JP4443520B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に係り、特に、電子写真方式を用いた複写機、複合機、プリンタ、ファクシミリ等に適用して、印字要求に応じて画像出力を行う画像形成装置に関する。
従来、複写機、複合機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置において、用紙を用いた画像出力は、排紙トレイ等の排紙部に排出するようにされている。
この排紙部における排出された用紙のスタッキング性は、操作するユーザにとって重要な要素となっている。
すなわち、画像形成装置から出力された用紙を排紙された状態でそのままユーザが用いるのか、若しくは取り出した用紙束を再度用紙合せ作業にて整列する必要があるかの相違により、ユーザに不要な作業を行なわせない排出用紙のスタッキング性が求められている。
他方、近年は、画像形成装置の高速化の要求が高まり、印字処理枚数(単位時間当たり)が増加すると共に、搬送用紙の高速化が進んでいる。例えば、従来は60枚/分(A4横搬送で換算)以上が高速機とされていたものが、近年では80枚/分以上のものが高速機と呼ばれるようになり、さらに100枚/分以上の装置の開発が進んでいる。
しかしながら、このような状況では、用紙の搬送が高速化することで、印字処理後に装置から排紙トレイ上に排出される用紙の排出速度が速くなるため、排出された用紙が不揃いになり易くなり、排紙トレイ上でのスタッキング性能の低下を招来する。
また、従来、画像形成装置における排紙方式として、片面印字の時に印字面を上向きに排出するフェースアップ排出、印字面を下向きに排出するフェースダウン排出、及び両面印字の排出ページ順を揃える為の第1面を下向きに排出する方式が知られている(特許文献1を参照)。
このような複数の用紙排出方式がある中で、フェースダウン排出と両面印字時の排出については、画像形成装置の印字処理速度(プロセス速度)を考慮して、用紙の後端が定着機構を通過した後にプロセス速度に対し略倍速として排出を行い、印字処理効率の向上を図っている。
他方、フェースアップ排出では、用紙を反転して印字面を下向きに変更する必要がないため、通常、プロセス速度と同等の搬送速度で用紙の搬送、排出が行われている。
特開平04−55256号公報
しかしながら、複数の用紙排出方式に合わせてそれぞれ用紙を排出すると、用紙の排出速度がそれぞれ異なるため、排出される用紙サイズが同一サイズであっても排紙ローラ(搬送ローラ)から用紙後端が離間する時の排出速度に速度差が生じて排出された用紙の排紙トレイに着地する着地ポイントが異なる。これにより、排出用紙のスタッキングが不可能となり、排出用紙束が見栄えの悪い(スタッキング性の低下)用紙排出となる。しかも、排出された用紙が不揃いとなるため、ユーザに対して不要な整列作業を強いる場合があるという問題が生じている。
本発明は、上記従来の問題点を鑑みてなされたものであって、装置における印字要求内容(片面印字、両面印字)や用紙の排出方法(フェースアップ排出、フェースダウン排出)に関わらず、安定した排紙動作を可能にし、排出された用紙の排紙トレイ上でのスタッキング性の向上を図り、排紙状態を良好にして作業性の優れた画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明に係る画像形成装置の構成は、次の通りである。
請求項1に記載した画像形成装置は、現像剤によって現像剤像が形成される静電潜像担持体を有し該静電潜像担持体の表面の現像剤像を記録媒体に転写する画像形成部と、該記録媒体上に転写された現像剤像を記録媒体に定着させる定着手段と、現像剤像定着処理後の記録媒体を排紙トレイに排出する記録媒体排出手段とを備えて印字要求に応じて画像出力を行う画像形成装置であって、
前記記録媒体排出手段は、予め設定された複数の排出処理モードに対応した記録媒体の搬送速度に基づき、記録媒体の搬送速度を制御する機能を備え、
前記排出処理モードは、少なくとも片面印字モードまたは両面印字モードを含み、
前記片面印字モードは、少なくとも印字面を上方に向けて記録媒体を排出するフェースアップ排出、または、印字面を下方に向けて記録媒体を排出するフェースダウン排出を含み、
前記画像形成部における印字処理速度をV1、フェースアップ排出時の記録媒体搬送速度をV2、フェースダウン排出時の記録媒体搬送速度をV3とした場合、
1.5(V1)<V2=V3<2.5(V1)
という条件を満たしていることを特徴とするものである。
尚、本発明において印字要求とは、画像形成装置が出力処理可能な、例えば、コピアモード、プリンタモード、FAXモード等を含み、さらに、ユーザから要求される出力態様、すなわち、両面印字、片面印字による出力態様を含むものである。
また、本発明において排出処理モードとは、出力態様に応じた印字後の排出態様、すなわち、印字面を下向きに排出されるいわゆるフェースアップ排出、および、印字面を上向きに排出されるいわゆるフェースダウン排出を含むものである。
尚、両面印字モードにおいては、両面印字された記録媒体における何れかの面を上向き或いは下向きになるように選択的に排出するようにしたものを含むものとする。
請求項2に記載した画像形成装置は、請求項1に記載した構成に加えて、前記記録媒体排出手段として、前記定着手段より記録媒体搬送方向下流側に記録媒体を装置外側に排出する搬送ローラを備え、前記記録媒体排出手段における記録媒体搬送制御として、フェースアップ排出の時、搬送される記録媒体の後端が前記定着手段を通過してから前記搬送ローラを通過するまでの間の搬送ローラによる記録媒体搬送速度を、画像形成部における印字処理速度よりも高速にすることを特徴とする。
請求項3に記載した画像形成装置は、請求項2に記載した構成に加えて、前記記録媒体搬送制御として、前記搬送ローラによって搬送される記録媒体の後端の少なくとも10〜50mmが挟持、搬送される時に、前記搬送ローラによる記録媒体搬送速度を、画像形成部における印字処理速度よりも高速にすることを特徴とする。
請求項4に記載した画像形成装置は、請求項3に記載した構成に加えて、前記定着手段より記録媒体搬送方向下流側に複数の搬送ローラが配置されている時、前記記録媒体搬送制御として、前記定着手段に最も近く設けられた搬送ローラ以外の搬送ローラによって記録媒体搬送速度を制御することを特徴とする。
請求項5に記載した画像形成装置は、請求項1に記載した構成に加えて、前記記録媒体排出手段として、前記定着手段より記録媒体搬送方向下流側に記録媒体を装置外側に排出する搬送ローラを備え、前記記録媒体搬送制御として、フェースダウン排出の時、搬送される記録媒体の後端が前記定着手段を通過した直後に、搬送ローラによる記録媒体搬送速度を、画像形成部における印字処理速度よりも高速にすることを特徴とする。
請求項6に記載した画像形成装置は、請求項1に記載した構成に加えて、前記記録媒体排出手段として、片面印字モードにおいて記録媒体をフェースアップで排出するとともに、両面印字モードにおいて両面印字終了後に記録媒体を排出する第1の記録媒体搬送路と、片面印字モードにおいて記録媒体をフェースダウンで排出する時に排出される記録媒体を反転搬送する第2の記録媒体搬送路と、両面印字モードにおいて片面印字が終了した後に記録媒体を反転して前記画像形成部に再び搬送する第3の記録媒体搬送路とを備えたことを特徴とする。
請求項7に記載した画像形成装置は、請求項6に記載した構成に加えて、前記第1の記録媒体搬送路を、前記第2の記録媒体搬送路および第3の記録媒体搬送路に対し独立で形成したことを特徴とする。
請求項8に記載した画像形成装置は、請求項6または7に記載した構成に加えて、
前記第2の記録媒体搬送路として、搬送された記録媒体を反転する搬送路と、反転して搬送された記録媒体を逆方向に搬送可能な搬送ローラと、反転された記録媒体を該搬送ローラから前記排紙トレイ側に向かい誘導する搬送路とを備えていることを特徴とする。
請求項9に記載した画像形成装置は、請求項6乃至8のうちの何れか一項に記載した構成に加えて、前記第3の記録媒体搬送路として、搬送された記録媒体を反転する搬送路と、反転して搬送された記録媒体を逆方向に搬送可能な搬送ローラと、反転された記録媒体を再び前記画像形成部側に誘導する搬送路とを備えていることを特徴とする。
請求項10に記載した画像形成装置は、請求項6乃至9のうちの何れか一項に記載した構成に加えて、前記第2の記録媒体搬送路と第3の記録媒体搬送路とは、その搬送路の一部を共有使用可能に構成され、且つ、搬送される記録媒体同士が互いの用紙搬送を阻害しない通路長を有することを特徴とする。
具体的には、印字処理速度V1、フェースアップ排出時の記録媒体搬送速度V2、フェースダウン排出時の記録媒体搬送速度V3を、
2.0(V1)=V2=V3
という条件を満たすものであっても良い。
請求項1に記載した発明によれば、現像剤によって現像剤像が形成される静電潜像担持体を有し該静電潜像担持体の表面の現像剤像を記録媒体に転写する画像形成部と、該記録媒体上に転写された現像剤像を記録媒体に定着させる定着手段と、現像剤像定着処理後の記録媒体を排紙トレイに排出する記録媒体排出手段とを備えて印字要求に応じて画像出力を行う画像形成装置であって、前記記録媒体排出手段の構成に、予め設定された複数の排出処理モードに対応した記録媒体の搬送速度に基づき、記録媒体の搬送速度を制御する機能を備えたことで、画像形成装置における片面印字、両面印字等の印字要求や、フェースアップ排出、フェースダウン排出等の用紙の排出方法に関わることなく、印字要求や用紙の排出方法に応じて安定した排紙動作を可能にして、排出された用紙を排紙トレイ上の同じ位置に投下できるので、スタッキング性の向上を図り、排紙状態を良好にしてユーザにとって作業性の優れた画像形成装置を実現できる。
また、前記排出処理モードとして、少なくとも片面印字モードまたは両面印字モードを含み、前記片面印字モードとして、少なくとも印字面を上方に記録媒体を向けて排出するフェースアップ排出、または、印字面を下方に向けて記録媒体を排出するフェースダウン排出を含むことで、片面印字モードにおけるフェースアップ排出及びフェースダウン排出、並びに両面印字モードにおいて、安定した排紙動作を可能にして、排出された用紙を排紙トレイ上の同じ位置に投下できるのでスタッキング性の向上を図ることができる。
また、前記画像形成部における印字処理速度をV1、フェースアップ排出時の記録媒体搬送速度をV2、フェースダウン排出時の記録媒体搬送速度をV3とした場合、1.5(V1)<V2=V3<2.5(V1)という条件を満たすことで、フェースアップ排出時、フェースダウン排出時に関わらず、確実に記録媒体を排紙トレイ上の同じ位置に投下できる。
また、請求項2〜10に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明で得られる上記共通の効果に加え、次の効果を得ることができる。
前記記録媒体排出手段として、前記定着手段より記録媒体搬送方向下流側に記録媒体を装置外側に排出する搬送ローラを備え、前記記録媒体排出手段における記録媒体搬送制御として、フェースアップ排出の時、搬送される記録媒体の後端が前記定着手段を通過してから前記搬送ローラを通過するまでの間の搬送ローラによる記録媒体搬送速度を、画像形成部における印字処理速度よりも高速にすることで、次に排紙される用紙が排紙されるまでに時間を稼ぐことができるので、オプション等で追加される後処理装置等による作業時間に割り当てることができる。
また、前記記録媒体搬送制御として、前記搬送ローラによって搬送される記録媒体の後端の少なくとも10〜50mmが挟持、搬送される時に、前記搬送ローラによる記録媒体搬送速度を、画像形成部における印字処理速度よりも高速にすることで、搬送される用紙の後端部が弛むことなく安定した用紙搬送を行うことができる。
また、前記定着手段より記録媒体搬送方向下流側に複数の搬送ローラが配置されている時、前記記録媒体搬送制御として、前記定着手段に最も近く設けられた搬送ローラ以外の搬送ローラによって記録媒体搬送速度を制御することで、前記定着手段に間近の搬送ローラをガイドにすることで搬送される用紙の後端部のばたつきを抑制して安定した定着処理と用紙搬送を行うことができる。
また、前記記録媒体排出手段として、前記定着手段より記録媒体搬送方向下流側に記録媒体を装置外側に排出する搬送ローラを備え、前記記録媒体搬送制御として、フェースダウン排出の時、搬送される記録媒体の後端が前記定着手段を通過した直後に、搬送ローラによる記録媒体搬送速度を、画像形成部における印字処理速度よりも高速にすることで、記録媒体を反転させる時間を稼いで次に排紙される記録媒体が搬送される前に用紙搬送を終了させることができる。
また、前記記録媒体排出手段として、片面印字モードにおいて記録媒体をフェースアップで排出するとともに、両面印字モードにおいて両面印字終了後に記録媒体を排出する第1の記録媒体搬送路と、片面印字モードにおいて記録媒体をフェースダウンで排出する時に排出される記録媒体を反転搬送する第2 の記録媒体搬送路と、両面印字モードにおいて片面印字が終了した後に記録媒体を反転して前記画像形成部に再び搬送する第3 の記録媒体搬送路とを備えたことで、各モードに応じた記録媒体の搬送を実現することができる。
また、前記第1の記録媒体搬送路を、前記第2の記録媒体搬送路および第3の記録媒体搬送路に対し独立で形成したことで、前記第2の記録媒体搬送路および第3の記録媒体搬送路に影響することなく、簡単な構成で最適な搬送路のレイアウトを実現できる。
また、前記第2の記録媒体搬送路として、搬送された記録媒体を反転する搬送路と、反転して搬送された記録媒体を逆方向に搬送可能な搬送ローラ(反転ローラ)と、反転された記録媒体を該搬送ローラから前記排紙トレイ側に向かい誘導する搬送路とを備えたことで、記録媒体を確実に反転させて搬送することができる。
また、前記第3の記録媒体搬送路として、搬送された記録媒体を反転する搬送路と、反転して搬送された記録媒体を逆方向に搬送可能な搬送ローラ(スイッチバックローラ)と、反転された記録媒体を再び前記画像形成部側に誘導する搬送路とを備えたことで、記録媒体を確実に反転させて搬送することができる。
また、前記第2 の記録媒体搬送路と第3 の記録媒体搬送路とは、その搬送路の一部を共有使用可能に構成され、且つ、搬送される記録媒体同士が互いの用紙搬送を阻害しない通路長を有することで、記録媒体搬送路の構成を簡略化でき、省スペースな装置構成を実現できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1,図2は本発明を実施する形態の一例であって、図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体の構成を示す説明図、図2は前記画像形成装置の装置本体の構成を示す部分詳細図である。
本実施形態に係る画像形成装置1Aは、スキャナ等に読み込まれた画像データや外部から伝達された画像データを電子写真方式によって記録媒体となる所定のシート状の記録用紙(以下、用紙と称する。)にモノクロ(単色)画像として出力形成する画像形成装置であって、用紙Pを搬送する用紙搬送装置(記録媒体排出手段)7を構成する用紙搬送路(記録媒体搬送路)7aを通って、予め設定された複数の排出処理モードに対応した用紙Pの搬送速度に基づき、印字要求に応じて選択的に用紙Pの搬送速度を制御して排紙トレイ9に排紙するようにしたものである。
まず、本実施形態に係る画像形成装置1Aの全体構成について図面を参照して説明する。
画像形成装置1Aは、図1,図2に示すように、主に、露光ユニット1、現像器2、感光体ドラム3、帯電器4、除電装置41、クリーナユニット5、定着ユニット(定着手段)6、用紙搬送装置(記録媒体排出手段)7、用紙搬送路(記録媒体搬送路)7a、給紙トレイ8、排紙トレイ9及び転写機構10等より構成される装置本体1A1と、自動原稿処理装置1A2とにより構成されている。
装置本体1A1の上面部には、原稿が載置される透明ガラスからなる原稿載置台21が設けられ、この原稿載置台21の上方には、自動原稿処理装置1A2が上方に向かい揺動開放自在に設けられ、一方、この原稿載置台21の下方には、原稿の画像情報を読み取る原稿読み取り部であるスキャナ部22が配置されている。
そのスキャナ部22の下方には、露光ユニット1、現像器2、感光体ドラム3、帯電器4、除電装置41、クリーナユニット5、定着ユニット6、用紙搬送装置7、用紙搬送路7a、排紙トレイ9及び転写機構10が配設され、さらに、その下方には、用紙Pが収納された給紙トレイ8が配設されている。
露光ユニット1は、図示しない画像処理部から出力された画像データ(印字用画像情報)に応じてレーザ光を、帯電器4によって均一に帯電された感光体ドラム3の表面に照射して露光することにより、該感光体ドラム3の表面に画像データに応じた静電潜像を書込み形成する機能を有するものである。
露光ユニット1は、スキャナ部22の直下で且つ感光体ドラム3上方に配置され、レーザ照射部11および反射ミラー12を備えたレーザスキャニングユニット(LSU)13a,13bが採用されている。本実施形態では、高速印字処理を行う為に、複数のレーザ光を利用し、照射タイミングの高速化を低減する手法を採用し、2ビーム手法を採用している。
尚、本実施形態では、露光ユニット1にレーザスキャニングユニット(LSU)13a,13bを用いているが、発光素子をアレイ状に並べたもの、例えばELやLED書込みヘッドを用いるものであっても良い。
感光体ドラム3は、図2に示すように、円筒状を呈し、露光ユニット1の下方に配設され、図示しない駆動手段と制御手段により所定方向(図中の矢印A方向)に回転するように制御されている。この感光体ドラム3の外周面に沿って、画像転写終了後の位置を基準として感光体ドラム回転方向下流側に向かい、用紙剥離爪31、クリーナユニット5、電界発生部としての帯電器4、現像器2、除電装置41の順に配置されている。
用紙剥離爪31は、ソレノイド32により感光体ドラム3の外周面に接離可能に配置されている。この用紙剥離爪31は、感光体ドラム3の外周面に当接した状態で、感光体ドラム3上の未定着トナー像を用紙Pに転写する際にその感光体ドラム3の表面に張り付いた用紙Pを剥離するものである。
尚、用紙剥離爪31の駆動手段として、ソレノイド32の換わりに駆動用モータ等を採用しても良く、その他の駆動手段の選択も可能である。
現像器2は、感光体ドラム3上に形成された静電潜像を黒トナーで顕像化するものであって、感光体ドラム回転方向(図中の矢印A方向)で帯電器4より下流側で感光体ドラム3の側方で略水平(図中で右側)に配置されている。この現像器2下方には記録媒体搬送方向上流側にレジストローラ15が配置されている。
レジストローラ15は、給紙トレイ8から供給された用紙Pの先端と感光体ドラム3上のトナー像とを整合して感光体ドラム3と転写ベルト103との間に搬送するように、図示しない駆動手段と制御手段とのより動作制御されている。
帯電器4は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段であって、感光体ドラム3の上方でその外周面に近接して配置されている。
尚、本実施形態では、チャージャー型の帯電器4を用いているが、接触型のローラ方式によるものやブラシ方式によるものを用いるものであっても良い。
除電装置41は、感光体ドラム3の表面に形成されたトナー像を用紙Pに転写し易くするために該感光体ドラム3の表面電位を低下させるための転写前除電手段であって、感光体ドラム回転方向で現像器2より下流側で、且つ該感光体ドラム3の下方でその外周面に近接して配置されている。
尚、本実施形態では、除電装置41は、除電電極を用いて構成されているが、除電電極の替わりに除電ランプを用いたり、その他の方式により除電するようにしたものであっても良い。
クリーナユニット5は、現像・画像転写後における感光体ドラム3上の表面に残留したトナーを除去・回収するものであって、感光体ドラム3を挟んで現像器2と略対向する位置で感光体ドラム3の側方で略水平(図中で左側)に配置されている。
上述した様に、感光体ドラム3上で顕像化された静電像は、静電像が有する電荷の逆極性の電界が搬送される用紙P上に転写機構10から印加されることで用紙P上に転写される。
例えば、静電像が(−)極性の電荷を有している時は、転写機構10の印加極性は(+)極性となる。
転写機構10は、図2に示すように、駆動ローラ101、従動ローラ102及び他のローラで架橋されるとともに、所定の抵抗値(本実施形態では1×109〜1×1013Ω・cmの範囲)を有する転写ベルト103が配置された転写ベルト式ユニットで構成され、感光体ドラム3の下方で、転写ベルト103の表面が感光体ドラム3の外周面の一部と接触するように配置されている。この転写ベルト103により、用紙Pを感光体ドラム3に押圧しながら搬送するようになっている。
感光体ドラム3と転写ベルト103の接触部104には、駆動ローラ101及び従動ローラ102とは異なる導電性で転写電界を印加可能な弾性導電性ローラ105が配置されている。
弾性導電性ローラ105は、弾性ゴム、発泡性樹脂等の軟質材料により構成されている。この弾性導電性ローラ105が弾性を有することで、感光体ドラム3と転写ベルト103とが線接触でなく、所定の幅(転写ニップと呼ばれる。)を有する面接触となるので搬送される用紙Pへの転写効率の向上を図ることができる。
更に、転写ベルト103の転写領域の用紙搬送方向下流側には、搬送される用紙Pが転写領域で印加された電界を除電し、次工程への搬送をスムーズに行う為の除電ローラ106が転写ベルト103の背面側に配置されている。
また、転写機構10には、転写ベルト103の残留トナーによる汚れを取るクリーニングユニット107と、転写ベルト103の除電を行う複数の除電機構108が配置されている。この除電機構108に用いられる除電を行うための手法として、装置を介して接地する手法、若しくは積極的に前記転写電界の極性とは逆極性を印加する手法がある。
転写機構10で用紙P上に転写された静電像(未定着トナー)は、定着ユニット6に搬送されて加圧・加熱されることで未定着トナーが溶融されて用紙P上に定着される。
定着ユニット6は、図2に示すように、加熱ローラ6a、加圧ローラ6bを備え、この加熱ローラ6aと加圧ローラ6bとにより用紙Pを挟持した状態で加熱ローラ6aを回転させ、加熱ローラ6aと加圧ローラ6bとの間を通過させることにより、用紙P上に転写されたトナー像を溶融して定着させるものである。
定着ユニット6の用紙搬送方向下流側には、用紙Pを搬送する搬送ローラ16が設けられている。
加熱ローラ6aは、その外周部には用紙剥離爪611、ローラ表面温度検出部材(サーミスター)612、ローラ表面クリーニング部材613が配置され、内周部には加熱ローラ表面を所定温度(定着設定温度:概ね160〜200℃)とする熱源614が設けられている。
加圧ローラ6bは、ローラの両端部で加熱ローラ6aに対し所定圧量で加圧ローラ6bが圧接することが可能な加圧部材621が配置され、さらに、加圧ローラ6bの外周には加熱ローラ6aの外周と同様に用紙剥離爪622、ローラ表面クリーニング部材623が配置されている。
この定着ユニット6は、図2に示すように、加熱ローラ6aと加圧ローラ6bとの圧接部(いわゆる定着ニップ部と呼ばれる。)600において、搬送される用紙P上の未定着トナーを加熱ローラ6aにより加熱して溶融し、該加熱ローラ6aと加圧ローラ6bとの圧接力による用紙P上への投鋲作用で、未定着トナーを用紙P上に定着するようになっている。
給紙トレイ8は、画像情報が出力(印字)されるシート(用紙)を複数枚蓄積しておくためのものであり、露光ユニット1、現像器2、感光体ドラム3、帯電器4、除電装置41、クリーナユニット5、定着ユニット6等で構成される画像形成部14の下側に構成されている。この給紙トレイ8の排紙側上部には、用紙ピックアップローラ8a、搬送ローラ8b,8cが配置されている(図3を参照)。
この用紙ピックアップローラ8aにより給紙トレイ8内に積載収容された用紙Pを最上層から1枚ずつピックアップし、その用紙Pを搬送ローラ8b,8cによって用紙搬送方向下流側に向かって(便宜上の用紙Pの流れ出し側(カセット側)を上流、排紙側を下流とする。)用紙搬送路7a上のレジストローラ(「アイドルローラ」とも称する。)15側に搬送するようになっている。
本実施形態に係る画像形成装置1Aでは、高速印字処理を行うことを目的とする為、画像形成部14の下方に定型サイズの用紙Pを各々のトレイに500〜1500枚収納可能な複数の給紙トレイ8が配置され、一方、装置側面には複数の用紙種類を多量に収納可能な大容量給紙カセット81が配置されるとともに、該大容量給紙カセット81の上方に、主に不定型サイズの印字等に対応する手差しトレイ82が設けられている。
排紙トレイ9は、手差しトレイ82とは反対側の装置側面に配置されている。また、排紙トレイ9に変わって、排紙用紙の後処理装置(ステープル、パンチ処理等を行う装置)や複数段排紙トレイ等をオプションとして配置することも可能な構成となっている。
用紙搬送路7aは、前述した感光体ドラム3と給紙トレイ8との間に構成され、給紙トレイ8から供給される用紙Pを一枚ずつ転写機構10に搬送し、転写機構10において、感光体ドラム3からトナー像が転写された用紙を定着ユニット6に搬送し、定着ユニット6において、未定着トナー像を用紙に定着した後に、指定された排出処理モードに応じて形成された用紙搬送路や分岐爪によって用紙を搬送するように構成されている。
本実施形態に係る画像形成装置A1は、予め設定された排出処理モードとして、片面印字モード及び両面印字モードが設定されている。片面印字モードにおいて、排出処理として印字面を上方に向けて排出されるフェースアップ排出、及び、印字面を下方に向けて排出されるフェースダウン排出が設定されている。
ここで、用紙搬送路7aについて図面を参照して詳細に説明する。
図3は本実施形態に係る画像形成装置の用紙搬送路の構成を示す説明図、図4は前記用紙搬送路を構成する分岐された用紙搬送路とそれらを連通させる分岐爪の構成を示す部分詳細図である。
用紙搬送路(記録媒体搬送路)7aは、図3,図4に示すように、主に、給紙トレイ8からレジストローラ15に到る第1用紙搬送路7a1、レジストローラ15から転写機構10を介して定着ユニット6を通過して下流側の搬送ローラ16に到る第2用紙搬送路7a2、搬送ローラ16から排紙トレイ9に排紙するための排紙ローラ(搬送ローラ)17に到る第3用紙搬送路(第1の記録媒体搬送路)7a3、搬送ローラ16から用紙Pを反転させる第4用紙搬送路7a4、第4用紙搬送路7a4と連通して再びレジストローラ15に用紙Pを搬送する反転搬送ローラ18に到る第5用紙搬送路7a5、排紙ローラ17から反転して用紙Pを搬送する第6用紙搬送路7a6、第6用紙搬送路と連通して第5用紙搬送路7a5を回避する第7用紙搬送路7a7、及び第7用紙搬送路7a7と連通してスイッチバックローラ19に到る第8用紙搬送路7a8とにより構成されている。
そして、用紙搬送路7a内には、処理モードに応じて複数枚の用紙Pが配置されるようになっている。本実施形態では、図3に示すように、用紙搬送路7a内に(1)〜(8)(図中の丸付き数字に示す)の8枚の用紙Pが配置するようになっているが、用紙搬送路内に許容可能な用紙Pの枚数は、用紙搬送路の構成によって如何様にも変更が可能である。
また、用紙搬送路7a内には、選択された処理モードに応じて用紙搬送路を選択して、用紙Pの搬送経路を変更する複数の分岐爪が用紙搬送路の分岐点に設けられている。
図4に示すように、搬送ローラ16の下流側付近には、第3用紙搬送路7a3または第4用紙搬送路7a4と連通させる分岐爪20aが揺動変位可能に設けられている。この分岐爪20aは、図示しないソレノイドによって動作するようになっている。
第4用紙搬送路7a4の下流側には、第4用紙搬送路7a4と第5用紙搬送路7a5、または第5用紙搬送路7a5と第6用紙搬送路7a6とを連通させる分岐爪20bが揺動変位可能に設けられている。この分岐爪20bは、図示しないばね部材と用紙Pの弾性力によって動作するようになっている。
第6用紙搬送路7a6の下流側には、第5用紙搬送路7a5または第7用紙搬送路7a7と連通させる分岐爪20cが揺動変位可能に設けられている。この分岐爪20cは、図示しないソレノイドによって動作するようになっている。
第7用紙搬送路7a7の下流側には、第7用紙搬送路7a7と第8用紙搬送路7a8、または、第5用紙搬送路7a5と第8用紙搬送路7a8とを連通させる分岐爪20dが揺動変位可能に設けられている。この分岐爪20dは、図示しないソレノイドによって動作するようになっている。
第5用紙搬送路7a5の上流側には、第4用紙搬送路7a4及び第8用紙搬送路7a8と該第5用紙搬送路7a5とをスムーズに連続させるための分岐爪20eが設けられている。
以上のように構成された用紙搬送路7aにより、要求された処理モードに応じて分岐爪20a〜20dを動作させて、処理モードに対応した用紙Pの用紙搬送路を選択可能としている。
ここで、画像形成装置1Aの処理モードに対応する用紙搬送工程について図面を参照して説明する。
まず、印字要求に合致する用紙Pは、図3に示すように、前記複数の給紙トレイ8の中から選択され、用紙搬送路7a中の搬送ローラによってレジストローラ15まで搬送される。
レジストローラ15に到達して一旦停止した用紙Pは、用紙Pの先端と前記感光体ドラム3上の画像情報を合致させるタイミングでレジストローラが再び回転することで転写機構10に搬送され、用紙P上に感光体ドラム3から未定着トナー像(画像情報)が転写された後、定着ユニット6で用紙P上にトナー像が固着されて排紙トレイ9に排出される。
この用紙搬送路7a内の搬送経路において、画像形成装置1Aが有する処理モード(コピアモード、プリンタモード、FAXモード)、および印字処理手法(片面印字、両面印字)によって定着ユニット6以降から排紙トレイ9までの搬送方法が異なる。
通常、コピアモードでは、ユーザが画像形成装置1Aの近傍で操作を行うことから「フェースアップ排出」と呼ばれる印字面が上側になって排出される手法が多く用いられる。
一方、プリンタ、FAX等の各モードでは、ユーザが画像形成装置1Aの近傍にいないことから排出された用紙Pのページ順を揃えるいわゆる「フェースダウン排出」手法が多く用いられている。
従って、画像形成装置1Aでは、定着ユニット6を通過した用紙Pを排紙トレイ9に排出するまでの間に、複数の搬送路と複数の分岐爪を経由して、上記目的に合致する用紙排出を行うようになっている。
ここで、画像形成装置1Aの用紙の排出処理について、片面印字におけるフェースアップ排出及びフェースダウン排出、ならびに両面印字における用紙搬送について図面を参照して説明する。
図5は本実施形態に係る画像形成装置の用紙搬送路における片面印字時のフェースアップ排出による用紙搬送状態を示す説明図、図6は前記用紙搬送路における片面印字時のフェースダウン排紙による用紙搬送状態を示す説明図、図7は前記用紙搬送路における両面印字時の用紙搬送状態を示す説明図である。
(片面印字でフェースアップ排出)
画像形成装置1Aにおけるフェースアップ排出は、図5に示すように、用紙搬送路7aにおける第3用紙搬送路7a3を通って行われる(第1の記録媒体搬送路)。
画像形成装置1Aにおいて、用紙Pの片面印字でフェースアップ排出を行う場合は、定着ユニット6を通過した用紙Pが搬送ローラ16を通過する直前に、分岐爪20aは、図示しない爪位置切換え手段(ソレノイド等)によって第3用紙搬送路7a3を開放し、第4用紙搬送路7a4を遮蔽する。
搬送される用紙Pは、その先端部が分岐爪20aにナビゲートされて、第3用紙搬送路7a3を通過して排紙ローラ17を経て排紙トレイ9に排出される(矢印B)。
(片面印字でフェースダウンの排出)
画像形成装置1Aにおけるフェースダウン排出は、図6に示すように、用紙搬送路7aにおける第4用紙搬送路7a4、第5用紙搬送路7a5、第6用紙搬送路7a6を通って行われる(第2の記録媒体搬送路)。
画像形成装置1Aにおいて、用紙Pの片面印字でフェースダウン排出を行う場合は、定着ユニット6を通過した用紙Pが搬送ローラ16を通過する直前に、分岐爪20aは、図示しない爪位置切換え手段(ソレノイド等)によって第4用紙搬送路7a4を開放し、第3用紙搬送路7a3を遮蔽する。
更に、分岐爪20cは、図示しない爪位置切換え手段によって第5用紙搬送路7a5を開放し、第7用紙搬送路7a7を遮蔽する。
搬送される用紙Pは、その先端部が分岐爪20aにナビゲートされて第4用紙搬送路7a4を通過し、用紙P先端の腰(材料の強さ)と搬送力とにより分岐爪20bを移動して第5用紙搬送路7a5を開放した後に、分岐爪20cにナビゲートされて第5用紙搬送路7a5に導かれる(矢印C1)。
用紙Pの後端が分岐爪20eの位置に到達すると、用紙Pの搬送が一旦停止する。
分岐爪20cは、図示しない爪位置切換え手段によって第6用紙搬送路7a6を開放し、第7用紙搬送路7a7を遮蔽する。
この時、分岐爪20bは、図示しない分岐爪保持シャフトに配置される弾性部材(バネ等)によって自然に位置変位して、第4用紙搬送路7a4を遮蔽する状態となっている。
その後、反転搬送ローラ18が逆回転することで用紙Pの再搬送が行われ、搬送される用紙Pは、分岐爪20eの位置に滞留する後端側から第6用紙搬送路7a6を通過した後に(矢印C2)、排紙ローラ17を経て排紙トレイ9に排出される。
(両面印字の印字手法での用紙搬送)
画像形成装置1Aにおける両面印字時の用紙搬送は、図7に示すように、用紙搬送路7aにおける第4用紙搬送路7a4、第5用紙搬送路7a5、第7用紙搬送路7a7、第8用紙搬送路7a8を通って行われる(第3の記録媒体搬送路)。
画像形成装置1Aにおいて、両面印字を行う場合は、用紙Pの第1面印字(表面印字)が終了し、定着ユニット6を通過した用紙Pが搬送ローラ16を通過する直前に、分岐爪20aは図示しない爪位置切換え手段(ソレノイド等)によって第4用紙搬送路7a4を開放し、第3用紙搬送路7a3を遮蔽する。
更に、分岐爪20cは、図示しない爪位置切換え手段によって第7用紙搬送路7a7を開放し、第5用紙搬送路7a5を遮蔽する。また、分岐爪20dは、図示しない爪位置切換え手段によって第8用紙搬送路7a8を開放する。
搬送される用紙Pは、その先端部が分岐爪20aにナビゲートされて、第4用紙搬送路7a4を通過し、用紙P先端の腰(材料の強さ)と搬送力とにより分岐爪20bを移動した後に、分岐爪20cにナビゲートされて第7用紙搬送路7a7、そして第8用紙搬送路7a8に導かれる(矢印D1)。
用紙Pの後端が第8用紙搬送路7a8に到達すると、用紙Pの搬送が一旦停止する(第1面のスイッチバックの完了)。その後、分岐爪20dが図示しない爪位置切換え手段によって第7用紙搬送路7a7を遮蔽し、分岐爪20eへの搬送路が開放されると、スイッチバックローラ19が逆回転することで用紙Pの再搬送が行われる。
搬送される用紙Pは、第8用紙搬送路7a8の位置に滞留する後端側から分岐爪20d,20eを介して第5用紙搬送路7a5を通過して(矢印D2)、さらに反転搬送ローラ18により印字処理工程(転写機構における転写工程)の直前に配置されるレジストローラ15まで搬送される。
その後、用紙Pの第2面印字(裏面印字)が終了し、定着ユニット6を通過した用紙Pは、前述した(片面印字でフェースアップの排出)と同様の処理が行われて排紙トレイ9に排出される。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1Aの制御系について、図面に基づき説明する。
図8は本実施形態に係る画像形成装置の電気制御部の構成をブロック図である。
本実施形態に係る画像形成装置1Aは、図8に示すように、画像の読み取り処理、画像処理、画像形成処理、および用紙Pの搬送処理、排紙処理等をROM(Read Only Memory)55に予め記憶されたプログラムにしたがって中央処理ユニット(CPU)54がRAM(Random access Memory)56等の一時的記憶手段を用いて処理を実行する。
尚、ROM55やRAM56に代えてHDD(ハードディスクドライブ)などの記憶手段を用いることができる。
画像形成装置1Aにおいて、スキャナ部22によって読み取った原稿の画像情報(原稿画像データ)、または、図示しない通信ネットワークに繋がれた各端末装置から送信された原稿画像情報は、通信処理部58を介して画像処理部57に入力されるようになっている。
画像処理部57は、RAM56等の記憶部に記憶された原稿画像情報を印字(用紙への画像形成)に適した印字用画像に上記のプログラムによって処理するものである。
印字用画像情報は画像形成部14に入力される。
画像形成部14、用紙搬送部59、定着ユニット6、排紙処理部(記録媒体排出手段)60は、各々の駆動制御部62と連動している。
用紙搬送部59は、用紙搬送路7a等において用紙の各種検出・制御を行う。
用紙搬送部59によって搬送される用紙は、印字工程(画像形成部14においての画像情報の印字処理)と、その後に、その印字処理された用紙に対する定着工程(定着ユニット6)を経て用紙排出部(排紙トレイ9)に排出されるようになっている。
尚、用紙搬送部59には、レジスト前検知スイッチ596や図示しない定着検知スイッチ、および排紙検知スイッチ等の検出信号が入力されるようになっている。
レジスト前検知スイッチ596は、レジストローラ15に用紙が到達したか否かを検出するスイッチである。定着検知スイッチは、定着ユニット6に用紙が到達したか否かを検出するスイッチである。排紙検知スイッチは、用紙が排紙された否かを検出するスイッチである。
また、画像形成装置1Aには、運転条件設定部77が設けられている。
この運転条件設定部77は、操作スイッチ類76によって使用者が設定した画像形成要求または記録媒体(用紙)の種類等の画像形成条件に応じて、画像形成装置1Aの画像形成、または搬送条件等の運転条件を設定するものである。
また、画像形成装置1Aは、設定された前記運転条件にしたがって、読み取り部(スキャナ部22)、用紙搬送部59、画像形成部14、定着ユニット6および排紙処理部60などの駆動用アクチュエータである原稿読み取り駆動部64、用紙搬送駆動部66、印字処理駆動部68、定着駆動部70および排紙駆動部72の動作、すなわちROM55に記憶されたプログラムに基づくCPU54の指令にしたがって同期した動作を、駆動制御部62の制御によって行うようになっている。
原稿読み取り駆動部64は、スキャナ部22の駆動用アクチュエータである。
用紙搬送駆動部66は、用紙搬送部59、具体的には、上述の用紙搬送路7a上の用紙ピックアップローラ8a、レジストローラ15の駆動用モータである。
印字処理駆動部68は、感光体ドラム3の駆動用モータである。
定着駆動部70は、定着ユニット6の加熱ローラ6aおよび加圧ローラ6bの駆動用モータである。
排紙駆動部72は、排紙ローラ17などの駆動用モータである。
これらの各駆動部の駆動用モータは、それぞれ同じまたは異なるモータを駆動源として適宜に動力伝達機構を介して構成できる。
さらに、画像形成装置1Aには、オプション構成74として、後処理装置(ステープル、パンチ、複数段排紙トレイ、シフター等々)、自動原稿読み取り装置(自動原稿処理装置1A2等)、大容量給紙カセット81等が配置可能であり、それらオプション構成74は画像形成装置1Aの制御部とは別に各々のオプション構成74内に制御部74aを持ちながら、装置とのタイミング調整を、前記通信処理部58を介して同期するように構成されている。
記録媒体検出手段78は、定着ユニット6または搬出部に用紙の先端が到達することを検出するものである。
具体的には、記録媒体検出手段78は、用紙搬送路7a入り口において用紙を導入するレジストローラ15から用紙が送り出された後の用紙の搬送時間を計測する搬送時間計測手段79aと、このレジストローラ15から制御対象の定着ユニット6および排紙ローラ17のそれぞれまでの距離と用紙の搬送速度に基づき、用紙搬送路7aにおける用紙の搬送タイミングを検出する搬送タイミング検出手段79bとを有している。
記録媒体検出手段78は、本実施形態では、定着ユニット6および排紙ローラ17のそれぞれに用紙が到達する(突入する)タイミングを、搬送タイミング検出手段79bによって検出した記録媒体の搬送タイミングに基づいて検出するようにしている。
排紙処理部60は、搬送ローラ16、排紙ローラ17、反転搬送ローラ18、スイッチバックローラ19による用紙Pの搬送や、各種の検出・制御を行うものであり、さらに、排出される用紙Pの用紙搬送速度を制御する用紙搬送速度制御機能601を備えている。
用紙搬送速度制御機能601は、予め設定された複数の排出処理モードに対応した用紙Pの搬送速度に基づき、搬送ローラ16、排紙ローラ17及び反転搬送ローラ18の回転速度を制御して、印字要求に応じて選択的に用紙Pの搬送速度を制御する機能であって、ROM55に予め記憶されたプログラムにしたがって中央処理ユニット(CPU)54がRAM56等の一時的記憶手段を用いて実行される。
また、用紙搬送速度制御機能601に基づく排紙処理部による制御は、印字要求に応じて搬送ローラ16、排紙ローラ17、反転搬送ローラ18、スイッチバックローラ19等の動作制御を行なうとともに、印字要求に応じた排出処理に対応する用紙搬送路7aの各搬送路を連通、遮蔽するそれぞれの分岐爪の動作制御を行なうものである。
次に、本実施形態における画像形成装置1Aによる排紙処理モードに対応した用紙搬送速度制御について説明する。
印字処理された用紙Pをフェースアップ排出する場合は、搬送される用紙Pの後端が定着ユニット6を通過してから排紙ローラ17を通過するまでの間の用紙搬送速度V2を、画像形成部における印字処理速度V1よりも高速にする。
具体的には、排紙ローラ17によって搬送される用紙Pの後端の少なくとも10〜50mmが挟持、搬送されて排紙トレイ9に投下される時に、排紙ローラ17による用紙搬送速度V2を、印字処理速度V1の1.5倍〜2倍の速度にしている。
一方、印字処理された用紙Pをフェースダウン排出する場合は、搬送される用紙Pの後端が前記定着ユニット6を通過した直後に、用紙搬送速度V3を、画像形成部における印字処理速度V1よりも高速にする。
具体的には、搬送ローラ16、反転搬送ローラ18及び排紙ローラ17によって搬送される用紙Pの用紙搬送速度V3を、印字処理速度V1の1.5倍〜2倍の速度にしている。
そして、フェースアップ排出時の用紙搬送速度V2とフェースダウン排出時の用紙搬送速度V3とを同じ速度にすることで、何れの排出方法によっても、用紙Pが排出され排紙トレイ9に投下される速度が等しくなるので、排出される用紙Pが排紙トレイ9上の同じ位置で積層させることができる。
尚、フェースダウン排出時に用紙Pが通過する用紙搬送路、すなわち、第4用紙搬送路7a、第5用紙搬送路7a5及び第6用紙搬送路7a6を用紙Pが通過する時間が、フェースアップ排出時に用紙Pが第3用紙搬送路7a3を通過する時間と等しい時間であれは、フェースアップ排出及びフェースダウン排出においても同等な処理能力を備えることができる。
以上のように構成したので、本実施形態によれば、画像形成装置1Aにおける片面印字、両面印字等の印字要求に応じた排出処理において、フェースアップ排出、フェースダウン排出の用紙の排出方法に関わることなく、排出された用紙を安定して排紙トレイ9上の同じ位置に投下できるので、排紙状態を良好にすることができる。これにより、排紙処理におけるスタッキング性の向上を図り、ユーザにとって作業性の優れた画像形成装置を実現できる。
また、本実施形態によれば、フェースダウンで排出する時に排出される用紙Pを反転搬送する第4用紙搬送路7a4および第5用紙搬送路7a5(第2の記録媒体搬送路)と、両面印字において片面印字が終了した後に用紙Pを反転して画像形成部14に再び搬送する第8用紙搬送路7a8および第5用紙搬送路7a5(第3の記録媒体搬送路)において、その搬送路の一部、第5用紙搬送路7a5を共有使用可能に構成したので、用紙搬送路7aの構成を簡略化でき、省スペースな装置構成を実現できる。
また、本実施形態によれば、用紙搬送路7aにおける排紙処理モードに応じて使用する用紙搬送路を分岐爪により適宜に切替えるようにしたので、簡単な操作で搬送される用紙Pの搬送方向への方向付けを行うことができ、省スペースな装置構成を実現できる。
さらに、本実施形態によれば、印字処理された用紙Pを搬送する用紙搬送速度について、フェースアップ排出する場合の用紙搬送速度V2とフェースダウン排出する場合の用紙搬送速度V3とを、同様に印字処理速度V1の1.5倍〜2倍の速度にしたので、何れの排出方法によっても、用紙Pが排出され排紙トレイ9に投下される速度が等しくなるので、排出される用紙Pを排紙トレイ9上の同じ位置に投下して積層させることができる。
また、用紙搬送速度に対応して用紙搬送路の長さが決定されるため、用紙搬送路を長くすることなくコンパクトな構成の画像形成装置を実現できる。
尚、本発明は、上述した実施形態において説明した画像形成装置に限定されるものではなく、用紙を搬送する構成を有するものであれば、本実施形態とは異なる構成よりなる画像形成装置や用紙搬送に関わる様々な装置に展開が可能である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体の構成を示す説明図である。 前記画像形成装置の装置本体の構成を示す部分詳細図である。 前記画像形成装置の用紙搬送路の構成を示す説明図である。 前記用紙搬送路を構成する分岐された用紙搬送路とそれらを連通させる分岐爪の構成を示す部分詳細図である。 前記用紙搬送路における片面印字時のフェースアップ排出による用紙搬送状態を示す説明図である。 前記用紙搬送路における片面印字時のフェースダウン排紙による用紙搬送状態を示す説明図である。 前記用紙搬送路における両面印字時の用紙搬送状態を示す説明図である。 前記画像形成装置の電気制御部の構成をブロック図である。
符号の説明
1A 画像形成装置
6 定着ユニット
7 用紙搬送装置(記録媒体排出手段)
7a 用紙搬送路(記録媒体搬送路)
7a1 第1用紙搬送路
7a2 第2用紙搬送路
7a3 第3用紙搬送路
7a4 第4用紙搬送路
7a5 第5用紙搬送路
7a6 第6用紙搬送路
7a7 第7用紙搬送路
7a8 第8用紙搬送路
14 画像形成部
15 レジストローラ
16 搬送ローラ
17 排紙ローラ(搬送ローラ)
18 反転搬送ローラ(搬送ローラ)
19 スイッチバックローラ(搬送ローラ)
59 用紙搬送部
60 排紙処理部(記録媒体排出手段)
72 排紙駆動部
601 用紙搬送速度制御機能(記録媒体排出手段)
P 用紙(記録媒体)
V1 印字処理速度
V2 フェースアップ排出時の用紙搬送速度(記録媒体搬送速度)
V3 フェースダウン排出時の用紙搬送速度(記録媒体搬送速度)

Claims (10)

  1. 現像剤によって現像剤像が形成される静電潜像担持体を有し該静電潜像担持体の表面の現像剤像を記録媒体に転写する画像形成部と、該記録媒体上に転写された現像剤像を記録媒体に定着させる定着手段と、現像剤像定着処理後の記録媒体を排紙トレイに排出する記録媒体排出手段とを備えて印字要求に応じて画像出力を行う画像形成装置であって、
    前記記録媒体排出手段は、予め設定された複数の排出処理モードに対応した記録媒体の搬送速度に基づき、記録媒体の搬送速度を制御する機能を備え、
    前記排出処理モードは、少なくとも片面印字モードまたは両面印字モードを含み、
    前記片面印字モードは、少なくとも印字面を上方に向けて記録媒体を排出するフェースアップ排出、または、印字面を下方に向けて記録媒体を排出するフェースダウン排出を含み、
    前記画像形成部における印字処理速度をV1、フェースアップ排出時の記録媒体搬送速度をV2、フェースダウン排出時の記録媒体搬送速度をV3とした場合、
    1.5(V1)<V2=V3<2.5(V1)
    という条件を満たしていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記録媒体排出手段は、前記定着手段より記録媒体搬送方向下流側に記録媒体を装置外側に排出する搬送ローラを備え、
    前記記録媒体排出手段における記録媒体搬送制御は、フェースアップ排出の時、搬送される記録媒体の後端が前記定着手段を通過してから前記搬送ローラを通過するまでの間の搬送ローラによる記録媒体搬送速度を、画像形成部における印字処理速度よりも高速にすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記録媒体搬送制御は、前記搬送ローラによって搬送される記録媒体の後端の少なくとも10〜50mmが挟持、搬送される時に、前記搬送ローラによる記録媒体搬送速度を、画像形成部における印字処理速度よりも高速にすることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記定着手段より記録媒体搬送方向下流側に複数の搬送ローラが配置されている時、
    前記記録媒体搬送制御は、前記定着手段に最も近く設けられた搬送ローラ以外の搬送ローラによって記録媒体搬送速度を制御することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記記録媒体排出手段は、前記定着手段より記録媒体搬送方向下流側に記録媒体を装置外側に排出する搬送ローラを備え、
    前記記録媒体搬送制御は、フェースダウン排出の時、搬送される記録媒体の後端が前記定着手段を通過した直後に、搬送ローラによる記録媒体搬送速度を、画像形成部における印字処理速度よりも高速にすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記記録媒体排出手段は、
    片面印字モードにおいて記録媒体をフェースアップで排出するとともに、両面印字モードにおいて両面印字終了後に記録媒体を排出する第1の記録媒体搬送路と、
    片面印字モードにおいて記録媒体をフェースダウンで排出する時に排出される記録媒体を反転搬送する第2の記録媒体搬送路と、
    両面印字モードにおいて片面印字が終了した後に記録媒体を反転して前記画像形成部に再び搬送する第3の記録媒体搬送路と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1の記録媒体搬送路は、前記第2の記録媒体搬送路および第3の記録媒体搬送路に対し独立で形成されていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2の記録媒体搬送路は、
    搬送された記録媒体を反転する搬送路と、
    反転して搬送された記録媒体を逆方向に搬送可能な搬送ローラと、
    反転された記録媒体を該搬送ローラから前記排紙トレイ側に向かい誘導する搬送路と、
    を備えていることを特徴とする請求項6または7に記載の画像形成装置。
  9. 前記第3の記録媒体搬送路は、
    搬送された記録媒体を反転する搬送路と、
    反転して搬送された記録媒体を逆方向に搬送可能な搬送ローラと、
    反転された記録媒体を再び前記画像形成部側に誘導する搬送路と、
    を備えていることを特徴とする請求項6乃至8のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記第2の記録媒体搬送路と第3の記録媒体搬送路とは、その搬送路の一部を共有使用可能に構成され、且つ、搬送される記録媒体同士が互いの用紙搬送を阻害しない通路長を有することを特徴とする請求項6乃至9のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。
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