JP4450503B2 - 製品ガスのバックアップ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガス製造装置より使用者側へと製品ガスを供給するメイン供給路に対して、異常時などにバックアップ経路から製品ガスを別途供給する製品ガスのバックアップ装置に関し、特に精留塔を利用した各種ガスの製造装置に対して有用である。
【0002】
【従来の技術】
従来より、精留塔を利用した各種ガスの製造方法(深冷分離)が知られているが、製造設備を需要者の敷地内に設置し(オンサイト)、常時、製造される製品ガスを使用する使用形態がとられることがある。この形態では、製造装置が停電等のトラブルで停止した場合、直ちにバックアップ装置による供給に切り換える必要がある。当該バックアップ装置を備えたガス製造装置としては、例えば特開平8−210770号公報の従来技術として記載されているような装置が存在する。
【0003】
図3は一般的な高純度窒素ガス製造装置に対して、上記のバックアップ装置を適用したものを示す。図3において、21は空気圧縮機であり、22は2個1組の吸着塔であり、内部にモレキュラーシーブが充填されており、空気圧縮機21により圧縮された空気中の水分と二酸化炭素を吸着除去する。23は水分等が吸着除去された圧縮空気を送る圧縮空気供給経路である。24は熱交換器であり、圧縮空気が送り込まれる。26は精留塔であり、上部に凝縮器27を備えており、熱交換器24により超低温に冷却されて経路25を経て送り込まれる圧縮空気を、底部の液体空気36と頂部の窒素に精留分離するようになっている。29は液体窒素34を貯蔵する液体窒素貯槽であり、内部の液体窒素(高純度品)34を、導入路経路30を経由させ精留塔26の塔頂部側に送入し、精留塔26内に供給される圧縮空気の寒冷源にしている。
【0004】
上記精留塔26の上側に備えられた凝縮器27には、精留塔26の頂部に溜る窒素ガスの一部が第1の還流液経路を介して送入される。この凝縮器27内は、精留塔26内よりも減圧状態になっており、精留塔26の底部の貯留液体空気36が膨脹弁31a付き経路31を経て送り込まれ、一部気化して内部温度を液体窒素の沸点以下の温度に冷却するようになっている。この冷却により、精留塔26から第1の還流液経路を介して凝縮器27内に送入された窒素ガスが液化する。32は液面指示調節計であり、凝縮器27内の液体空気の液面が一定レベルを保つようその液面に応じて膨脹弁31aを制御し精留塔26の底部の貯留液体空気36の供給量を制御する。また、精留塔26の底部には貯留液体空気36の液面が一定レベルを保つようその液面に応じてバルブ33を制御する液面指示調節計28が設けられており、液体窒素貯槽29からの液体窒素34の精留塔26への供給量を制御する。精留塔26の頂部側の部分には、上記凝縮器27で生成した液体窒素が第2の還流液経路を通って流下供給されるとともに、液体窒素34が導入路経路30を経て供給され、これらが液体窒素溜め35を経て精留塔26内を下方に流下し、精留塔26の底部から上昇する圧縮空気と向流的に接触し、精留分離が行われるようになっている。この過程で圧縮空気中の高沸点成分(酸素)は液化されて精留塔26の底部に溜り、低沸点成分の窒素ガスが精留塔26の頂部に溜る。37は精留塔26の頂部に溜った窒素ガスを製品窒素ガスとして取り出す取出経路で、超低温の窒素ガスを熱交換器24内に案内し、そこに送り込まれる圧縮空気と熱交換させて常温にしメイン経路38に送り込む。
【0005】
39は凝縮器27内の気化液体空気(廃ガス)の放出経路であり、この気化液体空気の冷熱を利用して熱交換器24内へ送り込まれる圧縮空気を超低温に冷却して精留塔26へ送り込むようになっている。41はメイン経路38に設けられた流量制御弁である。
【0006】
42はバックアップ系ラインであり、液体窒素蒸発器43、これに液体窒素貯槽29から液体窒素34を供給する導入路経路44a、液体窒素蒸発器43で気化生成した窒素ガスをメイン経路38に送入する案内経路44bおよびこの案内経路44bに設けられた圧力調整弁45、これを制御する圧力指示調節計から構成されている。この圧力調節弁45は2次側(使用側)の圧力が設定圧力より下がると、弁を開き(または弁の開度を調節し)2次側の圧力が設定圧力を保つように圧力指示調節計によって制御されている。その際、圧力指示調節計による制御は、停電時でも動作可能にするため、空気圧による操作信号(空気式)が採用されるのが一般的である。このバックアップ系ライン42では、精留塔ラインが故障したり、または製品窒素ガスの需要量が精留塔26だけでは対応できないような量に大幅に増加したり(精留塔26内で生成される窒素ガスの最大生成量を越えたり)してメイン経路38内の圧力が下がると、圧力調節弁45が開作動するため、液体窒素貯槽29から液体窒素34が液体窒素蒸発器43に流れて気化し、その生成気化液体窒素ガスが製品窒素ガスとしてメイン経路38内に流入するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような圧力変化に基づいてバックアップを行う装置では、製品供給圧力とバックアップ作動圧力とに圧力差が必要となり、常時には製品供給圧力の方を高圧にする必要がある。そして、需要者は製品ガスに対して、最低供給圧力を決めているため、この圧力差の分だけ余分に製品ガスを加圧しなければならなくなる。その結果、空気分離装置のように製品供給圧力が製品コストに大きく影響する装置では、この圧力差が消費電力、ひいては製品コストを増大させることになり、当該圧力差を解消することが望まれていた。
【0008】
一方、製品窒素ガスの需要量が大幅に減少した場合に、これを流量指示調節計46で検出して放出弁47を開弁することで、製造装置の圧力を一定にすべく、図3の2点鎖線で示すような、メイン経路38に流量指示調節計46により開閉制御される放出弁47を設けるようにしたものが存在する。また、特開平3−255877号公報、及び特開平8−210770号公報には、製品ガスの流量に応じて、原料である圧縮空気の供給量を制御する方法が開示されている。
【0009】
しかし、上記の方法は、いずれもバックアップ装置の制御とは独立した制御を行うものであるため、上述の如き製品ガスの圧力差による消費電力の増大を改善できるものではなかった。
【0010】
そこで、本発明の目的は、従来装置と比較して、製品圧力をより低くでき、消費電力の削減、ひいては製品ガスのコスト低下を図ることができるバックアップ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。即ち、本発明の製品ガスのバックアップ装置は、ガス製造装置より使用者側へと製品ガスを供給するメイン供給路と、そのメイン供給路に設けられた流量検出部と、その流量検出部より下流側に設けられ操作信号に応じて開度を調節する第1開度調節弁と、その第1開度調節弁より下流側に接続され上流側より製品ガスを別途供給するバックアップ経路と、そのバックアップ経路の下流側に設けられた圧力検出部と、その圧力検出部の上流側に設けられ操作信号に応じて開度を調節する第2開度調節弁と、前記流量検出部からの測定信号に応じて逆動作の操作信号が0〜100%の範囲で出力される第1制御部と、前記圧力検出部からの測定信号に応じて逆動作の操作信号が0〜100%の範囲で出力される第2制御部と、該第2制御部からの操作信号がしきい値未満の場合にその操作信号を第2開度調節弁の開度を調節する操作信号0%に変換し、しきい値以上の場合に入力された第2制御部の操作信号しきい値との差分を第2開度調節弁の開度を調節する操作信号0〜100%に変換して第2開度調節弁に出力する第1変換器と、前記第2制御部からの操作信号がしきい値未満の場合にその操作信号を第1開度調節弁の開度を調節する操作信号0〜100%に変換し、しきい値以上の場合にその操作信号を第1開度調節弁の開度を調節する操作信号100%に変換して出力する第2変換器と、入力される2つの操作信号を比較して小さい方の操作信号を選択し、選択した操作信号を出力する選択器とを備え、前記第2制御部から出力された操作信号が、
(i)しきい値未満の場合、第1変換器からは0%の操作信号が出力され、第2開度調節弁は閉じた状態となる一方、第2変換器からの0〜100%の操作信号および第1制御部からの0〜100%の操作信号が前記選択器に入力され、選択器から出力されるいずれか低い操作信号によって第1開度調節弁の開度が制御され、
(ii)しきい値以上の場合、第1変換器からは0〜100%の操作信号が出力され、それによって第2開度調節弁の開度が制御される一方、第2変換器からの100%の操作信号および第1制御部からの0〜100%の操作信号が前記選択器に入力され、選択器から出力される第1制御部からの操作信号により第1開度調節弁の開度が制御される
ことを特徴とする。ここで、「逆動作の操作信号」とは、機器又は装置(主に調節器)において、入力が増加した場合に出力が減少する動作をいう(JIS B 0155−1986「工業プロセス計測制御用語」)。
【0012】
上記において、前記第1制御部が電気信号として操作信号を出力すると共に、前記第2制御部が空気圧により操作信号を出力するものであり、前記第2変換器が空気圧信号を電気信号に変換するものであることが好ましい。
【0013】
また、前記メイン供給路の前記流量検出部と前記第1開度調節弁との間に接続された放出経路と、その放出経路に設けられ操作信号に応じて開度を調節する第3開度調節弁と、前記第1制御部からの操作信号がしきい値未満の場合にその操作信号を0%に変換し、しきい値以上の場合にその操作信号のしきい値との差分を0〜100%に変換して前記第3開度調節弁に出力する第3変換器と、前記第1制御部からの操作信号がしきい値未満の場合にその操作信号を0〜100%に変換し、しきい値以上の場合にその操作信号を100%に変換して前記選択器に出力する第4変換器とを更に備え、前記第1制御部から出力された操作信号が、
(i)しきい値未満の場合、第3変換器からは0%の操作信号が出力され、第3開度調節弁は閉じた状態となる一方、第4変換器からの0〜100%の操作信号および第2変換器からの0〜100%の操作信号が前記選択器に入力され、選択器から出力されるいずれか低い操作信号によって第1開度調節弁の開度が制御され、
(ii)しきい値以上の場合、第3変換器からは0〜100%の操作信号が出力され、それによって第3開度調節弁の開度が制御される一方、第4変換器からの100%の操作信号および第2変換器からの0〜100%の操作信号が前記選択器に入力され、選択器から出力される第2変換器からの操作信号により第1開度調節弁の開度が制御されることが好ましい。
【0014】
本発明の製品ガスのバックアップ装置は、前記ガス製造装置が精留塔により圧縮空気から製品ガスを分離するものである場合に特に有用である。
【0015】
その際、前記精留塔の原料供給路に流量調節手段を備えると共に、その流量調節手段を前記流量検出部からの操作信号を利用して制御する制御手段を備えたことが好ましい。
【0016】
[作用効果]
本発明によると、バックアップ経路の下流側に設けられた圧力検出部からの測定信号に応じて逆動作の操作信号を出力する第2制御部の操作信号が、メイン供給路に設けられた第1開度調節弁の開度調節と、バックアップ経路に設けられた第2開度調節弁の開度調節とを連続的に行え、両経路の圧力を同じ目標圧力にて制御することができるので、両経路に圧力差を設けて制御する従来装置と比較して、メイン供給路の製品圧力をより低くすることができる。その結果、製品ガスのコスト低下を図ることができる。但し、このような制御を行う場合、第1開度調節弁の開度が予定以上に大きくなり易く、メイン供給路の流量が過剰となってガス製造装置への負荷が過大となり易いが、これについては、メイン供給路に設けられた流量検出部からの測定信号に応じて第1制御部から出力された操作信号が、選択器で選択されて第1開度調節弁に出力されることで、流量が過剰となるのを防止することができる。また、異常時にガス製造装置からのガス供給が停止した場合、あるいは需要量がガス製造装置の製造能力を超えた場合、第2制御部の操作信号が第2開度調節弁の開度を大きくすることで、バックアップ経路から別途ガスが供給される。
【0017】
前記第1制御部が電気信号として操作信号を出力すると共に、前記第2制御部が空気圧により操作信号を出力するものであり、前記第2変換器が空気圧信号を電気信号に変換するものである場合、常時の制御に支障は無く、また停電や電子制御系に異常が生じた場合でも空気圧信号を利用するため、バックアップがより確実に行えるようになる。
【0018】
また、前記メイン供給路の前記流量検出部と前記第1開度調節弁との間に接続された放出経路と、その放出経路に設けられた前記第3開度調節弁と、前記第1制御部からの操作信号を変換して前記第3開度調節弁に出力する前記第3変換器と、前記選択器に出力する前記第4変換器とを更に備える場合、メイン供給路の流量検出部からの測定信号に応じて出力された第1制御部からの操作信号が、しきい値以上の場合に第3開度調節弁の開度を大きくして、余剰製品ガスを放出するため、ガス製造装置において製造される製品ガス量は一定であり、瞬時に装置のバランスがくずれるのを防止することができる。
【0019】
本発明の製品ガスのバックアップ装置が、前記ガス製造装置が精留塔により圧縮空気から製品ガスを分離するものである場合、当該ガス製造装置は、製品供給圧力が製品コストに大きく影響するため、製品圧力をより低くできる本発明が特に有用となる。
【0020】
その際、前記精留塔の原料供給路に流量調節手段を備えると共に、その流量調節手段を前記第1制御部からの操作信号を利用して制御する制御手段を備える場合、精留塔の原料供給路に設けた流量調節手段によって、精留塔の製品ガスの流量を好適に調節することができ、その際、メイン供給路の流量検出部からの測定信号に応じて出力された第1制御部からの操作信号が利用できるため、流量調節手段に対するフィードバック制御が好適に行えるようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0022】
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態として、図1に示すように、第2制御部8が空気圧により操作信号を出力すると共に、メイン供給路L1に接続された放出経路L3に設けられた第3開度調節弁3を、第1制御部7からの操作信号を利用して制御する例を示す。
【0023】
この装置は、図1に示すように、ガス製造装置10より使用者側へと製品ガスを供給するメイン供給路L1と、メイン供給路L1に接続され、上流側の液体窒素貯槽11より製品ガスを別途供給するバックアップ経路L2とを備える。ガス製造装置10としては、前述のような図3に示す装置の他、他の深冷分離によるガス製造装置や、分離膜、吸着塔などを利用したガス製造装置等が挙げられる。
【0024】
メイン供給路L1には流量検出部1が設けられ、その流量検出部1より下流側には、操作信号に応じて開度を調節する第1開度調節弁2が設けられている。バックアップ経路L2は、その第1開度調節弁2より下流側に接続されている。また、メイン供給路L1の流量検出部1と第1開度調節弁2との間には放出経路L3が接続され、その放出経路L3には第3開度調節弁3が設けてある。
【0025】
バックアップ経路L2には、下流側に設けられた圧力検出部5と、その圧力検出部5の上流側に設けられ、操作信号に応じて開度を調節する第2開度調節弁6とが設けてある。上流側の液体窒素貯槽11には、内圧を調整するための圧力指示調節計11a、調節弁11b、加圧用蒸発器11cが設けられている。液体窒素貯槽11からの液体窒素は、蒸発器12で気化されて、バックアップ経路L2に送られる。
【0026】
制御系としては、流量検出部1からの測定信号に応じて逆動作の操作信号を出力する第1制御部7と、圧力検出部5からの測定信号に応じて逆動作の操作信号を出力する第2制御部8と、その操作信号を変換して第2開度調節弁6に出力する第1変換器9と、その操作信号を変換して出力する第2変換器13と、その第2変換器13からの操作信号と第1制御部7からの操作信号とを比較して小さい方の操作信号を選択し、選択した操作信号を第1開度調節弁2に出力する選択器14とを備える。第1制御部7としては、例えば市販の流量指示調節計などを用いることができ、また、第2制御部8等しては、例えば市販の圧力指示調節計などを用いることができる。これらは、通常、目標値との偏差に基づくPID制御が行われる。
【0027】
第1変換器9は、入力された操作信号がしきい値未満の場合にその操作信号を0%に変換し、しきい値以上の場合にその操作信号のしきい値との差分を0〜100%に変換して第2開度調節弁6に出力する。また、第2変換器13は、入力された操作信号がしきい値未満の場合にその操作信号を0〜100%に変換し、しきい値以上の場合にその操作信号を100%に変換して出力する。
【0028】
本実施形態では、第1制御部7が電気信号(電流又は電圧)として操作信号を出力すると共に、第2制御部8が空気圧により操作信号を出力するものであり、第2変換器13が空気圧信号を電気信号に変換するものの例を示す。
【0029】
本実施形態では、上記のしきい値が50%に設定されている例であり、図1において変換器の近傍に表示されて数値は、変換前後の操作信号の値を示している。従って、第2制御部8に目標圧力が設定されると、その目標圧力と圧力検出部5での測定圧力との偏差に応じた操作信号が0〜100%の範囲で第2制御部8から出力される。そして、0〜50%の場合、第1変換器9からは0%の操作信号が出力され、第2開度調節弁6は閉じた状態となる一方、第2変換器13からは0〜100%の操作信号が選択器14に出力され、その操作信号が第1制御部7からの第4変換器18で変換された操作信号より低い場合には、それによって第1開度調節弁2の開度が制御される。また、50〜100%の場合(異常時はこの状態に含まれる)、第1変換器9からは0〜100%の操作信号が出力され、それによって第2開度調節弁6の開度が制御される一方、第2変換器13からは100%の操作信号が選択器14に出力されるが、その操作信号は選択器14で選択されず、第1開度調節弁2の開度が第4変換器18からの操作信号により制御される。
【0030】
なお、0〜50%の操作信号を0〜100%に変換する場合、例えば定数である「2」が乗ぜられ、しきい値との差分を0〜100%に変換する場合も同様である。また、操作信号と操作部の動作の関係などを考慮して、これとは異なる関数により、変換を行ってもよい。また、しきい値は30〜70%の何れかに設定するのが好ましい。
【0031】
第1制御部7では、ガス製造装置10の能力に応じた流量を設定するのが好ましい。また、第2制御部8では、使用者が要求する最低供給圧に対して、その圧力の取合点(保証点)までの配管圧損分を加えた圧力を設定するのが好ましい。その際、液体窒素貯槽11からの供給圧は、当該設定圧力より蒸発器12及び配管の圧損分高く(例えば+50kPa)、また、ガス製造装置10からの供給圧(定常状態)も当該設定圧力より流量検出部1及び配管の圧損分高く(例えば+10kPa)するなどの必要がある。
【0032】
また、メイン供給路L1の流量検出部1と第1開度調節弁2との間に接続された放出経路L3には、操作信号に応じて開度を調節する第3開度調節弁3を備え、この第3開度調節弁3は、第1制御部7からの操作信号を変換して出力する第3変換器17からの操作信号で制御される。
【0033】
第3変換器17は、第1制御部7からの操作信号がしきい値未満の場合にその操作信号を0%に変換し、しきい値以上の場合にその操作信号のしきい値との差分を0〜100%に変換して第3開度調節弁3に出力する。また、第4変換器18は、第1制御部7からの操作信号がしきい値未満の場合にその操作信号を0〜100%に変換し、しきい値以上の場合にその操作信号を100%に変換して選択器14に出力する。
【0034】
本実施形態では、上記のしきい値が50%に設定されている例を示している。なお、このしきい値は30〜70%の何れかに設定するのが好ましい。
【0035】
これらに関する制御は、次のように行われる。第1制御部7に目標流量が設定されると、その目標流量と流量検出部1での測定流量との偏差に応じた操作信号が0〜100%の範囲で第1制御部7から出力される。そして、0〜50%の場合、第3変換器17からは0%の操作信号が出力され、第3開度調節弁3は閉じた状態となる一方、第4変換器18からは0〜100%の操作信号が選択器14に出力され、その操作信号が第2変換器13からの操作信号より低い場合には、それによって第1開度調節弁2の開度が制御される。また、50〜100%の場合、第3変換器17からは0〜100%の操作信号が出力され、それによって第3開度調節弁3の開度が制御される一方、第4変換器18からは100%の操作信号が選択器14に出力されるが、その操作信号は選択器14で選択されず、第1開度調節弁2の開度が第2変換器13からの操作信号により制御される。
【0036】
(第1実施形態の他の実施形態)
(1)前述の実施形態では、メイン供給路L1に接続された放出経路L3に設けられた第3開度調節弁3を、第1制御部7からの操作信号を利用して制御する際に、第3変換器17によって、第1制御部7からの操作信号がしきい値未満の場合にその操作信号を0%に変換し、しきい値以上の場合にその操作信号のしきい値との差分を0〜100%に変換して第3開度調節弁3に出力する例を示したが、第3開度調節弁3の制御は必須ではなく、制御の方法も何れでもよい。例えば、第3開度調節弁3の制御と、第2開度調節弁6の制御とを独立した制御系で行ってもよい。
【0037】
(2)また、圧力検出部5からの測定信号に応じて操作信号を電気信号にて出力する別の制御部15を設けると共に、その操作信号と第2変換器13からの操作信号とを比較して大きい方の操作信号を選択し、選択した操作信号を選択器14に出力する別の選択器(ハイセレクター)16とを設けて、その選択器16からの信号を選択器14に出力することで、空気式制御を行う前記の制御系を、電気式制御を行う制御系で補償可能としてもよい。
【0038】
この補償用の制御系では、常時は第2変換器13からの操作信号が、制御部15からの操作信号を上回るため、制御部15からの操作信号が選択器16により選択されることは無いが、異常によって第2変換器13からの操作信号が過度に小さくなった場合には、制御部15からの操作信号が選択されて選択器14に出力されることで、正常に近い状態が補償される。
【0039】
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態として、図2に示すように、第1実施形態に対して、精留塔10aの原料供給路L4に流量調節手段を更に備えると共に、その流量調節手段を前記第1制御部7からの操作信号を利用して制御する制御手段を備えたものを例示する。なお、基本的な部分については、第1実施形態と同様であるため、付加した部分についてのみ説明する。
【0040】
第1実施形態では、使用者の使用量に応じ、必要な場合、上記第1制御部7の設定値を運転員が変更しなければ余剰電力を回収することが出来なかったのに対し、本実施形態では、使用量が装置の最大製造能力未満にある場合は、装置の製造量下限界までの領域において、常時使用者の使用量に一致した製造量となるように制御することができる。
【0041】
本実施形態において、流量調節手段は、原料供給路L4の吸着装置10cの下流側に設けられた流量検出部51と、圧縮機10bの流量を制御する第4開度調節弁53と、第3制御部52とで構成される。第3制御部52は、目標流量の設定により、その目標流量と流量検出部51による測定信号との偏差に基づいて、逆動作の操作信号を第4開度調節弁53に出力する。制御部52の目標流量の設定値が変化しなければ、流量は一定に調節されるが、第1制御部7からの操作信号によって、次のように目標流量の設定値が変化する制御が行われる。
【0042】
即ち、演算器(ZIC)57は、第1制御部7からの操作信号が50%(この状態では、第1開度調節弁2が全開、第3開度調節弁3が全閉)になるように、第1制御部7に対する目標流量の設定値(SV)を比例設定により変化させる機能を有している。一方、定常状態における精留塔10aの原料供給流量と製品流量との比率を一定として運転する場合、係数設定器54により第1制御部7に対する設定値に当該比率を乗じた設定値(SV)を第3制御部52に入力する。従って、第1制御部7からの操作信号を利用した原料流量の制御を行うことができる。更に、流量検出部51からの測定値(PV)は第3制御部52を介して別の演算器55に入力される。この測定値は演算器55によって、係数が乗ぜられ、この設定値と演算器57からの設定値とが、選択器56に入力され、低い方の設定値が選択され、これが第1制御部7の設定値として入力される。これによって、ガス製造装置10の全体の流量が需要量に対して過剰な場合に、その流量を低下させて消費電力量を低減させる制御動作をより迅速に行うことができる。
【0043】
このため、演算器55及び選択器56を省略して、演算器57からの設定値を直接第1制御部7の設定値として入力してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のバックアップ装置の一例を示す概略構成図
【図2】第2実施形態のバックアップ装置の一例を示す概略構成図
【図3】従来のバックアップ装置の一例を示す概略構成図
【符号の説明】
1 流量検出部
2 第1開度調節弁
3 第3開度調節弁
5 圧力検出部
6 第2開度調節弁
7 第1制御部
8 第2制御部
9 第1変換器
10 ガス製造装置
13 第2変換器
14 選択器
L1 メイン供給路
L2 バックアップ経路
L3 放出経路

Claims (4)

  1. ガス製造装置より使用者側へと製品ガスを供給するメイン供給路と、
    そのメイン供給路に設けられた流量検出部と、
    その流量検出部より下流側に設けられ操作信号に応じて開度を調節する第1開度調節弁と、
    その第1開度調節弁より下流側に接続され上流側より製品ガスを別途供給するバックアップ経路と、
    そのバックアップ経路の下流側に設けられた圧力検出部と、
    その圧力検出部の上流側に設けられ操作信号に応じて開度を調節する第2開度調節弁と、
    前記流量検出部からの測定信号に応じて逆動作の操作信号が、0〜100%の範囲で出力される第1制御部と、
    前記圧力検出部からの測定信号に応じて逆動作の操作信号が、0〜100%の範囲で出力される第2制御部と、
    該第2制御部からの操作信号がしきい値未満の場合にその操作信号を第2開度調節弁の開度を調節する操作信号0%に変換し、しきい値以上の場合に入力された第2制御部の操作信号としきい値との差分を第2開度調節弁の開度を調節する操作信号0〜100%に変換して第2開度調節弁に出力する第1変換器と、
    前記第2制御部からの操作信号がしきい値未満の場合にその操作信号を第1開度調節弁の開度を調節する操作信号0〜100%に変換し、しきい値以上の場合にその操作信号を第1開度調節弁の開度を調節する操作信号100%に変換して出力する第2変換器と、
    入力される2つの操作信号を比較して小さい方の操作信号を選択し、選択した操作信号を出力する選択器とを備え、
    前記第2制御部から出力された操作信号が、
    (i)しきい値未満の場合、第1変換器からは0%の操作信号が出力され、第2開度調節弁は閉じた状態となる一方、第2変換器からの0〜100%の操作信号および第1制御部からの0〜100%の操作信号が前記選択器に入力され、選択器から出力されるいずれか低い操作信号によって第1開度調節弁の開度が制御され、
    (ii)しきい値以上の場合、第1変換器からは0〜100%の操作信号が出力され、それによって第2開度調節弁の開度が制御される一方、第2変換器からの100%の操作信号および第1制御部からの0〜100%の操作信号が前記選択器に入力され、選択器から出力される第1制御部からの操作信号により第1開度調節弁の開度が制御される
    ことを特徴とする製品ガスのバックアップ装置。
  2. 前記第1制御部が電気信号として操作信号を出力すると共に、前記第2制御部が空気圧により操作信号を出力するものであり、前記第2変換器が空気圧信号を電気信号に変換するものである請求項1記載のバックアップ装置。
  3. 前記メイン供給路の前記流量検出部と前記第1開度調節弁との間に接続された放出経路と、その放出経路に設けられ操作信号に応じて開度を調節する第3開度調節弁と、
    前記第1制御部からの操作信号がしきい値未満の場合にその操作信号を第3開度調節弁の開度を調節する操作信号0%に変換し、しきい値以上の場合に入力された第1制御部の操作信号としきい値との差分を第3開度調節弁の開度を調節する操作信号0〜100%に変換して第3開度調節弁に出力する第3変換器と、
    前記第1制御部からの操作信号がしきい値未満の場合にその操作信号を第1開度調節弁の開度を調節する操作信号0〜100%に変換し、しきい値以上の場合にその操作信号を第1開度調節弁の開度を調節する操作信号100%に変換して前記選択器に出力する第4変換器とを更に備え、
    前記第1制御部から出力された操作信号が、
    (i)しきい値未満の場合、第3変換器からは0%の操作信号が出力され、第3開度調節弁は閉じた状態となる一方、第4変換器からの0〜100%の操作信号および第2変換器からの0〜100%の操作信号が前記選択器に入力され、選択器から出力されるいずれか低い操作信号によって第1開度調節弁の開度が制御され、
    (ii)しきい値以上の場合、第3変換器からは0〜100%の操作信号が出力され、それによって第3開度調節弁の開度が制御される一方、第4変換器からの100%の操作信号および第2変換器からの0〜100%の操作信号が前記選択器に入力され、選択器から出力される第2変換器からの操作信号により第1開度調節弁の開度が制御される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のバックアップ装置。
  4. 前記ガス製造装置が精留塔により圧縮空気から製品ガスを分離するものである請求項1〜3いずれかに記載のバックアップ装置。
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