JP4441382B2 - 不審訪問者威嚇システム - Google Patents

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この発明は、例えば、マンション等の集合住宅に不審者が入館した場合に、館内においてこの不審者を画像表示する不審訪問者威嚇システムに関するものである。
マンション等の集合住宅には、防犯対策として、監視カメラを共用玄関部に設置したり、監視カメラを共用玄関部に設置すると共に「監視カメラ作動中」と記載されたステッカー等を共用玄関部の目立つ場所に表示したりしているところが多く見られる。防犯対策として使用されるこのような監視カメラの中には、実際に集合住宅への入館者を撮影及び記録しているものがある一方で、単に威嚇効果を期待するのみで、撮影及び記録性能を備えていないものも存在する。
また、従来の総合監視制御システムとして、夜間に防犯システムとして使用される人体検知システムを、昼間の照明の自動点灯制御や空調の自動制御のために用いたものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−81573号公報
マンション等の集合住宅では、前述の通り、単に威嚇効果のみを期待するだけで、撮影及び記録性能を有していない監視カメラを設置しているところもあるため、監視カメラが設置されていたり、「監視カメラ作動中」との表示がなされていたりしたとしても、その監視カメラによって本当に撮影されているのかが、訪問者には分からないという問題があった。したがって、監視カメラによって実際に入館者の撮影及び記録を行っている集合住宅においても、監視カメラの威嚇効果が薄れてしまい、不審訪問者が監視カメラに気づきながらも入館してしまうという事態も発生していた。
なお、上記特許文献1記載の総合監視制御システムは、夜間に使用される防犯システムを昼間に他のシステムの制御のために用いて有効利用を図り、且つ、他のシステムとの組合せで総合的なシステムコストを低減することに主題が置かれたものであり、この発明とは目的が全く異なるものである。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、集合住宅の不審訪問者に対する威嚇効果を高めることができる不審訪問者威嚇システムを提供することである。
この発明に係る不審訪問者威嚇システムは、集合住宅の共用玄関部に設置され、共用玄関部からの入館者を撮像する監視カメラと、この監視カメラによる撮像信号から入館者の顔画像を切り出して検出する画像検出手段と、この画像検出手段によって検出された入館者の顔画像及び人数を保存する撮像データベースと、集合住宅の居住者の顔画像等を含む個人データが予め登録された居住者データベースと、撮像データベースに保存された入館者の顔画像及び居住者データベースに予め登録された居住者の顔画像に基づいて、入館者が居住者であるか否かを判定する顔認証手段と、集合住宅の共用玄関部の外側に設けられ、集合住宅の居住者が人数入力を行うための玄関部入力装置と、顔認証手段によって居住者と判定された人数と玄関部入力装置から入力された人数とに基づいて入館許可者の人数を決定し、撮像データベースに保存された入館者の人数が入館許可者の人数と一致しているか否かを判定する人数判定手段と、集合住宅内に設置され、共用玄関部からの入館者に対して視認可能に配置されたモニタと、顔認証手段及び人数判定手段の判定結果に基づいて入館者の中に不審訪問者がいると判定された場合に、撮像データベースに保存された不審訪問者の顔画像をモニタに表示するモニタ制御手段とを備えたものである。
また、この発明に係る不審訪問者威嚇システムは、集合住宅の共用玄関部に設置され、前記共用玄関部からの入館者を撮像する監視カメラと、この監視カメラによる撮像信号から前記入館者の顔画像を切り出して検出する画像検出手段と、この画像検出手段によって検出された前記入館者の顔画像及び人数を保存する撮像データベースと、前記集合住宅の居住者の顔画像等を含む個人データが予め登録された居住者データベースと、前記撮像データベースに保存された前記入館者の顔画像及び前記居住者データベースに予め登録された居住者の顔画像に基づいて、前記入館者が居住者であるか否かを判定する顔認証手段と、前記集合住宅の前記共用玄関部の外側に設けられ、前記集合住宅の住戸の居住者を呼び出すための玄関部入力装置と、前記住戸内に設けられ、前記住戸の居住者が人数入力を行うための住戸機と、前記顔認証手段によって居住者と判定された人数と前記住戸機から入力された人数とに基づいて入館許可者の人数を決定し、前記撮像データベースに保存された前記入館者の人数が入館許可者の人数と一致しているか否かを判定する人数判定手段と、前記集合住宅内に設置され、前記共用玄関部からの前記入館者に対して視認可能に配置されたモニタと、前記顔認証手段及び前記人数判定手段の判定結果に基づいて前記入館者の中に不審訪問者がいると判定された場合に、前記撮像データベースに保存された前記不審訪問者の顔画像を前記モニタに表示するモニタ制御手段とを備えたものである。
また、この発明に係る不審訪問者威嚇システムは、集合住宅の共用玄関部に設置され、共用玄関部からの入館者を撮像する監視カメラと、この監視カメラによる撮像信号から入館者の顔画像を切り出して検出する画像検出手段と、この画像検出手段によって検出された入館者の顔画像及び人数を保存する撮像データベースと、集合住宅の居住者の顔画像等を含む個人データが予め登録された居住者データベースと、撮像データベースに保存された入館者の顔画像及び居住者データベースに予め登録された居住者の顔画像に基づいて、入館者が居住者であるか否かを判定する顔認証手段と、撮像データベースに保存された入館者の人数が入館許可者の人数と一致しているか否かを判定する人数判定手段と、集合住宅内に設置され、共用玄関部からの入館者に対して視認可能に配置されたモニタと、顔認証手段及び人数判定手段の判定結果に基づいて入館者の中に不審訪問者がいると判定された場合に、撮像データベースに保存された入館者の顔画像のうち、集合住宅の居住者の顔画像をモニタに表示させず、集合住宅の居住者以外の全ての者の顔画像をモニタに表示するモニタ制御手段とを備えたものである。
この発明によれば、集合住宅において、不審訪問者に対する適切な威嚇を行うことができ、不審訪問者に対して自分の顔画像が記録されていることを確実に伝えることができるようになる。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1は、この発明における不審訪問者威嚇システムの概略構成を示すシステム構成図である。図1において、1は例えばマンション等の集合住宅の共用玄関部に設置され、共用玄関部からの入館者を撮像する監視カメラ、2はこの集合住宅の共用玄関部に設けられたオートロック式の玄関ドアに設置され、この玄関ドアの開閉を検出するセンサ、3は監視カメラによって撮像された共用玄関部からの入館者が不審訪問者であるか否かを判定する不審訪問者判定手段、4は後述する不審訪問者判定手段3内の居住者データベースに、居住者の顔画像等を含む個人データを入力するデータベース入力手段、5は集合住宅の玄関ロビーやエレベータ内等に設置され、不審訪問者判定手段3により不審訪問者と判定された入館者を表示するモニタ、6は集合住宅の共用玄関部外側に設けられ、共用玄関部に設置されたオートロック式の玄関ドアのロック解除や居住者が居住者以外の知人等とともに入館する際のモニタ5の非表示入力、訪問者が玄関ドアのロック解除を居住者に依頼するために行う呼出操作等を行う玄関部入力装置、7は集合住宅の各住戸に設置され、玄関部入力装置6からの呼び出しに対する応答や共用玄関部に設置されたオートロック式の玄関ドアのロック解除、知人等が来館した際のモニタ5の非表示入力等を行う住戸機、8は玄関部入力装置6及び各住戸に設置された住戸機7を制御するホームオートメーション主装置である。
ここで、上記不審訪問者判定手段3は、監視カメラ1から撮像信号が入力される映像入力手段9と、この映像入力手段9に入力された撮像信号から入館者の顔画像を切り出し、入館者の顔画像及び人数を検出する画像検出手段10と、この画像検出手段10によって検出された入館者の顔画像及び人数を記録保存する撮像データベース11と、上記データベース入力手段4によって予め入力された居住者の顔画像等を含む個人データが保存された居住者データベース12と、撮像データベース11に記録保存された入館者の顔画像及び居住者データベース12に予め保存された居住者の顔画像に基づいて、入館者が居住者であるか否かを判定する顔認証手段13と、撮像データベース11に記録保存された入館者の人数及び入館者の中の居住者の人数、居住者が玄関部入力装置6によって入力した、入館を許可したい居住者以外の者の人数、各住戸機7から入力された、入館を許可したい知人等の人数等に基づいて、入館者の人数と入館許可者の人数とが一致しているか否かを判定する人数判定手段14と、顔認証手段13及び人数判定手段14の判定結果に基づいて集合住宅内に不審訪問者が入館したと判定された場合に、監視カメラ1によって撮像された当該不審訪問者の顔画像をモニタ5に表示するモニタ制御手段15とが備えられている。
また、図2はこの発明における不審訪問者威嚇システムの概略構成を示す構成図であり、図1に示す不審訪問者威嚇システムの具体的配置例について示したものである。図2において、マンション等の集合住宅16の共用玄関部17にはオートロック式の玄関ドア17aが備えられており、この玄関ドア17aより外側に玄関入力装置6が設置されている。一方、玄関ドア17aより内側の共用玄関部17には、玄関ドア17aの方向に向けられた監視カメラ1が設けられ、玄関ドア17aからの入館者が撮像されている。また、集合住宅16の玄関ロビー18入口やエレベータ乗場、階段入口等には、モニタ5の一種である大型表示装置5aが、また、エレベータのかご内には、モニタ5の一種である小型表示装置5bが設置されている。なお、図2における集合住宅16は、玄関ロビー18を通過しなければ各住戸19に行くことができないような構造を有しており、不審訪問者を表示するモニタ5は、共用玄関部17から各住戸19に向かう入館者の視界に必ず一度は入り、且つ、玄関ロビー18等にいる居住者等からも見やすい位置に配置されている。また、各住戸19には、ホームオートメーション主装置8によって制御された住戸機7及び住戸内モニタ7aが設置されている。
以下の実施例において、かかる構成を有する不審訪問者威嚇システムの動作について詳細に説明する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1における不審訪問者威嚇システムの動作を、図3のフローチャートに基づいて説明する。集合住宅16の各住戸19に設置された住戸機7の操作に因らずオートロック式の玄関ドア17aから何者かが入館した場合、例えば、集合住宅16の居住者が玄関部入力装置6を操作することによって玄関ドア17aのロック解除を行い、玄関部入力装置6を操作した居住者のみが入館する場合や、玄関部入力装置6によって玄関ドア17aのロック解除を行った居住者が入館する際に、この居住者とともに何者かが入館する場合(共連れ)、玄関ドア17aから何者かが退館する際に、この退館者が玄関ドア17aを通過するのと同時に何者かが入館する場合(入れ違い)には、玄関ドア17aに設置されたセンサ2によって玄関ドア17aの開放が検出され(ステップS101)、センサ2の検出結果に基づいて監視カメラ1による入館者の撮像が開始される(ステップS102)。なお、集合住宅16の居住者が居住者以外の者(知人等)とともに入館する場合、この居住者は、玄関部入力装置6によって、玄関ドア17aのロック解除とともにモニタ5の非表示入力を行う。ここで、非表示入力とは、例えば、入館を許可したい居住者以外の者の人数を入力したりすることによって行われる。
監視カメラ1からの撮像信号は、不審訪問者判定手段3の映像入力手段9に入力され、画像検出手段10による画像の検出が行われる(ステップS103)。ここで、画像検出手段10は、映像入力手段9から入力された撮像信号に基づいて入館者全員の顔画像を切り出し、入館者の顔画像及び人数を検出する。画像検出手段10によって検出された入館者の顔画像及び人数が撮像データベース11に記録されると、顔認証手段13は、撮像データベース11に記録された入館者の顔画像と居住者データベース12に予め保存された居住者の顔画像とを比較し、監視カメラ1により撮像された入館者が居住者であるか否かを入館者全員について判定する(ステップS104)。また、人数判定手段14は、撮像データベース11に記録された入館者の人数と、顔認証手段13によって判定された入館者の中の居住者の人数と、居住者が玄関部入力装置6によって入力した、入館を許可したい居住者以外の者の人数とに基づいて、入館者の人数と入館許可者の人数とが一致しているか否かの判定を行う(ステップS105)。ここで、入館許可者とは、顔認証手段13によって居住者と判定された入館者、及び、居住者によって玄関部入力装置6で非表示入力された入館者を意味する。
顔認証手段13及び人数判定手段14によって入館者全員が居住者であると判定された場合(ステップS106)、即ち、玄関部入力装置6を操作した居住者のみが入館する場合や、共連れ又は入れ違いにより入館した者全員が居住者である場合には、入館者の中に不審訪問者はいないと判断され、不審訪問者威嚇システムの動作は終了する。一方、顔認証手段13及び人数判定手段14によって入館者の中に一人でも居住者以外の者がいると判断された場合には(ステップS106)、モニタ制御手段15によって、居住者以外の入館者全員がモニタ5に表示される(ステップS107)。ここで、入館時に居住者によってモニタ5の非表示入力が行われ、且つ、人数判定手段14によって入館者の人数と入館許可者の人数とが一致していると判定された場合(ステップS108)、入館者の中に不審訪問者はいないと判断され、モニタ制御手段15によってモニタ5の表示が消去される(ステップS109)。一方、入館時に居住者によってモニタ5の非表示入力が行われていない場合や、入館時に居住者によってモニタ5の非表示入力が行われているが、人数判定手段14によって入館者の人数と入館許可者の人数とが一致していないと判定された場合(ステップS108)には、入館者の中に不審訪問者がいると判断され、モニタ5の表示を継続し、所定時間経過後にモニタ5の表示が消去される(ステップS110)。
なお、この発明の実施の形態1では、居住者が居住者以外の知人等とともに入館する場合の非表示入力として、入館を許可したい居住者以外の者の人数を入力する場合について説明しているが、非表示入力として玄関部入力装置6により入館を許可したい者の顔画像を入力し、この入力された顔画像と同一人と判断される入館者を入館許可者として判定するようにしても良い。かかる場合には、モニタ制御手段15によって居住者以外の入館許可者を個別に非表示とすることにより、不審訪問者と判定された入館者のみをモニタ5に表示することが可能となる。なお、玄関部入力装置6によって入力された居住者以外の者の顔画像は、例えば、センサ2によって玄関ドア17aの開放が1回検出された後に消去されるような構成とし、再度この者が許可無く入館する際には、不審訪問者として判定されるように構成しても良い。
また、図4及び図5は、この発明の実施の形態1における不審訪問者威嚇システムの動作を説明するための図であり、図4は監視カメラ1から画像検出手段10に入力された撮像信号を、また、図5は不審訪問者判定手段3によって不審訪問者がいると判定された場合のモニタ5の表示を示している。図2及び図4、図5において、玄関部入力装置6によって玄関ドア17aのロック解除をした居住者と、この居住者の知り合いである他の居住者と、この2人の居住者と面識のない居住者以外の者とが共連れにより共用玄関部17の玄関ドア17aから入館した場合、センサ2によって玄関ドア17aの開放が検出され、入館時の様子が監視カメラ1により撮像される。監視カメラ1による撮像信号は映像入力手段9に入力され、画像検出手段10により入館者の顔画像と人数とが検出される。ここで、居住者が玄関部入力装置6によって非表示入力を行っていない場合、居住者以外の入館者は、不審訪問者判定手段3により不審訪問者であると判定され、この居住者以外の入館者のみが、玄関ロビー18等の入館者に対して視認可能に設置されたモニタ5に所定時間表示される。なお、玄関部入力装置6によって玄関ドア17aのロック解除をした居住者とこの居住者の知り合いである他の居住者とは、不審訪問者判定手段3により入館許可者と判断されるため、モニタ5に表示されることはない。
この発明の実施の形態1によれば、共連れや入れ違い等により共用玄関部17から入館を許可されていない者が入館した場合に、不審訪問者判定手段3によって不審訪問者と判定された者を玄関ロビー18やエレベータのかご内等に設置されたモニタ5に繰り返し表示することができるため、不審訪問者と判定された者に対して、共用玄関部17に設置された監視カメラ1が実際に撮影を行っていること、及び、撮影された顔画像が記録されていることを確実に伝えることが可能となる。また、集合住宅16の居住者や、居住者によって入館を許可された者は、モニタ5に表示されないように構成されているため、プライバシー侵害を予防することもできる。
なお、不審訪問者に対する威嚇効果をより高めるため、不審訪問者と判定された者をモニタ5に表示する際に、「正当な手続によりご入館下さい」等の音声案内を行う音声装置を備えたり、モニタ5に同様のテロップを流したりすることによって周囲にいる者に対して不審訪問者が入館したことを知らせるようにしても良い。また、共用玄関部17から各住戸19に至る経路に複数のモニタ5を順次設置して、入館者の視界に何回も入るようにしても威嚇効果を高めることができる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2における不審訪問者威嚇システムの動作を、図6のフローチャートに基づいて説明する。集合住宅16の各住戸19に設置された住戸機7の操作によりオートロック式の玄関ドア17aがロック解除され(ステップS201)、何者かが玄関ドア17aから入館した場合、例えば、知人が訪問してきたために居住者が室内の住戸機7により玄関ドア17aのロック解除を行い、この知人のみが入館する場合や、この知人が入館する際に、この知人とともに第三者や他の居住者が入館する場合(共連れ)には、玄関ドア17aに設置されたセンサ2によって玄関ドア17aの開放が検出され、センサ2の検出結果に基づいて監視カメラ1による入館者の撮像が開始される(ステップS203)。なお、各住戸機7によって玄関ドア17aのロック解除をする居住者は、住戸機7によって、玄関ドア17aのロック解除とともにモニタ5の非表示入力を行う(ステップS202)
監視カメラ1からの撮像信号は、不審訪問者判定手段3の映像入力手段9に入力され、画像検出手段10による画像の検出が行われる(ステップS204)。ここで、画像検出手段10は、映像入力手段9から入力された撮像信号に基づいて入館者全員の顔画像を切り出し、入館者の顔画像及び人数を検出する。画像検出手段10によって検出された入館者の顔画像及び人数が撮像データベース11に記録されると、顔認証手段13は、撮像データベース11に記録された入館者の顔画像と居住者データベース12に予め保存された居住者の顔画像とを比較し、監視カメラ1により撮像された入館者が居住者であるか否かを入館者全員について判定する(ステップS205)。また、人数判定手段14は、撮像データベース11に記録された入館者の人数と、顔認証手段13によって判定された入館者の中の居住者の人数と、各住戸19の住戸機7によって入力された入館を許可したい知人等の人数とに基づいて、入館者の人数と入館許可者の人数とが一致しているか否かの判定を行う(ステップS206)。ここで、入館許可者とは、顔認証手段13によって居住者と判定された入館者、及び、居住者によって住戸機7で非表示入力された入館者を意味する。
顔認証手段13及び人数判定手段14によって入館者全員が入館許可者であると判定された場合(ステップS207)、即ち、住戸機7によって入館を許可された知人等のみが入館する場合や、共連れ又は入れ違いにより入館した者全員が居住者である場合には、入館者の中に不審訪問者はいないと判断され、不審訪問者威嚇システムの動作は終了する。一方、顔認証手段13及び人数判定手段14によって入館者の中に一人でも入館許可者以外の者がいると判断された場合には(ステップS207)、モニタ制御手段15によって、居住者以外の入館者全員がモニタ5に表示される(ステップS208)。なお、入館者の中に不審訪問者がいると判断された場合には、モニタ5の表示は、実施の形態1と同様に、所定時間経過後に消去される(ステップS209、210)。
なお、この発明の実施の形態2では、居住者の知人等が訪問した際の非表示入力として、入館を許可したい知人等の人数を入力する場合について説明しているが、実施の形態1と同様に、非表示入力として玄関部入力装置6により入館を許可したい者の顔画像を入力し、この入力された顔画像と同一人と判断される入館者を入館許可者として判定するようにしても良い。かかる場合には、モニタ制御手段15によって居住者以外の入館許可者を個別に非表示とすることにより、不審訪問者と判定された入館者のみをモニタ5に表示することが可能となる。なお、玄関部入力装置6によって入力された居住者以外の者の顔画像は、例えば、センサ2によって玄関ドア17aの開放が1回検出された後に消去されるような構成とし、再度この者が許可無く入館する際には、不審訪問者として判定されるように構成しても良い。その他は、実施の形態1と同様の構成及び動作を有している。
この発明の実施の形態2によれば、居住者の知人等が訪問してきた場合、即ち、居住者によって玄関部入力装置6が操作されていない場合でも、不審訪問者と判定された入館者に対して、共用玄関部17に設置された監視カメラ1が実際に撮影を行っていること、及び、撮影された顔画像が記録されていることを効果的に伝えることが可能となる。なお、その他の効果は、実施の形態1と同様である。
この発明における不審訪問者威嚇システムの概略構成を示すシステム構成図である。 この発明における不審訪問者威嚇システムの概略構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態1における不審訪問者威嚇システムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1における不審訪問者威嚇システムの動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態1における不審訪問者威嚇システムの動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態2における不審訪問者威嚇システムの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 監視カメラ
2 センサ
3 不審訪問者判定手段
4 データベース入力手段
5 モニタ
5a 大型表示装置
5b 小型表示装置
6 玄関部入力装置
7 住戸機
7a 住戸内モニタ
8 ホームオートメーション主装置
9 映像入力手段
10 画像検出手段
11 撮像データベース
12 居住者データベース
13 顔認証手段
14 人数判定手段
15 モニタ制御手段
16 集合住宅
17 共用玄関部
17a 玄関ドア
18 玄関ロビー
19 住戸

Claims (6)

  1. 集合住宅の共用玄関部に設置され、前記共用玄関部からの入館者を撮像する監視カメラと、
    この監視カメラによる撮像信号から前記入館者の顔画像を切り出して検出する画像検出手段と、
    この画像検出手段によって検出された前記入館者の顔画像及び人数を保存する撮像データベースと、
    前記集合住宅の居住者の顔画像等を含む個人データが予め登録された居住者データベースと、
    前記撮像データベースに保存された前記入館者の顔画像及び前記居住者データベースに予め登録された居住者の顔画像に基づいて、前記入館者が居住者であるか否かを判定する顔認証手段と、
    前記集合住宅の前記共用玄関部の外側に設けられ、前記集合住宅の居住者が人数入力を行うための玄関部入力装置と、
    前記顔認証手段によって居住者と判定された人数と前記玄関部入力装置から入力された人数とに基づいて入館許可者の人数を決定し、前記撮像データベースに保存された前記入館者の人数が入館許可者の人数と一致しているか否かを判定する人数判定手段と、
    前記集合住宅内に設置され、前記共用玄関部からの前記入館者に対して視認可能に配置されたモニタと、
    前記顔認証手段及び前記人数判定手段の判定結果に基づいて前記入館者の中に不審訪問者がいると判定された場合に、前記撮像データベースに保存された前記不審訪問者の顔画像を前記モニタに表示するモニタ制御手段と
    を備えたことを特徴とする不審訪問者威嚇システム。
  2. 集合住宅の共用玄関部に設置され、前記共用玄関部からの入館者を撮像する監視カメラと、
    この監視カメラによる撮像信号から前記入館者の顔画像を切り出して検出する画像検出手段と、
    この画像検出手段によって検出された前記入館者の顔画像及び人数を保存する撮像データベースと、
    前記集合住宅の居住者の顔画像等を含む個人データが予め登録された居住者データベースと、
    前記撮像データベースに保存された前記入館者の顔画像及び前記居住者データベースに予め登録された居住者の顔画像に基づいて、前記入館者が居住者であるか否かを判定する顔認証手段と、
    前記集合住宅の前記共用玄関部の外側に設けられ、前記集合住宅の住戸の居住者を呼び出すための玄関部入力装置と、
    前記住戸内に設けられ、前記住戸の居住者が人数入力を行うための住戸機と、
    前記顔認証手段によって居住者と判定された人数と前記住戸機から入力された人数とに基づいて入館許可者の人数を決定し、前記撮像データベースに保存された前記入館者の人数が入館許可者の人数と一致しているか否かを判定する人数判定手段と、
    前記集合住宅内に設置され、前記共用玄関部からの前記入館者に対して視認可能に配置されたモニタと、
    前記顔認証手段及び前記人数判定手段の判定結果に基づいて前記入館者の中に不審訪問者がいると判定された場合に、前記撮像データベースに保存された前記不審訪問者の顔画像を前記モニタに表示するモニタ制御手段と
    を備えたことを特徴とする不審訪問者威嚇システム。
  3. 前記モニタ制御手段は、前記顔認証手段及び前記人数判定手段の判定結果に基づいて入館者の中に不審訪問者がいると判定された場合に、前記撮像データベースに保存された前記入館者の顔画像のうち、前記集合住宅の居住者の顔画像をモニタに表示させず、前記集合住宅の居住者以外の全ての者の顔画像を前記モニタに表示することを特徴とする請求項1又は請求項に記載の不審訪問者威嚇システム。
  4. 集合住宅の共用玄関部に設置され、前記共用玄関部からの入館者を撮像する監視カメラと、
    この監視カメラによる撮像信号から前記入館者の顔画像を切り出して検出する画像検出手段と、
    この画像検出手段によって検出された前記入館者の顔画像及び人数を保存する撮像データベースと、
    前記集合住宅の居住者の顔画像等を含む個人データが予め登録された居住者データベースと、
    前記撮像データベースに保存された前記入館者の顔画像及び前記居住者データベースに予め登録された居住者の顔画像に基づいて、前記入館者が居住者であるか否かを判定する顔認証手段と、
    前記撮像データベースに保存された前記入館者の人数が入館許可者の人数と一致しているか否かを判定する人数判定手段と、
    前記集合住宅内に設置され、前記共用玄関部からの前記入館者に対して視認可能に配置されたモニタと、
    前記顔認証手段及び前記人数判定手段の判定結果に基づいて前記入館者の中に不審訪問者がいると判定された場合に、前記撮像データベースに保存された前記入館者の顔画像のうち、前記集合住宅の居住者の顔画像を前記モニタに表示させず、前記集合住宅の居住者以外の全ての者の顔画像を前記モニタに表示するモニタ制御手段と
    を備えたことを特徴とする不審訪問者威嚇システム。
  5. 前記モニタは、前記共用玄関部からの入館者の視界に順次入るように、前記集合住宅内に複数設置されたことを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載の不審訪問者威嚇システム。
  6. 前記モニタに不審訪問者の顔画像が表示される際に、入館者に対して音声案内を行う音声装置を備えたことを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載の不審訪問者威嚇システム。
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