JP4446441B2 - ツール取付部材及びツール取付部材を接続した作業用棒状体 - Google Patents
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Description
たとえば、本来、警棒は、護身用、制圧用又は方向指示等を目的として製造されているが、車両事故発生時に窓ガラスを打ち破り乗員を迅速に救出する道具として警棒を使用したい場合がある。
なお、ゴム製のカバーを厚くすると、窓ガラスを破砕するための力の一部又は全部がゴムに吸収され窓ガラスを破砕することができなくなる。
請求項1に記載の発明では、カバーを起こした後に、カバーを回転させて取り付けベースに対するカバーの表面と裏面とを入れ代えることにより、ツール取付け部材に対するツールの出し入れが可能となり、ツールを格納した状態において突起物のない状態とすることが可能となる。
以下に作業用棒状体の一実施の形態を図1〜3を参照して説明する。なお、請求項1記載の発明はこの実施の形態に対応する。
前記多段ロッド2は、強度が高く軽量なパイプ材で形成され、グリップ4も同じ材料で形成されている。警棒1のグリップ4は、手で把持して使用するため径大で長さも短いので曲げ強度、座屈強度が高く、車両の窓ガラス(図示せず)に打ち付けても変形が発生することはない。
図2(a),(b)に示すように、ツール取付部材5は、グリップ4に連結する連結部5aと、連結部5aに連結されたフランジ状の連結部材5bと、連結部材5bに取付けられたカバー5cとで構成されており、連結部5aとグリップ4とは、それぞれ外周面と内周面とに刻設されたねじの螺合によって連結されている。
図2(b)に示すように、前記カバー5cは、前記連結部5aに重合する円板材で形成されており、連結部材5bへの枢支のため一部を切欠いた切欠円板となっている。
連結部材5bに備えられている枢支ピン7の頭部は、カバー5cを連結部材5bに重合した状態では、ヒンジ5dの一方のアーム部5d1と他方のアーム部5d2との間に位置される。
引き戻し手段8は、軸支孔5eの後端側を拡径した拡径部5f内に設置され、枢支軸7の後端部に設けられた抜け止め7aにより離脱が防止される。
この状態でカバー5cは、前記枢支軸7のピン孔7aの軸芯線を中心とした前後方向(以下、開閉方向という)と、軸支孔5eの軸心線を中心とした軸回りの2方向の回転が可能となる。
また、突起部6を収容した状態では、突起部6のないカバー5cの表面が外部に露出することになるので、携帯や取り扱いにおいて、手や腰、他の物との接触を防止することが可能となる。
突起嵌合部5hと突起部圧入部5gは、前記カバー5cを倒してカバー5cの外縁が連結部材5bの外縁に重合する際に、突起部6が突起部嵌合部5hに嵌合する位置に形成され、突起部嵌合部5hの深さは、突起部6の嵌合状態で突起部6の尖り先の先端が突起部嵌合部5hの底に突き当たることのないように定められる。
窓ガラスを粉砕する前は、カバー5cの突起部6が連結部材5bの突起部嵌合部5hに嵌合し、カバー5cのストッパ係合孔11がストッパ10に係合している。引き戻し手段8の引き戻し力が枢支軸7に作用し、枢支軸7が連結ピン9を介してカバー5cをグリップ4側へ引張っているのでカバー5cが浮き上がることはない。このため、ストッパ係止孔11はストッパ10から離脱することはなく、振動に起因してカバー5cがガタ付くことがない。また、この状態では、カバー5cの表面および外周面に突起物はないので、手や腰、他の物との接触による不慮の事故は発生しない。
窓ガラスを破砕する際は、グリップ4を手で把持し、この状態でグリップエンドを窓ガラスの破砕箇所に向けて打ちおろす。突起部6は外部に露出しているので窓ガラスに衝突する。突起部6の先端部は尖り先であり、打ち下し荷重が一点に集中するので窓ガラスは瞬時のうちに破砕される。窓ガラスの破砕を完了すると、続いて、車室内乗員の救出作業が行われる。
される。
まず、連結部材からカバー5cを起こし、前記したように平坦なカバーのヒンジ5dの下面を連結部材5bの表面に着座させる(図6(a)→(b))。前記したようにカバーを枢支している枢支軸7は、引き戻し手段8による弾性的な引き戻し力を常時付勢されているので、連結部材5bの表面に対して垂直な状態で起立する。この状態をニュートラル状態としてカバー5cを時計回り又は半時計回りに180゜回転する(図6(c))。最後に、カバー5cをカバーの引き起し方向と逆方向に倒す。この結果、外部にカッタ本体22aと突起部6が外部に露出する(図6(d))。この状態で前記警棒1のグリップ4を上向きにした状態でグリップ4を手で握り、カッタ本体22aの先端部に取付けられているチップ22bを窓ガラスの切断箇所に押し当てながら移動させると窓ガラスが切断可能な状態とすることができなる。ガラスカッタ20による切断ないし切れ目を形成した後は、窓ガラスの切断箇所に臨ませて突起部6打ち付けると窓ガラスの切断部を打ち抜くことができる。なお、この手順で作業を進めると、窓ガラスの破砕量が少ないので、乗員の安全な救出に貢献できる。
(b)のハ−ハ線断面図である。また、図8は、ベルトカッタを示す解説図で、図8(b)は図8(a)のC矢視図である。なお、前記した実施の形態と同じ構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
なお、このベルトカッタ30は、突起部6の打ち付けによる裁断が間に合わない場合、あるいは、ベルトカッタ30の方が作業性がよいと判断される場合に使用される。
図示されるようにベルトカッタ33は、一枚の金属板にV形の切欠33aを設けてその底部側に切断のための刃33bを形成したものである。切欠33aの先端部側は、シートベルトSBの側部を底部の刃33bに案内するための案内部となっている。なお、案内部にも刃33bを形成することも可能であるが、取り扱い上での怪我などを避けるため採用していない。
このベルトカッタ33でシートベルトSBを裁断する場合、カバー5bからベルトカッタ33を起こし、ベルトカッタ33の切欠33aをベルトSBの側部に臨ませる。
次に、切欠33aに案内させてベルトカッタ33をシートベルトの横断方向に押し出すと、シートベルトSBが切欠33aの底部側に移動しながら刃33bにより切断される。
他の実施形態について説明する。
ツール取付部材50は、固定側分割部材50aと、両端部のそれぞれに固定側分割部材50aに連結可能なねじが形成された連結側分割部材50bとで構成される。
固定側分割部材50aには、例えば、前記突起部6を格納すべく窪んだ筒状の格納部50cが形成され、連結側分割部材50bの端面には、ツールとしての突起部6を圧入するための窪んだ圧入部50が設けられる。そして、固定側分割部材50aには、前記グリップ4に連結するための連結部50eが設けられる。
従って、この実施形態においても、固定側分割部材50aに突起部6を格納したときは、突起部6が外部に露出することがないので、携帯時などにおいて、手や腰、又は他の物との接触を防止することができる。
なお、固定側分割部材50aと連結側分割部材50bとは、ねじによらず、磁力により連結する構造としてもよい。
この場合、磁石は、互いに連結する端部同士に形成してもよいが、衝撃をできるだけ減少するため、固定側分割部材50aと連結側分割部材50bとを互いにインロー嵌合する構造とし、インロー嵌合部全体、又はインロー嵌合部の周方向に間隔を隔てて複数の磁極を形成し、極性の異なる磁極相互間の磁力により連結する構造としてもよい。
4 グリップ
5b 連結部材
5c カバー
5d ヒンジ
5g 突起部嵌合部(ツール嵌合部)
6 突起部
7 枢支軸
Claims (4)
- 作業用棒状体のグリップに連結するフランジ状の連結部材と、該連結部材の接続面に重合するカバーであって、そのヒンジが枢支軸を介して連結部材に折り畳み自在に、且つ回転自在に枢支されるカバーと、前記カバーの裏面に少なくとも1以上の取り付けられた作業用のツールと、前記ツールを嵌合すべく前記連結部材に凹設されたツール嵌合部とを備えたことを特徴とするツール取付部材。
- 請求項1に記載のツール取付部材において、一のツールに対して他のツールが作業を補助するためのツールであることを特徴するツール取付部材。
- 請求項1に記載のツール取付部材において、ツールが破砕用突起部、押切カッタ、ガラスカッタ、または照明回路のいずれか1以上のツールであることを特徴するツール取付部材。
- 請求項1に記載のツール取付部材を有することを特徴とする作業用棒状体。
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