JP4441208B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真プロセスを用いた複写機・ファクシミリ・プリンタ等の画像形成装置に関し、特に装置内の温度制御技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
低温下に設置された複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置では、周囲環境の変化状況や装置自身の定着による熱上昇により結露を生じ、書き込み部や読み取り部の光学系に結露を生じた場合には画像形成できない現象を起こすことになり、感光体や転写ベルト部に結露が生じれば画像流れ等の画像劣化を起こすことになる。
このような、結露の発生を防ぐために光学系や感光体、転写ベルト近傍に結露防止ヒータを配置し、装置が稼動されない電源オフ時や省エネモード移行時にこれらのヒータをオンしておくことで結露の発生を未然に防ぐ装置がある。また、省エネルギ化を図るためタイマを備えて、電源オフや省エネモード移行から一定時間経過後にこれらの結露防止ヒータをオンしたり、使用予定時刻にあわせてヒータをオン/オフする装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】
特開平9−269706号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の、結露する可能性がある付近にヒータを配置し、省エネモードや電源オフ時は常に結露防止ヒータをオンする方式では、結露が発生するかどうかも不明のまま、夜間など長時間結露防止のために電力消費をすることになり、経済的ではない。また、従来技術のようにタイマによる管理を行っている場合には、予定外での使用時や急激な環境変化が生じた時、このヒータが機能しない可能性や、逆にヒータ点灯に必要がない場合でも点灯する可能性があり、省エネの観点からも好ましくない。
タイマ設定も季節ごとにユーザーに変えさせることは使い勝手を悪くする一因となりうる。また、低温化でも結露が生じない程度にヒータ電力を上げ、待機状態での結露部の温度を上げようとすれば、逆に周囲温度が高温時には機内温度が高くなりすぎトナーの固着や部品の耐熱温度を超える懸念が出てくる。
本発明は、経済効率に優れた結露防止が可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、直流生成手段にVccEを生成させるか否かを切り替えるメインスイッチと、装置内の所定部材に対する除湿および結露防止のためのヒータと、上記ヒータの通電経路に設けられて上記ヒータを点消灯制御するバイメタルスイッチと、上記ヒータがバイメタルスイッチを介して通電されるように上記通電経路を切り替えるリレーと、上記バイメタルスイッチとは別個の温度検出手段を含みかつ省エネモード時に通電される通電経路、上記温度検出手段による検出温度と設定温度とを比較してその結果により上記ヒータを点消灯制御する比較点消灯制御手段と、を備え、上記ヒータに対して上記比較点消灯制御手段を上記バイメタルスイッチと並列に配置し、上記メインスイッチがオンされた場合に生成されるVccEにより上記リレーの接点を切り替えて、上記温度検出手段を含む通電経路を介して上記ヒータに通電可能とし、省エネモード時は上記比較点消灯制御手段を介した通電経路に切り替えるとともに、上記バイメタルスイッチによる点灯温度と消灯温度の幅を上記比較点消灯制御手段の点灯温度と消灯温度の幅よりも広く、かつ上記比較点消灯制御手段の点灯温度と消灯温度の幅が上記バイメタルスイッチによる点灯温度と消灯温度の幅に含まれるように設定した画像形成装置を特徴とする。
請求項1記載の発明においては、装置が置かれた環境が低温でも高温でも、結露を防止したい部材を所望の温度状態で放置しておくことができるため、結露を防止することができ、またトナーの固着等の副作用も無くなることで画質の劣化を防ぐことが可能となる。
また、省エネモード時は比較点消灯制御手段を介した通電経路に切り替え、比較点消灯制御手段によりヒータの点消灯制御行うので、結露を防止を図りつつバイメタルからなるサーモスイッチ使用頻度を減らすことでサーモスイッチの寿命を延ばすことができる。
また、省エネモードの温度制御時にヒータによる温度上昇でバイメタルスイッチが動作することがなくなり、バイメタルスイッチの寿命を延ばすことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置におけるヒータ制御部の概略構成図である。以下、その構成を動作と併せて説明する。
商用電源に接続された状態で、装置のメインスイッチ1がオフされた状態ではDC電源2が生成されないため、結露ヒータ4への電源供給経路にあるリレー3が第1接点側へ接続される。この場合は結露ヒータ4への接続経路中にサーモスイッチ5を備える。
サーモスイッチ5はバイメタルにより、ある温度を下回った場合に接点をオンとし、ある所定温度に達すると接点をオフとすることでヒータ通電を停止し、一定幅で温度制御を行いながら結露ヒータ4への通電を行う。
また、メインスイッチ1がオンされた場合にはDC電源2で生成されたVccEによりリレー3は第2接点へと切り替わる。ここで、省エネコントロール信号により省エネ移行したら出力制御がオフ状態となる。つまり省エネモードの状態ではサーミスタ(センサ)8の出力と、ある温度閾値ref(設定温度)をコンパレータ7により比較し、サーミスタ(センサ)8の出力が設定温度を下回ったらトライアック6を制御して結露ヒータ4を点灯し、設定温度を上回ったら結露ヒータ4を消灯する。このコンパレータ7にヒステリシスを持たせることでヒータ点灯・消灯の幅を持たせ、温度制御を行う。
このため、トライアック6、コンパレータ7、サーミスタ(センサ)8の電源は省エネモードでも生成されるVccEにしておく。逆に装置の電源オン状態で、省エネモード以外では定着などの熱により機内温度が十分上がっているため、結露ヒータ4の点灯は必要ないので、CPUによるヒータコントロール信号でコンパレータ出力をマスクしトライアック6がヒータ点灯を行わないようにしておく。
【0006】
ここでいう省エネモードとは画像形成に必要な定着ヒータを完全にオフし、装置の一部、CPUおよび周辺素子のみ生かしておくことで低消費電力で待機している状態をいい、それら素子に必要な電源のみ生成し、その他の電源についてはオフすることで低電力化している。
このような状態では定着ヒータがオフされているため、機内の温度も周辺環境温度にほぼ等しくなり、再起動時に結露が発生しやすい状態になる。このサーミスタ(センサ)8は結露の恐れがある部分の近傍に配置することでより適切な温度で結露を防止することができる。また、装置に備えたプロセス条件を決定するための設置環境温湿度を測るための温湿度センサにより代用することも可能である。
【0007】
このような構成で、電源オフ時に接続されるサーモスイッチ5はバイメタルのような機械的接点構造のものではオン/オフ回数の寿命があり、できる限りオン/オフ回数が少ないのが理想的である。この意味からもサーモスイッチ5のオフ温度とオン温度幅は広いほうがよく、例えばオフ温度を35℃、オン温度を5℃とすることでサイクルを長くすることが可能となる。このような温度であれば、通常のオフィス環境ではサーモスイッチ5がオンする回数は激減する。
もう一方のサーミスタ(センサ)8による温度検知でトライアック6をオフ/オンする制御範囲を、オフ温度30℃、オン温度10℃と設定することで、省エネモード時はトライアック6によるオフ/オンで温度制御を行い、サーモスイッチ5の寿命を延ばすとともに、通電時以外でもサーモスイッチ5がオフ/オンするのを防止できる。
また、このような設定温度しておけば、サーモスイッチ5による制御の場合もサーミスタ(センサ)8による制御の場合も、ほぼ同じ温度で待機しておくことができる。ここでは結露ヒータを例に記載したが、除湿ヒータについても温湿度条件を変更することで同様な効果を得ることができる。
【0008】
【発明の効果】
以上説明したように、発明においては、直流生成手段にVccEを生成させるか否かを切り替えるメインスイッチと、装置内の所定部材に対する除湿および結露防止のためのヒータと、そのヒータの通電経路に設けられヒータを点消灯制御するサーモスイッチと、ヒータがサーモスイッチを介して通電されるように通電経路を切り替えるリレーと、サーモスイッチとは別個の温度検出手段を含みかつ省エネモード時に通電される通電経路と、を備え、メインスイッチがオンされた場合に生成されるVccEによりリレーの接点を切り替えて、温度検出手段を含む通電経路を介してヒータに通電可能とするので、装置が置かれた環境が低温でも高温でも、結露を防止したい部材を所望の温度状態で放置しておくことができるため、結露を防止することができ、またトナーの固着等の副作用も無くなることで画質の劣化を防ぐことが可能となる。
また、サーモスイッチがバイメタルスイッチであり、温度検出手段による検出温度と設定温度とを比較してその結果によりヒータを点消灯制御する比較点消灯制御手段を備え、ヒータに対して比較点消灯制御手段をバイメタルスイッチと並列に配置し、省エネモード時は比較点消灯制御手段を介した通電経路に切り替えるとともに、上記バイメタルスイッチによる点灯温度と消灯温度の幅を上記比較点消灯制御手段の点灯温度と消灯温度の幅よりも広く、かつ上記比較点消灯制御手段の点灯温度と消灯温度の幅が上記バイメタルスイッチによる点灯温度と消灯温度の幅に含まれるように設定したので、結露を防止を図りつつサーモスイッチ使用頻度を減らすことでサーモスイッチの寿命を延ばすことができる。
また、省エネモードの温度制御時にヒータによる温度上昇でサーモスイッチが動作することがなくなり、サーモスイッチの寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置におけるヒータ制御部の概略構成図である。
【符号の説明】
1 メインスイッチ
2 DC電源
3 リレー
4 結露ヒータ
5 サーモスイッチ
6 トライアック(比較点消灯制御手段構成要素)
7 コンパレータ(比較点消灯制御手段構成要素)
8 サーミスタ(温度検出手段)

Claims (1)

  1. 直流生成手段にVccEを生成させるか否かを切り替えるメインスイッチと、
    装置内の所定部材に対する除湿および結露防止のためのヒータと、上記ヒータの通電経路に設けられて上記ヒータを点消灯制御するバイメタルスイッチと、上記ヒータが上記バイメタルスイッチを介して通電されるように上記通電経路を切り替えるリレーと、上記バイメタルスイッチとは別個の温度検出手段を含みかつ省エネモード時に通電される通電経路と、上記温度検出手段による検出温度と設定温度とを比較してその結果により上記ヒータを点消灯制御する比較点消灯制御手段と、を備え、
    上記ヒータに対して上記比較点消灯制御手段を上記バイメタルスイッチと並列に配置し、
    上記メインスイッチがオンされた場合に生成されるVccEにより上記リレーの接点を切り替えて、上記温度検出手段を含む通電経路を介して上記ヒータに通電可能とし、
    省エネモード時は上記比較点消灯制御手段を介した通電経路に切り替えるとともに、上記バイメタルスイッチによる点灯温度と消灯温度の幅を上記比較点消灯制御手段の点灯温度と消灯温度の幅よりも広く、かつ上記比較点消灯制御手段の点灯温度と消灯温度の幅が上記バイメタルスイッチによる点灯温度と消灯温度の幅に含まれるように設定したことを特徴とする画像形成装置。
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