JP4448222B2 - セグメント用継手およびセグメント締結方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、継手部が露出しないセグメント用継手およびこれを用いたセグメント締結方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、セグメント同士を締結するセグメント用継手として、例えば、セグメント側面に埋設した継手金具同士をボルト・ナットで締結するボルト式継手が知られている。しかし、ボルト式継手においては、セグメント組立時にナットを締め付けなければならず、また、ナットの増し締めという事後工程を行う必要があった。また、セグメント内径側に継手部が露出する場合があった。
【0003】
これに対し、最近では、例えば、コーンコネクターセグメント(「トンネルと地下」第30巻3号62頁、1999年3月)等が開発されている。コーンコネクターセグメントにおいては、中空円錐台形の雌金物に、円錐台形の雄金物を嵌合させて、セグメント同士が締結される。したがって、ナットの締め付けや、増し締め等の作業が不要である。また、継手金物をセグメントの側面に収納することで、セグメント内径側に継手部が露出しない構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、コーンコネクターセグメントでは、雌金物に雄金物を嵌合させ、目地を閉合することで締結力を得るため、継手の製作には高い精度が要求される。また、セグメントに対する継手の設置位置も正確に決定しなければならない。
【0005】
また、従来、同一のセグメントリングを形成するセグメント同士を締結するセグメント間継手と、前後するセグメントリング同士を締結するリング間継手とには、異なる形状のセグメント用継手が使われていた。近年、コスト削減のため、同じ種類のセグメント用継手を、セグメント間継手とリング間継手とに併用することが望まれている。
【0006】
上記事情に鑑み、本発明は、加工精度、セグメントへの取り付け位置に幅を持たせることができ、セグメント間継手とリング間継手とに併用できるセグメント用継手およびこれを用いたセグメント締結方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載のセグメント用継手11〜17は、地中空洞内面を覆工するセグメント110…同士を、一方のセグメント110に設けられ、断面形状が略コ字状凹部21b〜27bによる雌部21〜27と、他方のセグメント110に設けられ、ほぼ平行に突出する弾性機能を有する金属板による雄部31〜37と、を互いに係合することにより締結するセグメント用継手11〜17であって、前記雌部21〜27内の向かい合う内壁の少なくとも一部分に、開口部21a〜27aに近づくにつれ内壁面同士の距離が小さくなる傾斜部21c〜27cを形成する一方、前記雄部31〜37のほぼ平行する金属板の先端部31a〜37aに、互いに外側に突出する突出部31b〜37bを形成したこと、を特徴とする。
【0008】
請求項1記載のセグメント用継手においては、雄部の先端部に形成された突出部が、雌部内に形成された傾斜部を、弾性機能を有する金属板の反発力により押し込む。この作用により雄部と雌部が互いに係合するので、雄部と雌部とを高精度で加工しなくても、十分にセグメント同士を締結することができる。
【0009】
また、凹部と金属板とを互いに係合するので、雌部と雄部の相対的な位置が、幅方向において多少ずれていても、雄部を雌部に填め込むことができる。したがって、雄部及び雌部のセグメントへの取り付け位置を厳密に決定しなくても、セグメント同士を締結することができる。
【0010】
また、通常、セグメントは、組立済みのセグメントリングの前方に配置してから後方に押し込まれることにより、組立済みのセグメントリングおよび組立途中のセグメントリングに組み込まれる。この際、請求項1記載のセグメント用継手を請求項6の方法に適用すると、同一のセグメントリングを形成するセグメント同士を締結することができ、また、請求項7の方法に適用すると、前後するセグメントリング同士を締結することができる。すなわち、請求項1記載のセグメント用継手を、セグメント間継手またはリング間継手に用いることができる。
【0011】
また、請求項1記載のセグメント用継手を、セグメント間継手とリング間継手とに併用することもできる。この場合には、セグメント用継手に用いる部材の種類を減少でき、コスト削減を図ることができる。
【0012】
請求項2記載のセグメント用継手は、請求項1記載のセグメント用継手11〜17において、ほぼ平行する金属板は中間部31c〜37cで折り曲げ加工した一体成形品であることを特徴とする。
【0013】
請求項2記載のセグメント用継手においては、金属板の中間部をセグメントに固定することで、雄部をセグメントに固定することができる。特に、セグメントに埋め込まれたアンカー筋に対して、金属板の中間部を固定することで、強固に雄部をセグメントに固定することができる。
【0014】
請求項3記載のセグメント用継手は、請求項1記載のセグメント用継手11〜17において、ほぼ平行する金属板は互いに向き合わせた対称形を有する二枚の金属板であることを特徴とする。
【0015】
請求項3記載のセグメント用継手においては、二枚の金属板の端部を、セグメントに対して固定することで、雄部をセグメントに固定することができる。
【0016】
請求項4記載のセグメント用継手は、請求項1〜3のいずれかに記載のセグメント用継手11(15、17)において、雄部31(35、37)が雌部21(25、27)の開口部21a(25a、27a)から引き抜かれないようにするストッパ手段を設けたことを特徴とする。
【0017】
請求項4記載のセグメント用継手においては、ストッパ手段により、雄部が雌部の開口部から引き抜かれるのを確実に防止することができる。
【0018】
なお、ストッパ手段としては、例えば、金属板の先端部を互いに近づけて少なくとも一部を接触させた場合に、雄部の先端部の位置での上下幅が、開口部の内側縁部間の距離よりも大きくなるように設定された、雄部の先端部が挙げられる。また、雌部内に形成され、雄部の突出部と係合し合う溝などでもよい。ストッパ手段は、上述の例に限ることなく、雄部が雌部の開口部から引き抜かれないようにするものであれば良い。
【0019】
請求項5記載のセグメント用継手は、地中空洞内面を覆工するセグメント同士を、一方のセグメントに設けられ、断面形状が略コ字状凹部による雌部と、他方のセグメントに設けられ、互いに向き合う形態でほぼ平行に突出する弾性機能を有する金属板による雄部と、を互いに係合することにより締結するセグメント用継手であって、前記雌部の凹部内の向かい合う内壁の両方に、開口部に近づくにつれ内壁面同士の距離が小さくなる傾斜部をそれぞれ形成し、前記傾斜部には、内壁面どうしの距離が段階的に小さくなるように、複数本の溝を設け、前記雄部の先端は、先端面が雄部の突出方向とは逆の方向に向くように互いに外側へ向かって反っていて、先端面が雌部と雄部の係合時に前記溝に係合するように設定し、雌部27の開口部27aの内側縁部27dに、開口部27a側に向かうにつれ内壁面同士の距離が大きくなる形状の斜面を形成したことを特徴とする。
【0020】
請求項5記載のセグメント用継手においては、雌部の開口部から雄部を填め込む際に、斜面が形成された内側縁部により、雄部の突出部が互いに内側に向けて徐々に押し込まれる。これにより、雄部の先端部での上下幅がより小さくなるので、雄部を開口部から填め込みやくすることができる。
【0021】
請求項6記載のセグメント締結方法は、請求項1〜5のいずれかに記載のセグメント用継手11〜17を用いたセグメント締結方法であって、前記一方のセグメント110と前記他方のセグメント110とを、互いの側面において、前記雄部31〜37を前記雌部21〜27に一側方からスライドさせ弾性体の金属板を介し填め込めたことを特徴とする。
【0022】
請求項6記載のセグメント締結方法においては、同一のセグメントリングを形成するセグメント同士を締結することができる。すなわち、本発明のセグメント用継手をセグメント間継手に適用することができる。
【0023】
請求項7記載のセグメント締結方法は、請求項5に記載のセグメント用継手14(17)を用いたセグメント締結方法であって、前記一方のセグメント110と前記他方のセグメント110とを、地中空洞の長さ方向において、互いに押しつけて、前記雄部34(37)を前記雌部24(27)に填め込むことを特徴とする。
【0024】
請求項7記載のセグメント締結方法においては、地中空洞の長さ方向において前後するセグメントリング同士を締結することができる。すなわち、本発明のセグメント用継手をリング間継手に適用することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
<第一の実施例>
本発明の第一の実施例であるセグメント用継手について、図1〜図8を参照して説明する。
【0026】
図2は、第一例のセグメント用継手を示す概略断面図である。セグメント用継手11は、地中空洞内面を覆工するセグメント同士を締結するものであり、一方のセグメントに設けられる雌部21と、他方のセグメントに設けられる雄部31とを備えている。
【0027】
図2に示されるように、雌部21の断面形状は略コ字状である。雌部21の開口部21aの両側端部は、開口されている。雌部21の凹部21b内の向かい合う内壁には、開口部21aに近づくにつれ内壁面同士の距離が小さくされた傾斜部21c、21cが形成されている。雌部21は、例えば、鋳造したり、圧延加工したりすることで形成されるが、これらの加工方法に限られるものではない。
また、雌部21は、後述する第三例と同様に、セグメントの側面に埋め込まれて固定されている。
【0028】
図3は、雄部31の斜視図である。雄部31は、一枚の弾性機能を有する金属板を中間部31cで折り曲げ加工した一体成形品であり、ほぼ平行に金属板が突出する形状となっている。雄部31は、例えば、金型を用いて熱間成形することにより加工されるが、他の従来周知の方法によって製造されるものとしても良い。
【0029】
雄部31の金属板同士の距離は、先端側に行くに従い大きくなっている。また、金属板の先端面31d、31dが互いに向き合うように、金属板の先端が、内側へ向かって折り曲げられている。このようにして、雄部31の先端部31a、31aに、互いに外側に突出する突出部31b、31bが形成されている。
【0030】
また、金属板の先端部31a、31aを互いに近づけて先端面31d、31d同士を接触させた場合に、雄部31の先端部31aの位置での上下幅が、開口部21aの内側縁部21d、21d間の距離よりも大きくなるように、先端面31d、31d間の距離が設定されている。
【0031】
図4は、雄部31の要部斜視図である。雄部31の中間部31c近傍には、金属板に穴31p、31pが形成されている。穴31p、31pには、両端がねじ切りされた棒31qが通されている。棒31qは、セグメントに埋め込まれたアンカー筋に対して、ナットにより固定されている(図示せず)。このようにして、雄部31が、後述する第三例と同様に、セグメントの側面に突出して固定されている。
【0032】
なお、雄部31は、他の方法でセグメントに固定されていてもよい。例えば、図5に示される例では、その断面が多角形状(図5では四角形)である棒31rが、金属板の間に通されている。棒31rは、アンカー筋に対してナットにより固定され(図示せず)、中間部31cを支持している。この場合には、棒31rの断面が多角形状であるため、雄部31の廻り止めを防止することができる。
また、図6に示される例では、金属板の中間部31cに穴31sが設けられている。穴31sに通されたボルト31tが、アンカー筋に対してナットにより固定されている(図示せず)。この場合には、ボルト31tの頭部が多角形状であるため、雄部31の廻り止めを防止することができる。
【0033】
第一例のセグメント用継手11は、例えば、図1に示されるような、矩形型セグメント110に設けられている。なお、図1は、セグメント110…同士を締結する様子を説明するための展開図である。
【0034】
図1に示されるように、セグメント110の短辺111側面の一端側には、雄部3Aが突出して固定されている。また、セグメント110の短辺111側面の他端側には、雌部2Aが埋め込まれて固定されている。雌部2Aと雄部3Aとを互いに係合することにより、同一のセグメントリング100を形成するセグメント110、110同士が締結されている。すなわち、雌部2Aと雄部3Aはセグメント間継手1Aである。
短辺111側面には、窪み4Aが、セグメント110内部に形成されている。窪み4Aの内部に、雄部3A側に空間を確保して、雌部2Aが固定されている。
【0035】
また、セグメント110の一方の長辺113側面には、雄部3Bが突出して固定されている。また、セグメント110の他方の長辺114側面には、雌部2Bが埋め込まれて固定されている。雌部2Bと雄部3Bとを互いに係合することにより、前後するセグメントリング100、100同士が締結されている。すなわち、雌部2Bと雄部3Bはリング間継手1Bである。
【0036】
次に、セグメント用継手11をセグメント間継手1Aに用いて、セグメント110…同士を締結する方法について説明する。
まず、隣り合うセグメント110、110同士が互いに前後にずれている状態で、短辺111、111側面同士を当接させる。この際、雄部31(図1中では雄部3A)の先端部31a、31aは、隣り合うセグメント110の短辺111側面に設けられた窪み4Aに入り込む。
【0037】
その後、通常のセグメント組立工程と同様に、セグメント110を、一つ前のセグメントリング100に前方から当接させる。この際、雄部31が固定された短辺111側面と、雌部21(図1中では雌部2A)が固定された短辺111側面とにおいて、雄部31が、雌部21に、側方からスライドして填め込まれる。セグメント110が一つ前のセグメントリング100に当接した際には、図2に示されるように、雄部31と雌部21とが互いに係合する。
このようにして、同一のセグメントリング100を形成するセグメント110、110同士を、弾性体の金属板を介して締結する。
【0038】
以上のような第一例のセグメント用継手11においては、雄部31の突出部31b、31bが、雌部21の傾斜部21c、21cを、弾性機能を有する金属板の反発力により押し込む作用により、雄部31と雌部21が互いに係合する。したがって、従来と異なり、雄部31と雌部21とを高精度で加工しなくても、十分にセグメント110、110同士を締結することができる。
【0039】
また、凹部21bによる雌部21と金属板による雄部31とを互いに係合するので、雌部21と雄部31の相対的な位置が、幅方向において多少ずれていても、雄部31を雌部21に填め込むことができる。したがって、セグメント110と隣り合うセグメント110との相対的な位置、あるいは、雌部21及び雄部31のセグメント110、110への取り付け位置を厳密に決定しなくても、セグメント110、110同士を締結することができる。
【0040】
さらに、セグメント110を一つ前のセグメントリング100に前方から当接させるという通常のセグメント組立工程と同様の工程を行うのみで、短辺111側面の一端側に設けられた雄部31を、短辺111側面の他端側に設けられた雌部21に填め込んで、同一のセグメントリング100を形成する隣り合うセグメント110、110同士を弾性体の金属板を介して締結できる。
【0041】
また、セグメントに埋め込まれたアンカー筋に対して、金属板の中間部31cが固定されているので、強固に雄部31をセグメントに固定することができる。
【0042】
また、上述のように、雄部31の先端面31d、31d間の距離が設定されているので、雄部31が開口部21aから引き抜かれるのを確実に防止することができる。すなわち、第一例においては、先端面31d、31d間の距離が設定された雄部31の先端部31a、31aが、ストッパ手段となっている。
【0043】
なお、第一例のセグメント用継手11は、矩形型セグメント110に設けられているものとしたが、これに限ることなく、従来の台形型セグメント(図7に図示)や、ウイング型セグメント(図8に図示)などにも対応可能である(第二例〜第七例においても同様)。
【0044】
また、雄部31は、一枚の金属板を中間部31cで折り曲げ加工した一体成形品であるものとしたが、これに限ることなく、互いに向き合わせた二枚の金属板であるものとしても良い。この場合には、二枚の金属板の端部を、セグメント110に対して固定することで、雄部31をセグメント110に固定することができる(第二例〜第七例においても同様)。
【0045】
また、雌部21の凹部21bの内壁を、高周波焼入等により表面加工して硬化させても良い。この場合には、雄部31を雌部21へ填め込む際、雌部21の内壁と雄部31の外面との摩擦抵抗が小さくなるため、雄部31を雌部21へ填め込みやすくすることができる(第二例〜第七例においても同様)。
【0046】
<第二の実施例>
本発明の第二の実施例であるセグメント用継手について、図9、図10を参照して説明する。
なお、以下の実施例(第二例〜第七例)においては、第一例と同様の構成については、その説明を省略する。
【0047】
図9は、第二例のセグメント用継手を示す概略断面図である。セグメント用継手12は、雌部22と雄部32とを備えている。
【0048】
図9に示されるように、雌部22の凹部22b内の向かい合う内壁には、その開口部22a側に、開口部22aに近づくにつれ内壁面同士の距離が小さくされた傾斜部22c、22cが形成されている。また、凹部22b内の向かい合う内壁には、傾斜部22c、22cよりも底面22e側に、底面22eに近づくにつれ内壁面同士の距離が小さくされた傾斜部22f、22fが形成されている。
【0049】
図10は、雄部32の斜視図である。雄部32の金属板同士の距離は、先端側に行くに従い大きくなっている。また、金属板の先端が、内側へ向かって折り曲げられている。このようにして、雄部32の先端部32a、32aに、互いに外側に突出する突出部32b、32bが形成されている。
【0050】
以上のような第二例のセグメント用継手12を用いて、第一例と同様に、同一のセグメントリング100を形成するセグメント110、110同士を締結することができる。
【0051】
また、第二例のセグメント用継手12においては、雄部32の突出部32bの外面が、雌部22の傾斜部22c、22fに接しているため、雄部32と雌部22との接触面積が大きく、雄部32を雌部22に対してより安定に支持して係合させることができる。
【0052】
<第三の実施例>
本発明の第三の実施例であるセグメント用継手について、図11〜図14を参照して説明する。
図11は、第三例のセグメント用継手を示す概略断面図である。セグメント用継手13は、雌部23と雄部33とを備えている。
【0053】
図11に示されるように、雌部23は、上述した第一例の雌部21とほぼ同様の構成である。雌部23は、開口部23aがセグメント110側面に位置するように、セグメント110に埋め込まれて固定されている。セグメント110に埋め込まれたアンカー筋20、20に対して、雌部23の一端を固定することで、強固に雌部23がセグメント110に対して固定されている。
【0054】
図12は、雄部33の斜視図である。金属板の先端部33a、33aは、雄部33の先端内部に空間を確保するように、断面がほぼ半円状とされている。このようにして、金属板の先端部33a、33aに、互いに外側に突出する突出部33b、33bが形成されている。
【0055】
図11に示されるように、雄部33は、先端部33aがセグメント110側面の外側を向くようにして、セグメント110側面に形成された窪み30aに、突出して固定されている。セグメント110に埋め込まれたアンカー筋30に対して、金属板の中間部33cを固定することで、強固に雄部33がセグメント110に固定されている。
【0056】
以上のような第三例のセグメント用継手13を用いて、第一例と同様に、同一のセグメントリング100を形成するセグメント110、110同士を締結することができる。
【0057】
なお、図13に示されるように、セグメント110側面の表面に雄部33を締結する構成としても良い(第一例、第二例、第四例〜第七例においても同様)。
【0058】
また、図14に示されるように、突出部33bを、一方の側端部33eから他方の側端部33fへ向かうにつれ、断面の半円状の径が徐々に小さくなるような構成としても良い。この構成とすると、雄部33の側端部33fから雌部23に填め込むことで、雌部23と雄部33との位置合わせに余裕を持たせることができる。この場合、凹部23bの形状を、雄部33の先端部33aの形状に対応させて、適宜変更することも可能である。
【0059】
また、第一例のセグメント用継手13において、開口部23aの内側縁部23d、23dを面取りすれば、雄部33の先端部33a、33aを、開口部23aから凹部23bへ填め込みやすいものとすることができる。よって、後述する第七例と同様に、リング間継手1Bとして用いることも可能である。
【0060】
<第四の実施例>
本発明の第四の実施例であるセグメント用継手について、図15〜図17を参照して説明する。
図15は、第四例のセグメント用継手を示す概略断面図である。セグメント用継手14は、雌部24と雄部34とを備えている。
【0061】
図15に示されるように、雌部24の凹部24b内の向かい合う内壁には、凹部24h、24hが設けられている。凹部24h、24h内の内壁には、その開口部24a側に、開口部24aに近づくにつれ、一方の凹部24hの内壁面と他方の凹部24hの内壁面との距離が小さくされた傾斜部24c、24cが形成されている。また、凹部24h内の内壁には、その底面24e側に、底面24eに近づくにつれ、一方の凹部24hの内壁面と他方の凹部24hの内壁面との距離が小さくされた傾斜部24f、24fが設けられている。
なお、上述の凹部24hは、図16の(A)に示されるように、凹部24h内で向かい合う内壁が傾斜部24c、24fとなっていてもよいし、図16の(B)に示されるように、凹部24hの開口部24iの内側縁部が傾斜部24c、24fとなっていてもよい。ここで、図16は、雌部24の要部断面図である。
【0062】
図17は、雄部34の斜視図である。金属板の先端部34a、34aは、雄部34の先端内部に空間を確保するように、断面がほぼ台形状とされている。このようにして、金属板の先端部34a、34aに、互いに突出する突出部34b、34bが形成されている。
【0063】
以上のような第四例のセグメント用継手14を用いて、第一例と同様に、同一のセグメントリング100を形成するセグメント110、110同士を締結することができる。また、セグメント用継手14をリング間継手1Bに用いて、前後するセグメントリング100、100同士を締結することもできる。なお、セグメント用継手14をリング間継手1Bに用いて、セグメント110…同士を締結する方法は、後述する第七例とほぼ同様である。
【0064】
また、第四例のセグメント用継手14においては、従来と異なり、セグメント用継手14を、セグメント間継手1Aとリング間継手1Bとに併用することもできる。したがって、セグメント用継手に用いる部材の種類を減少でき、コスト削減を図ることができる。
【0065】
<第五の実施例>
本発明の第五の実施例であるセグメント用継手について、図18、図19を参照して説明する。
図18は、第五例のセグメント用継手を示す概略断面図である。セグメント用継手15は、雌部25と雄部35とを備えている。
【0066】
図18に示されるように、雌部25の凹部25b内の向かい合う内壁には、開口部25aに近づくにつれ内壁面同士の距離が小さくされた傾斜部25c、25cが形成されている。
【0067】
図19は、雄部35の斜視図である。金属板は外側へ向かって折り曲げられている。より先端側では、金属板の先端面35d、35dが互いに向き合うように、内側へ向かって折り曲げられている。このようにして、雄部35の先端部35a、35aに、互いに外側に突出する突出部35b、35bが形成されている。
【0068】
また、金属板の先端部35a、35aを互いに近づけて先端面35d、35d同士を接触させた場合に、雄部35の先端部35aの位置での上下幅が、開口部25aの内側縁部25d、25d間の距離よりも大きくなるように、先端面35d、35d間の距離が設定されている。
【0069】
以上のような第五例のセグメント用継手15を用いて、第一例と同様に、同一のセグメントリング100を形成するセグメント110、110同士を締結することができる。
【0070】
また、第五例のセグメント用継手15においては、上述のように、雄部35の先端面35d、35d間の距離が設定されているので、雄部35が開口部25aから引き抜かれるのを確実に防止することができる。すなわち、第五例においては、先端面35d、35d間の距離が設定された雄部35の先端部35a、35aが、ストッパ手段となっている。
【0071】
<第六の実施例>
本発明の第六の実施例であるセグメント用継手について、図20、図21を参照して説明する。
図20は、第六例のセグメント用継手を示す概略断面図である。セグメント用継手16は、雌部26と雄部36とを備えている。
【0072】
図20に示されるように、雌部26は、上述した第五例の雌部25とほぼ同様の構成である。
【0073】
図21は、雄部36の斜視図である。金属板が外側へ向かって折り曲げられることで、雄部36の先端部36a、36aに、互いに外側に突出する突出部36b、36bが形成されている。雄部36は、上述した第五例の雄部35を、より簡略化した形状となっている。
【0074】
以上のような第六例のセグメント用継手16を用いて、第一例と同様に、同一のセグメントリング100を形成するセグメント110、110同士を締結することができる。
【0075】
<第七の実施例>
本発明の第七の実施例であるセグメント用継手について、図22〜図26を参照して説明する。
図22は、第七例のセグメント用継手を示す斜視図である。セグメント用継手17は、雌部27と雄部37とを備えている。
【0076】
図22に示されるように、雌部27の凹部27b内の向かい合う内壁には、開口部27aに近づくにつれ内壁面同士の距離が小さくされた傾斜部27c、27cが形成されている。傾斜部27cには、開口部27aに近づくにつれ内壁面同士の距離が段階的に小さくなるように、複数本の溝27j…が設けられている。また、雌部27の開口部27aの内側縁部27d、27dには、開口部27a側に向かうにつれ内壁面同士の距離が大きくなる形状の斜面が形成されている。
【0077】
雄部37の先端は、先端面37d、37dが雄部37の突出方向とは逆の方向に向くように、互いに外側へ向かって反っている。このようにして、雄部37の先端部37a、37aに、互いに外側に突出する突出部37b、37bが形成されている。
【0078】
次に、セグメント用継手17をリング間継手1Bに用いて、セグメント110…同士を締結する方法について説明する。
まず、隣り合うセグメント110、110同士が互いに前後にずれている状態で、短辺111、111側面同士を当接させる。その後、雄部37(図1中では雄部3B)が設けられたセグメント110を、雌部27(図1中では雌部2B)が設けられた一つ前のセグメントリング100に前方から当接させる。
【0079】
この際、図23に示されるように、雄部37の先端部37a、37aは、矢印Zの方向に沿って、一つ前のセグメントリング100に設けられた雌部27の開口部27aから入り込む。そして、セグメント110とセグメント110を、地中空洞の長さ方向において互いに押しつけ(図23、図24)、雄部37を雌部27に填め込む。セグメント110が一つ前のセグメントリング100に当接した際には、図25に示されるように、雄部37と雌部27とが互いに係合する。
このようにして、前後するセグメントリング100、100同士を締結する。
【0080】
以上のように、第七例のセグメント用継手17においては、セグメント110を一つ前のセグメントリング100に前方から当接させるという通常のセグメント組立工程と同様の工程を行うのみで、一方の長辺113側面に設けられた雄部37を、他方の長辺114側面に設けられた雌部27に填め込んで、前後するセグメントリング100、100同士を締結できる。
【0081】
また、図25に示されるように、雄部37の突出方向とは逆の方向に向いた先端面37d、37dが、雌部27の溝27j、27jに係り合うので、雄部37が開口部27aから引き抜かれるのを確実に防止することができる。すなわち、第七例においては、溝27jと、雄部37の先端部37a、37aとが、ストッパ手段となっている。
【0082】
また、セグメント110、110同士を互いに押しつけて、雄部37を雌部27に填め込む際には、内側縁部27d、27dの斜面により、雄部37の先端部37a、37aが徐々に内側へ押し込まれることになるので、雄部37を雌部27に挿入しやすいものとすることができる。
【0083】
なお、内側縁部27dに、予めグリースなどを塗布しておけば、雄部37がより挿入しやすくなる。また、セグメント110側面にホゾを設けて、せん断に対応する構成としても良い。また、第七例のセグメント用継手17を、第一例のセグメント用継手11と同様に、セグメント間継手1Aとして用いることも可能である。
【0084】
また、図26に示されるように、雄部37は、互いに向き合わせた対称形を有する二枚の金属板であるものとしても良い。この場合には、二枚の金属板の端部37g、37gを、セグメントに埋め込まれたアンカー筋30に対して固定することで、雄部37をセグメントに固定することができる。
【0085】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係るセグメント用継手では、雌部と雄部とを高精度で加工しなくても、雌部と雄部によりセグメント同士を締結することができる。
【0086】
また、本発明に係るセグメント用継手では、雌部と雄部の相対的な位置が、幅方向において多少ずれていても、雄部を雌部に填め込むことができる。
【0087】
さらに、本発明に係るセグメント用継手を、セグメント間継手とリング間継手とに併用することもできるので、セグメント用継手に用いる部材の種類を減少でき、コスト削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセグメント用継手を用いてセグメント同士を締結する方法を説明するための展開図である。
【図2】本発明に係るセグメント用継手の第一例を示すもので、雄部が雌部に填め込まれた状態を示す概略断面図である。
【図3】同、雄部の斜視図である。
【図4】同、雄部をセグメントに取り付ける方法の例を説明する要部斜視図である。
【図5】同、雄部をセグメントに取り付ける方法の他の例を説明する要部斜視図である。
【図6】同、雄部をセグメントに取り付ける方法の他の例を説明する要部斜視図である。
【図7】同、セグメント用継手を用いて台形型セグメント同士を締結する方法を説明するための展開図である。
【図8】同、セグメント用継手を用いてウイング型セグメント同士を締結する方法を説明するための展開図である。
【図9】本発明に係るセグメント用継手の第二例を示すもので、雄部が雌部に填め込まれた状態を示す概略断面図である。
【図10】同、雄部の斜視図である。
【図11】本発明に係るセグメント用継手の第三例を示すもので、雄部が雌部に填め込まれた状態を示す概略断面図である。
【図12】同、雄部の斜視図である。
【図13】本発明に係るセグメント用継手の第三例の変形例を示すもので、雄部が雌部に填め込まれた状態を示す概略断面図である。
【図14】本発明に係るセグメント用継手の第三例の他の変形例を示すもので、雄部を示す斜視図である。
【図15】本発明に係るセグメント用継手の第四例を示すもので、雄部が雌部に填め込まれた状態を示す概略断面図である。
【図16】同、(A)は雌部の要部断面図、(B)は雌部の他の例を示す要部断面図である。
【図17】同、雄部の斜視図である。
【図18】本発明に係るセグメント用継手の第五例を示すもので、雄部が雌部に填め込まれた状態を示す概略断面図である。
【図19】同、雄部の斜視図である。
【図20】本発明に係るセグメント用継手の第六例を示すもので、雄部が雌部に填め込まれた状態を示す概略断面図である。
【図21】同、雄部の斜視図である。
【図22】本発明に係るセグメント用継手の第七例を示すもので、その斜視図である。
【図23】同、雄部を雌部に填め込む様子を説明するための概略断面図である。
【図24】同、雄部を雌部に填め込む様子を説明するための概略断面図である。
【図25】同、雄部が雌部に填め込まれた状態を示す概略断面図である。
【図26】本発明に係るセグメント用継手の第七例の変形例を示すもので、雄部を示す側面図である。
【符号の説明】
11、12、13、14、15、16、17 セグメント用継手
21、22、23、24、25、26、27 雌部
21a、22a、23a、24a、25a、26a、27a 開口部
21b、22b、23b、24b、25b、26b、27b 凹部
21c、22c、23c、24c、25c、26c、27c 傾斜部
27d 内側縁部
31、32、33、34、35、36、37 雄部
31a、32a、33a、34a、35a、36a、37a 先端部
31b、32b、33b、34b、35b、36b、37b 突出部
31c、32c、33c、34c、35c、36c、37c 中間部
110 セグメント
Claims (7)
- 地中空洞内面を覆工するセグメント同士を、
一方のセグメントに設けられ、断面形状が略コ字状凹部による雌部と、
他方のセグメントに設けられ、互いに向き合う形態でほぼ平行に突出する弾性機能を有する金属板による雄部と、を互いに係合することにより締結するセグメント用継手であって、
前記雌部の凹部内の向かい合う内壁の両方に、開口部に近づくにつれ内壁面同士の距離が小さくなる傾斜部をそれぞれ形成し、
前記雄部のほぼ平行する金属板の先端部に、互いに外側に突出する突出部をそれぞれ形成したこと、を特徴とするセグメント用継手。 - 請求項1記載のセグメント用継手において、前記雄部のほぼ平行する金属板は中間部で折り曲げ加工した一体成形品であることを特徴とするセグメント用継手。
- 請求項1記載のセグメント用継手において、ほぼ平行する金属板の先端部には、前記凹部の傾斜部に接触させる傾斜した外面がそれぞれ形成されていることを特徴とするセグメント用継手。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のセグメント用継手において、前記ほぼ平行する金属板の先端面が互いに向き合うように、金属板の先端が内側へ向かって折り曲げられ、前記金属板の先端部を互いに近づけて先端面どうしを接触させた場合に、雄部の先端部の突出部の位置での上下幅が開口部の内側縁部間の距離よりも大きくなるように、先端面間の距離が設定されていることを特徴とするセグメント用継手。
- 地中空洞内面を覆工するセグメント同士を、
一方のセグメントに設けられ、断面形状が略コ字状凹部による雌部と、
他方のセグメントに設けられ、互いに向き合う形態でほぼ平行に突出する弾性機能を有する金属板による雄部と、を互いに係合することにより締結するセグメント用継手であって、
前記雌部の凹部内の向かい合う内壁の両方に、開口部に近づくにつれ内壁面同士の距離が小さくなる傾斜部をそれぞれ形成し、
前記傾斜部には、内壁面どうしの距離が段階的に小さくなるように、複数本の溝を設け、
前記雄部の先端は、先端面が雄部の突出方向とは逆の方向に向くように互いに外側へ向かって反っていて、先端面が雌部と雄部の係合時に前記溝に係合するように設定し、
前記雌部の開口部の内側縁部に、開口部側に向かうにつれ内壁面同士の距離が大きくなる形状の斜面を形成したことを特徴とするセグメント用継手。 - 請求項1〜5のいずれかに記載のセグメント用継手を用いたセグメント締結方法であって、前記一方のセグメントと前記他方のセグメントとを、互いの側面において、前記雄部を前記雌部に一側方からスライドさせ弾性体の金属板を介し填め込めたことを特徴とするセグメント締結方法。
- 請求項5に記載のセグメント用継手を用いたセグメント締結方法であって、前記一方のセグメントと前記他方のセグメントとを、地中空洞の長さ方向において、互いに押しつけて、前記雄部を前記雌部に填め込むことを特徴とするセグメント締結方法。
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