JP4446175B2 - 耐伸張性脈管閉塞コイルにおけるアンカアッセンブリ - Google Patents

耐伸張性脈管閉塞コイルにおけるアンカアッセンブリ Download PDF

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Description

発明の属する技術分野
本発明の技術分野は、インプラント可能な脈管閉塞装置に関し、特に、耐伸張性脈管閉塞コイルに関する。
発明の背景
脈管閉塞装置は、血管を流れる血流や、エンボラス(enbolus)の形態でその血管から派生している動脈瘤を流れる血流を遮るために、典型的にはカテーテルを介して人体の脈管内に配置される外科的な器具あるいはインプラントである。広く使用されている脈管閉塞装置の一つは、動脈瘤の壁に合った大きさの巻線を有する螺旋状ワイヤコイルである。実際には、このような脈管閉塞インプラントはすべてワイヤで誘導されるカテーテルを介して装置を押し出すことによって送出される。
初期の脈管閉塞装置の一例として、Ritchart et al.に付与された米国特許第4,994,069号は、伸張したとき線状螺旋形状をとり、弛緩したときに折り畳まれ回旋状の状態をとる脈管閉塞装置を開示している。このコイルは、カテーテル内を通過して所望の部位にコイルを送出する間は伸張した状態にあり、装置がその位置に配置されると動脈瘤を閉塞するのにより適している弛緩形状を取る。Ritchart et al. は、「花」の形、および二重の渦状の形を含む様々な二次形状を記載している。ランダムな二次形状も記載されている。ほとんど、あるいは全く固有の二次形状を持たない脈管閉塞コイルも記載されている。例えば、Berenstein et al. に付与された米国特許第5,690,666号には、血管内のスペースに導入された後にほとんどあるいは全く形状を持たないコイルが見られる。
形状のついたコイル及び線状コイルを人の脈管構造内に送出するには様々な方法がある。脈管構造内にコイルを物理的に押し出すことを記載しているこれらの特許(例えばRitchart et al.)に加えて、特に選択された時間と部位でコイルを切り離す数多くの他の方法がある。Guglielmi et al. に付与された米国特許第5,354,295号、およびその親特許である米国特許第5,122,136号は、電解的に切離し可能な塞栓装置を記載している。更に、Wallace et al. に付与された米国特許第5,941,888号には、複数の切離し点を有する脈管閉塞装置が記載されている。様々な機械的に切離し可能な装置も公知であり、それらの例はSepetka に付与された米国特許第5,234,437号、Palermo に付与された米国特許第5,250,071号、Engelsonに付与された米国特許第5,261,916号、 Twyford et al. に付与された米国特許第5,304,195号、Palermo に付与された米国特許第5,312,415号、及び、Palermo et al.に付与された米国特許第5,350,397号に記載されている。
コイルの移動中のコイルの伸張を防止する手段を具える脈管閉塞コイルも公知である。例えば、Ken et al. に付与された米国特許第5,833,705号には、伸張防止部材が外側螺旋コイルの内腔に延在しており、そのコイルに2箇所で取り付けられているインプラント可能な脈管閉塞装置が記載されている。伸張防止部材は、重合体フィラメント、またはその他の可撓性材料で作ることができる。Ken et al. に付与された米国特許第6,193,728号には、耐伸張性脈管閉塞コイルが記載されており、ここでは、外側コイルとコアワイヤとの間に同軸に配置されているアンカコイルを介してコイルに伸張防止部材が間接的に取り付けられている。
発明の概要
本発明は、患者の脈管構造内で展開して、その血流を閉塞することができる脈管閉塞装置に関する。この脈管閉塞装置は、閉塞部位に合致する様々な二次形状のどれかに展開することができる主コイルを具える。この脈管閉塞装置は送出装置を用いて目的部位に運ばれ、電解ジョイントなどの様々な切離し手段のいずれか一つを用いてそこから切り離される。また、この脈管閉塞装置は主コイル内に配設された内腔の少なくとも一部に延在する伸張防止部材を含む。伸張防止部材は、直接的あるいは間接的に主コイルに接続されて、主コイルの軸方向における伸張を防止するかあるいは最小限に抑える。この配設位置の一箇所で、伸張防止部材は主コイル内腔に配置されたアンカアッセンブリを介して主コイルに接続されている。非限定的な例として、このアンカアッセンブリは主コイルの近位端に配置され、伸張防止部材は主コイルの遠位端あるいは主コイルのその他の位置と近位側に配置されたアンカアッセンブリとの間に直接的あるいは間接的に固定されうる。
一の実施例では、アンカアッセンブリが一又はそれ以上の可撓性ジョイントと、間に可撓性のジョイントを配置した複数のリジッド部材を具える。例えば、アンカアッセンブリが第1及び第2のリジッド部材を有しているのであれば、単一の可撓性ジョイントがこの間に配置されうる。第1のリジッド部材は外側主コイルに直接的あるいは間接的に接続されていても良く、また、第2のリジッド部材は伸張防止部材に直接的あるいは間接的に接続されていても良い。この利点に限定されるものではないが、この可撓性ジョイントの存在によって、製造工程中に主コイルの近位端で発生するあらゆる熱から伸張防止部材を遠ざけて配置するのに十分な長さを有しながら、主外側コイルの近位端に所望の可撓性が与えられる。非限定的な例として、リジッド部材はアンカ部材(例えば、筒状部材や、アンカコイルなど)とリンクであってもよい。アンカアッセンブリは、アンカアッセンブリの軸方向の強度を維持するために、各リンクがねじれたチェーンを具えていても良い。
他の実施例では、アンカアッセンブリは、アンカコイルと、アンカコイルと伸張防止部材間に直接的あるいは間接的に連結されたリンクとを具える。限定されない例として、伸張防止部材の遠位および近位端は、主コイルの遠位端とリンクにそれぞれ固着されていてもよい。ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリアミド、シリコンあるいはポリウレタンなどの充填部材を、アンカコイルが主コイルの内腔に固定されている主コイルの近位端に構造的な一体性を提供するのに用いるようにしても良い。リンクは、好適な生体適合性材料であればどのような材料でできていても良いが、好ましい実施例では、プラチナが使用される。この利点に制限されるものではないが、リンクの存在によって、製造工程中に主コイルの近位端で発生するあらゆる熱から伸張防止部材を遠ざけておくことができる。アンカコイルとそのリンク間における可撓性のある接続は、主コイルの近位端に所望の可撓性を提供する。限定されない例として、1.0mmの好ましい長さを有するアンカコイルとそのリンクの組み合わせた長さを、2.6mmから約1.8mmに縮めることができる。リンクの長さは1mm未満でありうる。
更なる他の実施例では、アンカアッセンブリは、伸張防止部材に直接あるいは間接的に連結された近位側がねじれたリンクと、遠位側がねじれた、あるいはねじれていないリンクを有するアンカ鎖を具えている。この遠位側リンクの存在によって、製造工程中に主コイルの近位側端部で発生するあらゆる熱から伸張防止部材を遠ざけておきつつ、近位側のねじれたリンクの長さを短くすることができる。この比較的硬い近位側リンクの長さの短縮と、近位側リンクと遠位側リンク間のフレキシブルな連結とが、主コイルの近位端に所望の可撓性を提供する。限定されない例として、伸張防止部材の遠位および近位端は、それぞれ、主コイルの遠位端と遠位側のリンクに固定することができる。限定されない例として、2.6mmの好ましい長さを有する近位側のねじれたリンクは、長さを約1.2mmに縮めることができ、一方、遠位側リンクの長さは1mm未満にできる。アンカ鎖は、近位および遠位のリンクのみを有しているのが好ましいが、所望するアンカ鎖の可撓性と長さに応じて追加リンクを有するものであっても良い。PET、ポリアミド、シリコンあるいはポリウレタンなどの充填材料を用いて、アンカコイルがない場合に、主コイル内腔内に近位端リンクが固定される主コイルの近位端に構造的な一体性を提供することができる。アンカ鎖は、あらゆる好適な生体適合材料で作ることができるが、好ましい実施例では、プラチナが使用されている。この利点に限定されるものではないが、アンカ鎖の存在によって、製造工程中に主コイルの近位端で発生するあらゆる熱から伸張防止部材を遠ざけたまま、例えばアンカコイルなどシングルピースの近位側アンカを持つ必要性がなくなるか、あるいは、少なくとも、アンカコイルの長さを短縮することができる。比較的硬いアンカコイルをなくす、あるいは長さを短縮することと、アンカ鎖によって形成されるフレキシブルな接続が、主コイルの近位端に所望の可撓性を提供する。限定されない実施例として、2.6mmのシングルピースの近位アンカは、各々が約1.2mmの近位および遠位のリンクを有する2.4mmのアンカ鎖で置き換えることができる。しかしながら、近位及び遠位の各リンクの長さが同じである必要はない。例えば、遠位のリンクが近位のリンクより短くても良い。
更なる他の実施例では、アンカアッセンブリが、伸張防止部材に直接または間接的に接続された螺旋構造を具える。この実施例では、螺旋構造がアンカコイルの形態を取る。筒状のエレメントに設けたねじ溝など、他のタイプの螺旋構造を用いることもできる。限定されない例として、伸張防止部材の近位端がアンカコイルの遠位端にそれぞれ固定されていても良い。このアンカコイルは、主コイルの巻線間にアンカコイルの巻線を配置することによって外側コイルに固定的に連結されている。ねじ溝のついた筒状エレメントの場合は、ねじ溝が主コイルの巻線間に配置される。アンカコイルの各巻線は主コイルの隣接する巻線間に配置しうる。代替的に、例えば巻線対など、アンカコイルの複数の巻線が主コイルの隣接する巻線間に配置されていても良い。代替的に、主コイルの複数の巻線がアンカコイルの隣接する巻線間に配置されていても良い。
アンカコイルと主コイルを脈管閉塞装置として形成し、一体化する方法はいろいろある。組み立てを容易にし、アンカコイルと主コイルの巻線上に軸方向のストレスがかかるのを最小限にするために、アンカコイルと主コイルの巻線は開ピッチとすることができる。好ましい方法は、例えば、第1のワイヤを巻いて第1の螺旋コイルにすることで外側主コイルを作り、その結果第1の螺旋コイルが近位端に開ピッチの巻線を有するようにし、第2のワイヤを巻いて第2の螺旋コイルにすることでアンカコイルを作り、その結果第2の螺旋コイルが開ピッチの巻線を有するようにする工程を具える。次いで、アンカコイルを例えばねじ込むなどして主コイル内に一体化させ、アンカコイルの開ピッチの巻線が主コイルの開ピッチの隣接する巻線間に配置されるようにする。
更なる好ましい実施例では、アンカコイル全体が開ピッチの巻線を有している。しかしながら、アンカコイルの遠位端のみ、さもなければ主コイルに一体化されたアンカコイルのその部分のみが開ピッチの巻線を有するようにしても良い。アンカコイルの巻線は、単一巻線の開ピッチであっても、二重巻線の開ピッチであっても、あるいはそれ以外の複数巻線の開ピッチであってもよい。代替として、主コイルの巻線が単一巻線の開ピッチであっても、二重巻線の開ピッチであっても、あるいはそれ以外の複数巻線の開ピッチであってもよい。アンカコイルの遠位端をテーパ形状として、主コイルへの一体化を容易にするようにしても良い。この利点に限定されるものではないが、アンカコイルの主コイルへの一体化は、脈管閉塞装置の近位端の壁厚を薄くするものであり、これによって製造工程中にアンカコイルの近位端で発生するあらゆる熱から伸張防止部材を離しておきつつ、主外側コイルの近位端に所望の可撓性を提供する。
更なる他の実施例では、脈管閉塞装置が、複数の主コイルと、各々の主コイルの少なくとも一部を通って延在する複数の伸張防止部材と、隣接する主コイル間に配置された一又はそれ以上の切離し可能なジョイントを具える。伸張防止部材の遠位及び近位端は、例えば上述したように、各主コイルの遠位及び近位端の一方あるいは双方に配置されているアンカアッセンブリにそれぞれ固定することができる。この利点に限定されるものではないが、複数の切離し手段の存在によって、選択可能な長さの脈管閉塞装置を展開できる。これによって、外科医は、治療を行う動脈瘤の状態や大きさを考えて展開した脈管閉塞装置の所望の長さを選択することが可能になる。伸張防止部材を主外側コイルセグメントに接続するのにアンカアッセンブリを使用することで、製造工程中に主コイルの近位端から生じるあらゆる熱から伸張防止部材を離して配置することができる。
好適な実施例の詳細な説明
図1を参照すると、一の好ましい実施例に従って構成された脈管閉塞アッセンブリ100が示されている。
脈管閉塞アッセンブリ100は、細長い筒状カテーテル117内に配置されたコアワイヤ114を具える送出装置と、このコアワイヤ114の端部に形成された切離し可能な手段112を用いて送出装置116の遠位端に切離し可能に取り付けられた脈管閉塞装置101とを具える。図面に示されている実施例では、以下により詳細に述べるように、切離し可能な手段112は電解的に分離可能なジョイントである。機械的なものなど、他のタイプの切離し可能な手段を使用して、脈管閉塞アッセンブリ100を様々な他の送出装置に接続することができる。したがって、当然のことながら、脈管閉塞装置101は、コアワイヤを用いる送出装置以外の送出装置に連結させることもできる。
脈管閉塞装置101は、近位端104、遠位端106、近位端104と遠位端106の間を延在する内腔105とを有する外側主コイル102を具える。脈管閉塞装置101は、更に、前記コイル内腔105内を延在し、主コイル102の軸方向の伸張を防止するべく二箇所で主コイル102に固定されている、伸張防止部材108を有する。特に、伸張防止部材108の近位端と遠位端は、主コイルの近位端104と遠位端106にそれぞれ固定されている。代替としては、伸張防止部材108はこの内腔の一部内のみに延在して、主コイル102の近位端104と遠位端106の間の一箇所で主コイルに取り付けられる。
伸張防止部材108の遠位端は、溶融、接着剤、あるいはその他のコイル102に伸張防止部材108を固定的に取り付ける方法よって、遠位端106においてか、またはコイル102の両端部間のある位置において、コイル102に固定するようにしてもよい。図面に示す実施例では、伸張防止部材の遠位端が、接着、あるいは溶融されて、コイル102の内径より径が大きい遠位キャップ107に二次形成されている。代替として、伸張防止部材108は、主コイルに取り付けられた、あるいは取り付けられていない、ノット(図示せず)に結ばれていても良い。これらの取り付け方法は、米国特許第5,582,619号により詳細に開示されている。
近位端104では、脈管閉塞装置101は、内腔105内に装着されたアンカアッセンブリ109を具える。伸張防止部材108の近位端は、アンカアッセンブリ109を介して主コイル102の近位端104に間接的に取り付けられている。アンカアッセンブリ109は、複数の剛性部材と当該剛性部材間に配置されており、伸張防止部材108と主コイル102の近位端104間を分離させておく一方で、脈管閉塞装置101の近位端104に可撓性を提供する一またはそれ以上の可撓性ジョイントを具える。下記により詳細に述べるとおり、アンカアッセンブリ109の剛性部材は、どちらも近位端104の可撓性を有益に維持する、付属リンクもしくはリンク鎖を有するアンカコイルを具えていてもよい。本明細書の目的のためには、「可撓性ジョイント」は、アンカアッセンブリ109が横方向にかかった力の存在により曲がりやすい位置にあるあらゆるジョイントである。
一の好ましい実施例では、脈管閉塞装置101は、電解的に分離可能なジョイント112を受け入れるように構成されている。電解部位になるように意図された分離可能なジョイント112を除いて、この変形例における送出装置116は、コアワイヤ114上に配置され、コイル装置101に接続しているその端部にまで続く絶縁層115を有する。絶縁層115は、ポリテトラフルオロエチレン(例えば、テフロン(登録商標))、ポリパラキシルキシレン(例えばパリレン)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、シアノアクリレート接着剤、あるいは他の好適な絶縁層であってもよいが、重合体であることが好ましく、最も好ましいのはテフロン(登録商標)である。電解的に分離可能なジョイントは、米国特許第5,354,295号及び第5,122,136号に詳細に述べられている。なお、脈管閉塞コイルを切り離すための他の機構を使用することもできる。例えば、脈管閉塞装置は、機械的に配置するものであっても良い。様々な機械的な機構が、米国特許第5,234,437号、第5,250,071号、第5,261,916号、第5,304,195号、第5,312,415号、及び第5,350,397号に記載されている。
主コイル102を構成するのに使用する材料は、様々な材料のどれであってもよく、できれば金属あるいは重合体などの放射線不透過性材料が好ましい。主コイル102を構成するワイヤに好適な金属及び合金は、プラチナ属金属を含み、特にプラチナ、ロジウム、パラジウム、レニウムであり、またタングステン、金、銀、タンタル、およびこれら金属の合金である。ほとんど生物学的に不活性であることに加えて、これらの金属は有意な放射線不透過性を有し、これらの合金は可撓性と剛性が好適に混じりあうように調整することができる。大変好ましいのは、プラチナ/タングステン合金であり、例えばタングステンが8%で、残りがプラチナの合金である。
主コイル102はまた、ダクロン(Dacron:ポリエステル)、ポリグリコール酸、ポリ乳酸、フッ素重合体(ポリテトラフルオロエチレン)、ナイロン(ポリアミド)あるいは綿または絹などの放射線透過性ファイバあるいはポリマ(または、放射線透過性、あるいは放射線不透過性ファイバで被覆された金属糸)でできていても良い。主コイル102の主成分としてポリマが使用されている場合は、ある量の、粉状タンタル、粉状タングステン、酸化ビスマス、硫化バリウムなどの放射線不透過材料で満たされていることが好ましい。
主コイル102を製造する場合、コイルの材料を通常線状になるコイルに巻回する。一般に、コイル102が金属コイルの場合、プラチナ合金、あるいは「ニチノール」として知られているチタン/ニッケル合金などの超弾性合金でできている。コイルの製造に使用されるワイヤの径は、好ましくは0.00025乃至0.006インチの範囲内である。このコイルは、好ましくは。主直径が0.003乃至0.025インチであるが、神経血管のほとんどのアプリケーションでは、0.008乃至0.018インチの径が、その部位の壁を実質的に広げることなく、また血管系に見られる反復する液体脈動の結果としてその部位から移動することなく、選択された身体部位、内腔、あるいは体腔内の適正位置に主コイルを保持するのに十分なフープ強度を提供する。
コイルワイヤの軸方向の長さは、通常0.5から100cmの範囲であり、より一般的には2.0から40cmの範囲である。使用態様によるが、コイルは10乃至75ターン/cm、好ましくは10乃至40ターン/cmとなるであろう。ここでいう大きさは全てガイドラインとして提供されるものであり、より広い特徴をもつ本発明はこれに限定されるものではない。しかしながら人体内の閉塞部位で好適に使用される大きさのみが本発明の範囲に含まれる。
所望する治療的効果と、治療すべき部位の形状にもよるが、主コイル102は、その治療的効果を強化するために、後で様々な方法で取り扱われたり、あるいは、付属品を取り付けられたりしてもよい。主コイル102は、しばしば熱処理を行うなどして、様々な二次形状を形成するようにできていてもよく、これは米国特許第5,853,418号及び第6,280,457号に記載されているように特別な治療部位を埋めるのにより好適である。代替として、米国特許第5,690,666号に開示されているように、コイル102は血管内スペースに導入された後はほんの僅かな形状しかないか、あるいは全く形状を持たなくともよい。更に、主コイル102の外側に外付材料を加えて血栓溶解特性を高めるようにしてもよい。これらの代替の実施例は、米国特許第5,226,911号、第5,304,194号、第5,549,624号、第5,382,259号、第6,280,457号に開示されている。
好ましい実施例では、伸張防止部材108が繊維質であり、好ましくは重合体である。好ましい重合体材料は、熱硬化性か、もしくは熱可塑性であってもよく、スレッド束あるいは単一のフィラメントを具えていても良い。溶解し、遠位キャップ107に形成することができるのでアッセンブリ100を構成するための工程を単純化できるという理由から、熱可塑性材料が好ましい。半田ごてなどの単純な道具を用いて遠位キャップ107を形成することができる。熱硬化性プラスチックは一般的に接着剤で適当な位置に保持される。好ましいポリマは、繊維にすることができるほとんどの生体適合性材料を含み、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、特にダクロン(Dacron)などのポリエステル;ナイロンを含むポリアミド;ポリエチレン、ポリプロピレン、プロブチレン、これらの混合物、合金、ブロック、ランダムな共重合体などのポリオレフィン;ポリグリコール酸;ポリ乳酸;フッ素重合体(ポリテトラフルオロエチレン)あるいは絹、又はコラーゲン;などの熱可塑性材料を含む。伸張防止ポリマは、例えば、ポリ乳酸あるいはポリグリコール酸などの溶解性縫合糸に使用されている材料で作って、ポリマを導入した後、動脈瘤内での細胞の成長を助長するようにしても良い。例えば、10−0および9−0のポリプロピレン縫合材料のようなポリプロピレンが大変好ましい。このポリマの径は、典型的には約0.0001インチから約0.01インチの間である。
本発明のいくつかの変形例においては、放射線透過性と可撓性をいくらか犠牲にすることができるのであれば、伸張防止部材108は、様々なステンレススチールのどれでできていてもよい。このタイプの伸張防止部材は米国特許第5,853,418号に記載されている。機械的な観点から、非常に好ましい構成材料は、高ストレスにさらされてもその形状を維持する材料である。ある種の「超弾性合金」は、様々なニッケル−チタン合金(ニッケルが48−58原子%であって、選択的に若干量の鉄を含む);1−10重量%のベリリウム、シリコン、錫、アルミニウム、あるいはガリウムを含む銅/亜鉛合金;あるいはニッケル/アルミニウム合金(アルミニウムが36−38原子%)を含む。特に、好ましいのは、米国特許第3,174,851号、第3,351,463号、及び第3,753,700号に記載されている合金である。特に好ましいのは、ニチノールである。これらは、大変頑強な合金であり、径が極小のワイヤとして使用した場合でも変形することなく大幅な折り曲げに耐える。ニチノールなどの超弾性合金が伸張防止部材108に使用されている場合、ワイヤの径は、相対的により延性のあるプラチナあるいはプラチナ/タングステン合金が構成材料に使用されている場合に使用される径よりも、有意に小さくても良い。
脈管閉塞装置101(1)の一の好ましい実施例では、図2Aに見られるとおり、伸張防止部材108はアンカコイル150と付属リンク152を具えるアンカアッセンブリ109(1)を介して主コイル102の近位端104に間接的に接続されている。アンカコイル150は、コイル内腔105内に同軸に配置されている。図面に示す実施例では、アンカコイル150は好ましくは長さ2.6mm未満であり、長さ約1.0mmであることが好ましい。
アンカコイル150の最終ターンあるいはハーフターンから形成されるループ154は、伸張防止部材108に連結されているリンク152に接続されている。伸張防止部材108は、追加のリンク152内あるいはその周囲に伸張防止部材108を輪でつなぐか、あるいは伸張防止部材108をリンク152に結ぶことを含む、いかなる適切な手段を介してリンク152に取り付けることができる。リンク152は、ワイヤを加熱/溶接することによってループを閉じて封じられ、好ましくは封じたジャンクション155においてボール156を形成する。代替として、リンク152はレーザカットしてもよい。図に示す例では、リンク152はアンカコイル150より長さが短く、好ましくは1mm未満、例えば約0.8mmの長さである。リンク152は、主コイル102を作るのに使用される材料と同じ材料で作ることができ、これは、プラチナ属金属、特にプラチナ、ロジウム、パラジウム、レニウム、また、タングステン、金、銀、タンタル、およびこれらの金属の合金を含む。好適なポリマも使用することができる。これらのポリマは繊維にすることができるほとんどの生体適合性材料を含んでおり、熱可塑性材料;例えばダクロンなどのポリエステル;ナイロンを含むポリアミド;ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、などのポリオレフィン、これらの混合物、合金およびブロックを含む。比較的短いアンカコイル150と、これに対応するアンカコイル150とリンク152間の可撓性のある接続は、近位端104において主コイル102に更なる可撓性を提供する。
この好ましい実施例において、安定性と、主コイル102をコアワイヤ114に取り付けるために充填材料158がコイル内腔105内に配置される。充填材料158は、好ましくは、適宜の場所に形成された熱可塑性材料、あるいはエポシキなどを具え、アンカアッセンブリ109(1)とコアワイヤ114の双方を接着している。好ましくは、充填材料158は絶縁性である。充填材料158は、好ましくはPET、ポリアミド、シリコンあるいはポリウレタンを具える。コアワイヤ114は、コアワイヤ114の遠位先端を充填剤158内に挿入することによって、脈管閉塞装置101(1)に取り付けられている。
図2Bを参照すると、脈管閉塞装置101(2)の代替の実施例では、コアワイヤ114を主コイル102に連結するのにブッシング196が使用されている。特に、主コイル102の近位端はブッシング196の遠位端内に装着されており、コアワイヤ114の遠位端はブッシング196の近位端内に装着されているミニコイル198内に配置されている。充填材料158は、主コイル、及びアンカコイルの内腔の近位端に配設され、コアワイヤ114を囲んでいる。ミニコイル198は、充填材料158が接着しうる更なる物理的な集合的閉塞を提供して、これによって主コイル102と、切離し手段112間の主ジャンクションの伸張強度を維持する。
図2Cを参照すると、脈管閉塞装置101(3)の他の好ましい実施例では、伸張防止部材108が近位リンク172と遠位リンク174(1)の2個のリンクを有するアンカ鎖170を具えるアンカアッセンブリ109(2)を介して主コイル102に間接的に取り付けられている。リンクは、リンクが壊れて伸張防止部材108が近位端104から外れたり、コイルアッセンブリ100の製造中に溶けたりその他の損傷を受けたりしないようにするために、例えばねじれていたり、交差していたり、どのような形状をとっても良い。
図2Cに示す好ましい実施例では、近位側のリンク172がねじれている。近位側のねじれたリンク172は、ワイヤを自身を中心にねじれさせて形成されており、その遠位端に閉ループ176と、少なくとも一のねじれ/交差178と、ワイヤの二端が互い溶解して封じられたジャンクション180を具える。好ましい実施例では、溶解工程の結果封じられたジャンクション180に形成されたボール182を使用して、主コイル102と切離し手段112間の主ジャンクションの伸張強度を高めている。図に示す実施例では、近位側リンク172は、長さ約2.6mm未満であり、好ましくは長さ約1.2mmである。
この好ましい実施例では、コアワイヤ114を主コイル102に連結するのにブッシング196が使用されている。特に、主コイル102の近位端が、ブッシング196の遠位端内に装着されている。コアワイヤ114は、図2Bで述べたと同様の方法でブッシングの近位端内に装着されている。主コイル102の近位端104のすぐ遠位に位置するボール182も、ブッシング196内に含まれており、充填剤158で囲まれている。ミニコイル198を伴う場合、ボール182は、充填材料158が接着しうる更なる物理的な集合的閉塞を提供しており、これによって、主コイル102と切離し手段112との間の主ジャンクションの伸張強度を維持している。代替の実施例では、ボール182の基部(図示せず)周辺で主コイル102の近位端にクリンプを作り、これによってアンカの伸張強度を高めてもよい。
図2Cに記載されている実施例では、遠位側リンク174(1)も近位側リンク172のようにねじれており、自体を中心にワイヤをねじることによって形成されている。また、閉ループ186と、少なくとも一のねじれ/交差188と、このワイヤの2端が互いに溶融されている封じられたジャンクション190を具える。溶融工程の結果として封じられたジャンクションにボール192が形成される。図に示す実施例では、遠位側リンク174(1)は、近位側リンク172より短く、好ましくは長さ約0.8mmである。遠位側リンク174(1)は、閉ループ176及び186と内部連結するか、あるいはループでつなぐことによって近位側リンク172に接続することができ、アンカアッセンブリ109(2)内で可撓性ジョイントを形成している。伸張防止部材108は、伸張防止部材108を遠位側リンク174(1)の中に、あるいはその周囲にループでつなぐこと、あるいは、伸張防止部材108を遠位側リンク174(1)に結びつけることを含む、あらゆる適宜の手段によって、遠位リンク174(1)に取り付けられている。
リンク172、174は、脈管閉塞コイル102を製造するのに使用される材料と同じものから作ることができ、この材料は、プラチナ属金属、特に、プラチナ、ロジウム、パラジウム、レニウム、また、タングステン、金、銀、タンタル、およびこれらの合金を含む。好適なポリマも使用することができる。これらは、繊維にすることができるほとんどの生体適合性材料を含み、例えばダクロンなどのポリエステル;ナイロンを含むポリアミド;ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、これらの混合物、合金、およびブロックなどのポリオレフィンらの熱可塑性材料を含む。図2Cには二個のリンクのみが示されているが、必要があれば追加のリンクを遠位側リンク174と近位側リンク172との間に挿入することもできる。リンク172,174で形成されたアンカ鎖109(2)は、伸張防止部材108を脈管閉塞コイル102に間接的に取り付ける、よりフレキシブルな手段を提供する。
この好ましい実施例では、コアワイヤ114と主コイル102を連結するのにブッシング196が使用されている。主コイル102の近位端は、そこから延在するボールジョイント182を有しており、ブッシング196の遠位端内に装着されている。コアワイヤ114の遠位端は、ブッシング196の近位端内に装着されているミニコイル198内に配置されている。充填材料158はコイル内腔105内で近位側リンク172の近位端を囲みながらボールジョイント182とミニコイル198の周りに配置されて、切離し手段と脈管閉塞コイル装置101(3)間のジャンクションの構造的一体性を安定させ、強化している。
アンカアッセンブリ109(2)の遠位リンク174(1)はねじれた状態のものが示されているが、ねじれていない遠位リンクを使用することもできる。例えば、図2Dを参照すると、脈管閉塞装置101(4)のアンカアッセンブリ109(3)は、ねじれていない遠位リンク174(2)を使用している。図2Aで述べた実施例と同様に、遠位リンク174(2)は、ワイヤを加熱/溶接してループを閉じることによって形成することができる。また、遠位リンクは、レーザカットしたピースであってもよい。図2Dに示すように、遠位リンク174(2)は、近位リンク172より短く、好ましくは長さ約0.8mmである。遠位リンク174(2)は、同じ材料で作ることができ、脈管閉塞装置101(3)内の遠位リンク174(1)について述べたのと同様の方法で近位リンク172と伸張防止部材108に連結することができる。
図3を参照すると、他の好ましい実施例に基づいて構成された脈管閉塞アッセンブリ200が記載されている。上述の脈管閉塞アッセンブリ100のように、アッセンブリ200は細長い送出装置116を具え、これは切離し可能な手段112と付属する摺動可能なコアワイヤ114を有する。アッセンブリ200は、脈管閉塞装置201を具えている点で異なる。装置201は、近位端204と、遠位端206と、中に延在する内腔205を有する外側主コイル202を具える。脈管閉塞装置201は、更に、コイル内腔205内を延在し、主コイル202の軸方向の伸張を防ぐべく二箇所で主コイル202に固定されている伸張防止部材208を具える。特に、伸張防止部材208の近位および遠位端は、主コイル202の遠位端102および近位端104にそれぞれ固定されている。代替として、伸張防止部材208の近位および遠位端が、主コイル202の近位端204及び遠位端206間の一又はそれ以上の箇所に取り付けられていても良い。近位端204に、脈管閉塞装置201は主外側コイル202に固定的に連結されているアンカアッセンブリ209を具える。伸張防止部材208の近位端は、アンカアッセンブリ209、及び特にアンカコイル232を介して外側コイル202の近位端204に間接的に取り付けられている。以下により詳細に述べるとおり、アンカコイル232の巻線が隣接する主コイル202の巻線間の空間に配置される形で、アンカコイル232は主コイル202とかみ合っている。
主コイル202、アンカコイル232、及び伸張防止部材208は、同じ材料で作ることができ、脈管閉塞装置101内の対応する要素についてすでに述べたのと同様の方法で構成することができる。伸張防止部材208の遠位端は、装置101で前述したとおり、例えば、遠位キャップ207に伸張防止部材208の遠位端を二次形成する、あるいは適当な手段を用いてコイルの他のいくつかの箇所に伸張防止部材を取り付けることによって、コイル202に固定的に取り付けることができる。
図4A乃至4Dを参照すると、主コイル202(図4Aと図4Cの代替の実施例では202(1)および202(2)で示されている)は、主コイル202の近位端204が開ピッチを持つように作られている点を除き、図2A及び図2Bに示す他の好ましい実施例で用いられている主コイル102と同様である。近位端204の開ピッチは、アンカコイル232(図4Bおよび4Dの代替の実施例では232(1)および232(2)で示されている)からの巻線216を主コイル202の連続する巻線212間の空間に合体させることを可能にしている。近位端204の巻線212の間隔は、各空間214内に配置されるアンカコイル232の巻線216の数及び厚さによって決まる。
一般的に、アンカコイル232は、外側主コイル202とサイズ(径)および特性が同じになるように作られる。アンカコイル232の長さは、製造工程中に近位端から伸張防止部材208を十分に離しておくために、機械的特性あるいは性能を犠牲にすることなく変えることができる。図面に示されている実施例では、アンカコイル232は長さ約2mmである。
好ましい実施例では、主コイル202の近位端204の巻線212は、主コイル202とアンカコイル232の巻線に実質的な軸方向のストレスをかけることなくアンカコイル232の巻線216の大きさと数に合うように、スペースが設けられている。
例えば、図4Aと4Bに記載されているように、アンカコイル232(1)は単一巻線で開ピッチを有し、主コイル202(1)の巻線212(1)はアンカコイル232(1)の単一巻線216(1)に適合するようにスペースを空けているので、アンカコイル232(1)の各巻線216(1)は主コイル202(1)の隣接する巻線212(1)間に容易にぴったり合う。アンカコイル232(1)の最終巻線あるいは半巻線から形成されているループ240(1)は、伸張防止部材208に接続される。
その他の例として、図4C及び図4Dに示すように、一本のワイヤでできたアンカコイル232(2)が二重巻線の開ピッチを有し、主コイル202(2)の巻線212(2)がアンカコイル232(2)の二重巻線216(2)に適合するようにスペースが空けられており、したがってアンカコイル232(2)の各二重巻線216(2)が、主コイル202(2)の隣接する巻線212(2)間に容易にぴったり合う。アンカコイル232(2)の最終巻線あるいは半巻線から形成されているループ240(2)は、伸張防止部材208用のねじ付ループを提供する。
一重および二重巻線の開ピッチを有するアンカコイルのみが記載されてきたが、厚さおよびピッチが異なる他のアンカコイルを、隣接する巻線間の間隔がそのアンカコイルの巻線の大きさと数を受け入れるように外側コイルの近位端を形成して、組み込むこともできる。
図5Aおよび5Bに示すように、アンカコイル232(図5Aおよび5Bの代替の実施例では、232(1)および232(2)として示されている)は、主コイル202(図5Aおよび5Bの代替の実施例では、202(1)および202(2)として示されている)の近位端204内に、アンカコイル232の遠位端240を主コイル202の内腔205内にねじ込むことによって挿入されて、アンカコイル232からの巻線216が、主コイルの隣接する巻線212間の空間214内に配置されている。アンカコイル232の遠位端226にテーパをつけることによってアンカコイル232の挿入を容易に行うことができる。アンカコイル232は、全体若しくはアンカコイル232の実質的な全体部分が主コイル202の近位端204に合致するまで挿入される。
アンカコイル232の遠位端226に配置されているループ240は、伸張防止部材208に接続されている。伸張防止部材208は、伸張防止部材208をループ240内または周りにループでつなぐ、あるいは伸張防止部材208をループ240内または周りに結びつけるなどの、あらゆる適当な手段を介してループ240に取り付けることができる。アンカコイル232のループ240へ伸張防止部材208を取り付けることで、伸張防止部材208を外側主コイル202に固定的に連結する。
アンカコイル232と外側主コイル202へのスクリューねじの連結は、近位端に更に可撓性を提供し、主コイル202の内腔205内にアンカコイルを同軸に配置するのではなく、むしろ外側主コイル202の近位端204にアンカコイル232を相互連結することによって、従来のアンカアッセンブリの設計の持つ「積層同軸」剛性を排除する。
充填部材250が、安定化のためと、切離し可能な手段、この場合は電解ジョイント112、を介して装置201をコアワイヤ114に取り付けるために、アンカコイル232と主コイル202を組み合わせた近位端の内腔205内に配設される。充填部材250は、好ましくは、正しい位置に形成された熱可塑性材料、あるいはエポキシなどを具え、アンカコイル232、主コイル202及びコアワイヤ114に順に接着している。充填部材250は、好ましくはPET、ポリアミド、シリコンあるいはポリウレタンを具える。代替として、充填部材250は、あらゆる合金、導電性エポキシ、導電性ポリマなどの導電性の充填部材を具えていても良い。
図6を参照すると、他の好ましい実施例に従って構成された脈管閉塞アッセンブリ300が記載されている。アッセンブリ300は、複数の主コイルを有する脈管閉塞装置301を有する点で上述した脈管閉塞アッセンブリ100、200と異なる。例えば、4つのコイル302(1)〜(4)が、複数の切断可能なジョイント312(1)〜(3)と共に図6に示されている。特に、電解的に切断可能なジョイント312を伴う複数のコアワイヤ314(1)〜(3)が、コイル302を互いに切離し可能に接続するのに使用されている。代替的に、切断可能なジョイントが、テーパを設ける、絶縁ポリマで被覆して折り目をつける、その他、上述の実施例で述べたような変形を行うことができる。
特に、図示されている装置301は、各々が近位端304、遠位端306、中に延在する内腔305を有する4つの外側主コイル302(1)〜(4)を具える。脈管閉塞装置301は、各コイル内腔305(1)〜(4)内を延在し、主コイル302(1)〜(4)の軸方向の伸張を防止するべく2箇所で各主コイル302(1)〜(4)に固定されている4つの伸張防止部材308(1)〜(4)を更に具える。特に、伸張防止部材308の近位及び遠位端は、主コイル302の各近位及び遠位端304と306にそれぞれ連結されている。代替的に、伸張防止部材308の近位及び遠位端は、主コイル302の近位及び遠位端304と306間の一又はそれ以上の箇所に連結されていても良い。以下により詳細に述べるとおり、選択された数の主コイル302を、コアワイヤ114に電流を流し、イオン環境にさらされている最も近位の切断可能なジョイント312を溶解することによって、送出装置116から切り離すことができるようにしても良い。
脈管閉塞装置301は、各主コイル302の近位端304にアンカアッセンブリ309を具える。アンカアッセンブリ309は、他の好ましい実施例中の上述したアンカアッセンブリのうちどのアッセンブリを具えていても良い。脈管閉塞装置301は、各主コイル302の遠位端306に選択的にアンカアッセンブリ309を具えてもよい。したがって、これらの各セグメント(遠位端に配置された主コイルを例外として)中に、その近位及び遠位端で各主コイルに接続された二つのアンカアッセンブリがあることが好ましい。主コイル302(1)の内腔305の遠位端に配置された伸張防止部材308は、脈管閉塞装置101に関して上述したとおり、主コイル302(1)の遠位先端に直接的に取り付けるようにしても良い。
アンカアッセンブリ309と伸張防止部材308は、同じ材料で構成し、脈管閉塞装置101と102における対応する要素に関して上述したのと同じ方法で構成することができる。本実施例の主コイルは、好ましくは、プラチナ、ステンレススチール、ニチノールなどの導電性材料でできている。
図7A乃至7Eを参照すると、脈管閉塞アッセンブリ300に使用されているアンカアッセンブリ309(1)〜(5)の変形例が記載されている。例えば、アンカアッセンブリ309は、遠位リンク152を伴うアンカコイル150(309(1);図7A参照);近位リンク172がねじれており、遠位リンクはねじれていなくても174(1)(309(2);図7B参照)、ねじれていても174(2)(309(3);図7C参照)もよいが、複数リンクを有するアンカ鎖と;あるいは、アンカコイル232の巻線216が主コイル302(a)と302(b)の隣接する巻線212間の空間内に配設されている(309(4)および309(5);図7Dおよび7E参照)ような、主コイル302(a)および302(b)とかみ合ったアンカコイル232(1)および232(2)を具えていても良い。
図7A乃至7Cに記載の実施例について、各主コイル302は、主コイル302にコアワイヤ314を連結するのに使用されている近位及び遠位端304と306に配置されたブッシング196(a)と196(b)を有する。特に、主コイル302の近位端304は、ブッシング196(a)の遠位端内に装着されており、コアワイヤ314の遠位端は、ブッシング196(a)の近位端内に交互に装着されているミニコイル198内に配置されている。絶縁性の充填材料158は、安定化のため及び主コイル302とアンカアッセンブリ309をコアワイヤ314に取り付けるために、主コイル302の近位端304のコイル内腔305内に配置されている。同様に、主コイル302の遠位端306はブッシング196(b)の近位端内に装着されており、コアワイヤ314の近位端は、ブッシング196(b)の遠位端内に装着されたミニコイル198内に配置されている。導電性充填材料358は、安定化のため及び主コイル302とアンカアッセンブリ309をコアワイヤ314に取り付けるために、主コイル302の遠位端306のコイル内腔305内に配置されている。上述した実施例で述べたとおり、ミニコイル198は、充填材料158、358が接着しうる更なる物理的な集団的閉塞を提供し、これによって、主コイル302とコアワイヤ314間の主ジャンクションの伸張強度を維持している。
図7D乃至7Eに記載された実施例では、コアワイヤ314は、ブッシングを使用することなく各主コイル302(a)と302(b)に連結されている。特に、コアワイヤ314の遠位端は、絶縁性の充填材料158で主コイル302(a)と302(b)の近位端304のコイル内腔305内に保持されている。同様に、コアワイヤの近位端は、導電性の充填材料358で主コイル302(a)と302(b)の遠位端306のコイル内腔305内に保持されている。
上述したとおり、主コイル302の遠位端をコアワイヤ314の近位端に連結している充填材料158は電気的に絶縁である。理論に縛られることなく、絶縁性の充填材料158が切断可能なジョイントを電気的に隔離することにより、電流が外側コイル302を流れるのを防止あるいは減少させ、選択されたコアワイヤ314に電流を集中させると考えられる。したがって、絶縁性充填材料158は二つの主な機能をする。第1の機能は、分離させるために選択された特定のリンク312の遠位にあるアッセンブリ300のどの部分にも電気エネルギィが流れないように、切断可能なジョイント312を電気的に隔離することである。更に、充填材料158は、切断可能なジョイント312と外側コイル302をしっかりと固定的に結びつける働きもする。上述したとおり、絶縁性の充填部材158は、好ましくは、例えば、ポリフルオロカーボン(例えばテフロン(登録商標))、PET、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリイミド、ポリビニルクロライド、シリコンポリマ、パリレンなどの生体適合性のある電気的な絶縁材料を具える。他のタイプの絶縁材料が、米国特許第5,941,888号に記載されている。
切断可能なジョイント312の近位で、電気的に導電性の充填材料358が外側コイル302の遠位端306をコアワイヤ314の近位端に連結している。好ましくは、図7A乃至7Cに示すように、導電性の充填部材358がコアワイヤ314を囲んでおり、ブッシング196(b)と外側コイル302の内腔305内に保持されている。導電性充填材料358は、切断可能なジョイント302に容易に電流が流れるように、コアワイヤ314とブッシング196(b)と主コイル302間に電流路を提供する。代替として、ブッシングが設けられていない図7D乃至7Eに示すように、導電性充填材料358は、コアワイヤ314と外側コイル302間に電気的に導電性の経路を提供する。好ましくは、導電性充填材料358は、あらゆる生体適合性のある導電性材料、好ましくは、米国特許第5,941,888号に記載されている通り、例えば、金片を伴うPET、あるいはプラチナまたはニチノールなどの適当な金属などの、導電性粒子が充填されたポリマでできていても良い。
代替の実施例では、コアワイヤ314が導電材料(図示せず)でできた主コイルに直接に連結されている。導電性ジョイント370は、溶着、ロウ付け、半田付け、機械的な連結(例えば、圧着など)、あるいは他の適当な手段で組み立てることができる。代替として、脈管塞栓装置は、絶縁性充填材料を全く含まず、従ってコアワイヤ314が外側コイル302にその近位及び遠位両端で直接に連結するようにしても良い。
送出カテーテル317は、図7に示すように、第1のチューブ326と第2のチューブ328間に部分的に埋め込まれた環状遠位側電極324が取り付けられているのが好ましい。この電極は、選択された切断可能なジョイント314に電気エネルギィを伝える機能がある。この電極324は、あらゆる導電性生体適合材料で作ることができる。例えば、電極324は、導電性金属およびその合金(例えば、スチール、チタン、銅、プラチナ、ニチノール、金、銀またはこれらの合金)、カーボン(ファイバまたはブラシ)、導電性物質がドーピングされたポリマまたはエポキシ、あるいはこれらのすべての組み合わせで、できていても良い。この変形例において、電極324とチューブ326及び328は、電極324とカテーテル内腔330が連続的で、妨害のない平滑面を提供して、脈管閉塞装置がカテーテル317の遠位端の外側を円滑に通過できるように設計されていることが好ましい。このような環状の構成は、電流密度が大きすぎる電流が流れるのを防いで、電流効率を上げるように電極の露出面領域を最大にする。図に示す実施例では、電極324の遠位側表面が実質的にカテーテル317の遠位側表面と同一面にある。しかしながら、米国特許第5,941,888号に記載されているような、電極324がカテーテル317の遠位側表面から内側あるいは外側に向けてスペースをあけている形状も使用することができる。この特許全体は、すでに参考のために示されている。対極(図示せず)を、例えば鼠頚部内などの、患者の体内に挿入する針に連結するようにしても良い。代替として、対極(図示せず)は、患者の皮膚に取り付ける粘着性絆創膏の電極であっても良い。
カテーテル317は更に、電極324に連結されている導体334を具えている。図7に示すように、導体334は電極324を環状に延長させた形状である。代替として、導体334は、例えば溶着などによって、遠位端が電極324に連結されたワイヤあるいはリボン形状であっても良い。導体334は、筒状部材326と328の間を電極324からカテーテル317の近位端部まで延在しており、当業者には明らかなように、そこで直接あるいはリード線を介して電源に電気的に接続することができる。代替の電極−カテーテル配置が、米国特許第5,941,888号に記載されている。
一般に、上述した脈管閉塞装置101および201は、送出カテーテル117を介して血管中の動脈瘤へ送出される。図8A乃至8Cを参照すると、脈管閉塞装置101と、この場合は主コイル102を送出カテーテル117を介して動脈瘤400に展開させる方法が記載されている。脈管閉塞装置201は、上述した方法で同様に動脈瘤400に送出することができるが、簡潔にするために、脈管閉塞装置101の送出のみを詳細に述べる。
図8Aを参照すると、カテーテル117が、動脈瘤400のネック402内にのすぐのところに進められている。この時点では、主コイル102は、未展開形状にあり、電解的に分離可能なジョイント112を介してコアワイヤ114に連結されている。脈管閉塞装置101は、主コイル102が送出カテーテル117の遠位端に位置するように、送出カテーテル117の内腔内に延在している。
図8Bを参照すると、次いで、コアワイヤ114がカテーテル117の遠位端に向かって押されることにより、主コイル102がネック402を介してカテーテル117の遠位端から動脈瘤400内へ押し出される。主コイル102がカテーテル117の外に押し出されるにつれ、カテーテル117の拘束から自由になった主コイル102の部分が、例えばコイル102がシリンダなどの二次形状を形成するなど、その展開形状を取ることができる。
図8Cを参照すると、コアワイヤ114は主コイル102の近位端104が動脈瘤400内で展開されるまで、カテーテル117の外へ主コイル102を押し続ける。送出装置116からコイル102を切り離すために、電流をコアワイヤ114に流し、ジョイント112を溶解させて、送出装置116の近位端から脈管閉塞装置101を分離する。この電解的に分離可能なジョイントの構成、配置、及び他の物理的詳細についての更なる議論は、米国特許第5,122,136号、第5,354,295号及び第5,624,449号に見ることができる。
動脈瘤の状態や大きさなどの制約によっては、医師は、長さの異なる脈管閉塞コイルを使用することを希望することがある。多数のコイルを動脈瘤内に展開する代わりに、複数の分離部位を介して連結されている複数の主コイルを有する脈管閉塞装置を使って、医師は脈管閉塞装置の長さを必要に応じて変えることができる。
脈管閉塞アッセンブリ300が多数の分離点312を有する図9Aを参照すると、カテーテル317は、上述したとおり、動脈瘤400のネック402内のすぐのところに進められている。この時点では、複数の主コイル302は未展開形状にあり、電解的に分離可能なジョイント312を介してコアワイヤ314に連結されている。脈管閉塞装置は、主コイル302(1)が送出カテーテル317の遠位端に位置するように、送出カテーテル317の内腔に延在している。
図9Bを参照すると、次いで、コアワイヤ314がカテーテル317の遠位端に向けて押されて、主コイル302(1)をネック402を介してカテーテル317の遠位端から動脈瘤400内へ出す。主コイル302がカテーテル317から押し出されるにつれ、主コイル302のカテーテル317の拘束から自由な部分が展開形状を取ることができる。
図9Cを参照すると、医師が動脈瘤400が脈管閉塞装置301で十分に一杯になった(通常、従来良く知られている可視化技術を用いる)と判断した場合、脈管閉塞装置301を送出装置316から切り離してもよい。所望の数の装置301を送出装置316から切り離すために、医師は所望の分離可能なジョイント314がカテーテル317の遠位端のすぐ遠位に、したがって、環状電極324に位置するように装置を位置させる。導体334および、導電性ブッシング196(b)あるいは導電性外側コイル302(1)および302(2)に接触している電極324を介してコアワイヤ314に電流を流す。これによって、イオン環境に晒されている最も近位の分離可能なジョイント312が溶解し、送出装置316から脈管閉塞装置301を切り離す。
コアワイヤ314が絶縁性ジョイントなしで外側コイル302に直接接続されている場合は、この実施例では複数の分離可能なジョイント312が動脈瘤400内でイオン環境にさらされる。しかしながら、このイオン環境にさらされている最も近位の分離可能なジョイント312が、真っ先に溶解することが好ましい。おそらく、これは、電源に最も近いためであり、最も多くの電流を受けるためである。他の分離方法が、米国特許第5,941,888号に記載されている。
本発明の特定の実施例を示し説明したが、本発明の範囲はこれらの好ましい実施例に限定されるものではなく、請求項によって規定されるように、様々な変更および変形が本発明の範囲から外れることなくなしうることは当業者には明らかである。
図面は本発明の実施例を示すものであり、同じ要素には共通の符号が使用されている。
図1は、脈管塞栓アッセンブリの、部分的切断図を含む側面図である。 図2Aは、図1の脈管塞栓アッセンブリの縦方向の断面図であり、アンカアッセンブリの一実施例を特に示す。 図2Bは、図1の脈管塞栓アッセンブリの縦方向の断面図であり、アンカアッセンブリの他の実施例を特に示す。 図2Cは、図1の脈管塞栓アッセンブリの縦方向の断面図であり、アンカアッセンブリの他の実施例を特に示す。 図2Dは、図1の脈管塞栓アッセンブリの縦方向の断面図であり、アンカアッセンブリの更なる他の実施例を特に示す。 図3は、脈管塞栓アッセンブリの、部分的切断図を含む側面図である。 図4Aは、図5Aのアンカアッセンブリに使用することができる主コイルの一実施例の側面図である。 図4Bは、図5Aのアンカアッセンブリに使用することができるアンカコイルの一実施例の側面図である。 図4Cは、図5Bのアンカアッセンブリに使用することができる主コイルの一実施例の側面図である。 図4Dは、図5Bのアンカアッセンブリに使用することができるアンカコイルの一実施例の側面図である。 図5Aは、図3の脈管塞栓アッセンブリの縦方向の断面図であり、アンカアッセンブリの一実施例を特に示す。 図5Bは、図3の脈管塞栓アッセンブリの縦方向の断面図であり、アンカアッセンブリの他の実施例を特に示す。 図6は、脈管塞栓アッセンブリの、部分的切断図を含む側面図である。 図7A乃至図7Eは、図6の脈管閉塞アッセンブリの縦方向の断面図であり、各々、アンカアッセンブリの変形例を特に示す。 図8A乃至図8Cは、図1の脈管閉塞アッセンブリを動脈瘤に送出する工程を示す図である。 図9A乃至図9Cは、図6の脈管閉塞アッセンブリを動脈瘤に送出する工程を示す図である。

Claims (16)

  1. 近位端と、遠位端と、内腔を有する主コイルと;
    前記主コイル内腔内の少なくとも一部に延在し、前記主コイルに連結された伸張防止部材と;
    前記主コイル内腔内に配置されたアンカアッセンブリであって、アンカ部材と、遠位リンクと、前記アンカ部材と前記遠位リンクとの間の可撓性ジョイントと、を具え、前記アンカ部材がアンカコイルまたは近位リンクで構成され、当該遠位リンクが前記アンカ部材と前記伸張防止部材との間に固定的に連結された閉ループで構成されたアンカアッセンブリと;
    を具えることを特徴とする脈管閉塞装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、前記遠位リンクが前記アンカ部材と前記伸張防止部材との間に直接的に取り付けられていることを特徴とする脈管閉塞装置。
  3. 請求項1又は2に記載の装置において、前記遠位リンクがポリエステルとポリオレフィンからなる群から選択された材料でできていることを特徴とする脈管閉塞装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の装置において、前記伸張防止部材が少なくとも一の重合体フィラメントを具えることを特徴とする脈管閉塞装置。
  5. 請求項1に記載の装置において、前記伸張防止部材の遠位端が前記主コイルの遠位端に連結されており、前記伸張防止部材の近位端が前記遠位リンクに連結されていることを特徴とする脈管閉塞装置。
  6. 請求項5に記載の装置において、前記伸張防止部材の遠位端が前記主コイルの遠位端に直接的に取り付けられていることを特徴とする脈管閉塞装置。
  7. 請求項1に記載の装置において、前記アンカアッセンブリが前記主コイルの近位端に連結されていることを特徴とする脈管閉塞装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の装置が、更に、前記アンカ部材に隣接する前記主コイル内腔内に配置された充填材料を具え、この充填材料が、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリアミド、シリコン及びポリウレタンからなる群から選択されたものであることを特徴とする脈管閉塞装置。
  9. 請求項1に記載の装置において、前記アンカ部材は、近位リンクで構成され、該近位リンクは、ねじれていることにより、前記主コイル及び前記遠位リンクに固定的に連結された近位側ねじれリンクを形成し、それによりアンカアッセンブリは鎖を形成することを特徴とする脈管閉塞装置。
  10. 請求項9に記載の装置において、前記遠位リンクがねじれていることにより、遠位側ねじれリンクを形成することを特徴とする脈管閉塞装置。
  11. 請求項10に記載の装置において、前記近位側および前記遠位側ねじれリンクの各々が、少なくとも一の閉ループと一のねじれを具えることを特徴とする脈管閉塞装置。
  12. 請求項9に記載の装置において、前記アンカアッセンブリが、前記近位及び遠位リンクのみで構成されていることを特徴とする脈管閉塞装置。
  13. 請求項1に記載の装置において、前記アンカ部材が前記アンカコイルで構成されることを特徴とする脈管閉塞装置。
  14. 請求項13に記載の装置において、前記アンカコイルは、前記主コイルの前記内腔内に同軸に配置されていることを特徴とする脈管閉塞装置。
  15. 請求項13に記載の装置において、前記アンカコイルは遠位ループで構成され、前記遠位ループは、前記遠位リンクに連結されていることを特徴とする脈管閉塞装置。
  16. 請求項1に記載の装置において、前記遠位リンクは、前記アンカ部材より長さが短いことを特徴とする脈管閉塞装置。
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