JP2001256207A - コンピュータ装置及び記録媒体 - Google Patents

コンピュータ装置及び記録媒体

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JP2001256207A
JP2001256207A JP2000063484A JP2000063484A JP2001256207A JP 2001256207 A JP2001256207 A JP 2001256207A JP 2000063484 A JP2000063484 A JP 2000063484A JP 2000063484 A JP2000063484 A JP 2000063484A JP 2001256207 A JP2001256207 A JP 2001256207A
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Fumio Daimatsu
史生 大松
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介したリモートコンピュータ
との間で行うリモート処理の実行多重度を適切に制御す
る。 【解決手段】 ネットワーク負荷測定部8、CPU負荷
測定部9、メモリ使用量測定部10、入出力装置負荷測
定部11で、ネットワーク、CPU、メインメモリ、入
出力装置の負荷をそれぞれ測定する。多重度変更部13
は、それら各資源の負荷がすべて、上限値設定テーブル
7に設定された各々の上限値以下であれば、リモート処
理実行管理部12に対して新たなリモート処理用プロセ
スを生成させ、それら各資源の負荷が1つでもその上限
値を超える場合は新たなリモート処理用プロセスを生成
させない。これを一定時間間隔で繰り返す。サーバ装置
1だけでなくネットワークも含めたシステム全体のスル
ープットを確保しつつ、リモート処理を最大限の多重度
で実行できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
してリモートのコンピュータとの間でリモート処理を実
行するコンピュータ装置に関し、特にそのリモート処理
の実行多重度の制御のための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、データベースサーバ等が複数の
クライアントとネットワークを介して接続されたシステ
ムにおいて、サーバがそれらクライアントからデータを
集信したり、あるいは逆に配信したりする場合がある。
このような場合に、サーバ内で、クライアントに対しデ
ータの集配信を行うプロセスを複数同時に実行すること
により、集配信処理の効率を向上させることがよく行わ
れる。
【0003】このような多重実行処理においては、実行
多重度、すなわち同時に実行するプロセスの数の設定
が、処理の効率を決める重要なポイントになる。実行多
重度が低い(すなわち同時実行数が少ない)と処理効率
の改善効果が薄いが、かといっていたずらに実行多重度
を高くすると、システム全体としてのスループットが低
下してしまうことがある。
【0004】そこで、従来一般にサーバからこのような
処理を行う場合、システム管理者が実際に実行多重度を
様々に変えながらプログラムを実行して処理効率の測定
を繰り返し、最適な多重度を求めてそれをサーバに設定
し、その後データ集配信のための実際の処理を実行して
いた。
【0005】このため、従来はシステム管理者の負担が
大きく、また人手で実行多重度をチューニングするた
め、その作業のためにかなりの時間を要するという問題
があった。改善のためには、実行多重度の自動調整のた
めの技術が必要となる。
【0006】コンピュータにおける処理の実行多重度を
自動的に調節する技術としては、例えば特開平5−17
3807号公報に示される技術がある。この技術は、ジ
ョブスケジュール方式に関して動的にジョブ実行の多重
度を変更するものであり、CPUやメモリの負荷(例え
ば使用率)を測定し、予め用意された多重度設定表の中
から測定した負荷に応じた多重度を読み出し、自動設定
している。
【0007】また、別の従来技術として、特開平3−4
0034号公報(特許2967999号)に示されるも
のがある。この技術は、プロセス内のスレッドの実行多
重度を自動制御するものであり、一定時間間隔でスレッ
ドの待ち要求数を監視し、この待ち要求数の増減に従っ
て1プロセス内のスレッド数を増減すると共に、監視時
間間隔を増減することによって動的にスレッド数を変更
する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−17380
7号公報及び特開平3−40034号公報のいずれの技
術も、CPUやメモリの使用率や、スレッドの待ち要求
数など、コンピュータ内部の資源に関するパラメータに
しか考慮を払っていない。このため、これら従来技術の
方式を、上述のようなネットワークを介したリモート処
理の実行多重度制御に単に利用しただけでは、システム
全体としてのスループットの向上には直接結びつかな
い。特に、広域網などの低速回線で接続されたクライア
ントが存在する場合には、その傾向が顕著になる。
【0009】この発明はこのような問題に鑑みなされた
ものであり、ネットワーク接続先のリモートのコンピュ
ータに対するリモート処理を行うコンピュータ装置にお
いて、システム全体のスループットを考慮した実行多重
度の制御を可能とすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るコンピュ
ータ装置は、ネットワークを介して接続された1以上の
リモートコンピュータに対するリモート処理の多重実行
が可能なコンピュータ装置であって、前記ネットワーク
の負荷を動的に測定するネットワーク負荷測定手段と、
前記ネットワーク負荷測定手段の測定した前記ネットワ
ークの負荷を考慮して、前記リモート処理の実行多重度
を動的に制御する多重度制御手段とを備えるものであ
る。
【0011】また、前記リモート処理の実行のために必
要な自コンピュータ装置内の各資源の負荷を測定する自
コンピュータ負荷測定手段を備え、前記多重度制御手段
は、前記ネットワーク負荷測定手段と前記自コンピュー
タ負荷測定手段の測定結果に応じて、前記リモート処理
の実行多重度を動的に制御することを特徴とするもので
ある。
【0012】また、前記多重度制御手段は、前記ネット
ワークの負荷と、前記リモート処理に必要な自コンピュ
ータ装置内の各資源の負荷とについて、それぞれ予め設
定された上限値を保持した上限値設定テーブルと、前記
ネットワークの負荷及び前記自コンピュータ装置内の前
記各資源の負荷が各々の上限値以下である間は前記リモ
ート処理のための新規プロセスを順次増加させ、それら
負荷のうちいずれか一つがその上限値を超えた場合は、
それら負荷のすべてが各々の上限値以下になるまで前記
リモート処理のための新規プロセスの生成を停止する多
重度変更手段とを備えることを特徴とするものである。
【0013】また、システム管理者から前記リモート処
理の処理終了要求時刻が設定される要求性能テーブル
と、前記負荷のいずれかがその上限値を超えた場合に、
前記ネットワーク負荷測定手段で測定したその時のネッ
トワーク負荷と、前記多重度制御手段で制御されている
その時の実行多重度と、前記リモート処理が対象とする
前記リモートコンピュータのうち未処理のものの数とに
基づき、前記リモート処理の終了時刻を予測する終了時
刻予測手段と、前記終了時刻予測手段で予測した終了時
刻が前記要求性能テーブルに設定された処理終了要求時
刻を超える場合に、その旨を示す通知を出力する出力手
段とを更に備えるものである。
【0014】また、前記ネットワーク負荷測定手段で測
定したその時のネットワーク負荷と、前記多重度制御手
段で制御されているその時の実行多重度と、前記リモー
ト処理が対象とする前記リモートコンピュータのうち未
処理のものの数とに基づき、前記リモート処理の処理の
終了時刻を予測する終了時刻予測手段と、前記終了時刻
予測手段で予測したリモート処理の終了時刻を出力する
出力手段とを更に備えるものである。
【0015】また、この発明に係る記録媒体は、ネット
ワークに接続され、そのネットワーク上のリモートコン
ピュータに対するリモート処理の多重実行が可能なコン
ピュータ装置に、前記ネットワークの負荷を動的に測定
するステップと、前記リモート処理の実行のために必要
な自コンピュータ装置内の各資源の負荷を動的に測定す
るステップと、測定した前記ネットワークの負荷及び前
記自コンピュータの前記各資源の負荷に応じて前記リモ
ート処理の実行多重度を動的に制御するステップと、を
実行させるためのプログラムを記録したものである。
【0016】また、この記録媒体において、前記実行多
重度を動的に制御するステップは、前記ネットワークの
負荷及び前記自コンピュータ装置内の前記各資源の負荷
が、予め各々について設定された上限値を越えるか否か
を判定するステップと、それら負荷のすべてがその上限
値以下である間、前記リモート処理のための新規プロセ
スを順次増加させるステップと、それら負荷のうちいず
れか一つがその上限値を超えた場合に、それら負荷のす
べてが各々の上限値以下になるまで前記リモート処理の
ための新規プロセスの生成を停止するステップと、を含
むことを特徴とするものである。
【0017】また、この記録媒体において、前記多重度
を動的に制御するステップは、前記負荷のいずれかがそ
の上限値を超えた場合に、前記ネットワーク負荷測定手
段で測定したその時のネットワーク負荷と、前記多重度
制御手段で制御されているその時の実行多重度と、前記
リモート処理が対象とする前記リモートコンピュータの
うち未処理のものの数とに基づき、前記リモート処理の
終了時刻を予測するステップと、予測した終了時刻が、
予めシステム管理者から指定された処理終了要求時刻を
超える場合に、その旨を示す通知を出力するステップ
と、を含むことを特徴とするものである。
【0018】また、この記録媒体において、前記多重度
を動的に制御するステップは、前記負荷のいずれかがそ
の上限値を超えた場合に、前記ネットワーク負荷測定手
段で測定したその時のネットワーク負荷と、前記多重度
制御手段で制御されているその時の実行多重度と、前記
リモート処理が対象とする前記リモートコンピュータの
うち未処理のものの数とに基づき、前記リモート処理の
終了時刻を予測するステップと、予測した終了時刻を出
力するステップと、を含むことを特徴とするものであ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。
【0020】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1に係るシステムの構成を示す図である。図1にお
いて、サーバ装置1は、本発明の特許請求の範囲におけ
るコンピュータ装置に対応する装置であり、予め定めら
れたクライアント装置2,3,4,5,…に対し、デー
タの集信などのリモート処理を実行する際に、リモート
処理用プロセス14〜17を複数個多重実行する機能を
備える。クライアント装置2,3,4,5…は、特許請
求の範囲のリモートコンピュータに対応するものであ
り、LAN又はWAN(又はその両方)などのネットワ
ーク(図示省略)を介してサーバ装置1に接続されてい
る。以下、データ集信などのリモート処理用のプログラ
ムが実行されている状況での、サーバ装置1の機能構成
を説明する。
【0021】サーバ装置1は、オペレーティングシステ
ム6、ネットワーク負荷測定部8、サーバ資源負荷測定
部20、多重度制御部21、及びリモート処理用プロセ
ス14,15,16,17,…の機能構成要素を備え
る。典型的には、これら各要素はソフトウエア的に実現
される。
【0022】リモート処理用プロセス14〜17は、ク
ライアント装置2〜5に対してデータ集信などのリモー
ト処理を実行するプロセスである。リモート処理用プロ
セス14〜17は、クライアント装置とネットワーク接
続を確立し、クライアント装置との間でデータ集信など
の所定のリモート処理を実行する。リモート処理用プロ
セス14は、1つのクライアント装置に対して1つ生成
され、そのクライアント装置に対するリモート処理が完
了すると、消滅する。
【0023】オペレーティングシステム6は、サーバ装
置1の基本的な制御を行う。ネットワーク負荷測定部8
は、オペレーティングシステム6から取得した情報か
ら、ネットワークの負荷(例えば実効通信速度)を求め
る。このネットワーク負荷の測定は、動的に常時実行さ
れている。
【0024】サーバ資源負荷測定部20は、特許請求の
範囲の自コンピュータ負荷測定手段に相当し、該サーバ
装置1内の、リモート処理の実行に利用される各種資源
の負荷を測定する。この例では、サーバ資源負荷測定部
20は、プログラム実行に用いる代表的な資源であるC
PU、メインメモリ、及び入出力装置の負荷をモニタす
るため、CPU負荷測定部9はメモリ使用量測定部1
0、及び入出力装置負荷測定部11を備える。CPU負
荷測定部9は、オペレーティングシステム6の情報から
サーバ装置1のCPUの負荷を常時求めている。同様
に、メモリ使用量測定部10及び入出力装置負荷測定部
11は、オペレーティングシステム6の情報から、サー
バ装置1のメインメモリの負荷(すなわち現在のメモリ
使用量)と入出力装置の負荷を、それぞれ常時測定して
いる。
【0025】多重度制御部21は、リモート処理用プロ
セス14〜17の実行多重度(すなわち同時実行数)を
制御する機構である。多重度制御部21は、上限値設定
テーブル7、リモート処理実行管理部12、及び多重度
変更部13を含む。
【0026】上限値設定テーブル7は、ネットワークの
負荷や、サーバ装置1のCPU負荷、メモリ使用量、入
出力負荷のそれぞれについて、処理のスループットが確
保する上で許容できる上限値が設定されるテーブルであ
る。これら各上限値は、システム管理者により設定され
る。すなわち、システム管理者は、リモート処理につい
て所望のスループットを確保するために、各資源(ネッ
トワーク、CPU、メインメモリ、及び入出力装置)の
負荷をどの程度抑えればよいかを判断し、その判断に基
づきそれら各資源の負荷の上限値を設定する。
【0027】リモート処理実行管理部12は、個々のリ
モート処理用プロセス(14〜17)を起動するための
手段である。
【0028】多重度変更部13は、リモート処理実行管
理部12に対して指示を出し、同時実行されるリモート
処理用プロセス(14〜17)の数(すなわち実行多重
度)を変更する機構である。多重度変更部13は、ネッ
トワーク負荷測定部8、CPU負荷測定部9、メモリ使
用量測定部10、及び入出力負荷測定部11の測定結果
をモニタリングし、各資源の負荷が上限値設定テーブル
7に設定された各々の上限値を超えないように、リモー
ト処理用プロセスの実行多重度を制限する。
【0029】以上、実施の形態1のサーバ装置の構成に
ついて説明した。次に図2を参照して、多重度制御部2
1によるリモート処理用プロセス14〜17の実行制御
の流れを説明する。
【0030】この処理では、まず多重度変更部13が、
上限値設定テーブル7から、ネットワーク負荷、CPU
負荷、メモリ使用量、及び入出力負荷の上限値を取得す
る(ステップ201)。以降、一定時間間隔ごとに、次
に示すステップ202〜211の一連の処理ループが繰
り返し実行される。
【0031】すなわち、多重度変更部13は、ネットワ
ーク負荷測定部8からネットワーク負荷のその時点の測
定結果を取得し(ステップ202)、その測定結果がテ
ーブル7に設定されたネットワーク負荷の上限値を超え
ていないか判定する(ステップ203)。超えていれ
ば、実行するプロセスをこれ以上増やすとネットワーク
の輻輳によりスループットの低下するおそれがあるの
で、何も行わずに一定時間間隔待機して(ステップ21
1)、一連の処理ループ(ステップ202〜211)の
先頭に戻る。
【0032】一方、ネットワーク負荷の実測値が上限値
を超えていなければ、ネットワークの容量にはまだ余裕
があるということになる。この場合には次のステップ2
04に進む。
【0033】次に多重度変更部13は、CPU負荷測定
部9からその時点のCPU負荷の値を取得し(ステップ
204)、その測定結果がテーブル7に設定されたCP
U負荷の上限値を超えていないか判定する(ステップ2
05)。超えていれば、実行するプロセスをこれ以上増
やしてもCPUが処理しきれないおそれがあるので、何
も行わずに一定時間間隔待機して(ステップ211)、
一連の処理ループ(ステップ202〜211)の先頭に
戻る。
【0034】一方、CPU負荷の実測値が上限値を超え
ていなければ、CPUの処理能力には余裕があるという
ことになる。この場合には次のステップ206に進む。
【0035】次に多重度変更部13は、メモリ使用量測
定部10からその時点のメインメモリの使用量の値を取
得し(ステップ206)、その測定結果がテーブル7に
設定されたメモリ使用量の上限値を超えていないか判定
する(ステップ207)。超えていれば、実行するプロ
セスをこれ以上増やすとメインメモリの空き容量が不足
するおそれがあるので、何も行わずに一定時間間隔待機
して(ステップ211)、一連の処理ループ(ステップ
202〜211)の先頭に戻る。
【0036】一方、メモリ使用量の実測値が上限値を超
えていなければ、メインメモリの容量にはまだ余裕があ
るということになる。この場合には次のステップ208
に進む。
【0037】次に多重度変更部13は、入出力装置負荷
測定部11からその時点の入出力装置の負荷の値を取得
し(ステップ208)、その測定結果がテーブル7に設
定された入出力装置負荷の上限値を超えていないか判定
する(ステップ209)。超えていれば、実行するプロ
セスをこれ以上増やすと入出力装置の処理が追いつかな
くなるおそれがあるので、何も行わずに一定時間間隔待
機して(ステップ211)、一連の処理ループ(ステッ
プ202〜211)の先頭に戻る。
【0038】一方、入出力装置負荷の実測値が上限値を
超えていなければ、入出力装置の処理能力には余裕があ
るということになる。この場合、ネットワーク、及びサ
ーバ装置1内のCPU、メインメモリ、入出力装置な
ど、リモート処理のために必要な資源がすべて、処理能
力に余裕を持っているので、多重度変更部13はリモー
ト処理実行管理部12に対し、リモート処理用プロセス
を1つ新たに起動するよう指示する(ステップ21
0)。リモート処理実行管理部12は、これに応じて未
処理のクライアント装置(2〜5)のためのリモート処
理用プロセスを新たに起動する。このあと、制御は、一
連の処理ループ(ステップ202〜211)の先頭に戻
る。
【0039】このような処理手順によれば、ネットワー
ク、及びリモート処理の実行に必要なサーバ装置1の各
資源のすべての処理能力に余裕がある間は、リモート処
理用プロセスが新たに生成されていく。そして、個々の
リモート処理用プロセスは、処理が終了したものから順
になくなっていく。一般的にはリモート処理用プロセス
の存在時間の方が図4の処理ループの1周期よりも長い
ので、リモート処理のジョブを開始してからしばらくは
プロセスの同時実行数(すなわち多重度)は増大してい
く。そしてネットワーク資源又はサーバ装置1の資源の
いずれかの負荷が上限値に達すると、その後は、大まか
に言えば1つのプロセスが終了すると新たに別のプロセ
スが生成されるというような形で、ほぼ一定の実行多重
度でリモート処理が実行されていく定常状態となる。ま
た、何らかの原因でネットワークやサーバ装置1の資源
の負荷が増えれば、それに合わせてリモート処理用プロ
セスの実行多重度が下げられ、システム全体としてのス
ループットの低下が防がれるとともに、負荷が減ればそ
れに応じて実行多重度が上げられ、リモート処理の処理
効率が上げられる。
【0040】このように実施の形態1では、多重度制御
部21は、その時々のネットワークやサーバ装置1の各
資源の負荷が所定の上限値以下になる範囲において、リ
モート処理用プロセスが最大の個数まで実行されるよ
う、リモート処理の実行多重度を動的に自動制御する。
【0041】以上説明したように、実施の形態1によれ
ば、リモート処理のプロセスの実行多重度を自動的に調
整することができるので、システム管理者が多重度をチ
ューニングする必要がなくなり、負担を軽減できる。ま
た、ネットワーク及びサーバ装置1の各資源の負荷を常
時動的に監視し、その測定結果に応じて実行多重度を動
的に調整しているので、システムの負荷が動的に変化し
たとしても、その時々の負荷状態に応じてリモート処理
の実行多重度を適切に調節することができ、従来よりも
システム全体としてのスループットを向上させることが
できる。また、この実施の形態1では、実行多重度を制
御するに当たり、ネットワークの負荷を考慮しているの
で、ネットワークを介して行うリモート処理について
も、適切な実行多重度の自動制御が可能になる。
【0042】なお図2の手順において、ネットワーク負
荷、CPU負荷、メモリ使用量、入出力負荷についての
判定の順序は、図2に示した順序に限られるものではな
く、どのような順序でもよい。
【0043】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2について、図3及び図4を参照して説明する。な
お、図3及び図4において、図1の各構成要素と同様の
構成要素、及び図2の各ステップと同様の処理内容のス
テップについては、図1及び図2の同一の符号を付して
詳しい説明を省略する。
【0044】実施の形態2のサーバ装置1は、実施の形
態1の構成の他に、要求性能テーブル301、通知処理
部302、及び終了時刻予測部303を更に備えてい
る。
【0045】要求性能テーブル301は、リモート処理
についての要求性能として、処理終了要求時刻が設定さ
れるテーブルである。処理終了要求時刻は、システム管
理者が要求する、リモート処理ジョブの終了時刻であ
る。すなわち、システム管理者は、ネットワーク上のク
ライアント装置群からのデータ集信などのリモート処理
ジョブが何時何分(場合によっては何秒)までに終わっ
て欲しいかを、要求性能テーブル301に設定する。
【0046】終了時刻予測部302は、リモート処理ジ
ョブの終了時刻を予測する機構である。終了時刻の予測
値は、現在のリモート処理の実行多重度、現在のネット
ワークの負荷(実効通信速度)、及びリモート処理の対
象となるクライアント装置のうち未処理のものの数から
計算される。実効多重度及びネットワークの実効速度
は、多重度制御部21から刻々最新の情報が得られる。
また、リモート処理対象のクライアント装置の総数は、
オペレーティングシステム6が把握しているネットワー
ク上のクライアント装置の情報から知ることができるの
で、それから既に処理が終わったクライアント装置の数
を引けば、未処理のものが分かる。終了時刻予測部30
2は、これらの情報から、次のようにして、リモート処
理の終了時刻の予測値を概算する。
【0047】すなわち、まず、未処理のクライアント装
置の数を現在の実効多重度で除する。これにより、現在
の実効多重度での多重実行をあと何回反復すれば、すべ
てのクライアント装置についてのリモート処理が終わる
かが分かる。一方、現在のネットワークの実効速度か
ら、現在のネットワーク状況での1つのリモート処理用
プロセスに要するおおよその時間が求められる。この時
間は、多重実行1反復分の所要時間と等しいと考えてよ
い。したがって、この1反復分の所要時間を、前述の反
復回数に掛けることにより、リモート処理ジョブが完了
するまでの所要時間が求められる。この所要時間を現在
時刻に足せば、現在の実効多重度及び現在のネットワー
ク実効速度がこのまま続いた場合の、リモート処理の終
了予測時刻が求められる。
【0048】通知処理部303は、サーバ装置1内で発
生した各種のイベントを、サーバ装置1の外部の管理端
末装置310に通知するための手段であり、特許請求の
範囲の出力手段に対応する。
【0049】管理端末装置310は、システム管理者の
手元にあるシステム管理用のコンピュータであり、サー
バ装置1の通知処理部303からネットワークを介して
送られてきた通知を表示したり、あるいはシステム管理
者の入力をサーバ装置1に送信したりする。
【0050】多重度制御部21は、実施の形態1で説明
した機能に加え、終了時刻予測部302で予測したリモ
ート処理の終了時刻が、要求性能テーブル301に設定
された処理終了要求時刻より遅れていないかどうかを判
断する機能を備えている。もし予測した終了時刻が要求
時刻より後ならば、多重度制御部21は、リモート処理
が要求時刻までに終わらない可能性がある旨のメッセー
ジを、通知処理部303を介して管理端末装置310に
送信する。
【0051】なお、実施の形態1でも説明したように、
多重度制御部21による多重度制御処理では、リモート
処理ジョブの開始直後には、リモート処理用プロセスの
実効多重度が1から次第に増加していく段階がある。こ
の段階では、実効多重度の値が小さいので、前述の終了
時刻予測部302の計算では、リモート処理ジョブの終
了までに要する時間が大きく見積もられてしまい、その
結果、要求時刻までに完了しない旨の通知が頻発される
おそれがある。このようなことを避けるため、本実施形
態では、リモート処理開始直後の多重度の上昇期には、
そのような通知を行わないようにした。
【0052】次に、図4を参照して、この実施の形態2
の処理手順を説明する。この手順において、ステップ2
01〜211は、多重度の自動調整のための手順であ
り、これは実施の形態1の手順とまったく同じでよい。
【0053】この実施の形態2における特徴的な処理
は、ステップ211のあとに行う、リモート処理の終了
時刻に関する判定、通知のための処理(ステップ401
〜404)である。この処理では、まず終了時刻予測部
302により、前述の計算方法でリモート処理の処理終
了時刻を予測する(ステップ401)。次に、多重度制
御部21が、要求性能テーブル301から処理終了要求
時刻を取得し(ステップ402)、予測終了時刻がその
要求時刻を超えていないかどうかを判定する(ステップ
403)。超えていなければ、多重度制御のための処理
ループの先頭(ステップ202)に戻る。超えていれ
ば、多重度制御部21は、現在の構成ではシステム管理
者の要求性能を満たさない旨の通知を、通知処理部30
3を介して管理端末装置310に通知する(ステップ4
04)。
【0054】このような処理により、リモート処理の実
行中に予め設定した要求性能が満たされないおそれが出
てくると、それがシステム管理者に通知される。したが
って、システム管理者は、リモート処理の完了が遅れそ
うな場合、処理終了前にその旨を知ることができるの
で、早め早めの迅速な対処が可能になる。
【0055】この処理では、リモート処理終了時刻の判
定のための一連の処理(ステップ401〜404)は、
ステップ203、205、207及び209のいずれか
の判定がNoになった場合、すなわちいずれかの資源の
負荷が上限値を超えた場合にのみ実行される。したがっ
て、リモート処理ジョブ開始直後における多重度の上昇
期などリモート処理のための資源に余裕がある間は、そ
の判定及び通知は行われず、システム管理者を不必要に
煩わせることがなくなる。
【0056】実施の形態3.この実施の形態は、上述の
実施の形態2の変形である。実施の形態2では、リモー
ト処理の終了時刻を予測し、その予測時刻が予め設定さ
れた要求時刻を超える場合にシステム管理者に通知を行
ったが、この実施の形態3では、そのような場合の通知
に加え、その予測時刻自体をシステム管理者に通知す
る。
【0057】この実施の形態の装置構成は、図3に示す
実施の形態2のものと同様でよい。この実施の形態で
は、多重度制御部21が、終了時刻予測部302からリ
モート処理の終了予測時刻を得た際に、その予測時刻が
要求性能テーブル301に設定された要求時刻を超える
か否かにかかわらず、その予測時刻の情報を通知処理部
303を介して管理端末装置310に送る。
【0058】この実施の形態3の処理手順は図5に示す
ようになる。図5において、図4に示した実施の形態2
の手順におけるステップと同様のステップには、同じ符
号を付してその説明を省略する。
【0059】図5に示すように、この実施の形態3の処
理手順と、実施の形態2の処理手順との相違は、リモー
ト処理の終了時刻の予測(ステップ401)のあとに、
その予測処理終了時刻を通知処理部303から管理端末
装置310に通知するステップ501を設けた点であ
る。終了時刻の予測の仕方などを含め、その他の点で
は、実施の形態2の処理と同様でよい。このような処理
手順によれば、ステップ203、205、207及び2
09のいずれかの判定がNoになった場合にリモート処
理の終了時刻の予測値が計算され、それが管理端末装置
310に通知される。すなわち、リモート処理用プロセ
スがシステム全体のスループットを考慮しつつ最大限の
多重度で実行されている状況で、処理の終了時刻が予測
され、システム管理者に通知されることになる。
【0060】したがって、この実施の形態によれば、リ
モート処理ジョブの終了時刻の予測値がシステム管理者
に通知される。このように処理終了時刻がおおよそ分か
れば、そのリモート処理の後に他の業務を行う場合など
に、その予定が立てやすくなり、システム管理者の作業
効率を改善することができる。
【0061】なお、以上の実施の形態3の説明では、リ
モート処理の終了予測時刻を計算し、システム管理者に
通知した後、更にその予測時刻が要求性能テーブルの要
求時刻を超えているかを判定し、超える場合にシステム
管理者に通知するようにした(ステップ402〜40
4)が、これらステップ402〜404の処理を省略し
た場合でも、前述した終了予測時刻の通知によるシステ
ム管理者の作業効率の改善という効果は得られる。
【0062】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0063】まず、この発明は、ネットワークの負荷を
動的に測定するネットワーク負荷測定手段を備え、測定
したネットワーク負荷を考慮してリモート処理の実効多
重度を制御するようにしたので、ネットワークを含めた
システム全体のスループットの低下を抑えつつ、その時
々のシステムの状況に合わせた適切な実効多重度で、リ
モート処理を多重実行することができる。
【0064】また、リモート処理の実行のために必要な
自コンピュータ装置内の各資源の負荷を測定する自コン
ピュータ負荷測定手段を設け、多重度制御手段にて、こ
の自コンピュータ資源測定手段の測定結果をも考慮して
実効多重度を制御するので、リモート処理の実行に必要
な各資源の負荷について総合的な判断から、実行多重度
を適切な値に制御することができる。
【0065】また、ネットワークの負荷と、前記リモー
ト処理に必要な自コンピュータ装置内の各資源の負荷と
について、それぞれ予め設定された上限値を上限値設定
テーブルに設定し、それら各資源の負荷が、設定された
上限値以下である間は前記リモート処理のための新規プ
ロセスを順次増加させ、それら負荷のうちいずれか一つ
がその上限値を超えた場合は、それら負荷のすべてが各
々の上限値以下になるまで新規プロセスの生成を停止す
ることにより、システム全体のスループットが確保でき
る範囲内において、最大限の実行多重度でリモート処理
のためのプロセスを多重実行することができる。
【0066】また、ネットワーク負荷、実行多重度、及
び未処理のリモートコンピュータの数とに基づき、リモ
ート処理の終了時刻を予測し、その予測時刻が予め設定
された処理終了要求時刻を超えた場合に、その旨を出力
するようにしたので、システム管理者は、リモート処理
の完了が遅れそうな場合、処理終了前にその旨を知るこ
とができるので、迅速な対処が可能になる。
【0067】また、ネットワーク負荷、実行多重度、及
び未処理のリモートコンピュータの数とに基づき、リモ
ート処理の終了時刻を予測し、その予測時刻を出力する
ようにしたので、システム管理者は実行しているリモー
ト処理がどのくらいで終了するかを知ることができ、そ
の後の作業の予定が立てやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1のシステム構成を示す図であ
る。
【図2】 実施の形態1の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図3】 実施の形態2のシステム構成を示す図であ
る。
【図4】 実施の形態2の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図5】 実施の形態3の処理手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 サーバ装置、2,3,4,5 クライアント装置、
6 オペレーティングシステム、7 上限値設定テーブ
ル、8 ネットワーク負荷測定部、9 CPU負荷測定
部、10 メモリ使用量測定部、11 入出力装置負荷
測定部、12リモート処理実行管理部、13 多重度変
更部、14,15,16,17 リモート処理用プロセ
ス、20 サーバ資源負荷測定部、21 多重度制御
部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して接続された1以上
    のリモートコンピュータに対するリモート処理の多重実
    行が可能なコンピュータ装置であって、 前記ネットワークの負荷を動的に測定するネットワーク
    負荷測定手段と、 前記ネットワーク負荷測定手段の測定した前記ネットワ
    ークの負荷を考慮して、前記リモート処理の実行多重度
    を動的に制御する多重度制御手段と、 を備えるコンピュータ装置。
  2. 【請求項2】 前記リモート処理の実行のために必要な
    自コンピュータ装置内の各資源の負荷を測定する自コン
    ピュータ負荷測定手段を備え、 前記多重度制御手段は、前記ネットワーク負荷測定手段
    と前記自コンピュータ負荷測定手段の測定結果に応じ
    て、前記リモート処理の実行多重度を動的に制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載のコンピュータ装置。
  3. 【請求項3】 前記多重度制御手段は、 前記ネットワークの負荷と、前記リモート処理に必要な
    自コンピュータ装置内の各資源の負荷とについて、それ
    ぞれ予め設定された上限値を保持した上限値設定テーブ
    ルと、 前記ネットワークの負荷及び前記自コンピュータ装置内
    の前記各資源の負荷が各々の上限値以下である間は前記
    リモート処理のための新規プロセスを順次増加させ、そ
    れら負荷のうちいずれか一つがその上限値を超えた場合
    は、それら負荷のすべてが各々の上限値以下になるまで
    前記リモート処理のための新規プロセスの生成を停止す
    る多重度変更手段と、 を備えることを特徴とする請求項2記載のコンピュータ
    装置。
  4. 【請求項4】 システム管理者から前記リモート処理の
    処理終了要求時刻が設定される要求性能テーブルと、 前記負荷のいずれかがその上限値を超えた場合に、前記
    ネットワーク負荷測定手段で測定したその時のネットワ
    ーク負荷と、前記多重度制御手段で制御されているその
    時の実行多重度と、前記リモート処理が対象とする前記
    リモートコンピュータのうち未処理のものの数とに基づ
    き、前記リモート処理の終了時刻を予測する終了時刻予
    測手段と、 前記終了時刻予測手段で予測した終了時刻が前記要求性
    能テーブルに設定された処理終了要求時刻を超える場合
    に、その旨を示す通知を出力する出力手段と、 を更に備える請求項3記載のコンピュータ装置。
  5. 【請求項5】 前記ネットワーク負荷測定手段で測定し
    たその時のネットワーク負荷と、前記多重度制御手段で
    制御されているその時の実行多重度と、前記リモート処
    理が対象とする前記リモートコンピュータのうち未処理
    のものの数とに基づき、前記リモート処理の処理の終了
    時刻を予測する終了時刻予測手段と、 前記終了時刻予測手段で予測したリモート処理の終了時
    刻を出力する出力手段と、 を更に備える請求項3記載のコンピュータ装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークに接続され、そのネットワ
    ーク上のリモートコンピュータに対するリモート処理の
    多重実行が可能なコンピュータ装置に、 前記ネットワークの負荷を動的に測定するステップと、 前記リモート処理の実行のために必要な自コンピュータ
    装置内の各資源の負荷を動的に測定するステップと、 測定した前記ネットワークの負荷及び前記自コンピュー
    タの前記各資源の負荷に応じて前記リモート処理の実行
    多重度を動的に制御するステップと、 を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読取可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】 前記実行多重度を動的に制御するステッ
    プは、 前記ネットワークの負荷及び前記自コンピュータ装置内
    の前記各資源の負荷が、予め各々について設定された上
    限値を越えるか否かを判定するステップと、 それら負荷のすべてがその上限値以下である間、前記リ
    モート処理のための新規プロセスを順次増加させるステ
    ップと、 それら負荷のうちいずれか一つがその上限値を超えた場
    合に、それら負荷のすべてが各々の上限値以下になるま
    で前記リモート処理のための新規プロセスの生成を停止
    するステップと、 を含むことを特徴とする請求項6記載の記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記多重度を動的に制御するステップ
    は、 前記負荷のいずれかがその上限値を超えた場合に、前記
    ネットワーク負荷測定手段で測定したその時のネットワ
    ーク負荷と、前記多重度制御手段で制御されているその
    時の実行多重度と、前記リモート処理が対象とする前記
    リモートコンピュータのうち未処理のものの数とに基づ
    き、前記リモート処理の終了時刻を予測するステップ
    と、 予測した終了時刻が、予めシステム管理者から指定され
    た処理終了要求時刻を超える場合に、その旨を示す通知
    を出力するステップと、 を含むことを特徴とする請求項7記載の記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記多重度を動的に制御するステップ
    は、 前記負荷のいずれかがその上限値を超えた場合に、前記
    ネットワーク負荷測定手段で測定したその時のネットワ
    ーク負荷と、前記多重度制御手段で制御されているその
    時の実行多重度と、前記リモート処理が対象とする前記
    リモートコンピュータのうち未処理のものの数とに基づ
    き、前記リモート処理の終了時刻を予測するステップ
    と、 予測した終了時刻を出力するステップと、 を含むことを特徴とする請求項7記載の記録媒体。
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