JP4444781B2 - 無線送信機、送信信号電力調整装置および送信信号電力調整方法 - Google Patents

無線送信機、送信信号電力調整装置および送信信号電力調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、ディジタル信号を無線送信する無線送信機および無線送信方法に関し、特に、送信信号電力を調整する無線送信機、送信信号電力調整装置および送信信号電力調整方法に関する。
ディジタル信号を無線送信する無線送信機としては、データが「1」と「0」の状態にコード化されたディジタル信号(ベースバンド信号)で搬送波(キャリア)を変調する無線送信機が用いられている。図10は、この種の従来の無線送信機の基本構成を示すブロック図である。この無線送信機は、搬送波を生成する電圧制御発振器101と、搬送波に送信したいベースバンド信号を乗算することにより搬送波を変調する乗算器102と、変調された搬送波すなわち被変調波を増幅する送信信号電力調整装置としてのパワーアンプ103と、増幅された被変調波により駆動される送信アンテナ104とを有する。
送信アンテナ104から出力される送信信号電力に応じて、無線通信可能な距離が変わる。したがって、その無線送信機が近距離通信用なのか遠距離通信用なのかにより、送信信号電力を調整する必要がある。また、通信環境によって通信可能な距離が変わっても通信できるように、さらに他の無線機器(同じシステムのものに限らない)への干渉を低減するために、送信信号電力を適宜調整可能にしたいという要請もある。図10に示した従来の無線送信機では、送信信号電力をパワーアンプ103のゲインで調整することができる。
図10に示した従来の無線送信機では、アナログ信号である被変調波で送信アンテナ104を駆動するため、アナログ信号のまま信号増幅する必要がある。図11は、アナログ信号の信号増幅に用いられる従来のパワーアンプ103の一構成例を示す回路図である。このパワーアンプ103は、高周波アナログ回路から構成され、トランジスタからなる2つの増幅回路M1およびM2を有する。また、前段の増幅回路M1の入力側、前段の増幅回路M1と後段の増幅回路M2との間、および後段の増幅回路M2の出力側には、それぞれ整合回路MAT1,MAT2およびMAT3が設けられている。なお、図11において、C1,C2はコンデンサ、RFC1,RFC2はチョークコイルである。この例では、後段の増幅回路M2のバイアス電圧Vbによって、パワーアンプ103のゲインを調整することができる(例えば、非特許文献1を参照)。
一方、搬送波を用いずにベースバンド信号を無線送信するキャリアフリー方式の無線送信機として、UWB(Ultra Wideband)無線送信機が提案されている(例えば、特許文献1,2を参照)。UWB無線送信機は、数GHzという極めて広い周波数帯域を用いて無線通信を行うため、送信信号電力調整装置としてのパワーアンプも非常に広帯域なものが必要となる。
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
特表2003−529273号公報(国際公開第01/073965号パンフレット) 特表2003−535552号公報(国際公開第01/093441号パンフレット) 黒田忠広 監訳,「RFマイクロエレクトロニクス」,丸善株式会社,p.351−352,ISBN 4−621−07005−3
しかし、搬送波を用いる従来の無線送信機のパワーアンプ103は、高周波アナログ回路で構成されるため、設計が難しく、コストがかかるという問題があった。
また、搬送波を用いない従来の無線送信機では、パワーアンプの帯域が非常に広いため、パワーアンプの設計が更に複雑になり実装が難しく、コストがかかるという問題があった。加えて、パワーアンプの帯域を広く保ちつつゲインを調節することは更に難しく、コストがかかるという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡易かつ低コストで送信信号電力の調整を行えるようにすることにある。
このような目的を達成するために、本発明に係る無線送信機は、入力されたディジタル信号を無線送信する無線送信機であって、前記ディジタル信号の1ビットのデータに対応して矩形波信号を生成する矩形波信号生成手段と、この矩形波信号生成手段から入力される前記矩形波信号に基づき駆動電流を出力するアンテナ駆動手段と、このアンテナ駆動手段から入力される前記駆動電流により駆動されるアンテナとを備え、前記アンテナ駆動手段は、出力する前記駆動電流を調整する電流調整手段を備え、前記電流調整手段は、前記矩形波信号が入力されたときに当該矩形波信号を所定レベルの反転信号に変換して出力する複数のインバータバッファと、これらのインバータバッファのうちの少なくとも1つを選択し前記矩形波信号生成手段と前記アンテナとの間に接続する選択接続手段とを備え、前記選択接続手段は、前記インバータバッファの少なくとも出力側に配置され、開閉により前記インバータバッファと前記アンテナとの間を接続または開放するスイッチと、前記スイッチの開閉を制御するスイッチ制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る送信信号電力調整装置は、入力されたディジタル信号をアンテナより無線送信する無線送信機の送信信号電力調整装置であって、1ビットのデータに対応して矩形波信号を生成する矩形波信号生成手段と、この矩形波信号生成手段から入力される前記矩形波信号に基づき前記アンテナに駆動電流を出力するアンテナ駆動手段とを備え、このアンテナ駆動手段は、出力する前記駆動電流を調整する電流調整手段を備え、前記電流調整手段は、前記矩形波信号が入力されたときに当該矩形波信号を所定レベルの反転信号に変換して出力する複数のインバータバッファと、これらのインバータバッファのうちの少なくとも1つを選択し前記矩形波信号生成手段と前記アンテナとの間に接続する選択接続手段とを備え、前記選択接続手段は、前記インバータバッファの少なくとも出力側に配置され、開閉により前記インバータバッファと前記アンテナとの間を接続または開放するスイッチと、前記スイッチの開閉を制御するスイッチ制御手段とを備えることを特徴とする。
ここで、前記選択接続手段は、2以上のインバータバッファを選択し前記矩形波信号生成手段と前記アンテナとの間に並列に接続するようにしてもよい。
前記インバータバッファとして、出力する電流値がそれぞれ異なるものを用いてもよい。
また、上述した送信信号電力調整装置は、前記ディジタル信号をこのディジタル信号における2状態何れかのビットに対応して状態遷移する信号に変換し前記矩形波信号生成手段に出力する信号変換手段を更に備えるものであってもよい。
また、本発明に係る送信信号電力調整方法は、入力されたディジタル信号をアンテナより無線送信する際の送信信号電力調整方法であって、矩形波信号生成手段により前記ディジタル信号の1ビットのデータに対応して矩形波信号を生成し前記アンテナに供給するステップと、前記アンテナに供給される前記矩形波信号の電流により送信信号電力を調整するステップとを備え、前記送信信号電力を調整するステップは、前記矩形波信号が入力されたときに当該矩形波信号を所定レベルの反転信号に変換して出力する複数のインバータバッファを前記矩形波信号生成手段と前記アンテナとの間にいくつ並列接続するかにより前記アンテナに供給される電流を調整するものであり、前記インバータバッファの少なくとも出力側に配置されたスイッチを開閉することにより並列接続される前記インバータバッファの数を制御することを特徴とする。
ここで、並列接続される前記インバータバッファとして、出力する電流値がそれぞれ異なるものを用いてもよい。
また、前記矩形波信号を生成するステップは、前記ディジタル信号における2状態何れかのビットに対応して前記矩形波信号を生成するようにしてもよい。
本発明では、1ビットのデータに対応して矩形波信号を生成し、生成された矩形波信号をアンテナに供給する。この際、電流調整手段として、矩形波信号が入力されたときに当該矩形波信号を所定レベルの反転信号に変換して出力する複数のインバータバッファと、これらのインバータバッファのうちの少なくとも1つを選択し矩形波信号生成手段とアンテナとの間に接続する選択接続手段とを備え、選択接続手段として、インバータバッファの少なくとも出力側に配置され、開閉によりインバータバッファとアンテナとの間を接続または開放するスイッチと、スイッチの開閉を制御するスイッチ制御手段とを備えている。したがって、アンテナに矩形波信号を供給するときの電流を調整することにより、アンテナへの供給電力を調整し、アンテナから出力される送信信号電力を調整することができる。
ここで、矩形波信号を生成する矩形波生成手段とアンテナとの間に1つのインバータバッファを接続することにより、そのインバータバッファの出力電流のみがアンテナに供給される。また、2以上のインバータバッファを並列に接続することにより、それらのインバータバッファの出力電流を合わせた電流がアンテナに供給されることになる。したがって、並列接続されるインバータバッファの数を制御することにより、アンテナに供給される電流を調整し、送信信号電力を調整することが可能となる。
また、出力電流値がそれぞれ異なるインバータバッファを用いることにより、どのような組合せでインバータバッファを接続するかにより、アンテナに供給される電流値が変わる。したがって、少ない数のインバータバッファで、アンテナへの供給電流を多段階で切り替えることが可能となる。
一方、本発明の各手段は簡単なディジタル回路で実現でき、図11に示したような高周波アナログ回路からなる従来のパワーアンプを用いる必要がない。したがって、設計が簡易になり、低コストで送信信号電力を調整することが可能となる。
以下、図面を参照し、本発明について詳細に説明する。本発明の実施の形態の説明に入る前に、その基本となる無線送信機について説明する。図1は、この無線送信機の構成を示すブロック図である。図2は、この無線送信機の各部の信号波形の一例を示す図である。
図1に示す無線送信機は、データが「1」と「0」の状態にコード化されたディジタル信号(以下「データ信号」という)をそのデータ信号の状態「1」のビットに対応して状態遷移する信号S1に変換する信号変換部1と、信号変換部1から入力される信号S1の状態遷移に同期して矩形波信号S2を生成する矩形波信号生成部2と、矩形波信号生成部2から供給される矩形波信号S2により駆動される送信アンテナ3とから構成される。なお、「矩形波信号」とは、電圧の立ち上がりから立ち下がりまで(場合によっては、立ち下がりから立ち上がりまで)の電圧変化をいう。
信号変換部1は更に、上記データ信号とこのデータ信号に同期したクロック信号との論理和を演算するAND回路11と、AND回路11の出力信号がクロック端子clkに入力されるDフリップフロップ回路(DFF)12と、DFF12の出力端子outに入力端子が接続され出力端子がDFF12の入力端子inに接続されるインバータ回路13とから構成される。
データ信号とクロック信号とは、図2(A),(B)に示すように互いに同期している。このため、AND回路11の出力信号は、図2(C)に示すように、データ信号の状態「1」のとき、1ビットに対し1クロック分だけ状態が「1」となる。一方、DFF12の入力端子inにはその出力端子outから出力される出力信号S1の反転信号が入力されるので、クロック端子clkに入力されるAND回路11の出力信号の状態が「1」から「0」に遷移するごとに、出力信号S1の状態が「0」→「1」または「1」→「0」に遷移する。
したがって、信号S1は図2(D)に示すように、データ信号の状態「1」のビットに対応して状態遷移する。より具体的には、状態「1」のビットのDuty50%(中央)の位置で状態遷移する。言い換えれば、信号S1の立ち上がりおよび立ち下がりが、データ信号の状態「1」にビットに対応することになる。
なお、信号変換部1は図1に示した構成に限らず、同等の機能を有するものであればよい。すなわち、データ信号を状態「0」のビットに対応して状態遷移する信号S1に変換するものであってもよい。また、状態「1」のビットのDuty0%(始まり)または100%(終わり)の位置で状態遷移する信号S1に変換するものであってもよい。
また、矩形波信号生成部2は更に、信号S1を任意の時間T遅延させて出力する遅延回路21と、信号S1と遅延回路21の出力信号(時間T遅延した信号S1)との排他的論理和(Exclusive OR,XOR)を演算する排他的論理和回路22とから構成される。信号S1と時間T遅延した信号S1との排他的論理和を演算することにより、図2(E)に示すように、信号S1の立ち上がりおよび立ち下がりに一致して、パルス幅Tの矩形波信号S2が生成される。矩形波信号S2のパルス幅Tは、遅延回路21の遅延量によって決まる。なお、矩形波信号S2のスペクトルを図3に示す。
矩形波信号生成部2で生成された矩形波信号S2が送信アンテナ3に供給されることにより、アンテナ帯域に応じて、送信アンテナ3から図2(F)に示すように矩形波信号S2に一致した高周波パルス信号(RFパルス信号)が出力される。したがって、無線送信機からは、データ信号の状態「1」に対応してRFパルス信号が出力されることとなる。
ここで、遅延回路21の構成例について説明する。図4は、遅延回路21の構成例を示す回路図である。
遅延回路21は、図4(A)に示すようなDFF41で実現することができる。遅延回路21をDFF41で実現する場合には、DFF41に供給するクロック信号Cの周波数によってDFF41の遅延量が決まり、矩形波信号S2のパルス幅Tが決まる。したがって、クロック制御回路51を用いてDFF41に供給するクロック信号Cの周波数を可変とすることにより、矩形波信号S2のパルス幅Tを動的に変化させることができる。
遅延回路21はまた、インバータ回路を複数段つなげても実現できる。図4(B)には、インバータ回路42,45を2段つなげて遅延回路21を実現する例が示されている。4段以上の偶数段をつなげて遅延回路21を実現することもできる。
図4(B)に示す例では、インバータ回路42,45の出力端子がMOSスイッチ43,46および容量44,47を介して接地されている。MOSスイッチ43,46のゲート端子電圧Vによってインバータ回路42,45の出力のRC時定数が決まり、遅延量が決まる。したがって、電圧制御回路52を用いてMOSスイッチ43,46のゲート端子電圧Vを可変とすることにより、矩形波信号S2のパルス幅Tを動的に変化させることができる。この場合には、DFF41のようにクロック信号Cを供給する必要がなくなり、遅延回路21を簡易に実現することができる。
また、MOSスイッチ43,46の代わりに抵抗を用いて遅延回路21を実現してもよい。この場合にもRC時定数により遅延量を調整できる。いずれにせよ、遅延回路21は、図4に示した構成には限定されない。
以下、矩形波信号S2を送信アンテナ3に供給することにより、送信アンテナ3からRFパルス信号が出力される原理について説明する。ここでは、矩形波信号生成部2が遅延回路21と排他的論理和回路22とから構成される場合を例にとる。
図5は、矩形波信号および矩形波信号に含まれる高調波信号成分を示す概念図である。矩形波信号は、矩形波信号と同周期の正弦波信号成分(基本波、1次高調波)、3倍の周波数の正弦波信号成分(3次高調波)、5倍の周波数の正弦波信号成分(5次高調波)、という奇数(2n+1、nは非負整数)次の高調波信号成分からなる。したがって、図2(E)に示す矩形波信号S2のようなパルス幅Tのパルス信号には、2Tを1周期とした正弦波信号およびその高次高調波信号が含まれることになる。このため、中心周波数が1/2Tまたはその奇数倍のアンテナを送信アンテナ3として用いることで、送信アンテナ3を上述した正弦波信号またはその高次高調波信号で共振し、RFパルス信号を送信することが可能となる。
具体的には、矩形波信号S2のパルス幅Tを5nsとすると、矩形波信号S2の基本波成分の信号周波数は100MHz(1周期は10ns)となり、高次高調波成分の信号周波数は300MHz、500MHz・・・となる。このため、中心周波数が100MHz、300MHz、500MHzといったアンテナを送信アンテナ3として用いることで、送信アンテナ3からRFパルス信号を送信することが可能となる。
2n+1次高調波成分の信号振幅は、図5に示すように矩形波信号の信号振幅に比べ1/(2n+1)になる(3次高調波では1/3、5次高調波では1/5)。したがって、高次の高調波成分を送信する場合ほど、送信アンテナ3から出力される送信信号電力が小さくなる。
なお、矩形波信号S2のパルス幅Tは、送信アンテナ3の中心周波数が(2n+1)/2Tとなるように決めることができる。
図6は、矩形波信号S2の3次高調波成分を送信する場合の信号波形を示す概念図である。図6(A)に示すように矩形波信号S2のパルス幅Tを5nsとすると、図6(B)に示す矩形波信号S2の3次高調波成分の信号周波数は300MHzとなる。したがって、この矩形波信号S2を中心周波数が300MHzの送信アンテナ3に供給すると、送信アンテナ3からは300MHzの周波数で振動する図6(C)に示すようなRFパルス信号が出力される。
このRFパルス信号のパルス幅は、送信アンテナ3のインパルス応答およびアンテナ帯域で決まる。アンテナ帯域が広い場合にはこのパルス幅は短くなり、逆にアンテナ帯域が狭い場合にはこのパルス幅は長くなる。
矩形波信号S2のスペクトルが示されている図3を参照すると、矩形波信号S2の3次高調波成分の周波数は3/2Tに相当するから、3次高調波成分を送信アンテナ3から出力する場合には、図3に示すような帯域の送信アンテナ3を用意すればよい。
一般的な近距離の微弱無線通信では、その送信信号電力がかなり小さな値に制限されている。このため、矩形波信号S2の基本波成分を利用すると、送信信号電力が大きく、規制値を超えてしまうことがある。この場合には、減衰器で信号電力を弱めて送信すればよい。また、送信したい信号周波数帯に対応した高次高調波成分を含む矩形波信号S2を生成し、この矩形波信号S2の3次高調波、5次高調波といった信号成分を送信するようにしてもよい。この場合には、高次高調波になるほど信号振幅が小さくなり送信信号電力が小さくなるので、規制値に適合した信号電力の高次高調波成分を選択して使えばよい。高次高調波成分を送信する場合には、基本波成分を送信する場合に比べて、次のような効果も得られる。
矩形波信号S2の基本波成分を送信する場合には、遅延回路21で実現しなければならない遅延量が高次高調波成分を送信する場合に比べて短くなり、遅延回路21の実現がより難しくなる。具体的には、500MHz帯のRFパルス信号を送信する場合に、矩形波信号S2の基本波成分を利用すると、1nsの遅延量を実現する必要がある。これに対し、矩形波信号S2の5次高調波成分を利用するならば、5nsの遅延量を実現すればよい。遅延回路21を図4(A)に示すようにDFF41で実現する場合では、前者は1GHzのクロック信号Cが必要になるのに対し、後者は200MHzのクロック信号Cであればよく、クロック生成が高次高調波成分を利用する場合の方が容易である。
さらに、遅延量が小さいほど、矩形波信号S2を出力する排他的論理和回路22も高速に動作する必要がある。遅延量が大きければ、排他的論理和回路22に要求される動作速度は緩和される。
また、規制値に対応した高次高調波成分を利用することで、基本波成分を利用する場合に必要となる減衰器を用いる必要がなくなるといった効果も得られる。
次に、本発明の一実施の形態について説明する。
通常、送信アンテナのインピーダンスは50Ω〜75Ωであり、送信アンテナから出力される送信信号電力は送信アンテナを送信機の負荷と見なしたときの負荷への供給電力とアンテナ効率とにより決まる。アンテナ効率はアンテナ形状や送信機と送信アンテナとの間のマッチングにより決まるので、送信信号電力を調整する場合には送信アンテナへの供給電力を調整する必要がある。送信アンテナへの供給電力は、送信アンテナへの供給電流、すなわち送信アンテナの駆動電流により調整することができる。本実施の形態は、送信アンテナの駆動電流により送信信号電力を調整するものである。
図7は、本発明の一実施の形態に係る無線送信機の構成を示すブロック図である。この図7では、図1に示した構成要素と同一の構成要素に対しては、図1と同一符号を用いている。
図7に示す無線送信機は、図1に示した無線送信機において、矩形波信号生成部2と送信アンテナ3との間に、矩形波信号生成部2から入力される矩形波信号S2に基づき送信アンテナ3に駆動電流を出力するアンテナ駆動部6が接続されたものである。アンテナ駆動部6は、送信アンテナ3に出力する駆動電流を調整する電流調整手段としての機能を有する。具体的には、複数のインバータバッファ61,62,63,64と、インバータバッファ61,62,63,64のそれぞれの入力側に配置されるスイッチ71a,72a,73a,74aと、インバータバッファ61,62,63,64のそれぞれの出力側に配置されるスイッチ71b,72b,73b,74bと、スイッチ71a〜74a,71b〜74bの開閉を制御するスイッチ制御回路75とから構成される。なお、スイッチ71a〜74a,71b〜74bおよびスイッチ制御回路75から、インバータバッファ61〜64のうちの少なくとも1つを選択し矩形波信号生成部2と送信アンテナ3との間に接続する選択接続手段が構成される。
ここで、インバータバッファ61〜64は、入力されたディジタル信号を所定レベルの反転信号に変換して出力する回路であり、ディジタル信号の状態に応じた電流を出力する。本実施の形態では、矩形波信号S2が入力されたときに所定の電流を出力する電流制限素子として作用する。ここでは、インバータバッファ61〜64として、矩形波信号S2が入力されたときに出力する電流値がそれぞれ異なるものが用いられる。具体的には、インバータバッファ61〜64のそれぞれの出力電流値の比を1:2:3:4とする。
インバータバッファ61は、例えば図8に示すように、電圧源vddと接地との間に直列に接続されたPMOS81、NMOS82から構成することができる。より詳しくは、PMOS81のゲートとPMOS82のゲートとが共通に入力端子84に接続され、PMOS81のドレインとPMOS82のドレインとが共通に出力端子85に接続され、PMOS81のソースが電圧源vddに接続され、NMOS82のソースが接地された構成になっている。PMOS81およびNMOS82の設計例を挙げると、PMOS81のゲート幅W/ゲート長をそれぞれ10μm/0.2μm、NMOS82のゲート幅W/ゲート長をそれぞれ5μm/0.2μmとすることができる。
インバータバッファ62〜64もまた、インバータバッファ61と同様に構成することができる。インバータバッファ62〜64の出力電流値を変えるには、例えばPMOS81およびNMOS82のゲート幅Wを変えればよい。インバータバッファ62〜64のゲート長Lをインバータバッファ61のゲート長Lと同じ長さとし、インバータバッファ62、63、64のゲート幅Wをインバータバッファ61のゲート幅Wのそれぞれ2倍、3倍、4倍の大きさとすることにより、インバータバッファ61〜64のそれぞれの出力電流値の比が1:2:3:4となる。
インバータバッファ62〜64の入力側に配置されるスイッチ71a〜74aは、開閉によりそれぞれインバータバッファ61〜64と矩形波信号生成部2の出力側との間を接続または開放する。また、インバータバッファ62〜64の出力側に配置されるスイッチ71b〜74bは、開閉によりそれぞれインバータバッファ61〜64と送信アンテナ3の入力側との間を接続または開放する。
スイッチ制御回路75は、同じインバータバッファの入出力側に配置されるスイッチ同士を連動して開閉させる。すなわち、スイッチ71aと71b、スイッチ72aと72b、スイッチ73aと73b、スイッチ74aと74bをそれぞれ連動して開閉させる。
スイッチ制御回路75がインバータバッファ61〜64のいずれかに対応するスイッチを閉じることにより、そのインバータバッファが矩形波信号生成部2と送信アンテナ3との間に接続される。2以上のインバータバッファのそれぞれに対応するスイッチを閉じることにより、それらのインバータバッファが矩形波信号生成部2と送信アンテナ3との間に並列に接続されることになる。
矩形波信号生成部2と送信アンテナ3との間にインバータバッファ61〜64のいずれか1つが接続されたときには、そのインバータバッファの出力電流のみが送信アンテナ3に供給される。また、2以上のインバータバッファが並列に接続されたときには、それらのインバータバッファの出力電流をあわせた電流が送信アンテナ3に供給されることになる。インバータバッファ61〜64のそれぞれの出力電流値の比が1:2:3:4であるから、インバータバッファ61〜64をどのような組合せで接続するかによって、送信アンテナ3への供給電流、すなわち送信アンテナ3の駆動電流の比を1から10まで10段階に変えることができる。送信アンテナ3の駆動電流に応じて送信アンテナ3から出力される送信信号電力が変わるので、送信信号電力の比を10段階に切り替えることが可能となる。
このように、スイッチ制御回路75によりスイッチ71a〜74a,71b〜74bの開閉をさせ、矩形波信号生成部2と送信アンテナ3との間に接続されるインバータバッファの数を制御することにより、送信アンテナ3の駆動電流を調整し、送信信号電力を調整することができる。
また、インバータバッファ61〜64として出力電流値がそれぞれ異なるものを用いることにより、少ない数のインバータバッファで送信信号電力を多段階に切り替えることが可能となる。
本実施の形態に係る無線送信機は、矩形波信号というディジタル信号を用いて送信アンテナ3を駆動するキャリアフリー方式の無線送信機となっている。このため、送信信号電力を調整するにあたって送信アンテナ3への供給電力を調整するには、ディジタル信号のまま駆動電流のみを調整すればよい。駆動電流のみを調整するには、本実施の形態におけるアンテナ駆動部6のように、矩形波信号生成部2と送信アンテナ3との間に接続されるインバータバッファの数を切り替えられるようにすればよい。したがって、図11に示したような高周波アナログ回路からなるパワーアンプ103を用いなければならなかった従来例と比べて、設計が非常に簡易になり、低コスト、低電力で送信信号電力を調整することが可能となる。
また、送信信号電力を調整する操作に関しても、従来のパワーアンプ103ではバイアス電圧Vbをアナログ的に操作する必要があったのに対し、本実施の形態では送信アンテナ3の駆動電流比を切り替えればよく、この切り替えはスイッチ71a〜74a,71b〜74bの開閉により操作することができる。このため、送信信号電力調整のための操作も極めて簡易となる。
なお、本実施の形態では、矩形波信号生成部2と送信アンテナ3との間に並列接続可能なインバータバッファの数を「4」としたが、この数に限定されるものではなく、2以上のインバータバッファが並列接続可能な構成であればよい。
また、それぞれのインバータバッファの出力電流値の比を1:2:3:4としたが、この比に限定されるものではない。インバータバッファの出力電流値がすべて同じであってもよい。
また、電流制限素子の一例としてインバータバッファを用いて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図9に示すバッファ65を電流制限素子として用いることもできる。このバッファ65は、入力されたディジタル信号を反転させずにレベル変換して出力する回路であり、ディジタル信号の状態に応じた電流を出力する。例えば2つのインバータバッファを直列に接続して構成される。
また、インバータバッファの入力側にスイッチ71a〜74aを配置せず、出力側のみにスイッチ71b〜74bを配置した構成としてもよい。
なお、本実施の形態に係る無線送信機に対応する無線受信機は、例えば、送信信号を受信する受信アンテナと、受信された信号を増幅するローノイズアンプと、増幅された信号を検波する包絡線検波器と、検波された信号をカウントすることにより図1における信号S1を復元する2進カウンタと、信号S1の立ち上がりまたは立ち下がりに同期して状態「1」を出力することにより図1におけるデータ信号を復元する信号変換器とから構成することができる。
本発明は、例えば近距離の微弱無線通信に利用可能である。
本発明の基本となる無線送信機の構成を示すブロック図である。 図1に示す無線送信機の各部の信号波形の一例を示す図である。 矩形波信号生成部から出力される矩形波信号のスペクトルを示す図である。 図1における遅延回路の構成例を示す回路図である。 矩形波信号および矩形波信号に含まれる高調波信号成分を示す概念図である。 矩形波信号生成部から出力される矩形波信号の3次高調波成分を送信する場合の信号波形を示す概念図である。 本発明の一実施の形態に係る無線送信機の構成を示すブロック図である。 図8におけるインバータバッファの一構成例を示す回路図である。 インバータバッファの代わりに用いられるバッファを示す図である。 搬送波を用いる従来の無線送信機の基本構成を示すブロック図である。 従来のパワーアンプの一構成例を示す回路図である。
符号の説明
1…信号変換部、2…矩形波信号生成部、3…送信アンテナ、6…アンテナ駆動部、11…AND回路、12…DFF(Dフリップフロップ回路)、13…インバータ回路、21…遅延回路、22…排他的論理和回路、41…DFF(Dフリップフロップ回路)、42,45…インバータ回路、43,46…CMOSスイッチ、44,47…容量、51…クロック制御回路、52…電圧制御回路、61〜64…インバータバッファ、65…バッファ、71a〜74a,71b〜74b…スイッチ、75…スイッチ制御回路、81…PMOS、82…NMOS、84…入力端子、85…出力端子、C…クロック信号、S1,S2…信号、V…ゲート端子電圧。

Claims (8)

  1. 入力されたディジタル信号を無線送信する無線送信機であって、
    前記ディジタル信号の1ビットのデータに対応して矩形波信号を生成する矩形波信号生成手段と、
    この矩形波信号生成手段から入力される前記矩形波信号に基づき駆動電流を出力するアンテナ駆動手段と、
    このアンテナ駆動手段から入力される前記駆動電流により駆動されるアンテナとを備え、
    前記アンテナ駆動手段は、出力する前記駆動電流を調整する電流調整手段を備え
    前記電流調整手段は、
    前記矩形波信号が入力されたときに当該矩形波信号を所定レベルの反転信号に変換して出力する複数のインバータバッファと、
    これらのインバータバッファのうちの少なくとも1つを選択し前記矩形波信号生成手段と前記アンテナとの間に接続する選択接続手段とを備え、
    前記選択接続手段は、
    前記インバータバッファの少なくとも出力側に配置され、開閉により前記インバータバッファと前記アンテナとの間を接続または開放するスイッチと、
    前記スイッチの開閉を制御するスイッチ制御手段とを備える
    ことを特徴とする無線送信機。
  2. 入力されたディジタル信号をアンテナより無線送信する無線送信機の送信信号電力調整装置であって、
    1ビットのデータに対応して矩形波信号を生成する矩形波信号生成手段と、
    この矩形波信号生成手段から入力される前記矩形波信号に基づき前記アンテナに駆動電流を出力するアンテナ駆動手段とを備え、
    このアンテナ駆動手段は、出力する前記駆動電流を調整する電流調整手段を備え
    前記電流調整手段は、
    前記矩形波信号が入力されたときに当該矩形波信号を所定レベルの反転信号に変換して出力する複数のインバータバッファと、
    これらのインバータバッファのうちの少なくとも1つを選択し前記矩形波信号生成手段と前記アンテナとの間に接続する選択接続手段とを備え、
    前記選択接続手段は、
    前記インバータバッファの少なくとも出力側に配置され、開閉により前記インバータバッファと前記アンテナとの間を接続または開放するスイッチと、
    前記スイッチの開閉を制御するスイッチ制御手段とを備える
    ことを特徴とする送信信号電力調整装置。
  3. 請求項に記載の送信信号電力調整装置において、
    前記選択接続手段は、2以上のインバータバッファを選択し前記矩形波信号生成手段と前記アンテナとの間に並列に接続することを特徴とする送信信号電力調整装置。
  4. 請求項またはに記載の送信信号電力調整装置において、
    前記インバータバッファは、出力する電流値がそれぞれ異なることを特徴とする送信信号電力調整装置。
  5. 請求項2〜の何れか1項に記載の送信信号電力調整装置において、
    前記ディジタル信号をこのディジタル信号における2状態何れかのビットに対応して状態遷移する信号に変換し前記矩形波信号生成手段に出力する信号変換手段を更に備えることを特徴とする送信信号電力調整装置。
  6. 入力されたディジタル信号をアンテナより無線送信する際の送信信号電力調整方法であって、
    矩形波信号生成手段により前記ディジタル信号の1ビットのデータに対応して矩形波信号を生成し前記アンテナに供給するステップと、
    前記アンテナに供給される前記矩形波信号の電流により送信信号電力を調整するステップとを備え
    前記送信信号電力を調整するステップは、前記矩形波信号が入力されたときに当該矩形波信号を所定レベルの反転信号に変換して出力する複数のインバータバッファを前記矩形波信号生成手段と前記アンテナとの間にいくつ並列接続するかにより前記アンテナに供給される電流を調整するものであり、前記インバータバッファの少なくとも出力側に配置されたスイッチを開閉することにより並列接続される前記インバータバッファの数を制御する
    ことを特徴とする送信信号電力調整方法。
  7. 請求項に記載の送信信号電力調整方法において、
    並列接続される前記インバータバッファは、出力する電流値がそれぞれ異なることを特徴とする送信信号電力調整方法。
  8. 請求項6または7に記載の送信信号電力調整方法において、
    前記矩形波信号を生成するステップは、前記ディジタル信号における2状態何れかのビットに対応して前記矩形波信号を生成することを特徴とする送信信号電力調整方法。
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