JP4445559B2 - プレゼンスサービス提供システムとそのサーバユニット - Google Patents

プレゼンスサービス提供システムとそのサーバユニット Download PDF

Info

Publication number
JP4445559B2
JP4445559B2 JP2008143236A JP2008143236A JP4445559B2 JP 4445559 B2 JP4445559 B2 JP 4445559B2 JP 2008143236 A JP2008143236 A JP 2008143236A JP 2008143236 A JP2008143236 A JP 2008143236A JP 4445559 B2 JP4445559 B2 JP 4445559B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
extended
database
distribution
server unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008143236A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009290738A (ja
Inventor
良 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008143236A priority Critical patent/JP4445559B2/ja
Priority to US12/469,579 priority patent/US20090300107A1/en
Publication of JP2009290738A publication Critical patent/JP2009290738A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4445559B2 publication Critical patent/JP4445559B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/14Session management
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/14Session management
    • H04L67/148Migration or transfer of sessions
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/50Network services
    • H04L67/54Presence management, e.g. monitoring or registration for receipt of user log-on information, or the connection status of the users
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/1066Session management
    • H04L65/1096Supplementary features, e.g. call forwarding or call holding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Description

この発明は、プレゼンスサービスを提供するシステムの改良に関する。
IP(Internet Protocol)技術の発展・普及に伴って電話システムのIP化も著しく、いわゆるVoIP(Voice over IP)に関する技術開発が盛んである。IP技術を利用するサービスの一つにプレゼンスサービスがある。このサービスはネットワーク内のユーザの状態(オンライン、オフライン、取り込み中、在席中、離席中、通話中など)をメンバ同士で共有することを可能にする。プレゼンスを公開する側のユーザ(あるいはクライアント端末)をプレゼンティティ(presentity)と称し、プレゼンスを閲覧する側のユーザ(あるいはクライアント端末)をウォッチャ(watcher)と称する。
ところで、CPU(Central Processing Unit)の高性能化、あるいはソフトウェアの高機能化によって近年の電話システムは非常に多機能になり、種々のフィーチャ(特殊機能)を持つようになっている。しかしながら十分な操作マニュアルが用意されているにも拘わらず、エンドユーザ(多くはビジネスパーソン)は数多くの便利な機能のうちのほんのわずかしか知らない。マニュアルを参照する機会が極めて少ないことがその一因として考えられ、そもそもマニュアルを見る暇がないのが実情である。
そこで、ユーザ間での情報共有サービスであるプレゼンスサービスを利用することで、操作マニュアルやガイダンスなどの有益な情報をも端末からユーザに提供できる可能性がある。このような機能を持つシステムは未だ知られていない。特許文献1には、プレゼンス情報を拡張してユーザ(あるいはクライアント)の状態をより詳細に定義できるようにする技術が開示される。しかしながらこの文献で取り扱われる情報は依然として「状態」の枠内にとどまるもので、操作ガイダンスなどの情報をユーザ間で共有することまではできない。
特開2007−280416号公報
以上述べたようにプレゼンスサービスを用いれば、ガイダンスメッセージを表示するなどしてより便利なシステムを構築できる可能性がある。
この発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、プレゼンスサービスの利便性を高めたプレゼンスサービス提供システムとそのサーバユニットを提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一態様によれば、プレゼンス情報の公開者および要求者のいずれにもなり得る複数の端末デバイスと、前記公開者からイベントの発生に際して個別に通知されるプレゼンス情報を含む配信情報を前記要求者に配信するサーバユニットとを具備するプレゼンスサービス提供システムにおいて、前記複数の端末デバイスは、プレゼンスの変化したユーザのプレゼンス情報と、当該変化したプレゼンスに遷移するために行われたキー操作またはフックスイッチ操作を示すコード化された操作情報とを、前記イベントの発生に際して前記サーバユニットに通知する通知部を備え、前記サーバユニットは、前記通知されたプレゼンス情報と操作情報とを対応付けた拡張プレゼンス情報を蓄積する拡張情報データベースと、前記配信情報と前記拡張情報データベースから取得した操作情報とを組み合わせた拡張配信情報を生成する生成部と、前記拡張配信情報を前記要求者に配信する配信部とを備えることを特徴とするプレゼンスサービス提供システムが提供される。
このような手段を講じることにより、プレゼンティティは自己のプレゼンスの通知に際してそのプレゼンスに遷移するためにユーザによりなされたキー操作またはフックスイッチ操作を示すコード化された操作情報をサーバに通知する。サーバにおいては通知されたプレゼンスと操作情報とを関連付けてデータベースに蓄積する。そして既存のプレゼンスサービスの枠組みを用いてウォッチャに情報を配信するにあたり、ウォッチャの状態に応じた操作情報がデータベースから読み出され、プレゼンス情報とともにウォッチャに配信される。従ってそのときの状態に応じた適切な操作をユーザは実施できるようになり、プレゼンスサービスの利便性を向上させることが可能になる。
この発明によれば、プレゼンスサービスの利便性を高めたプレゼンスサービス提供システムとそのサーバユニットを提供することができる。
図1は、この発明に関わるIP電話システムの一実施形態を示す図である。図1において、複数のVoIPクライアント1〜4がLAN(Local Area Network)を介して構内交換システム100に収容される。各VoIPクライアント(およびそのユーザ)の状態はLANに接続されるプレゼンスサーバ200により監視され、要求するクライアントに配信される。なおプレゼンスサーバ200を構内交換システム100の一つの機能としてインプリメントしても良い。
各VoIPクライアント1〜4はプレゼンスサービスの枠組みにおいて、他のクライアントとの関係においてプレゼンス情報の公開者(プレゼンティティ)、あるいは要求者(ウォッチャ)のいずれにもなり得る。ウォッチャはSUBSCRIBEメッセージにより、プレゼンティティにすべきクライアントと、このプレゼンティティに対して自己がウォッチャになることとをプレゼンスサーバ200に宣言する。
この実施形態ではIETF(Internet Engineering Task Force)により策定されるRFC(Request for Comment)3265、RFC3903に準拠する、SIPによるプレゼンスサービスを利用することを想定する。この実施形態ではさらに、VoIPクライアント端末の状態、端末のユーザの状態、およびユーザの行った操作に関する情報をも含めた管理を実現する。クライアント端末の状態には、空き、発信中、通話中、保留中、着信中、転送設定中などがある。以下ではこれらを統合した情報を拡張プレゼンス情報と称する。
図2は、図1の構内交換システム100、プレゼンスサーバ200、VoIPクライアントの要部構成を示す機能ブロック図である。プレゼンスサーバ200は、SIPプロトコルスタックのもとでSIPによるプレゼンスサービスを実現する、周知のプレゼンス機能ブロック200aに加え、拡張情報データベース(DB)200bと、拡張情報生成部200cとを備える。
拡張情報データベース200bは、LANを介して授受されるSIPメッセージに含まれる拡張プレゼンス情報をSIPプロトコルスタックから受け取り、蓄積する。拡張情報生成部200cは、拡張情報データベース200bに蓄積された情報を読み出し、ユーザに配信するための配信情報を生成する。この実施形態では通常のプレゼンス情報に操作情報を組み合わせて配信情報を生成する。この新たな配信情報を拡張配信情報と称する。
プレゼンスサーバ200は、イベントの発生のたびにVoIPクライアントから通知される拡張プレゼンス情報を拡張情報データベース200bに蓄積する。プレゼンス機能ブロック200aはプレゼンスSIPプロトコルスタックから配信トリガを与えられると、拡張情報生成部200cで生成された拡張配信情報をウォッチャに配信する。
拡張情報生成部200cは、プレゼンス情報の配信を要求するクライアント(ウォッチャ)の状態に応じた操作情報を拡張情報データベース200bから取得し、本来のプレゼンス情報にこの操作情報を組み合わせて拡張配信情報を生成する。拡張配信情報の生成のためには、構内交換システム100に備わる番号計画データベース100a、電話帳データベース100b、ヘルプ情報データベース100cなどを利用することができる。例えば、操作情報として与えられたダイヤル番号列をキーとして電話帳データベース100bを参照し、発信者名や着信先の情報を特定することができる。またダイヤル番号列をキーとして番号計画データベース100aを参照し、起動されたフィーチャを特定することができる。さらに、特定されたフィーチャのヘルプ情報を呼び出すためにヘルプ情報データベース100cを用いることができる。拡張情報生成部200cにより生成された拡張情報はプレゼンス機能ブロック200aに与えられ、NOTIFYやMESSAGEなどのSIPメッセージに載せられてLANに送出される。メッセージの生成、送受信に関わる処理はプレゼンス機能ブロック200aが主体となり実行する。
VoIPクライアントは通知部1aを備える。通知部1aは例えばオフフックや回線捕捉キー押下などの状態変化イベントを生じると、その旨をPUBLISHメッセージでプレゼンスサーバ200に通知する。特にこの通知部1aは、状態変化イベントをもたらしたユーザの操作を示す操作情報をPUBLISHに追記してプレゼンスサーバ200に通知する。これにより操作情報を含む拡張プレゼンス情報がプレゼンスサーバ200に通知される。
図3は、拡張情報データベース200bに蓄積される拡張プレゼンス情報のデータ構造の一例を示す図である。プレゼンスサービスにおけるプレゼンス情報とは、ユーザID(Identification)に状態を組み合わせたものである。状態とは、ユーザ自身の状態、および/またはクライアント端末の状態である。この実施形態ではこれらの情報に、状態の補足情報と操作情報とを統合した情報を拡張プレゼンス情報とする。なおユーザIDはユーザを一意に特定できればどのようなデータでもよいが、SIPによるプレゼンスサービスモデルを利用するにあたってはユーザIDとしてSIP URI(SIP Uniform Resource Identifier)が適切である。
ユーザ状態としては、「オンライン」、「オフライン」、「取り込み中」、「退席中」など、従来のプレゼンスサービスで定義される状態が考えられる。クライアント状態としては、「空き」、「発信中」、「通話中」、「保留中」、「着信中」、「転送設定中」などが考えられる。
補足情報には、クライアント状態を補足する情報が設定される。例えば、「着信中」や「通話中」状態であればその相手の番号を補足状態として設定する。
操作情報には、その状態に遷移するために行われた操作が設定される。例えば、着信呼に対してクライアント端末の回線キーを押下して応答し、クライアント状態が「通話中」に遷移したというケースでは、該当回線キーを意味するコードが操作情報に設定される。
補足情報、操作情報のいずれも種々の形式で表現され得る。例えばSIPによるプレゼンスサービスではプレゼンス情報を表現するのにXML(eXtended Markup Language)形式を用いている。この実施形態でもこれに則し、例えば新たなタグを定義するなどの方法で既存プレゼンス情報のXMLを拡張して補足情報、操作情報を表現することができる。
図4は、この実施形態における拡張プレゼンス情報の配信予約シーケンスを示す図である。図4において、プレゼンスサービスを要求するSIP UA(User Agent)は、自己をウォッチャとし、拡張プレゼンス情報を得ようとするSIP UAをプレゼンティティとする旨を、配信期間の設定情報などとともにSUBSCRIBE(F1)に記載し、これをプレゼンスサーバ200に送信する。
プレゼンスサーバ200は、SUBSCRIBE(F1)に記された配信予約要求が適切であれば200 OK(F2)を返信し、ただちにNOTIFY(F3)により初回の拡張プレゼンス情報の配信を行う。SIP UA1は、NOTIFY(F3)を受信すると、200 OK(F4)を返信して応答し、その後は拡張プレゼンス情報が更新されるたびに、プレゼンスサーバ200からSIP UA1にNOTIFYメッセージによる除法配信が行われる。このシーケンスはRFC3265に準拠するが、拡張情報に柔軟に対処するための変更や拡張を行うことももちろん可能である。次に、上記構成における作用を2つの実施形態に分けて説明する。
[第1の実施形態]
図5は、拡張プレゼンス情報の配信に関わるシーケンスの第1の実施形態を示す図である。フィーチャの一例として全転送(Call Forward All:CF−A)を想定し、これを呼び出すための特番を“#6011”とする。またSIP UA1は図1のVoIP端末1でありSIP UA2はVoIP端末2であるとし、SIP UA2がSIP UA1のウォッチャとして登録されているとして説明する。
図5において、空き状態の端末1のユーザが特番“#6011”を押下すると図6に示す拡張プレゼンス情報がPUBLISH(F1)に設定され、プレゼンスサーバ200に送信される。プレゼンスサーバ200は端末1に200 OK(F2)を返送したのち図6の拡張プレゼンス情報を拡張情報データベース200bに蓄積する(ステップB11)。
次にプレゼンスサーバ200は、端末1の状態を端末2に通知するためのNOTIFY(F3)を生成する。その際、プレゼンスサーバ200は例えば拡張情報データベース200bを参照して端末2の状態を判定する(ステップB12)。端末2の状態は空き状態であるので、次にプレゼンスサーバ200は拡張情報データベース200bを検索して(ステップB13)空き状態における操作情報を1つまたは複数取得する(ステップB14)。ここでは図6に示す情報が選択されたとし、この拡張情報をそのままNOTIFY(F3)に設定することができる。
次にプレゼンスサーバ200は、取得した操作情報に対応するフィーチャを番号計画データベース100aに問い合わせる(ステップB15)。そうするとダイヤル列“#6011”は、CF−Aの起動コードであり、その後に続くダイヤル列”448”は内線番号であることが判明する。そこでプレゼンスサーバ200はさらにヘルプ情報データベース100cを参照し、CF−Aに関するヘルプ情報(例えばテキストデータやヘルプ情報へのリンクなど)を取得し(ステップB16)、このヘルプ情報をNOTIFY(F3)に設定する。これにより拡張プレゼンス情報が生成される(ステップB17)。拡張プレゼンス情報にはCF−Aの操作支援のための情報として、例えば“#6011+内線番号をダイヤルすると、指定した内線番号へのCF−Aを設定することができます”といったガイダンスメッセージを設定することができる。端末2はNOTIFY(F3)を受信し、このメッセージに設定された拡張プレゼンス情報から上記ガイダンスメッセージを読み出し、これをそのままディスプレイに表示する。
以上のようにこの実施形態では、プレゼンティティからプレゼンスサーバ200へのプレゼンス通知に際して、状態だけでなく、ユーザによりなされた操作情報をも含めたメッセージを生成してこれをプレゼンスサーバ200に通知する。プレゼンスサーバ200は拡張情報データベース200に、プレゼンス情報と操作情報とを組み合わせた拡張プレゼンス情報を蓄積する。そしてウォッチャへの情報配信にあたり、ウォッチャの状態に応じた操作情報を拡張情報データベース200から読み出し、プレゼンス情報と併せてウォッチャに通知する。すなわちプレゼンスサービスモデルを用いてクライアントのプレゼンス情報を他のクライアントに配信するにあたり、操作情報を蓄積するデータベースからクライアントの状態に応じて適切な操作情報を選択するようにしている。
このように、ユーザにより行われた操作に関する情報をデータベース化して蓄積することにより、プレゼンス情報の配信に際してクライアント(ウォッチャ)の状態に応じた操作情報を配信することが可能になる。従ってクライアント端末のユーザはマニュアルを参照しなくとも、クライアントの状態に応じた適切なアクションを選択し実行することが可能になる。さらにヘルプ情報をも配信することができるので、各ユーザにとっては他のユーザが使用している様々なフィーチャを知ることができるばかりか、その操作に関するガイダンスをも得られる。これらのことからプレゼンスサービス提供システムの利便性を高めることが可能になる。
[第2の実施形態]
図7は、拡張プレゼンス情報の配信に関わるシーケンスの第2の実施形態を示す図である。この実施形態では、RFC3428で規定されるMESSAGEメソッドをプレゼンスサーバ200に実装し、MESSAGEメソッドにより拡張プレゼンス情報を配信するようにする。図7のシーケンスは、端末1のユーザが番号0123456789の相手先との通話中に端末1の転送キーを押下し、448をダイヤルして内線448への転送操作を行った状態を想定する。この状態から端末2が同じく0123456789からの着信を受け、そのユーザが応答すると端末2に拡張プレゼンス情報が配信される。
図7において、端末1のユーザが転送操作を行うと、図8に示すような拡張プレゼンス情報がPUBLISH(F1)によりプレゼンスサーバ200に通知される。図8の拡張プレゼンス情報には補足情報として相手先発番号”0123456789”が設定される。操作情報には転送キー押下および転送先内線番号”448”がセットされる。
PUBLISHを受けたプレゼンスサーバ200は端末1に200OK(F2)を返送し、拡張情報データベース200bに拡張プレゼンス情報を蓄積する(ステップB21)。その後、再度0123456789からの着信があり端末2がこれにオフフックして応答すると、端末2は空き状態から通話中状態に遷移する。そして、図9に示す拡張プレゼンス情報をPUBLISH(F3)に設定してプレゼンスサーバ200に送信する。
プレゼンスサーバ200は図9の拡張プレゼンス情報を拡張情報データベース200bに蓄積し、端末1の状態を判定する(ステップB22)。次にプレゼンスサーバ200は拡張情報データベース200bを検索し(ステップB23)、0123456789との通話中に行われた操作を集計して統計的なデータを得る(ステップB24)。この処理で得られた結果から、プレゼンスサーバ200は頻度の多い操作を少なくとも一つ選択する。ここでは内線448への転送操作の頻度が最も多いとする。この操作を示す操作情報には、「端末1から内線448への転送」といった情報が含まれる。
これらの情報から拡張プレゼンス情報を生成することができる。さらにこの情報を充実させるため、プレゼンスサーバは”0123456789”に対応する発信者名を電話帳データベース100bに問い合わせ(ステップB25)、転送先の名称を補足情報”0123456789”をキーとして電話帳データベース100bに問い合わせる(ステップB26)。
以上の処理により、端末2に配信すべき拡張プレゼンス情報(拡張配信情報)が例えば次のようなテキストデータとして生成される(ステップB27)。
「XYZ社(0123456789)からの着信は、
85%がAliceさん(448)へ
10%がBobさん(412)へ
5%がCarolさん(449)へ
転送されています。」
すなわち拡張情報データベース200bに蓄積される拡張プレゼンス情報に対する統計処理により、相手先内線番号ごとに転送の頻度(割合)を示す統計情報を得ることができる。さらに電話帳データベース100bを参照することで、着信を受けた相手先名称”XYZ社”、および転送先名称”Alice”,”Bob”,”Carol”などを特定することができる。これらの情報はいずれも、ユーザ状態およびクライアント状態に対応付けて拡張プレゼンス情報に記される補足情報、操作情報をキーとして各データベースから取得される。
最後に、この拡張配信情報はMESSAGE(F5)に設定され、端末2に配信される。
このように際2の実施形態では、クライアントのプレゼンス情報を他のクライアントへ配信するにあたり、データベースに蓄積された同じフィーチャに関する操作内容から統計的な情報を算出して、拡張配信情報を生成するようにしている。すなわち拡張情報データベース200bに蓄積された操作情報から例えば転送先の統計データを得て、転送の相手先を頻度別に集計するといったきめ細かな情報を生成するようにしている。これをユーザに通知することで、ユーザは環境に応じた適切な転送先を知ることができる。
以上述べたように各実施形態によれば、プレゼンスサービスの利便性を高めることができる。また各実施形態ではSIPのプレゼンスサービスのフレームワークを利用しているので、既存のシステムへの実装も容易である。さらに第2の実施形態によれば、システムが使用されている環境での暗黙知(「○○からの電話は□□さんへ」など)をユーザに提示することができる。
なお、この発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えばQoS(Quality of Service)情報を拡張プレゼンス情報として配信することにより、ネットワーク混雑時に発信を控えるようユーザに警告したり、VoIPクライアント自身が発着信制限をかけたりするといった用途を考えることができる。
さらに、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
この発明に関わるプレゼンス配信システムの一実施形態を示す図。 図1の構内交換システム100、プレゼンスサーバ200、VoIPクライアントの要部構成を示す機能ブロック図。 拡張情報データベース200bに蓄積される拡張プレゼンス情報のデータ構造の一例を示す図。 この発明の実施形態における拡張プレゼンス情報の配信予約シーケンスを示す図。 拡張プレゼンス情報の配信に関わるシーケンスの第1の実施形態を示す図。 第1の実施形態における拡張プレゼンス情報の一例を示す図。 拡張プレゼンス情報の配信に関わるシーケンスの第2の実施形態を示す図。 第2の実施形態における拡張プレゼンス情報の一例を示す図。 第2の実施形態における拡張プレゼンス情報の一例を示す図。
符号の説明
1〜4…VoIPクライアント端末、100…構内交換システム、200…プレゼンスサーバ、200a…プレゼンス機能ブロック、200b…拡張情報データベース、200c…拡張情報生成部、100a…番号計画データベース、100b…電話帳データベース、100c…ヘルプ情報データベース

Claims (10)

  1. プレゼンス情報の公開者および要求者のいずれにもなり得る複数の端末デバイスと、前記公開者からイベントの発生に際して個別に通知されるプレゼンス情報を含む配信情報を前記要求者に配信するサーバユニットとを具備するプレゼンスサービス提供システムにおいて、
    前記複数の端末デバイスは、
    プレゼンスの変化したユーザのプレゼンス情報と、当該変化したプレゼンスに遷移するために行われたキー操作またはフックスイッチ操作を示すコード化された操作情報とを、前記イベントの発生に際して前記サーバユニットに通知する通知部を備え、
    前記サーバユニットは、
    前記通知されたプレゼンス情報と操作情報とを対応付けた拡張プレゼンス情報を蓄積する拡張情報データベースと、
    前記配信情報と前記拡張情報データベースから取得した操作情報とを組み合わせた拡張配信情報を生成する生成部と、
    前記拡張配信情報を前記要求者に配信する配信部とを備えることを特徴とするプレゼンスサービス提供システム。
  2. 前記生成部は、前記要求者の状態に応じた操作情報を前記拡張情報データベースから取得することを特徴とする請求項1に記載のプレゼンスサービス提供システム。
  3. 複数のフィーチャにそのフィーチャを呼び出す操作番号を対応付けた番号計画データベースをさらに具備し、
    前記生成部は、前記取得した操作情報に対応するフィーチャの操作番号を前記番号計画データベースから読み出し、この操作番号を前記配信情報に組み合わせて前記拡張配信情報を生成することを特徴とする請求項2に記載のプレゼンスサービス提供システム。
  4. 前記複数のフィーチャにそれぞれ操作支援のためのヘルプ情報を対応付けたヘルプ情報データベースをさらに具備し、
    前記生成部は、前記取得した操作情報に対応するフィーチャのヘルプ情報を前記ヘルプ情報データベースから読み出し、このヘルプ情報を前記配信情報に組み合わせて前記拡張配信情報を生成することを特徴とする請求項3に記載のプレゼンスサービス提供システム。
  5. 前記生成部は、前記拡張情報データベースに蓄積される拡張プレゼンス情報を統計処理し、前記要求者の状態において実施される操作の頻度を示す情報を前記拡張配信情報に含ませることを特徴とする請求項2に記載のプレゼンスサービス提供システム。
  6. プレゼンスサービス提供システムに設けられ、プレゼンス情報の公開者からイベントの発生に際して個別に通知されるプレゼンス情報を含む配信情報を要求者に配信するサーバユニットにおいて、
    前記公開者から通知されたプレゼンス情報と、このプレゼンス情報に示されるプレゼンスに遷移するために行われた前記公開者の端末デバイスにおけるキー操作またはフックスイッチ操作を示すコード化された操作情報とを対応付けた拡張プレゼンス情報を蓄積する拡張情報データベースと、
    前記配信情報と前記拡張情報データベースから取得した操作情報とを組み合わせた拡張配信情報を生成する生成部と、
    前記拡張配信情報を前記要求者に配信する配信部とを備えることを特徴とするサーバユニット。
  7. 前記生成部は、前記要求者の状態に応じた操作情報を前記拡張情報データベースから取得することを特徴とする請求項6に記載のサーバユニット。
  8. 前記生成部は、
    複数のフィーチャにそのフィーチャを呼び出す操作番号を対応付けた番号計画データベースから、前記取得した操作情報に対応するフィーチャの操作番号を読み出し、この操作番号を前記配信情報に組み合わせて前記拡張配信情報を生成することを特徴とする請求項7に記載のサーバユニット。
  9. 前記生成部は、
    前記複数のフィーチャにそれぞれ操作支援のためのヘルプ情報を対応付けたヘルプ情報データベースから、前記取得した操作情報に対応するフィーチャのヘルプ情報を読み出し、このヘルプ情報を前記配信情報に組み合わせて前記拡張配信情報を生成することを特徴とする請求項8に記載のサーバユニット。
  10. 前記生成部は、前記拡張情報データベースに蓄積される拡張プレゼンス情報を統計処理し、前記要求者の状態において実施される操作の頻度を示す情報を前記拡張配信情報に含ませることを特徴とする請求項7に記載のサーバユニット。
JP2008143236A 2008-05-30 2008-05-30 プレゼンスサービス提供システムとそのサーバユニット Expired - Fee Related JP4445559B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008143236A JP4445559B2 (ja) 2008-05-30 2008-05-30 プレゼンスサービス提供システムとそのサーバユニット
US12/469,579 US20090300107A1 (en) 2008-05-30 2009-05-20 Presence Service Provision System and Server Unit Thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008143236A JP4445559B2 (ja) 2008-05-30 2008-05-30 プレゼンスサービス提供システムとそのサーバユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009290738A JP2009290738A (ja) 2009-12-10
JP4445559B2 true JP4445559B2 (ja) 2010-04-07

Family

ID=41381129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008143236A Expired - Fee Related JP4445559B2 (ja) 2008-05-30 2008-05-30 プレゼンスサービス提供システムとそのサーバユニット

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20090300107A1 (ja)
JP (1) JP4445559B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100512133B1 (ko) * 2002-05-31 2005-09-02 금호타이어 주식회사 내마모성 및 회전저항이 개선된 타이어용 트레드 고무조성물
JP5505980B2 (ja) * 2010-10-21 2014-05-28 Necインフロンティア株式会社 電話交換機システム及びそのプレゼンス変更方法
US20120271949A1 (en) * 2011-04-20 2012-10-25 International Business Machines Corporation Real-time data analysis for resource provisioning among systems in a networked computing environment
EP2717541B1 (en) * 2012-10-08 2017-03-15 Alcatel Lucent Enriched presence status
JP6620883B2 (ja) * 2016-03-29 2019-12-18 株式会社リコー サービス提供システム、サービス授受システム、サービス提供方法、及びプログラム

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3488525B2 (ja) * 1994-12-13 2004-01-19 富士通株式会社 ヘルプ画面表示方法およびヘルプ画面表示装置
US5799072A (en) * 1995-07-21 1998-08-25 Callmanage Telecommunications call management system
JP3872263B2 (ja) * 2000-08-07 2007-01-24 富士通株式会社 Ctiサーバ及びプログラム記録媒体
US20030215080A1 (en) * 2002-05-17 2003-11-20 Wengrovitz Michael S. Presence-aware private branch exchange (PBX)
JP2004348647A (ja) * 2003-05-26 2004-12-09 Hitachi Ltd ヒューマン・コミュニケーション・システム
US7804949B2 (en) * 2003-12-31 2010-09-28 Alcatel Lucent Client-based integration of PBX and messaging systems
DE102004013330A1 (de) * 2004-03-17 2005-10-27 Tenovis Gmbh & Co. Kg Telekommunikationsanlage, Verbund aus Telekommunikationsanlagen, Verfahren zur Konfiguration und zum Betrieb eines solchen Verbundes sowie Software zur Indentifizierung eines Kunden und einer Anlage darin
JP4438510B2 (ja) * 2004-05-25 2010-03-24 株式会社日立製作所 通信システム及び通信制御装置
WO2006051584A1 (ja) * 2004-11-10 2006-05-18 Fujitsu Limited コンテンツサーバ及びコンテンツサービスシステム
US8676189B2 (en) * 2008-01-24 2014-03-18 Kodiak Networks, Inc. Converged mobile-web communications solution
US7466810B1 (en) * 2004-12-20 2008-12-16 Neltura Technology, Inc. Distributed system for sharing of communication service resources between devices and users
JP4944415B2 (ja) * 2005-09-14 2012-05-30 Necインフロンティア株式会社 コミュニケーションシステム、プレゼンスサーバ及びそれらに用いるコミュニケーション方法
CN1863172B (zh) * 2005-09-30 2010-08-25 华为技术有限公司 一种发布呈现信息的方法和系统
US20070121866A1 (en) * 2005-11-28 2007-05-31 Nokia Corporation Method, system and corresponding program products and devices for VoIP-communication
US7756534B2 (en) * 2006-05-19 2010-07-13 Alcatel-Lucent Usa Inc. Provision of location-based services utilizing user movement statistics
US20070270166A1 (en) * 2006-05-19 2007-11-22 Karl Georg Hampel Prioritization of location queries in a location-based services system
US7617008B2 (en) * 2006-07-25 2009-11-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Managing method for determining master-slave relationship in information processor system
JP4296191B2 (ja) * 2006-07-26 2009-07-15 株式会社東芝 サーバ装置、端末装置、通信方法、通信プログラムおよび通信システム
US20090182821A1 (en) * 2008-01-15 2009-07-16 Research In Motion Limited Apparatus and associated method for providing network based address book and sharing and synchornizing address book information at multiple communication devices
US8386769B2 (en) * 2008-11-21 2013-02-26 Research In Motion Limited Apparatus, and an associated method, for providing and using opaque presence indications in a presence service

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009290738A (ja) 2009-12-10
US20090300107A1 (en) 2009-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7796520B2 (en) System and methods for announcing and locating services in a distributed peer-to-peer network
US7385992B1 (en) Internet caller-ID integration
JP4393545B2 (ja) プレゼンス管理システムおよびプレゼンスサーバ
JP2005318503A (ja) プレゼンスサーバ、セッション制御サーバ、パケット中継システム、サーバ、及びシステム
JP4445559B2 (ja) プレゼンスサービス提供システムとそのサーバユニット
WO2005109844A2 (en) Enhanced call pickup
JP4300965B2 (ja) サービスシステムおよびサービス提供方法
WO2009017181A1 (ja) 一時接続番号管理システム、端末、一時接続番号管理方法、および一時接続番号管理プログラム
JP4740735B2 (ja) 複数通信端末の動的制御方法及び装置
US7586898B1 (en) Third party content for internet caller-ID messages
EP2064864B1 (en) Remote monitoring of phone calls
CA2581199C (en) System and methods for announcing and locating services in a distributed peer-to-peer network
JP4716902B2 (ja) 内線電話システム
JP2006094379A (ja) プレゼンス情報処理システム、プレゼンス情報処理方法およびプレゼンス情報処理プログラム
JP2010244175A (ja) 簡易ctiシステム
JP5940990B2 (ja) Apl−scm−feおよびアプリケーション連携方法
JP5282439B2 (ja) 電話アダプタ、電話端末および呼接続方法
JP2007104308A (ja) 電話システム
US9948776B2 (en) Enriched presence status
JP6565240B2 (ja) 呼制御装置、呼制御方法、プログラム、及び呼制御用データ構造
JP4063772B2 (ja) 電子メール転送装置
JP3957720B2 (ja) メッセンジャーサービスシステムおよび外線発信方法
Sedlar et al. Using aggregated presence information in an enterprise environment
JP2005292954A (ja) サーバ装置およびその制御方法
JP5516273B2 (ja) グループ着信機能を有するsip電話システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees