JP4440348B2 - 多粒子製薬構造、それを構成する粒子、及びその作製のための方法と装置 - Google Patents

多粒子製薬構造、それを構成する粒子、及びその作製のための方法と装置 Download PDF

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Description

本発明は、多粒子構造(multiparticulate pharmaceutical form)、特に熱間押出し(hotextrusion)によって得られ且つ活性物質を個別に含んでいる多数の個別の粒子に基づく種類の多粒子錠剤にある。
それはまた、上記多粒子構造を構成している粒子からなる新規の工業製品をも導く。
それは更に、上記構成粒子を調製するための方法および装置をも導く。
活性物質及び熱可塑性材料の溶媒を除いた溶融混合物から調製される固体の製薬の構造は、例えば、それが射出成型法によって成型される米国特許第3,432,592号、及びその溶融塊が射出成型又は押出しにより成型されるいずれか一方であるEP-A-0 190 255中に開示される。
文献WO-A-9614058とWO-A-9614059は、その中に活性物質が分散される熱可塑性材料マトリックスからなる個別の粒子のセットを圧縮することによって調製される当該種類の錠剤が開示され、該粒子は予め熱間押出しの条件を受けている熱可塑性材料と活性物質の混合物を機械内部で押出しするダイを通してフィラメントを切り刻むことによって得られ;該圧縮工程の前に、ダイから導出した時点で得られた粒子がそれらが丸められた輪郭を与えるように球状成型化を受けることができることを特筆する。
上記錠剤の主要な欠点は、消化管の中で個別の粒子が分散することを非常に困難にしているそれの崩壊の低い率である。
また、文献EP-A-0 548 356は、押出し及び活性物質の球体成型によって得られ、且つその味覚をマスクするためのコーティングと少なくとも1の崩壊剤及び/又は甘味剤に基づく賦形剤を有する個別の粒子の混合物を圧縮することによって調製した当該種類の錠剤を開示する。
その錠剤は、そのコーティングの存在によって受容可能になされる口内での個別の粒子の分散に至る、非常に高い崩壊速度によって崩壊される。
最後に:
−文献DE-A-44 13 350は、活性物質とポリマーの混合物からの熱間押出し、押出しされたフィラメントを切り刻むこと、及びポリアクリラート又はセルロースエステルによって任意に被覆された粒子を成形することによって得られた粒子に基づいた錠剤を開示し、且つ
−文献DE-A-41 22 217は、ポリマーと活性物質の混合物からの湿式冷間押出しによって、続いて球状成形化及びコーティングによって得られた量子に基づく錠剤を開示する。
本発明の最も重要な目的は、多粒子構造、特に、それの崩壊と続く個々の構成粒子の分散が、標準崩壊測定装置において15分以下で、換言すれば消化管の上部で起こるような崩壊速度を有する、当該種類の多粒子錠剤を提供することである。
詳細な調査を通して、本出願人は、上記の目的が、もし上記多粒子製薬構造を構成する個々の粒子が、少なくとも1の結合剤、少なくとも1の崩壊剤及び任意の少なくとも1の有効成分に基づくコーティングを有するならば達成されることを知見している。
それは、本発明に従う多粒子製薬構造が、多数の粒子、好ましくは少なくとも1の崩壊剤及び少なくとも1の結合剤及び任意の少なくとも1の活性物質に基づき、且つ圧縮によって互いに固められたコーティングを有する球体からなることで特徴付けされ、有している熱可塑性材料の中に活性物質が分散された上記粒子又は回転楕円体(以下、本明細書中では簡単のため、本願発明に係る粒子の形状について、回転楕円体を単に「球体」と記す)は、熱可塑性材料と共に活性物質の混合物の溶媒無しの熱間押出し及び押出しダイを通したフィラメント又は押出し物を切り刻むことによって得られていることの結果に伴う。
本発明の多粒子製薬構造を構成している、本発明に従う粒子、好ましくは球体は、それらが活性物質と熱可塑性材料の混合物を溶媒無しに熱間押出しによって得られたフィラメント又は押出し物を切り刻むこと及び少なくとも1の結合剤及び少なくとも1の崩壊剤を含むコーティングによって上記切り刻みによって得られる粒子をコーティングすることの結果得られることにより特徴付けされる。
それは、多粒子製薬構造、特に本発明の多粒子錠剤が修飾され且つ制御された放出を持つ製薬構造を構成する、−周囲の媒体の中を通過することで活性物質に生じる−熱可塑性材料からなるマトリックスからの活性物質の増進的抽出の理由による。
経時的な活性物質のパーセンテージとして表されたインビトロでの放出の曲線は、製薬構造の必須の特徴を予め決定し、且つ一方の錠剤から他方まで再現される必要がある。
それは、マトリックスの構造的特徴の慎重な選択の結果得られる。
該多粒子製薬構造に含まれる個々の粒子を、特に、活性物質とマトリックスを構成する熱可塑性材料の混合物を押出すことによって及びダイから導出された時点で押出されたフィラメントを切り刻むことによって多粒子錠剤を調製する場合において、経時的な活性物質の放出を示す曲線が単位時間当たり放出される活性物質の減少したパーセンテージの概念で修正されるために粒子及び錠剤が得られることの危険から、押出しするべき該混合物が作製された後、25℃で6時間以内に実行される。
従来技術において関与していないこの制約は、押出しされる用意ができた混合物が、それが押出し可能とされる前に上記制約を越える時間を何れかの理由で経過していたならば、その混合物は、押出しによって得られた粒子から活性物質の放出を示す曲線の避けられない悪化のために浪費したと見なされていたであろう。
本出願人は、活性物質と熱可塑性材料の混合物を熟成工程にかけることによって、この欠点を克服できることを見出している。
上記混合物がこの熟成にかけられた場合−継続は20℃から70℃までの範囲内の温度で30分から150時間までである−、それの押出しは、混合物の調製とその押出しの間の時間経過が約7日間を超過しないで安定性を保って提供される有効成分放出曲線を有する粒子を生成する。
この−安定化された−有効成分放出曲線が、同じ組成であるが熟成工程を経ず、混合物を作製後に直ちに押出して粒子を得ることよりも、より緩やかな動きを示す;これは、与えられた時点で、熟成後に押出しによって調製された粒子によって放出された活性物質のパーセンテージが、熟成無しに押出した粒子による放出よりもより少ないことを意味する。
重ね合わされる2つの曲線について、押出しの前に熟成工程を受けた混合物は、活性物質のより大きな濃度を含む必要がある。
該熟成の段階はそれ故に、同じ容量又は一様に減じられた容量での及び均等な割合での活性物質の増加した量を有機体内に導入する熟成段階を含む、本発明の方法によって得られた該粒子において補足の効果を有する。
粒子を製造する本願発明に従う方法は、特に、活性物質を含み、制御された且つ予め決定された活性物質放出曲線を有している、0.5mmから2mmまでの範囲内の定常粒径を持った粒子、特に球体の製造方法であり、
− 少なくとも1のポリマー性賦形剤と少なくとも1の可塑剤を含む、活性物質と熱可塑性材料を選択する工程、
− 活性物質と熱可塑性材料を混合する工程、
− 少なくとも1の押出しされたフィラメント又は押出し物を作製するように制御した温度で溶媒無しに該混合物を押出しする工程、
− 該押出し物を粒子に切り刻む工程、
を連続して含み、
意図した有効成分の放出曲線とそれぞれ20℃から70℃までの範囲内及び30分から150時間までの範囲内の特徴に従って選択した温度と時間で、押出し前の活性物質と熱可塑性材料の混合物を熟成する工程を含み、それによってそれを押出しする7日前までの期間、活性物質と熱可塑性材料の混合物を保存すること、及び錠剤の容量を増加すること無しに与えられる放出曲線の活性物質の量を増加することを可能にする結果を伴う。
この結果として、本発明の多粒子製薬構造を構成する粒子、特に多粒子錠剤は、球体の形状、すなわち丸められた輪郭を有することが好適とされる。
球状成型は、付加のコストを生じる付加のプロセス工程を構成する;更に、それは、もしその押出し物が球体形状を保有するのみならば、それが作動温度で球体形状に形成され得ることが可能である。
本出願人は、後述する且つ図1及び2中に示した形状を有するよう提供されたダイの出口で球体構造を直接、ダイからの出口でチョッピング装置中のカッターで発明に従う粒子を得ることが可能であることを見出している。
本発明に従う球体を作製するための本発明の装置は、図1と2中に示す形状を有するカッターを装備し、押し出されたフィラメント又は押出し物を切り刻むためのツールを、押出しダイからの出口に有する押出し器を含む結果を伴う。
本発明は、以下の且つ本発明の有効な実施態様に関する非制限的な実施例の補足の記載によってより良好に理解されるであろう。
従って、以下のプロセス又は同等のプロセスは、本発明に従う粒子特に及び多粒子製薬構造、特にそれを含む多粒子錠剤を作製するために使用される。
第1に活性物質と熱可塑性材料の構成物、即ち、少なくとも1のポリマーと少なくとも1の可塑剤が選択される。
熱可塑性材料の軟化点の物理的な観点から及び化学的な観点から安定とされる必要がある活性物質は、胃腸の鎮静剤、制酸剤、鎮痛剤、抗炎症剤、環状血管拡張剤、末梢及び大脳の血管拡張剤、抗感染症剤、抗生物質、抗ウイルス剤、抗寄生虫剤、抗癌剤、抗不安剤、神経弛緩薬、中枢神経系刺激薬、抗うつ剤、抗ヒスタミン剤、下痢止め、緩下薬、食品増強剤、免疫抑制剤、コレステロール低下剤、ホルモン、酵素、抗痙攣薬、抗狭心症薬、心拍周期影響薬剤、動脈高血圧の治療において用いる薬剤、抗偏頭痛薬、血液凝固に影響する薬剤、鎮痙薬、筋肉弛緩薬、糖尿病の治療において使用する薬剤、甲状腺機能障害の治療において使用する薬剤、利尿剤、抗食欲不振剤、抗喘息薬、去痰薬、鎮咳薬、粘液調節剤、うっ血除去薬、催眠薬、抗嘔吐剤、造血剤、尿酸排泄薬、植物抽出物、造影剤を含む群から有利に選択される。
その粒子サイズの範囲は、熱可塑性材料の中で均質に和合されることが必要である。
その粒子サイズの範囲は、有利には0.1μmから500μmまで、好ましくは1μmから100μmである。
該ポリマーは、軟化点が活性物質の融点以下の10℃から50℃までの範囲が好適である熱可塑性ポリマーである;それは有利には、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アセトコハク酸ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アセトフタル酸セルロース、フタル酸ヒドロキシプロピルメチルセルロース、微晶質セルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリメタクリラート、ポリエチレンオキシド、ポリビニルピロリドン、架橋化デンプン、乳酸、酢酸ポリビニル、ポリビニルアルコール及び酢酸ビニル樹脂を含む群から選択される。
それは有利には粉末の形態である。
可塑剤は、好ましくは液状の、とりわけ、フタル酸エチル、セバシン酸ジブチル、トリアセチン、クエン酸トリエチル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジフェニル、フタル酸ジブチル、ポリエチレングリコール及びアセチル化モノグリセリドを含む群から選択されるそれらから好ましくは選択される。
活性物質と熱可塑性ポリマー粉末は混合され、そして可塑剤がその混合物中に合併される。
星型ミキサーは混合を実施するために使用でき、又は二重ジャケット高速剪断型ミキサーが好適である。
コレットミキサーが使用できる。
混合操作の間の該混合物の構造物の温度は、20℃から70℃までの範囲である。
活性物質、ポリマー及び可塑剤の相対的な比率は、好適には次の通りである:
−活性物質: 5重量%から80重量%、
−ポリマー: 5重量%から80重量%、及び
−可塑剤: 1重量%から25重量%。
該混合物は有利には、0.1重量%から1重量%までの着色剤を含む。
上述の通り得られた混合物は、押出し操作にかける。
しかしながら、本発明に従い、それは熟成工程に最初にかけられる。
熟成工程は、有利には換気されたトレータイプのオーブン内で、20℃から70℃までの範囲内で、好ましくは35℃から70℃までの範囲内で、30分から150時間、該混合物を保持することを含む。
熟成工程の継続は、その混合物が該熟成工程の間にミキサー中でゆっくりと撹拌されることを提供し10時間以内に減じることができる。
熟成工程のために、熱可塑性材料と活性物質からなるその混合物は、押出し工程の7日前まで保存できる。
押出し工程は、混練エリア内にその混合物が粉末形状で導入される押出し機、例えば単スクリュー機にて実行される。
混練エリアにおいて、その混合物は以下の温度と圧力条件を受ける:
− 温度: 20℃から200℃まで、及び
− 圧力: 10バールから160バールまで。
それは2から6分間、混練エリアに保持する。
その温度、圧力及び継続パラメーターは混合物中のポリマーの特性及び得るべき球体のサイズに従って選択される。
混練エリア中で適用される条件のために、そのオリジナルの粉末混合物は、活性物質の粒子が固相中に残る流体ペーストに変換される。
その流体ペーストは、直径が、球体の要求されたサイズに基づいて且つ0.5mmから2.0mmまでの範囲内であるダイを通して押出しされる。
そのダイの出口で、押出された混合物は、膨張のために直径が20%から150%のダイの直径に超過したフィラメント又は押出し物の形態とされる;該フィラメント又は押出し物は、固形化され及び例えば空気のジェットを用いる冷却によって硬直化される。
フィラメント又は押出し物の多数を製造するマルチプルダイを用いることが可能である。
そのフィラメント導出速度は、スクリューの回転速度に基づいて、10から80g/分までとする。
ダイの出口で得られるフィラメント又は押出し物は、1又はそれ以上のカッターを含む回転式チョッピングツールによって切り刻まれる;そのチョッピングツールは、該ツールの回転によって移動されるそのカッターのダイを横切る面と、且つ0.04mmから0.15mmまでである上記カッターの表面との間隔をおいて配される。
本発明に従い、そのカッターは図1と2に示した形状を有する。
図1は、本発明に従うカッターCの平面図であり、図2は図1中の矢印II-IIの方向で見た端部矢視図である。
図1中に示した通り、2つの長辺m1とm2及び2つの短辺n1とn2を持つ概略矩形のカッターCは:
− 図示しないチョッピングツール、図示しない、例えばスクリューに、構成された2つのねじ穴T1とT2によってそれを固定するためのソリッド部C1、及び、
− 部C1の示した面からなるカッターの表面が幅のストリップBにより部C2における辺m1に沿って延長されるように、1mm以下とされる辺m1からの間隔までの、カッターの切断エッジTを含む長辺m1に向かい長辺m2から凹んだ部位C2、を有する。
図2は、部C2、辺m1上の切断エッジ及び幅のストリップBの凹んだ形状を明確に示す。
図1中の矢印F1は、該チョッピングツールが回転した場合にカッターの移動の方向を示す。
従って、該チョッピングツールが回転したとして、カッターCの切断エッジTは、図示しないダイを通った、図示しないフィラメントに当たり、且つ首尾良く粒子上にフィラメントを切り刻む。
それは、本発明に従い、ストリップBの幅が1mm以下とするために、補足の球状化工程無しに、ダイを通ったフィラメント又は押出し物を直接に球体形状の粒子を製造するように切り刻み、の精密な値は、ダイ中の孔の直径及びそれを通って押しだされたフィラメントの流速により決定されている。
dの値、ダイの孔の直径及び押出し物の導出速度の間の相関関係は、それぞれ個々のケースにおいて経験論的に決定される。
得られた球状粒子の最も大きな寸法は、一般的に0.5mmから2mmの範囲内である。
この寸法は、押出しスクリューシャフトの回転速度、混練エリアの温度勾配、及びダイの温度及び寸法の機能である。スクリューシャフトの回転速度は、1rpmから90rpmまでの範囲内が好適である。混練エリアの温度勾配、及びダイの温度は、20℃から200℃までの範囲内が好ましい。ダイのオリフィスの直径は、0.5mmから2mmまでの範囲内が好適である。
該チョッピングツールの回転速度は、ダイオリフィスを通る押出されたフィラメントの速度によって適合され、40rpmから1500rpmまでの範囲内が好適である。
ダイの出口で得られた球体粒子は、少なくとも1の崩壊剤を含むコーティングによって覆われる;そのコーティングはまた、結合剤をも含み得る;それは更に活性物質を含む。
タービン又は流動化した空気床が、この目的のために使用できる。
最初に、その結合剤は、適切な且つ製薬上許容される溶媒、好ましくはアルコール又は水の中に10重量%から30重量%の溶液の形でスプレーされる。次いで、該球体の重量に対して崩壊剤の1重量%から50重量%までを、結合溶液で覆われた球体に対して粉末状体で固着する。
その粒子の球体形状は、有効なコーティングを得るために必須である。
崩壊剤の粒子サイズ範囲は1μmから100μmが好適である。
その崩壊剤は、架橋したポリビニルピロリドン、修飾デンプン及び架橋したカルボキシメチルセルロースナトリウムを含む群から選択され、更に結合剤は、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ポリメタクリラート及びヒドロキシプロピルメチルセルロースを含む群から選択されるのが好適である。
そのコーティングのトータルの量は、球体粒子の量に対して2重量%から20重量%が好適である。
本発明に従う多粒子製薬構造、特に多粒子錠剤は、上記手法において得られた球体から調製される。
当業者に良く知られた圧縮技術がこの目的のために使用できる。
圧縮工程のパラメーターは、得られる錠剤の硬度が30Nから70Nまでの範囲内とされるようにセットされる。
実施例1
この実施例は、活性物質としてジクロフェナクナトリウムを含む球体に関する。
それは、該球体からの活性物質の放出の割合について熟成工程の効果の評価を含む。
熱可塑性材料を構成するために選択したポリマーは、130-133℃の軟化点(ガラス転移温度)を有するエチルセルロースのポリマーである。
それは、水性媒体中に溶けないか、又はほんのわずかに可溶であり、且つ25℃でのポリマーの5%(m/m)アルコール溶液の粘度は5mPaから8mPaである。このポリマーは、Aqualon/Hercules社によりEC N7NFの名称の下に販売される。
使用した可塑剤は、フタル酸ジエチルであった。
以後、活性物質、ポリマー、及び可塑剤は、以下の略語により定義される:
− DFC: ジクロフェナクナトリウム
− EC N7NF: エチルセルロースポリマー、及び
− DEP: フタル酸ジエチル
球体を調製するための混合物の百分率組成は以下の通り:
− DFC: 25重量%
− EC N7NF: 65重量%、及び
− DEP: 10重量%。
上記混合物を押出しすることによって得られた球体からの活性物質の放出を示す曲線についての熟成工程の効果を評価するために、混合物の9つのサンプル、A1,A2,B1,B2,B3,B4,C1,C2及びC3を調製した。
サンプルA1とA2は、押出しの前に、それぞれ4時間及び2日間、室温で保持した。
サンプルB1からB4は、それぞれ4時間、1日、2日、及び3日間、オーブン中70℃で熟成工程を受けさせた。
サンプルC1からC3は、それぞれ1日、2日及び3日間、オーブン中に40℃での熟成工程を受けさせた。
その9個のサンプルは、単スクリュー押出し機を用いて押出し、次いで切り刻み、押出しパラメーターは以下の通りとした:
− 押出しエリアの温度:130℃から170℃、
− スクリュー速度:20rpmから75rpmまで、
− 押出しエリア中の圧力:25バールから130バールまで、及び
− ダイ オリフィス直径:1mm。
押出しされたフィラメント又は押出し物は、本発明に従うカッターを持つチョッピングツール(chopping tool)を用いて切り刻み、そのチョッピングツールの回転速度は、熱い球体形状の最良の可能性を得るように調節されている。この速度は、例えば756rpmとした。
得られた球体の粒子サイズ範囲は、1.2mmから1.6mmまでとした。
米国薬局方(USP XXIII)において「Apparatus I」及び欧州薬局方(第3版)において「Rack apparatus」と定義された測定装置を用い、該装置の使用の条件は、反応器毎に37℃でpH7の緩衝液1リットル及び回転速度100rpmとし、0.5時間、1時間、1.5時間、2時間、3時間4時間、5時間、6時間、7時間及び8時間後のインビトロでの放出した活性剤のパーセンテージを、先に示した通り作製したサンプルA1からC3のそれぞれから得られた球体について測定した。
得られた値を表I中に記した。
Figure 0004440348
表中に記した値から得ることができる結果は、その熟成処理が活性物質の溶解の動態を緩やかにすることである。
実施例2
この実施例は、熟成した混合物が、それが押出しされる前に保管した場合、熟成工程がどのように球体からの有効成分の放出又は溶解を示す曲線を安定化するかを示し、その混合物は実施例1中に記載したそれと同じとし、即ち混合物は:
− DFC: 25重量%
− EC N7NF: 65重量%、及び
− DEP: 10重量%
を含む。
3つのサンプルD1,D2及びD3は、該混合物から調製した。
サンプルD1は、それが押出される前の4時間、室温で保持し、熟成工程を伴わない。
サンプルD2は、40℃で2日間の熟成工程にかけ、次いで押出しした。
サンプルD3は、サンプルD2と同じ熟成工手程にかけ、4日間室温で保管し、次いで押出しした。
押出し処理の詳細は実施例1中に記したそれらとした。
得られた球体の粒子サイズ範囲は、1.2mmから1.6mmとした。
実施例1と同じ手順を用い、0.5時間、1時間、1.5時間、2時間、3時間、4時間、5時間、6時間、7時間及び8時間後のインビトロでの放出した活性剤のパーセンテージを測定した。
その得られた値を表II中に記した。
Figure 0004440348
表II中に記した結果は、活性物質放出曲線が、得られた球体から混合物が押出しの前の熟成工程にかけられている場合に安定化され、押出し前のこの種の混合物を保管することを可能にすることを示す。
実施例3
この実施例は、活性物質として、ジクロフェナク ナトリウムを含んでいる修正された放出を持った多粒子錠剤に関する。
以下の粉末混合物を押出し工程のために調製した:
− DFC: 40重量%、
− EC N7NF: 52重量%、
− DEP: 8重量%、及び
− E110着色剤:0.2重量%。
その粉末混合物は単スクリュー押出し機を用いて押出しした。
その押出しパラメーターは以下の通りとした:
− 混練エリアとダイの温度:130℃から170℃、
− スクリュー速度: 50rpm、
− 混練エリアの圧力: 25バールから70バール、
− チョッピングツール回転速度:746rpm、及び
− ダイ オリフィス直径: 1mm。
得られた球体は、DFCの100mgを含む多粒子錠剤を調製するために用いた。
その球体は最初に被覆した。
この目的のために、該球体はタービン中に配した。
BASF社によって販売されるPVP K30ポリビニルピロリドンのアルコール溶液からなるバインダーを最初にそれに塗布した。
次いで、BASF社によって販売される崩壊剤、KOLLIDON CLM(商標)を、上記手法において処理した球体に塗布した。球体の3つのサンプルは、球体の量に対して崩壊剤の10重量%、15重量%及び20重量%がそれぞれ塗布されるように調製した。
多粒子錠剤は、この手法において得られた球体の3つのサンプル、及び被覆していない球体のサンプルから、10mmの直径を持つ斜角を付けたパンチを用いて、SVIAC社により販売されるSVIAC PR 6(商標)回転式圧縮機中での圧縮によって調製した。
以下のものを、この手法において得られた錠剤について測定した:
− 平均の量、
− 厚さ、
− 硬さ、
− 脆さ、及び
− 崩壊時間(1997年欧州薬局方、セクション2.9.1の通り)。
この手法において得られた値は、球体グラム当たりの活性剤の理論量と定量値もまた示した、表III中に記した。
Figure 0004440348
表III中に記した結果は、錠剤の崩壊時間がコーティング中の崩壊剤の比率に伴って増加することを示す。
要求される崩壊速度は、20%崩壊剤よりも少なくすることによって得ることができた。
実施例4
この実施例は、活性物質としてプソイドエフェドリンを含む修正された放出を持つ多粒子錠剤に関する。
以下の混合物を調製した:
− プソイドエフェドリン: 40重量%、
− EC N7NF: 52重量%、及び
− DEP: 8重量%。
球体は、単スクリュー押出し機と、以下の押出しパラメーターを用い、上記の粉末混合物から調製した:
− 混練エリアとダイの温度:130℃から170℃、
− スクリュー速度: 72rpm、
− 押出しエリアの圧力: 40バールから90バール、
− チョッピングツール回転速度:700rpm、及び
− ダイ オリフィス直径: 1mm。
得られた球体は、プソイドエフェドリンの240mg投薬量を含む多粒子錠剤を調製するために使用した。
その球体は最初に被覆した。
この目的のために、該球体はタービン中に配した。
BASF社によって販売されるPVP K30ポリビニルピロリドンのアルコール溶液からなるバインダーを最初にそれに塗布した。
次いで、BASF社によって販売される崩壊剤、KOLLIDON CLM(商標)を、上記手法において処理した球体に塗布した。球体の4つのサンプルは、球体の量に対して崩壊剤の5重量%、10重量%、15重量%及び20重量%がそれぞれ塗布されるように調製した。
多粒子錠剤は、この手法において得られた球体の4つのサンプル、及び被覆していない球体のサンプルから、14mmの直径を持つ斜角を付けたパンチを用いて、SVIAC社により販売されるSVIAC PR 6(商標)回転式圧縮機中での圧縮によって調製した。
以下のものを、この手法において得られた錠剤について測定した:
− 平均の量、
− 厚さ、
− 硬さ、
− 脆さ、及び
− 崩壊時間(1997年欧州薬局方、セクション2.9.1の通り)。
この手法において得られた値は、球体グラム当たりの活性剤の理論量と定量値もまた示した、表IV中に記した。
Figure 0004440348
表IV中に記した結果は、その硬さの観点からより脆弱である15%崩壊剤を持つサンプルを除いて、該錠剤の崩壊速度がコーティング中の崩壊剤の比率に伴って増加した。
要求される崩壊速度は、ほぼ10%崩壊剤により得ることができた。
実施例5
この実施例は、活性物質としてジクロフェナク ナトリウムを含む修正された放出を持った多粒子錠剤に関する。
以下の粉末混合物を押出し工程用に調製した:
− DFC: 40重量%、
− EC N7NF: 52重量%、及び
− DEP: 8重量%。
その粉末混合物は、半工業的な単スクリュー押出し機を用いて押出しした。
その押出しパラメーターは以下の通りとした:
− 混練エリアとダイの温度:130℃から170℃、
− スクリュー速度: 50rpm、
− 混練エリアの圧力: 150バールから190バール、
− チョッピングツール回転速度:7000rpmから8000rpm、及び
− ダイ オリフィス直径: 1mm。
得られた球体は、DFCの100mgを含む多粒子錠剤を調製するために用いた。
その球体は最初に被覆した。
この目的のために、該球体はタービン中に配した。
BASF社によって販売されるPVP K30ポリビニルピロリドンのアルコール溶液からなるバインダーを最初にそれに塗布した。
次いで、BASF社によって販売される崩壊剤、KOLLIDON CLM(商標)の該球体の量に対して10重量%を、上記手法において処理した球体に塗布した。
多粒子錠剤は、結果的に得られた球体から、10mmの直径を持つ斜角を付けたパンチを用いて、SVIAC社により販売されるSVIAC PR 6(商標)回転式圧縮機中での圧縮によって調製した。
この手法において得られた錠剤について測定したパラメーターは、表V中に記した。
Figure 0004440348
錠剤は、6名の健康な被験者において薬物動態学的トライアルにかけた。
以下の表VIは、活性物質の100mgを含む多粒子DFC錠剤を投与した後に健康な被験者において観測した原理的な薬物動態学的パラメーターの結果を記した:
− tmax(h):血清中の有効成分の濃度が最大に達した後の時間、
− Cmax(μg/l):血清のリットル当たりの有効成分のμgで表した、tmaxでの到達した最大有効成分濃度の値、及び
−0-12時間AUC(μg・h/l):最後のサンプル採取まで、即ち12時間の期間にわたっての時間の機能として、血清中の有効成分の曲線下のエリア。
Figure 0004440348
表VI中に記した結果は、錠剤の崩壊に続いて流体中に含まれたジクロフェナク ナトリウムの溶解と吸収が、健全な成人の被験者の消化管の上部で起こったことが裏付けられた。被験者間の低い偏差は、本発明のDFC製剤の良好な品質を示した。

Claims (2)

  1. 錠剤の製造に用いるための粒子の製造方法であって、前記粒子が、0.5mmから2mmまでの範囲内の定常粒径を有し、かつ制御された且つ予め決定された活性物質放出曲線を有する活性物質を含み、前記方法が、以下の工程:
    − 少なくとも1のポリマー性賦形剤と少なくとも1の可塑剤を含めて、活性物質と熱可塑性材料を選択する工程;
    − 前記活性物質と前記熱可塑性材料との混合物を形成する工程;
    − 前記活性物質と前記熱可塑性材料との前記混合物を、意図した活性物質の放出曲線の特性に従って選択した20℃から70℃までの範囲内の温度及び30分から150時間までの範囲内の時間に保って前記混合物を熟成させ、それによって前記混合物を押出する7日前までの期間保存し且つ錠剤の容量を増加させることなく、与えられる放出曲線のための活性物質の量を増加させることを可能にする工程、
    (ここで、前記錠剤は、少なくとも1の崩壊剤及び少なくとも1の結合剤に基づくコーティングを有し、圧縮により互いに固化された多数の粒子のみからなるものである。);
    − 熟成後に前記混合物を押出機の混練エリアに導入する工程;
    − 制御した温度で溶媒無しに前記混合物を押出して、少なくとも1の押出しされたフィラメント又は押出物を製造する工程;
    − 前記フィラメント又は押出物を粒子に切り刻む工程、
    を含む製造方法。
  2. 前記粒子が回転楕円体である、請求項1に記載の製造方法。
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