JP4447845B2 - カメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影光学系とファインダ光学系を連動させるカム板を備えたカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、沈胴式レンズ鏡筒のカメラに設けられているファインダ光学系は、撮影光学系の変倍動作に連動するようになっており、この連動機構には、撮影光学系の駆動機構からギアトレインなどの伝達部材を介してファインダ光学系をカム駆動する方式や、撮影光学系の焦点距離を検出しながら別のアクチュエータでファインダ光学系を駆動する方式がある。
【0003】
しかし、伝達部材を介してファインダ光学系を駆動する連動機構においては、構造上、レンズ鏡筒の外側に伝達部材を配置しなければならず、カメラの小型化を図るのに弊害となっている。また、別のアクチュエータを用いた連動機構においては、駆動機構を構成する部品点数が多くなり、カメラの小型化はもとより、コストの面でも大きな弊害となっている。
【0004】
これらの課題を解決する手段として、板状のカム部材(ファインダカムプレート)を介して撮影光学系およびファインダ光学系を連動させる機構がある(例えば、特許文献1参照)。すなわち、板状のファインダカムプレートを用いて撮影光学系およびファインダ光学系を連動させることにより、部品点数を少なくでき、カメラの小型化を図れるようになっている。
【0005】
このファインダカムプレートは、図17に示すような構成をとっている。すなわち、撮影光学系の変倍動作に応じてファインダカムプレート46が光軸周りに回転(図17中左右方向に移動)するようになっており、ファインダ光学系を構成するレンズ56、57がそれぞれ、フォロア部56a、57aおよびカム溝46c、46dのカム係合作用により光軸方向(図17中上下方向)に移動するようになっている。
【0006】
この連動機構において、レンズ鏡筒が沈胴状態と撮影状態(ワイド状態)との間を移動するときには、レンズ鏡筒の駆動力がファインダカムプレート46に伝わらないようになっている。そして、レンズ鏡筒がワイド状態とテレ状態との間を移動するときにファインダカムプレート46が回転駆動される。
【0007】
このため、レンズ鏡筒が沈胴状態とテレ状態との間で移動するときにカム部材を回転駆動する場合に比べて、ファインダカムプレート46の駆動範囲を小さくできるため、カメラの小型化を図ることができる。
【0008】
ここで、ファインダカムプレート46は、引張りバネ47により図17中左方向に付勢されており、ワイド状態からテレ状態に移行する場合には、引張りバネ47の付勢力(図17の矢印Bで示す力)に抗してファインダカムプレート46を図17中右方向に駆動することになる。
【0009】
【特許文献1】
特開2001−324749号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述したファインダカムプレート46を用いた連動機構において、レンズ56、57は、図17に示すように引張りバネ59’により互いに近づく方向に付勢されており、フォロア部56a、57aがカム溝46c、46dの内側壁面に当接することで片寄せされている。
【0011】
このとき、引張りバネ59’によって生じる力は、レンズ56、57のフォロア部56a、57aを介してカム溝46c、46dへと伝えられ、ファインダカムプレート46には図17の右方向への力(矢印C’で示す力)が生じる。ここで、フォロア部56aがカム溝46cに側面に与える力を矢印A3で示し、フォロア部57aがカム溝46dの側面に与える力を矢印A4で示す。
【0012】
一方、ファインダカムプレート46は、上述したように引張りバネ47によって図17中左方向に付勢されており、ファインダカムプレート46には、相反する方向の2つの力(矢印Bで示す力と矢印C’で示す力)が働いている。
【0013】
このため、引張りバネ47によってファインダカムプレート46を一方向(図17中左方向)に片寄せする力(矢印B)は、引張りバネ59’によってファインダカムプレート46を他方向(図17中右方向)に片寄せする力(矢印C’)の分だけ相殺される。
【0014】
ここで、ファインダカムプレート46をテレ状態からワイド状態に駆動する場合には、引張りバネ47の付勢力だけでファインダカムプレート46を駆動することになる。しかし、引張りバネ47によるファインダカムプレート46の片寄せ力は、この一部が引張りバネ59’によるファインダカムプレート46の片寄せ力によって相殺されるため、この相殺された分だけ引張りバネ59’の片寄せ力が弱まり、ファインダカムプレート46をワイド状態まで駆動できない恐れがある。
この対策として、引張りバネ47の引張り力を強くすることも考えられるが、この場合には、ファインダカムプレート46を引張りバネ47の付勢力に抗して駆動するときに大きな駆動力が必要となり、駆動源により多くの電流を供給しなければならない。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の一側面のカメラは、固定筒に対して内周にある移動カム環が相対的に回転することで光軸方向に進退可能な撮影光学系と、光軸方向に並んだ第1及び第2のレンズユニットを有するファインダ光学系と、外周に前記第1及び第2のレンズユニットと係合する第1及び第2のカムを有し、該第1及び第2のカムはワイド側よりもテレ側で互いに近づくテーパーであって光軸方向よりも光軸周りに大きく位置を変えるテーパーを有して形成されており、内周に突起が形成されて該突起が前記固定筒を貫通して前記移動カム環と係合し当該固定筒の外周で前記移動カム環に連動して光軸回りに回転することで、前記撮影光学系の変倍動作に連動して前記第1及び第2のレンズユニットをカム駆動するカム部材と、前記カム部材の光軸周りの移動方向のうちワイド方向に前記カム部材が前記固定筒に対して移動するように前記カム部材を付勢する第1の付勢部材と、前記光軸方向に並んだ第1及び第2のレンズユニットを光軸方向に前記テーパーを有する第1及び第2のカムに付勢することで前記第1及び第2のカムの側面に付勢する第2の付勢部材とを備え、前記第2の付勢部材は、前記第1及び第2のレンズユニットを介して前記カム部材に加わる付勢力のうち前記カム部材の移動に寄与する分力の方向が、前記第1の付勢部材の付勢方向であるワイド方向に前記カム部材が移動するように前記第1及び第2のレンズユニットを付勢することによって、テレ端およびワイド端においてワイド方向に前記カム部材が移動する方向の合力が働くようにしたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の1実施形態であるカメラについて図面を参照しながら説明する。本実施形態のカメラにおけるレンズ鏡筒は、光軸方向に繰り出し繰り込み可能であり、カメラ内に収納される沈胴位置と、光軸方向に繰り出した撮影位置(ワイドからテレ)との間で移動可能となっている。また、レンズ鏡筒の繰り出し繰り込み動作に連動して光学ファインダユニットが駆動するようになっている。
【0018】
図1は、本実施形態のカメラのうち主にレンズ鏡筒の分解斜視図を示したものである。同図において、レンズ鏡筒の基部となるベース1には、ネジ止めにより固定筒2が固定される。
【0019】
1群鏡筒3はレンズ群4(図2)を保持しており、この外周面には、先端にテーパ部を持つフォロアピン6が3本圧入されている。また、1群鏡筒3の前面には、キャップ7が接着により固定されている。
【0020】
2群鏡筒13はレンズ群9(図2)を保持しており、この外周には、先端にテーパ部を持つフォロア部13aが周方向に等間隔で配置されている。
【0021】
絞りシャッタユニット8は、不図示の絞り羽根およびシャッタ羽根を有し、2群鏡筒13に対してビス等で固定される。この絞りシャッタユニット8は、図16に示すように、カメラ内の制御部60からの命令を受けて絞り羽根やシャッタ羽根を駆動することにより、像面に入射する光量を調節する。
【0022】
図5は、レンズ鏡筒内の一部の構成を示す図である。
【0023】
同図において、レンズ16を保持する3群鏡筒15は、光軸方向に延びるガイドバー17に嵌合するとともに、キャップ28に設けられ、光軸方向に延びる案内軸28aに係合する。これにより、ガイドバー17は、光軸方向に移動可能となっている。
【0024】
キャップ28は、ベース1に固定される。リードスクリュー20は、ギア21、アイドラギア25およびギア22aを介してステッピングモータ22に連結しており、ステッピングモータ22からの駆動力を受けることで回転する。
【0025】
スクリュー20にはナット18が係合しており、このナット18は、スクリュー20が回転することでスクリュー20に沿って移動する。ここで、ナット18の溝部18aは、3群鏡筒15の突起部15aと係合しているため、ナット18は、スクリュー20の軸周りには回転せずに、この軸方向にのみ移動する。
【0026】
また、ナット18は3群鏡筒15に当接しているため、ナット18がスクリュー20に沿って移動することで、3群鏡筒15が光軸方向に移動する。ここで、3群鏡筒15は、引張りバネ19によってナット18に当接する方向に付勢(片寄せ)されている。
【0027】
図1において、CCD等で構成される撮像素子29は、ベース1にネジ止め固定される保持板30に接着等により固定保持される。なお、本実施形態では、撮像素子29を用いたデジタルカメラについて説明するが、フィルムを用いたカメラであっても本発明を適用できる。
【0028】
フレキシブル基盤31は、撮像素子29にはんだ付けされており、撮像素子29で光電変換された画像信号を画像処理回路61(図16)に供給する。画像処理回路61は、図16に示すように、カメラ内の制御部60からの制御信号を受けることにより、撮像素子29から入力された画像信号に対して所定の処理を行い、メモリ62に出力する。
【0029】
なお、画像処理回路61で処理された画像データは、不図示の表示部に出力されて、この表示部で撮影画像として表示されたり、不図示の記録媒体に記録されたりする。
【0030】
防塵用のゴム32およびLPF(ローパスフィルタ)33は、ベース1に接着等により固定される。
【0031】
移動カム環34の外周面には金属製のフォロアピン35が圧入されており、このフォロアピン35は、図12に示すように固定筒2の内周面に形成されたカム溝2aに係合する。移動カム環34が後述するように光軸周りに回転すると、フォロアピン35がカム溝2aに沿って移動し、移動カム環34は固定筒2に対して光軸方向に進退する。
【0032】
また、移動カム環34の外周面には、周方向に延びる突部34dが形成されており、この突部34dは、移動カム環34の移動に応じて、図12に示すように移動する。そして、移動カム環34がテレ状態にあるとき、突部34dは固定筒2の内周面に形成されたフランジ部2bに当接する。
【0033】
さらに、移動カム環34の外周面には、図6に示すように周方向に延びるギア歯34aが形成されており、このギア歯34aは減速ギア列37〜42を介してズームモータ36に連結されている。これにより、ズームモータ36の駆動力は、減速ギア列37〜42を介して移動カム環34に伝達され、移動カム環34は光軸周りに回転する。
【0034】
ここで、ズームモータ36の回転軸に圧入されたギア37には、ズームモータ36の回転を検知するための3枚の羽根37aが設けられており、これらの羽根37aはズームモータ36の回転に応じてフォトインタラプタ54、55のスリット部内に進退可能となっている。
【0035】
これにより、フォトインタラプタ54、55からはズームモータ36の回転に応じた信号が出力され、この出力信号は図16に示すように制御部60に入力される。制御部60は、フォトインタラプタ54、55からの入力信号に基づいて所定の演算を行うことにより、ズームモータ36の回転数及び回転方向を検出する。
【0036】
図1において、ファインダカムプレート(カム板)46は、固定筒2の外周面に沿って配置されている。引張りバネ(第1の付勢部材)47は、この一端がファインダカムプレート46に固定され、他端が固定筒2に固定されることで、ファインダカムプレート46を光軸周り一方向に付勢する。
【0037】
ファインダカムプレート46の裏面には、図8に示すようにキー部46a、46bが形成されており、このキー部46a、46bは、固定筒2の外周面に形成された溝部2d、2eに係合し、この溝部2d、2eに沿って移動するようになっている。これにより、ファインダカムプレート46は、固定筒2の外周に沿って移動する。ここで、キー部46aは、溝部2dを貫通して固定筒2の内側に突出する。
【0038】
また、固定筒2の外周にはリブ2gが形成されており、このリブ2gはファインダカムプレート46の表面に当接することで、ファインダカムプレート46が固定筒2から外れるのを阻止している。
【0039】
一方、ファインダカムプレート46の表面には、図10に示すようにテーパカム溝46c、46dが形成されており、このテーパカム溝46c、46dには、後述するようにコンペンセータレンズ(移動レンズ)56のフォロア部56aやバリエータレンズ(移動レンズ)57のフォロア部57aが係合する。
【0040】
ファインダカムプレート46が固定筒2の外周面に沿って移動(図10の左右方向に移動)すると、フォロア部56a、57aがテーパカム溝46c、46dにガイドされて光軸方向に移動する。
【0041】
図1において、移動カム環34の内部には直進ガイド筒44が配置され、直進ガイド筒44の後端部外周に形成された突起44eは、固定筒2の内周面に形成され、光軸方向に延びる溝2cに係合している。このため、直進ガイド筒44は固定筒2に対して光軸方向にのみ移動可能となっている。
【0042】
また、直進ガイド筒44の先端には3つの突起44fが形成されており、これらの突起44fは、図11に示すように、移動カム環34の内周面に設けられ、この周方向に延びる溝34eに係合する。これにより、移動カム環34は、直進ガイド筒44に対して光軸周りに回転可能であるとともに、直進ガイド筒44とともに光軸方向に移動することができる。
【0043】
移動カム環34の内周面には、図11に示すようにカム溝34b、34cが形成されており、カム溝34bには1群鏡筒3のフォロアピン6が係合し、カム溝34cには2群鏡筒13のフォロア部13aが係合する。
【0044】
移動カム環34が光軸周りに回転(図11の左右方向に移動)すると、フォロアピン6はカム溝34bのカム軌跡に沿って移動し、フォロア部13aはカム溝34cのカム軌跡に沿って移動する。
【0045】
ここで、直進ガイド筒44には、図11に示すように直動溝44a、44bが形成されている。直動溝44aには、1群鏡筒3に設けられた直動ピン3aが係合しており、1群鏡筒3が光軸周りに変位するのを阻止する。なお、直動ピン3aは、フォロアピン6の基端部に一体的に形成されている。
【0046】
一方、直動溝44bには、2群鏡筒13のフォロア部13aが係合しており、2群鏡筒13が光軸周りに変位するのを阻止する。
【0047】
上記構成において、1群鏡筒3は、カム溝34bおよびフォロアピン6の係合作用と、直動溝44aおよび直動ピン3aの係合作用とにより、光軸方向にのみ移動する(図11の(a)〜(c))。また、2群鏡筒13は、フォロア部13aと、カム溝34cおよび直動溝44bとの係合作用により光軸方向にのみ移動する(図11の(a)〜(c))。
【0048】
次に、図7および図9を用いて、光学ファインダユニット14の構成について説明する。
【0049】
第1のファインダベース50は、対物レンズ68、コンペンセータレンズ56、バリエータレンズ57、プリズム69を保持する。対物レンズ68は、第1のファインダベース50に接着などで固定される。
【0050】
コンペンセータレンズ56およびバリエータレンズ57は、光軸方向に延びるガイドバー58に嵌合し、ガイドバー58に沿って移動可能となっている。ガイドバー58は、この両端部において、第1のファインダベース50に固定される。
【0051】
コンペンセータレンズ56にはフォロア部56aが形成されており、このフォロア部56aは、ファインダカムプレート46のテーパカム溝46cに係合する(図10)。また、バリエータレンズ57にはフォロア部57aが形成されており、このフォロア部57aは、ファインダカムプレート46のテーパカム溝46dに係合する(図10)。
【0052】
コンペンセータレンズ56およびバリエータレンズ57には、これらのレンズ56、57を第1のファインダベース50に対して片寄せるためのバネ部材66、67が取り付けられており、ガイドバー58を中心とする回転方向のがたを阻止している。
【0053】
コンペンセータレンズ56およびバリエータレンズ57の間には、圧縮バネ(第2の付勢部材)59が配置されており、この圧縮バネ59は、2つのレンズ56、57を光軸方向で引き離す方向に付勢することで、レンズ56、57の片寄せを行う。
【0054】
これにより、テーパカム溝46cの外側壁面(図10中下側の壁面)には、フォロア部56aを介して矢印A1で示す力が加わり、テーパカム溝46dの外側壁面(図10中上側の壁面)には、フォロア部57aを介して矢印A2で示す力が加わる。
【0055】
ここで、ファインダカムプレート46は、図10中左右方向にのみ移動可能となっているため、フォロア部56a、57aから矢印A1、A2に示す力を受けることで矢印Cに示す力を受ける。この矢印Cで示す力は、圧縮バネ59による付勢力のうちファインダカムプレート46の駆動方向に働く分力となる。
【0056】
なお、矢印Cに示す力は、テーパカム溝46c、46dの傾き角度に応じて異なり、フォロア部56a、57aがテーパカム溝46c、46dのワイド位置近傍の領域にあるときに大きくなる。
【0057】
視野マスク70は、ファインダの視野範囲を制限する。第2のファインダベース72は、ダハプリズム71および接眼レンズ73からなる接眼系のレンズ群を保持する。第2のファインダベース72および第1のファインダベース50は、クリップ75によって固定される。
【0058】
天板74は、第1のファインダベース50の上部を覆うように配置される。
【0059】
上述したファインダユニット14の構成において、対物レンズ68から入射した被写体光束は、コンペンセータレンズ56およびバリエータレンズ57を通過し、プリズム69およびダハプリズム71で屈折して接眼レンズ73に導かれる。これにより、撮影者は、接眼レンズ73を介して被写体像を観察することができる。
【0060】
本実施形態では、レンズ鏡筒の動作に連動してファインダカムプレート46が移動することにより、コンペンセータレンズ56およびバリエータレンズ57が光軸方向に移動するため、撮影者は接眼レンズ73を介して撮影画角と略等しい画角で被写体像を観察することができる。
【0061】
上述した光学ファインダユニット14は、ベース1に対してビス76で固定される。
【0062】
次に、上述した構成のカメラにおいて、レンズ鏡筒の繰り出し繰り込み動作と、このレンズ鏡筒の動作に応じた光学ファインダユニット14の動作について説明する。
【0063】
図16において、電源スイッチ65が操作されることにより電源が投入されると、制御部60はズームモータ36に駆動信号を送ることによりズームモータ36を駆動させる。これにより、レンズ鏡筒は、沈胴位置から撮影待機位置(ワイド待機位置)まで繰り出す。
【0064】
このとき、ズームモータ36の駆動力が減速ギア列37〜42を介して移動カム環34のギア歯34aに伝達されると(図6)、移動カム環34は光軸周り一方向(図6中時計方向)に回動するとともに、フォロアピン35およびカム溝2aのカム係合作用により光軸方向に繰り出す。
【0065】
また、移動カム環34が光軸周りに回動することにより、1群鏡筒3がフォロアピン6およびカム溝34bのカム係合作用により光軸方向に繰り出すとともに、2群鏡筒13がフォロア部13aおよびカム溝34cのカム係合作用により光軸方向に繰り出す。
【0066】
レンズ鏡筒が沈胴位置からワイド待機位置の直前位置まで繰り出す間、ファインダカムプレート46は、引張りバネ47の付勢力を受けて、図13に示すように、キー部46aの端面46eが固定筒2の溝部2dの端面2fに当接した位置で停止したままとなっている。
【0067】
レンズ鏡筒がワイド待機位置まで繰り出すときには、移動カム環34の外周面に形成された突起34fが移動カム環34の回転に応じてファインダカムプレート46のキー部46aに当接する。
【0068】
そして、突起34fがキー部46aに当接した状態で、移動カム環34が図14中時計方向に所定量回動することで、レンズ鏡筒がワイド待機位置まで繰り出す。このとき、突起34fは、引張りバネ47の付勢力に抗してファインダカムプレート46を回転させる。ワイド待機状態にあるときのレンズ鏡筒の光軸方向断面図を図3に示す。
【0069】
圧縮バネ59は、図10に示すように、コンペンセータレンズ56およびバリエータレンズ57を光軸方向で引き離す方向(矢印A1、A2方向)に付勢している。
【0070】
ここで、テーパカム溝46c、46dは、ファインダカムプレート46の長手方向(図10中左右方向)に対して角度を持って形成されており、ファインダカムプレート46は、フォロア部56a、57aを介して圧縮バネ59からの付勢力を受けることにより、矢印Cに示す力を受ける。
【0071】
この力の方向は、引張りバネ47によるファインダカムプレート46の片寄せ方向(矢印B方向)と一致しており、ファインダカムプレート46は、矢印Cに示す力と矢印Bに示す力との合力で片寄せされることになる。
【0072】
これにより、ファインダカムプレート46のキー部46aは、絶えず移動カム環34の突起34fに当接する。
【0073】
図16において、制御部60は、フォトインタラプタ54、55からの出力に基づいて移動カム環34がワイド位置まで動作したことを検出すると、ステッピングモータ22を駆動することにより、待避位置にある3群鏡筒15の初期位置出しを行う。
【0074】
ステッピングモータ22が制御部60からの命令を受けて駆動すると、この駆動力がギア22a、25、21を介してスクリュー20に伝達され、スクリュー20が回転する。これにより、ナット18がスクリュー20に沿って光軸方向に移動し、3群鏡筒15もこれに追従して光軸方向に移動する。
【0075】
このとき、3群鏡筒15に形成されたスリット板15bが、フォトインタラプタ27のスリット部内に進入又は退避することにより、フォトインタラプタ27の出力が切り替わり、制御部60は、フォトインタラプタ27の出力の切り替わりを受けてカウンタをリセットし、3群鏡筒15の駆動を停止させる。これにより、3群鏡筒15の初期位置出しが完了する。
【0076】
制御部60は、初期位置出し動作が完了した後、ステッピングモータ22を駆動することにより3群鏡筒15を所定の位置(合焦位置)まで移動させる(焦点調節動作)。そして、被写体の明るさ等に基づいて絞り、ホワイトバランス等の制御を行うことで撮影準備動作を完了させる。
【0077】
一方、撮影者がカメラに設けられたズームレバーをテレ側に操作すると、ズームモータ36が正回転を始め、レンズ鏡筒が光軸方向に繰り出す。このとき、ズームモータ36の回転に応じてフォトインタラプタ54、55からの信号が制御部60に入力される。
【0078】
制御部60は、フォトインタラプタ54、55からの入力信号に伴いカウントを開始してカウント値を監視する。そして、このカウント値に基づいてズームモータ36の駆動制御を行い、1群鏡筒3および2群鏡筒13を所定のズームポジションまで移動させる。
【0079】
ここで、テレ状態にあるときのレンズ鏡筒の光軸方向断面図を図4に示す。
【0080】
このとき、移動カム環34は、引張りバネ47や圧縮バネ59による付勢力(片寄せ力)に抗してファインダカムプレート46を移動させており、ファインダカムプレート46が移動することで、バリエータレンズ56およびコンペンセータレンズ57が光軸方向に移動する。これにより、撮影光学系の変倍動作に応じてファインダ光学系の変倍動作を行うことができる。
【0081】
撮影者がズームレバーを操作している間は、撮影光学系およびファインダ光学系の変倍動作が行われ、撮影者がズームレバーの操作を止めることで撮影光学系およびファインダ光学系が所定のズームポジションで停止する。
【0082】
撮影者がズームレバーをワイド側に操作すると、ズームモータ36が逆回転を始め、ズームモータ36の回転に応じて移動カム環34が図15中反時計方向に回転する。
【0083】
このとき、ファインダカムプレート46は引張りバネ47によって図15中反時計方向に付勢されているため、ファインダカムプレート46のキー部46aが移動カム環34の突起34fと当接しながら移動カム環34とともに回動する。
【0084】
上述したように、バリエータレンズ56やコンペンセータレンズ57の片寄せに用いられている圧縮バネ59は、図10に示すようにフォロア部56a、57aをテーパカム溝46c、46dの外側壁面に突き当てており、ファインダカムプレート46に図10中左方向の力(矢印Cで示す力)を付与している。
【0085】
したがって、ファインダカムプレート46は、圧縮バネ59によっても引張りバネ47と同様の片寄せされる力を受けることになる。
【0086】
これにより、従来技術のようにファインダカムプレート46に引張りバネ47の付勢方向と逆方向の力(図17の矢印C’で示す力)が働くことはなく、ファインダカムプレート46に対する引張りバネ47の付勢力が弱まることもない。このため、ファインダカムプレート46を引張りバネ47の付勢力によってワイド位置まで移動させる際に、ファインダカムプレート46が途中で停止してしまうのを防止することができる。
【0087】
すなわち、レンズ56、57(フォロア部56a、57a)をテーパカム溝46c、46dのワイド位置まで正確に移動させることができる。
【0088】
また、本実施形態では、引張りバネ47のバネ力を強くする必要もないため、ファインダカムプレート46を引張りバネ47の付勢力に抗して駆動する際の駆動力を大きくする必要はなく、ズームモータ36に供給される電流量が多くなるのを防止することができる(省電力化)。
【0089】
図16において、電源スイッチ65の操作によりカメラの電源をOFF状態とした場合、制御部60は、電源スイッチ65からの出力信号を受けてレンズ鏡筒を撮影位置から沈胴位置に向けて繰り込み動作させる。
【0090】
制御部60は、まず、ステッピングモータ22を駆動することにより、3群鏡筒15を沈胴待機位置まで移動させる。そして、ズームモータ36を駆動して移動カム環34を光軸周りに回転させることにより、レンズ鏡筒を繰り込ませる。
【0091】
ここで、移動カム環34がワイド待機位置に移動するまでは、移動カム環34の突起34fがファインダカムプレート46のキー部46aに当接する。そして、移動カム環34がワイド待機位置に移動すると、キー部46aが固定筒2の溝部2dの端面2fに当接する。
【0092】
ワイド待機位置から沈胴位置の間では、移動カム環34だけが光軸周りに回転し、突起34fはキー部46aから離れていく。ここで、ファインダカムプレート46は、引張りバネ47の付勢力を受けているため、キー部46aが端面2fに当接した位置に保持される。
【0093】
レンズ鏡筒が沈胴位置まで繰り込むと、直進ガイド筒44に形成されたスリット板44cがフォトインタラプタ49のスリット部内に侵入し、これによりフォトインタラプタ49の出力信号が切り替わる。沈胴状態にあるレンズ鏡筒の光軸方向断面図を図2に示す。
【0094】
制御部60は、ズームリセットとなるフォトインタラプタ49の出力信号の切り替わりを検出することでリセット動作を行い、レンズ鏡筒を沈胴位置まで確実に駆動した後に、電気的な終了処理を行い、電源を遮断する。
【0095】
なお、本実施形態では、移動カム環34が光軸周りに回転することで、ファインダカムプレート46を移動させる構成であるが、レンズ鏡筒の繰り出し繰り込み動作に応じて光軸方向に移動するピンを設け、このピンに移動に応じてファインダカムプレートをカム駆動する構成であってもよい。また、ファインダカムプレート46は、固定筒2の周方向に沿った形状に形成されているが、平板状に形成されているものでもよい。
【0096】
【発明の効果】
本発明によれば、消費電力を大きくせずに移動レンズを正確に駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のカメラにおけるレンズ鏡筒の分解斜視図。
【図2】レンズ鏡筒の光軸方向断面図(沈胴状態)。
【図3】レンズ鏡筒の光軸方向断面図(ワイド待機状態)。
【図4】レンズ鏡筒の光軸方向断面図(テレ状態)。
【図5】レンズ鏡筒の部分構成図。
【図6】移動カム環の駆動機構を示す図。
【図7】光学ファインダユニットの部分構成を示す断面図。
【図8】ファインダカムプレートおよび固定筒の外観斜視図。
【図9】光学ファインダユニットの分解斜視図。
【図10】本実施形態におけるファインダカムプレートの動作原理を説明する図。
【図11】移動カム環および直進ガイド筒の展開図。
【図12】固定筒の展開図。
【図13】レンズ鏡筒の正面図。
【図14】レンズ鏡筒の正面図。
【図15】レンズ鏡筒の正面図。
【図16】本実施形態であるカメラのブロック図。
【図17】従来技術におけるファインダカムプレートの動作原理を説明する図。
【符号の説明】
1:ベース
2:固定筒
3:1群鏡筒
8:絞りシャッタユニット
14:光学ファインダユニット
15:3群鏡筒
22:ステッピングモータ
29:撮像素子
34:移動カム環
36:ズームモータ
44:直進ガイド筒
46:ファインダカムプレート
47:引張りバネ
56:バリエータレンズ
57:コンペンセータレンズ
59:圧縮バネ
Claims (3)
- 固定筒に対して内周にある移動カム環が相対的に回転することで光軸方向に進退可能な撮影光学系と、
光軸方向に並んだ第1及び第2のレンズユニットを有するファインダ光学系と、
外周に前記第1及び第2のレンズユニットと係合する第1及び第2のカムを有し、該第1及び第2のカムはワイド側よりもテレ側で互いに近づくテーパーであって光軸方向よりも光軸周りに大きく位置を変えるテーパーを形成しており、内周に突起が形成され、該突起が前記固定筒を貫通して前記移動カム環と係合し当該固定筒の外周で前記移動カム環に連動して光軸回りに回転することで、前記撮影光学系の変倍動作に連動して前記第1及び第2のレンズユニットをカム駆動するカム部材と、
前記カム部材の光軸周りの移動方向のうちワイド方向に前記カム部材が前記固定筒に対して移動するように前記カム部材を付勢する第1の付勢部材と、
前記光軸方向に並んだ第1及び第2のレンズユニットを光軸方向に前記テーパーを有する第1及び第2のカムに付勢することで前記第1及び第2のカムの側面に付勢する第2の付勢部材とを備え、
前記第2の付勢部材は、前記第1及び第2のレンズユニットを介して前記カム部材に加わる付勢力のうち前記カム部材の移動に寄与する分力の方向が、前記第1の付勢部材の付勢方向であるワイド方向に前記カム部材が移動するように前記第1及び第2のレンズユニットを付勢することによって、テレ端およびワイド端においてワイド方向に前記カム部材が移動する方向の合力が働くようにしたことを特徴とするカメラ。 - 前記カム部材は、前記第2の付勢部材の付勢力を受けた前記第1及び第2のレンズユニットと係合する前記第1及び第2のカムと、前記撮影光学系と連動するカムとを有することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
- 少なくとも2つの前記第1のカムと前記第2のカムの間隔が前記第1の付勢部材の付勢方向に向かって狭くなり、
前記第2の付勢部材は、前記第1および第2のカムに係合する前記第1及び第2のレンズユニットを光軸方向において互いに離す方向に付勢することを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ。
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