JP2003216008A - 画像形成装置のヒータ制御装置 - Google Patents

画像形成装置のヒータ制御装置

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JP2003216008A
JP2003216008A JP2002019139A JP2002019139A JP2003216008A JP 2003216008 A JP2003216008 A JP 2003216008A JP 2002019139 A JP2002019139 A JP 2002019139A JP 2002019139 A JP2002019139 A JP 2002019139A JP 2003216008 A JP2003216008 A JP 2003216008A
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JP
Japan
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heater
image forming
forming apparatus
switch
dew condensation
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JP2002019139A
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Tetsuji Ishikawa
哲司 石川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源スイッチをオンさせた状態でも除湿ヒー
タ( 結露防止ヒータ、給紙除湿ヒータ、感光体ヒータ)
の電力を供給し、かつ全体として消費電力の軽減を図る
ようにした画像形成装置のヒータ制御装置を提供する。 【解決手段】 熱定着手段を加熱するための定着ヒータ
14と、露光ランプの結露を防止するための結露防止ヒ
ータ15と、転写紙の吸湿を防止するための給紙除湿ヒ
ータ16と、感光体の温度環境を安定させるための感光
体ヒータ17とを有する画像形成装置のヒータ制御装置
において、定着ヒータ側とその他の除湿手段としてのヒ
ータ側とに電源を切り替え接続するヒータスイッチ12
と、このヒータスイッチ12を切り替え制御するヒータ
制御回路21とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱定着装置を有す
る複写機、プリンタ、FAX等の画像形成装置のヒータ
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機のような画像形成装置で
は、各部の機械部品の温度と使用環境の温度とに温度差
がある場合、とくに、寒冷時に於ける早朝などは、機械
部品が結露を起こして以下のような問題が生ずる。すな
わち、光学系のレンズやミラーが結露した場合には、画
像が写らない。また、帯電系や感光体ドラムが結露する
と、画像が写らなかったり、ぼけたり、薄くなったりす
る他に、紙詰まり(ジャム)等が起きる。さらに、給紙
系が結露すると、紙詰まりが起きる。
【0003】このような結露による各種の弊害を防止す
るために、従来、各機械部品を温めておくヒータを各部
に配置し、画像形成装置を使用しない夜間などに、その
ヒータを動作させるようにしている。このヒータは、温
度飽和後に適切な温度になるべく、そのワット数(容
量)が決定されているのが一般的である。したがって、
ヒータは何らかの制御がされずに通電されたままとな
り、画像形成装置の電源スイッチのオフ時、すなわち夜
間等においては、常にヒータが電力を消費していること
になって不経済である。
【0004】そこで、このような不具合を解消するため
に、例えば特開平9−269706号公報に示すような
技術が知られている。この技術は電源スイッチに設けら
れた分岐によって除湿ヒータへの電力供給を行うもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来装置
では、電源スイッチのオフ時においてのみ除湿ヒータへ
電力供給するものであり、FAX等の夜間待機状態を行
っている画像形成装置では除湿ヒータへの電力供給は不
可能である。また切り替え機構付き電源スイッチは高価
である。
【0006】本発明は、前記不具合を解決し、電源スイ
ッチをオンさせた状態でも除湿ヒータ(結露防止ヒー
タ、給紙除湿ヒータ、感光体ヒータ)の電力を供給し、
かつ全体として消費電力の軽減を図るようにした画像形
成装置のヒータ制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、熱定着手段を加熱するため
の定着ヒータと、露光ランプの結露を防止するための結
露防止ヒータと、転写紙の吸湿を防止するための給紙除
湿ヒータと、感光体の温度環境を安定させるための感光
体ヒータとを有する画像形成装置のヒータ制御装置にお
いて、定着ヒータ側とその他の除湿手段としてのヒータ
側とに電源を切り替え接続するヒータスイッチと、この
ヒータスイッチを切り替え制御するヒータ制御回路とを
備えた画像形成装置のヒータ制御装置を最も主要な特徴
とする。
【0008】請求項2記載の発明は、前記ヒータスイッ
チをリレー素子で構成した請求項1記載の画像形成装置
のヒータ制御装置を主要な特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、前記ヒータスイッ
チをホットライン、もしくはニュートラルライン、もし
くはその両ラインに接続した請求項1または2記載の画
像形成装置のヒータ制御装置を主要な特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、前記結露防止ヒー
タ、給紙除湿ヒータ、感光体ヒータのいづれか1つ、も
しくは2つで機内の除湿を行う請求項1ないし3のいず
れか記載の画像形成装置のヒータ制御装置を主要な特徴
とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を詳細に説明する。まず本発明にかかる画像形成装
置の1つであるデジタル複写機の画像形成動作について
説明する。一般にデジタル複写機(以下、「複写機」と
いう。)の画像形成動作は、原稿台(コンタクトガラ
ス)上に原稿が置かれ、コピースタートキーが押される
ことによって開始する。
【0012】原稿を露光ランプにより照射し、その反射
光をミラー、レンズを介してCCD(チャージ・カップ
ルド・デバイス)イメージセンサに導くことによって、
原稿に記載されたイメージ情報、文字情報は、電気信号
に変換される。この電気信号に所定の画像処理を加え画
像データを得る。上記画像データに基づいてレーザーダ
イオードの発光を制御し、レーザーダイオードからの光
ビームを高速に回転するポリゴンミラー、レンズ等を用
いて偏向し、感光体表面を走査する。
【0013】回転する感光体の周囲には、帯電装置、現
像装置、転写ベルト、クリーニング装置が設けられてお
り、上記感光体の表面は、クリーニング装置によってク
リーニングされた後、帯電装置により所定の高電位にて
均一に帯電される。帯電された感光体表面が上記の光ビ
ームの走査を受けると、感光体上の表面電位は照射され
た光強度に応じて変化し、静電潜像が形成される。この
静電潜像は現像装置によって可視化されたトナー画像と
なる。
【0014】一方、給紙部からは感光体上のトナー画像
と重なるようにタイミングをとって、転写紙が給送され
る。この転写紙は高電圧が印可された転写ベルトにより
搬送され、感光体との接触部にて感光体上のトナー画像
が転写紙に転写される。トナー画像が転写された転写紙
は定着装置に搬送され定着される。定着の完了した転写
紙は画像形成装置外に排紙され画像形成動作は終了す
る。
【0015】複写機は上記のような工程の画像形成動作
を実行するが、この画像形成動作の実行、各部の状態検
知、制御等において直流電源からの直流電力が必要とな
る。上記複写機内の各部に供給される直流電力は、商用
電力をスイッチングレギュレータにより直流電力へと変
換される。また前記複写機の定着装置は加熱ローラー定
着方式を採用しており、該定着方式は商用電力を直流電
力に変換せず、商用電力を点灯制御回路を用いて直接定
着装置へ電力供給を行うものである。
【0016】図1は、画像形成装置における一般的なヒ
ータ制御装置のブロック図である。ヒータ電源1は通常
商用交流電源が使用され、スイッチ7を通してヒータ2
に電源を供給する。スイッチ7は半導体のスイッチング
素子トランジスタやSCR等の高速スイッチングが可能
なものである。ヒータ2の温度は温度センサ3及び温度
検出回路4で検出される。
【0017】演算回路5は、ヒータ2の温度からヒータ
の抵抗を算出し、ヒータ電源1からヒータ2へ流れる電
流があらかじめ設定した値を超えないようにヒータ2へ
の制御電圧を決定する。制御回路6はそのヒータ2への
制御電圧から、ヒータ2への供給電圧のスイッチング信
号を発生し、ヒータ2への供給電圧が制御電圧を超えな
いように制御する。
【0018】図2は、画像形成装置における本発明の実
施の形態に係るヒータ制御装置のブロック図である。本
ヒータ制御装置は、電源プラグ11、各ヒータのオン/
オフを制御するヒータスイッチ12、熱定着制御回路1
3、定着ヒータ14、結露防止ヒータ15、給紙除湿ヒ
ータ16、ドラムヒータ17、電源スイッチ18、PS
U19、DC負荷20、ヒータスイッチ12のオン/オ
フを制御するヒータ制御回路21から構成される
【0019】つぎに、図2に示すヒータ制御装置の動作
説明を行う。電源プラグ11より商用電源(例えば10
0V〜240V)を供給すると、ヒータスイッチ12の
ノーマリークローズ側に接続されている結露防止ヒータ
15、給紙除湿ヒータ16、ドラムヒータ17へ電力供
給される。電源スイッチ18をオンすることにより商用
電源はPSU19へ電力供給を始める。商用電源を電力
供給されたPSU19はAC/DC変換を行いDC負荷
20へ直流電源(例えば5V、24V等)を供給する。
【0020】直流電源を供給されたDC負荷20は与え
られた制御を始め、ヒータ制御回路21よりヒータスイ
ッチ12を駆動し、ノーマリーオープン側に接続する。
それにより電源プラグ11より電力供給されている商用
電源が熱定着制御回路13へ供給され、熱定着制御回路
13より定着ヒータ14の点灯制御を開始する。
【0021】また、FAXの夜間待機状態など、定着ヒ
ータ14の点灯を必要とせず、かつ各部の機械部品の温
度と使用環境の温度とに温度差がある場合、とくに、寒
冷時に於ける早朝など機械部品が結露を起こしてしまう
状態になった場合は、熱定着制御回路13、ヒータスイ
ッチ12をオフして、結露防止ヒータ15、給紙除湿ヒ
ータ16、ドラムヒータ17へ商用電源を供給する。こ
のとき電源スイッチ18をオンしているので、PSU1
9は動作し、DC負荷20は与えられた制御を継続する
ことができる。
【0022】ここで、ヒータスイッチ12を構成する素
子として、リレー素子を用いることができる。また、ヒ
ータスイッチ12は、ホットライン、もしくはニュート
ラルライン、もしくはその両ラインに設けることができ
る。
【0023】また、ヒータスイッチ12のノーマリーク
ローズ側に接続されている結露防止ヒータ15、給紙除
湿ヒータ16、ドラムヒータ17は、その全てを設けな
くてもよく、いづれか1つ、もしくは2つで他のヒータ
の除湿機能を兼ねてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
発明によれば、熱定着手段を加熱するための定着ヒータ
と、露光ランプの結露を防止するための結露防止ヒータ
と、転写紙の吸湿を防止するための給紙除湿ヒータと、
感光体の温度環境を安定させるための感光体ヒータとを
有する画像形成装置のヒータ制御装置において、定着ヒ
ータ側とその他の除湿手段としてのヒータ側とに電源を
切り替え接続するヒータスイッチと、このヒータスイッ
チを切り替え制御するヒータ制御回路とを備えたので、
無駄の無い電力供給を可能とし、かつ除湿ヒータ( 結露
防止ヒータ、給紙除湿ヒータ、感光体ヒータ) への電力
供給を行いつつ、FAX等の夜間待機状態を可能にする
画像形成装置のヒータ制御装置を提供することができ
る。
【0025】請求項2記載の発明によれば、前記ヒータ
スイッチをリレー素子で構成したので、無駄の無い電力
供給を可能とし、かつ除湿ヒータへの電力供給を行いつ
つ、FAX等の夜間待機状態を可能にする画像形成装置
のヒータ制御装置を提供することができる。
【0026】請求項3記載の発明によれば、前記ヒータ
スイッチをホットライン、もしくはニュートラルライ
ン、もしくはその両ラインに接続したので、無駄の無い
電力供給を可能とし、かつ除湿ヒータへの電力供給を行
いつつ、FAX等の夜間待機状態を可能にする画像形成
装置のヒータ制御装置を提供することができる。
【0027】請求項4記載の発明によれば、前記結露防
止ヒータ、給紙除湿ヒータ、感光体ヒータのいづれか1
つ、もしくは2つで機内の除湿を行うので、無駄の無い
電力供給を可能とし、かつ除湿ヒータへの電力供給を行
いつつ、FAX等の夜間待機状態を可能にする画像形成
装置のヒータ制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置における一般的なヒータ制御装置
のブロック図である。
【図2】画像形成装置における本発明の実施の形態に係
るヒータ制御装置のブロック図である。
【符号の説明】
12 ヒータスイッチ 14 定着ヒータ 15 結露防止ヒータ 16 給紙除湿ヒータ 17 ドラムヒータ(感光体ヒータ) 21 ヒータ制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱定着手段を加熱するための定着ヒータ
    と、露光ランプの結露を防止するための結露防止ヒータ
    と、転写紙の吸湿を防止するための給紙除湿ヒータと、
    感光体の温度環境を安定させるための感光体ヒータとを
    有する画像形成装置のヒータ制御装置において、定着ヒ
    ータ側とその他の除湿手段としてのヒータ側とに電源を
    切り替え接続するヒータスイッチと、このヒータスイッ
    チを切り替え制御するヒータ制御回路とを備えたことを
    特徴とする画像形成装置のヒータ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ヒータスイッチをリレー素子で構成
    したことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置のヒ
    ータ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ヒータスイッチをホットライン、も
    しくはニュートラルライン、もしくはその両ラインに接
    続したことを特徴とする請求項1または2記載の画像形
    成装置のヒータ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記結露防止ヒータ、給紙除湿ヒータ、
    感光体ヒータのいずれか1つ、もしくは2つで機内の除
    湿を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1
    項に記載の画像形成装置のヒータ制御装置。
JP2002019139A 2002-01-28 2002-01-28 画像形成装置のヒータ制御装置 Pending JP2003216008A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170257511A1 (en) * 2016-03-07 2017-09-07 Kyocera Document Solutions Inc. Image Forming Apparatus and Condensation Reduction Method That Remove Condensation with Simple Configuration, and Recording Medium Therefor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170257511A1 (en) * 2016-03-07 2017-09-07 Kyocera Document Solutions Inc. Image Forming Apparatus and Condensation Reduction Method That Remove Condensation with Simple Configuration, and Recording Medium Therefor
US9986121B2 (en) * 2016-03-07 2018-05-29 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus and condensation reduction method that remove condensation with simple configuration, and recording medium therefor

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