JP4440243B2 - 携帯端末 - Google Patents

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本発明は、マルチバンド対応アンテナならびに開閉自在の筐体を備える携帯端末に関し、特に、筐体の閉状態、開状態の双方において、マルチバンド対応アンテナの各使用帯域を確実に確保できる携帯端末に関する。
近年、携帯電話システムの無線周波数の多周波化に伴い、携帯端末用アンテナの多周波化が求められている。
多周波対応アンテナとしては特許文献1に示すような、電気長の異なる2種類の放射素子をリアクタンス素子を介して接続するアンテナ構成がある。
また、折畳式携帯端末は、受話部とLCDを搭載した上部筐体と、送話部と操作キーを搭載した下部筐体とから構成されており、上部筐体と下部筐体を開いた状態(開状態)と閉じた状態(閉状態)の2種類をとりうる。この両状態において高いアンテナ性能を確保する必要がある。
特表2003−505962号公報
良好なアンテナ特性の確保のためには、通話状態において人体からアンテナが離れていることが重要であり、また、キー操作時にアンテナが手で覆われないことが重要である。したがって、アンテナの配置位置としては、下部筐体のヒンジ部側の先端が適しているといえる。
しかし、特許文献1のアンテナをヒンジ部に配置すると、開状態において上部筐体がアンテナ部と近接し、上部筐体との電磁的結合により、アンテナの共振周波数が変化する。、したがって、開状態においてアンテナ性能が低下する場合がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、多周波数帯に対応し、筐体を開いた状態と閉じた状態のどちらにおいても、高いアンテナ性能を有する、マルチバンド対応の携帯端末を提供することにある。
本発明の携帯端末は、第1の筐体と、第2の筐体と、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを回動自在に連結するヒンジ部と、前記第2の筐体の前記ヒンジ部側に配置されたアンテナ部とを備えた携帯無線機であって、前記アンテナ部が、第1の放射素子と第2の放射素子とから構成され、前記第1の放射素子が、前記第2の放射素子の給電側に電気的に接続されており、筐体の開閉に応じて、前記第1の放射素子と前記第2の放射素子の一方または両方と前記第1の筐体との電磁結合度が変化する。
開状態では、第1の筐体(上部筐体)が第1の放射素子に近接して電磁結合が生じ、これによって第1の放射素子の共振周波数帯が変動する。このとき、第2の放射素子と第1の筐体(上部筐体)との電磁結合強度も変化するが、この第2の放射素子についての電磁結合強度の変化を積極的に利用して、第1の筐体全体をダイポールアンテナ(筐体ダイポール)として機能させることによって、第1の放射素子における共振周波数帯の変動を最小限に抑えることができる。
また、本発明の携帯端末の一態様では、筐体を閉じた状態において、前記第1の放射素子が第1の無線周波数で共振し、前記第2の放射素子が前記第1の無線周波数よりも周波数の高い第2の無線周波数で共振する。
すなわち、第1の放射素子が低周波数帯(例えば、800MHz帯)で共振する素子長であり、第2の放射素子が高周波数帯(例えば、2GHz帯)で共振する素子長であり、また、第1の放射素子が第2の放射素子の給電側に接続され、これによって、デュアルバンドアンテナが構成される。
また、本発明の携帯端末の他の態様では、筐体を開いた状態において、前記第2の放射素子と電磁的に結合した前記第1の筐体が、前記第1の無線周波数と前記第2の無線周波数の両方において共振する。
すなわち、第2の放射素子と電磁結合することによって、第1の筐体の全体がダイポールアンテナ(筐体ダイポール)として機能し、この第1の筐体は、低周波数帯および高周波数帯の双方で共振可能である。
第1の無線周波数帯(低周波数帯)は帯域が狭く、筐体との電磁結合による影響を受ける度合いが第2の無線周波数帯に比べて大きく、ゆえに、使用帯域の確保がむずかしくなるような場合も想定される。したがって、この第1の周波数帯域(低周波数帯域)における共振周波数の変動を最小限化することによって、使用周波数帯域を確実に確保することができるようになり、マルチバンドアンテナの高性能化が実現される。
また、本発明の携帯端末の他の態様では、筐体を開いた状態において、前記第1の放射素子と前記第1の筐体との電磁結合よりも、前記第2の放射素子と前記第1の筐体との電磁結合が強い。
第1の筐体と第2の放射素子との電磁結合を強くすることによって、筐体(筐体ダイポール)の共振がより強くなり、このことは、第1の無線周波数帯域を広げることに貢献する。
また、本発明の携帯端末の他の態様では、前記第1の筐体に設けられた第1の回路基板と、前記第2の筐体に設けられた第2の回路基板と、前記第1の回路基板に実装された回路部品と前記第2の回路基板に実装された回路部品とを電気的に接続する複数の導電線からなる配線束とを備え、前記配線束を、前記第2の放射素子と所定の間隔を隔てて配置する。
第1の筐体と第2の放射素子とが電磁結合した高いアンテナ性能を発揮するためには、給電点のインピーダンスを高くする必要がある。そこで、インピーダンスが低くなる原因となる配線束(導体)を、第2の放射素子から離して配置するようにしたものである。
また、本発明の携帯端末の他の態様では、筐体を開いた状態において、前記アンテナ部が前記ヒンジ部よりも前記第1の筐体側に突起している。
これにより、閉状態では第1の筐体がアンテナ部に影響を及ぼすことがなく、また、開状態になると、第1の筐体がアンテナ部に接近するようになる。このとき、上述のとおり、第2の放射素子との電磁結合を積極的に利用した筐体ダイポールを活用することによって、特に、第1の放射素子の周波数帯域を確保することができる。したがって、開状態、閉状態の双方において、デュアルバンドアンテナの所望の性能を確保することができる。
また、本発明の携帯端末の他の態様では、前記第1の筐体の長さが前記第1の無線周波数の略1/4波長である。
筐体長(例えば、筐体の長手方向の長さ)を第1の無線周波数帯の波長に合わせることによって、第1の筐体を第1の無線周波数帯のダイポールアンテナ(筐体ダイポール)として動作させる。つまり、第2の放射素子が励振源となって第1の筐体を励振することによって、この第1の筐体に第1の無線周波数帯の電流を分布させる。これに対して、第1の放射素子は第1の筐体と電磁的に結合することで第1の無線周波数帯よりも共振周波数が低くなり、前記第1および第2の筐体が開いた状態では第1の無線周波数帯で共振しない。
また、本発明の携帯端末の他の態様では、筐体を開いた状態において、前記第1の放射素子の前記第1の筐体に対向する面の面積は、前記第2の放射素子の前記第1の筐体に対向する面の面積よりも小さい。
第2の放射素子と第1の筐体との間の電磁結合を強化する方法として、放射素子の面積を調整する方法を採用するものである。すなわち、第1および第2の放射素子のパターン設計によって、第2の放射素子の方が、電磁的結合に寄与する面積が大きくなるようにするものである。導体層のパターン変更により簡単に実現できるという利点がある。
また、本発明の携帯端末の他の態様では、筐体を開いた状態において、前記第1の放射素子と前記第1の筐体との間隔よりも、前記第2の放射素子と前記第1の筐体との間隔のほうが小さい。
開状態における第1の筐体と第2の放射素子との距離を、第1の放射素子との距離よりも小さくすることによって、第1の筐体と第2の放射素子との電磁結合強度を強めるものである。
また、本発明の携帯端末の他の態様では、前記第1の筐体が、電導素子を備え、前記第1の放射素子と前記電導素子との間隔よりも、前記第2の放射素子と前記電導素子との間隔のほうが小さい。
第2の放射素子と電磁結合する導電素子を設け、これによって両者間の距離を短縮し、電磁結合強度を強めるものである。
また、本発明の携帯端末の他の態様では、前記電導素子が、筐体を開いた状態において前記第2の放射素子と対向する位置に設けられる。
第2の放射素子と電磁結合する導電素子を第2の放射素子と対向する位置に設け、これによって両者間の距離を短縮し、電磁結合強度を強めるものである。
また、本発明の携帯端末の他の態様では、前記第1の筐体が導電性の金属で構成され、
前記第1の筐体は、筐体を開いた状態において前記第2の放射素子と対向する位置に突起部が備えている。
第2の放射素子と電磁結合する第1の筐体に突起を設け(あるいは全体を突出させ)、これによって両者間の距離を短縮し、電磁結合強度を強めるものである。
また、本発明の携帯端末の他の態様では、前記第1の放射素子が、リアクタンス素子を介して前記第2の放射素子に接続されている。
低周波数帯の共振長をもつ第1の放射素子は必然的にその長さが長くなり、小型の携帯端末において配置するのがむずかしい場合もあるため、インダクタンス素子を挿入することによって、短い配線で、実質的な1/4波長アンテナを実現するものである。インダクタンス素子は、第2の無線周波数帯において第1の放射素子を電気的に遮断する役割も果たす。
また、本発明の携帯端末の他の態様では、前記リアクタンス素子が、コイルである。
例えば、チップコイルを用いることによって、小型の携帯端末においても、実質的な1/4波長アンテナを実現することができる。
また、本発明の携帯端末の他の態様では、前記リアクタンス素子が、コイルとコンデンサにより構成される回路である。
LC共振回路を挿入することによって、短い配線で、実質的な1/4波長アンテナを実現するものである。このLC共振回路は、第2の無線周波数帯において第1の放射素子を電気的に遮断する役割も果たす。
また、本発明の携帯端末の他の態様では、前記リアクタンス素子が、ミアンダ形状の導電素子である。
ミアンダ形状(ジグザグ形状)の導体によって必要な長さを確保し、1/4波長アンテナを実現するものである。このミアンダ形状の導体は、第2の無線周波数帯において第1の放射素子を電気的に遮断する役割も果たす。
また、本発明の携帯端末の他の態様では、筐体を開いた状態において、前記第1の放射素子と前記第2の放射素子の一方または両方が、前記ヒンジ部と反対方向に突出している。
第1および第2の放射素子の少なくとも一方の形状を、ヒンジ部から遠ざかる方向に突出する突出部をもつ形状とすることによって、アンテナ体積を増加し、閉状態のアンテナ性能を高める。
本発明では、筐体を開いた状態において、一つの放射素子の電磁結合を積極的に利用して、筐体をダイポールアンテナ(筐体ダイポール)として機能させることによって多周波数帯に対応し、かつ、筐体を開いた状態と閉じた状態のどちらにおいてもマルチバンドアンテナの高い性能を確保することができる携帯端末を、実現することができる。
以下、本発明に係る携帯端末の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明において、携帯端末には、携帯電話端末、携帯無線機、PDA端末、携帯可能な超小型のパーソナルコンピュータが含まれるものとする。
(第1実施形態)
図1は、本発明に係る実施例1の携帯端末を示す基本的構成図であり、(a)は閉状態の背面図であり、(b)は側面図である。また、図2は、開状態における携帯端末の放射素子と筐体について説明するための図であり、(a)は開状態のアンテナ周辺の拡大図であり、(b)は側面図である。
以下、無線周波数帯を800MHz帯(830〜885MHz)と2GHz帯(1920〜2170MHz)の2周波帯として、説明する。
図1において、上部筐体(第1の筐体)1は導電体で構成され、その内部には上部回路基板4、LCD6を備えている。また、下部筐体(第2の筐体)2は、下部回路基板5、アンテナ部7、整合回路11を備えている。また、上部筐体1と下部筐体2とがヒンジ部3で連結された構造になっており、ヒンジ部3の回転軸を中心に回動することにより、開状態、閉状態を取り得る。
アンテナ部7は、下部筐体のヒンジ部側の先端に配置され、給電素子15を介して、下部回路基板5に設けられた整合回路11に電気的に接続される。アンテナ部7は、筐体2(のヒンジ部3の上端)から、さらに突出しており、ヒンジ部3に対するアンテナ部7の突起量h1は3mmである。
アンテナ部7は、閉状態で800MHz帯に共振する第1放射素子8と、2GHz帯に共振する第2放射素子9とから構成されている。
800MHz帯は波長が長いため、筐体内に収まる長さにまで第1放射素子8を短縮する必要がある。そこで、第1放射素子8は、素子長短縮のため、チップコイル10を介して第2放射素子9の給電点側に接続される。第1放射素子8の素子長は40mm (800MHz帯の約1/8波長)、第2放射素子9の素子長は35mm (2GHz帯の約1/4波長)、チップコイル10のインダクタンス値は15nHとする。
第1放射素子8の素子長にチップコイル10のインダクタンスが加わることで、第1放射素子8は1/4波長アンテナとして動作する。なお、チップコイル10は、第1放射素子を2GHz帯において電気的に遮断する役割もある。
以上のように構成したアンテナにより、閉状態において、800MHz帯で約50MHzと2GHz帯で約400MHzの帯域幅を確保できる。
次に、図2を参照して、開状態における本実施形態のアンテナ特性を説明する。
アンテナ部7がヒンジ部3よりも突起している。開状態においては、図2(a)、(b)に示すように、上部筐体1がアンテナ部7に近接する。上部筐体1の長手方向の長さは80mm、第1放射素子8と上部筐体1との距離d1、第2放射素子9と上部筐体1との距離d2はともに5mmである。
開状態では、第1放射素子8、第2放射素子9は上部筐体1と電磁結合を起こす。第1放射素子8は上部筐体1と結合することで800MHz帯よりも共振周波数が低くなり、開状態では800MHz帯で共振しない。
一方、第2放射素子9も上部筐体1と結合することで共振周波数が変化する。しかし、2GHz帯は800MHz帯と異なり帯域が広いため、共振周波数が2GHz帯域外にはなることはない。したがって、第1の放射素子の共振周波数の変動を抑制することを優先する方がよい。
ここで注目すべき点は、上部筐体1が800MHz帯の約1/4波長となっていることである。ここで、800MHz帯の1/4波長は約90mmである。上述のとおり、筐体1の長手方向の長さは、例えば80mmに設計されており、800MHz帯の略1/4波長とみることができる。
第2放射素子9と上部筐体1とが電磁的に結合すると、第2の放射素子9によって上部筐体1が励振され、このとき、上部筐体1の略1/4波長即ち800MHz帯の電流が上部筐体1に分布し、800MHz帯で共振が生じる。つまり、上部筐体1の全体がダイポールアンテナとして機能する。本明細書では、これを「筐体ダイポール」と称する。
閉状態で800MHz帯に共振している第1の放射素子が、上部筐体1と結合した場合には、上述のとおり、共振周波数が800MHz帯から大きく変動する。しかし、閉状態で800MHz帯に共振していない第2の放射素子が上部筐体1と強く結合することにより、開状態で、800MHz帯の共振周波数を得ることができる。
また、この第1放射素子8と上部筐体1との結合度よりも第2放射素子9と上部筐体1との結合度が強いほど、この800MHz帯の共振は強くなり、その帯域を広げることができる。そこで、本実施形態では、上部筐体1と最も近接する部分において、第1放射素子よりも第2放射素子の面積が大きくなるように各素子を設計し、これによって、上部筐体1と第2の放射素子9との電磁結合の強度が、より強くなるようにしている。
図1(a)に示すように、第1放射素子8において、上部筐体1と最も近接する部分の素子幅t1を1.5mmとし、第2放射素子9において、上部筐体1と最も近接する部分の素子幅t2を3mmとしている。これにより、第1放射素子8よりも第2放射素子9と上部筐体1との結合度が強くなり、800MHz帯の帯域が広くなる。
以上のように構成したアンテナにより、開状態において、800MHz帯で約50MHzと2GHz帯で約500MHzの帯域幅を確保できる。
また、第2放射素子9の素子幅t2を大きくすることにより、閉状態の2GHz帯の帯域も広くなっている。つまり、閉状態における2GHz帯の共振帯域も広がっていることになる。
このように、本実施形態によれば、開状態、閉状態のどちらにおいても多周波帯において高いアンテナ性能を得ることができる。
図3は、本発明の第1実施形態にかかる携帯端末(開状態)における、フレキシブルケーブルと各放射素子との位置関係を説明するための背面図である
図3の構成では、フレキシブルケーブル21を第2の放射素子9から遠ざけることによって、給電点のインピーダンスを高く保ち、高いアンテナ性能を実現する。
図示されるように、上部回路基板1と下部回路基板5とを接続するために、フレキシブルケーブル21が使用されている。
フレキシブルケーブル(配線束と呼ぶこともある)21は、上部回路基板1の回路部品と下部回路基板5の回路部品とを電気的に接続する複数の信号線と、上部回路基板1のグランドパターンと下部回路基板5のグランドパターンとを接続するグランド線とから構成されている。
フレキシブルケーブル21は、下部筐体2において、第2放射素子9を配置した端とは反対の端に配置される。このようにフレキシブルケーブル21を配置すると、上部筐体1において、フレキシブルケーブル21を配置した端と反対端(給電点)がハイインピーダンスとなる。したがって、開状態では、給電点のインピーダンスが高くなり、開状態でのアンテナ性能が向上する。
なお、第1放射素子8と第2放射素子9の形状として、図1の形状を示したが、これのみに限定するものではなく、上部筐体1と最も近接する部分において、第1放射素子8よりも第2放射素子9の面積が大きくなるような素子形状であればよい。
また、第1放射素子8と第2放射素子9を接続するリアクタンス素子として、チップコイル10を用いたが、800MHz帯で所望のインダクタンス値を備え、2GHz帯でハイインピーダンスとなる回路(たとえば、インダクタとキャパシタの並列共振回路)でもよい。
また、上部筐体1の材質は導電体に限るものではなく、たとえば樹脂などの非導電体であってもよい。上部筐体1が非導電体の場合、開状態おいて、第2放射素子9は上部回路基板4と電磁結合することで、上部筐体1が導電体の場合と同様の効果が得られる。
また、本実施形態では、上部筐体1と下部筐体2とを連結するために、1軸回転のヒンジ構造を用いたが、この構造のみに限定するものではない。開状態において、第2放射素子9と上部筐体1とが電磁結合する構造であればよく、2軸回転のヒンジ構造や、筐体が上下にスライドする構造であってもよい。
(第2実施形態)
図4は、本発明に係る実施例2の携帯端末を示す基本的構成図であり、(a)は閉状態における背面図であり、(b)は側面図である。また、図5は、開状態における実施例2にかかる携帯端末の放射素子(ミアンダ素子を使用)と筐体について説明するための図であり、(a)はアンテナ周辺の拡大図であり、(b)は側面図である。
図1ないし図3に示す符号と同一の符号を付すものは同一の構成要素を示しており、その詳細な説明を省略する。
第2実施形態では、チップコイル10ではなく、12に示すミアンダ形状(ジグザグ形状)の導電性の素子(以下、ミアンダ素子という)を介して、第1放射素子8を第2放射素子9に接続する。
ミアンダ素子12の役割は、チップコイル10と同じであり、第1放射素子8の素子長にミアンダ素子12のインダクタンスが加わることで、第1放射素子8は1/4波長アンテナとして動作する。また、ミアンダ素子12は、第1放射素子を2GHz帯において電気的に遮断する役割も担う。ミアンダ素子12の長さは、これらの役割を果たすのに十分な電気長とする。
また、ミアダン素子12は第1放射素子8よりも下部回路基板5寄りに配置する。開状態において、ミアダン素子12と上部筐体1との間隔は第1放射素子8と上部筐体1との間隔よりも大きくなり、ミアダン素子12は上部筐体1とほとんど結合しない。
このようにアンテナ部を構成することにより、第1実施形態同様の効果が得られる。すなわち、閉状態では、第1放射素子8と第2放射素子9とで800MHz帯と2GHz帯の2共振特性を確保し、開状態では、第2放射素子と9と上部筐体1との結合により、800MHz帯と2GHz帯の2共振特性を確保する。
また、チップコイル10の代わりにミアンダ素子12を使用しているため、挿入損失が小さく、第1実施形態に比べて、アンテナ効率が高いという利点がある。
図6は、本発明の実施例2にかかる携帯端末(開状態)における、フレキシブルケーブルと各放射素子との位置関係を説明するための背面図である
図6の構成では、フレキシブルケーブル21を第2の放射素子9から遠ざけることによって、給電点のインピーダンスを高く保ち、高いアンテナ性能を実現する。
図示されるように、上部回路基板1の回路部品と下部回路基板5とを接続するために、フレキシブルケーブルを使用している。フレキシブルケーブル21は、下部筐体2において、第2放射素子9を配置した端とは反対の端に配置される。このようにフレキシブルケーブル21を配置すると、上部筐体1において、フレキシブルケーブル21を配置した端と反対端(給電点)がハイインピーダンスとなる。したがって、開状態では、給電点のインピーダンスが高くなり、開状態でのアンテナ性能が向上する。
(第3実施形態)
図7は本発明に係る実施例3の携帯端末を示す基本的構成図であり、(a)は開状態のアンテナ周辺の拡大図であり、(b)は側面図である。
図1ないし図6に示す符号と同一の符号を付すものは同一の構成要素を示しており、その詳細な説明を省略する。
図示されるように、第1放射素子8はチップコイル10により第2放射素子13に接続される。
また、第2放射素子13は段差をつけて折り曲げられ、その開放端は開状態において上部筐体1に近接する位置に配置される。また、開状態において、第2放射素子13と近接する上部筐体1の側面には導電性の突起が設けられる。(以下、この突起を結合部14と呼ぶ。)
このようにアンテナを構成することで、開状態において、第1放射素子8よりも第2放射素子13の方が上部筐体に近くなる。つまり、第1放射素子8と上部筐体との距離d1=5mmに対して、第2放射素子13と上部筐体の結合部14との距離d3=1mである。そのため、第1放射素子8と上部筐体1との結合度よりも、第2放射素子13と上部筐体1との結合度を強くできる。これにより、開状態において、800MHz帯での共振が強くなり、帯域が広がり、高いアンテナ性能を得ることができる。
このように、第4実施形態では第1実施形態同様、開状態、閉状態のどちらにおいても多周波の共振特性を得ることができる。また、第1実施形態よりも、第2放射素子13と上部筐体1との結合を強くすることで、開状態において、より高いアンテナ性能を得ることができる。
なお、第2放射素子13の形状として、図5の形状を示したが、これのみに限定するものではなく、開状態において、第1放射素子8よりも第2放射素子13が上部筐体に近接する形状であればよい。
なお、上部筐体1の材質が導電体ではなく、樹脂などの非導電体である場合は、上部筐体1の内部に備えられた上部回路基板4のグランドパターンを突起させ、第2放射素子13と近接するように構成してもよい。導電製の上部筐体1を突起させた場合と同様の効果が得られる。
図8は、開状態における実施例3にかかる携帯端末の放射素子(ミアンダ素子を使用)と筐体について説明するための図であり、(a)はアンテナ周辺の拡大図であり、(b)は側面図である。
図8では、チップコイル10の代わりにミアンダ素子12を使用している。上述のとおり、挿入損失が小さく、チップコイル10に比べて、アンテナ効率が高いという利点がある。
(第4実施形態)
図9は本発明に係る実施例4の携帯端末を示す基本的構成図であり、(a)は開状態のアンテナ周辺の拡大図であり、(b)は側面図である。
図1ないし図8に示す符号と同一の符号を付すものは同一の構成要素を示しており、その詳細な説明を省略する。
本実施形態の形態端末では、第1放射素子8、第2放射素子9の天頂部に、アンテナ面積を拡張する拡張素子16、17が設けられている。それぞれの拡張素子は、第1放射素子8及び第2放射素子9と垂直になるように配置され、開状態において、第1放射素子8及び第2放射素子9よりも上部筐体1に近接する。
第1放射素子8を拡張する拡張素子16よりも第2放射素子9を拡張する拡張素子17の方が、筐体厚さ方向における長さが長い。そのため、第1放射素子8よりも第2放射素子9の方が上部筐体1に近接する。つまり、第1放射素子8と上部筐体1との距離d4=4mm、第2放射素子9と上部筐体1との距離d5=2mmである。
そのため、第1放射素子8と上部筐体1との結合度よりも第2放射素子9と上部筐体1との結合度を強くできる。これにより、開状態において、800MHz帯での共振が強くなり、帯域が広がり、高いアンテナ性能を得ることができる。
また、拡張素子16、17は、アンテナ帯域を広くする効果(広帯域化)も兼ねている。
このように、第4実施形態では第1実施形態同様、開状態、閉状態のどちらにおいても多周波の共振特性を得ることができる。また、第1実施形態よりも、第2放射素子9と上部筐体1との結合を強くすることで、開状態において、より高いアンテナ性能を得ることができる。
図10は、開状態における実施例4にかかる携帯端末の放射素子(ミアンダ素子を使用)と筐体について説明するための図であり、(a)はアンテナ周辺の拡大図であり、(b)は側面図である。
図10(a),(b)に示すように、チップコイル10の代わりにミアンダ素子12が使用されている。上述のとおり、挿入損失が小さく、チップコイル10に比べて、アンテナ効率が高いという利点がある。
(第5実施形態)
図11は本発明に係る実施例5の携帯端末を示す基本的構成図であり、(a)は開状態のアンテナ周辺の拡大図であり、(b)は側面図である。
図1ないし図10に示す符号と同一の符号を付すものは同一の構成要素を示しており、その詳細な説明を省略する。
第1実施形態と異なる点は、第1放射素子18を、第2放射素子9よりも2mm低く配置したことである。そのため、開状態における第1放射素子18と上部筐体1との距離が離れる。つまり、第1放射素子18と上部筐体1との距離d6=5.5mm、第2放射素子9と上部筐体1との距離d2=5mmである。
このため、第1放射素子18と上部筐体1との結合度よりも第2放射素子9と上部筐体1との結合度を強くできる。これにより、開状態において、800MHz帯での共振が強くなり、帯域が広がり、高いアンテナ性能を得ることができる。
このように、第5実施形態では第1実施形態同様、開状態、閉状態のどちらにおいても多周波の共振特性を得ることができる。また、第1実施形態よりも、第2放射素子と上部筐体との結合を強くすることで、開状態において、より高いアンテナ性能を得ることができる。
図12は、開状態における実施例5にかかる携帯端末の放射素子(ミアンダ素子を使用)と筐体について説明するための図であり、(a)はアンテナ周辺の拡大図であり、(b)は側面図である。
図12に示すように、チップコイル10の代わりにミアンダ素子12が使用されている。上述のとおり、挿入損失が小さく、チップコイル10に比べて、アンテナ効率が高いという利点がある。
(第6実施形態)
図13は本発明に係る実施例6の携帯端末を示す基本的構成図であり、(a)は開状態のアンテナ周辺の拡大図であり、(b)と側面図である。
図1ないし図12に示す符号と同一の符号を付すものは同一の構成要素を示しており、その詳細な説明を省略する。
第1放射素子8、第2放射素子9の天頂部に、アンテナ面積を拡張する拡張素子19、20を設ける。それぞれの拡張素子は、第1放射素子8及び第2放射素子9に対して垂直とし、開状態において、第1放射素子8及び第2放射素子9よりも、上部筐体1から離れる方向に配置する。
拡張素子16、17は、アンテナ帯域を広くする効果がある。そのため、第1実施形態よりも、広帯域な特性を得ることができる。
図14は、開状態における実施例6にかかる携帯端末の放射素子(ミアンダ素子を使用)と筐体について説明するための図であり、(a)はアンテナ周辺の拡大図であり、(b)は側面図である。
図14に示すように、チップコイル10の代わりにミアンダ素子12が使用されている。上述のとおり、挿入損失が小さく、チップコイル10に比べて、アンテナ効率が高いという利点がある。
以上説明したように本発明によれば、筐体を開いた状態において、一つの放射素子の電磁結合を積極的に利用して、筐体をダイポールアンテナ(筐体ダイポール)として機能させることによって多周波数帯に対応し、かつ、筐体を開いた状態と閉じた状態のどちらにおいてもマルチバンドアンテナの高い性能を確保することができる携帯端末を、実現することができる。
本発明は、多周波数帯に対応し、筐体を開いた状態と閉じた状態のどちらにおいても、高いアンテナ性能を有する携帯端末を提供するという効果を奏し、したがって、開閉自在の携帯端末(携帯電話端末、携帯無線機、PDA端末、携帯可能な超小型のパーソナルコンピュータを含む)として有用である。
本発明に係る実施例1の携帯端末を示す基本的構成図であり、(a)は閉状態の背面図であり、(b)は側面図である。また、図2は、開状態における携帯端末の放射素子と筐体について説明するための図であり、(a)は開状態のアンテナ周辺の拡大図、(b)は側面図 開状態における携帯端末の放射素子と筐体について説明するための図あり、(a)は開状態のアンテナ周辺の拡大図、(b)は側面図 本発明の第1実施形態にかかる携帯端末(開状態)における、フレキシブルケーブルと各放射素子との位置関係を説明するための背面図 本発明に係る実施例2の携帯端末を示す基本的構成図であり、(a)は閉状態における背面図であり、(b)は側面図 開状態における実施例2にかかる携帯端末の放射素子(ミアンダ素子を使用)と筐体について説明するための図であり、(a)はアンテナ周辺の拡大図であり、(b)は側面図である。 本発明の実施例2にかかる携帯端末(開状態)における、フレキシブルケーブルと各放射素子との位置関係を説明するための背面図 本発明に係る実施例3の携帯端末を示す基本的構成図であり、(a)は開状態のアンテナ周辺の拡大図であり、(b)は側面図 開状態における実施例3にかかる携帯端末の放射素子(ミアンダ素子を使用)と筐体について説明するための図であり、(a)はアンテナ周辺の拡大図であり、(b)は側面図 本発明に係る実施例4の携帯端末を示す基本的構成図であり、(a)は開状態のアンテナ周辺の拡大図であり、(b)は側面図 開状態における実施例4にかかる携帯端末の放射素子(ミアンダ素子を使用)と筐体について説明するための図であり、(a)はアンテナ周辺の拡大図であり、(b)は側面図 本発明に係る実施例5の携帯端末を示す基本的構成図であり、(a)は開状態のアンテナ周辺の拡大図であり、(b)は側面図 開状態における実施例5にかかる携帯端末の放射素子(ミアンダ素子を使用)と筐体について説明するための図であり、(a)はアンテナ周辺の拡大図であり、(b)は側面図 本発明に係る実施例6の携帯端末を示す基本的構成図であり、(a)は開状態のアンテナ周辺の拡大図であり、(b)と側面図 開状態における実施例6にかかる携帯端末の放射素子(ミアンダ素子を使用)と筐体について説明するための図であり、(a)はアンテナ周辺の拡大図であり、(b)は側面図
符号の説明
1 上部筐体
2 下部筐体
3 ヒンジ部
4 上部回路基板
5 下部回路基板
6 LCD
7 アンテナ部
8 第1放射素子
9 第2放射素子
10 チップコイル
11 整合回路
12 ミアンダ素子
13 第2放射素子
14 結合部
15 給電素子
16、17 拡張素子
18 第1放射素子
19、20 拡張素子
21 信号線

Claims (17)

  1. 第1の筐体と、
    第2の筐体と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とを回動自在に連結するヒンジ部と、
    前記第2の筐体の前記ヒンジ部側に配置されたアンテナ部とを備えた携帯無線機であって、
    前記アンテナ部は、第1の放射素子と第2の放射素子とから構成され、
    前記第1の放射素子は、前記第2の放射素子の給電側に電気的に接続されており、
    筐体の開閉に応じて、前記第1の放射素子と前記第2の放射素子の一方または両方と前記第1の筐体との電磁結合度が変化することを特徴とする携帯無線機。
  2. 筐体を閉じた状態において、
    前記第1の放射素子が第1の無線周波数で共振し、
    前記第2の放射素子が前記第1の無線周波数よりも周波数の高い第2の無線周波数で共振することを特徴とする請求項1記載の携帯無線機。
  3. 筐体を開いた状態において、
    前記第2の放射素子と電磁的に結合した前記第1の筐体が、前記第1の無線周波数と前記第2の無線周波数の両方において共振することを特徴とする請求項1または2記載の携帯無線機。
  4. 筐体を開いた状態において、
    前記第1の放射素子と前記第1の筐体との電磁結合よりも、前記第2の放射素子と前記第1の筐体との電磁結合が強くなることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯無線機。
  5. 前記第1の筐体に設けられた第1の回路基板と、
    前記第2の筐体に設けられた第2の回路基板と、
    前記第1の回路基板に実装された回路部品と前記第2の回路基板に実装された回路部品とを電気的に接続する複数の導電線からなる配線束とを備え、
    前記配線束を、前記第2の放射素子と所定の間隔を隔てて配置することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯無線機。
  6. 筐体を開いた状態において、
    前記アンテナ部が前記ヒンジ部よりも前記第1の筐体側に突起していることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の携帯無線機。
  7. 前記第1の筐体の長さが前記第1の無線周波数の略1/4波長であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の携帯無線機。
  8. 筐体を開いた状態において、前記第1の放射素子の前記第1の筐体に対向する面の面積は、前記第2の放射素子の前記第1の筐体に対向する面の面積よりも小さいことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の携帯無線機。
  9. 筐体を開いた状態において、
    前記第1の放射素子と前記第1の筐体との間隔よりも、前記第2の放射素子と前記第1の筐体との間隔のほうが小さいことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の携帯無線機。
  10. 前記第1の筐体は、電導素子を備え、
    前記第1の放射素子と前記電導素子との間隔よりも、前記第2の放射素子と前記電導素子との間隔のほうが小さいことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の携帯無線機。
  11. 前記電導素子は、筐体を開いた状態において前記第2の放射素子と対向する位置に設けられたことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の携帯無線機。
  12. 前記第1の筐体が導電性の金属で構成され、
    前記第1の筐体は、筐体を開いた状態において前記第2の放射素子と対向する位置に突起部が備えられたことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の携帯無線機。
  13. 前記第1の放射素子は、リアクタンス素子を介して前記第2の放射素子に接続されていることを特徴とする請求項1から12記載の携帯無線機。
  14. 前記リアクタンス素子が、コイルであることを特徴とする請求項13記載の携帯無線機。
  15. 前記リアクタンス素子が、コイルとコンデンサにより構成される回路であることを特徴とする請求項13記載の携帯無線機。
  16. 前記リアクタンス素子が、ミアンダ形状の導電素子であることを特徴とする請求項13記載の携帯無線機。
  17. 筐体を開いた状態において、前記第1の放射素子と前記第2の放射素子の一方または両方が、前記ヒンジ部と反対方向に突出していることを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載の携帯無線機。
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