JP4210605B2 - ボックスカバー - Google Patents

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Description

本発明は、例えば大きさ及び形状の異なる配線器具を固定可能とするボックスカバーに関する。
従来より、建築物のコンクリート壁にコンセント等の配線器具を設置するには、有底四角箱状をなす配線用ボックスと、その配線用ボックスに取り付けられる枠状をなすボックスカバーとが使用されている(例えば、特許文献1参照。)。即ち、配線用ボックスの開口部にボックスカバーを取り付け、その配線用ボックスを前記コンクリート壁に埋設した後、そのボックスカバーに配線器具を保持した配線器具枠又は配線器具を取り付ける。すると、配線器具が配線用ボックスに設置されるとともに、同配線器具がコンクリート壁に設置される。
前記ボックスカバーは枠状をなし、その中央には長方形又は丸形の開口が形成され、さらに開口の周縁部の相対向する位置には一対の固定孔(取付孔)が形成されている。一対の固定孔間のピッチは、長方形の開口を有するボックスカバーと、丸形の開口を有するボックスカバーとで異なる値に設定されている。
特開平7−241019号公報(第3〜第4頁、第1〜第8図)
ところが、従来のボックスカバーは、同ボックスカバーに固定される配線器具枠又は配線器具の大きさ及び形状に対応して、開口の形状及び一対の固定孔間のピッチが設定されている。そのため、上記従来のボックスカバーには、固定孔間のピッチと対応するピッチを有するビス孔が形成された1種類の配線器具枠又は配線器具しか固定することができない。従って、従来のボックスカバーを使用した場合、配線用ボックスには特定の大きさ及び形状の1種類の配線器具しか設置することができないという問題があった。また、例えば、コンセントをコンクリート壁に設置する場合には、長方形をなす開口が形成されたボックスカバーが使用され、火災報知器をコンクリート壁に設置する場合には、丸形をなす開口が形成されたボックスカバーが使用される。即ち、ボックスカバーには、その開口の形状に対応する特定の1種類の配線器具しか固定することができず、配線器具に対応させてボックスカバーを使い分けなければならないという問題があった。
本発明は、上記従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、大きさ及び形状の異なる少なくとも2種類の配線器具に対応させて使い分ける必要が無く、それら少なくとも2種類の配線器具を配線用ボックスに設置可能とすることができるボックスカバーを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項に記載の発明は、配線用ボックスの開口側に取り付けられるとともに、配線器具が取着された配線器具枠又は配線器具が固定されて前記配線器具を前記配線用ボックスに設置するためのボックスカバーであって、前記配線用ボックス内に前記配線器具を挿入するための開口の縁部には、前記配線器具枠又は配線器具に形成された一対のビス孔から挿通されたビスが固定される一対の固定孔よりなる固定部が複数箇所に設けられ、少なくとも2箇所の固定部における一対の固定孔間のピッチは、2種類の一対のビス孔間のピッチと対応するように設定されているとともに、前記少なくとも2箇所の固定部は、相対向する一対の固定孔を結ぶ仮想線が交差する位置に設けられていることを要旨とする。
また、請求項に記載の発明は、前記開口の縁部に厚みを有するように外方へ突設された立設部に、前記固定部が少なくとも2箇所に設けられているとともに、少なくとも1箇所の固定部の固定孔は、前記立設部の外側方に開放するように該立設部に凹設された凹部内に設けられ、該凹部には、前記配線用ボックスをコンクリート壁に埋設する際にコンクリートが流れ込むことを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のボックスカバーにおいて、前記凹部は、該凹部内へ前記コンクリートが流れ込むことを防止するためのキャップ部材を着脱可能に形成されていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のボックスカバーにおいて、前記凹部には、該凹部内へ前記コンクリートが流れ込むことを防止すべく外側方への開放を遮断する遮断壁が設けられ、該遮断壁は、凹部内にコンクリートを流れ込ませる際には除去可能に設けられていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜請求項のいずれか一項に記載のボックスカバーにおいて、2種類存在する前記固定部における一対の固定孔間のピッチは、前記配線器具枠に形成された一対のビス孔間のピッチと、報知器等に形成された一対のビス孔間のピッチとに対応するように設定されていることを要旨とする。
本発明によれば、大きさ及び形状の異なる少なくとも2種類の配線器具に対応させて使い分ける必要が無く、それら少なくとも2種類の配線器具を配線用ボックスに設置可能とすることができる。
以下、本発明を具体化した第1及び第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態においては第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
(第1実施形態)
図2に示すように、ボックスカバー11は、有底四角箱状をなす配線用ボックス12の開口側に取付けられ、配線器具を配線用ボックス12に設置するためのものである。具体的に説明すると、図1に示すように、合成樹脂製のボックスカバー11は略四角枠状に形成され、その中央部には開口11aが形成されている。この開口11aは前記配線用ボックス12内に収容される配線器具(図示せず)を、ボックスカバー11から配線用ボックス12内に挿入するために形成されている。開口11aはボックスカバー11の上下に延びる正面視細長四角形状に形成されている。
また、図2に示すように、ボックスカバー11の表面において、前記開口11aの周縁部には立設部13が設けられ、この立設部13は一定の厚みを有するように外方(表面側)へ突出する細長四角枠状に形成されている。前記立設部13において、開口11aを形成する相対向する一対の短辺の中央部には、それぞれ第1固定孔14aが立設部13を貫通して設けられ、それら第1固定孔14aは立設部13の端面に臨むように形成されている。そして、一対の第1固定孔14aにより一方の固定部としての第1固定部14が構成され、この第1固定部14により配線器具枠17をボックスカバー11に固定することが可能となる。
また、立設部13において、開口11aを形成する相対向する一対の長辺の中央部には、凹部13cが立設部13の表面から裏面側に向かって一定深さだけ後退するように形成されている。さらに、各凹部13cは立設部13の外側方に向かって開放するように該立設部13に凹設されている。各凹部13cの内底面には第2固定孔15aが臨むように立設部13を貫通して設けられ、一対の第2固定孔15aにより他方の固定部としての第2固定部15が構成されている。そして、この第2固定部15により、配線器具(図示せず)をボックスカバー11に固定することが可能となる。また、図1に示すように、立設部13において、凹部13cを除いた立設部13の前面における幅方向への長さDは70mmに設定されている。
図2に示すように、前記各凹部13cはそれぞれキャップ部材Cを着脱可能に形成され、合成樹脂製の前記キャップ部材Cは、それぞれ凹部13cの形状とほぼ同形状をなし、厚みは凹部13cの深さとほぼ同じに形成されている。そして、図7に示すように、キャップ部材Cが凹部13cに内嵌されると、キャップ部材Cの一面(表面)と、立設部13の表面とが面一となる。
ここで、図1に示すように、前記一対の第1固定孔14aの中心点同士を結んだ仮想線をL1とし、前記一対の第2固定孔15aの中心点同士を結んだ仮想線をL2とする。このとき、第1固定孔14aと第2固定孔15aとは前記仮想線L1と仮想線L2とがボックスカバー11の正面視的に交差する位置、具体的には直交する位置となるように配置されている。前記仮想線L1の長さ、即ち一対の第1固定孔14a間のピッチは83.5mmに設定され、前記仮想線L2の長さ、即ち一対の第2固定孔15a間のピッチは66.7mmに設定されている。
図1に破線に示すように、ボックスカバー11の裏面には、リブ16がボックスカバー11の周縁部に沿って延びるように形成されている。リブ16において、ボックスカバー11の四辺の両端部となる位置には、それぞれ係合凹部16aが凹設され、各係合凹部16aはそれぞれボックスカバー11を配線用ボックス12に取り付けるために形成されている。
次に、前記配線用ボックス12について説明する。図2に示すように、合成樹脂製の配線用ボックス12は有底四角箱状に形成されている。同配線用ボックス12の開口部側に位置する四側壁外面の両端部にはそれぞれ係合突起12bが形成され、各係合突起12bはそれぞれ前記係合凹部16aと係合可能に形成されている。
続いて、配線器具枠17について説明する。合成樹脂又は金属製の配線器具枠17は四角板状をなし、中央部に配線器具(図示せず)を取着可能に形成されている。また、配線器具枠17の長さ方向における両端部にはそれぞれビス孔17aが形成され、配線器具枠17をボックスカバー11に取り付けるため、それら一対のビス孔17aは前記一対の第1固定孔14aと対応する位置に形成されている。即ち、一対のビス孔17a間のピッチは83.5mmに設定されている。
図6に示すように、前記配線器具枠17を覆うための化粧プレート19は細長四角板状をなし、中央部には配線器具(図示せず)が貫通可能な貫通孔19aが貫設されている。上記化粧プレート19は、長さ方向(縦方向)への長さは120mmに設定され、幅方向(横方向)への長さは70mmに設定されている(例えば、松下電工(株)製の商品名モダンプレート、東芝ライテック(株)製の商品名コンセントプレート、神保電器(株)製の商品名コンセントプレート)。
さらに、図8に示すように、ボックスカバー11に固定される配線器具のうちの報知器等としての火災報知器22は、円形状をなす鍔部22aを備え、鍔部22aの中央部に報知器本体22cが設けられている。また、前記鍔部22aにおいて、報知器本体22cを挟んだ相対向する位置には、一対のビス孔22bが穿設されている。この一対のビス孔22b間のピッチ、即ちビス孔22bの中心点同士を結んだ直線の長さは66.7mmに設定されている。なお、報知器等とは、前記火災報知器22、熱感知器、煙検知器、ガス漏れ警報器を含む概念である。
さて、上記ボックスカバー11の使用方法について説明する。始めに、凹部13cが凹設されていない第1固定部14を使用する場合について説明する。まず、係合突起12bと係合凹部16aとを係合させることにより、ボックスカバー11を配線用ボックス12にワンタッチで取り付ける。次いで、図3に示すように、コンクリート壁Wを構築するために一対の型枠20を立設し、一方の型枠20の裏面に立設部13の表面全体が密接するように、配線用ボックス12を図示しない支持手段により型枠20内に支持させる。
そして、コンクリート壁Wを構築すべく一対の型枠20の間にコンクリートが打設されると、凹部13cは立設部13の外側方に向かって開放されているため、コンクリートは凹部13c内に流れ込み、第2固定孔15aはコンクリートにより埋められる。コンクリートが硬化した後に、一対の型枠20を除去すると、図4に示すように、コンクリート壁Wが構築されるとともに、図4に破線に示すように、そのコンクリート壁Wにボックスカバー11及び配線用ボックス12が埋設される。コンクリート壁Wにボックスカバー11及び配線用ボックス12が埋設された状態では、凹部13cを除いた立設部13の表面と、第1固定孔14aとがコンクリート壁Wの前面側に露出し、第2固定孔15aはコンクリート壁Wに埋没している。
続いて、図5に示すように、コンセント21を配線器具枠17の中央部に取着する。次いで、配線器具枠17の各ビス孔17aから挿通されたビス18を第1固定孔14aに固定する。このとき、一対のビス孔17a間のピッチは83.5mmに設定され、第1固定孔14a間のピッチも83.5mmに設定されているため、配線器具枠17はボックスカバー11に速やかに固定される。
そして、コンセント21が取着された配線器具枠17がボックスカバー11に固定されるとともに、コンセント21が配線用ボックス12に設置される。このとき、配線器具枠17により立設部13は上下方向に沿って被覆され、立設部13の左右両側部は配線器具枠17の左右両側縁から外方へ突出している。続いて、図6に示すように、化粧プレート19(例えば松下電工(株)製の商品名モダンプレート)をボックスカバー11に取着し、その化粧プレート19の貫通孔19aにコンセント21を貫通させる。このとき、立設部13における幅方向への長さDは70mmに設定され、化粧プレート19の幅方向への長さ(70mm)と同じに設定されている。そのため、配線器具枠17及び同配線器具枠17の側縁から外方へ突出した立設部13の表面が化粧プレート19により被覆されるとともに、コンセント21のみがコンクリート壁W前面に臨むようになる。
次に、凹部13cの内底面に臨む第2固定孔15aを使用する場合、即ち凹部13cが凹設された第2固定部15を使用する場合について説明する。まず、係合突起12bと係合凹部16aとを係合させることにより、ボックスカバー11を配線用ボックス12にワンタッチで取り付ける。次いで、図7に示すように、一対の凹部13cそれぞれにキャップ部材Cを内嵌し、そのキャップ部材Cの表面と立設部13の表面とを面一にするとともに、第2固定孔15aを閉鎖する。そして、上記と同様にコンクリートを打設してコンクリート壁Wを構築する。
コンクリート打設時、キャップ部材Cにより凹部13cは外側方及び前方に開放されることがないため、該凹部13c内にコンクリートが流れ込むことが防止され、第2固定孔15aがコンクリートによって埋められることはない。そして、図8に示すように、型枠20及びキャップ部材Cを除去すると、コンクリート壁Wが構築され、配線用ボックス12がコンクリート壁Wに埋設される。図8に破線に示すように、立設部13の表面と、第1固定孔14a及び第2固定孔15aとがコンクリート壁Wの前面側に露出している。
そして、火災報知器22の一対のビス孔22bから第2固定孔15aにビス(図示せず)を固定することにより、火災報知器22がボックスカバー11に取り付けられ、同火災報知器22が配線用ボックス12に設置される。このとき、一対のビス孔22b間のピッチは66.7mmに設定され、第2固定孔15a間のピッチも66.7mmに設定されているため、火災報知器22はボックスカバー11に速やかに固定される。なお、鍔部22aにより立設部13全体が被覆され、コンクリート壁Wの表面には鍔部22a及び報知器本体22cが露出した状態で火災報知器22が設置される。
従って、コンクリート壁Wに設置しようとする配線器具(コンセント21又は火災報知器22)の大きさ及び形状に対応させて第1固定部14又は第2固定部15を選択することにより、1枚のボックスカバー11に大きさ及び形状の異なる2種類の配線器具を固定することが可能となる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ボックスカバー11の開口11aの周縁部に第1固定孔14aよりなる第1固定部14と、第2固定孔15aよりなる第2固定部15とを設けた。そのため、1つの開口11aを有する一枚のボックスカバー11に対して、一対のビス孔17a,22b間のピッチの異なる配線器具枠17と火災報知器22を固定可能とすることができる。即ち、大きさ及び形状の異なるコンセント21と火災報知器22とを、ボックスカバー11を介して配線用ボックス12に設置することができる。また、大きさ及び形状の異なる2種類の配線器具を特定の大きさの配線用ボックス12に設置する場合、各配線器具に対応する固定部及び開口形状を有する2種類のボックスカバー11を準備し、使い分ける必要がない。その結果、ボックスカバー11を使用して、配線用ボックス12に対する配線器具の設置作業を容易に行うことができ、さらに、施工現場に搬入するボックスカバー11の個数を減らすことができる。
(2)仮想線L1と仮想線L2とが直交するように第1固定孔14a及び第2固定孔15aを形成した。そのため、例えば、立設部13の相対向する一対の長辺に第1及び第2固定孔14a,15aを並べて形成する場合と比較して、開口11aの長さ方向への長さを短くすることができる。従って、ボックスカバー11において、開口11aが大きくなることによってボックスカバー11の強度が低下するといった不具合を無くすことができる。また、開口11aが大きくなることにより、開口11aさらには立設部13を被覆するための化粧プレート19又は火災報知器22の鍔部22aの大型化を招くことが無くなる。
(3)仮想線L1と仮想線L2とが直交し、さらに、第1固定部14はそれぞれ立設部13の短辺の中央部に形成され、第2固定部15はそれぞれ立設部13の長辺の中央部に形成されている。そのため、第1固定孔14aと第2固定孔15aとはそれぞれ互いに最も離れた位置に形成され、固定部14,15のいずれか一方を使用したとき、他方の固定部が配線器具の固定の妨げになることを防止することができる。
(4)凹部13cを形成したため、第1固定部14を使用する場合は、凹部13cにコンクリートを流れ込ませて第2固定孔15aを埋めることができる。そのため、例えば、コンクリート壁Wの前面に化粧プレート19を取り付けず、コンクリート壁Wをコンクリート打ちっ放しの状態で使用する場合においては、第2固定孔15aがコンクリート壁W前面に露出せず、コンクリート壁W前面の美観が損なわれるといった不具合の発生を防止することができる。
(5)各凹部13cにはキャップ部材Cが内嵌されて配線用ボックス12及びボックスカバー11がコンクリート壁Wに埋設される。そのため、第2固定孔15aがコンクリートに埋まることなく、第2固定部15を使用して火災報知器22を固定することができる。
(6)立設部13において、凹部13cを除いた表面の幅方向への長さDは、一般に使用される市販の化粧プレート19の幅方向への長さと一致している。そのため、立設部13の凹部13cのみがコンクリートに埋設された状態では化粧プレート19により立設部13を被覆することができる。即ち、本実施形態のボックスカバー11を使用して配線器具を配線用ボックス12に設置した場合でも市販の化粧プレート19を使用することができる。
(第2実施形態)
図9においては第2実施形態を示す。本実施形態においては、ボックスカバーの表裏両面を使用できるように該両面それぞれに固定部が設けられている。
第1実施形態では、ボックスカバー11の表面の2箇所に第1及び第2固定部14,15を設けたが、図9(a)に示すように、第2実施形態のボックスカバー25はその表面に第1固定部26が設けられ、図9(c)に示すように、裏面に第2固定部27が設けられている。また、図9(b)に示すように、ボックスカバー25の表面には立設部28が立設され、裏面には立設部29が立設されている。
即ち、図9(a)に示すように、ボックスカバー25の表面において、開口25aの縁部に立設部28が立設され、該立設部28の相対向する一対の短辺の中央部には、それぞれ第1固定孔26aが設けられている。そして、一対の第1固定孔26aにより一方の固定部としての第1固定部26が構成されている。一対の第1固定孔26aの中心点同士を結んだ仮想線をL3としたとき、仮想線L3の長さ、即ち一対の第1固定孔26a間のピッチは83.5mmに設定されている。
また、図9(c)に示すように、ボックスカバー25の裏面において、開口25aの縁部に立設部29が立設され、該立設部29の相対向する一対の長辺の中央部には、それぞれ第2固定孔27aが設けられている。そして、一対の第2固定孔27aにより他方の固定部としての第2固定部27が構成されている。第1実施形態では、第2固定部15には凹部13cが凹設されていたが、第2実施形態の第2固定部27には凹部が凹設されていない。
一対の第2固定孔27aの中心点同士を結んだ仮想線をL4としたとき、仮想線L4の長さ、即ち一対の第2固定孔27a間のピッチは66.7mmに設定されている。図9(b)に示すように、前記第1固定部26における仮想線L3を通り、ボックスカバー25の表面と直交する面を仮想面M1とし、第2固定部27における仮想線L4を通り、ボックスカバー25の裏面と直交する面を仮想面M2とする。このとき、第1固定部26及び第2固定部27の位置は、仮想面M1と仮想面M2とが交差する、具体的には直交するように設定されている。
また、図9(a)に示すように、このボックスカバー25の表面の各コーナ部よりも内側には、それぞれ開口25aの周方向に沿って円弧状に延びるノックアウト部30が設けられている。各ノックアウト部30は、その周縁部の厚みがボックスカバー25におけるその他の部位より薄肉に形成されているため、ボックスカバー25から打ち抜き除去可能になっている。
ボックスカバー25の一対の対角線のうち、一方の対角線上に位置する相対向する一対のノックアウト部30には、取付孔30aが穿設されている。また、全てのノックアウト部30には、丸形ノックアウト部30bが形成されている。前記取付孔30aが穿設された一対のノックアウト部30には、丸形ノックアウト部30bが一箇所ずつ形成され、その他のノックアウト部30には丸形ノックアウト部30bが二箇所ずつ形成されている。各丸形ノックアウト部30bはそれぞれボックスカバー25から打ち抜き除去可能になっており、丸形ノックアウト部30bが除去されると、ボックスカバー25に取付孔30aが穿設されるようになっている。
このボックスカバー25は、図示しないが、開口側にボス部が設けられた配線用ボックスに対し、前記取付孔30a又は丸形ノックアウト部30bが除去されて形成された取付孔30aから前記ボス部に取付ビスを固定することにより、該配線用ボックスに取付けられる。
そして、コンクリート壁Wに設置する配線器具に応じて、ボックスカバー25の使用する面を選択し、配線用ボックスのボス部に対応する取付孔30aから該ボス部に取付ビスを固定する。その結果、ボックスカバー25が配線用ボックスに取付けられる。このとき、使用されない固定部は配線用ボックス内に臨んだ状態となるため、コンクリート壁Wの前面に露出することはない。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 立設部13が図10に示す形状に形成されたボックスカバー11としてもよい。また、第1実施形態では、凹部13cはその外側方が開放されるように立設部13に凹設されていたが、図10に示すように、凹部13cの外側方となる部位に遮断壁13dを形成して、外側方の開放を遮断してもよい。また、前記遮断壁13dの外面において、凹部13cの内底面とほぼ同じラインに沿って溝13eを形成してもよい。
そして、ボックスカバー11及び配線用ボックス12をコンクリート壁Wに埋設し、さらに、凹部13cの内底面に臨む第2固定孔15aを使用して火災報知器22を配線用ボックス12に設置する場合には、コンクリート打設時、遮断壁13dにより凹部13cにコンクリートが流れ込むことが防止される。従って、第1実施形態のように、凹部13cにキャップ部材Cを内嵌する作業を行わなくても、第2固定孔15aがコンクリートに埋まることがない。
一方、立設部13の端面に臨む第1固定孔14aを使用してコンセント21をコンクリート壁Wに設置する場合、図11に示すように、ボックスカバー11をコンクリート壁Wに埋設する前に、立設部13における凹部13cの側部である遮断壁13dを除去する。すると、凹部13cが、立設部13の外側方に向かって開放される。このとき、溝13eにより、遮断壁13dの除去作業が容易に行える。そして、コンクリートが打設されると、凹部13cにコンクリートが流れ込み、第2固定孔15aがコンクリートに埋まり、第1固定孔14aのみがコンクリート壁Wの前面側に露出する。
・ 各実施形態では、配線用ボックス12の施工現場で、ボックスカバー11,25を配線用ボックス12に取り付けたが、工場等でボックスカバー11,25を配線用ボックス12に予め取り付けた配線用ボックス装置を形成し、その配線用ボックス装置を施工現場に搬入して使用してもよい。
・ 第1実施形態では、立設部13の相対向する一対の短辺及び長辺の中央部にそれぞれ第1固定孔14a及び第2固定孔15aを穿設して第1固定部14及び第2固定部15を形成したが以下のように変更してもよい。即ち、ボックスカバー11に対する配線器具の固定の妨げとならない位置であれば第1固定孔14a及び第2固定孔15aの位置を変更して第1固定部14及び第2固定部15の位置を変更してもよい。
・ 各実施形態では開口11a,25aを細長四角形状に形成したが、第1固定孔14a,26a間のピッチ83.5mmと第2固定孔15a,27a間のピッチ66.7mmを維持できる範囲内であれば、開口11a,25aの形状を楕円形状、平行四辺形状、菱形状、五角形状、六角形状、八角形状等に変更してもよい。
・ 第1実施形態ではボックスカバー11に第1固定部14と第2固定部15の2箇所を形成したが以下のように変更してもよい。例えば開口11aを形成する立設部13の相対向する一対の長辺に、第2固定孔15aとは別に固定孔を形成して3箇所に固定部を設けてもよい。さらには、第1固定孔14a及び第2固定孔15a以外に、それらとは異なるピッチを有する一対の固定孔を複数箇所に設け、固定部を3箇所以上に設けてもよい。さらには、第1固定部14及び第2固定部15を2箇所以上に形成してもよい。
・ 第2実施形態において、ボックスカバー25の表面において、立設部28に第1固定部26(第1固定孔26a)以外の固定部(固定孔)を1箇所以上設けてもよく、ボックスカバー25の裏面において、立設部29に第2固定部27(第2固定孔27a)以外の固定部(固定孔)を1箇所以上設けてもよい。
・ 第1実施形態ではキャップ部材Cを使用して第2固定孔15aがコンクリートに埋まるのを防止したが、キャップ部材Cを使用せず第2固定孔15aがコンクリートに埋まらないようにコンクリートを打設してもよい。
・ 第1実施形態では、ボックスカバー11及び配線用ボックス12をコンクリート壁Wに埋設したが、軽量間仕切り壁の内側にボックスカバー11及び配線用ボックス12を配設してもよい。前記軽量間仕切り壁は一対の壁材を相対向するように立設して形成されている。そして、ボックスカバー11及び配線用ボックス12を軽量間仕切り壁に設置するには、まず、柱の側面に配線用ボックス12を取り付け、その配線用ボックス12の開口側にボックスカバー11を取付ける。次いで、一対の壁材を立設して軽量間仕切り壁の内側にボックスカバー11及び配線用ボックス12を配設する。
ボックスカバー11に配線器具枠17を取り付け、コンセント21をボックスカバー11に取付けるには、ボックスカバー11の開口11aが壁材の表側に臨むように該壁材を切除する。このとき、第1固定部14のみが壁材の表側に臨み、第2固定部15は壁材の裏側に隠れるように壁材を切除する。そして、第1固定部14を利用して配線器具枠17がボックスカバー11に取付けられ、コンセント21が軽量間仕切り壁に設置される。
・ 第1実施形態ではキャップ部材Cの厚みを凹部13cの深さと同じとなるように形成したが、キャップ部材Cの厚みを凹部13cの深さより短くしてもよい。
・ 第1実施形態では、立設部13の厚み内に凹部13cの内底面が位置するように形成したが、凹部13cをボックスカバー11の表面に達する深さとし、ボックスカバー11に第2固定孔15aを穿設してもよい。このとき、キャップ部材Cとしては立設部13の厚みと同じ厚みのものが使用される。
・ 凹部13cを第1固定孔14aと第2固定孔15aの両方に対応するように立設部13に形成してもよく、第1固定孔14aのみに対応するように立設部13に形成してもよい。
・ 凹部13cを形成せず立設部13の表面に第2固定孔15aが臨むように形成してもよい。
・ 各実施形態において、立設部13,28,29を省略してボックスカバー11,25を平板状に形成し、そのボックスカバー11,25の厚み内に第1固定孔14a,26a及び第2固定孔15a,27aを穿設して第1固定部14,26及び第2固定部15,27を設けてもよい。
・ 一対のビス孔17a間のピッチが66.7mmに設定された配線器具枠17を使用し、各ビス孔17aから第2固定孔15a,27aにビス18を固定してコンセント21をボックスカバー11,25に固定してもよい。
・ 一対の鍔部22a間のピッチが83.5mmに設定された配線器具を、第1固定孔14a,26aを用いてボックスカバー11,25に固定してもよい。
・ 一対の第1固定孔14a,26a間のピッチを83.5mm以外の数値に設定してもよく、一対の第2固定孔15a,27a間のピッチを66.7mm以外の数値に設定してもよい。
・ 第1実施形態では、化粧プレート19を長さ方向(縦方向)への長さ120mm、幅方向(横方向)への長さ70mmに設定されたものを使用したが、その他の大きさの化粧プレート19を使用してもよい。
・ 各実施形態では、配線器具としてコンセント21に具体化したが、コンセント21以外にスイッチ、タッチパネル、照明器具等に具体化してもよい。
・ また、各実施形態では、配線器具のなかの報知器等として、前記火災報知器22に具体化したが、火災報知器22の代わりに、熱感知器、煙検知器又はガス漏れ警報器をボックスカバー11,25に固定して配線用ボックス12に設置してもよい。
・ 各実施形態では、ボックスカバー11,25が取り付けられた配線用ボックス12をコンクリート壁Wに埋設したが、ボックスカバー11,25が取り付けられた配線用ボックス12を壁板の裏側、天井の裏側、コンクリート天井内に設置してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(1)前記開口は細長四角形状に形成されているとともに、前記固定部は2箇所に設けられ、開口を形成する相対向する一対の短辺の中央部に、一方の固定部における一対の固定孔が形成されているとともに、開口を形成する相対向する一対の長辺の中央部に、他方の固定部における一対の固定孔が形成されていることを特徴とするボックスカバー。このように構成した場合、一方の固定部と他方の固定部とはそれぞれ互いに最も離れた位置に形成され、未使用の固定部がボックスカバーに固定された配線器具の固定の妨げになることを防止することができる。
(2)箱状をなす配線用ボックスと、同配線用ボックスの開口側に取り付けられるとともに、配線器具が取着された配線器具枠又は配線器具が固定されて前記配線器具を配線用ボックスに設置するボックスカバーとより構成され、前記ボックスカバーの表面及び裏面の各面において、前記配線用ボックス内に前記配線器具を挿入するための開口の縁部には、前記配線器具枠又は配線器具に形成された一対のビス孔に挿通されたビスを固定可能とする一対の固定孔よりなる固定部が、少なくとも1箇所ずつ設けられ、表面の固定部における一対の固定孔間のピッチと、裏面の固定部における一対の固定孔間のピッチは、それぞれ異なる一対のビス孔間のピッチと対応するように設定されていることを特徴とする配線用ボックス装置。
(3)箱状をなす配線用ボックスと、同配線用ボックスの開口側に取り付けられるとともに、配線器具が取着された配線器具枠又は配線器具が固定されて前記配線器具を配線用ボックスに設置するボックスカバーとより構成され、前記ボックスカバーには、配線用ボックス内に前記配線器具を挿入するための開口が形成され、その開口の縁部には、前記配線器具枠又は配線器具に形成された一対のビス孔から挿通されたビスが固定される一対の固定孔よりなる固定部が複数箇所に設けられ、少なくとも2箇所の固定部における一対の固定孔間のピッチは、2種類の一対のビス孔間のピッチと対応するように設定されているとともに、前記少なくとも2箇所の固定部は、相対向する一対の固定孔を結ぶ仮想線が交差する位置に設けられていることを特徴とする配線用ボックス装置。
第1実施形態のボックスカバーを示す正面図。 第1実施形態のボックスカバー、配線用ボックス等を示す分解斜視図。 配線用ボックスをコンクリート壁に埋設した状態を示す側断面図。 コンクリート壁に臨むボックスカバーの立設部を示す正面図。 ボックスカバーに配線器具枠を固定した状態を示す正面図。 ボックスカバーに化粧プレートを取り付けた状態を示す正面図。 凹部にキャップ部材を内嵌した状態を示す側断面図。 コンクリート壁に火災報知器を固定した状態を示す正面図。 (a)は第2実施形態のボックスカバーの表面を示す図、(b)は第2実施形態のボックスカバーの側面図、(c)は第2実施形態のボックスカバーの裏面を示す図。 別例のボックスカバーを示す斜視図。 別例のボックスカバーの凹部周縁部を示す斜視図。
符号の説明
C…キャップ部材、L1,L2,L3,L4…仮想線、M1,M2…仮想面、W…コンクリート壁、11,25…ボックスカバー、11a,25a…開口、12…配線用ボックス、13,28,29…立設部、13c…凹部、13d…遮断壁、14,26…第1固定部、14a,26a…第1固定孔、15,27…第2固定部、15a,27a…第2固定孔、17…配線器具枠、17a…ビス孔、18…ビス、21…配線器具としてのコンセント、22…配線器具、報知器としての火災報知器、22b…ビス孔。

Claims (4)

  1. 配線用ボックスの開口側に取り付けられるとともに、配線器具が取着された配線器具枠又は配線器具が固定されて前記配線器具を前記配線用ボックスに設置するためのボックスカバーであって、
    前記配線用ボックス内に前記配線器具を挿入するための開口の縁部には、前記配線器具枠又は配線器具に形成された一対のビス孔から挿通されたビスが固定される一対の固定孔よりなる固定部が複数箇所に設けられ、少なくとも2箇所の固定部における一対の固定孔間のピッチは、2種類の一対のビス孔間のピッチと対応するように設定されているとともに、前記少なくとも2箇所の固定部は、相対向する一対の固定孔を結ぶ仮想線が交差する位置に設けられ、前記開口の縁部に厚みを有するように外方へ突設された立設部に、前記固定部が少なくとも2箇所に設けられているとともに、少なくとも1箇所の固定部の固定孔は、前記立設部の外側方に開放するように該立設部に凹設された凹部内に設けられ、該凹部には、前記配線用ボックスをコンクリート壁に埋設する際にコンクリートが流れ込むことを特徴とするボックスカバー。
  2. 前記凹部は、該凹部内へ前記コンクリートが流れ込むことを防止するためのキャップ部材を着脱可能に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のボックスカバー。
  3. 前記凹部には、該凹部内へ前記コンクリートが流れ込むことを防止すべく外側方への開放を遮断する遮断壁が設けられ、該遮断壁は、凹部内にコンクリートを流れ込ませる際には除去可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のボックスカバー。
  4. 2種類存在する前記固定部における一対の固定孔間のピッチは、前記配線器具枠に形成された一対のビス孔間のピッチと、報知器等に形成された一対のビス孔間のピッチとに対応するように設定されていることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一項に記載のボックスカバー。
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