JP4447284B2 - 遊技媒体洗浄装置 - Google Patents

遊技媒体洗浄装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4447284B2
JP4447284B2 JP2003377548A JP2003377548A JP4447284B2 JP 4447284 B2 JP4447284 B2 JP 4447284B2 JP 2003377548 A JP2003377548 A JP 2003377548A JP 2003377548 A JP2003377548 A JP 2003377548A JP 4447284 B2 JP4447284 B2 JP 4447284B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
dewatering
rollers
squeeze
game medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003377548A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005103230A (ja
Inventor
常光 萩原
Original Assignee
株式会社オーイズミ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社オーイズミ filed Critical 株式会社オーイズミ
Priority to JP2003377548A priority Critical patent/JP4447284B2/ja
Publication of JP2005103230A publication Critical patent/JP2005103230A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4447284B2 publication Critical patent/JP4447284B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Description

本発明は、例えば、パチスロ、スロットマシン等の遊技機で使用される遊技媒体であるメダルを洗浄する遊技媒体洗浄装置に関するもので、さらに詳細には脱水ローラユニットの改良に関する。
従来、パチスロ、スロットマシンなどに使用されているメダルを洗浄する遊技媒体洗浄装置は、変位するコンベア上でメダルが互いに重畳しないようにそれぞれ一列に連続的に送給されながら洗浄され、乾燥されて機外に排出される。
この種の遊技媒体洗浄装置は、メダルを脱水コンベア部で一対の脱水ローラ間に通過させて該メダルに付着する水分、例えば、洗浄液を拭き取る作業が行なわれている。
この脱水ローラは、ローラ部材が吸水性を有する材質、例えば、スポンジ状のウレタンゴムにより成形され、支軸に巻き回して接着剤により一体化に形成されている。
前記脱水ローラは、所定枚数のメダルの洗浄液を拭き取った際に、該脱水ローラを遊技媒体洗浄装置より取り外して洗浄機、例えば、洗濯機により洗浄して汚れを除去した後に前記遊技媒体洗浄装置に取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3064602号公報
特許文献1 実用新案登録第3064602号公報
発明が解決しようとする課題
しかしながら、特許文献1に記載される遊技媒体洗浄装置は、脱水ローラを加熱、保温しないでメダルに付着する洗浄液を拭き取る作業が行なわれている。このため、洗浄液が容易に除去されないため、メダルの乾燥が十分ではなく、遊技媒体洗浄装置におけるメダルの乾燥作業を向上させることが困難であった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、脱水ローラに係合するスクイズローラを加熱、保温することにより、メダルに付着する洗浄液の除去を容易にしてメダルの乾燥を迅速に行なうことが可能な遊技媒体洗浄装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
遊技機にて使用される遊技媒体を洗浄し、該遊技媒体に付着した洗浄液を拭き取り、送出する遊技媒体洗浄装置であって、
上下方向に配置され外周面が互いに係合して逆回転する一対の脱水ローラ部材を備えて装置本体に着脱自在に形成された脱水ローラ機構と、
前記脱水ローラ機構を装置本体に装着したときに、前記脱水ローラ部材のうち、下方の脱水ローラ部材の外周面に係合し、該脱水ローラ部材を駆動させるとともに、脱水ローラ部材に対し逆回転するスクイズローラ部材と、
前記スクイズローラ部材に設けた加熱源と、
を備え、
前記スクイズローラ部材は、前記脱水ローラ部材の外周面に付着する洗浄液をしぼり出すとともに、前記脱水ローラは、前記スクイズローラ部材を介して加熱、保温されて前記遊技媒体に付着した洗浄液を拭き取ることを特徴とする。
本発明によれば、スクイズローラ部材が加熱、保温されることにより前記遊技媒体の乾燥を容易に行なうことができ、遊技媒体洗浄装置によるメダルの乾燥作業を向上させることが可能である。
さらに、前記一対の脱水ローラ部材は、前記スクイズローラ部材よりも上方に配設するため、脱水ローラ部材を支持することができるので好適である。
また、前記一対の脱水ローラ部材の軸心を通る軸心線は、該一対の脱水ローラ部材のうち、下方の脱水ローラ部材の軸心において、下方の脱水ローラ部材とスクィズローラ部材との軸心を通る軸心線と交差し、前記下方の脱水ローラ部材と前記スクイズローラ部材との軸心を通る軸心線より下方に位置するので、下方の脱水ローラ部材とスクイズローラ部材との外周面に滞留する洗浄液を少なくすることができる。
さらにまた、前記加熱源は、棒状ヒータまたは/およびヒートパイプであると、スクイズローラ部材の軸長方向に沿って外周面の温度を均一に保持することができる。
発明の効果
本発明によれば、スクイズローラ部材を加熱、保温することにより前記遊技媒体の乾燥を容易に行なうことができ、遊技媒体洗浄装置によるメダルの乾燥能力を向上させることが可能である。
本発明に係る遊技媒体洗浄装置の脱水ロールユニットについて好適な実施の形態を挙げ、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1は、本発明に使用する脱水ローラユニット10の概略構造を示す。
図1に示されるように、脱水ローラユニット10は、遊技媒体洗浄装置(図示しない)が形成される筐体11にコンベア本体12(一部省略)が取り付けられる。コンベア本体12は、平面12aおよび斜面12bを備える箱形状に形成され、斜面12bに沿って一対のローラ13(図1には一側のみ表示する)が回転自在に設けられる。
ローラ13は、コンベア本体12に取り付けた軸受(図示しない)により軸支され、図示しない駆動源により駆動する。前記ローラ13には、可撓性の幅広い無端ベルト(移動部材)14が巻装されている。
よって、ローラ13の回転により無端ベルト14が長さ方向に変位する。
なお、ローラ13は図示しない張力調整機構によって無端ベルト14の長さ方向に変位可能に設けられ、前記無端ベルト14の張力が調整される。
図2に示すように、無端ベルト14には外周面の周囲に長さ方向に沿って開口部、例えば、円形状の穴15が等間隔に形成され、かつ長さ方向に略直交する幅方向に沿って等間隔に複数個設けられる。
無端ベルト14の幅方向に沿って設けられる穴15の間隔および縁には、該穴15の略中央部に幅方向に沿って突起部16が等間隔に複数個設けられる。
これにより、無端ベルト14に載置された遊技媒体17が突起部16に係止されて、該無端ベルト14の変位により搬送される。
コンベア本体12の斜面12bの側壁面(図示しない)には、無端ベルト14の撓みを回避する支持板18が該無端ベルト14の内周面に当接して設けられる。
前記コンベア本体12の開口部19には、ローラ13に近接して遊技媒体17に付着する洗浄液を拭き取る脱水ローラ機構20が着脱自在に設けられる。
本発明の第1の実施の形態に係る脱水ローラ機構20は、一対の脱水ローラ(脱水ローラ部材)23および24、脱水ローラ25および26を備え、該脱水ローラに係合してそれぞれ駆動するスクイズローラ53および54が配設される。前記脱水ローラ23および24、脱水ローラ25および26は互いに逆回転し、かつスクイズローラ(スクイズローラ部材)53および54により駆動される。前記スクイズローラ53および54は、それぞれ脱水ローラ23および25に対し逆回転する。
図3に示されるように、前記脱水ローラ機構20は、一対のガイド板21および22と、前記ガイド板21および22に回転自在に軸支された4本の脱水ローラ23〜26と、前記ガイド板21および22を一体的に締結するガイドプレート27とを備える。
ガイド板21および22は、板材が略矩形状に形成され、かつ一端部に切欠部28および29を備え、他端部側に傾斜面30〜33を形成する。前記ガイド板21および22の傾斜面30〜33、側面35〜38には、コンベア本体12の開口部19に嵌挿する横断面略矩形状の溝39および40が形成される。
また、互いに対向するガイド板21および22の側壁面41および42には、円形状の穴43a〜43d、44a〜44dが設けられる。前記穴43a〜43d、44a〜44dには、脱水ローラ23〜26を回転自在に軸支する合成樹脂材料の軸受45a〜45d、46a〜46dが嵌着される。
脱水ローラ23〜26は、ともに同一構成要素により形成されている。よって、脱水ローラ23について説明し、脱水ローラ24〜26については、符号を付して詳細な説明を省略する。
図3に示されるように、脱水ローラ23は、SUS304により形成された軸部材47の外周面にゴム等の弾性体よりなるローラ本体51aが嵌挿され、該ローラ本体51aのいずれか一方の端面近傍には合成樹脂材料の平歯車52aを備える。前記軸部材47の両端側には、合成樹脂材料の軸受45a、46aが嵌着されている。
このように構成された脱水ローラ23〜26は、軸受45a〜45d、46a〜46dによりガイド板21および22に回転自在に軸支された際、平歯車52aおよび52b、平歯車52cおよび52dは、互いに噛み合って回転可能に維持される。
さらに、脱水ローラ23〜26において、ローラ本体51a〜51dの外径は、それぞれ平歯車52a〜52dの外径に略等しく形成される。
従って、ローラ本体51aおよび51b、ローラ本体51cおよび51dは、外周面が互いに係合し、該外周面がともに押圧された状態に確保される。これにより、遊技媒体17(図1参照)が脱水ローラ23および24、脱水ローラ25および26により順次挟持され、該遊技媒体17に付着された洗浄液(図示しない)が拭き取られる。
さらに、脱水ローラ23および25に設けられた平歯車52aおよび52cは、コンベア本体12に回転自在にそれぞれ軸支されたスクイズローラ53および54(図4参照)に設けた平歯車67および68に噛み合って回転する。
図4は、スクイズローラ53および54の概略構造を示す。スクイズローラ53および54は、ともに同一構成要素により形成されている。よって、スクイズローラ53について説明し、スクイズローラ54については、符号を付して詳細な説明を省略する。
前記スクイズローラ53は、ステンレス材料のSUS304により形成されたローラ軸55と、前記ローラ軸55の大径部57の外周面に巻装された合成樹脂材料のローラ本体59とから構成される。
ローラ軸55の一端部55aおよび他端部55bには、合成樹脂材料の軸受61および62が装着される。前記軸受61および62は、コンベア本体12の側壁面(図示しない)に取着した軸受ハウジング63および64が挿着される。よって、ローラ軸55は、軸受61および62によりコンベア本体12に回転自在に軸支される。
ローラ本体59の外周面には、軸長方向に横断面略半円形状の螺旋形状の溝65および66が形成され、前記脱水ローラ23および24の外周面に付着する洗浄液(図示しない)をしぼり出す高機能を有する。なお、前記溝65および66は、複数、例えば、2条の螺旋形状にしてもよい。溝65および66の形状は、横断面略U字状、V字状および四角形状でも勿論よい。
ローラ本体59の一端面近傍には、合成樹脂材料の平歯車67が図示しないピンによりローラ軸55の他側部55b近傍に取り付けられる。平歯車67は、ローラ軸55の他端部55bに設けられ図示しない駆動源により駆動され合成樹脂材料のスプロケット69と協動し、かつ脱水ローラ23に設けられる平歯車52aに噛み合う。前記平歯車67の外径はローラ本体59の外径に略等しく保持される。
従って、スプロケット69が駆動されると、平歯車67に噛み合う脱水ローラ23の平歯車52aが回転し、該平歯車52aと噛み合う脱水ローラ24の平歯車52bも回転する。そして、平歯車67の駆動により平歯車52aおよび52bが回転する。すなわち、スクイズローラ53の回転により脱水ローラ23および24が協動する。
これにより、スクイズローラ53は、ローラ本体59の外周面が脱水ローラ23のローラ本体51aの外周面に互いに干渉して押圧状態が保持されるため、ローラ本体59に係合するローラ本体51a(図1参照)の押圧作用を高め、脱水ローラ23および24に含まれる洗浄液を容易にしぼり出すことができる。
さらに、図1に示されるように、脱水ローラ23および24、脱水ローラ25および26はそれぞれスクイズローラ53および54よりも上方に配設される。
また、脱水ローラ23およびスクイズローラ53の軸心を結ぶ軸心線(図示しない)は、脱水ローラ23の軸心において脱水ローラ23および24の軸心を結ぶ軸心線(図示しない)と交差し、該脱水ローラ23および24を結ぶ軸心線よりも上方に位置する。
一方、脱水ローラ25およびスクイズローラ54の軸心を結ぶ軸心線(図示しない)は、脱水ローラ25の軸心において脱水ローラ25および26の軸心を結ぶ軸心線(図示しない)と交差し、脱水ローラ25および26の軸心を結ぶ軸心線よりも上方に位置する。
これにより、脱水ローラ23および25に貯溜する洗浄液は、スクイズローラ53および54によりしぼられて落下するため、脱水ローラ23およびクイズローラ53、脱水ローラ24とスクイズローラ54に滞留することがない。すなわち、脱水ローラ23およびクイズローラ53、脱水ローラ24とスクイズローラ54の各外周面に滞留する洗浄液を少なくすることができる。
図4に示すように、前記ローラ軸55には、孔71が穿設されている。前記孔71の一端部71aには、該一端部71aを閉塞する封止部材72が嵌着され、他端部71bより棒状ヒータ(加熱源)75が挿通される。
棒状ヒータ75は、ローラ軸55の他端部55bに取着され、該棒状ヒータ75の頭部77には、棒状ヒータ75に給電するスリップリング79が摺接される。スリップリング79は、軸受ハウジング64に絶縁体(図示しない)を介して嵌着される。前記棒状ヒータ75は、図示しない制御装置により所定温度に調整することが可能である。
なお、スクイズローラ53の加熱源として棒状ヒータ75を使用したが、他の加熱源、例えば、ヒートパイプ、温水、温風であっても勿論よい。
スクイズローラ54は、平歯車68が脱水ローラ25の平歯車52cに噛み合い、該平車52cが脱水ローラ26の平歯車52dにも噛み合っている。スクイズローラ54のローラ本体60の外周面と脱水ローラ25の本体ローラ51cの外周面とが互いに押圧状態に保持されて、スクイズローラ53と同様の機能を有する。平歯車68は、ローラ軸56の他端部56bに設けられ図示しない駆動源により駆動されるスプロケット70に協動する。
参照符号81(図1参照)は、ガイド板を示し、ローラ13と脱水ローラ機構20との間に位置してコンベア本体12に設けられ、遊技媒体17を無端ベルト14から脱水ローラ機構20に円滑に移送する機能を有する。
本発明の第1の実施の形態に係る脱水ローラ機構20は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作ならびに作用効果について説明する。
洗浄された複数個の遊技媒体17は、突起部16に係止されて無端ベルト14により該無端ベルト14の他端側、例えば、ローラ13側に搬送されてもその搬送途中において突起部16および逆転ローラ(図示しない)により無端ベルト14に一枚ずつ整列載置される。
遊技媒体17が無端ベルト14のローラ13の近傍まで搬送されると、ガイド板81により脱水ローラ機構20に搬入される。
この場合、遊技媒体17は、無端ベルト14とガイド板81との間に挟まることなく該ガイド板81上を滑落して脱水ローラ機構20に受け渡される。
次いで、遊技媒体17は、脱水ローラ23および24、脱水ローラ25および26に挟持、すなわち、ローラ本体51aおよび51b、ローラ本体51cおよび51dのそれぞれの外周面に挟まれ、該遊技媒体17に付着された洗浄液がローラ本体51a〜51dにより拭き取られる。よって、遊技媒体17に付着した洗浄液が脱水ローラ23および24、脱水ローラ25および26により吸水される。
脱水ローラ23および24、脱水ローラ25および26は、スクイズローラ53および54に接触して回転しているので、脱水ローラ23および24、脱水ローラ25および26がスクイズローラ53および54により押圧され、かつしぼられるので遊技媒体の洗浄液を容易に撥水することができる。
ここで、スクイズローラ53および54は、棒状ヒータ75および76により加熱、保温されているので、ローラ本体51aおよび51b、ローラ本体51cおよび51dがローラ本体59および60を介して保温状態に保持されている。
これにより、脱水ローラ23および24、脱水ローラ25および26は、遊技媒体17に付着する洗浄液を早く撥水することができる。
よって、遊技媒体17が迅速に乾燥され、遊技媒体洗浄装置の乾燥能力を向上させることできる。
図5は、発明の第2の実施の形態に係る脱水ローラ機構90の概略構造を示す。
この脱水ローラ機構90は、脱水ローラ91〜94を加熱し、保温することを特徴する。
この場合、スクイズローラ53および54(図1参照)は加熱、保温しない。
図5中、図3と同一構成要素については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
脱水ローラ機構90は、脱水ローラ91〜94に棒状ヒータ99〜102を設ける。よって、脱水ローラ91について説明し、脱水ローラ92〜94については符号を付して詳細な説明を省略する。
脱水ローラ91は、SUS304により形成された軸部材95の外周面(図示しない)にゴム等の弾性体よりなるローラ本体51aが嵌挿され、該ローラ本体51aのいずれか一方の端面近傍には合成樹脂材料の平歯車52aを備える。前記軸部材95の一端部95aおよび他端部95bには、ガイド板21および22の穴43aおよび44aに嵌着した合成樹脂材料の軸受45a、46aが嵌着される。
前記軸部材95には、孔103が穿設される。前記孔103の一端部103aには、該一端部103aを閉塞する封止部材107が嵌着され、他端部103bには棒状ヒータ(熱源)99が挿通される。
棒状ヒータ99は、軸部材95の他端部95bに取着され、該棒状ヒータ99の頭部114には、棒状ヒータ99に給電するスリップリング118が摺接される。スリップリング118は、ガイド板21および22に絶縁体(図示しない)を介して嵌着される。前記棒状ヒータ99は、図示しない制御装置により所定温度に調整することが可能である。
なお、脱水ローラ91の加熱源として棒状ヒータ99を使用したが、他の加熱源、例えば、ヒートパイプ、温水、温風であっても勿論よい。
脱水ローラ機構90は、脱水ローラ91〜94が棒状ヒータ99〜102によって加熱、保温されるので、遊技媒体16に付着する洗浄液をより一層早く撥水することが可能である。
前記脱水ローラ機構90は、脱水ローラ91〜94を棒状ヒータ99〜102により加熱、保温しているが、脱水ローラ91および92、脱水ローラ93および94のいずれか一対を保温しても勿論よい。
図6は、本発明の第3の実施の形態に係る脱水ローラ機構130の概略構造を示す。
この脱水ローラ機構130は、脱水ローラ131〜134を形成する軸部材135〜138を固着し、前記軸部材135〜138に対しローラ部材139〜142を回転可能に軸支し、かつ前記軸部材135〜138に穿設された孔147〜150には、棒状ヒータ143〜146が嵌挿されることを特徴する。この場合、スクイズローラ53および54(図1参照)は加熱、保温しない。
脱水ローラ機構130は、脱水ローラ131について説明し、脱水ローラ132〜134については符号を付して詳細な説明を省略する。なお、図中、図3および図5と同一構成要素については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
脱水ローラ131は、両端部がガイド板21および22に固着された軸部材135と、前記軸部材135に回転自在に軸支されたローラ部材139と、前記軸部材135に内挿された棒状ヒータ143とを、備える。
軸部材135は、その両端部近傍に合成樹脂材料の軸受151aおよび152aを挿着する。前記軸受151aおよび152aには、ローラ部材139が回転可能に軸支される。
前記ローラ部材139は、軸受151aおよび152aに軸支されたSUS304により形成された円筒部材153aと、前記円筒部材153aの外周面に巻装されたゴ厶等の弾性体よりなるローラ本体154aとを、備える。
前記円筒部材153aには、その両端部に軸受151aおよび152aの外径部が嵌挿される。よって、ローラ部材139が軸部材135に対し回転自在に軸支される。
前記円筒部材153aの一端部側の外周面には、合成樹脂材料の平歯車159aが嵌着される。前記平歯車159aの外径はローラ本体154aの外径に略等しく保持される。
前記軸部材135には、孔147が穿設されている。前記孔147の一端部147aには、該一端部147aを閉塞する封止部材107が嵌着され、他端部147bには棒状ヒータ(熱源)143が挿通される。
棒状ヒータ143は、軸部材135の他端部135bに取着され、該棒状ヒータ143の頭部114には、棒状ヒータ143に給電するスリップリング118が摺接される。スリップリング118は、ガイド板21および22に絶縁体(図示しない)を介して嵌着される。前記棒状ヒータ143は、図示しない制御装置により所定温度に調整することが可能である。
なお、脱水ローラ131の加熱源として棒状ヒータ143を使用したが、他の加熱源、例えば、ヒートパイプ、温水、温風であっても勿論よい。
脱水ローラ機構130は、脱水ローラ131〜134を形成する軸部材135〜138を固着し、ローラ部材139〜142を軸部材135〜138に対し回転可能に設けたので、棒状ヒータ143〜146を回転させることが不要となった。これにより、棒状ヒータ143〜146の導通状態に保持するための機構が簡素になり、良好に導通することができ、保守点検の作業が軽減することができる。
図7および図8は、本発明の第4の実施の形態に係る脱水ローラ機構160の概略構造を示す。この脱水ローラ機構160は、棒状ヒータ143〜146により軸部材165〜168を加熱し、ヒートパイプ173〜176の作用により脱水ローラ161〜164のローラ本体51a〜51dを保温することを特徴とする。
図7中、図5と同一構成要素については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。なお、スクイズローラ53および54(図1参照)は加熱、保温しない。
この場合、脱水ローラ161について説明し、脱水ローラ162〜164については符号を付して詳細な説明を省略する。
脱水ローラ161は、SUS304により形成された軸部材165には円周状に軸長方向に沿って複数個、例えば、4個の孔169a〜172a(図8参照)を等間隔に穿設する。これらの孔169a〜172aには、ヒートパイプ173a〜176aが嵌着される。孔169a〜172aの両端部を栓177a〜180a、177b〜180bにより封止する。
脱水ローラ161は、棒状ヒータ143により軸部材165が加熱され該軸部材165の軸長方向に温度差が生じても、ヒートパイプ173a〜176aの作用によって温度の均一化性が保持される。
この脱水ローラ機構160により遊技媒体17に付着する洗浄液を拭き取る際、脱水ローラ162〜164のローラ本体51a〜51dの温度が略均一に保持されるので、洗浄液をより早くする撥水することが可能である。
本発明に使用される脱水ローラユニットの概略構造を示す斜視図である。 図1のZ矢視方向の示すの無端ベルトの概略構造図である。 図1の脱水ローラ機構の概略構造を示す分解斜視図である。 第1の実施の形態に係る脱水ローラ機構のスクイズローラの概略構造図である。 第2の実施の形態に係る脱水ローラ機構のスクイズローラの概略構造図である。 第3の実施の形態に係る脱水ローラ機構の脱水ローラの概略構造図である。 第4の実施の形態に係る脱水ローラ機構の脱水ローラの概略構造図である。 図7のVIII−VIII線の断面図である。
符号の説明
10…脱水ローラユニット
17…遊技媒体
20、90、130、160…脱水ローラ機構
23〜26、91〜94、131〜134、161〜164…脱水ローラ
53、54…スクイズローラ
75、76、99〜102、143〜146…棒状ヒータ

Claims (1)

  1. 遊技機にて使用される遊技媒体を洗浄し、該遊技媒体に付着した洗浄液を拭き取り、送出する遊技媒体洗浄装置であって、
    上下方向に配置され外周面が互いに係合して逆回転する一対の脱水ローラ部材を備えて着脱自在に形成された脱水ローラ機構と、
    前記脱水ローラ機構を装置本体に装着したときに、前記脱水ローラ部材のうち、下方の脱水ローラ部材の外周面に係合し、該脱水ローラ部材を駆動させるとともに、脱水ローラ部材に対し逆回転するスクイズローラ部材と、
    前記スクイズローラ部材に設けた加熱源と、
    を備え、
    前記スクイズローラ部材は、前記脱水ローラ部材の外周面に付着する洗浄液をしぼり出すとともに、前記脱水ローラは、前記スクイズローラ部材を介して加熱、保温されて前記遊技媒体に付着した洗浄液を拭き取ることを特徴とする遊技媒体洗浄装置。
JP2003377548A 2003-10-01 2003-10-01 遊技媒体洗浄装置 Expired - Fee Related JP4447284B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003377548A JP4447284B2 (ja) 2003-10-01 2003-10-01 遊技媒体洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003377548A JP4447284B2 (ja) 2003-10-01 2003-10-01 遊技媒体洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005103230A JP2005103230A (ja) 2005-04-21
JP4447284B2 true JP4447284B2 (ja) 2010-04-07

Family

ID=34544408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003377548A Expired - Fee Related JP4447284B2 (ja) 2003-10-01 2003-10-01 遊技媒体洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4447284B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116586358B (zh) * 2023-07-17 2023-10-03 烟台大学 一种体育标枪端头清洗装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005103230A (ja) 2005-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100359282C (zh) 具有自动尺片伸展机构的卷尺
JP2001075374A5 (ja)
US4544253A (en) Conveying system for passing photographic layer-bearing carriers of strip or sheet form through the photo chemical baths of a developing apparatus
JP4447284B2 (ja) 遊技媒体洗浄装置
EP3213924A1 (en) Printing apparatus
JP2021014330A (ja) 塵埃除去装置
JP2004187816A (ja) コイン洗浄研磨装置
JP4434723B2 (ja) 遊技媒体洗浄装置
US5243910A (en) Wash assembly for ink train
CN220367522U (zh) 一种菲林片显影后烘干机构
JP2000296256A (ja) メダル供給装置
JP4764717B2 (ja) パチンコ球揚送研磨装置
JP4322580B2 (ja) ローラ洗浄装置
JP5070132B2 (ja) 遊技媒体洗浄装置に用いられるガイド部材
US840440A (en) Machine for cleaning printers' rollers.
KR200304701Y1 (ko) 계란세척기
CN217671729U (zh) 一种用于软包装印刷设备的烘干设备
CN215364044U (zh) 一种除尘皮革生产用收卷装置
CN218203547U (zh) 一种丝绸坯布卷绕装置
CN215944078U (zh) 纺织数码印花机用轴辊
JP5999619B2 (ja) 遊技媒体揚送磨き装置
JP3776207B2 (ja) 苗箱洗浄機
KR20090030550A (ko) 구이김용 소금공급기
JP5999621B2 (ja) 遊技媒体揚送磨き装置
JP2000140776A (ja) 小物洗浄装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100120

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4447284

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140129

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees