JP4442074B2 - トイレ装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、便器の後部上面に載置固定されるトイレ装置の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のトイレ装置としては、図7に示すようなものがあった。図において、トイレ装置は、便器6上面に載置固定される本体1に発熱体(図示せず)を内蔵した便座2と便蓋3を回動自在に枢支したもので、本体1内には、人体の局部洗浄のための温水洗浄装置を設けてあった。そして本体1には、通電状態などを表示する表示手段4、赤外線方式のリモコン受光センサー8、焦電型の人体検知センサー5、或いは図示していないが赤外線反射型の着座検知センサー等の光電式機器が配設されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では、通電状態を表示する表示部4などは常に使用者から目視可能である必要があり、便蓋の開閉状態によらず本体と便蓋とが重合しない位置に配置する必要性があった。また、リモコン受光センサー8や人体検知センサー5なども正常に機能するには便蓋と重合しない位置に配置する必要があった。
【0004】
更に、使用者の起立もしくは着座を検出する赤外線反射型の着座検知センサーを用いる場合、便蓋が閉じた状態で便蓋を人体と誤検知するのを防止するために検知範囲を便蓋を検知しない範囲に設定する必要性から取り付け位置や角度、さらに便蓋の形状に制約があった。また、完全に誤検知を防止するためには便蓋の開閉状態を検出するためのセンサーを別途必要としコストアップとなっていた。
【0005】
このように発光や受光により機能する光電式機器の配置はトイレ装置の構成やデザイン上の大きな制約となっていた。一方では、トイレ内の掃除のし易さを実現するために、本体が便座や便蓋とほぼ同じ幅で出っ張りのないコンパクトでかつインテリア性の高いトイレ装置を提供することが課題であった。
【0006】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、便蓋の一部を光透過性の材料で構成することにより本体と便蓋の重合する部分に表示部を配置しても使用者から目視可能とし、人体検知センサーやリモコン受光センサーなどを配置しても便蓋の開閉状態によらず検知可能とすることで、コンパクトでかつインテリア性を向上させたトイレ装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明のトイレ装置は、便蓋の少なくとも一部を光透過性の材料で構成するものである。これによって、便蓋と重合する範囲であってもの本体に表示手段やリモコン受光センサーや人体検知センサーなどの光電式機器を配置することができ、表示部や光電式機器を配置するための張り出しの必要なくコンパクトに構成でき、かつ便蓋の一部を色彩や色調の異なるものにすることでインテリア性も向上する。さらに、便蓋は本体のほぼ全体を覆う構成にすることにより本体の隙間に汚れが付着するのを防止し掃除のし易さも向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、便器の後部上面に載置固定される本体と、前記本体に回動自在に枢支された便座及び便蓋からなり、前記便蓋は、閉じた状態において、少なくとも一部が前記本体と上下に重合する領域を光透過性材料で構成した光透過部を有し、便蓋を閉じた状態で前記光透過部を通して本体を視認することが可能なもので、この光透過部を通して本体を視認することの出来る位置に必要な表示を行うことが出来る。特に前記本体のうち光透過部と上下に合する部分に光電式機器を配置したことにより、便蓋を閉じた状態或いは開けた状態においても光電式機器を有効に機能させることが出来る。
【0009】
請求項2に記載の発明は、特に請求項1に記載の光電式機器を表示部、人体センサー、リモコン受光センサー、着座検知センサーの少なくともいずれかとしたものであり、便蓋開閉のいずれの状態においても表示を視認することができ、人体検知が可能となり、リモコンからの信号の受光が可能となる。また、赤外線反射型の着座検知センサーでは、便蓋を閉じた状態でも便蓋を人体と誤検知を防ぐことができる。このように従来便蓋と重合するために配置できなかった位置に表示手段や発光手段や受光手段などの光電式機器を配置でき、構成やデザインの自由度を大幅に広げることができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、光透過部の少なくとも一部にレンズ機能をもたせたものであり、光の透過に加えて本体の表示手段や発光手段や受光手段の視野や光量を変えることができトイレ装置の使用感の向上を図ることが出来る。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項3記載のレンズ機能を、表示などを拡大する拡大機能、もしくは光電式機器に光を集める集光機能、もしくは光を屈折させる偏向機能としたもので、レンズ機能を拡大機能とすることにより本体の表示部を拡大して使用者から見やすく表示できる。また集光機能とすることにより、人体検知センサーやリモコン受光センサーの検知範囲を広くし感度向上を図ることができる。また、偏向機能とすることにより視野角度を適正な位置に変えることができる。
【0012】
請求項5に記載の発明は、便蓋の閉じた時に本体及び便座の略全域と重合する状態となる構成とし、便蓋の光透過性の材料と重合する部分に表示機能などを配設して覆うことにより本体と便座の隙間などに汚れが付着しにくく清潔で掃除のしやすく、かつ便座の放熱損失を少なくして節電効果が得られるトイレ装置を実現することができる。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図1〜6を参照しながら説明する。
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1におけるトイレ装置の斜視図、図2は同トイレ装置の便蓋を分離した状態の一部分解斜視図、図3は同トイレ装置の便蓋を開いた状態の斜視図、図4はトイレ装置の平面図、図5はトイレ装置の側面図(便蓋のみ断面図)、図6は便器に設置され使用者が起立した状態のトイレ装置の斜視図である。
【0014】
図1〜図6において、本体1には便座2および便蓋3が枢支されている。便蓋3には光透過材料から成る光透過部3a、3bが設けられており、便蓋の略中央部の光透過部3aと本体1が重合する位置には通電状態を表示する表示部4と焦電型の人体検知センサー5と赤外反射式の着座検知センサー9が装着されている。また、便蓋の右後部上面に設けた光透過部3bと本体1とが重合する位置には赤外線式リモコンのリモコン受光センサー8が装着されている。
【0015】
以上のように、便蓋3に光透過性材料で構成された光透過部3aを設けたことにより、本体1の表示部4や人体検知センサー5を便蓋3の光透過部3aで構成した部分と重合する範囲に装着することができ、便蓋3を閉じた状態でも使用者7は本体1の表示部4を目視可能となり、人体検知センサー5は透過部3aを通して使用者7の発する赤外線を検知できる。また、光透過部3bと本体1とが重合する位置にリモコン受光センサー8を装着することができ、便蓋3を閉じた状態でもリモコン操作が可能となる。
【0016】
また、赤外反射式の着座検知センサー9から発する赤外光は透過部3bを通過するので、人体と便蓋の誤検知を防ぐことができ、便蓋の形状や着座検知範囲の制約がなくなり、便蓋の開閉状態を検出するセンサーも必要なくなる。
【0017】
従って、便蓋3を閉じた状態でも、表示部4や人体検知センサー5や着座検知センサー9やリモコン受光センサー8などの光電式機器を本体1と便蓋3とが重合する範囲に配置することができるので、本体を横に張り出す必要がなく、コンパクトなトイレ装置を実現できる。
【0018】
なお、本実施例では、光透過部3a、3bを透明な材料で構成したが、必要に応じて透過度を選択できることは言うまでもない。例えば、光電式機器が赤外光のみを利用するものであれば光透過部は赤外光のみを透過する材料で構成することで、光透過部を通して本体を視認出来ないようにするも可能である。
【0019】
更に、光透過部3aにレンズ機能をもたせることにより、表示部4を拡大したり、集光機能或いは偏向機能をもたせることにより人体検知範囲を広くしたり、範囲を限定したりすることが可能となりセンサーの特性や使用目的に応じた光の制御が可能となり、使用感の向上をはかることができる。
【0020】
また、便蓋3は便座2及び本体1の略全域を覆うことにより、本体と便座の隙間などに汚れが付着しにくく清潔で掃除のしやすく、かつ便座の放熱損失を少なくして節電効果が得られるトイレ装置を実現することができる。
【0021】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、便蓋と重合する領域の本体部分に本体表示や光電式機器を配置でき構成やデザインの自由度が増し、コンパクトで清潔でインテリア性の高いトイレ装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1におけるトイレ装置の便蓋を閉じた状態の斜視図
【図2】 本発明の実施例1におけるトイレ装置の便蓋を分離した状態の斜視図
【図3】 本発明の実施例1におけるトイレ装置の便蓋を開いた状態の斜視図
【図4】 本発明の実施例1におけるトイレ装置の平面図
【図5】 本発明の実施例1におけるトイレ装置の側面図
【図6】 本発明の実施例1におけるトイレ装置と便器の斜視図
【図7】 従来のトイレ装置の斜視図
【符号の説明】
1 本体
2 便座
3 便蓋
3a、3b 光透過部
4 表示部(光電式機器)
5 人体検知センサー(光電式機器)
6 便器
7 使用者
8 リモコン受光センサー(光電式機器)
9 着座検知センサー(光電式機器)

Claims (5)

  1. 便器の後部上面に載置固定される本体と、前記本体に回動自在に枢支された便座及び便蓋からなり、前記便蓋は、閉じた状態において、少なくとも一部が前記本体と上下に重合する領域を光透過性材料で構成した光透過部を有し、便蓋を閉じた状態で前記光透過部を通して本体を視認することが可能とし、前記本体のうち前記光透過部と上下に合する部分に、光電式機器を配置したトイレ装置。
  2. 光電式機器は、表示部、人体検知センサー、リモコン受光センサー、着座検知センサーの少なくともいずれかである請求項1記載のトイレ装置。
  3. 光透過部の少なくとも一部にレンズ機能を持たせて構成した請求項1または2に記載のトイレ装置。
  4. レンズ機能は、表示などを拡大する拡大機能、もしくは光電式機器に光を集める集光機能、もしくは光を屈折させる偏向機能である請求項3記載のトイレ装置。
  5. 便蓋は、閉じた時に本体及び便座の略全域と重合する状態となる構成とした請求項1〜4のいずれか1項に記載のトイレ装置。
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