JP4444463B2 - 食器洗浄方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は公共機関または産業上の自動食器洗浄機における食器の洗浄および濯ぎに関する。より詳細には、本発明は、きれいな食器とともに食器の表面にアルカリ洗浄剤の残留物を残す、アルカリ洗浄剤を用いて最初に洗浄された食器のための洗浄後処理および濯ぎ工程を含む。きれいな食器は、その後、洗浄後工程および濯ぎ工程を含む手順において処理される。洗浄後工程は、前に形成された実質的な割合の洗浄剤残留物を除去することができる界面活性剤または化学リンス剤の水溶液を使用することを含む。この工程は、ある量の、通常には少量であるが測定可能な割合のリンス助剤、食品、界面活性剤、洗浄剤または組み合わせの残留物を残しうる。続く濯ぎ工程は食品グレードの界面活性剤の水性飲料水リンスもしくは水性希釈溶液を使用して、洗浄方法を完了し、そしてこのような残留物を実質的に除去する。
【0002】
【従来の技術】
食器を洗浄しそして濯ぐ自動食器洗浄機の使用は長年にわたって知られている。Fernholzらの米国再発行特許第32,818号および32,763号明細書は、固体のブロックアルカリ洗浄組成物の使用、および、続いて行う、きれいな食器からのアルカリ残留物の濯ぎの使用を開示している。一般に、アルカリ洗浄剤を使用して食器を洗浄した後に、明るく、きれいで、汚点のない製品を得ることを目的として、食器からのリンス水の急速なシーティングを起こさせることができる水性組成物となるように、組成物中に少なくとも1つのブロックのエチレンオキシド部分を他の部分との組み合わせで含む、通常に合成ポリマーの組成物の希釈水溶液を用いて食器をしばしば濯ぐ。これらのポリマー材料は、通常、リンス助剤と呼ばれる。水中に溶解させるときに、リンス剤はリンス溶液または組成物を形成し、この溶液または組成物は、食器の表面エネルギー、およびリンス剤と上記表面エネルギーとの関係により、シーティングを生じる。食器洗浄および濯ぎプロセスは、食器をプレスクレーピング、スクレーピング、プレリンス、アルカリ洗浄、酸洗浄、リンス、衛生化、ポスト衛生化等の種々の工程に付す自動制御機構を有する種々の公共機関用および産業用自動食器洗浄機において行われている。特に、大きく、高容積の多段階の食器洗浄機において、一連の工程は望ましい結果を得るようにプログラムされることができる。
【0003】
種々の洗浄および濯ぎプロセスは知られており、このようなプロセスはAvram の米国特許第5,879,469号明細書に記載されたものを含み、この明細書は塩基性水性洗浄に次いで酸性水性洗浄を用いる食器洗浄装置を教示している。Howland らの米国特許第5,448,115号明細書は、水性リンスサイクルが有効に制御されて、洗浄薬品の送出およびタイミングを変更することができることを示している。Young Jr. らの米国特許第5,429,679号明細書は、特に、他の洗浄サイクル工程にリンス水リサイクルを行う、さらなる制御システムを示している。Steindorf の米国特許第5,447,648号明細書およびBaumの米国特許第5,589,099号明細書は、固体の食品グレードのリンス助剤組成物および改良された合成エチレンオキシドプロピレンオキシドブロックコポリマーをベースとするリンス助剤を開示している。Groultらの米国特許第4,501,681号明細書は、コラム8、第35〜55行目およびその他において、多段階リンス工程の使用を示している。Groultらは、リンス水を用いた第一および第二の濯ぎ工程に次いで、酸性または中性のリンス剤を用いた第三の濯ぎ工程を含むプロセスを示しているようである。Jones らの米国特許第5,232,622号明細書は2つの逐次的濯ぎ工程を示している(コラム6、第49〜64行目)。Jones らは濯ぎサイクルに使用される組成物に関して全く開示しておらず、サイクルは従来の合成アルカリ酸化物をベースとするリンス剤を含むようである。
【0004】
Haslopらの米国特許第4,618,446号明細書は、スフェリカル液体洗浄剤組成物(spherical liquid detergent compositions) において使用される成分を開示している。Haslopらの米国特許第4,793,943号明細書は液体洗浄剤組成物を製造するのに有用な種々の成分を教示している。Akred らの米国特許第4,871,467号明細書は、非沈降性液体洗浄剤組成物を形成するために使用される種々の組成物および材料を教示している。Aronson らの米国特許第5,045,225号明細書は、消泡性材料として、炭化水素油とシリコーン組成物との組み合わせを教示している。Gentleらの米国特許第5,073,298号明細書は、シリコーンシリケートをベースとする脱泡性組成物を教示している。Chunらの米国特許第5,133,892号明細書は徐放性の酵素および塩素系漂白剤並びに洗浄剤組成物を製造するのに使用される他の種々の成分を有する機械食器洗浄用洗浄剤タブレットを教示している。
【0005】
Tsukada の特開昭49−126703号公報は、炭水化物脂肪族エステルリンス剤を教示している。Miura らの特開昭50−62211号公報は多価アルコール含有リンス剤を教示している。Miura らの特開昭51−68608号公報はポリオール脂肪族エステル含有リンス剤組成物を教示している。Suzukiらの日本国特許出願第86−131272号はポリエトキシル化ソルビタン脂肪酸エステルグリセロールおよび糖類アルコールを含むリンス剤を教示している。Suzukiらの日本国特許出願第86−161193号は同様の材料を教示している。Nantaku の日本国特許出願第59−187096号はC6-8 脂肪酸ポリグリセリンエステル含有リンス剤を教示している。Wilsonらの“Rinse Additives for Machine Dishwashing", Soap and Chemical Specialties, pp.48 以降(1958 年2 月) はリンス剤配合物に関する基礎技術を議論している。リンス組成物の使用はしばしば、実質的な量のアルカリ残留物を除去することができるが、ある割合の食品残留物およびある量のリンス剤残留物を残留させうる。
【0006】
食品グレードのリンス助剤の使用は、近年、魅力あるものとして益々注目を浴びている。このような界面活性剤は食器洗浄プロセスにおいて、より自然な化学材料を要求する人々にとって魅力がある。これらの食品グレードのリンス助剤は、一般に、スクロース脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセロール脂肪酸エステル、および、1種以上の脂肪酸または他の天然の疎水性部分によって誘導化された重合ポリオールまたは天然ポリオールを含む他の同様な材料を含む。食器の種類、汚染物のタイプおよび量、水道水の硬度、洗浄の温度並びに他の変数によって、食品グレードのリンス助剤は、しばしば、合成ポリアルキレンオキシドタイプのリンス剤により得られる濯ぎのレベルと同等以上にならない濯ぎのレベルとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
食品グレードのリンス剤の活性のレベルは、通常、殆どのオペレータに許容されるが、合成ポリアルキレンオキシドリンス助剤は有効濃度において食品グレードのリンス助剤より優れたシーティングのレベルを提供する。さらに、多くの台所では、合成ポリアルキレンオキシドをベースとするリンス助剤の使用が最終段階で望まれず、最終段階では食品グレードのリンス助剤を使用すべきであるという強い要望があることが明らかである。従って、食品グレードのリンス助剤組成物の利点を得ながら、所望の性能をもって、従来の濯ぎサイクルの利点を得ることができる食器洗浄方法の実質的な要求が存在する。このような利点は、残留物、汚点またはストリーキング(縞状汚染)のない、きれいで良好に濯がれた食器を含む。
【0008】
【課題を解決するための手段】
きれいな食器を生じさせながらも水性アルカリ残留物を残留させるアルカリ洗浄剤で食器を洗浄し、次いで、洗浄後処理を行うことを含む、改良された食器洗浄方法が発見された。洗浄後処理において、きれいな食器を、水性組成物を用いた第一の水性洗浄工程で接触させる。この水性組成物はポリアルキレンオキシド部分を含むリンス剤を有するリンス組成物を含み、アルカリ残留物を除去して、処理された食器を生じる。処理された食器は、その後、食品グレードのリンス剤または水性もしくは飲料水リンスのいずれかを含むリンス組成物と濯ぎ工程において少なくとも3秒間接触され、この水性もしくは飲料水リンスは実質的に合成リンス剤を含まない。食器の完全な衛生化を確実にするために、衛生化工程は洗浄後処理の前に使用される。このような工程は、病原体の数を衛生化レベルにまで減じる技術を含むことができる。好ましくは、この方法は衛生化された食器を得るために殺生物剤または昇温された水性リンス温度のいずれかを用いるか、または、その両方を用いる。
【0009】
従って、本発明は、アルカリ残留物を有する洗浄された食器を得る、水性アルカリ洗浄組成物を用いる最初の洗浄工程を含む、食器の洗浄方法に見られる。洗浄された食器は、その後、洗浄後工程において、水性組成物と接触され、この水性組成物はポリアルキレンオキシド部分を含む合成ノニオンシーティング剤を約10〜500ppmで含み、それにより、処理された食器が得られる。この方法は、処理された食器と水性リンス組成物とを接触させることをさらに含み、この洗浄方法は、洗浄後の衛生化工程をも含む。
【0010】
本発明は、さらに、アルカリ残留物を有する洗浄された食器を得る、水性アルカリ洗浄組成物を用いた最初の洗浄工程を含む、食器の洗浄方法にも見られる。洗浄された食器は、その後、洗浄後工程において、水性組成物と接触され、この水性組成物はポリアルキレンオキシド部分を含む合成ノニオンシーティング剤を約10〜500ppmで含み、それにより、処理された食器が得られる。この方法は、処理された食器を、食品グレードのシーティング剤と可溶化剤との組み合わせを約1〜800ppmで含む水性リンス組成物と接触させることをさらに含み、この洗浄方法は洗浄後の衛生化工程をさらに含む。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の食器洗浄方法は、アルカリ洗浄工程、第一の洗浄後工程および濯ぎ工程を含む。アルカリ食器洗浄工程において、食器の表面から食品汚染物を除去するアルカリ水性洗浄溶液と食器を接触させる。このアルカリ工程は少量のアルカリ残留物を食器の表面上に残留させる。次に、洗浄後工程を行い、この工程において、食器をリンス組成物中においてリンス剤の水溶液と接触させ、このリンス組成物はアルカリ残留物を実質的に除去し、好ましくはきれいな汚点のない食器を残すように設計されている。しかしながら、このような工程は、食器表面上にある少量の食品およびリンス剤残留物を残留させうる。洗浄後工程の後に、食器を水性リンスと接触させる。このようなリンスは、飲料水リンスと同様に単純な組成物を含むことができ、または、食品グレードのリンス剤を有効な濃度で含むリンス組成物を含むことができる。
【0012】
洗浄後工程は、ポリアルキレン、好ましくはポリエチレンオキシド部分を含む従来のリンス剤であるリンス剤を含むことができるが、濯ぎ工程は、食品グレードのリンス剤を含むことができ、この食品グレードのリンス剤は、通常、大豆ホスホリピッド、糖脂肪酸エステル、例えば、グルコースもしくはスクロース脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、C2 〜C4 ポリオール脂肪酸エステルまたは大豆ホスホリピッドまたはそれらの混合物を含む。有効な洗浄後リンス組成物または他のリンス組成物は、一般に、シーティングまたは低い起泡特性に関して試験される。シーティングは、食器が完全にシーティングするかまたはあるタイプの残留物を残留させるかを決定する実質的に主観的な視覚試験を用いて試験される。リンス剤の起泡性は、Steindorf の米国特許第5,447,648号明細書、コラム9、第1行目〜コラム11、第3行目に示される起泡装置および方法を用いて試験される。
【0013】
商用の食器洗浄機には、2つの一般的なタイプの洗浄/濯ぎサイクルがある。第一のタイプは、衛生化サイクルであり、この衛生化サイクルは少なくとも約180°F(約82℃以上)の衛生化水を少なくとも3秒間用いる。非衛生化機械における第二のタイプはより低い温度の非衛生化リンス水を用いる。通常、使用場所に設置された水加熱器から入手可能な水道水の温度は約125°F(約52℃)、140°F(約60℃)、160°F(約71℃)等である。水性リンス中において、これらの使用場所のいずれかにおいて有用な界面活性剤は、入手可能な温水水道水よりも高い曇点を有することができる。本発明の目的で、用語「リンス剤」は水性ストリームによって希釈されて水性リンスを生成する濃厚材料を含む。
【0014】
従って、水性リンス剤はリンスサイクルにおいて食器と接触される水性材料である。シーティング剤は、水性リンスの均一な排水(ドレイネージ)を促進するために使用されるポリマー材料である。シーティングとは、水の蒸発時に、目で見て汚点または膜を残留させることのない、連続で均一な排水性の膜を形成することとして定義される。本発明の目的で、用語「食器」(dish or ware)は、食品の調製、給仕、消費および廃棄に使用される種々のタイプの製品を指すように最も広い意味で使用され、ポット、パン、トレー、ピッチャー、ボール、プレート、ソーサー、カップ、グラス、フォーク、ナイフ、スプーン、スパチュラおよび他のガラス、金属、セラミック、プラスティック複合材製品であって、公共機関または家庭の調理場もしくは台所またはダイニングルームにおいて一般に入手可能なものを含む。
【0015】
殺生物剤
殺生物剤は衛生化工程において使用できる。殺生物剤は微生物により生じる微生物汚染または劣化を抑制することができる抗微生物剤または化学組成物である。最も有用な抗微生物剤はフェノール、ハロゲン化合物、第四級アンモニウム化合物、アミン、アルカノールアミン、ニトロ化合物および種々の雑多のタイプの抗微生物剤を含む。抗微生物剤は、微生物の細胞機構または細胞成分を阻害して、微生物の数を実質的に抑制するか、または、微生物の数の増殖を単純に抑制して有害な数の微生物の増殖を防止することによって作用する。抗微生物剤は、しばしば、グラム陽性細菌、グラム陰性細菌、真菌類、カビおよびイーストのような典型的な微生物分類の1種以上に対して有効である。
【0016】
微生物を殺生しまたはその数を抑制するために使用される好ましい抗微生物剤は、系と物理的および化学的に適合性であることが要求され、この系中の他の成分により不活性化されることに対する耐性および安定性が要求され、pH、温度および露光といった使用条件および貯蔵条件下における安定性が要求される一方、取扱、配合および使用において人間に対して安全でかつ本質的に無毒性であることが要求される。典型的な抗微生物剤は約0.1〜1000ppm、好ましくは約1〜200ppmの濃度で水性溶液中に使用され、そして、別個の工程において、または、本発明の洗浄後濯ぎ工程もしくは最終の水性濯ぎ工程の一部として、食器と接触される。本発明に使用するための食器の表面を衛生化するための好ましい抗微生物剤は、次のクラスの化合物を含む。殺生物剤は微生物により生じる微生物汚染または劣化を防止することができる抗微生物剤または化学組成物である。最も有用な抗微生物剤は、フェノール、ハロゲン化合物、第四級アンモニウム化合物、アミン、アルカノールアミン、ニトロ化合物および種々の雑多の種の抗微生物剤を含む。抗微生物剤は微生物の細胞機構または細胞の一部を阻害して微生物の数を実質的に抑制するか、または、微生物の数の増殖を単純に防止して、有害な数の微生物の増殖を防止することによって作用する。抗微生物剤は、しばしば、グラム陽性菌、グラム陰性菌、真菌類、カビおよびイーストのような典型的な微生物の分類の1種以上に対して有効である。
【0017】
微生物を殺生しまたはその数を抑制するために使用される好ましい抗微生物剤は、系と物理的および化学的に適合性であることが要求され、この系中の他の成分または要素により不活性化されることに対する耐性および安定性が要求され、pH、温度および露光といった使用条件および貯蔵条件下における安定性が要求される一方、取扱、配合および使用において人間に対して安全でかつ本質的に無毒性であることが要求される。典型的な抗微生物剤は約0.1〜1000ppm、好ましくは約1〜200ppmの濃度で水性溶液中に使用され、そして、別個の工程において、または、本発明の洗浄後濯ぎ工程もしくは最終の水性濯ぎ工程の一部として、食器と接触される。
【0018】
洗浄後濯ぎ
リンス剤およびリンス組成物のためのノニオン界面活性剤の使用は、通常、少なくとも1個のポリオキシエチレン基を含む合成有機分子を含む。本発明に使用される好ましい界面活性剤は、ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレン/ポリオキシエチレンのブロックコポリマー、ポリオキシプロピレン/ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンのブロックコポリマー、および、アルキルエトキシレートポリマー材料を含む。このような材料は以下の式を有する。
(EO)x (PO)y (EO)z
(PO)x (EO)y (PO)z
RO−(EO)x
(式中、RはC6 〜C24アルキルであるかまたはC6 〜C24アルキル置換されたフェノール部分であり、EOはエチレンオキシドを含み、POはプロピレンオキシドを含み、そしてx、yおよびzは全体のポリマー組成物中の各アルキレンオキシド部分の平均分子割合を反映する)。ここで、xは、通常、約10〜約130であり、yは、通常、約10〜約70であり、zは、通常、約10〜約130であり、xおよびyの合計は、通常、約60を超える。各ポリマー材料の総計のポリオキシエチレン部分は、通常、少なくとも約40モル%を占め、一般に少なくとも約75モル%を占める。これらのポリマーリンス剤材料は、好ましくは約5000を超え、より好ましくは約10,000を超える分子量を有する。好ましい態様において、洗浄後濯ぎ工程は、ポリアルキレンオキシド部分を含む合成ノニオンシーティング剤を約10〜500ppmで含む。
【0019】
食品グレードのリンス
第二の濯ぎ工程は、適切な食品グレードのリンス剤とともにまたはそれを含まないで、飲料水を含むことができる。好ましい食品グレードのリンス剤は、スクロース脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪族エステル、グリセロール脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、大豆ホスホリピッドまたはそれらの混合物を含む。第二の濯ぎ工程は、このような成分を可溶化剤および酸源として含むこともできる。もしそうであるならば、可溶化剤は好ましくは約1〜400ppmの濃度で存在し、そして酸は好ましくは約0.01〜25ppmの濃度で存在する。
【0020】
好ましい態様において、水性リンス組成物は1〜250ppmのスクロース脂肪酸エステル、約1〜320ppmの可溶化剤を含む界面活性剤組成物を含む。1つの態様において、可溶化剤はエタノール、プロピレングリコール、グリセロールまたはそれらの混合物を含む。好ましくは、水性リンスは7未満のpHを有する。別の好ましい態様において、食品グレードのシーティング剤は、スクロース脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセロール脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、大豆ホスホリピッド、またはそれらの混合物を含む。好ましくは、食品グレードのシーティング剤は約20〜300ppm、より好ましくは約25〜150ppmの濃度で使用される。
【0021】
特にアジア市場の要求に見合うように、洗浄後工程は好ましくは少なくとも3秒間行われる。同様に、飲料水のみで行われ、または、食品グレードのシーティング剤との組み合わせで行われる濯ぎ工程は約3〜7秒間、好ましくは約4〜6秒間行われる。好ましくは、水性リンス組成物は本質的に飲料水からなる。
【0022】
ソルビタン脂肪族エステル
リンス助剤組成物中における使用に適するソルビタン脂肪族エステルは、有効な起泡抑制を提供し、かつ、固体のノーズ助剤組成物(nose aid composition) を製造するための他の成分と共働することができるソルビタン脂肪族エステルを含むことができる。特に適切なソルビタン脂肪族エステルの1つの群はソルビタン脂肪酸エステルである。ソルビタン脂肪酸エステルは、有効なシーティング作用および濯ぎ性能を提供することができる。リンス助剤組成物中における使用に適切なソルビタン脂肪酸エステルは、モノ−、ジ−、トリ−およびテトラエステルおよびそれらの混合物を含む。ソルビタン脂肪酸エステルは、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸並びに同様の飽和および不飽和の枝分かれおよび直鎖の脂肪酸のような脂肪酸によるソルビトールのエステル化によって得ることができる。好ましくは、脂肪酸はC6 〜C24直鎖脂肪酸で3つ未満の不飽和炭素結合を有するものである。
【0023】
コスト、入手容易性並びに優れたシーティング作用および濯ぎ性能提供能力を基礎として、好ましい有用なソルビタン脂肪酸エステルはソルビタンモノカプリレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノリノレエート、ソルビタンモノエレオステアレート、ソルビタンモノペンタデカン酸エステル、ソルビタンモノヘプタデカノエートのようなモノエステル、ソルビタンセスキステアレートおよびソルビタンセスキオレエートのようなジエステル、ソルビタントリステアレートおよびソルビタントリオレエートのようなトリエステルを含む。反応混合物からソルビタン脂肪酸エステルを精製しようするときに遭遇する困難さのために、ソルビタン脂肪酸エステルは、通常、種々の量のソルビトール脂肪酸エステル、ソルバイド脂肪酸エステルおよび微量のソルビタン、ソルビトール、ソルバイドおよび脂肪酸を含む。このような「汚染物」を含むソルビタン脂肪酸エステルは有意な悪影響を及ぼすことなく、リンス助剤組成物中に有効に使用できる。
【0024】
スクロース脂肪族エステル
リンス助剤組成物中における使用に適切なスクロース脂肪族エステルは、組成物のシーティング作用および濯ぎ性能に寄与することができかつ固体のリンス助剤組成物を製造するための他の成分と共働することができるスクロース脂肪エステルを含む。スクロースは置換に付される総計で8個の反応性ヒドロキシル基を有する。特に適切なスクロース脂肪族エステルの1つの群は室温において一般に固体であり、そして組成物を凝固させるのを助けることができるスクロース脂肪酸エステルである。リンス助剤組成物における使用に適切なスクロース脂肪酸エステルはモノ−〜オクタ脂肪酸エステルおよびそれらの混合物を含む。スクロース脂肪酸エステルは酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、ヘプタン酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸およびステアリン酸のような飽和脂肪酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、(E)−11−オクタデセン酸、リノール酸、ソルビン酸、リノレン酸およびアラキドン酸のような不飽和脂肪酸並びに同様の飽和および不飽和の枝分かれおよび非枝分かれ脂肪酸によるスクロースのエステル化によって得ることができる。スクロース脂肪酸エステルは、Ryoto Suguar Esters の商品名で Mitsubishi-Kasei Foods Corporation, Tokyo, Japan およびDai-ichi Kogyo Seiyaku Company Ltd., Tokyo, Japan を含む多くの供給源から容易に入手できる。
【0025】
リンス助剤組成物における使用のための好ましいスクロース脂肪酸エステルは、約2〜約12重量%のスクロースラウレートおよび約25〜約85重量%のスクロースパルミテートの混合物である。このような材料は、有利な送出特性を有する固体製品の形成に寄与するとともに、有効なシーティング作用および濯ぎ性能を提供する。スクロースラウレートおよびスクロースパルミテートはモノエステル、ジエステル、トリエステル、テトラエステル、ペンタエステル、ヘキサエステル、ヘプタエステル、オクタエステルおよびそれらの混合物であってよい。しかしながら、リンス助剤組成物の貯蔵寿命および性能は、少なくとも約70%のスクロースパルミテートがモノエステルであり、そして少なくとも約80%のスクロースラウレートがモノエステルであるときに向上する。
【0026】
ポリグリセロール脂肪族エステル
リンス助剤組成物における使用に適切なポリグリセロール脂肪族エステルは、組成物のシーティング作用および濯ぎ性能に寄与することができかつ固体のリンス助剤組成物を製造するための他の成分と共働することができるポリグリセロール脂肪族エステルを含む。特に適切なポリグリセロール脂肪族エステルの1つの群はポリグリセロール脂肪酸エステルである。適切なポリグリセロール脂肪酸エステルは、限定するわけではないが、特に、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、ヘプタン酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸およびステアリン酸のような飽和脂肪酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、(E)−11−オクタデセン酸、リノール酸、ソルビン酸、リノレン酸およびアラキドン酸のような不飽和脂肪酸並びに同様の飽和および不飽和の枝分かれおよび非枝分かれ脂肪酸によるポリグリセロールのエステル化によって得られるものを含む。ポリグリセロール脂肪酸エステルは、Nikko Chemicals Company, Ltd, Tokyo, JapanおよびToho Chemical Industry Company Ltd, Tokyo, Japanを含む多くの供給源から容易に入手できる。比較的にコストが低く、容易に入手でき、シーティング性能があり、そして有利な送出特性を有するリンス助剤組成物を提供することができることにより、リンス助剤組成物における使用に好ましいポリグリセロール脂肪酸エステルはNikko Chemicals Company, Ltd, Tokyo, Japanから入手可能なデカグリセロールモノラウレートである。ポリグリセロール脂肪族エステルはリンス助剤組成物中に約2〜約20重量%の濃度で有効に使用できる。
【0027】
任意成分のポリオール脂肪酸エステル
本発明の食品グレードのリンス助剤は、また、グリセロール、ジグリセロール、トリグリセロール、グリセルアルデヒド、エリトロース、トレオース、リボース、アラビノース、キシロース、グルコース、マンノース、ガラクトース、リブロース、キシロース、フルクトース、ラクトース、マルトース、セロビオース等のような他のポリオールのさらなる食品グレードの脂肪酸エステルを1種以上含んでよい。このようなポリオール脂肪酸エステルは組成物のシーティング作用および濯ぎ性能に寄与しかつ有用なリンス助剤組成物を製造するための他の成分と共働するのに有用である。
【0028】
脱泡剤
脱泡剤は、種々の組成物を脱泡するように調整された種々の異なる材料を含む。脱泡剤は、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、脂肪酸および脂肪酸誘導体、脂肪酸スルフェート、ホスフェートエステル、スルホン化された材料、シリコーンをベースとする組成物等のようなアニオン性またはノニオン性の材料を含むことができる。
【0029】
好ましい脱泡剤はシリコーンを含む食品添加剤としての脱泡剤および他のタイプの活性消泡剤である。本明細書において、「食品添加剤」とは、U.S. Code of Federal Regulations 21 Parts 172-Food Additives Permitted for Direct Addition to Food for Human Consumption, 21 Part 182-Substance Generally Recognized as Safe and 21 Part 184-Direct Food Substances A:ffired as Generally Recognized as Safe, and 21 Part 173-Secondary Direct Food Additives Permitted in Food for human Consumption, Section 173.310に示されている材料を意味する。
【0030】
シリコーン起泡抑制剤はポリジアルキルシロキサンを含み、好ましくはポリジメチルシロキサンを含む。このようなシリコーンをベースとする起泡抑制剤はシリカと組み合わせてよい。このようなシリカ材料はシリカ、ヒュームドシリカ、誘導化シリカ、シラン化シリカ等を含むことができる。一般に入手可能な消泡剤はポリジメチルシロキサンとシリカゲルを組み合わせるものである。別の食品添加剤としての脱泡剤は脂肪酸脱泡剤を含む。このような脱泡剤組成物は、脂肪酸または脂肪酸誘導体のアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の単純塩を含むことができる。このような誘導体の例は、エチレングリコール、グリセロール、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール等の多価ヒドロキシ化合物のモノ−、ジ−およびトリ脂肪酸エステルを含む。好ましくは、このような脱泡剤はグリセロールの脂肪酸モノエステルを含む。このような脱泡剤組成物において有用な脂肪酸はC6-24飽和もしくは不飽和の枝分かれまたは非枝分かれのモノもしくはポリマー脂肪酸およびその塩を含むことができ、例えば、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、テトラコサン酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、リノール酸、アラキドン酸およびその他の一般に入手可能なものを含む。他の入手可能な食品添加剤としての消泡剤は、水不溶性ワックス、好ましくは微結晶ワックス、石油ワックス、合成石油ワックス、米ベースワックス、蜜蝋で約35〜125℃の範囲の融点を有し低い鹸化価を有するもの、白油等を含む。このような材料は、濯ぎサイクルの間に食器洗浄機内で測定可能な安定な泡が蓄積することを防止するために十分な濃度で、本発明のリンス剤中に使用される。
【0031】
食品グレードの充填剤
本発明の食品グレードのリンス助剤組成物は加工を容易にし、製品安定性を促進しまたは組成物の送出を容易にし、または、他の性能特性に寄与する目的で、固体の水溶性の食品グレードの充填剤を1種以上含むことができる。多くの異なるタイプの充填剤はリンス剤組成物中に使用されてよく、限定するわけではないが、詳細には、グルコース、フルクトース、スクロースのような糖類のような化合物を含み、塩化ナトリウム、塩化カリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、酢酸ナトリウム、乳酸ナトリウムのようなアルカリ金属塩、アラニン、アルギニン、グリシン、リシン、プロリンのような水溶性アミノ酸、ピロリン酸四ナトリウム、リン酸ナトリウムのようなホスフェート等を含む。
【0032】
キレート化剤
本発明のリンス剤は水道水中の硬度成分の有害な効果を抑制するのを助ける錯化剤またはキレート化剤を含むことができる。典型的に、水道水中に存在するカルシウム、マグネシウム、鉄、マンガンおよび他の多価金属カチオンは洗浄組成物またはリンス組成物のいずれかの作用を阻害することがある。キレート化剤は、水道水からのこのようなイオンと有効に錯化することができ、そしてこのようなイオンが、リンス剤の性能を上げる活性成分の作用を阻害することを防止する。有機および無機の両方のキレート化剤は一般的である。無機キレート化剤は、ピロリン酸ナトリウムおよびトリポリリン酸ナトリウムのような化合物を含み、一方、有機キレート化剤はポリマーおよび低分子量のキレート化剤の両方を含む。ポリマーキレート化剤は、一般に、ポリアクリル酸化合物のようなアイオノマー組成物を含む。低分子量の有機キレート化剤はエチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)およびヒドロキシエチレンジアミンテトラ酢酸、ニトリロトリ酢酸、エチレンジアミンテトラプロピオネート、トリエチレンテトラアミンヘキサアセテートの塩、および、それらのアルカリ金属、アンモニウムおよび置換アンモニウム塩を含む。アミノホスフェートも本発明の組成物におけるキレート化剤としての使用に適切であり、そしてエチレンジアミンテトラ(メチレン−ホスホネート)、ニトリロトリメチレンホスホネート、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホネート)を含む。これらのアミノホスホネートは、一般に、8個以下の炭素原子を有するアルキルまたはアルキレン基を含む。本発明のための好ましいキレート化剤はエチレンジアミンテトラ酢酸の二ナトリウム塩のような認可された食品添加剤としてのキレート化剤を含む。
【0033】
可溶化剤
可溶化助剤または可溶化剤は本発明に使用される食品グレードのシーティング剤の水溶性を向上させるために使用できる。好ましい可溶化剤はエタノール、プロピレングリコール、グリセリンおよびそれらの混合物を含む。
【0034】
液体キャリア
本発明の液体リンス剤は液体のベース成分を有することができ、それはキャリアとして機能し、かつ、水性リンスを形成するための水性希釈剤と共働する。液体のベースは好ましくは水であるかまたは水と相溶性の溶剤であって、それらの相溶性混合物が得られる溶剤である。水に加えて、例示の制限しない溶剤は低分子量のC1-6 第一級および第二級モノ−、ジ−およびトリヒドロキシアルコール、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノールおよび2〜6個の炭素原子および2〜6個のヒドロキシル基を含むポリオール、例えば、プロピレングリコール、エチレングリコール、グリセリン、プロパンジオール、プロピレングリコール等を含む。
【0035】
他の成分
本発明のリンス剤の有機種は微生物分解および化学分解を受けることがある。有機材料は一般に混合物を安定化させるのに有用である。本発明のための好ましい防腐剤または安定剤は食品グレードの安定剤、食品グレードの抗酸化剤等を含む。本発明の組成物を安定化させるのに使用するための最も好ましい材料はC1-10モノ−、ジ−およびトリカルボン酸化合物を含む。このような酸の好ましい例は、酢酸、クエン酸、安息香酸、乳酸、マレイン酸、酒石酸およびフマル酸を含む。使用のために従来のレベルで本発明のリンス剤中に含まれてよい任意の成分は、溶剤、ヒドロトロープ、加工助剤、腐蝕防止剤、染料、充填剤、蛍光増白剤、殺菌剤、pH調整剤(モノエタノールアミン、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、塩化水素酸、リン酸等)、ブリーチ、ブリーチ活性化剤、香料等を含む。
【0036】
本発明の組成物は従来の配合装置および配合技術を用いて配合できる。本発明の組成物は、典型的に、下記の表1に示す配合割合であることができる。本発明の液体リンス剤の製造において、典型的には、材料は一般に入手可能な混合装置において、混合チャンバーに液体希釈剤または実質的な割合の液体希釈剤を装填することによって製造される。液体希釈剤中に、防腐剤または他の安定剤を添加する。ポリマーの分子量の低下を避けまたは昇温に組成物を暴露することを避けて配合を完了するように、リンス剤を攪拌するときに注意をしなければならない。通常、材料を均質になるまで攪拌し、その後、一般的に入手できるパッケージングに包装し、そして消費者への輸送の前に配送センターに輸送する。
【0037】
【表1】
Figure 0004444463
【0038】
本発明の液体材料は、組成物中にキャスティング剤を混入させることによりキャスト固体形態に調節できる。通常、組成物を固体にするために有機および無機凝固剤材料を使用することができる。無機組成物は濯ぎサイクルの間にスポッティング(汚点)を残す傾向があるので、好ましくは有機材料が使用される。最も好ましいキャスティング剤は、ポリエチレングリコール、および、尿素およびノニオン性ポリエチレンもしくはポリプロピレンオキシドポリマーを含む包接錯体である。ポリエチレングリコール(PEG)は、PEGの融点よりも高い温度でシーティング剤および他の成分をPEGと均質にブレンドしそしてこの均質な混合物を冷却することにより、溶融タイプの凝固加工において使用される。包接錯体凝固スキームはMorganson らの米国特許第4,647,258号明細書に示されている。
【0039】
本発明の固体組成物を下記の表2に示す
【表2】
Figure 0004444463
【0040】
液体リンス剤は、液体材料を含む相溶性パッケージングを、液体を水により最終の使用濃度に希釈するように調整された分配器に導入することにより分配される。ここで、活性材料は、水性リンス106 部当たり活性ブロックコポリマー20〜500部の濃度で水性リンス中に含まれる。より好ましくは、材料は、水性リンス106 部当たりブロックコポリマー約30〜300部の濃度で水性リンス中に含まれ、最も好ましくは、材料は、水性リンス106 部当たりブロックコポリマー約40〜200部の濃度で水性リンス中に含まれる。本発明のリンスの分配器の例はEcolab Inc. により販売されるDRYMASTER-P である。キャスト固体はキャスト固体材料を容器内に挿入することにより、または、密閉されずにスプレータイプの分配器、例えば、Inc., St.Paul, Minn.により製造された容積SOL-ET制御リンスインジェクションシリンダー装置(volume SOL-ET controlled Rinse Injection Cylinder system)により便利に分配することができる。このような分配器は濯ぎサイクルにおいて食器洗浄器と共働する。食器洗浄機から要求があると、分配器はリンス剤のキャスト固体ブロックに対して水のスプレーを送り、それにより、ブロックの一部が有効に溶解して、濃厚な水性リンス溶液を形成し、それが、その後、リンス水中に向けてフィードされ、水性リンスを形成する。水性リンスは、その後、食器と接触して完全な濯ぎを行う。この分配器および他の同様の分配器は、分配された材料の体積、リンス水中の材料の実際の濃度(電極を用いて測定した電解質)またはキャストブロックに対するスプレーの時間を測定することによって、水性リンス中の活性ブロックコポリマーの有効濃度を制御することができる。
【0041】
【実施例】
次の実施例およびデータは本発明の実施をさらに例示し、本発明を限定するものと解釈されるべきでなく、そして最良の実施形態を含む。次の実施例およびデータは十分な濯ぎを促進することに対する本発明の有効性を示す。
【0042】
実験セクション
試験に使用される高温の自動ドア機械のHobart AM-14は第二のリンス水ラインを有するように変更されたものであり、このラインは、この変更された濯ぎサイクルに第二のまたは別個のリンス添加剤を導入することができるものであった。本発明の開示の目的で、添加剤は、洗浄後組成物を第一の添加剤と呼び、一方、第二の添加剤は食品グレードのリンス添加剤または水である点で区別される。
【0043】
2つのリンス添加剤のプログラム可能なポンプは、1つのポンプが機能し、他方が作動していないように並列に設置した。ポンプは従来のAM−14コントロールパネルからの24ボルトAC−濯ぎサイクルシグナルに接続されていた。第一のポンプは可変運転時間と0遅れを有し、そして第二のポンプは可変の遅れおよび運転時間を有する(完全な濯ぎサイクルが完了したときに止まる)。リンス添加剤分配器のプログラミングボード上の可変電圧ポットを変更することにより、各ポンプの輸送時間を独立に変更することができる。各ポンプは2ミリリットルのスクイーズチューブを備えており、そして最大RPMに設定されていた。
【0044】
各ポンプの輸送体積は輸送時間、速度または遅れに対する変化の後に較正した。チェック弁をインラインで配置し、食品グレードの組成物と洗浄後組成物の相互汚染を最小にした。
【0045】
薬品
洗浄後組成物
界面活性剤はエトキシル化部分を含んでよい。
【0046】
【表3】
Figure 0004444463
【0047】
【表4】
Figure 0004444463
【0048】
食品グレードの組成物
界面活性剤は食品グレードの化学物質を含む。
【0049】
【表5】
Figure 0004444463
【0050】
【表6】
Figure 0004444463
【0051】
洗浄剤は以下のものを含む。
【表7】
Figure 0004444463
【0052】
これらの成分を順番に混合し、そしてその後、製品を押出し、固体を形成し、包装した。
【0053】
食品汚染物は標準試験汚染物を含む。
ホットポイント汚染物−4重量部のマーガリンおよび1重量部の脱脂乾燥乳。
ホットポイント/ビーフシチュー/ポテト汚染物−1重量部のホットポイント汚染物、1部の缶入りビーフシチューおよび1部の乾燥ポテトの芽。
【0054】
試験:食品グレードのリンス添加剤/洗浄後添加剤の有用性を示すために、個々のシーティング試験を標準シーティング試験を用いて行った。洗浄後添加剤のシーティング試験はうまくいった。日本の食品グレードのリンス添加剤についてのシーティング試験は、全ての日本の配合物について、我々の試験範囲では、シーティングがこれらの条件下に観測されなかったことを示す。
【0055】
下記の表1に示す例は、洗浄後添加剤である液体リンス助剤Aの典型的なシーティング範囲を示す。食品グレードのリンス添加剤である液体リンス助剤Dを200ppmまでの濃度で試験し、シーティングは観測されなかった。これらの試験を泡なしで160°Fで行った。シーティングがないことを「−」として示し、ピンホールのあるシーティングを「P」として示し、そして完全なシーティングを「X」として示した。
【0056】
【表8】
Figure 0004444463
【0057】
二重リンス添加剤手法
今回の場合に、特殊な装備のAM−14に洗浄剤、食品汚染物および4秒間の投与量の洗浄後添加剤、次に、5秒間の投与量の食品グレードのリンス添加剤を装填する。一般に、50〜200ppmのアルキルエトキシル化界面活性剤での液体リンス助剤Aまたは液体リンス助剤B(洗浄後添加剤)の使用、次に、50〜200ppmの食品グレードの界面活性剤での液体リンス助剤Dの使用では、シーティングがなかった。洗浄後添加剤の使用、次いで、水リンスの使用では、輸送時間によってシーティングを提供した。
【0058】
【表9】
Figure 0004444463
【0059】
固体リンス助剤Cとの洗浄後添加剤の使用では、下記表に示すようにシーティングがあった。
【0060】
【表10】
Figure 0004444463
【0061】
洗浄剤はカーボネートをベースとするものであった。
固体洗浄剤は40,000ppmサンプ懸濁液として分配した。
洗浄サイクルは48秒間であった。
洗浄後サイクルは4秒間であった。
濯ぎサイクルは0.5L/秒で5秒間であった。
固体リンス助剤Cは80%界面活性食品グレード材料であった。

Claims (5)

  1. 食器を洗浄してアルカリ残留物又は合成ノニオンシーティング剤残留物を除去する方法であって、以下の順次の工程
    (a)食器を水性アルカリ洗浄剤組成物と接触させて前記食器から汚染物を除去し、アルカリ残留物を有する食器を生じさせること、
    (b)前記アルカリ残留物を有する食器を、ポリアルキレンオキシド部分を含む合成ノニオンシーティング剤、約10〜500ppmを含む第一の水性リンス組成物と接触させることにより前記食器から前記アルカリ残留物を除去し、合成ノニオンシーティング剤残留物を有する処理された食器を形成させること、
    (c)前記処理された食器を、食品グレードのシーティング剤と、前記食品グレードのシーティング剤の水溶性を向上させる可溶化剤との組み合わせ、約1〜800ppmを含む第二の水性リンス組成物と接触させて、リンスされた食器を生じさせること及び、
    (d)前記リンスされた食器を、病原体の数を衛生化レベルにまで減じる洗浄後衛生化工程によって処理すること、
    を含み、前記食器から前記アルカリ残留物又は前記合成ノニオンシーティング剤残留物を除去する方法。
  2. 前記第二の水性リンス組成物は、前記可溶化剤、約1〜400ppm、及び、酸、約0.01〜25ppmを含む、請求項1記載の方法。
  3. 前記第二の水性リンス組成物は、スクロース脂肪酸エステル、1〜250ppm、及び、前記可溶化剤、約1〜320ppmを含み、前記第二の水性リンス組成物はpHが7未満である、請求項1記載の方法。
  4. 前記食品グレードのシーティング剤はスクロース脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセロール脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、大豆ホスホリピッド及びその混合物からなる群より選ばれる、請求項1記載の方法。
  5. 前記可溶化剤はエタノール、プロピレングリコール、グリセロール及びその混合物からなる群より選ばれる、請求項1記載の方法。
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