JP4449191B2 - 溶出試験機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、薬の錠剤の溶出試験を行なう装置に関するものである。溶出試験機は、新医薬品として承認を与えられた医薬品又はそれに準じる医薬品(先発医薬品)と同一の有効成分を同一量含む同一剤形の製剤で、用法用量も等しい医薬品(後発医薬品)について、生物学的同等性に問題がないことを確認するために厚生省が義務付けている溶出試験に用いられる。溶出試験は人間の胃の中で錠剤がどのように溶けていくかを機械を用いて調べようというものであり、医薬品の開発段階で非常に重要な試験に位置付けられている。
【0002】
【従来の技術】
溶出試験機は、溶出試験容器(ベッセル)と、そのベッセルに注入された試験液を撹拌する撹拌機構と、検体から試験液に溶出した目的成分の溶出率を測定する溶出率測定機構とを備え、撹拌機構により試験液を撹拌しつつ、予め設定された採取時間ごとに溶出率測定機構により溶出率測定を行ない、その測定結果を記憶部に記憶して、測定した検体の溶出率曲線を表示手段に表示するものである。ここで、溶出特性測定とは、例えば医薬品の錠剤などの検体を試験液に投入したときの、時間に対する溶出率を測定することをいう。
【0003】
従来の全自動型溶出試験機では、例えば6個の錠剤(検体)を配置した後、測定時間や採取時間、撹拌器の回転速度などの測定条件を設定することにより、それらの各錠剤について、ベッセルへの試験液注入錠剤の投入、溶出率の測定及びベッセルの洗浄を順番に自動で繰り返し、それぞれの錠剤の溶出特性を測定する。そのとき、各錠剤について測定時間中の複数点の採取時間での溶出率を測定し、溶出率曲線を求める。
溶出試験では、溶出率曲線を求めるのが第1の目的であるが、研究用として、又は補助資料として、ベッセル中の錠剤の溶け具合について具体的な画像も残しておきたいという、ユーザ側の要望が強い。そこで、測定時間中の任意の時間に、手動でベッセル内の画像を取得できる溶出試験機が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ユーザが取得を希望する、溶出率曲線の基本データとなる採取時間ごとの画像を手動で取得するためには、オペレータが溶出試験機の側で待機していなければならないという問題があった。全自動型溶出試験機により行なわれる夜間運転では、オペレータが常に装置の近くにいるとは限らないので画像を取得することができないという問題もあった。
そこで本発明は、設定された画像取得時間に、自動でベッセル内の画像を取得することができる溶出試験機を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
図1は、本発明の第1の態様の構成を示すブロック図である。
検体の溶出試験時に目的成分を溶出させる媒体となる試験液が入れられるベッセル1が備えられている。ベッセル1の周辺には、ベッセル1に注入された試験液を撹拌する撹拌機構3、検体から試験液に溶出した目的成分の溶出率を測定する溶出率測定機構5、及びベッセル1内を撮影する画像取得手段7が配置されている。撹拌機構3、溶出率測定機構5及び画像取得手段7にはこれらの動作を制御する制御部9が接続されている。制御部9には、溶出率測定機構5により溶出率を測定する採取時間、及び画像取得手段7によりベッセル1内を撮影する画像取得時間が設定されている。なお、採取時間及び画像取得時間は制御部9に設定されているがこれに限定されるものではなく、他の機構又は手段に記憶してもよい。
溶出率測定機構5には、溶出率測定機構5の測定結果を表示する表示手段11と、その測定結果を記憶する記憶部13が接続されている。画像取得手段7も記憶部13に接続されており、画像取得手段7の画像情報は記憶部13に記憶される。記憶部13は表示手段11にも接続されている。
【0006】
すなわち、本発明の第1の態様は、ベッセル1と、ベッセル1に注入された試験液を撹拌する撹拌機構3と、検体から試験液に溶出した目的成分の溶出率を測定する溶出率測定機構5と、撹拌機構3及び溶出率測定機構5の動作を制御して、撹拌機構3により試験液を撹拌しつつ、予め設定された採取時間ごとに溶出率測定機構5により溶出率測定を行なう制御部9と、溶出率測定機構5の測定結果を記憶する記憶部13と、測定結果を表示する表示手段11とを備えた溶出試験機であって、ベッセル1内を撮影する画像取得手段7を備え、制御部9は、複数の画像取得時間ごとに画像取得手段7によりベッセル1内の画像を取得するように画像取得手段7も制御して、その画像情報も記憶部13に記憶する機能をさらに備えたものである。
記憶部13は、溶出率測定結果を記憶する部分と、画像情報を記憶する部分が同一媒体であってもよく、他の媒体であってもよい。
【0007】
採取時間及び画像取得時間がオペレータによって制御部9に設定される。
オペレータによって、ベッセル1に設定量の試験液が注入され、検体が投入された後、制御部9により撹拌機構3を動作させてベッセル1内を撹拌し、測定を開始する。
採取時間経過後、制御部9からの制御信号により、溶出率測定機構5は、ベッセル1から試験液の一部を採取し、その採取した試験液における検体の溶出率を測定し、その測定結果を表示手段11に表示するとともに、その測定結果を記憶部13に記憶する。
画像取得時間経過後、制御部9からの制御信号により、画像取得手段7は、ベッセル1内の画像を取得し、その画像情報を記憶部13に記憶する。
記憶部13に記憶された画像情報は、表示手段11に表示することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図2は、本発明の第2の態様の構成を示すブロック図である。図1と同じ部分の説明は省略する。
ベッセル1、撹拌機構3、溶出率測定機構5、画像取得手段7、制御部9、表示手段11及び記憶部13が図1に示す第1の態様と同様に備えられている。画像取得時間は採取時間と対応づけられており、記憶された画像情報は記憶された溶出率測定結果と対応づけられており、記憶部13には自動画像選択部15が接続されており、自動画像選択部15は表示手段11にも接続されていて、自動画像選択部15は、表示手段11に表示された、いずれかの測定結果が選択されると、その測定結果に対応した画像情報を記憶部13から読み出して表示手段11に表示する。
【0009】
図1に示す第1の態様と同様にして、表示手段11に測定結果を表示し、記憶部13に測定結果及び画像情報を記憶する。オペレータによって、表示手段11に表示された、いずれかの測定結果が選択されると、自動画像選択部15は、その測定結果を得た採取時間にベッセル1内の画像が取得されている場合、その測定結果に対応した画像情報を記憶部13から読み出して表示手段11に表示する。これにより、測定結果に対応した画像情報を探す手間をなくすことができる。
【0010】
図3は、本発明の第3の態様の構成を示すブロック図である。図1と同じ部分の説明は省略する。
ベッセル1、撹拌機構3、溶出率測定機構5、画像取得手段7、制御部9、表示手段11及び記憶部13が図1及び図2の態様と同様に備えられている。画像取得時間はベッセル1に検体が投入される測定開始時点から一定の時間間隔で設定されている。記憶部13には自動画像選択部16が接続されており、自動画像選択部16は表示手段11にも接続されていて、表示手段11に表示された溶出率曲線上のいずれかの点が選択されると、その時点に対応した画像情報を記憶部13から読み出して表示手段11に表示する。
【0011】
測定の開始後、一定の時間間隔で画像情報を記憶部13に記憶する。測定の終了後、溶出率曲線を表示手段11に表示する。オペレータによって、溶出率曲線上のいずれかの点が選択されると、自動画像選択部16は、その時点に対応した画像情報を記憶部13から読み出して表示手段11に表示する。これにより、溶出率曲線上の任意の点に対応した画像情報を表示することができるので、錠剤の溶け具合と溶出率曲線の変化との関係などを知ることができ、新薬開発時の研究などに大いに役立つ。
【0012】
一方、ベッセル内の動的な変化を確認できる動画を溶出率曲線と対比しながら見たいというユーザ側の要望がある。
図4は、本発明の第4の態様の構成を示すブロック図である。図1と同じ部分の説明は省略する。
ベッセル1、撹拌機構3、溶出率測定機構5、画像取得手段7、制御部9、表示手段11及び記憶部13が図1に示す第1の態様と同様に備えられている。画像取得手段7は取得した画像情報を圧縮する機能を備えている。画像取得時間は、溶出試験機に検体が投入された測定開始時点から、取得した画像を取得時と同じ時間間隔で再生したときに動画として認識できる程度の短い時間間隔に、例えば1/30秒間隔に設定されている。記憶部13には動画再生制御部18が接続されており、動画再生制御部18は表示手段11にも接続されている。ここで再生とは、画像の取得順序に従って画像を表示することをいう。
【0013】
動画再生制御部18は、表示手段11に表示された溶出率曲線上の任意の時点が選択されたときに、その時点以降の画像情報を記憶部13から読み出してその画像情報を伸張し、表示手段11に再生するとともに、表示手段11に表示された溶出率曲線のグラフ画面上に表示中の画像に対応する時点を示す。これにより、溶出率曲線とその溶出率曲線上で示された時点におけるベッセル1内の動画を表示でき、オペレータは、溶出率曲線のグラフ画面上の時点及び溶出率、並びにベッセル1内の動画を対比して観察することができる。
また、測定中に動画をリアルタイムで表示手段11に表示できるようにしてもよい。測定中に動画をリアルタイムで表示する場合には、画像取得手段7からの画像情報を記憶部13を介さずに表示手段11に直接表示することが好ましい。
【0014】
上記第4の態様において、動画再生制御部18は、画像の再生時間間隔を画像取得時とは異なるように変更できる機能を備えることが好ましい。これにより、重要でない部分では再生時間間隔を短く、すなわち動画の再生速度を早くして観察時間を短縮することができ、重要な部分では再生時間間隔を長く、すなわち動画の再生速度を遅くしてより重点的に観察を行なうことができるようになる。また、再生速度を速くする場合、時系列に並べられた画像を1つとばしで表示して2倍速再生を行なうなど、一定間隔ごとの画像のみを表示して再生速度を速めるようにしてもよい。
【0015】
図5は、本発明の第5の態様の構成を示すブロック図である。図1と同じ部分の説明は省略する。
ベッセル1の周辺に、ベッセル1に設定量の試験液を注入する試験液注入機構17、ベッセル1に検体を投入する検体投入機構19、及び溶出特性測定の終了ごとに、試験液をベッセル1から排出し、洗浄液を送ってベッセル1を洗浄する容器洗浄機構21が配置されている。試験液注入機構17、検体投入機構19及び容器洗浄機構21は、制御部9に接続され、その動作を制御される。
【0016】
すなわち、第5の態様は、ベッセル1に設定量の試験液を注入する試験液注入機構17と、複数の検体が配置され、ベッセル1に検体を順番に投入する検体投入機構19と、測定が終了した後、試験液をベッセル1から排出し、ベッセル1を洗浄する容器洗浄機構21とをさらに備え、制御部9は、試験液注入機構17、検体投入機構19及び容器洗浄機構21の動作も制御して、試験液注入、検体投入、溶出率測定、画像取得、試験液排出及びベッセル1の洗浄を検体ごとに繰り返し、検体投入機構19に配置された複数の検体について溶出特性の測定を順次行なう機能を備える。
【0017】
制御部9には、検体投入機構19に配置された複数の検体について、採取時間及び画像取得時間がオペレータによって設定される。
制御部9からの制御信号により、試験液注入機構17がベッセル1に設定量の試験液を注入した後、検体投入機構19が検体を投入し、溶出試験を開始する。
採取時間経過後、制御部9からの制御信号により、溶出率測定機構5は、ベッセル1から試験液の一部を採取し、その採取した試験液における検体の溶出率を測定し、その測定結果を表示手段11に表示するとともに、その測定結果を記憶部13に記憶する。画像取得時間経過後、制御部9からの制御信号により、画像取得手段7は、ベッセル1内の画像を取得し、その画像情報を記憶部13に記憶する。
【0018】
測定中の検体の溶出試験が終了した後、制御部9からの制御信号により、容器洗浄機構21は、ベッセル1に収容された試験液を排出し、洗浄液をベッセル1に送ってベッセル1を洗浄する。
洗浄終了後、試験液注入機構17は新たな試験液をベッセル1に注入し、その後、検体投入機構19は次の検体をベッセル1に投入し、次の検体の溶出試験を開始する。
この態様によれば、複数の検体について溶出特性の測定を自動で行なうことができる。ここではこの態様を図2に示す第2の態様に適用しているが、図1に示す第1の態様、図3に示す第3の態様及び図4に示す第4の態様にも同様にして適用することができる。
【0019】
【実施例】
図6は、一実施例を表す概略構成図である。この実施例の構成は、本発明の第3の態様にかかる図5の機能を実現するものである。
装置本体23の内部に、ベッセル1、撹拌機構3、CCD(画像取得手段)7及び検体投入機構19が配置されている。CCD7は2つ配置されており、ベッセル1の底側と側壁側からそれぞれベッセル1内を撮影する。この実施例では画像取得手段として2つのCCDを配置しているが、画像取得手段及びその数量はこれに限定されるものではない。
【0020】
装置本体23には、ベッセル1から試験液の一部を採取して溶出率を測定するUV検出器(溶出率測定機構)5が接続されている。装置本体23の周辺には、試験液を収容する試験液タンク17bが配置されており、ポンプ17aを介して装置本体23に接続されている。さらに、洗浄液を収容する洗浄タンク21bが配置されており、ポンプ21aを介して装置本体23に接続されている。さらに、装置本体23には、ベッセル1からの廃液が収容される廃液タンク21cが接続されている。
【0021】
ポンプ17a,21a、検出器5及び装置本体23は、パーソナルコンピュータ(PC)25に接続されている。PC25により、制御部9、記憶部13及び画像選択部15が実現されている。PC25にはモニタ(表示手段)11が接続されている。
試験液注入機構17は、ポンプ17a及び試験液タンク17bにより構成され、ベッセル洗浄機構21は、ポンプ21a、洗浄タンク21b及び廃液タンク21cにより構成される。
【0022】
図7は、この実施例の動作を表すフローチャートである。この実施例の動作を図4から図7を参照して説明する。ここでは、検体投入機構19に6個の錠剤を検体として配置した場合を例として説明する。
装置を起動した後、PC25に、各錠剤についての採取時間、画像取得時間、撹拌速度などの測定条件を入力する。それらの入力情報に基づいて、測定プログラムが作成されて制御部9に記憶される。この実施例では採取時間と画像取得時間を同じ時間に設定し、1つの検体についての溶出率の測定回数及び画像取得回数(試料採取回数)iをN回に設定した。
次に、検体投入機構19に6個の錠剤を検体として配置し、試験液タンク17bに試験液を収容し、洗浄タンク21bに洗浄液を収容する。
【0023】
そして、制御部9により測定プログラムに沿って測定が開始される。このとき、検体測定回数j=1と初期設定される。
まず、ベッセル1の洗浄(Pre Wash)が開始される。ポンプ21aが作動され、ベッセル1に所定量の洗浄液が注入される。そして、ベッセル1に注入された洗浄液はベッセル1の洗浄後、廃液タンク21cに排出される。
次に、ポンプ17aが作動され、ベッセル1に所定量の試験液が注入される。その後、検体投入機構19により1個の錠剤がベッセル1に投入される。このとき、試料採取回数i=1と初期設定される。
【0024】
撹拌機構3によりベッセル1内の試験液を撹拌しつつ、画像取得時間及び採取時間経過後、2つのCCD7,7によりベッセル1内が撮影され、検出器5によりベッセル1から試験液が採取されて吸光度測定が行なわれ、その吸光度に基づいて溶出率が算出される。CCD7,7の画像情報は記憶部13に記憶される。検出器5が算出した溶出率は、モニタ11に表示されるとともに記憶部13に記憶される。記憶部13では、画像情報と溶出率データとが関連づけて記憶される。そして、試料採取回数iに「1」が加算され、その結果、iがN以下の場合は、次の画像取得時間及び採取時間経過後、ベッセル1内が撮影され、吸光度測定が行なわれ、iがNを越えたときに、その検体についての測定が終了される。
【0025】
1つの検体の測定終了になると、撹拌機構3が停止されて、ベッセル1から試験液が廃液タンク21cに排出される。次に、ポンプ21aが作動され、洗浄液をベッセル1に注入してベッセル1を洗浄し、その洗浄液が廃液タンク21cに排出される(Wash)。そして、検体測定回数jに「1」が加算され、その結果、jが6以下の場合は、検体投入機構19に錠剤が残っているのでその錠剤について測定が行なわれ、jが6より大きくなると、測定が終了される。
【0026】
図8は、モニタに表示される画面の一例を表す図であり、(A)は溶出率曲線及び溶出試験中のベッセル内の画像を表す画面、(B)はデータ表及び溶出試験中のベッセル内の画像を表す画面である。
(A)モニタ11に表示された溶出率グラフ画面27には、採取時間(単位は分、横軸)が5分、10分、15分、30分、45分、60分に設定された溶出試験について、各採取時間における溶出率(単位は%、縦軸)がプロット(×印)でグラフ上に記され、それらのプロットを線でつないで溶出率曲線が表示されている。各採取時間では、画像も取得されて、その画像情報は記憶部13に記憶されており、溶出率グラフ画面27上で、いずれかのプロットを例えばダブルクリックで選択すると、自動画像選択部15により、そのプロットに対応する画像情報が読み出され、その採取時間におけるベッセル1内の状況を示す画像画面29が表示される(図4及び図8(A)参照)。
【0027】
(B)モニタ11に表示されたるデータ表画面31には、採取時間(単位はmin)、各採取時間における吸光度(単位はAbs.)、及び各吸光度に基づいて算出された溶出率(単位は%)が、それぞれ対応するデータごとに行方向に並べられて表示されている。データ表示画面31上で、いずれかのデータ又は行を例えばダブルクリックで選択すると、自動画像選択部15により、そのデータ又は行に対応する画像情報が読み出され、その採取時間におけるベッセル1内の状況を示す画像画面33が表示される(図4及び図8(B)参照)。
このように、測定結果に対応した画像情報を探す手間を省くことができる。
【0028】
次に、図3の態様を適用した実施例を説明する。装置の構成は図6と同じであり、画像選択部16はPC25により実現される。この実施例は、図6の実施例と同様に、試験液注入機構17、検体投入機構19及び容器洗浄機構21をさらに備えている。
図9は、この実施例の動作を表すフローチャートである。この実施例の動作を図3、図5、図6及び図9を参照して説明する。ここでは、検体投入機構19に6個の錠剤を検体として配置した場合を例として説明する。
【0029】
装置を起動した後、PC25に、各錠剤についての採取時間、撹拌速度、画像取得時間、洗浄回数などの測定条件を入力する。それらの入力情報に基づいて、測定プログラムが作成されて制御部9に記憶される。試料採取回数iはN回に設定され、画像取得時間はベッセル1に検体を投入した測定開始時点から一定の時間間隔で画像を取得するように設定されている。ここで一定の時間間隔での画像取得とは、必ずしも動画として認識できる程度の短い時間間隔での画像の取得に限定されるものではなく、例えば0.1秒間隔で静止画像を撮りつづけるなど、一定の時間間隔であればよい。
次に、検体投入機構19に6個の錠剤を検体として配置し、試験液タンク17bに試験液を収容し、洗浄タンク21bに洗浄液を収容する。
【0030】
そして、制御部9により測定プログラムに沿って測定が開始される。このとき、検体測定回数j=1と初期設定される。
まず、ベッセル1の洗浄(Pre Wash)が開始される。ポンプ21aが作動され、ベッセル1に所定量の洗浄液が注入される。そして、ベッセル1に注入された洗浄液はベッセル1の洗浄後、廃液タンク21cに排出される。
【0031】
次に、試料採取回数i=1と初期設定された後、ポンプ17aが作動され、ベッセル1に所定量の試験液が注入される。その後、検体投入機構19により1個の錠剤がベッセル1に投入されて、測定が開始されると同時に、2つのCCD7,7によりベッセル1内の画像取得が開始される。CCD7,7の画像情報は、測定開始時点から経過した時間に対応して記憶部13に記憶される。
【0032】
撹拌機構3によりベッセル1内の試験液を撹拌しつつ、採取時間経過後、検出器5によりベッセル1から試験液が採取されて吸光度測定が行なわれ、その吸光度に基づいて溶出率が算出される。検出器5が算出した溶出率は、モニタ11に表示されるとともに記憶部13に記憶される。そして、試料採取回数iに「1」が加算され、その結果、iがN以下の場合は、次の採取時間経過後、吸光度測定が行なわれ、iがNを越えたときに、その検体についての測定が終了される。
【0033】
1つの検体の測定終了になると、撹拌機構3が停止されて、ベッセル1から試験液が廃液タンク21cに排出される。次に、ポンプ21aが作動され、洗浄液をベッセル1に注入してベッセル1を洗浄し、その洗浄液が廃液タンク21cに排出される(Wash)。そして、検体測定回数jに「1」が加算され、その結果、jが6以下の場合は、検体投入機構19に錠剤が残っているのでその錠剤について測定が行なわれ、jが6より大きくなると、測定が終了される。
【0034】
図10は、モニタに表示される画面の一例を表す図である。
モニタ11に表示された溶出率グラフ画面35には、採取時間(単位は分、横軸)が5分、10分、15分、30分、60分、100分に設定された溶出試験について、各採取時間における溶出率(単位は%、縦軸)がプロット(×印)でグラフ37上に記され、それらのプロットを線でつないで溶出率曲線39が表示されている。グラフ37には、時間軸に直交する方向に縦棒41が表示されている。縦棒41は、キーやマウス等での操作により、時間軸方向に移動させることができる。溶出率グラフ画面35には、溶出率曲線39と縦棒41との交点43の座標45及びその交点43の時間に対応するベッセル1内の静止画像47も表示されている。縦棒41が時間軸方向に移動されるたびに、自動画像選択部16により、交点43の座標45が表示されるとともに、交点43の時間に対応する画像情報が読み出され、その時間におけるベッセル1内の状況を示す静止画像47が表示される。これにより溶出率曲線上の任意の点に対応した画像を表示することができる。
この実施例では、表示部11には、側壁方向からの静止画像47のみが表示されているが、底側からの静止画像も表示できるようにすることが好ましい。
【0035】
次に、図4の態様を適用した実施例を説明する。装置の構成は図6と同じであり、動画再生制御部18はPC25により実現される。この実施例は、図6の実施例と同様に、試験液注入機構17、検体投入機構19及び容器洗浄機構21をさらに備えている。
図11は、この実施例の動作を表すフローチャートである。この実施例の動作を図4、図5、図6及び図11を参照して説明する。ここでは、検体投入機構19にn個の錠剤を検体として配置した場合を例として説明する。また、洗浄動作は省略して説明する。
【0036】
装置を起動した後、PC25に、各錠剤についての採取時間、撹拌速度、画像取得時間、洗浄回数などの測定条件を入力する。それらの入力情報に基づいて、測定プログラムが作成されて制御部9に記憶される。試料採取回数iはN回に設定され、画像取得時間はベッセル1に検体を投入した測定開始時点から、取得した画像を取得時と同じ時間間隔で再生したときに動画として認識できる程度の短い時間間隔で画像を取得するように設定されている。ここで画像取得時間の時間間隔は例えば1/30秒であり、その間隔で静止画像を撮りつづける。取得した静止画像は、ビデオキャプチャボードなど、圧縮機能を備えたハードウエアにより圧縮されて記憶部13に記憶される。ここでは画像取得手段7の圧縮機能はPC25に設けられたビデオキャプチャボードより実現される。また、画像取得時間の間隔は1/30秒に限定されるものではなく、取得した画像を取得時と同じ時間間隔で再生したときに動画として認識できる時間間隔であればよい。
次に、検体投入機構19にn個の錠剤を検体として配置し、試験液タンク17bに試験液を収容し、洗浄タンク21bに洗浄液を収容する。
【0037】
そして、制御部9により測定プログラムに沿って測定が開始される。このとき、検体測定回数j=1と初期設定される。
ベッセル1が洗浄(Pre Wash)され、試料採取回数i=1と初期設定された後、ポンプ17aが作動され、ベッセル1に所定量の試験液が注入される。その後、検体投入機構19により1個の錠剤がベッセル1に投入されて、測定が開始されると同時に、2つのCCD7,7によりベッセル1内の画像取得、すなわち動画取得が開始される。CCD7,7の画像情報は、測定開始時点から経過した時間に対応して記憶部13に記憶される。
【0038】
撹拌機構3によりベッセル1内の試験液を撹拌しつつ、採取時間経過後、検出器5によりベッセル1から試験液が採取されて吸光度測定が行なわれ、その吸光度に基づいて溶出率が算出される。検出器5が算出した溶出率は、モニタ11に表示されるとともに記憶部13に記憶される。そして、試料採取回数iに「1」が加算され、その結果、iがN以下の場合は、次の採取時間経過後、吸光度測定が行なわれ、iがNを越えたときに、その検体についての測定が終了される。
【0039】
1つの検体の測定終了になると、動画取得が終了され、撹拌機構3が停止されて、ベッセル1から試験液が廃液タンク21cに排出される。次に、ベッセル1を洗浄する。そして、検体測定回数jに「1」が加算され、その結果、jがn以下の場合は、検体投入機構19に錠剤が残っているのでその錠剤について測定が行なわれ、jがnより大きくなると、測定が終了される。
【0040】
図12は、モニタに表示される画面の一例を表す図である。
モニタ11に表示された溶出率曲線表示画面49には、採取時間(単位は分、横軸)が2分、5分、10分、15分、20分、30分、40分に設定された溶出試験について、各採取時間における溶出率(単位は%、縦軸)がプロット(×印)でグラフ51上に記され、それらのプロットを線でつないで溶出率曲線53が表示されている。グラフ51で横軸は測定時間も示す。溶出率曲線表示画面49には、動画再生開始時間をキーやマウス等の操作により入力又はボタンで変更できるボックス55が設けられている。ボックス55への数値の入力は、グラフ51上の位置をカーソルで指定することによってもできる。
【0041】
ボックス55に動画再生開始時間が設定され、溶出率曲線表示画面49に設けられたスタートボタン57が押されると、動画再生制御部18により、設定された動画再生開始時間に対応する溶出率曲線53上の位置にカーソル59を表示するとともに、画像画面61を表示する。そして、スタートボタン57が押されたときからの実際の時間の経過にともなって、グラフ51上でカーソル59を溶出率曲線53に沿って移動させるとともに、画像画面61にカーソル59の時点に対応するベッセル1内の画像を動画として再生する。ここで、画像画面61には測定時の画像取得時間の間隔、すなわち1/30秒間隔で画像が再生される。溶出率曲線表示画面49に設けられた中止ボタン63が押されると、画像画面61の表示を中止する。
【0042】
これにより、溶出率曲線の時点とその時点に対応するベッセル1内の動画とを対比して観察することができるようになる。例えば異常な個所をもつ溶出率曲線が作成された場合、錠剤がどのように溶けていった結果そうなったのかがわかるなど、溶出率曲線の時点に対応した動画の表示は新薬の開発の研究に役に立つ。
この実施例では、表示部11には、側壁方向からの画像画面61のみが表示されているが、底側からの画像画面も表示できるようにすることが好ましい。
この実施例では、カーソル59を溶出率曲線53に沿って移動させることにより時点を示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば時間軸に直交する縦棒を移動させて時点を示すなど、時点を認識できる表示であればどのような表示であってもよい。
また、溶出率曲線表示画面49で倍速再生機能、低速再生機能、一時停止機能などを選択できるようにすることが好ましい。これにより、ベッセル1内の様子をより効率よく観察することができるようになる。
【0043】
【発明の効果】
本発明の溶出試験機は、ベッセルと、撹拌機構と、溶出率測定機構と、撹拌機構及び溶出率測定機構の動作を制御する制御部と、測定結果を記憶する記憶部と、測定結果を表示する表示手段と、ベッセル内を撮影する画像取得手段とを備え、画像取得手段によりベッセル内の画像を取得する画像取得時間を設定できるようにし、制御部は、画像取得時間ごとに画像取得手段によりベッセル内の画像を取得するように画像取得手段も制御し、その画像情報も記憶部に記憶する機能をさらに備えるようにしたので、設定された画像取得時間ごとのベッセル内の画像を自動で取得することができる。
【0044】
さらに、画像取得時間を採取時間と対応づけておき、記憶された画像情報を記憶された溶出率測定結果と対応づけておき、自動画像選択部を備え、表示手段に表示された、いずれかの測定結果が選択されると、その測定結果に対応した画像情報を記憶部から読み出して表示手段に表示するようにすると、測定結果に対応した画像情報を探す手間をなくすことができる。
【0045】
さらに、画像取得時間を溶出試験機に検体が投入された測定開始時点から一定の間隔で設定しておき、表示手段に表示された溶出率曲線上のいずれかの点が選択されると、その時点に対応した画像情報を記憶部から読み出して表示手段に表示するようにすると、溶出率曲線上の任意の点の画像情報を表示することができる。
【0046】
さらに、画像取得時間を溶出試験機に検体が投入された測定開始時点から、取得した画像を取得時と同じ時間間隔で再生したときに動画として認識できる程度の短い時間間隔に設定しておき、溶出率曲線上の任意の時点が設定されたときに、動画再生制御部により、その時点以降の画像情報を記憶部から読み出して再生するとともに、表示手段に表示された溶出率曲線のグラフ画面上に表示中の画像に対応する時点を示するようにすると、溶出率曲線とその溶出率曲線上で示された時点におけるベッセル内の動画を再生でき、オペレータは、溶出率曲線のグラフ画面上の時点及び溶出率、並びにベッセル内の動画を対比して観察することができる。さらに、動画再生制御部は、画像の再生時間間隔を画像取得時とは異なるように変更できる機能をさらに備えるようにすると、ベッセル内の観察を効率よく行なうことができるようになる。
【0047】
さらに、試験液注入機構と、検体投入機構と、容器洗浄機構とをさらに備え、制御部は、試験液注入機構、検体投入機構及び容器洗浄機構の動作も制御して、試験液注入、検体投入、溶出率測定、画像取得、試験液排出及びベッセルの洗浄を検体ごとに繰り返し、検体投入機構に配置された複数の検体について溶出特性の測定を順次行なうようにすると、複数の検体について溶出試験を自動で行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一態様の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の他の態様の構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明のさらに他の態様の構成を示すブロック図ある。
【図4】 本発明のさらに他の態様の構成を示すブロック図ある。
【図5】 本発明のさらに他の態様の構成を示すブロック図ある。
【図6】 一実施例を表す概略構成図である。
【図7】 同実施例の動作を表すフローチャートである。
【図8】 同実施例のモニタに表示される画面の一例を表す図であり、(A)は溶出率曲線及び溶出試験中のベッセル内の画像を表す画面、(B)はデータ表及び溶出試験中のベッセル内の画像を表す画面である。
【図9】 他の実施例の動作を表すフローチャートである。
【図10】 同実施例のモニタに表示される画面の一例を表す図である。
【図11】 他の実施例の動作を表すフローチャートである。
【図12】 同実施例のモニタに表示される画面の一例を表す図である。
【符号の説明】
1 溶出試験容器(ベッセル)
3 撹拌機構
5 溶出率測定機構
7 画像取得手段
9 制御部
11 表示手段
13 記憶部
15,16 自動画像選択部
17 試験液注入機構
18 動画再生制御部
19 検体投入機構
21 容器洗浄機構

Claims (6)

  1. 溶出試験容器と、前記容器に注入された試験液を撹拌する撹拌機構と、検体から前記試験液に溶出した目的成分の溶出率を測定する溶出率測定機構と、前記撹拌機構及び前記溶出率測定機構の動作を制御して、前記撹拌機構により試験液を撹拌しつつ、予め設定された採取時間ごとに前記溶出率測定機構により溶出率測定を行なう制御部と、前記溶出率測定機構の測定結果を記憶する記憶部と、前記測定結果を表示する表示手段とを備えた溶出試験機において、
    前記容器内を撮影する画像取得手段を備え、
    前記制御部は、複数の画像取得時間ごとに前記画像取得手段により前記容器内の画像を取得するように前記画像取得手段も制御し、その画像情報も前記又は他の記憶部に記憶する機能をさらに備えたことを特徴とする溶出試験機。
  2. 前記画像取得時間は前記採取時間と対応づけられており、記憶された画像情報は記憶された溶出率測定結果と対応づけられており、
    前記表示手段に表示された、いずれかの測定結果が選択されると、その測定結果に対応した画像情報を前記又は他の記憶部から読み出して前記表示手段に表示する自動画像選択部をさらに備えた請求項1に記載の溶出試験機。
  3. 前記画像取得時間は、前記溶出試験機に検体が投入された測定開始時点から一定の時間間隔で設定されており、
    前記表示手段に表示された溶出率曲線上のいずれかの点が選択されると、その時点に対応した画像情報を前記又は他の記憶部から読み出して前記表示手段に表示する自動画像選択部をさらに備えた請求項1に記載の溶出試験機。
  4. 前記画像取得時間は、前記溶出試験機に検体が投入された測定開始時点から、取得した画像を取得時と同じ時間間隔で再生したときに動画として認識できる程度の短い時間間隔に設定されており、
    前記表示手段に表示された溶出率曲線上の任意の時点が選択されたときに、その時点以降の画像情報を前記又は他の記憶部から読み出して再生するとともに、前記表示手段に表示された溶出率曲線のグラフ画面上に表示中の画像に対応する時点を示す動画再生制御部をさらに備えた請求項1に記載の溶出試験機。
  5. 前記動画再生制御部は、画像の再生時間間隔を画像取得時とは異なるように変更できる機能をさらに備えた請求項4に記載の溶出試験機。
  6. 前記容器に設定量の試験液を注入する試験液注入機構と、複数の検体が配置され、前記容器に検体を順番に投入する検体投入機構と、溶出率測定が終了した後、試験液を前記容器から排出し、前記容器を洗浄する容器洗浄機構とをさらに備え、
    前記制御部は、前記試験液注入機構、前記検体投入機構及び前記容器洗浄機構の動作も制御して、試験液注入、検体投入、溶出率測定、画像取得、試験液排出及び容器洗浄を検体ごとに繰り返し、前記検体投入機構に配置された複数の検体について溶出特性の測定を順次行なう機能を備えた請求項1から5のいずれかに記載の溶出試験機。
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