づいて、データ転送の異常状態を検出する異常状態検出手段とを備えることを特徴とするデータ転送装置。
(付記2) 前記データ収集手段が、前記収集したデータを記憶する状態データ記憶手段をさらに備えることを特徴とする付記1記載のデータ転送装置。
(付記3) 前記データ収集手段が、前記異常状態検出手段からのアドレス指定の入力に対応して、前記状態データ記憶手段上で指定されたアドレスの状態データを該異常状態検出手段に与えると共に、
該データ収集手段が、該アドレス指定の入力信号から雑音成分を除去する雑音除去手段をさらに備えることを特徴とする付記2記載のデータ転送装置。
(付記4) 前記異常状態検出手段が、前記データ収集手段によって収集されたデータに対応して異常状態への対処方法を記憶する対処方法記憶手段をさらに備えることを特徴とする付記1記載のデータ転送装置。
(付記5) 前記異常状態への対処方法の決定、および該対処方法の実行に対する制御を行うソフトウェア手段をさらに備えることを特徴とする付記4記載のデータ転送装置。
(付記6) 前記異常状態検出手段によって異常状態が検出されたとき、あらかじめ準備されている復帰試行手順に従って、順次復帰試行を実行する復帰試行手段をさらに備えることを特徴とする付記1記載のデータ転送装置。
(付記7) 前記復帰試行手段によって前記復帰試行手順のすべてが実行された後に異常状態が解消されないとき、前記相手装置との通信を切断する通信切断手段をさらに備えることを特徴とする付記6記載のデータ転送装置。
(付記8) 前記通信相手装置との通信切断状態を外部に通知する切断状態通知手段をさらに備えることを特徴とする付記7記載のデータ転送装置。
(付記9) 前記データ転送装置において、
前記データ収集手段と前記異常状態検出手段とが、それぞれ異なる半導体集積回路に備えられることを特徴とする付記1記載のデータ転送装置。
(付記10) 通信相手装置との間でデータ転送を行う装置内でデータ転送の異常状態を検出する計算機によって使用されるプログラムであって、
自装置内で通信プロトコルを制御する回路の制御状態を監視して、該状態のデータを収集する手順と、
該状態データに基づいて、データ転送の異常状態を検出する手順とを計算機に実行させるためのプログラム。
(付記11) 通信相手装置との間でデータ転送を行う装置内でデータ転送の異常状態を検出する計算機によって使用される記憶媒体であって、
自装置内で通信プロトコルを制御する回路の制御状態を監視して、該状態のデータを収集するステップと、
該状態データに基づいて、データ転送の異常状態を検出するステップとを計算機に実行させるためのプログラムを格納した計算機読出し可能可搬型記憶媒体。
(付記12) 通信相手装置との間で行われるデータ転送の異常状態を検出する方法であって、
自装置内で通信プロトコルを制御する回路の制御状態を監視して、該状態のデータを収集し、
該収集された状態データに基づいて、データ転送の異常状態を検出することを特徴とするデータ転送異常状態検出方法。
(付記13) 前記異常状態の検出において、前記収集されたデータが格納されるレジスタの内容に基づいて異常状態の検出を行うことを特徴とする付記12記載のデータ転送異常状態検出方法。
(付記14) 前記異常状態の検出において、前記レジスタのアドレスを指定する信号から雑音が除去された信号に基づいて、該レジスタの内容を読み出し、異常状態の検出を行うことを特徴とする付記13記載のデータ転送異常状態検出方法。
(付記15) 前記異常状態が検出されたとき、前記収集されたデータに対応して、該異常状態への対処方法が格納されたテーブルを参照して、異常状態への対処方法を決定することを特徴とする付記12記載のデータ転送異常状態検出方法。
本発明におけるデータ転送システムの原理構成ブロック図である。 本実施形態におけるデータ転送装置の構成を示すブロック図である。 図2におけるプロトコルコントローラICと制御用ICとの構成を示すブロック図である。 プロトコルコントローラIC内部で状態データの収集を行うモニタ回路の説明図である。 図4におけるシリアルインタフェース制御部の詳細構成を示すブロック図である。 図5の回路の動作を説明するタイミングチャートである。 図4におけるマッピングブロックの表示マップの説明図である。 図5における同期化回路の詳細構成を示す図である。 図5におけるノイズ除去回路の構成例を示す図である。 図5におけるノイズ除去回路の異なる構成例を示す図である。 実施例1における処理のフローチャートである。 図11の処理に関係するステートマシンAの状態遷移図である。 図11の処理に関係するステートマシンCの状態遷移図である。 図11の処理で用いられる状態判定テーブルの格納内容の例である。 実施例2における処理のフローチャートである。 実施例3における処理のフローチャートである。 実施例4におけるネットワークの切断を説明する図である。 本発明を実現するためのプログラムのコンピュータへのローディングを説明する図である。
符号の説明
1、10 データ転送装置
2、11 相手装置
3 データ収集手段
4 異常状態検出手段
15 プロトコルコントローラIC
16 制御用IC
17 制御ソフトウェア
18 ディスプレイ装置
21、22 インタフェース制御部
23 判定回路部
24 対策実行部
25 状態判定テーブル
27、28 コンパレータ
29、41、42、43 フリップフロップ
30 マッピングブロック
31 シリアルインタフェース制御部
35 シリアル−パラレル変換器
36 パラレル−シリアル変換器
37 ノイズ除去回路
39 同期化回路
44 ORゲート
46 ANDゲート
45、47、48 ディレイ素子
60 CPU
61 リードオンリメモリ(ROM)
62 ランダムアクセスメモリ(RAM)
63 通信インタフェース
64 記憶装置
65 入出力装置
66 読み取り装置
67 バス
68 プログラム提供者
69 ネットワーク
70 可搬型記憶媒体

Claims (12)

  1. 通信相手装置との間でデータ転送を行う装置であって、
    自装置内通信プロトコルを制御する回路の制御状態を監視して、該制御状態に関するデータを収集するデータ収集手段と、
    集された該制御状態に関する該データに基づいて、自装置の異常状態を検出する異常状態検出手段とを備えることを特徴とするデータ転送装置。
  2. 前記データ収集手段が、前記収集したデータを記憶する状態データ記憶手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のデータ転送装置。
  3. 前記データ収集手段が、前記異常状態検出手段からのアドレス指定の入力に対応して、前記状態データ記憶手段上で指定されたアドレスの状態データを該異常状態検出手段に与えると共に、
    該データ収集手段が、該アドレス指定の入力信号から雑音成分を除去する雑音除去手段をさらに備えることを特徴とする請求項2記載のデータ転送装置。
  4. 前記異常状態検出手段が、前記データ収集手段によって収集されたデータに対応して異常状態への対処方法を記憶する対処方法記憶手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のデータ転送装置。
  5. 前記異常状態への対処方法の決定、および該対処方法の実行に対する制御を行うソフトウェア手段をさらに備えることを特徴とする請求項4記載のデータ転送装置。
  6. 前記異常状態検出手段によって異常状態が検出されたとき、あらかじめ準備されている復帰試行手順に従って、順次復帰試行を実行する復帰試行手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載のデータ転送装置。
  7. 前記復帰試行手段によって前記復帰試行手順のすべてが実行された後に異常状態が解消されないとき、前記相手装置との通信を切断する通信切断手段をさらに備えることを特徴とする請求項6記載のデータ転送装置。
  8. 通信相手装置との間で行われるデータ転送の異常状態を検出する方法であって、
    自装置内通信プロトコルを制御する回路の制御状態を監視して、該制御状態に関するデータを収集し、
    集された該制御状態に関する該データに基づいて、自装置の異常状態を検出することを特徴とするデータ転送異常状態検出方法。
  9. 通信相手装置との間でデータ転送を行う装置内でデータ転送の異常状態を検出する計算機によって使用されるプログラムであって、
    自装置内通信プロトコルを制御する回路の制御状態を監視して、該制御状態に関するデータを収集する手順と、
    制御状態に関する該データに基づいて、自装置の異常状態を検出する手順とを計算機に実行させるためのプログラム。
  10. 通信相手装置との間でデータ転送を行う装置内でデータ転送の異常状態を検出する計算機によって使用される記憶媒体であって、
    自装置内通信プロトコルを制御する回路の制御状態を監視して、該制御状態に関するデータを収集するステップと、
    制御状態に関する該データに基づいて、自装置の異常状態を検出するステップとを計算機に実行させるためのプログラムを格納した計算機読出し可能可搬型記憶媒体。
  11. 前記異常状態検出手段は、前記自装置からのデータ転送に関する異常状態を検出することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載のデータ転送装置。
  12. 前記異常状態への対処方法を決定して実行し、前記異常状態から復帰できない場合には自装置をネットワークから切り離す制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4、6、7および11のいずれか1つに記載のデータ転送装置。
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