JP4440548B2 - 電池とその製造方法 - Google Patents

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    • Y10T29/49108Electric battery cell making

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電池保護回路等を構成した回路基板や外部接続端子等を樹脂により電池と一体に固定して電池パックに構成するために、電池の任意外面上に樹脂を係止するための係合部を形成した電池とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機やPDAなどの携帯電子機器の小型化あるいは薄型化、更には高機能化の進展は著しく、それに対応してその電源となる電池に小型、薄型で高容量化が要求されている。小型で高容量化を可能にする電池としてリチウムイオン二次電池が有効であり、中でも扁平な角形のものは機器の薄型化に好適であり、繰り返し使用ができる二次電池として携帯電子機器への適用が増加している。
【0003】
前記リチウムイオン二次電池はエネルギー密度が高く、電解液として可燃性の有機溶媒を用いているため、安全性への配慮が重要となる。何らかの原因によって異常が生じたときにも人体や機器に損傷を与えないように安全性を確保する必要がある。例えば、電池の正極端子と負極端子との間が何らかの原因によって短絡した場合、エネルギー密度の高い電池では過大な短絡電流が流れ、内部抵抗によってジュール熱が発生して電池は温度上昇する。電池が高温になると正極板活物質と電解液との反応や電解液の気化、分解などが生じて電池内部のガス圧が急上昇し、電池は破裂や発火に至る恐れがある。電池が高温状態に陥る原因は上記外部短絡だけでなく、二次電池を過充電した場合や、電池を装填した携帯電子機器を暖房機の傍らに置いたり、炎天下に駐車した車内に放置した場合なども該当する。
【0004】
電池が異常な状態に陥る原因は、電気的、機械的、熱的など種々の要因が考えられ、リチウムイオン二次電池をはじめとする非水電解質二次電池では、電池が異常状態に陥ることを防止すると共に、異常状態に陥った場合にも危険な状態にならないようにする機能が設けられる。電池自体の機能として、極板の活物質や電解液が過剰な反応を起こしにくいように工夫され、セパレータとして用いられるポリオレフィン系微多孔膜は異常な高温になると軟化して細孔が塞がれることによるシャットダウン機能が備わっている。また、円筒形のリチウムイオン二次電池では、封口部に入出力回路と直列に接続したPTC(Positive Thermal Coeffcient)素子を配設して、外部短絡による過大電流を制限する保護機能が設けられている。電池内に前記PTC素子が設けられていない電池では、外付けの回路部品としてPTC素子や温度ヒューズが配線接続され、更に過充電や過放電等から電池を保護する電池保護回路を設けるのが必須要件となっており、これらの構成要素を二次電池と共にパックケース内に収容して電池パックの形態に構成されのが一般的である。
【0005】
しかし、パックケースを形成するための樹脂成形金型は、その製作費用が高く、開発期間も長くなるので、頻繁に新機種が投入される携帯電子機器などの電池パックとして対応させることが困難である。また、前述のように携帯電子機器の小型化、薄型化に対応できる電池パックを構成するには、樹脂成形により成形できる肉厚に限度があり、樹脂成形によるパックケースを外装ケースとした電池パックでは薄型化に限界がある。
【0006】
また、電池パックは、それを分解して間違った使用や興味本位で使用されることを防ぐために、分解し難いように構成することや、分解したことが分かるように構成することが安全確保上で重要である。また、携帯電子機器に適用されることを考慮すると、落下等による衝撃や振動に耐え得る堅牢な構造や電子回路部位の耐湿性が要求される。このような分解し難く堅牢且つ耐湿性を有する構造を実現すべく、電池保護回路等を構成した回路基板と電池とを樹脂モールディングにより一体化することが構想されている。
【0007】
上記樹脂モールディングによる電池パックは、本願出願人により提案したものがあり(特許文献1及び特許文献2参照)、電池と回路基板とを接続部材により接続した中間完成品を金型内に配置し、回路基板に形成した外部接続端子が外部露出するようにして中間完成品の周囲に樹脂を充填して二次電池と回路基板とを一体化している。
【0008】
また、電池と回路基板とを接続部材により接続したものを金型内に配置し、回路基板を樹脂封止して電池上又はパックケース(電池蓋体)に固定する構成、あるいは回路基板と電池とを樹脂封止する構成が特許文献3に開示されている。
【0009】
【特許文献1】
特開2002−134077号公報(第3〜5頁、図1)
【0010】
【特許文献2】
特開2002−166447号公報(第3〜5頁、図6)
【0011】
【特許文献3】
特開2000−315483号公報(第3〜8頁、図3)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
樹脂充填により二次電池に回路基板を一体化するとき、樹脂を回路基板及び二次電池に係合させる必要がある。回路基板には電子部品やリード板などが接続されて凹凸部分が多く、充填された樹脂が係合しやすが、二次電池は封口部でも凹凸部分は少なく、平滑面の金属部材で形成されているため樹脂との親和性が低く、充填された樹脂も硬化した後、簡単に剥がれてしまうことになり、回路基板との一体化が不安定な状態になる。従って、二次電池に充填された樹脂を係止するための凹凸部分を設ける必要がある。
【0013】
しかしながら、上記従来例では充填された樹脂を二次電池に係止するための構造はなく、落下等の衝撃を受けたときに樹脂が剥がれて二次電池から回路基板が離れる恐れがあり、分解が容易になるため興味本位に分解されて二次電池が間違った使用に用いられる恐れもある。
【0014】
本発明が目的とするところは、樹脂充填により回路基板を一体化するための凸部及び/又は凹部である係合部を形成した電池及びその製造方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本願第1発明に係る電池は、樹脂充填により電気接続相手を一体化する外面を有しこの外面に、前記充填樹脂と係合して、前記填樹脂を前記外面に係止する、中央部に凹部が形成された凸部及び/又は凹部を設けてなることを特徴とする。電池に回路基板や端子板などの電気接続相手を接続し樹脂を充填して電池に一体化することにより、強固で分解し難く耐湿性に優れた構造が得られ、携帯電子機器等の電池電源として相応しいものとなる。充填された樹脂を電池に固着させるには平滑面では樹脂が係合できずに剥がれる恐れがあるが、樹脂が充填される部位に中央部に凹部が形成された凸部又は凹部で係合部が形成されていると樹脂が電池に係合しやすくなり、一体化構造を堅牢なものとすることができる。
【0016】
上記構成において、凸部及び/又は凹部は、前記外面から外方に向けてアンダーカットとなる部位を形成すると、アンダーカット部位が樹脂中に収容されて投錨効果が得られ、樹脂の係合をより確実にすることができる。
【0017】
また、凸部及び/又は凹部は、前記外面にプレス成形加工により形成することにより、樹脂充填による基板または端子板の一体化構造を目的とする電池を構成することができる。
【0018】
また、凸部は、別部材を溶接又は接着により前記外面に接合して構成することにより、特別な電池を構成することなく汎用電池を樹脂充填による一体化構造に用いることができる。
【0019】
また、凸部及び/又は凹部を封口板に形成することにより、封口板上に基板等を樹脂により一体化することができ、基板等と電池との電気的接続を容易に行うことができる。
【0020】
また、本願第2発明に係る電池は、樹脂充填により電気接続相手を一体化する外面を有しこの外面に、そこに充填された樹脂を当該電池に係合させるための凸部をなす係合部材が抵抗溶接により接合されてなることを特徴とするもので、電池に回路基板や端子板などを接続し樹脂を充填して電池に一体化するとき、充填された樹脂が係合部材により電池に係合されるので、金属の平坦面で形成され樹脂に接合しない電池に樹脂を一体化した状態に固着させることができる。
【0021】
上記係合部材は、前記外面から外方に向けてアンダーカットとなる部位を形成することにより、樹脂に対して投錨効果が得られ、樹脂を電池により確実に係合することができる。
【0022】
また、係合部材は、円柱状の一端側に電池への接合面に形成され、他端側にフランジを形成した構造や、有底筒状の底面が電池への接合面に形成され、開口端側にフランジが形成された構造に構成することができ、フランジ部分がアンダーカット部位となる。
【0023】
上記円柱状の係合部材は、電池の前記外面がアルミニウムで形成されているとき、その材質が鉄に銅メッキ、錫メッキの順にメッキを施したもの、あるいはアルミニウムとすると、溶接時の火花の飛び散りが少なく、溶接強度にバラツキが少なくなり安定化を図ることができる。
【0024】
また、係合部材は、電池への接合面に1又は複数の突出部を形成することにより、突出部に溶接電流が集中して安定した抵抗溶接ができ、溶接電流の集中により溶融した突出部は加圧により平坦化されて係合部材を任意外面に安定した状態に接合される。
【0025】
また、本願第3発明に係る電池の製造方法は、電気接続相手との間に充填される樹脂を当該電池に係止するための、中央部に凹部が形成された凸部及び/又は凹部を形成した構成要素を用いて当該電池を製造することを特徴とするものである。予め電池の構成要素に凸部及び/又は凹部を形成して、それを用いて電池を製造すると、凸部及び/又は凹部を設けた電池を容易に製造することができる。
【0026】
また、本願第4発明に係る電池の製造方法は、製造された電池の樹脂充填により電気接続相手を一体化する外面に、充填される樹脂を当該電池に係止するための、中央部に凹部が形成された凸部を形成する別部材を接合することを特徴とするものである。電池に凸部及び/又は凹部を形成する別部材を接合することにより、凸部及び/又は凹部を設けた電池を製造するために品種を増やすことなく、汎用電池に別部材を接合して凸部及び/又は凹部を設けた電池を製造することができる。
【0027】
また、本願第5発明に係る電池の製造方法は、電池の、樹脂充填により電気接続相手を一体化する外面前記樹脂を係合するための凸部をなす係合部材をその接合面が電池の所定位置に当接するように位置決めし、前記係合部材と、前記所定位置と電気的に導通する部位とにそれぞれ溶接電極を当接加圧して、前記溶接電極に溶接電流を流して係合部材を電池の所定位置に溶接接合することを特徴とするもので、溶接電流は係合部材とそれに導通する部位との間に流れるので、係合部材の電池の所定位置に当接した接合面は所定位置に抵抗溶接される。係合部材は既成の電池に溶接接合できるので、係合部材を設けた特殊な電池を形成することなく、所望の電池を樹脂の充填成形の用に用いることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下に示す実施形態は本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0029】
本実施形態は、扁平角形のリチウムイオン二次電池に電池保護回路等を構成した回路基板を樹脂充填により一体化して、携帯電話機に適用する電池パックに構成した例を示すものである。携帯電話機に適用する電池パックは、小型、軽量、薄型に加えて高機能化に対応する高エネルギー密度、携帯機器として避けられない落下等による衝撃に耐え得る機械的強度、分解され難い構造、短絡や過充電、高温等から二次電池を保護する安全機能など備えることが要求されており、以下に示す電池パックは、本実施形態に係る二次電池を適用することにより、これらの要件を満たすように構成されている。
【0030】
図1(a)(b)は、本実施形態に係る二次電池2の構成を示すもので、リチウムイオン二次電池として構成された二次電池2は、横断面形状が長円形の有底筒状に形成されたアルミニウム製の電池缶22内に発電要素を収容し、その開口端は封口板23がレーザー溶接されることによって封口されている。電池缶22に接合して電池正極となる封口板23には、その中央に上ガスケット24a、下ガスケット24bで絶縁して電池負極となるリベット25が取り付けられている。また、封口板23の両側には封口板23をプレス加工してキノコ状の係合突起(係合部)26、26が形成されている。尚、27は電解液注入口を閉じる封栓で、電池缶22内に電解液を注入した後、電解液注入口は封栓27によって閉じられ、封栓27は封口板23に溶接される。
【0031】
前記係合突起26は、封口板23の所定位置にプレス加工により円筒状に突出部を形成し、円筒の頂部が周囲に開くようにプレス加工すると、図1(b)に示すようなキノコ状に形成される。
【0032】
また、図2(a)(b)に示すように、封口板23aの両側にハトメ状の係合部材126を溶接接合した二次電池2aに構成することができる。この係合部材126の溶接は、図3に示すように、二次電池2aの封口板23aの所定位置に係合部材126を位置決め配置し、係合部材126の頭部に一方の溶接電極101を当接させ、係合部材126を封口板23aに向けて加圧した状態とし、他方の溶接電極102を電池缶22に加圧した状態で、溶接電極101、102の間に溶接電源103から溶接電流を流すことにより、係合部材126は封口板23aに抵抗溶接される。
【0033】
係合部材126は、図4(a)に示すように、板材をプレス加工して有底筒状に形成すると共に、上端側にフランジ部105が形成されている。また、図4(b)に示すように、封口板23aへの接合面となる底面106に突出部107を形成することにより、溶接部位を特定させてより確実な溶接接合が可能となる。即ち、突出部107に溶接電流を集中させ、突出部107と封口板23aの突出部107の当接部分とが集中的な抵抗発熱に伴って溶融し、加圧されていることにより突出部107は圧し潰され、係合部材126はその底面で封口板23aに圧接して溶接される。
【0034】
また、係合部材126は、図5(a)(b)(c)に示すようなリベット状の係合部材126a、126b、126cに形成することもできる。いずれもフランジ部105が形成され、図5(b)に示す係合部材126bは、図5(a)に示す係合部材126aの底面に複数の突出部108を形成したものであり、図5(c)に示す係合部材126cは、図5(a)に示す係合部材126aの底面中央部を頂点とする突出部109を形成したものである。前記突出部108、109は、前述の突出部107と同様に溶接時に溶接電流の集中部分を形成するもので、指定した部分で確実に抵抗溶接がなされるようになる。また、係合部材126a,126b,126cは、電池缶22及び封口板23aがアルミニウムで形成されている場合には、その材質が鉄に銅メッキ及び錫メッキを施したもの、あるいはアルミニウムとすることにより、溶接時の火花の飛び散りが少なく、溶接強度にバラツキが少なくなり安定化を図ることができる。
【0035】
このように係合部材126を二次電池2aに溶接して樹脂との係合部分を形成すると、係合部材126をプレス加工によって形成した封口板23を用いた特殊な二次電池2を用いることなく、汎用的な二次電池2aを用いて電池パックを構成できる利点がある。
【0036】
また、プレス加工により係合突起26を形成した場合には、内圧が異常上昇したときに破裂を防止するためのガス抜き構造は、電池缶22の胴部分にスクライブや刻印による薄肉部分を形成して、内圧が異常上昇したとき薄肉部分から破断させて異常内圧を外部放出することになるが、前記係合部材126を後付けする構成では、図2に示すように、封口板23aにクラッド弁を用いた安全弁20を構成することができる。
【0037】
図2に示すように、封口板23aの一部は薄板を貼り合わせたクラッド板に形成され、クラッド板部分に開口部を形成して安全弁20が設けられている。この安全弁20は、温度上昇等の原因により電池缶22内にガスが発生して内圧が異常上昇したときに薄板部分が破断した異常内圧を外部放出し、電池缶22が破裂することを防止する。
【0038】
上記のように係合突起26または係合部材126(126a,126b,126c)を設けた二次電池2,2aを用いた電池パック1の構成について以下に説明する。
【0039】
図6は、上記二次電池2を用いて構成された電池パック1の外観を示すもので、一方端面に正極端子及び負極端子、温度検出端子からなる外部接続端子6を外部露出させ、後述するテスト端子30上に水没シール9を貼着し、扁平な非対称形状に構成されている。図7は、電池パック1を各構成要素に分解して示すもので、以下に主要な構成要素の詳細を説明すると共に、製造方法について説明する。
【0040】
図8に示すように、二次電池2を用いた場合にはリベット25に温度ヒュ−ズ10の一方接続片10aが溶接され、温度ヒューズ10の上面には断熱シート16が貼着され、後述する樹脂充填時に温度ヒューズ10が溶断することを防止している。温度ヒューズ10の他方接続片10bは封口板23上に貼着された絶縁紙21上に配置され、後述する負極リード板5の一端にスポット溶接により接合される。また、温度ヒューズ10と二次電池2との間には熱伝導性の接着剤が塗布され、二次電池2と温度ヒューズ10とが熱結合した状態に構成される。
【0041】
温度ヒューズ10が取り付けられた二次電池2には、図9(a)に示すように、正極リード板4及び負極リード板5により回路基板3が取り付けられる。回路基板3は二次電池2を過充電や過放電、過電流から保護する保護回路を構成したもので、一方面に前記外部接続端子6やテスト端子30が形成され、他方面に集積回路部品をはじめとする電子部品31が実装され、両側に二次電池2に接続するための正極半田付けランド32、負極半田付けランド33が形成されており、前記正極半田付けランド32には正極リード板4の一端が半田付けされ、負極半田付けランド33には負極リード板5の一端が半田付けされる。正極リード板32の他端は封口板23の板面に、負極リード板33の他端は前記温度ヒューズ10の他方接続片10b上に、それぞれスポット溶接される。この接続状態では、回路基板3は封口板23の板面に対して直交する方向になっているので、図9(b)に示すように、正極及び負極の各リード板4、5を折り曲げ、回路基板3の板面と封口板23の板面との間に間隙を設け、略並行になる状態に整形する。このように二次電池2に回路基板3を接続して、図15(a)に示すような樹脂充填対象物7が形成される。
【0042】
前記係合部材126を接合し、安全弁20を形成した二次電池2aを用いた場合には、図10に示すように、リベット25に温度ヒュ−ズ10の一方接続片10aが溶接され、温度ヒューズ10の上面には断熱シート16が貼着され、後述する樹脂充填時に温度ヒューズ10が溶断することを防止している。温度ヒューズ10の他方接続片10bは封口板23上に貼着された絶縁紙21上に配置され、後述する負極リード板5の一端にスポット溶接により接合される。また、安全弁20上に樹脂シート40を貼着し、図10(b)に示すように、回路基板3を正極リード板4及び負極リード板5により二次電池2に接続して樹脂充填対象物7を形成する。
【0043】
次に、樹脂充填対象物7の二次電池2,2aと回路基板3との間の間隙に樹脂を充填成形して二次電池2,2aと回路基板3とを一体化する。図11に示す一次モールド金型35の下型36内に樹脂充填対象物7を収容し、下型36上に上型37を下降させ、上型37に設けられたゲート44から二次電池2,2aと回路基板3との間の間隙に樹脂を注入する。注入された樹脂は、図12に示すように、回路基板3に実装された電子部品31や正極及び負極の各リード板4、5の周囲にも回り込んで回路基板3に接合し、二次電池2aの封口板23a上に接合された係合部材126のアンダーカット部分にも回り込んで封口板23aに接合する。尚、図12は、封口板23aに係合部材126を溶接した二次電池2aを用いた場合を示しているが、封口板23に係合突起26を形成した二次電池2を用いた場合も同様の状態に樹脂充填される。
【0044】
充填された樹脂を硬化させた後、一次モールド金型35から取り出すと、図15(b)に示すような中間完成品8として取り出すことができる。係合突起26または係合部材126は一次モールド体11に対して凸状に入り込むと同時に凹部に樹脂が入り込む凹凸形状で係合し、更にアンダーカット部分が一種の投錨効果となって一次モールド体11を二次電池2,2aに固定し、二次電池2,2aと回路基板3とを強固に接合し、回路基板3との一体化を確実にしている。
【0045】
上記中間完成品8の周囲に外装被覆を施すことによって電池パック1に形成することができる。外装被覆は、二次モールディングと巻着シートの貼着によって施される。二次モールディングを実施する前に、二次電池2,2aの底面にインシュレータ14を貼着する。
【0046】
二次モールディングは、二次モールド金型に前記中間完成品8を配置して、中間完成品8の所要部位に樹脂を成形する。図13に示すように、二次モールド金型46の下型47には中間完成品8を収容する凹部50が形成されており、凹部50の一側壁面には内方に進出付勢される3個の外部接続端子用突起51とテスト端子用突起52とが設けられ、対向する他側壁面には内方に進出付勢される底面用突起54が設けられている。凹部50内に中間完成品8を配置し、前記外部接続端子用突起51及びテスト端子用突起52、底面用突起54を進出させると、外部接続端子用突起51は回路基板3上に形成された3か所の外部接続端子6に圧接し、テスト端子用突起52はテスト端子30に圧接し、底面用突起54は二次電池2,2aに底面に貼着されたインシュレータ14の中央部位に圧接する。
【0047】
この状態の下型47上を上型48で閉じ、上型48に設けられたゲート53から二次モールド金型46内に樹脂を充填する。樹脂は4か所から二次モールド金型46内に射出され、図14に示すように、中間完成品8の外部接続端子6及びテスト端子30を外部露出させ、インシュレータ14の中央部位を外部露出させ、一次モールド体11及び回路基板3を被覆し、図15(c)に示すように二次電池2aの封口板23a上に固着した上部成形部17を形成すると共に、二次電池2aの底面に貼着されたインシュレータ14の周囲を包み込んで所定厚さに固着した下部成形部18を形成し、更に前記上部成形部17と下部成形部18とを二次電池2aの側面コーナーで連結する連結成形部19が形成される。尚、図14に示す断面図は、封口板23aに係合部材126を接合した構成の二次電池2aを用いた場合であるが、二次電池2を用いた場合も同様に構成される。
【0048】
前記上部成形部17の周面の二次電池2a寄りには段差部38が形成されており、これを貼着位置決め線として、二次電池2aの側周面を巻回して巻着シート20が巻着される。この後、テスト端子30を用いて動作状態が検査され、検査合格品にはテスト端子30周囲の凹部内に水没シール9が貼着され、図6に示したような電池パック1が形成される。
【0049】
このように形成された電池パック1は、扁平な一方面の両肩部分が二次電池2の両側面の円弧が表面に現れる円弧コーナーに形成され、他方面の両肩部分が連結成形部19によって角形コーナーに形成されるので、外部接続端子6が非対称位置に形成されていることと相まって機器への逆装填が防止できる。また、円弧コーナーは機器ケースの角部のアール形状に対応し、無駄な空間が形成されることなく機器への収納が可能となる。
【0050】
上記のように製造された電池パック1について、落下高さ1.5mでコンクリート上に6面各2サイクル落下させる自由落下試験、落下高さ1.0mで鉄板上に50回落下させて機械的性能を見て、200回落下させて電気特性を見るランダム落下試験を実施し、更に−40℃から80℃の温度変化を複数回加えるヒートショック試験、3方向の振動を加える振動試験、外部接続端子に荷重を加える端子強度試験を実施した。この試験後の電池パック1を機器に装着し、装着の異常がないか、正常に作動するか、変形や緩みがないかなどについて検証した。この結果、各試験後にも障害の発生は見られず、堅牢な構造であることが立証された。
【0051】
また、200℃を越える温度の樹脂を充填成形することによる二次電池2,2aへの影響、あるいは樹脂充填部位に配設された温度ヒューズ10の損傷について検証したが、異常発生はなかった。
【0052】
また、完成した電池パック1を分解した場合の状態を検証するために、故意に分解を試みたところ、分解は一般的なパックケースを用いた構造に比して極めて困難であることが明らかであり、一次モールド体11を破壊すると封口板23,23aの両端に設けられた係合突起26または係合部材126が破壊され、充填成形された中に存在する正極及び負極のリード板4、5や接続部分が破壊されて、分解されたことが容易に判断できる状態となった。
【0053】
また、仕上がり外形寸法の精度は、各部の寸法が±0.1〜0.2mmの誤差範囲に収まり、特に精度が要求される底面から外部接続端子6までの寸法も同誤差内であり、機器との接続に支障がない状態になることが確認された。
【0054】
上記構成において、係合突起26は封口板23にキノコ状の突起を形成した例を示したが、図16(a)(b)(c)(d)に示すように、封口板23に凸部及び/又は凹部を形成することもできる。
【0055】
図16(a)に示す係合突起66は、封口板23の両側に逆L字状に突出部を形成したもので、逆L字状の形状によってアンダーカット部分が形成される。この係合突起66は、逆L字状の部材を溶接あるいは接着によって封口板23に接合することにより形成できる。
【0056】
また、図16(b)に示す形態は、封口板23に係合凹部67を形成したもので、封口板23に有底円筒状に凹部を絞り加工した後、筒部が周囲に膨らむように圧縮プレスすることにより、凹部にアンダーカット部分が形成される。充填された樹脂は係合凹部67内にも流入して、それが硬化したときアンダーカット部分により封口板23から離脱することなく堅固に接合する。
【0057】
上記2例の係合突起66及び係合凹部67は、アンダーカット部分を形成しているが、図16(c)(d)に示す係合凸部68、係合凹部69のように、アンダーカット部分のない形状でも樹脂との係合には効果的なものとなる。
【0058】
上記係合突起26又は係合凹部67を形成した封口板23を用いて製造された二次電池2は、前述の実施形態のように回路基板3を封口板23上に樹脂の充填成形により一体化して電池パックに構成する場合に有効なものとなるが、一般的な使途に用いる二次電池2としては係合突起26又は係合凹部67は無用の構成物となる。汎用品として大量生産される二次電池を用いて樹脂の充填成形により回路基板3を一体化するには、前記係合部材126のように封口板23aに後付けする形態のものが好適で、電池パック1を製造するために特殊な二次電池2を用意する必要がない。汎用品である二次電池2aの封口板23aに係合部材126を接合すると二次電池2と同様の形態が得られるので、前述の製造工程により電池パック1を製造することができる。
【0059】
以上説明した実施形態の構成は、二次電池2,2aの封口板23,23a上に樹脂により回路基板3を一体化した電池パック1の例であるが、二次電池2,2aの底面側あるいは側面側に回路基板3あるいは端子板等を樹脂により固定する場合もある。このような場合には、電池缶22の底面あるいは側面に前述のような樹脂係合用の凸部及び/又は凹部を設けることにより、樹脂を二次電池2,2aに係合させて一体化する回路基板3あるいは端子板等を強固に固定することができる。
【0060】
【発明の効果】
以上の説明の通り本発明によれば、二次電池と回路基板とを樹脂モールディングにより一体化した電池パックを構成する際に、二次電池の外面と回路基板との間に充填された樹脂を前記外面の中央部に凹部が形成された凸部及び/又は凹部により二次電池に確実に係合させることができ、小型の携帯電子機器に適した電池電源として落下等の衝撃に耐え得る堅牢性を備え、分解されて間違った使用に用いられることを防止する構造を備えた電池パックを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る二次電池の構成を示す(a)は平面図、(b)は断面図。
【図2】係合部材を接合した二次電池の構成を示す(a)は平面図、(b)は断面図。
【図3】係合部材を抵抗溶接する方法を示す模式図。
【図4】係合部材の構成例を示す断面図。
【図5】係合部材の構成例を示す側面図。
【図6】実施形態に係る二次電池を用いた電池パックの外観を示す斜視図。
【図7】同上電池パックの各構成要素を示す分解斜視図。
【図8】二次電池に温度ヒューズを取り付けた状態を示す平面図。
【図9】回路基板の二次電池への取付け状態を示す斜視図。
【図10】回路基板の二次電池への取付け状態を示す斜視図。
【図11】一次モールド金型の構成を示す斜視図。
【図12】一次モールド体を形成した状態を示す断面図。
【図13】二次モールド金型の構成を示す斜視図。
【図14】二次モールド体を形成した状態を示す断面図。
【図15】製造工程の各段階での形成状態を順に示す斜視図。
【図16】係合突起の変形例を示す封口板の断面図。
【符号の説明】
1 電池パック
2 二次電池
3 回路基板
6 外部接続端子
7 樹脂充填対象物
8 中間完成品
11 一次モールド体
12 二次モールド体
23、23a、23b 封口板
26 係合突起
35 一次モールド金型
67 係合凹部
126、126a,126b,126c 係合部材

Claims (14)

  1. 樹脂充填により電気接続相手を一体化する外面を有しこの外面に、前記充填樹脂と係合して、前記填樹脂を前記外面に係止する、中央部に凹部が形成された凸部及び/又は凹部を設けてなることを特徴とする電池。
  2. 凸部及び/又は凹部は、前記外面から外方に向けてアンダーカットとなる部位が形成されてなる請求項1に記載の電池。
  3. 凸部及び/又は凹部は、前記外面にプレス成形加工により形成されてなる請求項1又は2に記載の電池。
  4. 部は、別部材が溶接又は接着により前記外面に接合されてなる請求項1又は2に記載の電池。
  5. 凸部及び/又は凹部が封口板に形成されてなる請求項1〜いずれか一項に記載の電池。
  6. 樹脂充填により電気接続相手を一体化する外面を有しこの外面に、そこに充填された樹脂を当該電池に係合させるための凸部をなす係合部材が抵抗溶接により接合されてなることを特徴とする電池。
  7. 係合部材は、前記外面から外方に向けてアンダーカットとなる部位が形成されてなる請求項6に記載の電池。
  8. 係合部材は、円柱状の一端側に電池への接合面が形成され、他端側にフランジが形成されてなる請求項6又は7に記載の電池。
  9. 係合部材は、電池の前記外面がアルミニウムで形成されている場合、その材質が鉄に銅メッキ、錫メッキの順にメッキを施したもの、あるいはアルミニウムである請求項8に記載の電池。
  10. 係合部材は、有底筒状の底面が電池への接合面に形成され、開口端側にフランジが形成されてなる請求項6又は7に記載の電池。
  11. 係合部材は、電池への接合面に1又は複数の突出部が形成されてなる請求項6〜10いずれか一項に記載の電池。
  12. 電気接続相手との間に充填される樹脂を当該電池に係止するための中央部に凹部が形成された凸部及び/又は凹部が形成された構成要素を用いて当該電池を製造することを特徴とする電池の製造方法。
  13. 製造された電池の樹脂充填により電気接続相手を一体化する外面に、充填される樹脂を当該電池に係止するための凸部を形成する別部材を接合することを特徴とする電池の製造方法。
  14. 電池の、樹脂充填により電気接続相手を一体化する外面前記樹脂を係合させるための凸部をなす係合部材をその接合面が電池の所定位置に当接するように位置決めし、前記係合部材と前記所定位置に電気的に導通する部位とにそれぞれ溶接電極を当接加圧し、溶接電極に溶接電流を流して係合部材を所定位置に抵抗溶接することを特徴とする電池の製造方法。
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