JP4443164B2 - 気密形天井点検口 - Google Patents

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Description

本発明は、住宅などの建物の天井に設ける、気密形の点検口に関する。
従来から開閉操作が簡単にできる天井点検口は、色々な形態のものが提案され
ている。通常、点検口蓋体は、4角形の板状体で、これを天井に設けた4角形の
点検口開口に開閉自在に取付けられている。更に、取付形式は、一方縁にヒンジ
を設け、反対縁に掛止具を設けるのが一般的であり、その上、ヒンジを取外自在
にするのが通例である。また、このヒンジが不用意に離脱するのを防ぐための脱
落防止具を備えたものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、掛
止具を、専用具によらず、簡単な操作で係脱できるようにしたものも提案されて
いる(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−120012号公報 特開2003−74181号公報
ところが、前記従来の点検口は、ほとんどが2重枠構成であって、外枠を天井
の点検口開口に取付け、内枠を点検口蓋体に取付ける形式である。この為、枠を
2重にした分だけ構造が複雑になる上に、2重の枠が外から見えて、外観体裁を
損なうという問題がある。その上、2重の枠の間には隙間ができるが、これの遮
蔽対策が採られていないので、気密性が悪くて、部屋の保温に支障がでる。更に
、ヒンジの脱落防止具や、閉止時の掛止具の構成も複雑で、操作に手間どるとい
う問題がある。
本発明は、このような点に鑑み、枠を1重にして、構成の簡素化を図ると共に
、外観体裁を良くし、加えて、気密性を向上させた天井点検口を提供するにある
。また、脱落防止具や掛止具の構造を簡単にして、操作性を向上させた天井点検
口を提供するにある。
本発明の点検口の技術的手段は、天井に設けられた点検口開口と、別体の点検口蓋体とからなり、前記蓋体は蓋基板の外周を蓋枠で囲ってなり、蓋枠の内側の外周には柔軟弾性材が取付けられていて、この柔軟弾性材は閉蓋時に開口の角と当接するようになり、更に蓋枠と開口との間には,互に着脱自在なヒンジと、ヒンジ脱落防止具とが設けられ、また、蓋枠の反ヒンジ側には、開口との間で係脱自在な開閉掛止具が取付けられている気密形天井点検口において、前記開口にはヒンジ金具が取付けられ、このヒンジ金具の一部は外方に突出していて、この突出部にはロッドが付いており、他方、前記蓋枠の外周縁にはロッドが嵌入できる孔が形成され、かつ、外周縁の一部に切欠が設けられていて、この切欠と突出部とを嵌合させると共に、ロッドを孔に嵌入させることによって、ヒンジが構成され、またヒンジ金具には押えレバーが付いていて、ヒンジ結合後に、切欠の余った部分に押えレバーを押込めば、ヒンジが分離不可能状態になることにある。
た、蓋枠の反ヒンジ側に開閉掛止具が取付けられ、この掛止具は蓋枠に回動自在に支持されていて、掛止具の頭は蓋枠の外に露出しており、また掛止具の先端には掛止片が設けられていて、この掛止片は掛止具を回動させると旋回し、他方、開口には閉蓋時に掛止片と係脱する掛止受けが取付けられているようにすることも可能である。
本発明の点検口は、蓋体と開口とがヒンジ結合されているので、蓋体の開閉操作が簡単であり、かつ、ヒンジは着脱自在である上に、不用意な脱落が阻止されるため、取扱いが容易である。また、閉蓋時の固定操作や開蓋時の固定解除操作が簡単である。更に、本発明では、枠は蓋体に付いているだけの1重構造である為、構造が簡単である他、外からは1つの枠しか見えないので、外観体裁がよい。また、蓋体の外周には柔軟弾性材が取付けられていて、閉蓋時には開口の角と当接して、蓋体と開口との隙間を埋めるので、気密性が良くなり、部屋の保温性を向上できる。
更に、本発明の点検口では、蓋体に付いているロッドを、開口の孔に嵌入させ、横方向にスライドさせて、ヒンジを結合させた後には、切欠にできた間隙を、ヒンジ脱落防止具の押えレバーで埋めることにより、横移動が阻止され、ロッドと孔との嵌結合状態は保持されるようになる。
また、ヒンジの構造を簡単にでき、かつ、ヒンジの脱落防止を簡単に行えるので、使用に便利である。
請求項のものでは、蓋体の開閉時の掛止機構の係脱操作が簡単で、外からは掛止具の頭しか見えないので、外観体裁に優れている。
本発明の天井点検口の実施するための最良の形態を、図面の実施例に基づいて
説明する。図1は点検口の開放状態を示し、1は点検口蓋体、2は天井に設けら
れた点検口開口であり、両者はヒンジ3で開閉自在に連結されている。
蓋体1は、図2に示されるように、平面が4角形で、蓋基板4と、これの4周
を囲むように設けられた蓋枠5とからなる。蓋枠5は、アルミニウム押出型材製
で、これを4角に組み、この内側に蓋基板4を嵌め込んで、要所を固定用爪材6
で押えて作られている。また、蓋枠5の内側の外周部には、ゴム材などの柔軟弾
性材7が取付けられていて、この柔軟弾性材7は、閉蓋時に開口2の角を当接し
て、蓋枠5と開口2との間の隙間を遮蔽して、通気を遮断する役割を果たす。更
に、蓋枠5の外表面には、プラスチック製の外装カバー8が付設されている。
次に、点検口開口2について説明する。図1及び図3に示されるように、11
は天井板、12は根太である。開口2の一方の縁には、ヒンジ金具13が取付け
られている。このヒンジ金具13の下端には、複数箇所(図示例では2ヵ所)に
突出部14が形成され、この突出部14は開口2の外まで突出していて、その端
面にはロッド15が取付けられている。更に、ヒンジ金具13の突出部14の反
ロッド位置には、脱落防止用の押えレバー16が取付けられている。他方、蓋枠
5の外縁には切欠17が形成されていて、この切欠17の長さは、突出部14と
押えレバー16とを合わせた長さよりも、僅かに長い寸法に設定されている。更
に、蓋枠5の外周縁には、ロッド15が嵌入できる孔18が設けられている。従
って、ヒンジ3を図3の分離状態から結合させるには、先ず、押えレバー16を
上げて無障害物状態にして、蓋枠5の切欠17を突出部14に嵌め、ロッド15
を孔18の入口に宛った状態で、横方向にスライドさせる。これにより、ロッド
15は孔18の中に嵌り込むようになる。その後、押えレバー16を下げて、切
欠17と突出部14との間にできた間隙を埋めれば、蓋枠5の横移動は阻止され
るので、ロッド15と孔18との嵌結合状態は保持されて、抜け出せないように
なる。
次に開閉掛止具20について説明する。図1、図2に示されるように掛止具2
0は、蓋枠5の反ヒンジ側に取付けられている。掛止具20の軸21は蓋枠5に
回動自在に支持されていて、軸21の頭22は、外装カバー8から外に露出して
いて、容易に回動操作できるようになっている。また、軸21の先端には掛止片
23が固着されていて、この掛止片23は軸21の回動に伴って旋回移動する。
他方、開口2には掛止受け24が取付けられている。この掛止受け24は2又状
になっていて、蓋体1を閉めた上で、掛止具20を左右いずれかの側に約90°
回動させると、掛止片23と掛止受け24とが係合するようになり、蓋体1の閉
止状態が保持される。また、蓋体1を開く時には、外から頭22を約90°回動
させることによって、簡単に開くことができる。
本発明は、前記の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載の
範囲内で自由に変形実施可能である。特に、ヒンジ3の結合構造や、脱落防止構
造、更には、掛止具20の詳細な構造については自由である。
点検口の実施例の開蓋状態の断面図。 蓋体の裏面図。 ヒンジ部分の分離状態の正面図。
符号の説明
1 蓋体
2 開口
3 ヒンジ
4 蓋基板
5 蓋枠
6 固定用爪材
7 柔軟弾性材
13 ヒンジ金具
14 突出部
15 ロッド
16 押えレバー
17 切欠
18 孔
20 開閉掛止具
21 軸
23 掛止片
24 掛止受け

Claims (2)

  1. 天井に設けられた点検口開口と、別体の点検口蓋体とからなり、
    前記蓋体は蓋基板の外周を蓋枠で囲ってなり、蓋枠の内側の外周には柔軟弾性材が取付けられていて、この柔軟弾性材は閉蓋時に開口の角と当接するようになり、
    更に蓋枠と開口との間には,互に着脱自在なヒンジと、ヒンジ脱落防止具とが設けられ、また、蓋枠の反ヒンジ側には、開口との間で係脱自在な開閉掛止具が取付けられている気密形天井点検口において、
    前記開口にはヒンジ金具が取付けられ、このヒンジ金具の一部は外方に突出していて、この突出部にはロッドが付いており、
    他方、前記蓋枠の外周縁にはロッドが嵌入できる孔が形成され、かつ、外周縁の一部に切欠が設けられていて、
    この切欠と突出部とを嵌合させると共に、ロッドを孔に嵌入させることによって、ヒンジが構成され、
    またヒンジ金具には押えレバーが付いていて、ヒンジ結合後に、切欠の余った部分に押えレバーを押込めば、ヒンジが分離不可能状態になる気密形天井点検口。
  2. 蓋枠の反ヒンジ側に開閉掛止具が取付けられ、この掛止具は蓋枠に回動自在に支持されていて、掛止具の頭は蓋枠の外に露出しており、また掛止具の先端には掛止片が設けられていて、この掛止片は掛止具を回動させると旋回し、他方、開口には閉蓋時に掛止片と係脱する掛止受けが取付けられている請求項1記載の気密形天井点検口。
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