JP4440654B2 - ファンフィルタユニットおよび既設加圧チャンバ方式クリーンルームをffu方式クリーンルームに改修する方法ならびにffu方式クリーンルームをffu方式クリーンルームと一部空調機方式クリーンルームとの併用型クリーンルームに改修する方法 - Google Patents

ファンフィルタユニットおよび既設加圧チャンバ方式クリーンルームをffu方式クリーンルームに改修する方法ならびにffu方式クリーンルームをffu方式クリーンルームと一部空調機方式クリーンルームとの併用型クリーンルームに改修する方法 Download PDF

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Description

本発明は、クリーンルームに用いられるファンフィルタユニットおよび既設加圧チャンバ方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームに改修する方法ならびにFFU方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームと一部空調機方式クリーンルームとの併用型クリーンルームに改修する方法に関する。
従来、クリーンルームにおいては、天井にHEPAフィルタなどの高性能フィルタを敷設し、天井チャンバ内に導入された空気を高性能フィルタで所定の清浄度にしてクリーンルーム内に導入する加圧チャンバ方式クリーンルームが知られている(例えば、特許文献1参照)。
その一例を図15に示す。
建物1内を仕切って、例えば、クラス10の清浄度を確保するクリーンルーム(プロセス)2と、例えば、クラス10000の清浄度を確保するクリーンルーム(サービス)3を形成する。
クリーンルーム(プロセス)2とクリーンルーム(サービス)3とには、天井側にHEPAフィルタなどの高性能フィルタ4が敷設され、床側にパンチングメタルなどの穴あき板5が設置されている。
高性能フィルタ4の上部空間6は、循環ファン7が設置されている縦シャフト8と繋がっている。縦シャフト8は、冷却コイルユニット9を介して床下空間10と繋がっている。
また、敷設した高性能フィルタの天井チャンバ側にモータ付き送風機を取り付けて成るFFUを設置するFFU方式クリーンルームが知られている(例えば、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5参照)。
その一例を図16に示す。
本例に示すFFU方式クリーンルームは、高性能フィルタ4の上にFFU11を設置するとともに、循環ファン7を用いない点で、図15に示す加圧チャンバ方式クリーンルームとは相違する。
特開平10−300145号公報(図1,図3) 特開2002−89918号公報 特開平9−287791号公報 特開2000−18663号公報 特開2002−122340号公報
大規模クリーンルームの空調方式は、図15に示すような加圧チャンバ方式クリーンルームがかつては主流であった。
しかし、クリーンルームを平面的に眺めた場合、縦シャフト8に大型の循環ファン7が設置され、また空気の搬送における圧力損失や音の発生の観点から、循環ファン7の吸込側スペースが床下やレタンシャフトに、吐出側スペースが気流方向の天井裏に必要となり、大きなスペースを縦シャフト8として必要とする場合がある。
近年、このような機械室部分の省スペースによる生産エリア拡大の要望や、省エネルギ化や生産工程のレイアウト変更などの理由により、既設の加圧チャンバ方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームに変更する要望がある。
ところで、加圧チャンバ方式クリーンルームは、循環ファン7によって空気を循環させる方式であるため少数の大型送風機で空気を搬送する。これに対し、FFU方式クリーンルームは、FFU11自体に送風機を備えており、多数の小型送風機で循環空気を搬送する。
そのため、加圧チャンバ方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームに変更するには、高性能フィルタ4上に多い時には数千台ものFFU11を設置し、配線し、通電動作試験を1台ずつに対して実施する工事となり、その工事の間クリーンルーム全体の操業を数日〜数週間に亘って停止しなければならず、生産工場であるクリーンルームの全停止による生産不能事態を起こす場合もある。
また、加圧チャンバ方式クリーンルームを稼働させたまま、天井内工事としてFFU11の設置、配線、通電動作試験をある程度の台数まとめて行うにしても、循環ファン7の吐出送風圧を持ってしてもFFU11本体設置の停止送風機に抗して定格の風量を送風することはできず、FFU11設置の箇所と高性能フィルタ4のみ設置の箇所の天井下吹出風速に大きなばらつきが発生し、やはり生産工場としてクリーンルームが使用不能の状態に追い込まれる場合がある。
さらに、これを解消するため、天井内工事としてFFU11の設置、配線、通電動作試験を少ない台数で1日のような短い時間で完了させ、室内も工事箇所の生産工程だけ短時間停止させて対応するような工事を行ったとしても、全工事エリアのFFU11が設置され運転できるようになってはじめて加圧チャンバ方式クリーンルームからFFU方式クリーンルームに切り替えることができる。なぜなら、送風機の位置が変わることで、加圧チャンバ方式クリーンルームでは縦シャフト8の送風機吐出部から天井チャンバまでが陽圧だったところ、FFU方式クリーンルームではファンの吐出部に高圧損の高性能フィルタ4があるため床下から天井チャンバまでが負圧となり、循環部位の圧は大幅に変わり、途中で切替ができないからである。その工事期間中は、全時間FFU11の本体静圧分だけをFFU11の送風機に受け持たせるダウン運転(高性能フィルタ→床穴あき板→冷却コイルユニット→縦シャフトなどの搬送系の静圧は循環ファンが受け持つ)で定格の風量を確保する。よって、循環ファン7の定格運転およびFFU11の送風機のダウン運転併用運転が必要となり、例えば小エリア毎を年1回×数年に分けて工事をすると、その数年間運転電力を2倍近く消費するという問題がある。
また一方、図16のようにFFU11で吸い込みろ過して清浄空気を供給する既設のFFU方式クリーンルームの場合、改修後に供給温度の違いなどで一部のエリアを空調機からのダクトと接続し、高性能フィルタ4の上部をダクト接続口を開口したチャンバで覆うダクト接続吹出口を混在させる形が適するクリーンルームも存在する。そのクリーンルームの変更の場合は、既設でFFU11が設置されていた場所にダクト接続吹出口を移設したり、ダクト接続吹出口の設置場所にFFU11を移設したりする交換を行っていた。
本発明は、斯かる従来の問題点を解決するために為されたもので、その目的は、既設加圧チャンバ方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームへの変更を容易にすることが可能なファンフィルタユニットおよびその既設加圧チャンバ方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームに改修する方法を提供することにある。
また、本発明は、FFU、ダクト接続吹出口が混在しているクリーンルーム内での空調方式にFFU方式クリーンルームから変更する場合においても、FFUとダクト接続吹出口との兼用利用を可能としたファンフィルタユニットを提供することにある。
請求項1に係る発明は、高性能フィルタ上に設置される囲い部と、前記囲い部の天井部に設けられた2つの開口部と、前記開口部の一方に設けられたモータ付き送風機と、前記開口部の内の前記モータ付き送風機を備えていない開口部を塞ぐための蓋部材とを備え、前記蓋部材は、前記2つの開口部の間の前記天井部に固定される蝶番により軸支され、何れか一方の前記開口部を開放する場合には他方の前記開口部を覆って塞ぐように回動自在に設けてあることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1記載のファンフィルタユニットにおいて、前記2つの開口部の少なくとも一方は、ダクトが接続できるフランジを形成し、前記フランジにボルトを突出していることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2記載のファンフィルタユニットにおいて、前記モータ付き送風機を備えていない開口部を塞ぐための前記蓋部材が、前記モータ付き送風機を備えていない開口部に形成されたフランジに突出したボルトとナットにて螺着して固定されることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、運転中の既設加圧チャンバ方式クリーンルームの天井チャンバ内に、予め決めた切替時期毎の工区に沿って天井内間仕切りを設ける工程と、前記天井内間仕切りで仕切られた当切替時期の工区において、運転中の既設フィルタユニット上に、高性能フィルタ上に設置される囲い部と、前記囲い部の天井部に設けられた2つの開口部と、前記開口部の一方に設けられたモータ付き送風機と、前記開口部の内のモータ付き送風機を備えていない開口部を塞ぐ蓋部材とを備えたファンフィルタユニットを、前記モータ付き送風機を備えていない開口部が開放された状態で順次設置する工程と、運転中の既設加圧チャンバ方式クリーンルームの循環ファンの運転を停止し、この循環ファンの撤去および縦シャフトのファン回り閉塞板撤去を行い、その後に、前記モータ付送風機を備えていない開口部を前記蓋部材で塞ぐ工程とを備えたことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、運転中の既設加圧チャンバ方式クリーンルームの天井チャンバ内に、予め決めた切替時期毎の工区に沿って天井内間仕切りを設ける工程と、前記天井内間仕切りで仕切られた当切替時期の工区において、運転中の既設フィルタユニット上に、モータ付送風機を備えていない開口部が開放された状態の請求項1記載のファンフィルタユニットを、順次設置する工程と、前記運転中の既設加圧チャンバ方式クリーンルームの循環ファンの運転を停止し、前記循環ファンの撤去および縦シャフトのファン回り閉塞板撤去を行い、その後に、前記モータ付送風機を備えていない開口部を前記蓋部材を回動させて塞ぐ工程とを備えたことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項4記載の既設加圧チャンバ方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームに改修する方法によって改修され、運転中のFFU方式クリーンルームにおける一部のクリーンルームの床側に吸込口を設け、機械室スペースに個別空調機を設置し、給気ダクトおよび還気ダクトを空調機側から天井内、床下に設置する工程と、前記一部のクリーンルームのファンフィルタユニットを全停止させ、前記蓋部材を開口部から前記モータ付送風機を備えている開口部に移して塞ぎ、開放している前記各開口部に前記給気ダクトを接続し、前記各吸込口に前記還気ダクトを接続し、前記個別空調機の運転を開始する工程とを備えたことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項5記載の既設加圧チャンバ方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームに改修する方法によって改修され、運転中のFFU方式クリーンルームにおける一部のクリーンルームの床側に吸込口を設け、機械室スペースに個別空調機を設置し、給気ダクトおよび還気ダクトを空調機側から天井内、床下に設置する工程と、前記一部のクリーンルームのファンフィルタユニットを全停止させ、前記蓋部材を開口部から前記モータ付送風機を備えている開口部に回動して塞ぎ、開放している前記各開口部に前記給気ダクトを接続し、前記各吸込口に前記還気ダクトを接続し、前記個別空調機の運転を開始する工程とを備えたことを特徴とする。
請求項8に係る発明は、高性能フィルタ上に設置される囲い部と、前記囲い部の天井部に設けられた2つの開口部と、前記開口部の一方に設けられたモータ付き送風機と、前記開口部の内のモータ付き送風機を備えていない開口部を塞ぐ蓋部材とを備えたファンフィルタユニットを備えたFFU方式クリーンルームにおける一部のクリーンルームの床側に吸込口を設け、機械室スペースに個別空調機を設置し、給気ダクトおよび還気ダクトを空調機側から天井内、床下に設置する工程と、前記一部のクリーンルームのファンフィルタユニットを全停止させ、前記蓋部材を開口部から前記モータ付送風機を備えている開口部に移して塞ぎ、開放している前記各開口部に前記給気ダクトを接続し、前記各吸込口に前記還気ダクトを接続し、前記個別空調機の運転を開始する工程とを備えたことを特徴とする。
請求項9に係る発明は、請求項または請求項3記載のファンフィルタユニットを備えたFFU方式クリーンルームにおける一部のクリーンルームの床側に吸込口を設け、機械室スペースに個別空調機を設置し、給気ダクトおよび還気ダクトを空調機側から天井内、床下に設置する工程と、前記一部のクリーンルームのファンフィルタユニットを全停止させ、前記蓋部材を開口部から前記モータ付送風機を備えている開口部に回動して塞ぎ、開放している前記各開口部に前記給気ダクトを接続し、前記各吸込口に前記還気ダクトを接続し、前記個別空調機の運転を開始する工程とを備えたことを特徴とする。
(作用)
本発明に係るファンフィルタユニットにおいては、モータ付き送風機を設けていない開口部が、加圧チャンバ対応のバイパス吸込口として機能し、加圧チャンバ下での使用時には開放し、FFU使用時では蓋部材で塞ぐことができる。
また、バイパス吸込口をダクトフランジ型とし、ここをダクト吸込口として利用することができる。ダクト吸込口を使用する場合には、モータ付き送風機を設けた開口部を蓋部材で覆い、逆流を防止することができる。
さらに、蓋部材は囲い部に回動自在に設けてあるので、何れか一方の開口部を確実に覆うことができる。
本発明に係るファンフィルタユニットを用いて既設加圧チャンバ方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームに改修する方法においては、既設の加圧チャンバ方式クリーンルームの天井チャンバ内に、天井内間仕切りを予め決めた切替時期毎の工区に沿って設け、モータ付送風機を備えていない開口部が開放された状態のファンフィルタユニットを、運転中の加圧チャンバ方式クリーンルームの既設フィルタユニット上に順次設置し、そのまま加圧チャンバ方式クリーンルームとして運転し、天井内間仕切りで仕切られた当切替時期の工区に必要な所定の台数のファンフィルタユニット全てを、天井内のユニット設置、それぞれのFFUへの配線工事、その後の通電動作試験まで完了させ、その状態で、先ず、運転中の加圧チャンバ方式クリーンルームの循環ファンの運転を停止し、この循環ファンの撤去および縦シャフトのファン回り閉塞板撤去を行い、しかる後に、ファンフィルタユニットを、モータ付送風機を備えていない開口部が開放されている加圧チャンバ方式クリーンルームのフィルタユニットとして機能していたのを、モータ付送風機を備えていない開口部を蓋部材で塞ぐことでファンフイルタユニットとして機能させ、各モータ付送風機を運転し、吹出風速を測定確認しながら全FFU運転に切り替えていくことができる。工事としては、ファンフィルタユニットの動作確認まで事前に完了しているので、循環ファンと周囲閉塞板の撤去作業およびFFUの開口部蓋部材の切替作業のみで切替工事が済むこととなり、生産工程での休日を利用した工程に影響のない短時間の作業が可能となった。また、切替時期毎の工区のエリアは、停止できる時間、および既設の循環ファンの受持エリア、循環ファン周辺の撤去工事から決定していけば良い。よって、順次切替工事を生産工程に支障無く実施することができる。
本発明に係るFFU方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームと一部空調機方式クリーンルームとの併用型クリーンルームに改修する方法は、既設加圧チャンバ方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームに改修する方法によって改修され、運転中のFFU方式クリーンルームにおける一部のクリーンルームに供給温度の違いなどにより空調機を接続する運転が要求される場合に、該当する一部のクリーンルームの床側に吸込口を設け、機械室スペースに個別空調機を設置し、給気ダクトおよび還気ダクトを空調機側から天井内、床下に設置し、一部のクリーンルームのファンフィルタユニットを全停止させ、蓋部材を開口部からモータ付送風機を備えている開口部に移動して塞ぎ、開放している各開口部に給気ダクトを接続し、各吸込口に還気ダクトを接続し、個別空調機の運転を開始することにより、FFU方式クリーンルームと一部空調機方式クリーンルームとの併用型クリーンルームに改修することができる。工事としては、ファンフィルタユニットの開口直前まで、例えばフレキシブルダクトが予め設置され、各吸込口のそばまでダクト施工が予め完了しているので、開口部の蓋部材の移設作業と、ファンフィルタユニットおよび吸込口に対する直近のダクト接続作業とで切替工事が済むこととなり、生産工程に影響のない短時間の作業が可能となった。
本発明に係るFFU方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームと一部空調機方式クリーンルームとの併用型クリーンルームに改修する方法は、本発明に係るファンフィルタユニットを備えたFFU方式クリーンルームにおける一部のクリーンルームに供給温度の違いなどにより空調機を接続する運転が要求される場合に、該当する一部のクリーンルームの床側に吸込口を設け、機械室スペースに個別空調機を設置し、給気ダクトおよび還気ダクトを空調機側から天井内、床下に設置し、一部のクリーンルームのファンフィルタユニットを全停止させ、蓋部材を開口部からモータ付送風機を備えている開口部に移動して塞ぎ、開放している各開口部に給気ダクトを接続し、各吸込口に還気ダクトを接続し、個別空調機の運転を開始することにより、FFU方式クリーンルームと一部空調機方式クリーンルームとの併用型クリーンルームに改修することができる。工事としては、ファンフィルタユニットの開口直前まで、例えばフレキシブルダクトが予め設置され、各吸込口のそばまでダクト施工が予め完了しているので、開口部の蓋部材の移設作業と、ファンフィルタユニットおよび吸込口に対する直近のダクト接続作業とで切替工事が済むこととなり、生産工程に影響のない短時間の作業が可能となった。
本発明によれば、大規模クリーンルームの空調方式を、加圧チャンバクリーンルームからFFU方式クリーンルームへ容易に変更することが可能となる。
本発明によれば、加圧チャンバクリーンルームを稼働しながら順次FFUを実装できるので、クリーンルームの操業停止が不要となった。
本発明によれば、FFU、ダクト接続吹出口が混在しているクリーンルーム内での空調方式においても、FFUとダクト接続吹出口との兼用利用が可能となった。
本発明によれば、FFU方式クリーンルームを稼働しながら順次個別空調機、ダクト、吸込口を実装できるので、クリーンルームの操業停止が不要となった。
以下、本発明を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1〜図6は、本発明の一実施形態に係るファンフィルタユニットを示す(請求項1,2,3に対応する)。
本実施形態に係るファンフィルタユニット20は、HEPAフィルタ、ULPAフィルタなどの高性能フィルタ55上に設置される囲い部21と、この囲い部21の天井部22に設けられた2つの開口部30,35と、開口部35に設けられたモータ付き送風機40とを備えている。
2つの開口部30,35の間には、何れか一方の開口部30,35を覆う1つの蓋部材45が回動自在に設けてある。
囲い部21は、矩形状の天井部22と、天井部22の周縁部から同一方向に起立するスカート部23と、スカート部23の縁部に設けたフィルタ取付部24とを備えた箱形容器で構成されている。
囲い部21には、2つの取手25と、電源ボックス26と、モータ付き送風機40をON,OFFするスイッチ27と、運転ランプ28とが設けてある。
開口部30,35は、同一形状を為す筒部31,36と、筒部31,36の先端部に設けたフランジ部32,37と、フランジ部32,37上に載置したパッキン33,38とを備えている。
フランジ32,37には、等間隔で4個のボルト34,39を軸部がフランジ32,37上に突出するように下面側から貫入し、溶接または接着剤によって固定している。
蓋部材45は、フランジ部32,37の上を覆うことができるようにフランジ部32,37とほぼ同径の円盤46と、この円盤46に連接する舌部47とで構成されている。
円盤46には、図6に示すように、4個のボルト34,39を挿通することができる長孔48が設けてある。長孔48を挿通した4個のボルト34,39には、ちょうナット49がワッシャ49aを介して螺着されて蓋部材45を固定するようになっている。
舌部47は、開口部30,35の間に設けた台50上に固定された蝶番51に固定されている。
次に、斯くして構成された本実施形態に係るファンフィルタユニットを用いて既設加圧チャンバ方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームに改修する方法を説明する(請求項5に対応する)。
図1,図2は、モータ付き送風機40を備えた開口部35を蓋部材45にて塞いだ例を示す。
この場合には、モータ付き送風機40を備えていない開口部30が開放されているので、加圧チャンバ方式クリーンルームのフィルタユニットとして機能することができる。
従って、例えば図7に示すように、加圧チャンバクリーンルームを運転中に既設のフィルタ4上に順次設置しても、ほとんど圧力損失が増加せず、よってフィルタ4のみの天井部分とユニット20載置部の天井部分とで吹出風量にばらつきは無く、工程稼働に支障がない。
図3,図4は、モータ付送風機40を備えていない開口部30を蓋部材45にて塞いだ例を示す。
この場合には、モータ付送風機40を備えた開口部35が開放されているので、FFU方式チャンバクリーンルームのファンフィルタユニットとして機能することができる。
このファンフィルタユニット20を用いれば、例えば次のように既設の加圧チャンバ方式クリーンルームを生産工程に支障がない停止時間だけで順次FFU方式クリーンルームに切り替えることができる。
図15に示す既設の加圧チャンバ方式クリーンルームの天井チャンバ内に、図10の天井内間仕切り70を予め決めた切替時期毎の工区に沿って設ける。ここで、工区として1年目に行う工事に相当する第一工区を示す。天井内間仕切り70は、圧力差に耐えられる既設の加圧チャンバ相当の間仕切りが必要となるが、天井内間仕切り工事は、最終フィルタが天井に敷設されていて塵挨捕捉ができるため、クリーンルーム稼働中に実施ができる。よって、このための生産工程の停止は必要ない。
続いて、図7に示すように、モータ付送風機40を備えていない開口部30が開放された状態のファンフィルタユニット20を、運転中の加圧チャンバ方式クリーンルームの既設フィルタユニット4上に順次設置し、そのまま加圧チャンバ方式クリーンルームとして運転していく。そのため、天井内のユニット設置、それぞれのFFUへの配線工事、その後の通電動作試験までの天井内工事は、加圧チャンバ方式クリーンルーム運転中に実施できる。
そして、天井内間仕切り70で仕切られた当切替時期の工区に必要な所定の台数のファンフィルタユニット20全てを、天井内のユニット設置、それぞれのFFUへの配線工事、その後の通電動作試験まで完了させておく。
その状態で、図8の示すように、先ず、運転中の加圧チャンバ方式クリーンルームの循環ファン7の運転を停止し、この循環ファン7の撤去および縦シャフトのファン回り閉塞板撤去を行う。しかる後に、ファンフィルタユニット20を、モータ付送風機40を備えていない開口部30が開放されている加圧チャンバ方式クリーンルームのフィルタユニットとして機能していたのを、モータ付送風機40を備えていない開口部30を蓋部材45を回動させて塞ぐことでファンフイルタユニットとして機能させ、各モータ付送風機40を運転し、吹出風速を測定確認しながら全FFU運転に切り替えていく。工事としてはファンフィルタユニットの動作確認まで事前に完了しているので、循環ファン7と周囲閉塞板の撤去作業およびFFUの開口部蓋部材の切替作業のみで切替工事が済むこととなり、生産工程での休日を利用した工程に影響のない短時間の作業で可能となった。また、切替時期毎の工区のエリアは、停止できる時間、および既設の循環ファンの受持エリア、循環ファン周辺の撤去工事から決定していけば良い。よって、図11のように、工区を2年目、3年目に行う工事に相当する第二工区、第三工区を順次切替工事を生産工程の支障無く実施することができる。
図9は、図1,図2に示すファンフィルタユニット20と図3,図4に示すファンフィルタユニット20とを同時に用いた別の実施形態に係るクリーンルームを形成する完成例を示す。
この例では、図8に示す形の既設FFU方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームと一部空調機方式クリーンルームとの併用型クリーンルームに改修する方法を示す(請求項6,7に対応する)。この例では、図8に示す形の既設FFUクリーンルームを改修して供給温度差の違いなどにより一部のエリアであるクリーンルーム(サービス)3を個別空調機61からのダクト接続を行う場合について説明する。
クリーンルーム(プロセス)2は、図8と同様に、全ての既設の高性能フィルタ4上に図1,図2に示すファンフィルタユニット20が設置されている。なお、ここで、ファンフィルタユニット20は、通常のFFU11でも良い。
一方、クリーンルーム(サービス)3では、図1,図2に示すファンフィルタユニット20が設置されて運転されている最中に、床側に吸込口62を設け、機械室スペースに個別空調機61を設置し、給気ダクト60および還気ダクト63を空調機61側から天井内、床下でクリーンルーム運転中に順次施工し、最後にクリーンルーム(サービス)3のファンフィルタユニット20を全停止させ、蓋部材45を開口部30からモータ付送風機40を備えている開口部35に回動させて塞ぎ、その後各開口部30にダクト60端部を接続する作業と、各吸込口62にダクト63端部を接続する作業とを一斉に短時間に行い、その日の内に系統を切り替えて工事完了として、個別空調機61の運転を開始する。
この例によれば、クリーンルーム(プロセス)2においては、ファンフィルタユニット20またはFFU11による循環運転を行い、クリーンルーム(サービス)3においては、吹出温度差の異なるクリーンルームとしての系統分離や、微量ガス成分のプロセス側へのコンタミネーション防止対策としてサービス域を単独空調として循環する領域として機能することができるように、切替工事を生産工程に影響しない短時間で行うことが可能となる。
なお、上記実施形態においては、既設の加圧チャンバ方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームに変更する場合、および既設のFFU方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームと一部空調機方式クリーンルームとの併用型クリーンルームに変更する場合について説明したが、新設のクリーンルームにおいて、本実施形態に係わるファンフィルタユニット20を設置することも可能である。この場合にも、蓋部材45を用途、目的に応じて適宜切り替えることによって使用することができる(請求項8,9に対応する)。
また、上記各実施形態においては、蓋部材45を固定する4個のボルト34,39を軸部がフランジ32,37上に突出するように下面側から貫入し、溶接または接着剤によって固定した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、図12,図13に示すように、フランジ32,37の下部に支持金物34b,39bを介して回動自在に取り付けたボルト34a,39aを用いても良い。この場合には、蓋部材45に設ける穴は、長孔48に代えて端部が開口する長孔48aとする。ここで、支持金物34b,39bはフランジ32,37の下部に溶接により固定され、ボルト34a,39aは、支持金物34b,39bに回転可能に軸支された軸34c,39cに組み付けれている。軸34c,39cは、ワッシャ34d,39d,34e,39eおよび割ピン34f,34fにより支持金物34b,39bから抜けでないように支持されている。そして、蓋部材45を固定するには、回動自在に取り付けられたボルト34a,39aを、図12に示す矢印のように軸34c,39cを介して回動し、蓋部材45に設けた長孔48aの開口部から蓋部材45の中心に向かって挿入し、図13に示すように、所定の位置でワッシャ49aを介してちょうナット49を螺合する。
また、上記各実施形態においては、蓋部材45を蝶番51によって回動する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、ゴム、プラスチックスなどの可撓性部材によって構成しても良い。
また、上記各実施形態においては、蓋部材45をちょうナット49によって固定する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、天井部に固定アームを設け、この固定アームによって蓋部材45を固定するようにしても良い。
また、上記各実施形態においては、蓋部材45を蝶番51によって回動する蓋部材45を回動して何れかの開口部30,35を覆う場合について説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、開口部30,35のフランジ部32,37の外側に2本のスライドレールを天井部22に立設し、蓋部材45をこれらスライドレールに沿って移動するスライド蓋としても良い(請求項4,6,8に対応)。
本発明の一実施形態に係るファンフィルタユニットを示す平面図である。 図1に示すファンフィルタユニットの側面図である。 本発明の一実施形態に係るファンフィルタユニットを示す平面図である。 図3に示すファンフィルタユニットの側面図である。 図1および図3に示すファンフィルタユニットにおける蓋部材の固定部を示す拡大断面図である。 図1および図3に示すファンフィルタユニットにおける蓋部材の固定部を示す拡大平面図である。 図1,図2に示すファンフィルタユニットを組み付ける状態を示す説明図である。 図3,図4に示すファンフィルタユニットを組み付けた状態を示す説明図である。 図1,図2に示すファンフィルタユニットおよび図3,図4に示すファンフィルタユニットを併設した状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るファンフィルタユニット20を用いた既設の加圧チャンバ方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームに切り替える方法における第一工区を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るファンフィルタユニット20を用いた既設の加圧チャンバ方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームに切り替える方法における第二工区、第三工区を示す説明図である。 本発明に係るファンフィルタユニットの蓋部材の別の固定部における固定前の状態を示す拡大断面図である。 本発明に係るファンフィルタユニットの蓋部材の別の固定部における固定後の状態を示す拡大断面図である。 図12,図13における蓋部材を示す拡大平面図である。 加圧チャンバ方式クリーンルームの従来例を示す説明図である。 FFU方式クリーンルームの従来例を示す説明図である。
符号の説明
20 ファンフィルタユニット
21 囲い部
22 天井部
30,35 開口部
40 モータ付き送風機
45 蓋部材
70 天井内間仕切り

Claims (9)

  1. 高性能フィルタ上に設置される囲い部と、
    前記囲い部の天井部に設けられた2つの開口部と、
    前記開口部の一方に設けられたモータ付き送風機と、
    前記開口部の内の前記モータ付き送風機を備えていない開口部を塞ぐための蓋部材とを備え、
    前記蓋部材は、前記2つの開口部の間の前記天井部に固定される蝶番により軸支され、何れか一方の前記開口部を開放する場合には他方の前記開口部を覆って塞ぐように回動自在に設けてある
    ことを特徴とするファンフィルタユニット。
  2. 請求項1記載のファンフィルタユニットにおいて、前記2つの開口部の少なくとも一方は、ダクトが接続できるフランジを形成し、前記フランジにボルトを突出していることを特徴とするファンフィルタユニット。
  3. 請求項2記載のファンフィルタユニットにおいて、前記モータ付き送風機を備えていない開口部を塞ぐための前記蓋部材が、前記モータ付き送風機を備えていない開口部に形成されたフランジに突出したボルトとナットにて螺着して固定されることを特徴とするファンフィルタユニット。
  4. 運転中の既設加圧チャンバ方式クリーンルームの天井チャンバ内に、予め決めた切替時期毎の工区に沿って天井内間仕切りを設ける工程と、
    前記天井内間仕切りで仕切られた当切替時期の工区において、運転中の既設フィルタユニット上に、高性能フィルタ上に設置される囲い部と、前記囲い部の天井部に設けられた2つの開口部と、前記開口部の一方に設けられたモータ付き送風機と、前記開口部の内のモータ付き送風機を備えていない開口部を塞ぐ蓋部材とを備えたファンフィルタユニットを、前記モータ付き送風機を備えていない開口部が開放された状態で順次設置する工程と、
    運転中の既設加圧チャンバ方式クリーンルームの循環ファンの運転を停止し、この循環ファンの撤去および縦シャフトのファン回り閉塞板撤去を行い、その後に、前記モータ付送風機を備えていない開口部を前記蓋部材で塞ぐ工程と
    を備えたことを特徴とする既設加圧チャンバ方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームに改修する方法。
  5. 運転中の既設加圧チャンバ方式クリーンルームの天井チャンバ内に、予め決めた切替時期毎の工区に沿って天井内間仕切りを設ける工程と、
    前記天井内間仕切りで仕切られた当切替時期の工区において、運転中の既設フィルタユニット上に、モータ付送風機を備えていない開口部が開放された状態の請求項1記載のファンフィルタユニットを、順次設置する工程と、
    前記運転中の既設加圧チャンバ方式クリーンルームの循環ファンの運転を停止し、前記循環ファンの撤去および縦シャフトのファン回り閉塞板撤去を行い、その後に、前記モータ付送風機を備えていない開口部を前記蓋部材を回動させて塞ぐ工程と
    を備えたことを特徴とする既設加圧チャンバ方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームに改修する方法。
  6. 請求項4記載の既設加圧チャンバ方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームに改修する方法によって改修され、運転中のFFU方式クリーンルームにおける一部のクリーンルームの床側に吸込口を設け、機械室スペースに個別空調機を設置し、給気ダクトおよび還気ダクトを空調機側から天井内、床下に設置する工程と、
    前記一部のクリーンルームのファンフィルタユニットを全停止させ、前記蓋部材を開口部から前記モータ付送風機を備えている開口部に移して塞ぎ、開放している前記各開口部に前記給気ダクトを接続し、前記各吸込口に前記還気ダクトを接続し、前記個別空調機の運転を開始する工程と
    を備えたことを特徴とするFFU方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームと一部空調機方式クリーンルームとの併用型クリーンルームに改修する方法。
  7. 請求項5記載の既設加圧チャンバ方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームに改修する方法によって改修され、運転中のFFU方式クリーンルームにおける一部のクリーンルームの床側に吸込口を設け、機械室スペースに個別空調機を設置し、給気ダクトおよび還気ダクトを空調機側から天井内、床下に設置する工程と、
    前記一部のクリーンルームのファンフィルタユニットを全停止させ、前記蓋部材を開口部から前記モータ付送風機を備えている開口部に回動して塞ぎ、開放している前記各開口部に前記給気ダクトを接続し、前記各吸込口に前記還気ダクトを接続し、前記個別空調機の運転を開始する工程と
    を備えたことを特徴とするFFU方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームと一部空調機方式クリーンルームとの併用型クリーンルームに改修する方法。
  8. 高性能フィルタ上に設置される囲い部と、前記囲い部の天井部に設けられた2つの開口部と、前記開口部の一方に設けられたモータ付き送風機と、前記開口部の内のモータ付き送風機を備えていない開口部を塞ぐ蓋部材とを備えたファンフィルタユニットを備えたFFU方式クリーンルームにおける一部のクリーンルームの床側に吸込口を設け、機械室スペースに個別空調機を設置し、給気ダクトおよび還気ダクトを空調機側から天井内、床下に設置する工程と、
    前記一部のクリーンルームのファンフィルタユニットを全停止させ、前記蓋部材を開口部から前記モータ付送風機を備えている開口部に移して塞ぎ、開放している前記各開口部に前記給気ダクトを接続し、前記各吸込口に前記還気ダクトを接続し、前記個別空調機の運転を開始する工程と
    を備えたことを特徴とするFFU方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームと一部空調機方式クリーンルームとの併用型クリーンルームに改修する方法。
  9. 請求項または請求項3記載のファンフィルタユニットを備えたFFU方式クリーンルームにおける一部のクリーンルームの床側に吸込口を設け、機械室スペースに個別空調機を設置し、給気ダクトおよび還気ダクトを空調機側から天井内、床下に設置する工程と、
    前記一部のクリーンルームのファンフィルタユニットを全停止させ、前記蓋部材を開口部から前記モータ付送風機を備えている開口部に回動して塞ぎ、開放している前記各開口部に前記給気ダクトを接続し、前記各吸込口に前記還気ダクトを接続し、前記個別空調機の運転を開始する工程と
    を備えたことを特徴とするFFU方式クリーンルームをFFU方式クリーンルームと一部空調機方式クリーンルームとの併用型クリーンルームに改修する方法。
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