JP4442988B2 - プリフォーム位置決め装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリフォーム位置決め装置に関し、特に、延伸ブロー成形装置においてプリフォームの周方向の位置決めを行うプリフォーム位置決め装置に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】
一般に、有底筒状のプリフォームを容器にブロー成形する場合、プリフォームの外側に配置された赤外線ランプなどの加熱素子によりブロー成形可能な温度にプリフォームを加熱している。
【0003】
このような加熱装置においては、プリフォームをその縦軸を中心に自転させ、プリフォームをその周方向で均一に加熱するものが一般的である。
【0004】
これに対し、横断面で長軸及び短軸を有する楕円形あるいは長円形のいわゆる扁平な容器等をブロー成形する場合には、プリフォームにあらかじめ周方向で厚肉部と薄肉部を設け、上述のような加熱装置を用いても周方向で異なる熱量分布を与える加熱方法がある。
【0005】
この場合、プリフォーム厚肉部を長軸側に配置してブロー成形しなければならない。
【0006】
また、胴部に握り部のあるスプレー容器の場合、ネック部に固定されたスプレー用トリガーと、胴部の握り部が常に同じ配置になるよう、ブローキャビティに対し、ネック部が常に同じ方向を向いた状態で配置しなければならないものもある。
【0007】
これらのような場合、プリフォームのネック部に射出成形の際、あらかじめ凸部などを設け、ブロー成形位置に搬送される前に、プリフォームの凸部に接触してプリフォームの自転を停止させることで、プリフォームを周方向で位置決めするという提案がある。
【0008】
しかしながら、ブロー成形位置に搬送されたプリフォームに対して、ブローキャビティ型を型締めする際に、プリフォームもしくはプリフォームの搬送部材とブロー型締め部の一部が接触して、折角位置決め配置したプリフォームを多少回転させて、ずらしてしまうことがあった。
【0009】
また、プリフォームに接触するため、傷つきなどの問題もあった。
【0010】
本発明の目的は、ブローキャビティ型の型締めより前に、確実にプリフォームの周方向の位置決めを行うプリフォーム位置決め装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明のプリフォーム位置決め装置は、搬送部材によりプリフォームを保持した状態でブローキャビティ型を型締めしてブロー成形を行う際に、前記プリフォームの周方向の位置決めを行うプリフォーム位置決め装置であって、
前記ブローキャビティ型の型締め前に前記プリフォームのネック部外周に形成した位置決め部に係合して、少なくとも前記型締め完了まで係合状態を維持して位置決めを行うプリフォーム位置決め手段をブロー型締め部に設けたことを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、プリフォームを保持した搬送部材がブロー成形位置に搬送されてきた状態で、ブローキャビティ型の型締め前にプリフォーム位置決め手段がプリフォームのネック部外周に形成した位置決め部に係合し、その係合状態を維持したまま型締めされるので、型締め前にプリフォームの位置がずれたりすることなく、ブロー成形することができる。
【0013】
従って、プリフォームの周方向にあらかじめ設定した厚肉部と薄肉部と、あらかじめプリフォームのネック部に形成した位置決め部が常に同じ位置関係にあるため、ブローキャビティ型の型締め前にネック部の位置決め部と係合して位置決めを行うことで、確実にプリフォームの周方向での位置決めを行い、望ましい肉厚分布を有した扁平容器を形成することができ、また、胴部に握り部のあるスプレー容器の場合、ネック部が胴部の握り部に対し、確実に同じ配置に位置決めすることができる。
【0014】
本発明においては、前記ブロー型締め部は、前記ブローキャビティ型の型締め時に、前記ブローキャビティ型の型締め動作と連動して前記プリフォームのネック部を保持するネックガイド機構を有し、
前記プリフォーム位置決め手段は、前記ネックガイド機構に組み込むようにするとよい。
【0015】
このような構成とすることにより、ネックガイド機構がプリフォームのネック部を保持する前に、プリフォーム位置決め手段がプリフォームの周方向の位置決めを行うため、ネックガイド機構がプリフォームもしくは搬送部材に接触してプリフォームの位置をずらしてしまうことを防止できる。
【0016】
本発明によれば、前記プリフォーム位置決め手段には、前記プリフォーム位置決め手段によって前記プリフォームの位置決めがなされているか否かを検出するセンサを設けるようにするとよい。
【0017】
このような構成とすることにより、プリフォームの位置決めがなされているかどうかの良否判定をすることができるので、位置決めがなされていないとセンサで検出された場合には、ブロー成形を行わないか、取り出された位置決め不良の容器を後ライン外へ排出するような命令を出すことができる。
【0018】
本発明においては、前記ブローキャビティ型を用いてブロー成形を行うブロー成形部を有し、
前記ブロー成形部に前記プリフォームが搬送される前に、前記プリフォームの周方向の位置決めを行うプリフォーム予備位置決め手段を設けるとよい。
【0019】
このような構成とすることにより、プリフォーム予備位置決め手段によりブロー成形部にプリフォームが搬送される前にプリフォームの周方向の位置決めを行い、その後プリフォーム位置決め手段によってブロー成形部でプリフォームの最終の位置決めを行うことで、より確実なプリフォームの周方向の位置決めを行うことができる。
【0020】
本発明においては、前記プリフォーム予備位置決め手段は、前記搬送部材を介して前記プリフォームを自転させる回転機構と、
前記プリフォームの外周に形成した被検出部を検出する検出手段と、
前記検出手段からの検出信号を受けて所定時間または所定回転後に前記回転機構を停止制御する制御手段とを有するようにするとよい。
【0021】
このような構成とすることにより、回転機構により搬送部材を介してプリフォームを回転させながら、プリフォームの外周に形成した被検出部を検出手段によって検出し、この検出手段からの検出信号を受けて所定時間または所定回転後に制御手段によって回転機構を停止制御することで、プリフォームの周方向の位置決めを確実に行うことができる。
【0022】
本発明においては、前記検出手段は、前記プリフォームに対して非接触で前記被検出部を検出可能にされていることが好ましい。
【0023】
このような構成とすることにより、プリフォームに対して接触することなく被検出部を検出することができ、プリフォームに傷をつけることなくプリフォームの周方向の位置決めを行うことができる。
【0024】
また、検出手段が非接触とされるため、プリフォームの大きさや、形状の変化等に対しても検出手段の位置を調整するだけで容易に対応することができる。
【0025】
本発明においては、前記プリフォームは、前記ネック部に環状に突出するフランジ部を有し、
前記位置決め部及び前記被検出部は、前記フランジ部の外周に形成した溝部とすることができる。
【0026】
このような構成とすることにより、フランジ部の外周に形成した溝部を位置決め部及び被検出部兼用として用いることができ、プリフォーム位置決め手段及びプリフォーム予備位置決め手段を用いたプリフォームの周方向の位置決めを比較的単純なプリフォームの形状を用いて行うことができる。
【0027】
本発明の他のプリフォーム位置決め装置は、搬送部材によりプリフォームを保持した状態でブロー成形部においてブロー成形を行う前に、前記プリフォームの周方向の位置決めを行うプリフォーム位置決め装置であって、
前記搬送部材を介して前記プリフォームを自転させる回転機構と、
前記プリフォームの外周に形成した被検出部を検出する検出手段と、
前記検出手段からの検出信号を受けて所定時間または所定回転後に前記回転機構を停止制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0028】
本発明によれば、プリフォームを保持した搬送部材がブロー成形部に搬送される前に、検出手段によって回転機構により自転するプリフォームの外周の被検出部を検出し、この検出手段からの信号を受けて所定時間または所定回転後に制御手段により回転機構を停止制御することで、容易かつ確実にプリフォームの周方向の位置決めをブロー成形前に行うことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0030】
図1〜図7は、本発明の一実施の形態に係るプリフォーム位置決め装置を用いた射出延伸ブロー成形装置を示す図である。
【0031】
図7は、射出延伸ブロー成形装置の概略平面図である。
【0032】
この射出延伸ブロー成形装置10は、基台12上に、大別して、プリフォーム成形ステーション14と、ブロー成形ステーション16と、プリフォーム成形ステーション14とブロー成形ステーション16との間に位置する移送ステーション18とが設けられている。
【0033】
プリフォーム成形ステーション14は、回転角で180度離れた2カ所にそれぞれ射出コア型(図示せず)を有し、回転搬送路に沿って2組の射出コア型及びネックキャビティ型を間欠的に反復回転搬送する回転盤20を有する。
【0034】
そして、各組の射出コア型及びネックキャビティ型が停止する位置には、それぞれ射出装置22と対向する射出成形部24と、この射出成形部24と対向する取出部26とが設けられている。
【0035】
一方、取出部26では、プリフォーム28のネック部を保持したままネックキャビティ型を下降駆動することで射出コア型からプリフォーム28を離型し、その後、ネックキャビティ型を型開きすることで、プリフォーム28が取り出されるようになっている。
【0036】
また、この射出成形によって成形されるプリフォーム28は、図1に示すように、開口部を含むネック部28aと、このネック部28aに連なる有底の胴部28bとからなる。
【0037】
ネック部28aには、環状に突出するフランジ部28cとねじ部28dとを有している。
【0038】
胴部28bは、図示せぬが、180゜対応位置に厚肉部が形成されると共に、フランジ部28cの外周には、図2及び図5にも示すように、前記胴部28bの厚肉部と対応して180゜対応位置の2箇所にプリフォーム28の周方向の位置決めを行う位置決め部及び被検出部としての溝部28eが形成された状態となっている。
【0039】
ブロー成形ステーション16は、4つの搬送用スプロケット30と、これらに掛け渡された搬送用チェーン32及びこの搬送用スプロケット30を駆動させる搬送用シリンダ34に取り付けられたラック35と搬送用スプロケット30に取り付けられた図示せぬピニオン等によって構成される循環搬送用の搬送手段を有する。
【0040】
搬送用チェーン32には、所定距離を隔てて複数、例えば、36個の搬送部材36が固定され、各搬送部材36にプリフォーム28または容器が支持されるようになっている。
【0041】
この搬送部材36の搬送経路には、移送ステーション18からプリフォーム28を受け取る受取部40と、受取部40で受け取ったプリフォーム28をブロー成形適温以上に加熱する加熱部42と、加熱部42で加熱したプリフォーム28を延伸ブロー成形して容器を得るブロー成形部44と、ブロー成形部44でブロー成形した容器を装置外部に取り出す容器取出部46とが設けられている。
【0042】
加熱部42には、加熱装置43が配設され、加熱装置43は例えば搬送炉に沿って延びる赤外線ヒータを複数本プリフォームの高さ方向に並べて配置され、この加熱装置43を通過する際、搬送部材36に設けられた自転用スプロケット38(図1及び図3参照)が図示せぬ自転用チェーンと噛合してプリフォーム28を自転させながら周方向が均等に加熱さけるようになっている。
【0043】
ブロー成形部44は、ブロー型締め部を有し、このブロー型締め部においてブロー型締め機構45によりプリフォーム28に対してブローキャビティ型114を型締めし、例えば、4個のプリフォーム28をブロー成形するようにしている。
【0044】
容器取出部46は、取出装置47により、容器を反転させ、正立状態で取り出すようになっている。
【0045】
移送ステーション18は、プリフォーム成形ステーション14の取出部24より取り出されたプリフォーム28を、ブロー成形ステーション16の受取部40に受け渡すものである。
【0046】
プリフォーム形成ステーション14の取出部26では、射出成形部24での同時成形個数のプリフォーム28が取り出されるが、移送ステーション18では、取出部26にて、例えば、8個同時に取り出されたプリフォーム28を、4個ずつ受取部40に受け渡している。
【0047】
また、プリフォーム成形ステーション14では、プリフォーム28が正立状態にて射出成形されるのに対し、移送ステーション18では、プリフォーム28の上下を反転し、ブロー成形ステーション16にプリフォーム28を倒立状態で受け渡している。
【0048】
さらに、ブロー成形ステーション16では、搬送部材36が間欠搬送される状態となっており、加熱部42とブロー成形部44との間が、加熱されたプリフォーム28を一時的に待機させてプリフォーム28の内外面の温度差を緩和する待機部48として設定される。
そして、この待機部48及びブロー成形部44にプリフォームの位置決め装置が配設されるようになっている。
【0049】
すなわち、待機部48には、プリフォーム28の周方向の位置決めを行うプリフォーム予備位置決め手段50が配設されると共に、ブロー成形部44にはさらにプリフォーム28の周方向の位置決めを行うプリフォーム位置決め手段50が配設されている。
【0050】
このプリフォーム予備位置決め手段50は、図1及び図3に示すように、待機部48に搬送停止される同時ブロー成形個数の例えば4個のプリフォーム28に対応して、個々に、進退動手段54と、回転機構56と、搬送部材位置決め手段58と、検出手段60とを支持台62上に有している。
【0051】
支持台62は、図3に示すように、待機部48位置における搬送部材36の循環搬送経路の外側に循環搬送経路に沿って円弧状に配設されている。
【0052】
また、この支持台62は、図1に示すように、支持脚64が循環搬送路に対して距離調節可能にボルト66によって機台12に取り付けられると共に、載置部68が支持脚64に対してボルト70及び長孔72により高さ調節可能に取り付けられている。
【0053】
各進退動手段54は、エアシリンダ76と、ガイドレール78と、リニアガイド80と、スライド板82とを有している。
【0054】
エアシリンダ76は、シリンダロッド74を各搬送部材36側に向けた状態で載置部68上に取り付けられている。
【0055】
ガイドレール78は、エアシリンダ76上に各搬送部材36側に向けて一対取り付けられた状態となっている。
【0056】
リニアガイド80は、スライド板82の下面側に取り付けられて、ガイドレール78とスライド可能に係合した状態となっている。
【0057】
スライド板82は、下面に連結板84を突出させ、この連結板84がシリンダロッド74の先端と連結された状態となっており、エアシリンダ76の駆動により搬送部材36に対して進退動可能にされている。
【0058】
各回転機構56は、モータ86と、搬送部材36を自転させるためのスプロケット88及びチェーン90とを有している。
【0059】
モータ86は、スライド板82の上面に取り付けられ、その出力軸92をスライド板82の下面側に貫通突出させ、その下端にギヤ94を取り付けた状態となっている。
【0060】
スプロケット88は、スライド板82の下面側に回転可能に取り付けられると共に、このスプロケット88の軸に一体に取り付けられたギヤ96がモータ86側のギヤ94と噛合してスプロケット88が回転可能にされている。
【0061】
チェーン90は、スプロケット88の外周に装着され、スライド板82の前進により搬送部材36の自転用スプロケット38と係合して搬送部材36を自転させるようになっている。
【0062】
各搬送部材位置決め手段58は、図2に示すように、固定支持部材98と、可動支持部材100と、搬送部材36用の位置決め部材102とを有している。
【0063】
固定支持部材98は、スライド板82の先端部に垂下状態で取付け固定され、下端部がL字状に前方に突出した状態となっている。
【0064】
可動支持部材100は、固定支持部材98のL字状に突出した下端部上にボルト104により水平方向で回転可能に取り付けられ、前端部が搬送部材36側に突出した状態となっている。
【0065】
搬送部材36用の位置決め部材102は、可動支持部材100の前端部上に一対のボルト106によって取り付けられている。
【0066】
この位置決め部材102は、ボルト106の取付け位置にボルト106に遊びを持たせた状態で挿通可能にする取付孔を有し、ボルト106との間にカラーを装着して、可動支持部材100に対して前後左右方向に移動可能にされている。
【0067】
また、位置決め部材102と可動支持部材100との間には付勢手段としての一対のスプリング108が装着され、前方に付勢された状態となっている。
【0068】
さらに、位置決め部材102の先端には、搬送部材36の外形に対応した円弧状の係合部110が形成され、スライド板82の前進によって係合部110が搬送部材36に係合して、搬送部材36の位置決めを行うようになっている。
【0069】
検出手段60は、図2及び図4に示すように、所定角度屈曲した取付部材112を介して位置決め部材102上に一体に設けられ、プリフォーム28のフランジ部28cの側面と対向した状態で配置されている。
【0070】
この検出手段60は、本実施の形態においては、同軸反射型の光学式変位センサを用い、反射した受光量の差により、フランジ部28cの溝部28eを非接触で検出するようにしている。
【0071】
また、このようなセンサの他に、レーザ式変位センサ、超音波市は変位センサ等の非接触の検出手段やダイヤルゲージ、差動トランス等の接触式変位センサなど、種々の検出手段が採用できる。
【0072】
特に、非接触の検出手段を用いた場合には、プリフォーム28の表面に傷をつけることがないので、品質の良好な製品を得ることが可能である。
【0073】
そして、プリフォーム28を自転させた状態で、検出手段60によってフランジ部28cに形成した溝部28eを検出した後、この検出信号を受けて図示せぬ制御手段によって所定時間経過後にモータ86の回転を停止制御することで、図4(B)に示すように、溝部28eの検出位置から角度θ位置でプリフォーム28を停止させるようにしている。
【0074】
これによって、プリフォーム28は溝部28eの位置がプリフォーム28の搬送方向と直交するする方向に位置決めされ、その結果、プリフォーム28の厚肉部がブロー成形時に最適な位置で位置決めされることとなる。
【0075】
プリフォーム位置決め手段52は、プリフォーム予備位置決め手段50によって周方向の位置決めがなされたプリフォーム28がブロー成形部44に搬送されてきた際に、さらにプリフォーム28の周方向の位置決めを行うもので、図5及び図6に示すように、一対のブローキャビティ型114を型締めする型締め部を構成する一対の型締め板116に取り付けたネックガイド機構118に設けられるようになっている。
【0076】
ここで、ブロー型締め部は、型締め板、この型締め板に取り付けられるブローキャビティ型114、あるいはネックガイド機構118等を含むもので、プリフォーム位置決め手段52はこれらのいずれに設けられても良い。
【0077】
なお、図5は右側に型開き状態、左側に型締め状態を示し、図6は動作説明をわかりやすくするため、右側のみをネックガイド120を断面にして示した。
【0078】
ネックガイド機構118は、ブローキャビティ型114の型締め時にブローキャビティ型114の型締め動作と連動してプリフォーム28のネック部28aを保持するもので、プリフォーム28のネック部28aを保持する一対の割型のネックガイド120と、これらネックガイド120を対向突出方向に付勢する付勢手段122とを備える。
【0079】
付勢手段122は、ブローキャビティ型114の型開状態でネックガイド120に当接してネックガイド120の移動を防止するストッパロッド124と、このストッパロッド124に装着されてネックガイド120を対向突出方向に付勢するコイルスプリング126とを備える。
【0080】
このように、ネックガイド120が、付勢手段122のコイルスプリング126により対向突出方向に付勢されているため、ブローキャビティ型114の型締め時には、この型締め完了前にネックガイド120がプリフォーム28のネック部28aを保持して、プリフォーム28の位置決めを確実に行うので、プリフォーム28とブローキャビティ型114との位置ずれによる接触でプリフォーム28の傷つきをなくすことができるようになっている。
【0081】
そして、このネックガイド機構118のネックガイド120にプリフォーム位置決め手段52が組み込まれるようになっている。
【0082】
このプリフォーム位置決め手段52は、先端にフランジ部28cの側面と対向させて位置決めピン128を突出させたスライド部材130と、このスライド部材130の後部に取り付けた円盤状の前進ストッパ132と、この前進ストッパ132から後方に延びるガイドロッド134とが一体化された状態で、ネックガイド120のほぼ中央位置でプリフォーム28の搬送方向と直交する方向に形成されたスライド孔136内に挿入された状態となっている。
【0083】
このスライド孔136は、前方側がスライド部材130を移動可能にするスリット状に形成され、後方側上部が前方側のスリットと連続するスリット状とされ、さらに、その下部に上部のスリットと連続して前進ストッパ132を移動可能にする円形に形成されている。
【0084】
そして、このスライド孔136の円形部分後端にガイドロッド134を挿通可能にしたスクリュープラグ138が取り付けられると共に、前進ストッパ132とスクリュープラグ138との間には、ガイドロッド134の外周にコイルスプリング140が装着され、このコイルスプリング140により前進ストッパ132を介し位置決めピン128が前方に付勢された状態となっている。
【0085】
また、前進ストッパ132は、スライド孔136のスリット側と円形側の境界部の壁面142に当接して前進位置が規制され、この状態で位置決めピン128の先端が図5の右側及び図6(A)に示すように、ネックガイド120より突出した状態となっている。
【0086】
従って、ネックガイド120がブローキャビティ型114の型締めに先立ってネック部28aを保持する前に、位置決めピン128がプリフォーム28のフランジ部28cに形成した溝部28eに係合し、プリフォーム28の周方向における位置決めを確実に行った後、ネックガイド120がネック部28aを保持して、その後ブローキャビティ型114の型締めが行われることとなる。
【0087】
この動作状態を、図6を参照して説明する。
【0088】
まず、図6(A)に示すように、ブローキャビティ型の型開状態において、ネックガイド120がブローキャビティ型114より前方に突出し、さらに位置決めピン128がコイルスプリング140の付勢力によってネックガイドよりも前方に突出された状態となっている。
【0089】
この状態でブローキャビティ型114の型閉じ動作が開始すると、同図(B)に示すように、ブローキャビティ型114、ネックガイド120及び位置決めピン128がプリフォーム28側に接近して、まず最初に位置決めピン128がプリフォーム28のフランジ部28cの溝部28e内に挿入、係合されてプリフォーム28の周方向における位置決めが行われることとなる。
【0090】
この場合、位置決めピン128が溝部28eに係合した状態で、ネックガイド120は、ネック部28aと接触していないため、位置決めピン128によるプリフォーム28の周方向における位置決めを確実に行うことができる。
【0091】
しかも、ネックガイド120に位置決めピン128が固定されているような場合のように、プリフォームの周方向の位置決め前にネックガイド120がネック部28aに係合してねじ部28dを潰してしまうような事態を防止することができる。
【0092】
また、この位置決めピン128によるプリフォーム28の周方向における位置決めに際しては、位置決めピン128の先端が角部をとって若干先細の形状とされることで、プリフォーム28が若干周方向で位置ずれをおこして搬送されてきた場合であっても、位置決めピン128が溝部28eに係合する際に周方向の位置が修正されることとなる。
【0093】
次にこの状態からさらに型閉じ動作が進むと、同図(C)に示すように、ネックガイド120がプリフォーム28のネック部28aと係合してネック部28aを保持することとなる。
【0094】
そしてさらに、型閉じ動作が進むと、ブローキャビティ型114が、同図(D)に示すように、型閉じ位置まで移動し、この状態で型締めが行われることとなる。
【0095】
また、図5に示すように、スクリュープラグ138の後端位置には、位置決めピン128によってプリフォーム28の周方向の位置決めがなされているか否かを検出するセンサとして、近接センサ144が設けられている。
【0096】
この近接センサ144は、位置決めピン128が溝部28eに係合していない場合には、ガイドロッド134の後端が通常よりも後方に突出することとなるもので、このガイドロッド134の後端位置を検出することで、プリフォーム28の周方向の位置決めがなされているか否かを検出するようにしている。
【0097】
そして、プリフォーム28の周方向における位置決めが確実になされている場合には、そのままブロー成形を行い、位置決めがなされていない場合には、ブロー成形を行わないか、取り出された位置決め不良の容器を後ライン外へ排出するような命令を出すことができる。
【0098】
図8は、プリフォーム位置決め手段の他の実施の形態を示す図である。
【0099】
このプリフォーム位置決め手段52は、前記実施の形態における位置決めピン128に変えて、先端がフラットに形成された位置決めプレート146を設けるようにしている。
【0100】
そして、プリフォーム28のフランジ部28cには、溝部28eに変えてフラットな切欠き部148を形成し、この切欠き部148に対して位置決めプレート146を当接係合させることで、プリフォーム28の周方向における位置決めの修正幅を大きく持たせることができるようにしている。
【0101】
他の構成及び作用は前記実施の形態と同様につき、説明を省略する。
【0102】
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の形態に変形可能である。
【0103】
例えば、本発明は、1ステージの延伸ブロー成形装置及び2ステージの延伸ブロー成形装置のいずれにも適用し得るもので、厚肉の保有熱量が大きく、加熱の熱量が小さいタイプの延伸ブロー成形装置の場合には、厚肉部を短軸側に配置すると十分に延伸させることができ、また、加熱の熱量が大きいタイプの延伸ブロー成形装置の場合には、厚肉部が薄肉部に比べて熱量が少ないので厚肉部を長軸側に配置すると、延びにくいので十分な肉厚を確保することができる。
【0104】
また、本実施の形態においては、プリフォーム予備位置決め手段及びプリフォーム位置決め手段におけるプリフォームの位置決め部及び被検出部を共通の溝部としているが、位置決め部及び被検出部をそれぞれ別個のものとすることも可能である。
【0105】
この場合、位置決め部及び被検出部は、溝部に限らず突状のものとすることもできる。
【0106】
また、プリフォーム予備位置決め手段によるプリフォームの位置決めは、プリフォームの凹凸等の段差をセンサで検出する場合に限らず、例えば、プリフォームが射出成形されてネック型に保持されている状態、もしくは、射出コア型に保持されている状態、あるいは射出金型から取り出され、取り出して保持されている状態で、プリフォームの所定位置にインクジェットプリンタ等のマーキング機器でマーキングして、そのマークを光学式センサ等で読み取るようにすることも可能である。
【0107】
さらに、プリフォーム予備位置決め手段をプリフォーム位置決め手段と組み合わせることなく単独で用いることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図7の射出延伸ブロー成形装置におけるプリフォーム予備位置決め装置を示す拡大側面図である。
【図2】図1のプリフォーム予備位置決め装置の要部拡大図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】(A)及び(B)は、搬送部材位置決め手段及びセンサの位置決め時の状態を示す拡大平面図である。
【図5】本発明のプリフォーム位置決め手段を示す拡大側面図である。
【図6】(A)〜(D)は、プリフォーム位置決め手段によるプリフォームの位置決め状態を示す概略平面図である。
【図7】本発明のプリフォーム位置決め装置を用いた射出延伸ブロー成形装置の概略平面図である。
【図8】本発明のプリフォーム位置決め手段の他の実施の形態を示す概略平面図である。
【符号の説明】
10 延伸ブロー成形装置
16 ブロー成形ステーション
28 プリフォーム
28a ネック部
28c フランジ部
28e ストッパ部
44 ブロー成形部
50 プリフォーム予備位置決め手段
52 プリフォーム位置決め装置
60 検出手段
86 モータ
114 ブローキャビティ型
116 型締め板
118 ネックガイド機構
120 ネックガイド
128 位置決めピン
130 スライド部材
132 前進ストッパ
134 ガイドロッド
136 スライド孔
138 スクリュープラグ
140 コイルスプリング
144 近接センサ
146 位置決めプレート
148 切欠き部

Claims (6)

  1. 搬送部材によりプリフォームを保持した状態でブローキャビティ型を型締めしてブロー成形を行う際に、前記プリフォームの周方向の位置決めを行うプリフォーム位置決め装置であって、
    前記ブローキャビティ型を用いてブロー成形を行うブロー成形部に前記プリフォームが搬送される前に、前記プリフォームの周方向の位置決めを行うプリフォーム予備位置決め手段と、
    前記ブロー成形部にて、前記ブローキャビティ型の型締め前に前記プリフォームのネック部外周に形成した位置決め部に係合して、少なくとも前記型締め完了まで係合状態を維持して位置決めを行うプリフォーム位置決め手段と、
    設けたことを特徴とするプリフォーム位置決め装置。
  2. 請求項1において、
    前記ブロー型締め部は、前記ブローキャビティ型の型締め時に、前記ブローキャビティ型の型締め動作と連動して前記プリフォームのネック部を保持するネックガイド機構を有し、
    前記プリフォーム位置決め手段は、前記ネックガイド機構に組み込まれていることを特徴とするプリフォーム位置決め装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記プリフォーム位置決め手段には、前記プリフォーム位置決め手段によって前記プリフォームの位置決めがなされているか否かを検出するセンサが設けられていることを特徴とするプリフォーム位置決め装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記プリフォーム予備位置決め手段は、
    前記搬送部材を介して前記プリフォームを自転させる回転機構と、
    前記プリフォームの外周に形成した被検出部を検出する検出手段と、
    前記検出手段からの検出信号を受けて所定時間または所定回転後に前記回転機構を停止制御する制御手段とを有することを特徴とするプリフォーム位置決め装置。
  5. 請求項において、
    前記検出手段は、前記プリフォームに対して非接触で前記被検出部を検出可能にされていることを特徴とするプリフォーム位置決め装置。
  6. 請求項4または5において、
    前記プリフォームは、前記ネック部に環状に突出するフランジ部を有し、
    前記位置決め部及び前記被検出部は、前記フランジ部の外周に形成した溝部とされていることを特徴とするプリフォーム位置決め装置。
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