JP2001070222A - 食器洗浄方法 - Google Patents

食器洗浄方法

Info

Publication number
JP2001070222A
JP2001070222A JP2000218756A JP2000218756A JP2001070222A JP 2001070222 A JP2001070222 A JP 2001070222A JP 2000218756 A JP2000218756 A JP 2000218756A JP 2000218756 A JP2000218756 A JP 2000218756A JP 2001070222 A JP2001070222 A JP 2001070222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rinse
composition
aqueous
ppm
rinsing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000218756A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001070222A5 (ja
JP4444463B2 (ja
Inventor
P Everson Terence
ピー.エバーソン テレンス
P Kennedy Shawn
ピー.ケネディー シャウン
A Hojji Charles
エー.ホッジ チャールズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ecolab Inc
Original Assignee
Ecolab Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ecolab Inc filed Critical Ecolab Inc
Publication of JP2001070222A publication Critical patent/JP2001070222A/ja
Publication of JP2001070222A5 publication Critical patent/JP2001070222A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4444463B2 publication Critical patent/JP4444463B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L15/00Washing or rinsing machines for crockery or tableware
    • A47L15/0002Washing processes, i.e. machine working principles characterised by phases or operational steps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/02Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using physical phenomena
    • A61L2/04Heat
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/16Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using chemical substances
    • A61L2/18Liquid substances or solutions comprising solids or dissolved gases
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/66Non-ionic compounds
    • C11D1/667Neutral esters, e.g. sorbitan esters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L2601/00Washing methods characterised by the use of a particular treatment
    • A47L2601/16Agitation of cleaning liquid by impeller
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D2111/00Cleaning compositions characterised by the objects to be cleaned; Cleaning compositions characterised by non-standard cleaning or washing processes
    • C11D2111/40Specific cleaning or washing processes
    • C11D2111/44Multi-step processes

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 残留物、汚点またはストリーキング(縞状汚
染)のない、きれいな食器を得る食器洗浄方法を提供す
る。 【解決手段】 水性アルカリ洗浄組成物を使用した最初
の洗浄工程を含む食器洗浄方法において、(a)アルカ
リ残留物を形成する水性アルカリ洗浄工程から得られる
食器を、洗浄後工程において、ポリアルキレンオキシド
部分を含む合成ノニオンシーティング剤、約10〜50
0ppmを含む水性組成物と接触させて、処理された食
器を形成させること、および、(b)前記処理された食
器を水性リンス組成物と接触させること、を含み、洗浄
後の衛生化工程をさらに含む方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は公共機関または産業
上の自動食器洗浄機における食器の洗浄および濯ぎに関
する。より詳細には、本発明は、きれいな食器とともに
食器の表面にアルカリ洗浄剤の残留物を残す、アルカリ
洗浄剤を用いて最初に洗浄された食器のための洗浄後処
理および濯ぎ工程を含む。きれいな食器は、その後、洗
浄後工程および濯ぎ工程を含む手順において処理され
る。洗浄後工程は、前に形成された実質的な割合の洗浄
剤残留物を除去することができる界面活性剤または化学
リンス剤の水溶液を使用することを含む。この工程は、
ある量の、通常には少量であるが測定可能な割合のリン
ス助剤、食品、界面活性剤、洗浄剤または組み合わせの
残留物を残しうる。続く濯ぎ工程は食品グレードの界面
活性剤の水性飲料水リンスもしくは水性希釈溶液を使用
して、洗浄方法を完了し、そしてこのような残留物を実
質的に除去する。
【0002】
【従来の技術】食器を洗浄しそして濯ぐ自動食器洗浄機
の使用は長年にわたって知られている。Fernholzらの米
国再発行特許第32,818号および32,763号明
細書は、固体のブロックアルカリ洗浄組成物の使用、お
よび、続いて行う、きれいな食器からのアルカリ残留物
の濯ぎの使用を開示している。一般に、アルカリ洗浄剤
を使用して食器を洗浄した後に、明るく、きれいで、汚
点のない製品を得ることを目的として、食器からのリン
ス水の急速なシーティングを起こさせることができる水
性組成物となるように、組成物中に少なくとも1つのブ
ロックのエチレンオキシド部分を他の部分との組み合わ
せで含む、通常に合成ポリマーの組成物の希釈水溶液を
用いて食器をしばしば濯ぐ。これらのポリマー材料は、
通常、リンス助剤と呼ばれる。水中に溶解させるとき
に、リンス剤はリンス溶液または組成物を形成し、この
溶液または組成物は、食器の表面エネルギー、およびリ
ンス剤と上記表面エネルギーとの関係により、シーティ
ングを生じる。食器洗浄および濯ぎプロセスは、食器を
プレスクレーピング、スクレーピング、プレリンス、ア
ルカリ洗浄、酸洗浄、リンス、衛生化、ポスト衛生化等
の種々の工程に付す自動制御機構を有する種々の公共機
関用および産業用自動食器洗浄機において行われてい
る。特に、大きく、高容積の多段階の食器洗浄機におい
て、一連の工程は望ましい結果を得るようにプログラム
されることができる。
【0003】種々の洗浄および濯ぎプロセスは知られて
おり、このようなプロセスはAvramの米国特許第5,8
79,469号明細書に記載されたものを含み、この明
細書は塩基性水性洗浄に次いで酸性水性洗浄を用いる食
器洗浄装置を教示している。Howland らの米国特許第
5,448,115号明細書は、水性リンスサイクルが
有効に制御されて、洗浄薬品の送出およびタイミングを
変更することができることを示している。Young Jr. ら
の米国特許第5,429,679号明細書は、特に、他
の洗浄サイクル工程にリンス水リサイクルを行う、さら
なる制御システムを示している。Steindorf の米国特許
第5,447,648号明細書およびBaumの米国特許第
5,589,099号明細書は、固体の食品グレードの
リンス助剤組成物および改良された合成エチレンオキシ
ドプロピレンオキシドブロックコポリマーをベースとす
るリンス助剤を開示している。Groultらの米国特許第
4,501,681号明細書は、コラム8、第35〜5
5行目およびその他において、多段階リンス工程の使用
を示している。Groultらは、リンス水を用いた第一およ
び第二の濯ぎ工程に次いで、酸性または中性のリンス剤
を用いた第三の濯ぎ工程を含むプロセスを示しているよ
うである。Jones らの米国特許第5,232,622号
明細書は2つの逐次的濯ぎ工程を示している(コラム
6、第49〜64行目)。Jones らは濯ぎサイクルに使
用される組成物に関して全く開示しておらず、サイクル
は従来の合成アルカリ酸化物をベースとするリンス剤を
含むようである。
【0004】Haslopらの米国特許第4,618,446
号明細書は、スフェリカル液体洗浄剤組成物(spherical
liquid detergent compositions) において使用される
成分を開示している。Haslopらの米国特許第4,79
3,943号明細書は液体洗浄剤組成物を製造するのに
有用な種々の成分を教示している。Akred らの米国特許
第4,871,467号明細書は、非沈降性液体洗浄剤
組成物を形成するために使用される種々の組成物および
材料を教示している。Aronson らの米国特許第5,04
5,225号明細書は、消泡性材料として、炭化水素油
とシリコーン組成物との組み合わせを教示している。Ge
ntleらの米国特許第5,073,298号明細書は、シ
リコーンシリケートをベースとする脱泡性組成物を教示
している。Chunらの米国特許第5,133,892号明
細書は徐放性の酵素および塩素系漂白剤並びに洗浄剤組
成物を製造するのに使用される他の種々の成分を有する
機械食器洗浄用洗浄剤タブレットを教示している。
【0005】Tsukada の特開昭49−126703号公
報は、炭水化物脂肪族エステルリンス剤を教示してい
る。Miura らの特開昭50−62211号公報は多価ア
ルコール含有リンス剤を教示している。Miura らの特開
昭51−68608号公報はポリオール脂肪族エステル
含有リンス剤組成物を教示している。Suzukiらの日本国
特許出願第86−131272号はポリエトキシル化ソ
ルビタン脂肪酸エステルグリセロールおよび糖類アルコ
ールを含むリンス剤を教示している。Suzukiらの日本国
特許出願第86−161193号は同様の材料を教示し
ている。Nantakuの日本国特許出願第59−18709
6号はC6-8 脂肪酸ポリグリセリンエステル含有リンス
剤を教示している。Wilsonらの"Rinse Additives for M
achine Dishwashing", Soap and Chemical Specialtie
s, pp.48 以降(1958 年2 月) はリンス剤配合物に関す
る基礎技術を議論している。リンス組成物の使用はしば
しば、実質的な量のアルカリ残留物を除去することがで
きるが、ある割合の食品残留物およびある量のリンス剤
残留物を残留させうる。
【0006】食品グレードのリンス助剤の使用は、近
年、魅力あるものとして益々注目を浴びている。このよ
うな界面活性剤は食器洗浄プロセスにおいて、より自然
な化学材料を要求する人々にとって魅力がある。これら
の食品グレードのリンス助剤は、一般に、スクロース脂
肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセロー
ル脂肪酸エステル、および、1種以上の脂肪酸または他
の天然の疎水性部分によって誘導化された重合ポリオー
ルまたは天然ポリオールを含む他の同様な材料を含む。
食器の種類、汚染物のタイプおよび量、水道水の硬度、
洗浄の温度並びに他の変数によって、食品グレードのリ
ンス助剤は、しばしば、合成ポリアルキレンオキシドタ
イプのリンス剤により得られる濯ぎのレベルと同等以上
にならない濯ぎのレベルとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】食品グレードのリンス
剤の活性のレベルは、通常、殆どのオペレータに許容さ
れるが、合成ポリアルキレンオキシドリンス助剤は有効
濃度において食品グレードのリンス助剤より優れたシー
ティングのレベルを提供する。さらに、多くの台所で
は、合成ポリアルキレンオキシドをベースとするリンス
助剤の使用が最終段階で望まれず、最終段階では食品グ
レードのリンス助剤を使用すべきであるという強い要望
があることが明らかである。従って、食品グレードのリ
ンス助剤組成物の利点を得ながら、所望の性能をもっ
て、従来の濯ぎサイクルの利点を得ることができる食器
洗浄方法の実質的な要求が存在する。このような利点
は、残留物、汚点またはストリーキング(縞状汚染)の
ない、きれいで良好に濯がれた食器を含む。
【0008】
【課題を解決するための手段】きれいな食器を生じさせ
ながらも水性アルカリ残留物を残留させるアルカリ洗浄
剤で食器を洗浄し、次いで、洗浄後処理を行うことを含
む、改良された食器洗浄方法が発見された。洗浄後処理
において、きれいな食器を、水性組成物を用いた第一の
水性洗浄工程で接触させる。この水性組成物はポリアル
キレンオキシド部分を含むリンス剤を有するリンス組成
物を含み、アルカリ残留物を除去して、処理された食器
を生じる。処理された食器は、その後、食品グレードの
リンス剤または水性もしくは飲料水リンスのいずれかを
含むリンス組成物と濯ぎ工程において少なくとも3秒間
接触され、この水性もしくは飲料水リンスは実質的に合
成リンス剤を含まない。食器の完全な衛生化を確実にす
るために、衛生化工程は洗浄後処理の前に使用される。
このような工程は、病原体の数を衛生化レベルにまで減
じる技術を含むことができる。好ましくは、この方法は
衛生化された食器を得るために殺生物剤または昇温され
た水性リンス温度のいずれかを用いるか、または、その
両方を用いる。
【0009】従って、本発明は、アルカリ残留物を有す
る洗浄された食器を得る、水性アルカリ洗浄組成物を用
いる最初の洗浄工程を含む、食器の洗浄方法に見られ
る。洗浄された食器は、その後、洗浄後工程において、
水性組成物と接触され、この水性組成物はポリアルキレ
ンオキシド部分を含む合成ノニオンシーティング剤を約
10〜500ppmで含み、それにより、処理された食
器が得られる。この方法は、処理された食器と水性リン
ス組成物とを接触させることをさらに含み、この洗浄方
法は、洗浄後の衛生化工程をも含む。
【0010】本発明は、さらに、アルカリ残留物を有す
る洗浄された食器を得る、水性アルカリ洗浄組成物を用
いた最初の洗浄工程を含む、食器の洗浄方法にも見られ
る。洗浄された食器は、その後、洗浄後工程において、
水性組成物と接触され、この水性組成物はポリアルキレ
ンオキシド部分を含む合成ノニオンシーティング剤を約
10〜500ppmで含み、それにより、処理された食
器が得られる。この方法は、処理された食器を、食品グ
レードのシーティング剤と可溶化剤との組み合わせを約
1〜800ppmで含む水性リンス組成物と接触させる
ことをさらに含み、この洗浄方法は洗浄後の衛生化工程
をさらに含む。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の食器洗浄方法は、アルカ
リ洗浄工程、第一の洗浄後工程および濯ぎ工程を含む。
アルカリ食器洗浄工程において、食器の表面から食品汚
染物を除去するアルカリ水性洗浄溶液と食器を接触させ
る。このアルカリ工程は少量のアルカリ残留物を食器の
表面上に残留させる。次に、洗浄後工程を行い、この工
程において、食器をリンス組成物中においてリンス剤の
水溶液と接触させ、このリンス組成物はアルカリ残留物
を実質的に除去し、好ましくはきれいな汚点のない食器
を残すように設計されている。しかしながら、このよう
な工程は、食器表面上にある少量の食品およびリンス剤
残留物を残留させうる。洗浄後工程の後に、食器を水性
リンスと接触させる。このようなリンスは、飲料水リン
スと同様に単純な組成物を含むことができ、または、食
品グレードのリンス剤を有効な濃度で含むリンス組成物
を含むことができる。
【0012】洗浄後工程は、ポリアルキレン、好ましく
はポリエチレンオキシド部分を含む従来のリンス剤であ
るリンス剤を含むことができるが、濯ぎ工程は、食品グ
レードのリンス剤を含むことができ、この食品グレード
のリンス剤は、通常、大豆ホスホリピッド、糖脂肪酸エ
ステル、例えば、グルコースもしくはスクロース脂肪酸
エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、C2 〜C4 ポリ
オール脂肪酸エステルまたは大豆ホスホリピッドまたは
それらの混合物を含む。有効な洗浄後リンス組成物また
は他のリンス組成物は、一般に、シーティングまたは低
い起泡特性に関して試験される。シーティングは、食器
が完全にシーティングするかまたはあるタイプの残留物
を残留させるかを決定する実質的に主観的な視覚試験を
用いて試験される。リンス剤の起泡性は、Steindorf の
米国特許第5,447,648号明細書、コラム9、第
1行目〜コラム11、第3行目に示される起泡装置およ
び方法を用いて試験される。
【0013】商用の食器洗浄機には、2つの一般的なタ
イプの洗浄/濯ぎサイクルがある。第一のタイプは、衛
生化サイクルであり、この衛生化サイクルは少なくとも
約180°F(約82℃以上)の衛生化水を少なくとも
3秒間用いる。非衛生化機械における第二のタイプはよ
り低い温度の非衛生化リンス水を用いる。通常、使用場
所に設置された水加熱器から入手可能な水道水の温度は
約125°F(約52℃)、140°F(約60℃)、
160°F(約71℃)等である。水性リンス中におい
て、これらの使用場所のいずれかにおいて有用な界面活
性剤は、入手可能な温水水道水よりも高い曇点を有する
ことができる。本発明の目的で、用語「リンス剤」は水
性ストリームによって希釈されて水性リンスを生成する
濃厚材料を含む。
【0014】従って、水性リンス剤はリンスサイクルに
おいて食器と接触される水性材料である。シーティング
剤は、水性リンスの均一な排水(ドレイネージ)を促進
するために使用されるポリマー材料である。シーティン
グとは、水の蒸発時に、目で見て汚点または膜を残留さ
せることのない、連続で均一な排水性の膜を形成するこ
ととして定義される。本発明の目的で、用語「食器」(d
ish or ware)は、食品の調製、給仕、消費および廃棄に
使用される種々のタイプの製品を指すように最も広い意
味で使用され、ポット、パン、トレー、ピッチャー、ボ
ール、プレート、ソーサー、カップ、グラス、フォー
ク、ナイフ、スプーン、スパチュラおよび他のガラス、
金属、セラミック、プラスティック複合材製品であっ
て、公共機関または家庭の調理場もしくは台所またはダ
イニングルームにおいて一般に入手可能なものを含む。
【0015】殺生物剤殺生物剤は衛生化工程において使
用できる。殺生物剤は微生物により生じる微生物汚染ま
たは劣化を抑制することができる抗微生物剤または化学
組成物である。最も有用な抗微生物剤はフェノール、ハ
ロゲン化合物、第四級アンモニウム化合物、アミン、ア
ルカノールアミン、ニトロ化合物および種々の雑多のタ
イプの抗微生物剤を含む。抗微生物剤は、微生物の細胞
機構または細胞成分を阻害して、微生物の数を実質的に
抑制するか、または、微生物の数の増殖を単純に抑制し
て有害な数の微生物の増殖を防止することによって作用
する。抗微生物剤は、しばしば、グラム陽性細菌、グラ
ム陰性細菌、真菌類、カビおよびイーストのような典型
的な微生物分類の1種以上に対して有効である。
【0016】微生物を殺生しまたはその数を抑制するた
めに使用される好ましい抗微生物剤は、系と物理的およ
び化学的に適合性であることが要求され、この系中の他
の成分により不活性化されることに対する耐性および安
定性が要求され、pH、温度および露光といった使用条
件および貯蔵条件下における安定性が要求される一方、
取扱、配合および使用において人間に対して安全でかつ
本質的に無毒性であることが要求される。典型的な抗微
生物剤は約0.1〜1000ppm、好ましくは約1〜
200ppmの濃度で水性溶液中に使用され、そして、
別個の工程において、または、本発明の洗浄後濯ぎ工程
もしくは最終の水性濯ぎ工程の一部として、食器と接触
される。本発明に使用するための食器の表面を衛生化す
るための好ましい抗微生物剤は、次のクラスの化合物を
含む。殺生物剤は微生物により生じる微生物汚染または
劣化を防止することができる抗微生物剤または化学組成
物である。最も有用な抗微生物剤は、フェノール、ハロ
ゲン化合物、第四級アンモニウム化合物、アミン、アル
カノールアミン、ニトロ化合物および種々の雑多の種の
抗微生物剤を含む。抗微生物剤は微生物の細胞機構また
は細胞の一部を阻害して微生物の数を実質的に抑制する
か、または、微生物の数の増殖を単純に防止して、有害
な数の微生物の増殖を防止することによって作用する。
抗微生物剤は、しばしば、グラム陽性菌、グラム陰性
菌、真菌類、カビおよびイーストのような典型的な微生
物の分類の1種以上に対して有効である。
【0017】微生物を殺生しまたはその数を抑制するた
めに使用される好ましい抗微生物剤は、系と物理的およ
び化学的に適合性であることが要求され、この系中の他
の成分または要素により不活性化されることに対する耐
性および安定性が要求され、pH、温度および露光とい
った使用条件および貯蔵条件下における安定性が要求さ
れる一方、取扱、配合および使用において人間に対して
安全でかつ本質的に無毒性であることが要求される。典
型的な抗微生物剤は約0.1〜1000ppm、好まし
くは約1〜200ppmの濃度で水性溶液中に使用さ
れ、そして、別個の工程において、または、本発明の洗
浄後濯ぎ工程もしくは最終の水性濯ぎ工程の一部とし
て、食器と接触される。
【0018】洗浄後濯ぎリンス剤およびリンス組成物の
ためのノニオン界面活性剤の使用は、通常、少なくとも
1個のポリオキシエチレン基を含む合成有機分子を含
む。本発明に使用される好ましい界面活性剤は、ポリオ
キシエチレン/ポリオキシプロピレン/ポリオキシエチ
レンのブロックコポリマー、ポリオキシプロピレン/ポ
リオキシエチレン/ポリオキシプロピレンのブロックコ
ポリマー、および、アルキルエトキシレートポリマー材
料を含む。このような材料は以下の式を有する。 (EO)x (PO)y (EO)z (PO)x (EO)y (PO)z RO−(EO)x H (式中、RはC6 〜C24アルキルであるかまたはC6
24アルキル置換されたフェノール部分であり、EOは
エチレンオキシドを含み、POはプロピレンオキシドを
含み、そしてx、yおよびzは全体のポリマー組成物中
の各アルキレンオキシド部分の平均分子割合を反映す
る)。ここで、xは、通常、約10〜約130であり、
yは、通常、約10〜約70であり、zは、通常、約1
0〜約130であり、xおよびyの合計は、通常、約6
0を超える。各ポリマー材料の総計のポリオキシエチレ
ン部分は、通常、少なくとも約40モル%を占め、一般
に少なくとも約75モル%を占める。これらのポリマー
リンス剤材料は、好ましくは約5000を超え、より好
ましくは約10,000を超える分子量を有する。好ま
しい態様において、洗浄後濯ぎ工程は、ポリアルキレン
オキシド部分を含む合成ノニオンシーティング剤を約1
0〜500ppmで含む。
【0019】食品グレードのリンス 第二の濯ぎ工程は、適切な食品グレードのリンス剤とと
もにまたはそれを含まないで、飲料水を含むことができ
る。好ましい食品グレードのリンス剤は、スクロース脂
肪酸エステル、ソルビタン脂肪族エステル、グリセロー
ル脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステ
ル、大豆ホスホリピッドまたはそれらの混合物を含む。
第二の濯ぎ工程は、このような成分を可溶化剤および酸
源として含むこともできる。もしそうであるならば、可
溶化剤は好ましくは約1〜400ppmの濃度で存在
し、そして酸は好ましくは約0.01〜25ppmの濃
度で存在する。
【0020】好ましい態様において、水性リンス組成物
は1〜250ppmのスクロース脂肪酸エステル、約1
〜320ppmの可溶化剤を含む界面活性剤組成物を含
む。1つの態様において、可溶化剤はエタノール、プロ
ピレングリコール、グリセロールまたはそれらの混合物
を含む。好ましくは、水性リンスは7未満のpHを有す
る。別の好ましい態様において、食品グレードのシーテ
ィング剤は、スクロース脂肪酸エステル、ソルビタン脂
肪酸エステル、グリセロール脂肪酸エステル、プロピレ
ングリコール脂肪酸エステル、大豆ホスホリピッド、ま
たはそれらの混合物を含む。好ましくは、食品グレード
のシーティング剤は約20〜300ppm、より好まし
くは約25〜150ppmの濃度で使用される。
【0021】特にアジア市場の要求に見合うように、洗
浄後工程は好ましくは少なくとも3秒間行われる。同様
に、飲料水のみで行われ、または、食品グレードのシー
ティング剤との組み合わせで行われる濯ぎ工程は約3〜
7秒間、好ましくは約4〜6秒間行われる。好ましく
は、水性リンス組成物は本質的に飲料水からなる。
【0022】ソルビタン脂肪族エステル リンス助剤組成物中における使用に適するソルビタン脂
肪族エステルは、有効な起泡抑制を提供し、かつ、固体
のノーズ助剤組成物(nose aid composition)を製造す
るための他の成分と共働することができるソルビタン脂
肪族エステルを含むことができる。特に適切なソルビタ
ン脂肪族エステルの1つの群はソルビタン脂肪酸エステ
ルである。ソルビタン脂肪酸エステルは、有効なシーテ
ィング作用および濯ぎ性能を提供することができる。リ
ンス助剤組成物中における使用に適切なソルビタン脂肪
酸エステルは、モノ−、ジ−、トリ−およびテトラエス
テルおよびそれらの混合物を含む。ソルビタン脂肪酸エ
ステルは、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸並びに同様の飽
和および不飽和の枝分かれおよび直鎖の脂肪酸のような
脂肪酸によるソルビトールのエステル化によって得るこ
とができる。好ましくは、脂肪酸はC6 〜C 24直鎖脂肪
酸で3つ未満の不飽和炭素結合を有するものである。
【0023】コスト、入手容易性並びに優れたシーティ
ング作用および濯ぎ性能提供能力を基礎として、好まし
い有用なソルビタン脂肪酸エステルはソルビタンモノカ
プリレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモ
ノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビ
タンモノオレエート、ソルビタンモノリノレエート、ソ
ルビタンモノエレオステアレート、ソルビタンモノペン
タデカン酸エステル、ソルビタンモノヘプタデカノエー
トのようなモノエステル、ソルビタンセスキステアレー
トおよびソルビタンセスキオレエートのようなジエステ
ル、ソルビタントリステアレートおよびソルビタントリ
オレエートのようなトリエステルを含む。反応混合物か
らソルビタン脂肪酸エステルを精製しようするときに遭
遇する困難さのために、ソルビタン脂肪酸エステルは、
通常、種々の量のソルビトール脂肪酸エステル、ソルバ
イド脂肪酸エステルおよび微量のソルビタン、ソルビト
ール、ソルバイドおよび脂肪酸を含む。このような「汚
染物」を含むソルビタン脂肪酸エステルは有意な悪影響
を及ぼすことなく、リンス助剤組成物中に有効に使用で
きる。
【0024】スクロース脂肪族エステル リンス助剤組成物中における使用に適切なスクロース脂
肪族エステルは、組成物のシーティング作用および濯ぎ
性能に寄与することができかつ固体のリンス助剤組成物
を製造するための他の成分と共働することができるスク
ロース脂肪エステルを含む。スクロースは置換に付され
る総計で8個の反応性ヒドロキシル基を有する。特に適
切なスクロース脂肪族エステルの1つの群は室温におい
て一般に固体であり、そして組成物を凝固させるのを助
けることができるスクロース脂肪酸エステルである。リ
ンス助剤組成物における使用に適切なスクロース脂肪酸
エステルはモノ−〜オクタ脂肪酸エステルおよびそれら
の混合物を含む。スクロース脂肪酸エステルは酢酸、プ
ロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、ヘプタン酸、
カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸およびステアリン酸のよう
な飽和脂肪酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、(E)
−11−オクタデセン酸、リノール酸、ソルビン酸、リ
ノレン酸およびアラキドン酸のような不飽和脂肪酸並び
に同様の飽和および不飽和の枝分かれおよび非枝分かれ
脂肪酸によるスクロースのエステル化によって得ること
ができる。スクロース脂肪酸エステルは、Ryoto Suguar
Esters の商品名で Mitsubishi-Kasei Foods Corporat
ion, Tokyo, Japan およびDai-ichi Kogyo Seiyaku Com
pany Ltd., Tokyo, Japan を含む多くの供給源から容易
に入手できる。
【0025】リンス助剤組成物における使用のための好
ましいスクロース脂肪酸エステルは、約2〜約12重量
%のスクロースラウレートおよび約25〜約85重量%
のスクロースパルミテートの混合物である。このような
材料は、有利な送出特性を有する固体製品の形成に寄与
するとともに、有効なシーティング作用および濯ぎ性能
を提供する。スクロースラウレートおよびスクロースパ
ルミテートはモノエステル、ジエステル、トリエステ
ル、テトラエステル、ペンタエステル、ヘキサエステ
ル、ヘプタエステル、オクタエステルおよびそれらの混
合物であってよい。しかしながら、リンス助剤組成物の
貯蔵寿命および性能は、少なくとも約70%のスクロー
スパルミテートがモノエステルであり、そして少なくと
も約80%のスクロースラウレートがモノエステルであ
るときに向上する。
【0026】ポリグリセロール脂肪族エステル リンス助剤組成物における使用に適切なポリグリセロー
ル脂肪族エステルは、組成物のシーティング作用および
濯ぎ性能に寄与することができかつ固体のリンス助剤組
成物を製造するための他の成分と共働することができる
ポリグリセロール脂肪族エステルを含む。特に適切なポ
リグリセロール脂肪族エステルの1つの群はポリグリセ
ロール脂肪酸エステルである。適切なポリグリセロール
脂肪酸エステルは、限定するわけではないが、特に、酢
酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、ヘプタ
ン酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウリ
ン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸およびステアリン酸
のような飽和脂肪酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、
(E)−11−オクタデセン酸、リノール酸、ソルビン
酸、リノレン酸およびアラキドン酸のような不飽和脂肪
酸並びに同様の飽和および不飽和の枝分かれおよび非枝
分かれ脂肪酸によるポリグリセロールのエステル化によ
って得られるものを含む。ポリグリセロール脂肪酸エス
テルは、Nikko Chemicals Company, Ltd, Tokyo, Japan
およびToho Chemical Industry Company Ltd, Tokyo, J
apanを含む多くの供給源から容易に入手できる。比較的
にコストが低く、容易に入手でき、シーティング性能が
あり、そして有利な送出特性を有するリンス助剤組成物
を提供することができることにより、リンス助剤組成物
における使用に好ましいポリグリセロール脂肪酸エステ
ルはNikko Chemicals Company, Ltd, Tokyo, Japanから
入手可能なデカグリセロールモノラウレートである。ポ
リグリセロール脂肪族エステルはリンス助剤組成物中に
約2〜約20重量%の濃度で有効に使用できる。
【0027】任意成分のポリオール脂肪酸エステル 本発明の食品グレードのリンス助剤は、また、グリセロ
ール、ジグリセロール、トリグリセロール、グリセルア
ルデヒド、エリトロース、トレオース、リボース、アラ
ビノース、キシロース、グルコース、マンノース、ガラ
クトース、リブロース、キシロース、フルクトース、ラ
クトース、マルトース、セロビオース等のような他のポ
リオールのさらなる食品グレードの脂肪酸エステルを1
種以上含んでよい。このようなポリオール脂肪酸エステ
ルは組成物のシーティング作用および濯ぎ性能に寄与し
かつ有用なリンス助剤組成物を製造するための他の成分
と共働するのに有用である。
【0028】脱泡剤 脱泡剤は、種々の組成物を脱泡するように調整された種
々の異なる材料を含む。脱泡剤は、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、脂肪酸および脂肪酸
誘導体、脂肪酸スルフェート、ホスフェートエステル、
スルホン化された材料、シリコーンをベースとする組成
物等のようなアニオン性またはノニオン性の材料を含む
ことができる。
【0029】好ましい脱泡剤はシリコーンを含む食品添
加剤としての脱泡剤および他のタイプの活性消泡剤であ
る。本明細書において、「食品添加剤」とは、U.S. Cod
e ofFederal Regulations 21 Parts 172-Food Additive
s Permitted for Direct Addition to Food for Human
Consumption, 21 Part 182-Substance Generally Recog
nized as Safe and 21 Part 184-Direct Food Substanc
es A:ffired as Generally Recognized as Safe, and 2
1 Part 173-Secondary Direct Food Additives Permitt
ed in Food for human Consumption, Section 173.310
に示されている材料を意味する。
【0030】シリコーン起泡抑制剤はポリジアルキルシ
ロキサンを含み、好ましくはポリジメチルシロキサンを
含む。このようなシリコーンをベースとする起泡抑制剤
はシリカと組み合わせてよい。このようなシリカ材料は
シリカ、ヒュームドシリカ、誘導化シリカ、シラン化シ
リカ等を含むことができる。一般に入手可能な消泡剤は
ポリジメチルシロキサンとシリカゲルを組み合わせるも
のである。別の食品添加剤としての脱泡剤は脂肪酸脱泡
剤を含む。このような脱泡剤組成物は、脂肪酸または脂
肪酸誘導体のアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の
単純塩を含むことができる。このような誘導体の例は、
エチレングリコール、グリセロール、プロピレングリコ
ール、ヘキシレングリコール等の多価ヒドロキシ化合物
のモノ−、ジ−およびトリ脂肪酸エステルを含む。好ま
しくは、このような脱泡剤はグリセロールの脂肪酸モノ
エステルを含む。このような脱泡剤組成物において有用
な脂肪酸はC6-24飽和もしくは不飽和の枝分かれまたは
非枝分かれのモノもしくはポリマー脂肪酸およびその塩
を含むことができ、例えば、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、ベヘン酸、テトラコサン酸、パルミ
トレイン酸、オレイン酸、リノール酸、アラキドン酸お
よびその他の一般に入手可能なものを含む。他の入手可
能な食品添加剤としての消泡剤は、水不溶性ワックス、
好ましくは微結晶ワックス、石油ワックス、合成石油ワ
ックス、米ベースワックス、蜜蝋で約35〜125℃の
範囲の融点を有し低い鹸化価を有するもの、白油等を含
む。このような材料は、濯ぎサイクルの間に食器洗浄機
内で測定可能な安定な泡が蓄積することを防止するため
に十分な濃度で、本発明のリンス剤中に使用される。
【0031】食品グレードの充填剤 本発明の食品グレードのリンス助剤組成物は加工を容易
にし、製品安定性を促進しまたは組成物の送出を容易に
し、または、他の性能特性に寄与する目的で、固体の水
溶性の食品グレードの充填剤を1種以上含むことができ
る。多くの異なるタイプの充填剤はリンス剤組成物中に
使用されてよく、限定するわけではないが、詳細には、
グルコース、フルクトース、スクロースのような糖類の
ような化合物を含み、塩化ナトリウム、塩化カリウム、
炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、
硫酸カリウム、酢酸ナトリウム、乳酸ナトリウムのよう
なアルカリ金属塩、アラニン、アルギニン、グリシン、
リシン、プロリンのような水溶性アミノ酸、ピロリン酸
四ナトリウム、リン酸ナトリウムのようなホスフェート
等を含む。
【0032】キレート化剤 本発明のリンス剤は水道水中の硬度成分の有害な効果を
抑制するのを助ける錯化剤またはキレート化剤を含むこ
とができる。典型的に、水道水中に存在するカルシウ
ム、マグネシウム、鉄、マンガンおよび他の多価金属カ
チオンは洗浄組成物またはリンス組成物のいずれかの作
用を阻害することがある。キレート化剤は、水道水から
のこのようなイオンと有効に錯化することができ、そし
てこのようなイオンが、リンス剤の性能を上げる活性成
分の作用を阻害することを防止する。有機および無機の
両方のキレート化剤は一般的である。無機キレート化剤
は、ピロリン酸ナトリウムおよびトリポリリン酸ナトリ
ウムのような化合物を含み、一方、有機キレート化剤は
ポリマーおよび低分子量のキレート化剤の両方を含む。
ポリマーキレート化剤は、一般に、ポリアクリル酸化合
物のようなアイオノマー組成物を含む。低分子量の有機
キレート化剤はエチレンジアミンテトラ酢酸(EDT
A)およびヒドロキシエチレンジアミンテトラ酢酸、ニ
トリロトリ酢酸、エチレンジアミンテトラプロピオネー
ト、トリエチレンテトラアミンヘキサアセテートの塩、
および、それらのアルカリ金属、アンモニウムおよび置
換アンモニウム塩を含む。アミノホスフェートも本発明
の組成物におけるキレート化剤としての使用に適切であ
り、そしてエチレンジアミンテトラ(メチレン−ホスホ
ネート)、ニトリロトリメチレンホスホネート、ジエチ
レントリアミンペンタ(メチレンホスホネート)を含
む。これらのアミノホスホネートは、一般に、8個以下
の炭素原子を有するアルキルまたはアルキレン基を含
む。本発明のための好ましいキレート化剤はエチレンジ
アミンテトラ酢酸の二ナトリウム塩のような認可された
食品添加剤としてのキレート化剤を含む。
【0033】可溶化剤 可溶化助剤または可溶化剤は本発明に使用される食品グ
レードのシーティング剤の水溶性を向上させるために使
用できる。好ましい可溶化剤はエタノール、プロピレン
グリコール、グリセリンおよびそれらの混合物を含む。
【0034】液体キャリア 本発明の液体リンス剤は液体のベース成分を有すること
ができ、それはキャリアとして機能し、かつ、水性リン
スを形成するための水性希釈剤と共働する。液体のベー
スは好ましくは水であるかまたは水と相溶性の溶剤であ
って、それらの相溶性混合物が得られる溶剤である。水
に加えて、例示の制限しない溶剤は低分子量のC1-6
一級および第二級モノ−、ジ−およびトリヒドロキシア
ルコール、例えば、メタノール、エタノール、イソプロ
パノールおよび2〜6個の炭素原子および2〜6個のヒ
ドロキシル基を含むポリオール、例えば、プロピレング
リコール、エチレングリコール、グリセリン、プロパン
ジオール、プロピレングリコール等を含む。
【0035】他の成分 本発明のリンス剤の有機種は微生物分解および化学分解
を受けることがある。有機材料は一般に混合物を安定化
させるのに有用である。本発明のための好ましい防腐剤
または安定剤は食品グレードの安定剤、食品グレードの
抗酸化剤等を含む。本発明の組成物を安定化させるのに
使用するための最も好ましい材料はC1- 10モノ−、ジ−
およびトリカルボン酸化合物を含む。このような酸の好
ましい例は、酢酸、クエン酸、安息香酸、乳酸、マレイ
ン酸、酒石酸およびフマル酸を含む。使用のために従来
のレベルで本発明のリンス剤中に含まれてよい任意の成
分は、溶剤、ヒドロトロープ、加工助剤、腐蝕防止剤、
染料、充填剤、蛍光増白剤、殺菌剤、pH調整剤(モノ
エタノールアミン、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウ
ム、塩化水素酸、リン酸等)、ブリーチ、ブリーチ活性
化剤、香料等を含む。
【0036】本発明の組成物は従来の配合装置および配
合技術を用いて配合できる。本発明の組成物は、典型的
に、下記の表1に示す配合割合であることができる。本
発明の液体リンス剤の製造において、典型的には、材料
は一般に入手可能な混合装置において、混合チャンバー
に液体希釈剤または実質的な割合の液体希釈剤を装填す
ることによって製造される。液体希釈剤中に、防腐剤ま
たは他の安定剤を添加する。ポリマーの分子量の低下を
避けまたは昇温に組成物を暴露することを避けて配合を
完了するように、リンス剤を攪拌するときに注意をしな
ければならない。通常、材料を均質になるまで攪拌し、
その後、一般的に入手できるパッケージングに包装し、
そして消費者への輸送の前に配送センターに輸送する。
【0037】
【表1】
【0038】本発明の液体材料は、組成物中にキャステ
ィング剤を混入させることによりキャスト固体形態に調
節できる。通常、組成物を固体にするために有機および
無機凝固剤材料を使用することができる。無機組成物は
濯ぎサイクルの間にスポッティング(汚点)を残す傾向
があるので、好ましくは有機材料が使用される。最も好
ましいキャスティング剤は、ポリエチレングリコール、
および、尿素およびノニオン性ポリエチレンもしくはポ
リプロピレンオキシドポリマーを含む包接錯体である。
ポリエチレングリコール(PEG)は、PEGの融点よ
りも高い温度でシーティング剤および他の成分をPEG
と均質にブレンドしそしてこの均質な混合物を冷却する
ことにより、溶融タイプの凝固加工において使用され
る。包接錯体凝固スキームはMorganson らの米国特許第
4,647,258号明細書に示されている。
【0039】本発明の固体組成物を下記の表2に示す
【表2】
【0040】液体リンス剤は、液体材料を含む相溶性パ
ッケージングを、液体を水により最終の使用濃度に希釈
するように調整された分配器に導入することにより分配
される。ここで、活性材料は、水性リンス106 部当た
り活性ブロックコポリマー20〜500部の濃度で水性
リンス中に含まれる。より好ましくは、材料は、水性リ
ンス106 部当たりブロックコポリマー約30〜300
部の濃度で水性リンス中に含まれ、最も好ましくは、材
料は、水性リンス106 部当たりブロックコポリマー約
40〜200部の濃度で水性リンス中に含まれる。本発
明のリンスの分配器の例はEcolab Inc. により販売され
るDRYMASTER-P である。キャスト固体はキャスト固体材
料を容器内に挿入することにより、または、密閉されず
にスプレータイプの分配器、例えば、Inc., St.Paul, M
inn.により製造された容積SOL-ET制御リンスインジェク
ションシリンダー装置(volume SOL-ET controlled Rins
eInjection Cylinder system)により便利に分配するこ
とができる。このような分配器は濯ぎサイクルにおいて
食器洗浄器と共働する。食器洗浄機から要求があると、
分配器はリンス剤のキャスト固体ブロックに対して水の
スプレーを送り、それにより、ブロックの一部が有効に
溶解して、濃厚な水性リンス溶液を形成し、それが、そ
の後、リンス水中に向けてフィードされ、水性リンスを
形成する。水性リンスは、その後、食器と接触して完全
な濯ぎを行う。この分配器および他の同様の分配器は、
分配された材料の体積、リンス水中の材料の実際の濃度
(電極を用いて測定した電解質)またはキャストブロッ
クに対するスプレーの時間を測定することによって、水
性リンス中の活性ブロックコポリマーの有効濃度を制御
することができる。
【0041】
【実施例】次の実施例およびデータは本発明の実施をさ
らに例示し、本発明を限定するものと解釈されるべきで
なく、そして最良の実施形態を含む。次の実施例および
データは十分な濯ぎを促進することに対する本発明の有
効性を示す。
【0042】実験セクション 試験に使用される高温の自動ドア機械のHobart AM-14は
第二のリンス水ラインを有するように変更されたもので
あり、このラインは、この変更された濯ぎサイクルに第
二のまたは別個のリンス添加剤を導入することができる
ものであった。本発明の開示の目的で、添加剤は、洗浄
後組成物を第一の添加剤と呼び、一方、第二の添加剤は
食品グレードのリンス添加剤または水である点で区別さ
れる。
【0043】2つのリンス添加剤のプログラム可能なポ
ンプは、1つのポンプが機能し、他方が作動していない
ように並列に設置した。ポンプは従来のAM−14コン
トロールパネルからの24ボルトAC−濯ぎサイクルシ
グナルに接続されていた。第一のポンプは可変運転時間
と0遅れを有し、そして第二のポンプは可変の遅れおよ
び運転時間を有する(完全な濯ぎサイクルが完了したと
きに止まる)。リンス添加剤分配器のプログラミングボ
ード上の可変電圧ポットを変更することにより、各ポン
プの輸送時間を独立に変更することができる。各ポンプ
は2ミリリットルのスクイーズチューブを備えており、
そして最大RPMに設定されていた。
【0044】各ポンプの輸送体積は輸送時間、速度また
は遅れに対する変化の後に較正した。チェック弁をイン
ラインで配置し、食品グレードの組成物と洗浄後組成物
の相互汚染を最小にした。
【0045】薬品 洗浄後組成物 界面活性剤はエトキシル化部分を含んでよい。
【0046】
【表3】
【0047】
【表4】
【0048】食品グレードの組成物 界面活性剤は食品グレードの化学物質を含む。
【0049】
【表5】
【0050】
【表6】
【0051】洗浄剤は以下のものを含む。
【表7】
【0052】これらの成分を順番に混合し、そしてその
後、製品を押出し、固体を形成し、包装した。
【0053】食品汚染物は標準試験汚染物を含む。ホッ
トポイント汚染物−4重量部のマーガリンおよび1重量
部の脱脂乾燥乳。ホットポイント/ビーフシチュー/ポ
テト汚染物−1重量部のホットポイント汚染物、1部の
缶入りビーフシチューおよび1部の乾燥ポテトの芽。
【0054】試験:食品グレードのリンス添加剤/洗浄
後添加剤の有用性を示すために、個々のシーティング試
験を標準シーティング試験を用いて行った。洗浄後添加
剤のシーティング試験はうまくいった。日本の食品グレ
ードのリンス添加剤についてのシーティング試験は、全
ての日本の配合物について、我々の試験範囲では、シー
ティングがこれらの条件下に観測されなかったことを示
す。
【0055】下記の表1に示す例は、洗浄後添加剤であ
る液体リンス助剤Aの典型的なシーティング範囲を示
す。食品グレードのリンス添加剤である液体リンス助剤
Dを200ppmまでの濃度で試験し、シーティングは
観測されなかった。これらの試験を泡なしで160°F
で行った。シーティングがないことを「−」として示
し、ピンホールのあるシーティングを「P」として示
し、そして完全なシーティングを「X」として示した。
【0056】
【表8】
【0057】二重リンス添加剤手法 今回の場合に、特殊な装備のAM−14に洗浄剤、食品
汚染物および4秒間の投与量の洗浄後添加剤、次に、5
秒間の投与量の食品グレードのリンス添加剤を装填す
る。一般に、50〜200ppmのアルキルエトキシル
化界面活性剤での液体リンス助剤Aまたは液体リンス助
剤B(洗浄後添加剤)の使用、次に、50〜200pp
mの食品グレードの界面活性剤での液体リンス助剤Dの
使用では、シーティングがなかった。洗浄後添加剤の使
用、次いで、水リンスの使用では、輸送時間によってシ
ーティングを提供した。
【0058】
【表9】
【0059】固体リンス助剤Cとの洗浄後添加剤の使用
では、下記表に示すようにシーティングがあった。
【0060】
【表10】
【0061】洗浄剤はカーボネートをベースとするもの
であった。固体洗浄剤は40,000ppmサンプ懸濁
液として分配した。洗浄サイクルは48秒間であった。
洗浄後サイクルは4秒間であった。濯ぎサイクルは0.
5L/秒で5秒間であった。固体リンス助剤Cは80%
界面活性食品グレード材料であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シャウン ピー.ケネディー アメリカ合衆国,ミネソタ 55127,ノー ス オークス,ヒル ファーム サークル 2 (72)発明者 チャールズ エー.ホッジ アメリカ合衆国,ミネソタ 55016,コテ ージ グローブ,ジョセリン アベニュ サウス 8094

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水性アルカリ洗浄組成物を使用した最初
    の洗浄工程を含む食器洗浄方法において、 (a)アルカリ残留物を形成する水性アルカリ洗浄工程
    から得られる食器を、洗浄後工程において、ポリアルキ
    レンオキシド部分を含む合成ノニオンシーティング剤、
    約10〜500ppmを含む水性組成物と接触させて、
    処理された食器を形成させること、および、 (b)前記処理された食器を水性リンス組成物と接触さ
    せること、を含み、洗浄後の衛生化工程をさらに含む方
    法。
  2. 【請求項2】 水性アルカリ洗浄組成物を使用した最初
    の洗浄工程を含む食器洗浄方法において、 (a)アルカリ残留物を形成する水性アルカリ洗浄工程
    から得られる食器を、洗浄後工程において、ポリアルキ
    レンオキシド部分を含む合成ノニオンシーティング剤、
    約10〜500ppmを含む水性組成物と接触させて、
    処理された食器を形成させること、および、 (b)前記処理された食器を、食品グレードのシーティ
    ング剤と可溶化剤との組み合わせ、約1〜800ppm
    を含む水性リンス組成物と接触させること、を含み、洗
    浄後の衛生化工程をさらに含む方法。
  3. 【請求項3】 前記水性リンス組成物は、スクロース脂
    肪酸エステル1〜250ppm、可溶化剤約1〜320
    ppmを含む界面活性剤組成物を含み、前記水性リンス
    組成物はpHが7未満である、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 食品グレードのシーティング剤は約20
    〜300ppmの濃度で使用される、請求項2記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 食品グレードのシーティング剤は、前記
    処理された食器と約3〜7秒間接触される、請求項2記
    載の方法。
JP2000218756A 1999-07-14 2000-07-14 食器洗浄方法 Expired - Lifetime JP4444463B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/353706 1999-07-14
US09/353,706 US6484734B1 (en) 1999-07-14 1999-07-14 Multi-step post detergent treatment method

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001070222A true JP2001070222A (ja) 2001-03-21
JP2001070222A5 JP2001070222A5 (ja) 2007-04-19
JP4444463B2 JP4444463B2 (ja) 2010-03-31

Family

ID=23390222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000218756A Expired - Lifetime JP4444463B2 (ja) 1999-07-14 2000-07-14 食器洗浄方法

Country Status (2)

Country Link
US (2) US6484734B1 (ja)
JP (1) JP4444463B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100926248B1 (ko) * 2004-10-18 2009-11-12 더 프록터 앤드 갬블 캄파니 분류가 감소된 세탁물의 세정방법

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6484734B1 (en) * 1999-07-14 2002-11-26 Ecolab Inc. Multi-step post detergent treatment method
DE60204549T2 (de) * 2001-03-07 2006-03-23 The Procter & Gamble Company, Cincinnati Weichspülmittelzusammensetzung für die anwendung in anwesenheit von waschmittelrückständen
DE10127919A1 (de) * 2001-06-08 2002-12-19 Ecolab Gmbh & Co Ohg Reinigungsverfahren zur Stärkeentfernung
US8092613B2 (en) * 2002-05-31 2012-01-10 Ecolab Usa Inc. Methods and compositions for the removal of starch
DE10310377A1 (de) * 2003-03-07 2004-09-16 Bode Chemie Gmbh & Co. Kg Desinfektionsmittlelkonzentrate auf Basis quarternärer Ammoniumverbindungen sowie die Verwendung derselben zur chemothermischen Instrumentenaufbereitung
AU2005305095B2 (en) * 2004-11-03 2011-07-14 Diversey, Inc. Method of cleaning containers for recycling
FR2879102A1 (fr) * 2004-12-13 2006-06-16 Securimed Sarl Procede de decontamination et de desinfection et dispositif mettant en oeuvre ledit procede
CA2606817C (en) * 2005-05-04 2013-10-22 Johnsondiversey, Inc. Warewashing system containing low levels of surfactant
US7942978B2 (en) * 2005-08-15 2011-05-17 Ecolab Inc. Auxiliary rinse phase in a wash machine
US7942980B2 (en) * 2006-02-09 2011-05-17 Ecolab Usa Inc. Starch removal process
EP1859873A1 (en) * 2006-05-22 2007-11-28 JohnsonDiversey, Inc. Method and apparatus for washing a glass container
US8093200B2 (en) * 2007-02-15 2012-01-10 Ecolab Usa Inc. Fast dissolving solid detergent
US20080274932A1 (en) * 2007-05-04 2008-11-06 Ecolab Inc. Composition for in situ manufacture of insoluble hydroxide when cleaning hard surfaces and for use in automatic warewashing machines and methods for manufacturing and using
EP1997874A1 (en) * 2007-05-25 2008-12-03 JohnsonDiversey, Inc. Ware washing system containing polysaccharide
EP2014757A1 (en) 2007-07-05 2009-01-14 JohnsonDiversey, Inc. Rinse aid
WO2010065483A1 (en) * 2008-12-02 2010-06-10 Diversey, Inc. Ware washing system containing cationic starch
US8883035B2 (en) 2009-07-27 2014-11-11 Ecolab Usa Inc. Formulation of a ware washing solid controlling hardness
US8216989B2 (en) * 2009-08-26 2012-07-10 Ecolab Usa Inc. Cleaning composition for removing/preventing redeposition of protein soils
US20110180112A1 (en) * 2010-01-22 2011-07-28 Ecolab USA Method of removing/preventing redeposition of protein soils
US9089251B2 (en) 2011-10-14 2015-07-28 Ecolab Usa Inc. Method of removing and preventing redeposition of protein soils using sugar esters
WO2015084494A2 (en) 2013-12-06 2015-06-11 Exxonmobil Upstream Research Company Method and device for separating hydrocarbons and contaminants with a spray assembly
WO2015134404A1 (en) 2014-03-07 2015-09-11 Ecolab Usa Inc. Detergent composition that performs both a cleaning and rinsing function
KR101611297B1 (ko) * 2014-07-21 2016-04-11 엘지전자 주식회사 식기세척기의 제어방법
CN109952366B (zh) 2016-08-16 2022-09-20 戴弗西公司 用于食品和饮料容器的美学改进的组合物及其方法
CN115283374B (zh) * 2022-07-22 2023-07-18 东风柳州汽车有限公司 一种溶剂型涂料输漆系统清洗方法

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1692019A1 (de) * 1968-03-14 1971-07-22 Henkel & Cie Gmbh Schaumarme Spuel- und Reinigungsmittel fuer die Geschirreinigung
CH651314A5 (fr) 1981-12-23 1985-09-13 Colgate Palmolive Co Composition detergente pour lave-vaisselle.
US5282901A (en) 1990-02-28 1994-02-01 Kay Chemical Company Method for dispensing different amounts of detergent in a warewash machine depending on a fill cycle or a rinse cycle
US5056542A (en) 1990-02-28 1991-10-15 Kay Chemical Company Apparatus for dispensing detergent in a warewash machine
US5131419A (en) 1990-05-21 1992-07-21 Roberts Donald E Multi-function warewashing machine
US5232622A (en) 1990-06-20 1993-08-03 Rohm And Haas Company Chlorine-free machine dishwashing
JPH0823039B2 (ja) 1990-07-13 1996-03-06 エコラブ・インコーポレイテッド 食品用銘柄成分からの固体リンス助剤
US5448115A (en) 1992-08-12 1995-09-05 Nova Controls Warewashing control system and method of operation
US5320118A (en) 1993-02-19 1994-06-14 Ecolab Inc. Apparatus for dispensing solid rinse aids
US5589099A (en) 1993-04-20 1996-12-31 Ecolab Inc. Low foaming rinse agents comprising ethylene oxide/propylene oxide block copolymer
US5429679A (en) 1993-09-22 1995-07-04 Young, Jr.; Raymond A. Method for operating a low energy domestic dishwasher
AU684596B2 (en) 1993-12-30 1997-12-18 Ecolab Inc. Stable hygroscopic detergent article
US5578134A (en) * 1994-04-19 1996-11-26 Ecolab Inc. Method of sanitizing and destaining tableware
US5453216A (en) * 1994-04-28 1995-09-26 Creative Products Resource, Inc. Delayed-release encapsulated warewashing composition and process of use
US5603776A (en) * 1994-09-12 1997-02-18 Ecolab Inc. Method for cleaning plasticware
US5879469A (en) 1997-01-06 1999-03-09 Deeay Technologies Ltd. Dishwashing method and detergent composition therefor
US5876514A (en) 1997-01-23 1999-03-02 Ecolab Inc. Warewashing system containing nonionic surfactant that performs both a cleaning and sheeting function and a method of warewashing
US6484734B1 (en) * 1999-07-14 2002-11-26 Ecolab Inc. Multi-step post detergent treatment method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100926248B1 (ko) * 2004-10-18 2009-11-12 더 프록터 앤드 갬블 캄파니 분류가 감소된 세탁물의 세정방법

Also Published As

Publication number Publication date
US6484734B1 (en) 2002-11-26
US20030111097A1 (en) 2003-06-19
JP4444463B2 (ja) 2010-03-31
US6694989B2 (en) 2004-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4444463B2 (ja) 食器洗浄方法
EP0756620B1 (en) Peroxyacetic acid rinse method
DE69403075T2 (de) Schwachschäumende spülmittel, die ethylenoxid/propylenoxid blockcopolymere enthalten
JP3579058B2 (ja) プラスチック製食器用すすぎ助剤
US5578134A (en) Method of sanitizing and destaining tableware
US6302968B1 (en) Precarboxylic acid rinse method
JP5407002B2 (ja) 医療器具洗浄機用洗浄剤組成物
US6294515B1 (en) Low foaming rinse agents comprising alkylene oxide modified sorbitol fatty acid ester and defoaming agent
JP2005154716A (ja) 自動食器洗浄機用洗浄剤組成物
CA2991407A1 (en) Acid detergent
AU5338298A (en) Dishwashing method and detergent composition therefor
EP2052069B1 (en) Low foaming cleaner
JP4324341B2 (ja) 自動食器洗浄機用液体洗浄剤組成物
EP3559190A1 (en) Aqueous foaming detergent composition with increased foam dwell time and moistening content
JP7046363B2 (ja) 洗浄除菌剤組成物
JPH0688096A (ja) 洗浄剤および洗浄方法
MXPA96004946A (en) Disinfecc rinse method

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070306

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090721

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091008

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091215

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4444463

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term