JP6823257B2 - ジョブ監視プログラム、ジョブ監視装置及びジョブ監視方法 - Google Patents

ジョブ監視プログラム、ジョブ監視装置及びジョブ監視方法 Download PDF

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本発明は、ジョブ監視プログラム、ジョブ監視装置及びジョブ監視方法に関する。
例えば、利用者にサービスを提供する事業者(以下、単に事業者とも呼ぶ)は、サービスの提供を行うための業務システム(以下、情報処理システムとも呼ぶ)を構築して稼働させる。
この場合、業務システムの運用者(以下、単に運用者とも呼ぶ)は、例えば、業務システムを構成するジョブまたはジョブネット(以下、これらを総称してジョブとも呼ぶ)の稼働状態を監視する監視装置によって出力される画面の確認を行う。これにより、業務システムの運用者は、各ジョブの稼働状態の確認を行うことが可能になる。そのため、運用者は、業務システムにおいて異常が発生した場合に、その異常の検知を迅速に行うことが可能になる(例えば、特許文献1から3参照)。
特開2011−150442号公報 特開2002−157134号公報 特開2001−350636号公報
上記のような業務システムでは、利用者によるサービスの利用状況等に応じて、複数のデータセンターにそれぞれ構築された各業務システムの集約が行われる。そして、運用者は、この場合、例えば、集約対象の業務システムの監視を行う監視装置の集約を併せて行う。これにより、運用者は、稼働させる監視装置の台数を減らすことが可能になり、各業務システムの監視に要する作業負担を軽減させることが可能になる。
しかしながら、上記のように業務システムの集約が行われる場合、各監視装置が監視を行う必要があるジョブの数は増加する。そのため、監視装置では、この場合、各ジョブの稼働状態を示す情報(以下、状態情報とも呼ぶ)の取得に要する時間が長くなり、運用者が監視を行う画面の出力が遅延する可能性がある。
そこで、一つの側面では、ジョブの状態を反映させた画面の出力の遅延発生を防止することを可能とするジョブ監視プログラム、ジョブ監視装置及びジョブ監視方法を提供することを目的とする。
実施の形態の一つの態様によれば、実行するジョブのスケジュール管理を行う複数のジョブスケジューラのそれぞれから、ジョブのスケジュール情報を取得し、取得した前記スケジュール情報に基づいて、特定の期間内に実行される対象ジョブを特定し、特定した前記対象ジョブの管理を行うジョブスケジューラに対して、特定した前記対象ジョブの状態に関する情報を要求し、要求に応じて取得した前記対象ジョブの状態に関する情報から、前記特定の時間内に実行される前記対象ジョブの状態を示す画面を生成する、処理をコンピュータに実行させる。
一つの側面によれば、ジョブの状態を反映させた画面の出力の遅延発生を防止することを可能とする。
図1は、情報処理システム10の全体構成を示す図である。 図2は、監視装置1のハードウエア構成を説明する図である。 図3は、管理装置2のハードウエア構成を説明する図である。 図4は、監視装置1の機能ブロック図である。 図5は、管理装置2の機能ブロック図である。 図6は、第1の実施の形態におけるジョブ監視処理の概略を説明するフローチャートである。 図7は、第1の実施の形態におけるジョブ監視処理の概略を説明する図である。 図8は、第1の実施の形態におけるジョブ監視処理の概略を説明する図である。 図9は、第1の実施の形態におけるジョブ監視処理の概略を説明する図である。 図10は、第1の実施の形態におけるジョブ監視処理の詳細を説明するフローチャートである。 図11は、第1の実施の形態におけるジョブ監視処理の詳細を説明するフローチャートである。 図12は、第1の実施の形態におけるジョブ監視処理の詳細を説明するフローチャートである。 図13は、第1の実施の形態におけるジョブ監視処理の詳細を説明するフローチャートである。 図14は、第1の実施の形態におけるジョブ監視処理の詳細を説明するフローチャートである。 図15は、スケジュール情報131の具体例を説明する図である。 図16は、第1の実施の形態におけるジョブ監視処理の詳細を説明する図である。 図17は、時間帯情報133の具体例を説明する図である。 図18は、第1の実施の形態におけるジョブ監視処理の詳細を説明する図である。 図19は、状態情報132の具体例を説明する図である。 図20は、監視画面の具体例を説明する図である。 図21は、図20に示す監視画面の出力が行われた後、ジョブ監視処理が再度行われる場合の具体例を説明する図である。 図22は、図20に示す監視画面の出力が行われた後、ジョブ監視処理が再度行われる場合の具体例を説明する図である。 図23は、図20に示す監視画面の出力が行われた後、ジョブ監視処理が再度行われる場合の具体例を説明する図である。 図24は、図20に示す監視画面の出力が行われた後、ジョブ監視処理が再度行われる場合の具体例を説明する図である。 図25は、第2の実施の形態におけるジョブ監視処理を説明するフローチャートである。
[情報処理システムの構成]
図1は、情報処理システム10の全体構成を示す図である。図1に示す情報処理システム10は、例えば、利用者にサービスを提供するための業務システムである。
図1に示す情報処理システム10は、利用者にサービスを提供するためのジョブを実行するジョブ実行装置3a、3b及び3c(以下、これらを総称してジョブ実行装置3とも呼ぶ)を有する。各ジョブ実行装置3は、例えば、複数のデータセンター(図示しない)に分散して配備されている。
また、図1に示す情報処理システム10は、ジョブ実行装置3a、3b及び3cにおいて実行される各ジョブのスケジュール管理を行うジョブスケジューラJS2a、JS2b及びJS2c(以下、これらを総称してジョブスケジューラJS2とも呼ぶ)がそれぞれ動作する管理装置2a、2b及び2c(以下、これらを総称して管理装置2とも呼ぶ)を有する。各ジョブスケジューラJS2が行うスケジュール管理には、例えば、予め決められた時間における各ジョブの実行が含まれる。
さらに、図1に示す情報処理システム10は、ジョブ実行装置3において実行される各ジョブの状態情報を管理装置2から取得し、各ジョブの状態を示す画面(以下、監視画面とも呼ぶ)の生成を行うジョブスケジューラJS1が動作する監視装置1(以下、ジョブ監視装置1とも呼ぶ)を有する。具体的に、ジョブスケジューラJS1は、例えば、各ジョブスケジューラJS2に対してポーリングを行い、各ジョブの状態情報の取得を行う。そして、取得した状態情報を集約することにより、監視画面の生成を行う。
監視装置1、管理装置2及びジョブ実行装置3は、例えば、それぞれ1台以上の物理マシンによって構成される。各物理マシンは、CPU(Central Computing Unit)と、メモリ(DRAM:Dynamic Random Access Memory)と、ハードディスク(HDD:Hard Disk Drive)等の大容量メモリとを有する。また、監視装置1、管理装置2及びジョブ実行装置3は、例えば、それぞれ物理マシン上に生成された仮想マシン(図示しない)によって構成されるものであってもよい。
上記のような情報処理システム10では、利用者によるサービスの利用状況等に応じて、複数のデータセンターにそれぞれ配備されたジョブ実行装置の集約が行われる場合がある。そして、運用者は、この場合、例えば、集約対象のジョブ実行装置の監視を行う監視装置の集約を併せて行う。具体的に、例えば、ジョブ実行装置3以外の他のジョブ実行装置(図示しない)によって実行されていた他のジョブがジョブ実行装置3aに集約された場合、運用者は、他のジョブの監視を行う監視装置を、監視装置1以外の他の監視装置(図示しない)から監視装置1に変更する。これにより、運用者は、稼働させる監視装置の台数を減らすことが可能になり、各ジョブの稼働状態の監視に要する作業負担を軽減させることが可能になる。
しかしながら、上記のようにジョブ実行装置の集約が行われる場合、監視装置1が監視を行う必要があるジョブの数は増加する。そのため、監視装置1では、この場合、各ジョブの状態情報の取得に要する時間が長くなり、運用者が監視を行う監視画面の出力が遅延する可能性がある。
そこで、本実施の形態における監視装置1は、実行するジョブのスケジュール管理を行う複数のジョブスケジューラJS2のそれぞれから、ジョブのスケジュール情報を取得する。そして、監視装置1は、取得したスケジュール情報に基づいて、特定の期間内に実行されるジョブ(以下、対象ジョブとも呼ぶ)を特定する。
その後、監視装置1は、特定したジョブの管理を行うジョブスケジューラJS2に対して、特定した対象ジョブの状態情報を要求し、要求に応じて取得した対象ジョブの状態情報から、特定の時間内に実行される対象ジョブの状態を示す監視画面を生成する。
すなわち、本実施の形態における監視装置1は、ジョブスケジューラJS2から取得したスケジュール情報を参照することで、状態情報を取得するジョブを特定の期間内に実行されるジョブのみに制限する。
これにより、監視装置1は、監視画面の生成に要する処理負荷を軽減させることが可能になる。そのため、監視装置1は、実際のジョブの状態を反映させた画面の出力を要求された時間に行うことが可能になる。
[監視装置及び管理装置のハードウエア構成]
次に、監視装置1及び管理装置2のハードウエア構成について説明する。図2は、監視装置1のハードウエア構成を説明する図である。また、図3は、管理装置2のハードウエア構成を説明する図である。
監視装置1は、プロセッサであるCPU101と、メモリ102と、外部インターフェース(I/Oユニット)103と、記憶媒体(ストレージ)104とを有する。各部は、バス105を介して互いに接続される。
記憶媒体104は、記憶媒体104内のプログラム格納領域(図示しない)に、ジョブ実行装置3において実行されるジョブの監視を行う処理(以下、ジョブ監視処理とも呼ぶ)を行うためのプログラム110を記憶する。
CPU101は、図2に示すように、プログラム110の実行時に、プログラム110を記憶媒体104からメモリ102にロードし、プログラム110と協働してジョブ監視処理を行う。
記憶媒体104は、例えば、ジョブ監視処理を行う際に用いられる情報を記憶する情報格納領域130(以下、記憶部130とも呼ぶ)を有する。また、外部インターフェース103は、管理装置2と通信を行う。
また、管理装置2は、プロセッサであるCPU201と、メモリ202と、外部インターフェース(I/Oユニット)203と、記憶媒体(ストレージ)204とを有する。各部は、バス205を介して互いに接続される。
記憶媒体204は、記憶媒体204内のプログラム格納領域(図示しない)に、ジョブ監視処理を行うためのプログラム210を記憶する。
CPU201は、図3に示すように、プログラム210の実行時に、プログラム210を記憶媒体204からメモリ202にロードし、プログラム210と協働してジョブ監視処理を行う。
記憶媒体204は、例えば、ジョブ監視処理を行う際に用いられる情報を記憶する情報格納領域230(以下、記憶部230とも呼ぶ)を有する。また、外部インターフェース203は、監視装置1と通信を行う。
[情報処理システムのソフトウエア構成]
次に、情報処理システム10のソフトウエア構成について説明する。図4は、監視装置1の機能ブロック図である。また、図5は、管理装置2の機能ブロック図である。
CPU101は、図4に示すように、プログラム110と協働することにより、スケジュール取得部111と、対象ジョブ特定部112と、タイミング決定部113と、要求送信部114と、状態情報受信部115として動作する。また、CPU101は、図4に示すように、プログラム110と協働することにより、画面生成部116と、画面出力部117として動作する。さらに、情報格納領域130には、図3に示すように、スケジュール情報131と、状態情報132と、時間帯情報133とが記憶される。
なお、スケジュール取得部111、対象ジョブ特定部112、タイミング決定部113、要求送信部114、状態情報受信部115、画面生成部116及び画面出力部117は、それぞれジョブスケジューラJS1の機能であってよい。
スケジュール取得部111は、実行するジョブのスケジュール管理を行う複数のジョブスケジューラJS2のそれぞれからスケジュール情報131を取得する。スケジュール情報131は、各ジョブスケジューラJS2がスケジュール管理を行っているジョブの実行スケジュールを含む情報である。具体的に、スケジュール取得部111は、管理装置2の情報格納領域230にアクセスし、スケジュール情報131の取得を行う。スケジュール情報131の具体例については後述する。
対象ジョブ特定部112は、スケジュール取得部111が取得したスケジュール情報131に基づいて、特定の期間内に実行される対象ジョブを特定する。
タイミング決定部113は、対象ジョブの状態情報132を要求するタイミングを決定する。状態情報132は、ジョブ実行装置3において実行される各ジョブの稼働状態を示す情報である。状態情報132の具体例については後述する。
具体的に、タイミング決定部113は、情報格納領域130に記憶された時間帯情報133を参照し、対象ジョブの状態情報132を要求するタイミングを決定する。時間帯情報133は、ジョブの状態情報132の取得に要する時間を示す時間帯毎の情報である。時間帯情報133の具体例については後述する。
要求送信部114は、対象ジョブ特定部112が特定した対象ジョブの管理を行うジョブスケジューラJS2のそれぞれに対して、対象ジョブの状態情報132を要求する。具体的に、要求送信部114は、タイミング決定部113が決定したタイミングにおいて、対象ジョブの状態情報132の送信要求の送信を行う。
状態情報受信部115は、各ジョブスケジューラJS2から送信された状態情報132を受信する。
画面生成部116は、状態情報受信部115が取得した対象ジョブの状態情報132から、特定の時間内に実行される対象ジョブの稼働状態を含む監視画面を生成する、そして、画面出力部117は、例えば、画面生成部116が生成した監視画面を、運用者が確認可能な監視端末(図示しない)に出力する。
また、CPU201は、図5に示すように、プログラム210と協働することにより、スケジュール生成部211と、要求受信部212と、状態情報生成部213と、状態情報送信部214として動作する。また、情報格納領域130には、図5に示すように、スケジュール情報131と、状態情報132とが記憶される。
スケジュール生成部211は、例えば、運用者が管理装置2に対して各ジョブの実行スケジュールの入力を行ったことに応じて、スケジュール情報131を生成する。そして、スケジュール生成部211は、生成したスケジュール情報131を情報格納領域230に記憶する。
要求受信部212は、監視装置1が送信した状態情報132の送信要求を受信する。そして、状態情報生成部213は、要求受信部212が状態情報132の送信要求を受信したことに応じて、状態情報132を生成する。そして、状態情報生成部213は、生成した状態情報132を情報格納領域230に記憶する。
なお、管理装置2は、例えば、各ジョブ実行装置3にアクセスし、スケジュール管理を行う各ジョブの稼働状態を示す情報を定期的なタイミングで取得する。そして、状態情報生成部213は、取得済の各ジョブの稼働状況を示す情報から、状態情報132の生成を行う。
状態情報送信部214は、状態情報生成部213が生成した状態情報132を監視装置1に送信する。
[第1の実施の形態の概略]
次に、第1の実施の形態の概略について説明する。図6は、第1の実施の形態におけるジョブ監視処理の概略を説明するフローチャートである。図7から図9は、第1の実施の形態におけるジョブ監視処理の概略を説明する図である。図7から図9を参照しながら、図6に示すジョブ監視処理を説明する。
監視装置1は、図6に示すように、情報取得タイミングまで待機する(S1のNO)。情報取得タイミングは、例えば、監視画面の出力(生成)が行われた直後のタイミングである。すなわち、監視装置1は、例えば、監視画面の出力の完了に応じて、次の監視画面の出力を行うための準備を開始する。
そして、情報取得タイミングになった場合(S1のYES)、監視装置1は、図7に示すように、各ジョブのスケジュール管理を行う複数のジョブスケジューラJS2のそれぞれから、各ジョブのスケジュール情報131を取得する(S2)。
続いて、監視装置1は、S2の処理で取得したスケジュール情報131に基づいて、特定の期間内に実行される対象ジョブを特定する(S3)。特定の期間は、例えば、次に監視画面の出力を行う時間から次の次に監視画面の出力を行う時間までの期間である。そのため、監視装置1は、S3の処理において、例えば、次に監視画面の出力を行う時間から次の次に監視画面の出力を行う時間までの間に実行されるジョブを対象ジョブとして特定する。
さらに、監視装置1は、図8に示すように、S3の処理で特定した対象ジョブの管理を行うジョブスケジューラJS2に対して、特定した対象ジョブの状態情報132を要求する(S4)。そして、要求した状態情報132を受信するまで待機する(S5のNO)。
その後、要求した状態情報132を受信した場合(S5のYES)、監視装置1は、図9に示すように、S5の処理で取得した対象ジョブの状態情報132から、特定の時間内に実行される対象ジョブの状態を示す画面を生成する(S6)。
すなわち、本実施の形態における監視装置1は、ジョブスケジューラJS2から取得したスケジュール情報131を参照することで、状態情報132を取得するジョブを、特定の期間内に実行されるジョブのみに制限する。
これにより、監視装置1は、画面の生成に要する処理負荷を軽減させることが可能になる。そのため、監視装置1は、実際のジョブの状態を反映させた監視画面の出力を要求された時間に行うことが可能になる。
[第1の実施の形態の詳細]
次に、第1の実施の形態の詳細について説明する。図10から図14は、第1の実施の形態におけるジョブ監視処理の詳細を説明するフローチャートである。また、図15から図24は、第1の実施の形態におけるジョブ監視処理の詳細を説明する図である。図15から図24を参照しながら、図10から図14に示すジョブ監視処理を説明する。
[スケジュール生成処理]
初めに、管理装置2がスケジュール情報131を生成する処理(以下、スケジュール生成処理とも呼ぶ)について説明を行う。
管理装置2のスケジュール生成部211は、図10に示すように、スケジュール生成タイミングまで待機する(S101のNO)。スケジュール生成タイミングは、例えば、運用者が管理装置2に対して各ジョブの実行スケジュールを入力したタイミングであってよい。
そして、スケジュール生成タイミングになった場合(S101のYES)、スケジュール生成部211は、管理対象のジョブ実行装置3において実行される各ジョブのスケジュールを含むスケジュール情報131を生成する(S102)。以下、スケジュール情報131の具体例について説明を行う。
[スケジュール情報の具体例]
図15は、スケジュール情報131の具体例を説明する図である。図15(A)は、ジョブスケジューラJS2aから取得されたスケジュール情報131aの具体例を説明する図であり、図15(B)は、ジョブスケジューラJS2bから取得されたスケジュール情報131bの具体例を説明する図であり、図15(C)は、ジョブスケジューラJS2cから取得されたスケジュール情報131cの具体例を説明する図である。
図15に示すスケジュール情報131は、スケジュール情報131に含まれる各情報を識別する「項番」と、各ジョブスケジューラJS2を識別する「識別ID」と、各ジョブ(ジョブネット)を識別する「ジョブID」とを項目として有する。また、図15に示すスケジュール情報131は、各ジョブの実行開始予定時間を示す「開始予定時間」と、各ジョブの実行終了予定時間を示す「終了予定時間」と、各ジョブの実行開始条件を示す「開始条件」とを項目として有する。
具体的に、図15(A)に示すスケジュール情報131aにおいて、「項番」が「1」である情報には、「識別ID」として「JS2a」が設定され、「ジョブID」として「NET#2」が設定され、「開始予定時間」として「08:05」が設定されている。また、図15(A)に示すスケジュール情報131aにおいて、「項番」が「1」である情報には、「終了予定時間」として「08:15」が設定され、「起動条件」として「NET#1の終了」が設定されている。すなわち、図15(A)に示すスケジュール情報131aは、NET#2が、NET#1の実行の終了を条件として、8時5分に実行を開始することを示している。
さらに、図15(A)に示すスケジュール情報131aにおいて、「項番」が「2」である情報には、「識別ID」として「JS2a」が設定され、「ジョブID」として「NET#3」が設定され、「開始予定時間」として「08:00」が設定されている。また、図15(A)に示すスケジュール情報131aにおいて、「項番」が「2」である情報には、「終了予定時間」として「08:30」が設定され、「起動条件」として「なし」が設定されている。すなわち、図15(A)に示すスケジュール情報131aは、NET#3が、他のジョブの実行状況に依らず、8時に実行を開始することを示している。図15に含まれる他の情報については説明を省略する。
図10に戻り、スケジュール生成部211は、S102の処理で生成したスケジュール情報131を情報格納領域130に記憶する(S103)。その後、スケジュール生成部211は、次のスケジュール生成タイミングまで待機する(S101のNO)。
[ジョブ監視処理の詳細]
次に、監視装置1が行うジョブ管理装置の詳細について説明を行う。監視装置1のスケジュール取得部111は、情報取得タイミングまで待機する(S11のNO)。以下、情報取得タイミングが、7時50分に監視画面の出力が行われた直後のタイミングであるものとする。
そして、情報取得タイミングになった場合(S11のYES)、監視装置1のスケジュール取得部111は、実行するジョブのスケジュール管理を行う複数のジョブスケジューラJS2のそれぞれから、ジョブのスケジュール情報131を取得する(S12)。
具体的に、監視装置1(ジョブスケジューラJS1)は、例えば、図15に示すスケジュール情報131をそれぞれ取得することにより、図16の矢印が示すように、他のジョブの実行状況に依らずにNET#1及びNET#3の実行が開始されることを示す情報の取得が可能になる。また、監視装置1は、この場合、図16の矢印が示すように、NET#1の実行の終了を条件としてNET#2の実行が開始され、NET#2の実行の終了を条件としてNET#4の実行が開始されることを示す情報の取得が可能になる。さらに、監視装置1は、この場合、図16の矢印が示すように、NET#2及びNET#3の実行の終了を条件としてNET#5の実行が開始されることを示す情報の取得が可能になる。
また、スケジュール取得部111は、S12の処理において、複数のジョブスケジューラJS2のそれぞれから、手動による操作が行われたジョブを示す情報を取得する。
具体的に、スケジュール取得部111は、例えば、複数のジョブスケジューラJS2が蓄積する各ジョブに関するログ(図示しない)を参照し、過去の所定の時点(例えば、直前に監視画面の出力が行われた時点)から現在までの間に、手動による操作が行われた場合に出力されるログ(以下、操作ログとも呼ぶ)が生成されているジョブが存在するか否かを判定する。そして、スケジュール取得部111は、操作ログが生成されているジョブが存在すると判定した場合、存在すると判定したジョブを示す情報を、手動による操作が行われたジョブを示す情報として取得する。
これにより、対象ジョブ特定部112は、後述するように、手動による操作が行われたジョブが存在するか否かの判定を行うことが可能になる。
その後、監視装置1の対象ジョブ特定部112は、S12の処理で取得したスケジュール情報131を参照し、特定の期間内に実行予定のジョブを対象ジョブとして特定する(S13)。
具体的に、図15に示すスケジュール情報131において、「開始予定時間」に設定された時間が「08:00」から「08:10」までの間である情報は、「項番」が「1」、「2」及び「3」である情報である。そのため、例えば、S13の処理における特定の期間が8時から8時10分までの間である場合、対象ジョブ特定部112は、「項番」に「1」から「3」が設定された情報の「ジョブID」に設定された情報である「NET#1」、「NET#2」及び「NET#3」を特定する。
すなわち、対象ジョブ特定部112は、S13の処理において、近い将来に実行されるジョブのみを特定する。具体的に、対象ジョブ特定部112は、次に監視画面の出力を行う時間から次の次に監視画面の出力を行う時間までに実行される予定のジョブ(次に出力を行う監視画面に情報を含める必要があるジョブ)のみを特定する。そのため、対象ジョブ特定部112は、この場合、次に監視画面の出力を行う時間から次の次に監視画面の出力を行う時間までに実行される予定がないジョブの特定を行わない。
これにより、監視装置1は、後述するように、監視画面の生成に要する処理負担を抑制することが可能になる。
そして、対象ジョブ特定部112は、過去に実行を開始したジョブのうち、正常終了していないジョブが存在するか否かを判定する(S14)。
その結果、正常終了していないジョブが存在すると判定した場合(S14のYES)、対象ジョブ特定部112は、S13の処理で特定した対象ジョブに加え、S14の処理で存在するものと判定したジョブについても対象ジョブとして特定する(S15)。一方、正常終了していないジョブが存在しないと判定した場合(S14のNO)、対象ジョブ特定部112は、S15の処理を行わない。
これにより、監視装置1は、過去に実行を開始したジョブのうち、運用者が継続して監視する必要があるジョブを特定することが可能になる。
さらに、対象ジョブ特定部112は、手動による操作が行われたジョブが存在するか否かと判定する(S16)。具体的に、対象ジョブ特定部112は、例えば、S12の処理において、手動による操作が行われたジョブを示す情報が取得されたか否かを判定する。
その結果、手動による操作が行われたジョブが存在すると判定した場合(S16のYES)、対象ジョブ特定部112は、S13及びS15の処理で特定した対象ジョブに加え、S16の処理で存在するものと判定したジョブを対象ジョブとして特定する(S17)。具体的に、対象ジョブ特定部112は、例えば、S12の処理において手動による操作が行われたジョブを示す情報が取得されている場合に、取得された情報に対応するジョブを対象ジョブとして特定する。一方、手動による操作が行われたジョブが存在しないと判定した場合(S16のNO)、対象ジョブ特定部112は、S17の処理を行わない。
すなわち、スケジュール情報131において特定の期間内における実行が予定されていないジョブであっても、手動によって特定の期間内に実行されるジョブが存在する可能性がある。そのため、対象ジョブ特定部112は、S16の処理において、手動による操作が行われたジョブが存在するか否かの判定を行う。そして、手動による操作が行われたジョブが存在すると判定した場合、S13及びS15の処理で特定したジョブに加え、S16の処理において存在したジョブを対象ジョブとして特定する。
これにより、監視装置1は、次に出力を行う監視画面に情報を含める必要があるジョブを網羅的に特定することが可能になる。
その後、監視装置1のタイミング決定部113は、図12に示すように、情報格納領域130に記憶された時間帯情報133を参照し、S13、S15及びS17の処理で特定した対象ジョブの状態情報132を要求するタイミングを決定する(S21)。以下、時間帯情報133の具体例について説明を行う。
[時間帯情報の具体例]
図17は、時間帯情報133の具体例を説明する図である。図17に示す時間帯情報133は、時間帯情報133に含まれる各情報を識別する「項番」と、各ジョブスケジューラJS2を識別する「識別ID」と、各時間帯を示す「時間帯」とを項目として有する。また、図17に示す時間帯情報133は、各ジョブスケジューラJS2からの状態情報132の取得に要した時間の平均時間を示す「平均時間」と、各ジョブスケジューラJS2からの状態情報132の取得に要した時間の最大時間を示す「最大時間」とを項目として有する。
具体的に、図17に示す時間帯情報133において、「項番」が「1」である情報には、「識別ID」として「JS2a」が設定され、「時間帯」として「7:00−11:00」が設定されている。また、図17に示す時間帯情報133において、「項番」が「1」である情報には、「平均時間」として「0.2(秒)」が設定され、「最大時間」として「0.4(秒)」が設定されている。図17に含まれる他の情報については説明を省略する。
[S21の処理の詳細]
次に、S21の処理の詳細について説明を行う。タイミング決定部113は、図13に示すように、時間帯情報133を記憶する情報格納領域130を参照し、S13等で特定した対象ジョブの状態情報132の取得に要する時間(以下、第1の時間とも呼ぶ)を、S13等で特定した対象ジョブのスケジュール管理を行うジョブスケジューラJS2a毎に特定する(S31)。
そして、タイミング決定部113は、S13等で特定した対象ジョブに対応するジョブスケジューラJS2毎に、監視画面の出力を行うタイミングよりも第1の時間以上前のタイミングを、S13等で特定した対象ジョブの状態情報132を要求するタイミングとして決定する(S32)。
具体的に、図17に示す時間帯情報133において、例えば、「識別ID」が「JS2a」であって「時間帯」が「7:00−11:00」である情報は、「項番」が「1」である情報である。また、図17に示す時間帯情報133において、例えば、「識別ID」が「JS2b」であって「時間帯」が「7:00−11:00」である情報は、「項番」が「4」である情報である。そのため、例えば、監視画面の出力を次に行う必要がある時間が8時であり、S13等の処理においてNET#1、NET#2及びNET#3が特定されている場合、タイミング決定部113は、時間帯情報133における「項番」が「1」及び「4」である情報を参照する。
すなわち、タイミング決定部113は、この場合、時間帯情報133に含まれる情報のうち、NET#2及びNET#3を管理するジョブスケジューラJS2aを示す「JS2a」が「識別ID」に設定され、8時を含む「7:00−11:00」が「時間帯」に設定された情報である「項番」が「1」である情報を参照する。また、タイミング決定部113は、この場合、時間帯情報133に含まれる情報のうち、NET#1を管理するジョブスケジューラJS2bを示す「JS2b」が「識別ID」に設定され、8時を含む「7:00−11:00」が「時間帯」に設定された情報である「項番」が「4」である情報を参照する。
そして、タイミング決定部113は、S31の処理において、例えば、ジョブスケジューラJS2aで動作するNET#2及びNET#3に対応する時間として、「項番」が「1」である情報の「平均時間」に設定された情報である「0.2(秒)」を特定する。また、タイミング決定部113は、S31の処理において、例えば、ジョブスケジューラJS2bで動作するNET#1に対応する時間として、「項番」が「1」である情報の「平均時間」に設定された情報である「0.3(秒)」を特定する。さらに、タイミング決定部113は、例えば、NET#2及びNET#3の状態情報132の取得にそれぞれ要する時間である「0.2(秒)」に、状態情報132の取得を行うジョブの数である「2」を乗算した結果である「0.4(秒)」を特定する。また、タイミング決定部113は、例えば、NET#1の状態情報132の取得に要する時間である「0.3(秒)」に、状態情報132の取得を行うジョブの数である「1」を乗算した結果である「0.3(秒)」を特定する。
その後、タイミング決定部113は、S32の処理において、図18に示すように、ジョブスケジューラJS2aに対してNET#2及びNET#3の状態情報132を要求するタイミングとして、監視画面を出力する必要がある時間(例えば、8時)の0.4秒以上前の時間を特定する。また、タイミング決定部113は、S32の処理において、図18に示すように、NET#1の状態情報132を要求するタイミングとして、監視画面を出力する必要がある時間(例えば、8時)の0.3秒以上前の時間を特定する。
図12に戻り、監視装置1の要求送信部114は、S21の処理で決定したタイミングが到達するまで待機する(S22のNO)。具体的に、S21の処理で決定したタイミングが8時の0.4秒前と8時の0.3秒前である場合、これらの時間のうちの先の時間である8時の0.4秒前になるまで待機する。
そして、S21の処理で決定したタイミングが到達した場合(S22のYES)、要求送信部114は、S22の処理で到達したタイミングに対応するジョブスケジューラJS2に対して、S13等の処理で特定した対象ジョブの状態情報132を要求する(S23)。
具体的に、要求送信部114は、この場合、例えば、S21の処理で決定したタイミングである8時の0.4秒前に対応するジョブスケジューラJS2aに対して、状態情報132の送信要求を送信する。
その後、要求送信部114は、S21の処理で決定したタイミングに対応する全てのジョブスケジューラJS2に対して状態情報132の送信要求を送信したか否かを判定する(S24)。その結果、全てのジョブスケジューラJS2に対して状態情報132の送信要求を送信していないと判定した場合(S24のNO)、要求送信部114は、S22以降の処理を再度行う。
具体的に、要求送信部114は、例えば、ジョブスケジューラJS2aに対して状態情報132の送信要求を送信した後、8時の0.3秒前(ジョブスケジューラJS2bに対して状態情報132の送信要求を送信する時間)になるまで待機する。
一方、全てのジョブスケジューラJS2に対して状態情報132の送信要求を送信したと判定した場合(S24のYES)、監視装置1の状態情報受信部115は、S23の処理で要求した状態情報132の全てを受信するまで待機する(S25のNO)。以下、状態情報132の具体例について説明を行う。
[状態情報の具体例]
図19は、状態情報132の具体例を説明する図である。図19(A)は、ジョブスケジューラJS2aから受信した状態情報132の具体例を説明する図であり、図19(B)は、ジョブスケジューラJS2bから受信した状態情報132の具体例を説明する図である。なお、以下、各ジョブスケジューラJS2が、図15で説明したスケジュール情報131に従って各ジョブの管理を行うものとする。また、以下、図19に示す状態情報132が、8時に出力する監視画面を生成するために取得された情報であるものとする。
図19に示す状態情報132は、状態情報132に含まれる各情報を識別する「項番」と、ジョブスケジューラJS2を識別する「識別ID」と、各ジョブ(ジョブネット)を識別する「ジョブID」とを項目として有する。また、図19に示す状態情報132は、各ジョブの実行状態を示す「状態」を項目として有する。「状態」には、各ジョブの実行が正常に終了したことを示す「正常終了」、各ジョブの実行が正常に終了しなかったことを示す「異常終了」、各ジョブが実行中であることを示す「実行中」、または、各ジョブが実行待ちであることを示し「実行待ち」が設定される。
具体的に、図19に示す状態情報132において、「項番」が「1」である情報には、「識別ID」として「JS2a」が設定され、「ジョブID」として「NET#2」が設定され、「状態」として「実行待ち」が設定されている。また、図19に示す状態情報132において、「項番」が「2」である情報には、「識別ID」として「JS2a」が設定され、「ジョブID」として「NET#3」が設定され、「状態」として「実行待ち」が設定されている。図19に含まれる他の情報については説明を省略する。
図12に戻り、要求した状態情報132の全てを受信した場合(S25のYES)、監視装置1の画面生成部116は、S25の処理で受信した対象ジョブの状態情報132から、特定の時間内に実行される対象ジョブの状態を示す監視画面を生成する(S26)。そして、監視装置1の画面出力部117は、S26の処理で生成した監視画面を出力する(S27)。
その後、スケジュール取得部111は、次の情報取得タイミングまで待機する(S11のNO)。
ここで、監視装置1は、ジョブ監視処理を2回目以降に行う場合、S12の処理を省略するものであってもよい。すなわち、監視装置1は、この場合、1回目のジョブ監視処理において取得したスケジュール情報131を、2回目以降のジョブ監視処理においても利用するものであってよい。
なお、要求送信部114は、S12の処理が省略される場合、S23の処理において、複数のジョブスケジューラJS2のそれぞれから手動による操作が行われたジョブを示す情報を取得する。これにより、対象ジョブ特定部112は、S12の処理が行われない場合であっても、手動による操作が行われたジョブを示す情報を参照することが可能になる。以下、監視画面の具体例について説明を行う。
[監視画面の具体例]
図20は、監視画面の具体例を説明する図である。図20に示す監視画面は、図19に示す状態情報132の取得が行われた場合に生成される監視画面である。
具体的に、図19に示す状態情報132において、「ジョブID」が「NET#2」である情報の「状態」には「実行待ち」が設定され、「ジョブID」が「NET#3」である情報の「状態」には「実行待ち」が設定されている。また、図19に示す状態情報132において、「ジョブID」が「NET#1」である情報の「状態」には「実行待ち」が設定されている。
そのため、画面生成部116は、例えば、図20に示すように、「NET#1」と「実行待ち」とが対応する旨の情報と、「NET#2」と「実行待ち」とが対応する旨の情報とを監視画面に含める。また、画面生成部116は、例えば、図20に示すように、「NET#3」と「実行待ち」とが対応する旨の情報を監視画面に含める。
一方、図19に示す状態情報132には、「ジョブID」が「NET#4」である情報及び「ジョブID」が「NET#5」である情報が含まれていない。そのため、画面生成部116は、例えば、図20に示すように、「NET#4」及び「NET#5」を示す情報に対応する状態情報132が存在しない旨の情報(例えば、「情報なし」)を監視画面に含める。具体的に、画面生成部116は、図20に示すように、「NET#4」を示す情報と「情報なし」を示す情報とが対応する旨の情報と、「NET#5」を示す情報と「情報なし」を示す情報とが対応する旨の情報とを監視画面に含める。
すなわち、監視装置1は、例えば、次に出力する監視画面の生成を行う際に、次の次に監視画面の出力を行う時間までに実行されないジョブについての情報の取得を省略する。これにより、監視装置1は、監視画面の生成に要する処理負荷を軽減させることが可能になり、実際のジョブの状態を反映させた監視画面の出力を要求された時間(予定された時間)に行うことが可能になる。
なお、タイミング決定部113は、S31の処理において第1の時間の算出を行う際に、図17に示す時間帯情報133の「平均時間」に代えて、図17に示す時間帯情報133の「最大時間」を用いるものであってもよい。具体的に、タイミング決定部113は、図17に示す時間帯情報133の「最大時間」に設定された時間と、状態情報132を取得する必要があるジョブの数とを乗算することによって、第1の時間を算出するものであってもよい。また、タイミング決定部113は、この場合、図17に示す時間帯情報133の「最大時間」に設定された時間とジョブの数とを乗算した値から、監視画面を出力する際に許容されている時間(以下、遅延許容時間とも呼ぶ)を減算することによって、第1の時間を算出するものであってもよい。
さらに、「平均時間」に設定された時間とジョブの数とを乗算した値が、「最大時間」に設定された時間とジョブの数とを乗算した値から遅延許容時間を減算した値以上である場合、タイミング決定部113は、「平均時間」に設定された時間とジョブの数とを乗算した値を、第1の時間とするものであってよい。また、「平均時間」に設定された時間とジョブの数とを乗算した値が、「最大時間」に設定された時間とジョブの数とを乗算した値から遅延許容時間を減算した値未満である場合、タイミング決定部113は、「最大時間」に設定された時間とジョブの数とを乗算した値から遅延許容時間を減算した値を、第1の時間とするものであってもよい。
これにより、監視装置1は、例えば、各時間帯における各ジョブの実行状態に応じて、第1の時間の算出方法を決定することが可能になる。
[状態情報生成処理]
次に、管理装置2が状態情報132を生成する処理(以下、状態情報生成処理とも呼ぶ)について説明を行う。
管理装置2の要求受信部212は、図14に示すように、状態情報132の送信要求を受信するまで待機する(S111のNO)。すなわち、要求受信部212は、監視装置1が管理装置2に対して状態情報132の送信要求を送信するまで待機する。
そして、状態情報132の送信要求を受信した場合(S111のYES)、管理装置2の状態情報生成部213は、各ジョブ実行装置3にアクセスし、各ジョブの稼働状態を示す情報を取得する(S112)。さらに、状態情報生成部213は、S112の処理で取得した各ジョブの稼働状態を示す情報を含む状態情報132を生成する(S113)。その後、状態情報生成部213は、S113で生成した状態情報132を情報格納領域230に記憶する(S114)。
これにより、各管理装置2は、監視装置1から送信された送信要求に対応する状態情報132を、監視装置1に送信することが可能になる。
[ジョブ監視処理の具体例]
次に、ジョブ監視処理の具体例について説明を行う。図21から図24は、図20に示す監視画面の出力が行われた後、ジョブ監視処理が再度行われる場合の具体例を説明する図である。なお、以下、監視画面の出力が10分毎に行われるものする。また、以下、監視画面の出力が行われる毎に、S13の処理における特定の期間が10分ずつ後の時間に変更されるものとする。
[2回目に行われるジョブ監視処理の具体例]
初めに、2回目に行われるジョブ監視処理(図20で説明した監視画面の出力が行われた直後に行われるジョブ監視処理)の具体例について説明を行う。
図15に示すスケジュール情報131において、「開始予定時間」に設定された情報が「08:10」から「08:20」までの間である情報は、「項番」が「4」である情報である。そのため、この場合、対象ジョブ特定部112は、S13の処理において、「項番」に「4」が設定された情報の「ジョブID」に設定された情報である「NET#4」を特定する。
また、図19に示す状態情報132において、「ジョブID」が「NET#2」、「NET#3」及び「NET#1」である情報の「状態」には、全て「実行待ち」が設定されている。そのため、対象ジョブ特定部112は、S15の処理において、正常終了していないジョブ(実行中であるジョブ、実行待ちであるジョブ、または、異常終了したジョブ)としてNET#1、NET#2及びNET#3を特定する。
そのため、要求送信部114は、S23の処理において、ジョブスケジューラJS2aに対してNET#2及びNET#3の状態情報132の送信要求を送信し、ジョブスケジューラJS2bに対してNET#1の状態情報132の送信要求を送信する。また、要求送信部114は、S23の処理において、ジョブスケジューラJS2cに対してNET#4の状態情報132の送信要求を送信する。
そして、状態情報受信部115は、S25の処理において、図21に示す状態情報132を受信する。具体的に、状態情報受信部115は、図21に示すように、NET#2及びNET#3が実行中であり、NET#1が正常終了であり、NET#4が実行待ちであることを示す情報を取得する。
その後、画面生成部116は、S26の処理において、図22に示すように、「NET#1」と「正常終了」とが対応する旨の情報と、「NET#2」と「実行中」とが対応する旨の情報と、「NET#3」と「実行中」とが対応する旨の情報とを監視画面に含める。また、画面生成部116は、S26の処理において、図22に示すように、「NET#4」と「実行待ち」とが対応する旨の情報と、「NET#5」と「情報なし」とが対応する旨の情報とを監視画面に含める。
[3回目に行われるジョブ監視処理の具体例]
次に、3回目に行われるジョブ監視処理(図22で説明した監視画面の出力が行われた直後に行われるジョブ監視処理)の具体例について説明を行う。
図15に示すスケジュール情報131において、「開始予定時間」が「08:20」から「08:30」までの間である情報は、「項番」が「5」である情報である。そのため、この場合、対象ジョブ特定部112は、S13の処理において、「項番」に「5」が設定された情報の「ジョブID」に設定された情報である「NET#5」を特定する。
また、図21に示す状態情報132において、「ジョブID」が「NET#2」及び「NET#3」である情報の「状態」には「実行中」が設定されており、「ジョブID」が「NET#1」である情報の「状態」には「正常終了」が設定されている。また、図23に示す状態情報132において、「ジョブID」が「NET#4」である情報の「状態」には「実行待ち」が設定されている。そのため、対象ジョブ特定部112は、S15の処理において、正常終了していないジョブとしてNET#2、NET#3及びNET#4を特定する。
そのため、要求送信部114は、S23の処理において、ジョブスケジューラJS2aに対してNET#2及びNET#3の状態情報132の送信要求を送信し、ジョブスケジューラJS2cに対してNET#4及びNET#5の状態情報132の送信要求を送信する。
そして、状態情報受信部115は、S25の処理において、図23に示す状態情報132を受信する。具体的に、状態情報受信部115は、NET#4が実行中であり、NET#1及びNET#3が正常終了であり、NET#2が異常終了であり、NET#5が実行待ちであることを示す情報を取得する。
その後、画面生成部116は、S26の処理において、図24に示すように、「NET#2」と「正常終了」とが対応する旨の情報と、「NET#3」と「異常終了」とが対応する旨の情報と、「NET#4」と「実行中」とが対応する旨の情報とを監視画面に含める。また、画面生成部116は、S26の処理において、図24に示すように、「NET#5」と「実行待ち」とが対応する旨の情報を監視画面に含める。
なお、この場合、状態情報受信部115は、NET#1の状態情報132の取得を行わない。そのため、画面生成部116は、S26の処理において、図22に示す監視画面に含まれている情報のうちのNET#1についての情報を流用するものであってよい。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。図25は、第2の実施の形態におけるジョブ監視処理を説明するフローチャートである。
第1の実施の形態におけるタイミング決定部113は、S21の処理において、ジョブスケジューラJS2に対して各ジョブの状態情報132を要求する時間を決定する。これに対し、第2の実施の形態におけるタイミング決定部113は、S21の処理において、ジョブスケジューラJS2に対して各ジョブの状態情報132を要求する順番を決定する。以下、第1の実施の形態と異なる処理(S21の処理)についてのみ説明を行う。
タイミング決定部113は、図25に示すように、時間帯情報133を記憶する情報格納領域130を参照し、S13等の処理で特定した対象ジョブの状態に関する情報の取得に要する時間(以下、第2の時間とも呼ぶ)を、S13等で特定した対象ジョブに対応するジョブスケジューラJS2毎に特定する(S41)。
そして、タイミング決定部113は、S41の処理で特定した第2の時間が他のジョブスケジューラJS2よりも長いジョブスケジューラJS2に対応する対象ジョブの順序が、他のジョブスケジューラJS2に対応する対象ジョブよりも前になるように、S13等で特定した対象ジョブの状態情報132を要求する順序を決定する(S42)。
その後、タイミング決定部113は、S42の処理で決定した順序に従って、対象ジョブの状態情報132を要求するタイミングを決定する(S43)。具体的に、タイミング決定部113は、例えば、あるジョブスケジューラJS2に対する状態情報132の要求が行われた後、所定時間が経過してから次のジョブスケジューラJS2に対する状態情報132の要求が行われるように、タイミングの決定を行うものであってよい。また、タイミング決定部113は、例えば、あるジョブスケジューラJS2に対する状態情報132の要求が行われた後、そのジョブスケジューラJS2からの状態情報132の受信があったことに応じて、次のジョブスケジューラJS2に対する状態情報132の要求が行われるように、タイミングの決定を行うものであってよい。
これにより、タイミング決定部113は、各ジョブスケジューラJS2に対する状態情報132の要求タイミングを決定する際の負担を軽減させることが可能になる。
以上の実施の形態をまとめると、以下の付記の通りである。
(付記1)
実行するジョブのスケジュール管理を行う複数のジョブスケジューラのそれぞれから、ジョブのスケジュール情報を取得し、
取得した前記スケジュール情報に基づいて、特定の期間内に実行される対象ジョブを特定し、
特定した前記対象ジョブの管理を行うジョブスケジューラに対して、特定した前記対象ジョブの状態に関する情報を要求し、
要求に応じて取得した前記対象ジョブの状態に関する情報から、前記特定の時間内に実行される前記対象ジョブの状態を示す画面を生成する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするジョブ監視プログラム。
(付記2)
付記1において、さらに、
前記要求する処理の前に、時間帯に応じてジョブの状態の取得に要する時間を記憶する記憶部を参照し、前記対象ジョブの状態に関する情報を要求するタイミングを決定する、
処理をコンピュータに実行させ、
前記要求する処理では、決定したタイミングにおいて前記対象ジョブの状態に関する情報の要求を行う、
ことを特徴とするジョブ監視プログラム。
(付記3)
付記2において、
前記決定する処理では、
前記対象ジョブの状態に関する情報の取得に要する第1の時間を、前記対象ジョブに対応するジョブスケジューラ毎に特定し、
前記生成する処理を行うタイミングよりも前記第1の時間以上前のタイミングを、前記対象ジョブの状態に関する情報を要求するタイミングとして、前記対象ジョブに対応するジョブスケジューラ毎に決定する、
ことを特徴とするジョブ監視プログラム。
(付記4)
付記1において、さらに、
前記対象ジョブが複数存在する場合、前記要求する処理の前に、時間帯に応じてジョブの状態の取得に要する時間を記憶する記憶部を参照し、前記対象ジョブの状態に関する情報を要求する順序を決定する、
処理をコンピュータに実行させ、
前記要求する処理では、決定した順序に従ったタイミングにおいて前記対象ジョブの状態に関する情報の要求を行う、
ことを特徴とするジョブ監視プログラム。
(付記5)
付記4において、
前記決定する処理では、
前記対象ジョブの状態に関する情報の取得に要する第2の時間を、前記対象ジョブに対応するジョブスケジューラ毎に特定し、
特定した前記第2の時間が他のジョブスケジューラよりも長いジョブスケジューラに対応する対象ジョブの順序が、前記他のジョブスケジューラに対応する対象ジョブよりも前になるように、前記対象ジョブの状態に関する情報を要求する順序を決定する、
ことを特徴とするジョブ監視プログラム。
(付記6)
付記1において、
前記特定する処理では、前記特定の期間内に実行されるジョブに加え、手動による操作が行われたジョブを前記対象ジョブとして特定する、
ことを特徴とするジョブ監視プログラム。
(付記7)
付記6において、
前記特定する処理では、直前に行われた前記画面の生成の後に前記手動による操作が行われたジョブを、前記対象ジョブとして特定する、
ことを特徴とするジョブ監視プログラム。
(付記8)
付記6において、
前記特定する処理では、前記手動による操作が行われた場合に出力される操作ログが生成された場合、生成された前記操作ログに対応するジョブを、前記対象ジョブとして特定する、
ことを特徴とするジョブ監視プログラム。
(付記9)
付記1において、
前記特定する処理では、前記特定の期間内に実行されるジョブに加え、過去に実行されたジョブのうちの正常に終了していないジョブを、前記対象ジョブとして特定する、
ことを特徴とするジョブ監視プログラム。
(付記10)
実行するジョブのスケジュール管理を行う複数のジョブスケジューラのそれぞれから、ジョブのスケジュール情報を取得するスケジュール取得部と、
取得した前記スケジュール情報に基づいて、特定の期間内に実行される対象ジョブを特定する対象ジョブ特定部と、
特定した前記対象ジョブの管理を行うジョブスケジューラに対して、特定した前記対象ジョブの状態に関する情報を要求する要求送信部と、
要求に応じて取得した前記対象ジョブの状態に関する情報から、前記特定の時間内に実行される前記対象ジョブの状態を示す画面を生成する画面生成部と、を有する、
ことを特徴とするジョブ監視装置。
(付記11)
付記10において、さらに、
時間帯に応じてジョブの状態の取得に要する時間を記憶する記憶部を参照し、前記対象ジョブの状態に関する情報を要求するタイミングを決定するタイミング決定部を有し、
前記要求送信部は、決定したタイミングにおいて前記対象ジョブの状態に関する情報の要求を行う、
ことを特徴とするジョブ監視装置。
(付記12)
実行するジョブのスケジュール管理を行う複数のジョブスケジューラのそれぞれから、ジョブのスケジュール情報を取得し、
取得した前記スケジュール情報に基づいて、特定の期間内に実行される対象ジョブを特定し、
特定した前記対象ジョブの管理を行うジョブスケジューラに対して、特定した前記対象ジョブの状態に関する情報を要求し、
要求に応じて取得した前記対象ジョブの状態に関する情報から、前記特定の時間内に実行される前記対象ジョブの状態を示す画面を生成する、
ことを特徴とするジョブ監視方法。
(付記13)
付記12において、さらに、
前記要求する工程の前に、時間帯に応じてジョブの状態の取得に要する時間を記憶する記憶部を参照し、前記対象ジョブの状態に関する情報を要求するタイミングを決定する、
処理をコンピュータに実行させ、
前記要求する工程では、決定したタイミングにおいて前記対象ジョブの状態に関する情報の要求を行う、
ことを特徴とするジョブ監視方法。
1:監視装置 2:管理装置
3:ジョブ実行装置 JS1:ジョブスケジューラ
JS2:ジョブスケジューラ

Claims (10)

  1. 実行するジョブのスケジュール管理を行う複数のジョブスケジューラのそれぞれから、ジョブのスケジュール情報を取得し、
    取得した前記スケジュール情報に基づいて、特定の期間内に実行される対象ジョブを特定し、
    前記対象ジョブが複数存在する場合、ジョブの状態の取得に要する時間帯ごとの時間を記憶する記憶部を参照し、前記対象ジョブの状態に関する情報を要求する順序を決定し、
    決定した順序に従ったタイミングにおいて、特定した前記対象ジョブの管理を行うジョブスケジューラに対して、特定した前記対象ジョブの状態に関する情報を要求し、
    要求に応じて取得した前記対象ジョブの状態に関する情報から、前記特定の時間内に実行される前記対象ジョブの状態を示す画面を生成する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするジョブ監視プログラム。
  2. 請求項1において、さらに、
    前記要求する処理の前に、前記記憶部を参照し、前記対象ジョブの状態に関する情報を要求するタイミングを決定する、
    処理をコンピュータに実行させ、
    前記要求する処理では、決定したタイミングにおいて前記対象ジョブの状態に関する情報の要求を行う、
    ことを特徴とするジョブ監視プログラム。
  3. 請求項2において、
    前記決定する処理では、
    前記対象ジョブの状態に関する情報の取得に要する第1の時間を、前記対象ジョブに対応するジョブスケジューラ毎に特定し、
    前記生成する処理を行うタイミングよりも前記第1の時間以上前のタイミングを、前記対象ジョブの状態に関する情報を要求するタイミングとして、前記対象ジョブに対応するジョブスケジューラ毎に決定する、
    ことを特徴とするジョブ監視プログラム。
  4. 請求項において、
    前記決定する処理では、
    前記対象ジョブの状態に関する情報の取得に要する第2の時間を、前記対象ジョブに対応するジョブスケジューラ毎に特定し、
    特定した前記第2の時間が他のジョブスケジューラよりも長いジョブスケジューラに対応する対象ジョブの順序が、前記他のジョブスケジューラに対応する対象ジョブよりも前になるように、前記対象ジョブの状態に関する情報を要求する順序を決定する、
    ことを特徴とするジョブ監視プログラム。
  5. 請求項1において、
    前記特定する処理では、前記特定の期間内に実行されるジョブに加え、手動による操作が行われたジョブを前記対象ジョブとして特定する、
    ことを特徴とするジョブ監視プログラム。
  6. 請求項において、
    前記特定する処理では、直前に行われた前記画面の生成の後に前記手動による操作が行われたジョブを、前記対象ジョブとして特定する、
    ことを特徴とするジョブ監視プログラム。
  7. 請求項において、
    前記特定する処理では、前記手動による操作が行われた場合に出力される操作ログが生成された場合、生成された前記操作ログに対応するジョブを、前記対象ジョブとして特定する、
    ことを特徴とするジョブ監視プログラム。
  8. 請求項1において、
    前記特定する処理では、前記特定の期間内に実行されるジョブに加え、過去に実行されたジョブのうちの正常に終了していないジョブを、前記対象ジョブとして特定する、
    ことを特徴とするジョブ監視プログラム。
  9. 実行するジョブのスケジュール管理を行う複数のジョブスケジューラのそれぞれから、ジョブのスケジュール情報を取得するスケジュール取得部と、
    取得した前記スケジュール情報に基づいて、特定の期間内に実行される対象ジョブを特定する対象ジョブ特定部と、
    前記対象ジョブが複数存在する場合、ジョブの状態の取得に要する時間帯ごとの時間を記憶する記憶部を参照し、前記対象ジョブの状態に関する情報を要求する順序を決定するタイミング決定部と、
    決定した順序に従ったタイミングにおいて、特定した前記対象ジョブの管理を行うジョブスケジューラに対して、特定した前記対象ジョブの状態に関する情報を要求する要求送信部と、
    要求に応じて取得した前記対象ジョブの状態に関する情報から、前記特定の時間内に実行される前記対象ジョブの状態を示す画面を生成する画面生成部と、を有する、
    ことを特徴とするジョブ監視装置。
  10. 実行するジョブのスケジュール管理を行う複数のジョブスケジューラのそれぞれから、ジョブのスケジュール情報を取得し、
    取得した前記スケジュール情報に基づいて、特定の期間内に実行される対象ジョブを特定し、
    前記対象ジョブが複数存在する場合、ジョブの状態の取得に要する時間帯ごとの時間を記憶する記憶部を参照し、前記対象ジョブの状態に関する情報を要求する順序を決定し、
    決定した順序に従ったタイミングにおいて、特定した前記対象ジョブの管理を行うジョブスケジューラに対して、特定した前記対象ジョブの状態に関する情報を要求し、
    要求に応じて取得した前記対象ジョブの状態に関する情報から、前記特定の時間内に実行される前記対象ジョブの状態を示す画面を生成する、
    ことを特徴とするジョブ監視方法。
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