JP4446275B2 - ボックスカバー - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチ、コンセント、感知器等の配線器具を取付けるための配線用ボックス装置のボックスカバーに関するものである。
図11は従来技術による配線用ボックス装置100を示す。この種の配線用ボックス装置100は、配線用ボックス101と、ボックスカバー102とから構成されている。該ボックスカバー102には配線器具取付用の開口部103が形成され、該開口部103には、スイッチ、コンセント,ランプ,ベル,感知器等の配線器具104やこれら配線器具104が取付枠(図示せず)に保持された状態で取付けられて用いられるものである。
次ぎに、前記配線用ボックス装置100を設置する手法について説明する。先ず、配線用ボックス101を建物内の間柱105に取付ネジN1によって取り付ける。次に、屋内配線を配線用ボックス101の配線挿通孔101aから該配線用ボックス101内へ導き入れる。次ぎに、該配線用ボックス101にボックスカバー102を取付ネジN1によって取付ける。その後、前記間柱105を挟むようにして二つの軽量間仕切壁106,106を設置する。
その後、一方の軽量間仕切壁106の表面側からノコギリ等によって軽量間仕切壁106に開口106aを開け、該開口106aから、前記ボックスカバー102の開口部103を前記軽量間仕切壁106の表面側に露出させる。
次ぎに、前述のように、配線用ボックス101内へ導き入れられている屋内配線Hの端部をボックスカバー102の開口部103を挿通した後、前記軽量間仕切壁106の開口106aから外部へ引出す。
次ぎに、配線器具104の台座104aを軽量間仕切壁106の表面側から、該軽量間仕切壁106の開口106aに接近させて、該台座104aを開口106aの周囲に当接させた状態で、該台座104aをボックスカバー102の開口部103の周囲に取付ネジN3によって取付ける。次に、前述のように間仕切壁106の表面側に引き出されている屋内配線Hの端部を感知器本体104bに電気的に接続する。その後、該感知器本体104bを前記台座104aに嵌め込むようにして、感知器本体104bを台座104aに取り付ける。その後、軽量間仕切壁106の表面側に、化粧板107を取付けることにより、配線器具4を配線用ボックス装置2に取付ける作業が完了する。
ところで、前述のように、ボックスカバー102に取り付けられる配線器具としては、外形が円形の感知器104と、外形が方形状のスイッチやコンセント等がある。このため、外形が円形の感知器104や、外形が方形状のスイッチやコンセント等をボックスカバー102に取り付けできるように、図12に示すように、開口部103が円形に開口したボックスカバー102と、図13に示すように、開口部103が長方形状に開口したボックスカバー102とがJISによって規定されている(特許文献1)。
JISハンドブック19電気設備IC8435
従来技術においては、前述のように、配線器具104の形状や寸法に応じて、2種類のボックスカバー102を用意しなければならず、2種類のボックスカバー102の製造が煩雑であるだけでなく、2種類のボックスカバー102の管理が煩雑,面倒であるという問題があった。
そこで、本発明は、前記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、配線器具の大きさや形状が異なっている2種類の配線器具にも対応できるようにしたボックスカバーを提供するにある。
請求項1に記載の発明は、配線用ボックスに取り付けられ、配線器具又は該配線器具が着取された配線器具取付枠を該配線用ボックスに設置するために使用されるボックスカバーであり、
中央に、外形が略方形状の配線器具の取付ピッチを隔てて対向する一対の第一取付部を有する方形状の第一開口部と、前記第一開口部の中央に設けられ、前記配線器具取付ピッチよりも間隔の狭い外形が略円形状の配線器具の取付ピッチを隔てて対向する一対の第二取付部を備え、前記第一開口部よりも一方向には幅狭で他方向には幅広に形成された円形状の第二開口部とのいずれかを選択して開口可能とすべく、
一方向において第一開口部と第二開口部との間が、第二開口部の周壁形成部分によって閉鎖され、他方向において、第二開口部と第一開口部との間が、第一開口部の周壁形成部分よって閉鎖されて、第一開口部と第二開口部との共通部分が共通孔として中央に開口してなり、
前記第一開口部は、前記第二開口部の周壁形成部分が除去されることにより開口し、
前記第二開口部は、前記第一開口部の周壁形成部分が除去されることにより開口することを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、第二取付部は、前記第一取付部に連設してなり、前記第二開口部の周壁形成部分と共に除去することにより、第一開口部が開口することを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、一つのボックスカバーに二種類の開口部を選択的に開口可能であるため、形状の異なる二種類の配線器具を取り付けるための専用のボクスカバーを用意する必要がなく、一つのボックスカバーを用意するだけで形状の異なる二種類の配線器具に対応することができる。又、間仕切壁に配線器具を設けるための開口を穿設する際には、ボックスカバーの周壁形成部分にノコギリを当接させながら該ノコギリを引き回すことにより、ボックスカバーの開口部と同形,同大の開口を間仕切壁に穿設することができる。又、取付ピッチの広い配線器具を取付ける場合には、第二取付部を除去した後、該配線器具を第一取付部に取付けることができる。更に、第二開口部に設けられた第二取付部によって、感知器を第二開口部の周囲に取り付けることができる。又、一つのボックスカバーに第一開口部と、該第一開口部よりも広幅の第二開口部を選択的に開口させることができる。更に、第一開口部に配線器具を取り付ける場合、第一開口部と第二開口部との間の隙間は閉塞されているため、当該隙間が存在する場合に比較して見栄えを害さない。又、当該隙間が存在する場合に比較して、当該隙間から配線用ボックス内へ埃等が侵入する虞が少ない。更に又、第二開口部に配線器具を取り付ける場合、第一開口部と第二開口部との間の隙間は閉塞されているため、当該隙間が存在する場合に比較して見栄えを害さない。又、当該隙間が存在する場合に比較して、当該隙間から配線用ボックス内へ埃等が侵入する虞が少ない。
請求項2に記載の発明によれば、取付ピッチの広い配線器具を取り付ける場合には、第二取付部を除去した後、該配線器具を第一取付部に取り付けることができる。
図1は一対の軽量間仕切壁1,1(図中、2点鎖線で示す)の間に設けられた配線用ボックス装置2の分解斜視図を示す。当該図1は、該配線用ボックス装置2のボックスカバー3に配線器具4を取付可能に設けた図である。該配線器具4としては、スイッチ,コンセント,ランプ,ベル,感知器等が該当する。図1に示すように、ボックスカバー3は、配線用ボックス5の前面側に取付けられるものである。ボックスカバー3及び配線用ボックス5は樹脂成形することができる。図1中、6は間柱を示し、7は化粧プレートを示す。
図2は前記ボックスカバー3の表面図を示し、図3はボックスカバー3の裏面図を示す。図2,図3に示すように、ボックスカバー3は四角形の板状に形成できる。又、図3に示すように、ボックスカバー3の周囲は厚肉のリム8によって囲まれた構成にすることができる。。
図2,図3に示すように、ボックスカバー3には、第一開口部9と第二開口部10とが開口可能であるが、これら第一開口部9と第二開口部10との共通部分は、共通孔Kとしてボックスカバー3の中央に予め開口させることができる。
第一開口部9は開口可能な状態であって、未だ、開口していないため、第一開口部9は図2,図3中、1点鎖線で示す。該第一開口部9は、図2,図3中、1点鎖線で示すように、縦方向に長尺の方形状に開口可能である。ここで、方形とは、長方形の他に該長方形の角部が円弧状に曲折することにより、全体として小判型の形状も含むものとする。
又、前述のように、前記第二開口部10も開口可能な状態であって、未だ開口していないため、第二開口部10は図2,図3中、2点鎖線で示す。該第二開口部10は、図2,図3中、2点鎖線で示すように、円形状に開口可能である。同図2,図3に示すように、該第二開口部10は、前記第一開口部9よりも横方向には広幅であるが、縦方向には狭幅に形成することができる。該第二開口部10は周囲がリムによって囲まれた形状に形成することができる。
後述のように、前記第一開口部9にはスイッチ,コンセント等のような、外形が略方形状の配線器具が取り付けられるものである。又、前記第二開口部10には感知器,ランプ,ベル等のように、外形が略円形状の配線器具が取り付けられるものである。該感知器としては、火災報知器,ガス漏れ報知器,熱感知器,煙感知器等が該当する。
図2,図3中、一点鎖線で示すように、前記第一開口部9は、縦方向に互いに対向する一対の短壁11,11と、横方向に互いに対向する一対の長壁12,12とで囲まれた形状に開口可能になっている。各短壁11の中央は第一開口部9の中心方向へ突出して、第一取付部13が形成されている。該第一取付部13,13同士は縦方向において互いに対向するように設けられると共に、これら第一取付部13,13同士は配線器具4の取付ピッチの間隔で形成されることにより、該第一取付部13,13にスイッチ,コンセント等の配線器具4を取り付けできるようになっている。該第一取付部13は、スイッチ,コンセント等の配線器具4をボックスカバーに取り付けるためのネジ孔によって構成することができる。
又、前記第一取付部13の内側には、該第一取付部13に連設して第二取付部14が設けられている。第二取付部14,14同士は縦方向において互いに対向するように設けられると共に、これらの第二取付部14,14同士の間隔は、前記第一取付部13,13同士の間隔よりも狭い間隔で形成されている。第二取付部14,14同士の間隔は、感知器,ランプ,ベル等を取付できる間隔である。該第二取付部14は前記感知器,ランプ,ベル等をボックスカバー3に取り付けるためのネジ孔によって構成することができる。前記第一取付部13,13と第二取付部14,14とは縦方向に一直線上に並ぶ位置に設けることができる。
前記共通孔Kは、第二開口部10の周壁形成部分16、16と、第一開口部9の周壁形成部分17、17とによって囲まれている。該第二開口部10の周壁形成部分16,16は縦方向において互いに対向するように設けられている。該各周壁形成部分16の内周は円弧状に形成されている。第一開口部9の周壁形成部分17、17は横方向において互いに対向するように設けられている。該周壁形成部分17、17は内周が直線状に形成されている。そして、前記第一開口部9の内側であって前記第二開口部10の外側に該当する部分は、第二開口部10の周壁形成部分16,16によって閉鎖されている。各周壁形成部分16には、前記第二取付部14が設けられている。又、前記第二開口部10の内側であって前記第一開口部9の外側に該当する部分は、第一開口部9の周壁形成部分17,17によって閉鎖されている。
又、前記第一開口部10の四隅に相当する部位には、四つの溝部18,18,18,18が予め形成されている。これら四つの溝部18,18,18,18はボックスカバー3の表裏面を貫通している。更に、前記周壁形成部分17,17には、互いに横方向に対向する位置に、円弧状の溝部19,19が形成されている。これら溝部19,19は前記第二開口部10の縁に沿って設けられている。
図2,図3中、点線で示すように、前記各溝部18の一端部と前記共通孔15との間は、第一除去可能部20となり、又、前記溝部18の他端部同士の間は第二除去可能部21となっている。該第二除去可能部21は、前記第一取付部13と第二取付部14との間に位置している。図2,図3に示す状態において、これら第一除去可能部20,第二除去可能部21を除去して周壁形成部16を取り除くことにより、図4に示すように、前記共通孔Kが縦方向へ拡張して第一開口部9が開口するものである。当該第一開口部9は、JISハンドブック19電気設備IC8435を満足させるもので
ある。
又、図2,図3中、点線で示すように、前記溝部19の両端部からは、第三除去可能部22が延設されている。該第三除去可能部22は、第二開口部10の内周壁に沿って設けられている。図2,図3に示す状態において、第三除去可能部22を除去して周壁形成部分17を取り除くことにより、図5に示すように、前記共通孔Kが横方向へ拡張して第二開口部10が開口するものである。当該第二開口部10は、JISハンドブック19電気設備IC8435を満足させるものである。
前記第一除去可能部20,第二除去可能部21,第三除去可能部22において、ボックスカバー3が例えば、薄肉に形成されることにより、前記第一除去可能部20,第二除去可能部21,第三除去可能部22は、ハンマー等による打ち抜き、又は、カッターナイフやノコギリ等による切断によって除去可能になっている。
前記ボックスカバー3の四隅にはネジ挿通孔23が形成され、図1に示すように、該各ネジ挿通孔23に挿通される取付ネジ24によって、ボックスカバー3は配線用ボックス5に取り付けられるものである。
次ぎに、図1に基づき、配線用ボックス5の構成について説明する。図1に示すように、配線用ボックス5は一面が開口した箱状に形成されている。配線用ボックス5の周壁には、配線挿通孔25が複数個形成されている。該各配線挿通孔25は、当該配線用ボックス装置2外の屋内配線(図示せず)を配線用ボックス5内へ導き入れるための孔である。該配線挿通孔25から配線用ボックス5内へ導き入れられた屋内配線は、後述のように、コンセントや感知器等の配線器具4に接続されるものである。
該各配線挿通孔25はノックアウト部によって閉塞され、該ノックアウト部を必要に応じて打ち抜くことにより、該各配線挿通孔25は、開口可能になっている。配線用ボックス5の4隅の外面には、ボックス取付部26が立設されている。各ボックス取付部26には、ネジ挿通孔27が形成されている。該各ネジ挿通孔27に取付ネジ28を挿通して、該取付ネジ28を間柱6に螺着することにより、配線用ボックス5は間柱6に固定される。又、配線用ボックス5の4隅の内側にはボス部が設けられ、該各ボス部にはネジ孔29が形成されている。図1に示すように、該各ネジ孔29には、前記ボックスカバー3のネジ挿通孔23を挿通した取付ネジ24が螺着することにより、ボックスカバー3が配線用ボックス5に取付けできるものである。
次ぎに、作用について説明する。先ず、図1に示すように、配線器具4としての感知器をボックスカバー3に取付ける場合について説明する。この場合、図1に示すように、ボックスカバー3には、第二開口部10を開口する必要がある。
先ず、図2,図3に示す第三除去部22を打ち抜き、又は、カッターナイフやノコギリ等によって切断することにより、図5に示すように、第二開口部10を円形に開口させる。この形状の第二開口部10がJISハンドブック19電気設備IC8435を
満足させる。
次ぎに、図1に示すように、配線用ボックス5を間柱6に取付ネジ28によって固定する。次ぎに、適宜の位置の配線挿通孔25を閉塞しているノックアウト部を打抜くことにより、配線挿通孔25を開口させる。次ぎに、このように開口した配線挿通孔25を挿通して、屋内配線Hの端部を配線用ボックス5内へ導き入れる。
その後、図1に示すように、ボックスカバー3を配線用ボックス5の前面に宛がった状態で、該ボックスカバー3を取付ネジ24によって、配線用ボックス5に取付ける。
次ぎに、二つの軽量間仕切壁1,1を間柱6に取付ける。この状態において、前記配線用ボックス装置2は、二つの軽量間仕切壁1,1の間の空間に位置することになる。
その後、一方の軽量間仕切壁1の表面側から、該軽量間仕切壁1の表面にノコギリを当てて、該軽量間仕切壁1を切削して開口1aを穿設し、該開口1aから、ボックスカバー3の第二開口部10を軽量間仕切壁1の表面側に露出させるのであるが、この際、ノコギリを第二開口部10の内周に沿って引き回すように移動させる。つまり、第二開口部10の内周は、ノコギリを移動させる際のガイドになることによって、軽量間仕切壁1の開口1aを第二開口部10と同形、同大に見栄え良く穿孔することができる。
次ぎに、前述のように、配線用ボックス5内へ予め導き入れている屋内配線Hの端部を、図1に示すように、軽量間仕切壁1の表面側に引き出す。
次ぎに、配線器具4の台座4aを軽量間仕切壁1の表面側から、該軽量間仕切壁1の開口1aに接近させて、該配線器具4の台座4aを該開口1aの周囲に当接させた状態で、該配線器具4の台座4aを取付ネジ30によってボックスカバー3の第二取付部14に取付ける。次に、前述のように、間仕切壁1の表面側に引き出されている屋内配線Hの端部を感知器本体4bに接続する。その後、該感知器本体4bを前記台座4aに嵌め込むようにして、感知器本体4bを台座4aに取り付ける。そして、図1に示すように、軽量間仕切壁1の表面に化粧プレート7を取付けることにより、配線器具4を配線用ボックス装置2に取付ける作業が完了する。
次ぎに、図6に示すように、3個の差込口を有するコンセント等のような、外形が縦長の方形状の配線器具4を配線用ボックス装置2に取付ける作業について説明する。尚、同図6に示すように、該配線器具4は配線器具取付枠31に予め取付けられているとする。この場合、図2,図3に示す状態において、ボックスカバー3の第一除去可能部20、及び第二除去可能部21を打ち抜き、又は、カッターナイフやノコギリ等によって切断することにより、図4に示すように、第一開口部9を開口させる。当該第一開口部9が、JISハンドブック19電気設備IC8435を満足させる。
次ぎに、前述と同様に、図7に示すように、配線用ボックス5を間柱6に取り付け、屋内配線Hの端部を配線用ボックス5の配線挿通孔25から該配線用ボックス5内へ導き入れた後、ボックスカバー3を配線用ボックス5に取付け、その後、二つの軽量間仕切壁1,1を設け、次ぎに、軽量間仕切壁1に開口1aを穿孔する。該開口1aを穿孔する場合、第一開口部9の内周壁に沿ってノコギリを引き回すことにより、軽量間仕切壁1に開口1aを第一開口部9と同形に見栄え良く穿孔する。
その後、前記開口1aから屋内配線Hの端部を引き出して配線器具4に接続した後、該配線器具4の取付枠31を間仕切壁1の表面に当接させた状態で、該配線器具4を取付ネジ30によってボックスカバー3の第一取付部13に取付ける。そして、図7に示すように、軽量間仕切壁1の表面に化粧プレート7を取付けることにより、配線器具4を配線用ボックス装置2に取付ける作業が完了する。
以上説明したように、取付ピッチの異なる2種類の配線器具4を一つのボックスカバー3に取付けできるようにしたため、取付ピッチの異なる2種類の配線器具4にそれぞれ対応した専用のボックスカバーを用意する必要がなく、1種類のボックスカバー3を用意するだけで、取付ピッチの異なる2種類の配線器具4に対応することができる。このため、ボックスカバー3の製造や管理が簡易になる。
尚、以上の実施形態においては、第一開口部9を縦長に形成した場合について説明したが、横長に形成しても良いことは勿論である。
図8は第二実施形態を示す。この第二実施形態の特徴は、図2、図3に示す第一実施形態における周壁形成部分17,17が設けられず、第二開口部10が予め円形に開口している点にある。この第二実施形態のボックスカバー3においては、第一実施形態と比較して、周壁形成部分17(図2,図3に示す)を除去する作業を必要とすることなく、第二開口部10直ちに感知器,ランプ,ベル等を取り付けることができる。
図9は第三実施形態を示す。この第三実施形態の特徴は、周壁形成部分17を第一実施形態に示す位置から第二開口部10の内周壁に接近させた位置に形成することにより、第一開口部9と周壁形成部分17との間に隙間Sを設けた点にある。ボックスカバー3をこのように形成した場合、共通孔Kと前記隙間Sとから成る孔32が、第二開口部10に近い大きさに予め開口しているため、当該孔32に感知器を直ちに取り付けることができる場合がある。このように、前記孔32に感知器を直ちに取付できる場合には、第一実施形態のように、周壁形成部分17を除去する作業を必要とすることなく、感知器をボックスカバー3に取り付けることができる。
ところで、前述の図8に示す第二実施形態においては、同図8中、1点鎖線で示す第一開口部9と、2点鎖線で示す第二開口部10との間に大きな隙間が開くことになる。当該隙間は、第1開口部9に配線器具4を取り付けた場合、大きく開いたまま存在することになる。このため、当該隙間を目隠しできるように大型の化粧プレートを用意しなければ全体の見栄えを害するだけでなく、当該隙間から配線ボックス5内へ埃等が侵入して配線器具の漏電を招く虞もあった。しかし、この第三実施形態においては、前記隙間は狭いものとなるため、前述のような見栄えを害したり、配線ボックス内への埃等の侵入を防止することができる。
図10は第四実施形態を示す。この第四実施形態の特徴は、第二開口部10の形状を略方形とし、しかも、第二開口部10の横幅を第一開口部9の横幅と略同様にし、且つ、該第二開口部10の縦の長さを第一開口部9の縦の長さよりも短く形成した点にある。尚、第一除去可能部20,第二除去可能部21によって、第一開口部9が開口する点については第一実施形態と同様である。
以上のように構成された第四実施形態においても、2つの形態の第一開口部9,第二開口部10を開口可能であるため、一つのボックスカバー3によって二種類の形状の配線器具4に対応させることができる。
配線用ボックス装置を軽量間仕切壁の間に設置し、該配線用ボックス装置に配線器具を取付け、更に、軽量間仕切壁に化粧パネルを取付ける状態の分解斜視図である。 ボックスカバーの表面図である。 ボックスカバーの裏面図である。 ボックスカバーに第一開口部を開口した状態のボックスカバーの表面図である。 ボックスカバーに第二開口部を開口した状態のボックスカバーの表面図である。 配線器具に配線器具取付枠を取り付けた状態の正面図である。 図6に示す状態の配線器具を配線ボックス用装置に取付ける状態の分解斜視図である。 ボックスカバーの正面図である。(第二実施形態) ボックスカバーの正面図である。(第三実施形態) ボックスカバーの正面図である。(第四実施形態) 配線用ボックス装置を軽量間仕切壁の間に設置し、該配線用ボックス装置に配線器具を取付け、更に、軽量間仕切壁に化粧パネルを取付ける状態の分解斜視図である。(従来技術) ボックスカバーの正面図である。(従来技術) ボックスカバーの正面図である。(従来技術)
符号の説明
1 軽量間仕切壁
2 配線用ボックス装置
3 ボックスカバー
4 感知器
5 配線用ボックス
9 第一開口部
10 第二開口部
13 第一取付部
14 第二取付部
16 周壁形成部分
17 周壁形成部分
20 第一除去可能部
21 第二除去可能部
22 第三除去可能部

Claims (2)

  1. 配線用ボックスに取り付けられ、配線器具又は該配線器具が着取された配線器具取付枠を該配線用ボックスに設置するために使用されるボックスカバーであり、
    中央に、外形が略方形状の配線器具取付ピッチを隔てて対向する一対の第一取付部を有する方形状の第一開口部と、前記第一開口部の中央に設けられ、前記配線器具取付ピッチよりも間隔の狭い外形が略円形状の配線器具の取付ピッチを隔てて対向する一対の第二取付部を備え、前記第一開口部よりも一方向には幅狭で他方向には幅広に形成された円形状の第二開口部とのいずれかを選択して開口可能とすべく、
    一方向において第一開口部と第二開口部との間が、第二開口部の周壁形成部分によって閉鎖され、他方向において、第二開口部と第一開口部との間が、第一開口部の周壁形成部分よって閉鎖されて、第一開口部と第二開口部との共通部分が共通孔として中央に開口してなり、
    前記第一開口部は、前記第二開口部の周壁形成部分が除去されることにより開口し、
    前記第二開口部は、前記第一開口部の周壁形成部分が除去されることにより開口することを特徴とするボックスカバー。
  2. 前記第二取付部は、前記第一取付部に連設してなり、前記第二開口部の周壁形成部分と共に除去することにより、第一開口部が開口することを特徴とする請求項1に記載のボックスカバー。
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