JP4444776B2 - ケーブル類保護案内装置 - Google Patents
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Description
そのため、これらのケーブル類を支持案内するケーブル類保護案内装置が使用されている。
通常、挿通孔が、リンクプレートの高さの中央、すなわち、チェーンの中心線上に設けられ、このチェーンの屈曲に合わせて、ケーブル類が連結板の挿通孔により支持されて屈曲するようになっている。
また、多数のケーブル類を保護案内するために、図3及び図4に示すようにリンクプレート11に所定の間隔で軸受け14が固設され、各軸受け14毎に、複数のつづみ形ローラ13を水平方向に軸支し、チェーンの中心線から離れた二列目のケーブル類をチェーンの屈曲に応じて移動できるように支持するケーブル類保護案内装置も知られている。
ここで、図4は、図3の4−4線における断面図を示している。そして、それぞれのつづみ形ローラ13a、13b、13cには、深さの異なるローラ側ケーブル支持凹部が形成され、各ローラ側ケーブル支持凹部にそれぞれ外径の異なる補助ケーブル類が複数本ずつ(図4に示す従来例では、2本ずつ)収容されている(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、つづみ形ローラ13bとつづみ形ローラ13cが同じ回転速度で回転した場合、回転中心からローラ側ケーブル支持凹部の最底部に至る距離が大きなつづみ形ローラ13cは、つづみ形ローラ13bに比べてつづみ形ローラとケーブルの接触面における周速度が大きくなる。
そのため、つづみ形ローラ13cによって支持されるケーブル類15cは、つづみ形ローラ13bによって支持されるケーブル類15bよりも長い距離送られ、行き場を失ったケーブルが外周側や内周側に蛇行形状にはみ出していく「にじり出し現象」が生じる。
そして、外径の異なる補助ケーブル類を支持するための円弧状凹部を有する複数のつづみ形ローラが水平方向に軸支されており、つづみ形ローラの回転中心から円弧状凹部の最底部に至る距離が補助ケーブル類の外径に係わらず一定に設定されているため、さらに詳しくは、連結板にチェーンの幅方向に軸支された複数のつづみ形ローラがこのつづみ形ローラで支持する補助ケーブル類の外径によって異なる円弧状のローラ側ケーブル支持凹部をそれぞれ備えているとともに、ローラ側ケーブル支持凹部の最底部からつづみ形ローラの回転中心に至る距離が補助ケーブル類の外径の大小に係わらず一定に設定され、円弧状のローラ側ケーブル支持凹部と連結板に形成された円弧状の連結板側ケーブル支持凹部との間で補助ケーブル類が支持されているため、隣接するつづみ形ローラ同士が同じ回転速度で回転した場合であっても、隣接するつづみ形ローラの相互間で補助ケーブル類との接触面の周速度が等しくなり、つづみ形ローラと補助ケーブル類との間において摩耗を生じたり、補助ケーブル類が外周側又は内周側に蛇行形状にはみ出していく、「にじり出し現象」が生じることがない。
図1は、本発明に係るケーブル類保護案内装置の側面図を示しており、図2は、図1の2−2線で切断した断面図を示している。
これらの挿通孔120a〜120fは、リンクプレート110のプレート高さの中央、すなわち、チェーンの中心線上に設けられており、チェーンの屈曲に合わせて連結板に支持されて主ケーブル類が屈曲するように構成されている。
この連結板120は、支持すべき主ケーブルの挿通を容易にするために、図2に示すように、上下2枚の板材で構成されており、リンクプレート110に螺設されている。
本実施例では、つづみ形ローラ130aには、φ24mmの円弧状を呈するローラ側ケーブル支持凹部が形成され、つづみローラ130bには、φ20mmの円弧状を呈するローラ側ケーブル支持凹部が形成されている。
そして、これらのつづみ形ローラ130a、130bの円弧状を呈するローラ側ケーブル支持凹部は、つづみ形ローラ130a、130bの回転中心からローラ側ケーブル支持凹部の最底部までの距離が、補助ケーブル類の外径に係わらず一定に設定されている。
そのため、隣り合うつづみ形ローラ130a、130bの間に異物等が入り込み、それらのつづみ形ローラ130a、130b同士が一緒に回転するような場合であっても、隣り合う補助ケーブル類とつづみ形ローラ130a、130bとの間で接触面の周速度が同一になり、補助ケーブル類とつづみ形ローラ130a、130bとの間の滑り抵抗を大幅に軽減することができ、補助ケーブル類の摩耗を少なくすることができると共に、「にじり出し現象」の発生も抑制される。
11、110 ・・・ リンクプレート
12、120 ・・・ 連結板
13、130 ・・・ つづみ形ローラ
14、140 ・・・ 軸受け
Claims (2)
- 多数のリンクプレートを連結した二列のチェーンの相互間に複数の連結板が取り付けられるとともに前記連結板のケーブル挿通孔がリンクプレートのプレート高さの中央部位に設けられ、前記ケーブル挿通孔に挿通した主ケーブル類がチェーンの屈曲に合わせて支持されるケーブル類保護案内装置において、
前記連結板にチェーンの幅方向に軸支された複数のつづみ形ローラが該つづみ形ローラで支持する補助ケーブル類の外径によって異なる円弧状のローラ側ケーブル支持凹部をそれぞれ備えているとともに該ローラ側ケーブル支持凹部の最底部からつづみ形ローラの回転中心に至る距離が補助ケーブル類の外径の大小に係わらず一定に設定され、
前記円弧状のローラ側ケーブル支持凹部と前記連結板に形成された円弧状の連結板側ケーブル支持凹部との間で補助ケーブル類が支持されていることを特徴とするケーブル類保護案内装置。 - 前記つづみ形ローラが、補助ケーブル類毎にローラ側ケーブル支持凹部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のケーブル類保護案内装置。
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JP2004282323A JP4444776B2 (ja) | 2004-09-28 | 2004-09-28 | ケーブル類保護案内装置 |
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JP4658221B1 (ja) | 2009-11-26 | 2011-03-23 | 株式会社椿本チエイン | 多関節型ケーブル類保護案内装置 |
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2004
- 2004-09-28 JP JP2004282323A patent/JP4444776B2/ja not_active Expired - Lifetime
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