JP5947446B1 - 窓付便ふた - Google Patents

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Abstract

【課題】便ふたを閉じた状態で便器部の溜水部分の排便後の量、形状、色等の観察、排尿後の色等を観察して日々の健康管理を行う。また便器を洗浄した後の便器部の汚れの状態を便ふたを閉じた状態で確認することが出来る便ふたを提供する。【解決手段】便ふた1の便器部の溜水部分が見える位置に窓2、4を設けて便器内部の状態を観察出来るようにする。便ふた1に設けた窓2、4の部分は二重窓構造で便ふた1の裏面側は透明な固定窓2、便ふた1の表面側は不透明でスライド可能な可動窓4とし便ふた1と同色の素材とする。便ふた1の裏面側の固定窓2はより観察しやすいようにレンズタイプを用いる。便器内部をより観察しやすいように便ふた1の裏側にLED照明3を設置する。便器部の溜水部分の観察が不要の場合は便ふた1の表面側の可動窓3をスライドして便器部内部が見えないようにする。【選択図】図1

Description

本発明は便ふたに窓を設けて、便ふたを閉じた状態で便器部の留水部が観察出来ることを可能とした窓付便ふたに関する。
従来、温水洗浄便座の使用法は排便、排尿直後に便ふたを開けた状態で水を流して便器洗浄を行います。その後、便器が綺麗に洗浄されたかどうかを確認してから便ふたを閉じるのが一般的な使用法だと思います。
また、人によっては排便、排尿直後に便ふたを閉じてから水を流して便器洗浄を行います。しかしこの場合は再度便ふたを開けて便器内部が綺麗に洗浄されたかどうかを確認する必要があり面倒になります。
特開2000−333879
近年、健康志向の高まりにより排便後の量、形状、色等の観察、排尿後の色等を観察することが多いと思います。排便、排尿直後に便ふたを開けた状態で観察する場合は臭いが強い等の問題があります。また、便ふたを開けた状態で便器を洗浄する場合は洗浄水流によって、便に含まれているウイルスや細菌がトイレ中にばらまかれている問題があります。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は温水洗浄便座の便ふたを閉じた状態で便器部の溜水部分の排便後の量、形状、色等の観察、排尿後の色等を観察することができる。
また洗浄後の便器内部の汚れの状態を確認できる窓付便ふたを提供することにある。

従来の温水洗浄便座の便ふたに便器部の溜水部分が確認できる透明の窓を設ける。これにより窓付便ふたを閉じても便器部の溜水部分の状態が観察できる請求項1記載の窓付便ふたとする。
窓付便ふたに設けた窓は二重窓構造で、窓付便ふたを閉じたとき便ふた裏側の透明部分の窓は固定、便ふた表側の窓は必要に応じて便器内部の溜水部が見えないように便ふた裏側の透明部分の窓を覆う可動可能な窓とすることを特徴とする請求項1に記載の窓付便ふた。
上述したように本発明の窓付便ふたは、排便、排尿直後にまずは窓付便ふたを閉じる。窓付便ふたを閉じているので排便、排尿の匂いも減少できる。健康チエックの為、窓付便ふたの窓から排便後の量、形状、色等をまた排尿後の色等汚物の状態をじっくり健康観察出来る。健康観察後は洗浄水流による便器洗浄後の便器の汚れの状態も確認出来る。
更に便器を洗浄する洗浄水流によって便に含まれているウイルスや細菌がトイレ中にばらまかれるのを防止出来る。
(a)本発明の実施例の窓付便ふたを開いたときの図(b)本発明の実施例の窓付便ふたを閉じたときの図 (a)本発明の実施例の窓付便ふたの不透明の可動窓を開けたときの側面図(b)本発明の実施例の窓付便ふたの不透明の可動窓を閉じたときの側面図
以下、本発明の実施の形態を図1〜図2に基いて説明する。
排便、排尿直後に直ちに窓付便ふた1を閉じる。
この後、窓付便ふたの透明の固定窓2から排便のときはその量、形状、色等を排尿のときは色等を健康観察する。
健康観察が終了すると便器洗浄を行う。この後、便器内部が綺麗に洗浄が行われたか、汚れがないかを透明の固定窓2から確認する。
通常使用で健康観察の必要がなければ不透明の可動窓3を閉じて透明の固定窓2を覆い便器内部を見えなくする。
図1(a)は、本発明の実施の形態にかかる窓付便ふた1を開けた状態である。窓付便ふた裏面には透明の固定窓2、不透明の可動窓3、二重窓の窓枠5が配置されている。
不透明の可動窓3はスライド用取っ手4を動かすことにより透明の固定窓2を覆うことが出来、便器内部を見えたり見えなくしたりすることが出来る。
図1(b)は、本発明の実施の形態にかかる窓付便ふた1を閉じた状態である。窓付便ふた1表面には透明の固定窓2があり便器部の溜水部分が見える。
図1(a)、(b)において窓付便ふた1の窓部分は二重窓構造であり透明の固定窓2と不透明の可動窓3から構成される。不透明の可動窓3は可動できる窓であり、通常の使用では不透明の可動窓3は開けておき、透明の固定窓2を通して便器内部が観察できるようにする。便器内部の観察が不要であれば、不透明の可動窓3は閉じておく。不透明の可動窓3の素材、色は窓付便ふた1と同一素材、同一色にすれば窓の存在が分りづらく従来の便ふたと同じように見える。
図2(a)は、本発明の実施の形態にかかる窓付便ふた1を閉じた状態での側面図である。不透明の可動窓3は開いています。この状態では窓付便ふた1上面から透明の固定窓2を通して便器内部の溜水部を見ることが出来ます。
図2(b)は、本発明の実施の形態にかかる窓付便ふた1を閉じた状態での側面図である。不透明の可動窓3は閉じています。つまり透明の固定窓2を不透明の可動窓3が覆っています。この状態では窓付便ふた上面から便器内部の溜水部を見ることが出来ません。
図1(a)、(b)と、図2(a)、(b)の可動窓スライド用取っ手4は不透明の可動窓3を動かす為の操作つまみである。
窓付便ふた1の透明の固定窓2と不透明の可動窓3の形状は四角形や丸型以外の任意の形状でも良い。

1 窓付便ふた
2 透明の固定窓
3 不透明の可動窓
4 可動窓スライド用取っ手
5 二重窓の窓枠

Claims (1)

  1. 窓付便ふたの窓は二重窓構造で、便ふたを閉じたとき裏側の透明部分の窓は固定、表側の窓は必要に応じて便器内部の溜水部が見えないように不透明の可動窓であることを特徴とする窓付便ふた。
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