JP4447382B2 - 管理対象装置、性能情報監視システムおよびプログラム - Google Patents

管理対象装置、性能情報監視システムおよびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4447382B2
JP4447382B2 JP2004175815A JP2004175815A JP4447382B2 JP 4447382 B2 JP4447382 B2 JP 4447382B2 JP 2004175815 A JP2004175815 A JP 2004175815A JP 2004175815 A JP2004175815 A JP 2004175815A JP 4447382 B2 JP4447382 B2 JP 4447382B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
performance information
monitoring
timing
control device
monitoring control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004175815A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005352986A (ja
Inventor
聡 大田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2004175815A priority Critical patent/JP4447382B2/ja
Publication of JP2005352986A publication Critical patent/JP2005352986A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4447382B2 publication Critical patent/JP4447382B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Description

この発明は、1または複数の管理対象装置を、性能情報監視機能を有する監視制御装置によって監視する管理対象装置、性能情報監視システムおよびプログラムに関するものである。
1または複数の管理対象装置を、性能情報監視機能を有する監視制御装置によって監視する従来の性能情報監視システムでは、各管理対象装置が、自装置の性能情報を監視する性能情報モニタ部と、監視した性能情報を集計する性能情報収集部と、集計した性能情報を監視制御装置に通知する性能情報通知部を備え、監視制御装置が取得した性能情報を元に監視を行う構成となっていた。
各管理対象装置は、性能情報モニタ部が監視して取得した性能情報を、性能情報収集部において毎時刻0分、15分、30分、45分の15分ごとに集計し、集計された性能情報を性能情報通知部から監視制御装置に通知していた。
また、上記従来技術のほかに、関連する技術文献として、特許文献1が挙げられる。
特開平10−320335号公報
従来の性能情報監視システムは上記のように構成されているので、すべての管理対象装置が毎時刻0分、15分、30分、45分に一斉に監視制御装置に対して性能情報を通知するため、監視制御装置に性能情報の通知が集中し、監視制御装置にかかる動作負荷が増大していた。性能情報監視の動作負荷は常時発生する定常負荷であるため、監視制御装置のハードウェアおよびソフトウェアはピーク負荷に耐えられるように動作する必要がある。したがって、監視制御装置が監視できる管理対象装置の数、性能情報の数、もしくは監視制御装置のハードウェアおよびソフトウェアの性能を、ピーク負荷に応じて選択しなければならないという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、監視制御装置にかかる動作負荷を抑え、管理対象装置の数、性能情報の数、もしくは監視制御装置のハードウェアおよびソフトウェアの性能を監視制御装置の動作負荷によらずに選択できる管理対象装置、性能情報監視システムおよびプログラムを提供することを目的とする。
この発明に係る管理対象装置は、自装置で生成された各性能情報を、全ての管理対象装置に共通に且つ周期的に予め設定された性能情報収集時刻に収集する性能情報収集手段と、性能情報収集手段で収集された各性能情報を蓄積する性能情報蓄積手段と、自装置が保持する管理対象装置ごとに付与された固有の値、予め設定された監視制御装置における性能情報通知の受信間隔時間および一周期の受信回数に基づいて、監視制御装置において全管理対象装置からの性能情報通知の一周期内の受信タイミングが平坦化するように、性能情報蓄積手段に蓄積される性能情報を監視制御装置に通知する固有のタイミングを決定し、当該タイミングで性能情報蓄積手段から性能情報を読み出す性能情報通知タイミング制御手段と、読み出された性能情報を監視制御装置に通知する性能情報通知手段とを備えたものである。
この発明に係る性能情報監視システムは、監視制御装置が、性能情報を収集するタイミングを、当該監視制御装置に接続される管理対象装置の数、監視制御のために接続された順序、および全管理対象装置から性能情報通知を受信する一周期の最大受信時間に基づいて、全管理対象装置からの性能情報通知の一周期内の受信タイミングが等間隔になるように、管理対象装置ごとに固有のタイミングとして算出し、各管理対象装置に指示する性能情報通知タイミング指示手段を備え、管理対象装置が、自装置で生成された各性能情報を、全ての管理対象装置に共通に且つ周期的に予め設定された性能情報収集時刻に収集する性能情報収集手段と、性能情報収集手段で収集された各性能情報を蓄積する性能情報蓄積手段と、性能情報通知タイミング指示手段からの指示に応答して、性能情報蓄積手段から性能情報を読み出す性能情報通知タイミング制御手段と、読み出された性能情報を監視制御装置に通知する性能情報通知手段とを備えたものである。
この発明によれば、監視制御装置にかかる動作負荷を抑え、管理対象装置の数、性能情報の数、もしくは監視制御装置のハードウェアおよびソフトウェアの性能を監視制御装置の動作負荷によらずに選択できる管理対象装置、性能情報監視システムおよびプログラムを得ることができる効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による性能情報監視システムの構成を示すブロック図である。図に示すように、性能情報監視システムは、複数の管理対象装置10と、それらを一括して監視する監視制御装置20とから構成される。管理対象装置10は、性能情報モニタ部11、性能情報収集部(性能情報収集手段)12、性能情報通知タイミング制御部(性能情報通知タイミング制御手段)13、性能情報通知部(性能情報通知手段)14、装置番号記憶部15、性能情報蓄積部(性能情報蓄積手段)16を備える。
性能情報モニタ部11は、自装置の性能情報監視対象を監視して、性能情報をモニタする。性能情報収集部12は、性能情報モニタ部11がモニタした性能情報を所定のタイミングで集計し、性能情報蓄積部16に蓄積する。装置番号記憶部15は、自装置の装置番号を保持している。性能情報通知タイミング制御部13は、装置番号記憶部15に記憶される装置番号に基づいて、性能情報蓄積部16に蓄積される性能情報を監視制御装置20に通知するタイミングを決定し、そのタイミングに合わせて性能情報を性能情報通知部14に供給する。性能情報通知部14は、性能情報通知タイミング制御部13から取得した性能情報を監視制御装置20に通知する。
図2はこの実施の形態1に係る管理対象装置10の動作を示すフローチャートである。この図を参照して管理対象装置10の動作について説明する。
管理対象装置10が起動されると、性能情報モニタ部11は性能情報監視対象を監視して、性能情報をモニタする(ステップST100)。性能情報収集部12は、タイマを保持し性能情報モニタ部11がモニタした性能情報を毎時刻0分、15分、30分、45分のタイミングで取得して15分間の性能情報として集計し、性能情報蓄積部16に蓄積する(ステップST101)。
性能情報通知タイミング制御部13は、当該管理対象装置10の装置番号を装置番号記憶部15から読み出し、この装置番号に基づいて性能情報通知オフセット時間を算出する(詳細は後述する)(ステップST102)。性能情報通知タイミング制御部13は、毎時刻0分、15分、30分、45分の性能情報収集時刻から、算出した性能情報通知オフセット時間経過後に、性能情報蓄積部16に蓄積された性能情報を読み出して性能情報通知部14に供給する(ステップST103)。性能情報通知部14は、性能情報通知タイミング制御部13から取得した性能情報を監視制御装置20に通知する(ステップST104)。これにより、各性能情報は管理対象装置10ごとに性能情報オフセット時間だけずれて監視制御装置20に通知される。
ここで、装置番号とは、監視制御装置20に接続される各管理対象装置10を識別するために装置ごとに0からシーケンシャルに割り振った固有の番号である。例えば、管理対象装置10が5台ある場合、5台の装置に対して装置番号0、1、2、3、4の5つの装置番号をそれぞれ静的に割り振り、装置番号記憶部15に保持させておく。性能情報通知タイミング制御部13は、この装置番号をもとに性能情報通知オフセット時間を算出する。
図3は、性能情報通知タイミング制御部13による性能情報通知オフセット時間の算出方法の例を示す図である。図に示すように、例えば、監視制御装置20が性能情報通知を時間TごとにN回に分けて受信する場合、装置番号をNで割った余りにTを乗じた時間を性能情報通知オフセット時間とする。図4は、T=60秒、N=10回、管理対象装置数=40台とした場合の各管理対象装置10の性能情報通知オフセット時間を示す図である。各管理対象装置10の性能情報通知タイミング制御部13は、各性能情報収集時刻から図4に示す性能情報通知オフセット時間経過後に性能情報蓄積部16から性能情報を読み出し、性能情報通知部14に通知する。
これにより、監視制御装置20は40台の管理対象装置から性能情報通知を1分ごとに10回に分けて受信することができる。したがって、この時の監視制御装置20の受信1回当たりの負荷は4台分となり、ピーク負荷は全40台の10分の1となる。
以上のようにこの実施の形態1によれば、管理対象装置10の性能情報通知タイミング制御部13が、装置番号に基づいてオフセット時間を算出し、性能情報通知部14が、性能情報収集時刻から算出された性能情報通知オフセット時間分だけ経過した後に性能情報を通知するようにしたので、監視制御装置20に対して性能情報が集中して通知されることがなく、監視制御装置20での性能情報通知受信負荷を平坦化できる。このように、定常負荷である性能情報受信負荷を平坦化しピーク負荷を軽減することによって、監視制御装置20のハードウェアおよびソフトウェアの性能を変更することなく、より多くの管理対象装置10の性能情報を監視することができる効果が得られる。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2による性能情報監視システムの構成を示すブロック図である。図に示すように、この実施の形態2による性能情報監視システムの監視制御装置20は、性能情報通知タイミング指示部(性能情報通知タイミング指示手段)21を備える。図1と共通の構成要素は同一符号を付し、その説明を省略する。
性能情報通知タイミング指示部21は、監視制御装置20が監視する管理対象装置10の数と接続した順番とを把握し、これらに基づいて性能情報を通知させるタイミングを決定して、各管理対象装置10の性能情報通知タイミング制御部13に通知する。性能情報通知タイミング制御部13は、通知された指示タイミングに合わせて性能情報蓄積部16に蓄積された性能情報を読み出し、性能情報通知部14に供給する。図5に示す構成は、性能情報通知タイミング指示部21および性能情報通知タイミング制御部13以外の要素は実施の形態1で説明した動作と同様の動作を行う。
図6はこの実施の形態2による性能情報監視システムの動作を示すフローチャートである。この図を参照して性能情報監視システムの動作について説明する。
監視制御装置20は起動されると、性能情報通知タイミング指示部21が接続される管理対象装置10の数および接続された順序に基づいて各管理対象装置10に対して性能情報を通知させるタイミングを算出し、性能情報通知オフセット時間として管理対象装置10に通知する(詳細は後述する)(ステップST200)。
管理対象装置10は起動されると、性能情報モニタ部11が性能情報監視対象を監視して、性能情報をモニタする(ステップST201)。性能情報収集部12は、性能情報モニタ部11がモニタした性能情報を毎時刻0分、15分、30分、45分のタイミングで取得して15分間の性能情報として集計し、性能情報蓄積部16に蓄積する(ステップST202)。
性能情報通知タイミング制御部13は、毎時刻0分、15分、30分、45分の性能情報収集時刻から、監視制御装置20より指示された性能情報通知オフセット時間経過後、性能情報蓄積部16に蓄積された性能情報を読み出して性能情報通知部14に供給する(ステップST203)。性能情報通知部14は性能情報通知タイミング制御部13から取得した性能情報を監視制御装置20に通知する(ステップST204)。これにより、性能情報は管理対象装置10ごとに性能情報通知オフセット時間だけずれて監視制御装置20に通知される。
実施の形態1で説明した動作との相違は、性能情報の通知タイミングを監視制御装置20の性能情報通知タイミング指示部21が決定することである。性能情報通知タイミング指示部21は、管理する管理対象装置10の数と、監視制御のために管理対象装置10と接続した順番とに基づいて性能情報通知タイミングを算出する。ここで、性能情報通知タイミングの算出方法について説明する。
図7は、性能情報通知タイミング指示部21による性能情報通知オフセット時間の算出方法の例を示す図である。図に示すように、例えば、t秒以内にn台の管理対象装置10に性能情報通知を指示する場合、性能情報通知オフセット時間=(t/(n−1))×(接続順番−1)とする。
図8は、t=300秒、n=11台とした場合の性能情報通知オフセット時間を示す図である。これにより、監視制御装置20は、性能情報通知を11台の装置から30秒ごとに、管理対象装置10の数分、すなわち合計11回に分けて受信することができる。この時の監視制御装置20の受信1回当たりの負荷は1台分となり、ピーク負荷は全11台の11分の1となる。
また、管理対象装置10が増減した場合には、監視制御装置20の性能情報通知タイミング指示部21が性能情報通知オフセット時間を再計算し、各管理対象装置10に再度指示する。これにより、監視制御装置20は性能情報を取得するタイミングを動的に最適化することができる。
以上のようにこの実施の形態2によれば、監視制御装置20の性能情報通知タイミング指示部21が、管理する管理対象装置10の数と、監視制御のために管理対象装置10と接続した順番とに基づいて性能情報通知タイミングを算出し、各管理対象装置10に指示するようにしたので、性能情報の通知のタイミングを監視制御装置20が動的に制御できるため、実施の形態1の効果に加えて管理対象装置10の数が増減した場合でも動的に通知タイミングを割り当て直すことで性能情報通知タイミングを最適化することができる効果が得られる。
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3による性能情報監視システムの構成を示すブロック図である。図に示すように、この実施の形態3による性能情報監視システムの監視制御装置20は、性能情報収集タイミング制御部(性能情報収集タイミング制御手段)22、性能情報収集部(第2の性能情報収集手段)23を備える。また、管理対象装置10は、性能情報モニタ部11、性能情報収集部12、性能情報蓄積部16を備える。
性能情報収集タイミング制御部22は、自装置の負荷状況をモニタし、負荷が低いタイミングで性能情報収集部23に対して性能情報を収集するよう指示を出す。性能情報収集部23は、性能情報収集タイミング制御部22から指示を受けると管理対象装置10から性能情報を収集する。この構成では監視制御装置20が能動的に管理対象装置10から性能情報を収集する。
図10はこの実施の形態3による性能情報監視システムの動作を示すフローチャートである。この図を参照して性能情報監視システムの動作について説明する。
監視制御装置20では、毎時刻0分、15分、30分、45分のタイミングで性能情報収集タイミング制御部22が起動する。性能情報収集タイミング制御部22は、すべての管理対象装置10分ループし(ステップST300)、任意の時間(N秒間)待機した後(ステップST301)、自装置の負荷状況をモニタする(詳細は後述する)(ステップST302)。続いて、その負荷と一定閾値とを比較し(ステップST303)、負荷が閾値未満の場合は性能情報収集指示を性能情報収集部23に通知する(ステップST304)。性能情報収集部23は、性能情報収集タイミング制御部22から指示を受けると、該当管理対象装置10から性能情報蓄積部16に蓄積される性能情報を収集する(ステップST305)。一方、負荷が閾値以上の場合は、再度N秒間待機した後、負荷状況をモニタし、負荷と一定閾値とを比較する。負荷が一定閾値未満となるまでこれを繰り返す。
管理対象装置10は起動すると性能情報モニタ部11において性能情報監視対象を監視して、性能情報をモニタしている(ステップST400)。性能情報収集部12は、性能情報モニタ部11がモニタした性能情報を毎時刻0分、15分、30分、45分のタイミングで取得して15分間の性能情報として集計し、性能情報蓄積部16に蓄積している(ステップST401)。
上記実施の形態1,2では、性能情報は毎時刻0分、15分、30分、45分のタイミングで性能情報蓄積部16に蓄積され、性能情報収集時刻から性能情報通知オフセット時間経過後に性能情報通知部14に供給されていたので、性能情報蓄積部16は、性能情報を各1レコード分のみ蓄積していた。これに対して、この実施の形態3では、監視制御装置20から性能情報収集指示を受けるまで性能情報が性能情報蓄積部16に蓄積されるため、性能情報蓄積部16に複数レコード分の性能情報を蓄積することが可能となる。
図11はこの実施の形態3に係る監視制御装置20における自装置の負荷状況のモニタ方法を示す図である。この図を参照して負荷状況のモニタ動作について説明する。
図に示すように、監視制御装置20は監視制御装置サーバと複数の監視制御装置クライアントから構成されるとする。監視制御装置サーバは、性能情報収集タイミング制御部22において負荷状況をモニタする時、各管理対象装置10と各監視制御装置クライアントとの通信バッファである送信キューおよび受信キューにキューイングされているメッセージ数を取得する。キューイングされているメッセージの総数が一定閾値未満の場合は負荷が閾値未満であると判定し、キューイングされているメッセージの総数が一定閾値以上の場合は負荷が閾値以上と判定する。送受信キューのキューイングメッセージ数と自装置にかかる負荷とは密接に関わりあうため、このキューイングメッセージ数を監視制御装置20の負荷と考えるとする。
以上のようにこの実施の形態3によれば、監視制御装置20の性能情報収集タイミング制御部22が、自装置の負荷状況をモニタし、負荷が低いときに性能情報収集部23が管理対象装置10から性能情報を取得するようにしたので、性能情報管理処理を含む監視制御装置20の動作負荷が一定閾値を超えることがないため、動作負荷マージンを少なくすることができる。このため、実施の形態1,2の構成よりも多くの管理対象装置10および性能情報を監視することができる効果が得られる。
実施の形態4.
この実施の形態4では、上記実施の形態3の図9に示した監視制御装置20の性能情報収集部23が、管理対象装置10から収集する性能情報をフィルタリングして取得する機能を備える。すなわち、性能情報収集部23は、性能情報収集タイミング制御部22から指示を受けると、自身が持つ性能情報よりも新規の性能情報のみを選択して収集するようにする。例えば、性能情報蓄積部16が、各性能情報を蓄積した時刻を保持するようにし、性能情報収集部23が、自身が持つ性能情報の時刻と性能情報蓄積部16に蓄積される性能情報の蓄積時刻とを比較して、性能情報収集部23が持つ性能情報の時刻以降の性能情報のみを読み出すようにしてもよい。管理対象装置10の性能情報蓄積部16は、性能情報収集部23のフィルタリング機能に対応して性能情報を収集される。
以上のようにこの実施の形態4によれば、監視制御装置20の性能情報収集部23が、性能情報収集時に不要な性能情報、すなわち監視制御装置20が既に持っている性能情報以降の新規の性能情報のみを収集するようにしたので、性能情報収集時の性能を向上させ、かつ負荷を軽減することができる効果が得られる。
実施の形態5.
この実施の形態5は、上記実施の形態3の図9に示した監視制御装置20の性能情報収集タイミング制御部22が起動されるタイミングを異ならせたものである。すなわち、性能情報収集タイミング制御部22は、任意の時刻に設定可能なタイマからの指示で起動するようにしてもよい。例えば、1時間ごとに性能情報収集タイミング制御部22に起動指示を出すタイマを用いる場合、性能情報収集タイミング制御部22は1時間ごとに起動され、そのたびに性能情報蓄積部16から性能情報を収集する。この場合、1回の起動で1時間分の性能情報、すなわち4レコード分の性能情報を収集する。
以上のようにこの実施の形態5によれば、監視制御装置20の性能情報収集部23が、任意の時刻に設定可能なタイマに基づいて起動され、そのたびに性能情報をまとめて収集するようにしたので、性能情報収集のためのオーバーヘッド負荷を軽減することができる効果が得られる。
なお、上記実施の形態3で示した構成に、上記実施の形態4で示した性能情報時のフィルタリング機能と、本実施の形態5の起動タイミング制御方式とを組み合わせてもよい。これにより、実施の形態4の効果に実施の形態5の効果を相乗させることができる。
実施の形態6.
この実施の形態6は、上記実施の形態3〜5で示した性能情報収集タイミング制御部22の動作を変更したものである。図12はこの実施の形態6に係る性能情報収集タイミング制御部22の動作を示すフローチャートであり、この図を参照して動作について説明する。
性能情報収集タイミング制御部22は、性能情報収集を開始すると、すべての管理対象装置10分ループし(ステップST500)、N秒待機した後(ステップST501)、実施の形態3で示した動作と同様の動作により自装置の負荷状況をモニタし(ステップST502)、負荷と一定閾値とを比較する(ステップST503)。負荷が閾値以上の場合はステップST501に戻り、N秒間待機する。負荷が閾値未満の場合は、収集したキューイングメッセージの優先度を判別する。ここで、優先メッセージとは、通常の処理よりも優先度が高く迅速性が求められる動作を行うためのメッセージである。例えば、監視制御装置20でのオペレータ操作は迅速性が要求されるものであるため、その際の動作に伴うメッセージ等のことを示す。
性能情報収集タイミング制御部22は、キューイングメッセージに優先メッセージが含まれるか否かを判別し(ステップST504)、含まれる場合は性能情報の収集指示を行わずにステップST501に戻ってN秒間待機する。一方、優先メッセージが含まれない場合は、性能情報収集部23に対して性能情報の収集指示を行う(ステップST505)。
以上のようにこの実施の形態6によれば、監視制御装置20の性能情報収集タイミング制御部22が自装置の負荷状況をモニタし、キューイングメッセージに優先メッセージが含まれる場合、つまり優先的な処理を行っている間は、性能情報を収集しないようにしたので、優先的な処理をより迅速に実施することができる効果が得られる。
この発明の実施の形態1による性能情報監視システムの構成を示すブロック図である。 同実施の形態1に係る管理対象装置の動作を示すフローチャートである。 同実施の形態1に係る性能情報通知タイミング制御部による性能情報通知オフセット時間の算出方法の例を示す図である。 T=1分、N=10回、管理対象装置数=40台とした場合の各管理対象装置の性能情報通知オフセット時間を示す図である。 この発明の実施の形態2による性能情報監視システムの構成を示すブロック図である。 同実施の形態2による性能情報監視システムの動作を示すフローチャートである。 同実施の形態2による性能情報通知タイミング指示部による性能情報通知オフセット時間の算出方法の例を示す図である。 t=5分、n=11台とした場合の性能情報通知オフセット時間を示す図である。 この発明の実施の形態3による性能情報監視システムの構成を示すブロック図である。 同実施の形態3による性能情報監視システムの動作を示すフローチャートである。 同実施の形態3に係る監視制御装置での自装置の負荷状況のモニタ方法を示す図である。 この発明の実施の形態6に係る性能情報収集タイミング制御部の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 管理対象装置、11 性能情報モニタ部、12 性能情報収集部(性能情報収集手段)、13 性能情報通知タイミング制御部(性能情報通知タイミング制御手段)、14 性能情報通知部(性能情報通知手段)、15 装置番号記憶部、16 性能情報蓄積部(性能情報蓄積手段)、20 監視制御装置、21 性能情報通知タイミング指示部(性能情報通知タイミング指示手段)、22 性能情報収集タイミング制御部(性能情報収集タイミング制御手段)、23 性能情報収集部(第2の性能情報収集手段)。

Claims (5)

  1. 自装置における監視対象をモニタし、各監視対象の性能に関するデータである性能情報を生成して、複数の管理対象装置の性能監視機能を有する監視制御装置に周期的に通知する管理対象装置において、
    自装置で生成された各性能情報を、全ての管理対象装置に共通に且つ周期的に予め設定された性能情報収集時刻に収集する性能情報収集手段と、
    前記性能情報収集手段で収集された各性能情報を蓄積する性能情報蓄積手段と、
    自装置が保持する管理対象装置ごとに付与された固有の値、予め設定された前記監視制御装置における性能情報通知の受信間隔時間および一周期の受信回数に基づいて、前記監視制御装置において全管理対象装置からの性能情報通知の一周期内の受信タイミングが平坦化するように、前記性能情報蓄積手段に蓄積される性能情報を前記監視制御装置に通知する固有のタイミングを決定し、当該タイミングで性能情報蓄積手段から性能情報を読み出す性能情報通知タイミング制御手段と、
    前記読み出された性能情報を前記監視制御装置に通知する性能情報通知手段とを備えたことを特徴とする管理対象装置。
  2. 管理対象装置は、固有の値として管理対象装置ごとに割り振られた装置番号を保持し、
    性能情報通知タイミング制御手段は、性能情報を監視制御装置に通知する予め定められた時刻からの差異時間を固有のタイミングとして算出することを特徴とする請求項1記載の管理対象装置。
  3. 自装置における監視対象をモニタし、各監視対象の性能に関するデータである性能情報を生成する複数の管理対象装置と、当該各管理対象装置から性能情報を周期的に収集して一元的に監視する監視制御装置とからなる性能情報監視システムにおいて、
    前記監視制御装置が、
    性能情報を収集するタイミングを、当該監視制御装置に接続される管理対象装置の数、監視制御のために接続された順序、および全管理対象装置から性能情報通知を受信する一周期の最大受信時間に基づいて、全管理対象装置からの性能情報通知の一周期内の受信タイミングが等間隔になるように、管理対象装置ごとに固有のタイミングとして算出し、各管理対象装置に指示する性能情報通知タイミング指示手段を備え、
    前記管理対象装置が、
    自装置で生成された各性能情報を、全ての管理対象装置に共通に且つ周期的に予め設定された性能情報収集時刻に収集する性能情報収集手段と、
    前記性能情報収集手段で収集された各性能情報を蓄積する性能情報蓄積手段と、
    前記性能情報通知タイミング指示手段からの指示に応答して、前記性能情報蓄積手段から性能情報を読み出す性能情報通知タイミング制御手段と、
    前記読み出された性能情報を前記監視制御装置に通知する性能情報通知手段とを備えたことを特徴とする性能情報監視システム。
  4. 性能情報通知タイミング指示手段は、性能情報を収集する予め定められた時刻からの差異時間を、管理対象装置ごとに固有のタイミングとして算出することを特徴とする請求項3記載の性能情報監視システム。
  5. 自装置における監視対象をモニタし、各監視対象の性能に関するデータである性能情報を生成して、複数の管理対象装置の性能監視機能を有する監視制御装置に周期的に通知する管理対象装置として機能するコンピュータを、
    自装置で生成された各性能情報を、全ての管理対象装置に共通に且つ周期的に予め設定された性能情報収集時刻に収集して蓄積する性能情報蓄積手段と、
    自装置が保持する管理対象装置ごとに付与された固有の値、予め設定された前記監視制御装置における性能情報通知の受信間隔時間および一周期の受信回数に基づいて、前記監視制御装置において全管理対象装置からの性能情報通知の一周期内の受信タイミングが平坦化するように、前記性能情報蓄積手段に蓄積される性能情報を前記監視制御装置に通知する固有のタイミングを決定し、当該タイミングで前記性能情報蓄積手段から性能情報を読み出す性能情報通知タイミング制御手段と、
    前記読み出された性能情報を前記監視制御装置に通知する性能情報通知手段として機能させるためのプログラム。
JP2004175815A 2004-06-14 2004-06-14 管理対象装置、性能情報監視システムおよびプログラム Expired - Fee Related JP4447382B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004175815A JP4447382B2 (ja) 2004-06-14 2004-06-14 管理対象装置、性能情報監視システムおよびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004175815A JP4447382B2 (ja) 2004-06-14 2004-06-14 管理対象装置、性能情報監視システムおよびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005352986A JP2005352986A (ja) 2005-12-22
JP4447382B2 true JP4447382B2 (ja) 2010-04-07

Family

ID=35587397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004175815A Expired - Fee Related JP4447382B2 (ja) 2004-06-14 2004-06-14 管理対象装置、性能情報監視システムおよびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4447382B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008056682A1 (fr) * 2006-11-06 2008-05-15 Nec Corporation Dispositif de collecte d'informations de ressource, procédé de collecte d'informations de ressource, programme et dispositif de génération de programme de collecte
JP5182095B2 (ja) * 2006-11-06 2013-04-10 日本電気株式会社 資源情報提供システム、方法、資源情報提供装置、およびプログラム
JP2008158649A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Mitsubishi Electric Corp データ収集装置
JP4905223B2 (ja) * 2007-03-30 2012-03-28 ブラザー工業株式会社 ネットワークシステムおよび情報処理装置
JP2010041604A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Fujitsu Ltd ネットワーク管理方法
JP2015011361A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 富士通株式会社 ジョブ監視プログラム、ジョブ監視方法、ジョブ監視装置、および被監視装置。

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005352986A (ja) 2005-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5359295B2 (ja) 負荷分散装置、負荷分散方法および負荷分散プログラム
JP2015510201A (ja) クラウドネットワークにおける迅速な災害回復準備のための方法および装置
JP4447382B2 (ja) 管理対象装置、性能情報監視システムおよびプログラム
JP2019079268A (ja) データ収集装置及びデータ収集方法
JP2007036910A (ja) パケット処理装置及びパケット処理プログラム
JP2007166593A (ja) データ通信サーバ、データ通信方法およびプログラム
JP2004178118A (ja) プログラムの動作状態の監視方法及び監視プログラム
JP2017194931A (ja) ストレージ管理装置、ストレージ装置管理方法及びストレージ装置管理プログラム
JP2011095869A (ja) リクエスト情報処理方法および計算機システム
JP2016076072A (ja) 障害通報装置、障害通報方法及び障害通報プログラム
JP6823257B2 (ja) ジョブ監視プログラム、ジョブ監視装置及びジョブ監視方法
JP2010086363A (ja) 情報処理装置及び装置構成組み換え制御方法
JP2006252015A (ja) データ転送制御装置
JP2001256207A (ja) コンピュータ装置及び記録媒体
JP5378847B2 (ja) 監視装置
KR20070037621A (ko) 스위치오버 용이 장치 및 방법
JP5115122B2 (ja) 処理性能調整機能を有するモジュール,処理性能調整方法および処理性能調整プログラム
JP2010182017A (ja) 分散計算機システム、マネージャ引き継ぎ方法及びマネージャ引き継ぎプログラム
JP4909830B2 (ja) サーバアプリケーション監視システム及び監視方法
JP6758498B2 (ja) データ処理装置、監視方法及びプログラム
JP6512122B2 (ja) セキュリティシステムおよびセキュリティ機器のログ情報を保存する方法
JP5476415B2 (ja) ネットワーク障害監視装置およびネットワーク障害監視方法
JP3294108B2 (ja) 復電処理方法及び装置
EP3761174A1 (en) Switching program, switching apparatus, and switching method
JP6341066B2 (ja) タイマ制御プログラム、タイマ制御方法及び情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061226

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071015

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090324

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090518

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090825

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091125

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20091204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100112

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100120

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees