JP4876166B2 - 電気的長さが伸張したアンテナ及びそれを備える無線通信装置 - Google Patents

電気的長さが伸張したアンテナ及びそれを備える無線通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4876166B2
JP4876166B2 JP2009502687A JP2009502687A JP4876166B2 JP 4876166 B2 JP4876166 B2 JP 4876166B2 JP 2009502687 A JP2009502687 A JP 2009502687A JP 2009502687 A JP2009502687 A JP 2009502687A JP 4876166 B2 JP4876166 B2 JP 4876166B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
substrate
radiator
electrical length
cells
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009502687A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009531951A (ja
Inventor
リョウ、ビュン−フーン
スン、ウォン−モ
ホ キム、ギ
ボク リー、ユン
ウー パーク、ジュン
Original Assignee
イーエムダブリュ カンパニー リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR1020060029327A external-priority patent/KR100766784B1/ko
Priority claimed from KR1020060033029A external-priority patent/KR100748606B1/ko
Application filed by イーエムダブリュ カンパニー リミテッド filed Critical イーエムダブリュ カンパニー リミテッド
Publication of JP2009531951A publication Critical patent/JP2009531951A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4876166B2 publication Critical patent/JP4876166B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
    • H01Q1/242Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
    • H01Q1/242Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
    • H01Q1/243Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas
    • H01Q1/244Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas extendable from a housing along a given path
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/36Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/30Resonant antennas with feed to end of elongated active element, e.g. unipole
    • H01Q9/40Element having extended radiating surface
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/30Resonant antennas with feed to end of elongated active element, e.g. unipole
    • H01Q9/42Resonant antennas with feed to end of elongated active element, e.g. unipole with folded element, the folded parts being spaced apart a small fraction of the operating wavelength

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Description

本発明は電気的長さが延びたアンテナに係り、特に、VHF帯域などの低周波数帯域の信号を受信するために、電気的長さが延びながらも、その大きさが小型に維持され得るアンテナに関する。
通常、電磁気波により情報を送受信する無線通信において、直接的に電磁気波によって電流が誘起されるか、電流によって電磁気波を誘起するアンテナはアナログ回路の最末端の素子として必須で含まれなければならない。アンテナの構造としては、ダイポール(dipole)アンテナ、モノポール(monopole)アンテナなどが知られているが、携帯用無線通信機においては、サイズが小さいモノポールアンテナが好まれる。モノポールアンテナは、接地面のミラー効果によって共振波長(一般に、目的周波数帯域の中心周波数に対する波長)の1/4の長さを有するように設計されるので、使用信号の波長が長くなるほど(即ち、周波数が低くなるほど)、その大きさが大きくなる。
一方、VHF(Very High Frequency)帯域は、30〜300MHzの周波数帯域を意味し、一般にFMラジオ放送やテレビ放送に用いられてきた。近年、地上波DMB(Terrestrial Digital Multimedia Broadcasting;T−DMB)サービスがVHF帯域である180〜186MHz及び204〜210MHz帯域を用いるように指定されてVHF帯域の信号を受信するための端末及びそれに用いられるアンテナについての研究が活発に進められている。
VHF帯域の信号は、900MHz帯域のセルラーサービス用周波数帯域や2.4GHz帯域のPCS(Personal Communications Service)用周波数帯域信号に比べて非常に低い周波数、即ち、非常に長い波長を有する。中心周波数が200MHzである周波数帯域の信号を受信する場合、アンテナの共振周波数も200MHzに定められ、モノポールアンテナの電気的長さは約37.5cmになる。しかしながら、DMBフォン、DMB受信端末など無線通信端末のサイズが小型化していく最近の傾向を考慮すると、30cmを超えるアンテナは実用的ではない。
アンテナのサイズを減少させるために、モノポールアンテナを螺旋状に形成して外観上、サイズを減少させるヘリカルアンテナが知られている。しかしながら、これを用いる場合でも、アンテナの大きさの縮小によるアンテナの直径の増加、へリックス(helix)のピッチが減少することによって発生するキャパシタンスの増加などの問題によりアンテナの小型化には限界がある。特に、キャパシタンスが増加する場合、放射効率が劣化するので、アンテナの小型化が困難である。製造においても、ヘリカルアンテナは不良率が高く、経済性が低い。
もう1つの従来技術として、多段のロッドアンテナを用いてアンテナの電気的長さを延長させる方法が知られている。多段のロッドアンテナを用いる場合、アンテナの挿入時には長さが非常に縮小される。しかしながら、多段のロッドアンテナは引出時に長さが長くなるため、外部からの物理的な衝撃に弱く、外力によって破損しやすいという問題がある。また、挿入時には長さが縮小されて容易に携帯できるが、引出時にはやはり長さが長くなるので、実質的に端末を用いる際にはアンテナのサイズが縮小する効果がない。
一方、PCBなどの基板上にアンテナ放射体を形成する場合、放射体をメアンダ(meander)状に形成してアンテナのサイズを減らす技術も知られているが、アンテナの小型化効果は十分に得られていない。
韓国特許第0632692号
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、その目的は、アンテナを小型に維持しながらも、低周波信号の送受信に適合するように電気的長さが延びたアンテナを提供することにある。
また、その他の目的は、アンテナのキャパシタンスを増加させることなく、アンテナの電気的長さを延ばして放射効率を良好に維持できる電気的長さが延びたアンテナを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、無線通信端末の使用時にもアンテナの大きさが小型に維持されて端末に内蔵されることも可能な電気的長さが延びたアンテナを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の一実施形態によれば、一方向に延びる基板と、前記基板の一面上に前記基板の延長方向に形成され、一端が給電素子と電気的に結合された導電性放射体とを備え、前記導電性放射体は、実質的にS字状の外郭線を有するセルを1つ以上備える電気的長さが伸張したアンテナが提供される。
また、本発明の他の実施形態によれば、一方向に延びる基板と、前記基板の一面上に前記基板の延長方向に形成され、一端が給電素子と電気的に結合された導電性放射体とを備え、前記導電性放射体は、実質的に螺旋状のセルを1つ以上備える電気的長さが伸張したアンテナが提供される。
好ましくは、前記アンテナは少なくとも一部が前記導電性放射体と電磁気的に結合されるように前記基板上に形成され、接地面と電気的に接続された接地スタブを更に備え、前記アンテナは少なくとも一部が前記導電性放射体と電磁気的に結合されるように前記基板上に形成される寄生素子を更に備える。また、前記セルのうちの2つ以上が互いに直列に接続されることも好ましい。
更に好ましくは、前記アンテナは前記基板の他面に形成された導電性の接続体を更に備え、前記セルのうちの2つ以上のセルの一端が貫通ホールを介して前記接続体とそれぞれ接続され、より好ましくは、前記接続体は、実質的に前記セルと同じ形状である。
また、アンテナは前記接続体の少なくとも一部を覆うように形成され、前記基板より高い誘電率を有する被覆体を更に備えることができる。好ましくは、前記導電性放射体の少なくとも一部を覆うように形成され、前記基板より高い誘電率を有する被覆体を更に備える。
前記基板上に形成され、前記導電性放射体と前記給電素子との間に接続される整合素子を更に備えることも好ましい。また、前記基板は、印刷回路基板(Printed Circuit Board;PCB)又は可撓性印刷回路基板(Flexible Printed Circuit Board;FPCB)であることができ、前記セルのうちの2つ以上は異なる大きさを有することができる。
アンテナは、無線通信端末内の接地面の隅側に設置されて前記無線通信端末に内蔵されることができる。
本発明の他の実施形態によれば、アンテナは前記基板上に形成され、前記放射体と電気的に分離された寄生素子と、前記基板にスライド自在に結合されて伸張時に前記放射体と接点部で電気的に接続される導電体を有するスライディング部とを更に備える。
前記スライディング部は、伸張時に伸張長さが多段に調節されることができ、前記寄生素子と前記スライディング部は、前記スライディング部の伸張時に互いに電気的に分離されることができる。また、好ましくは、前記スライディング部の伸張によって前記寄生素子の長さが可変し得る。アンテナは、無線通信装置の端子に接続されるための端子を更に備えることもできる。
本発明の他の実施形態によれば、前述したアンテナを備える無線通信装置が提供される。
本発明によれば、アンテナを小型に維持しながらも、低周波信号の送受信に適合するように電気的長さが延びたアンテナを提供できるという効果を奏する。
また、本発明によれば、アンテナのキャパシタンスを増加させることなく、アンテナの電気的長さを延ばして放射効率を良好に維持でき、無線通信端末の使用時にもアンテナの大きさが小型に維持され、端末に内蔵されることも可能な電気的長さが延びたアンテナを提供できる。
特に、本発明によれば、メアンダ状の放射体を有するアンテナより電気的長さが更に長いながらも、ノイズの少ないアンテナを提供できる。
本明細書において、「電磁気的結合」という用語は2つの要素が、その間に電流経路が形成されずに電気的に隔離しているが、電磁気波によって互いに電流が誘導されるように、誘電体を介在するか、介在せずに配置されていることを意味するものとして用いられ、「電気的結合」という用語は2つの要素が電磁気的に結合されたり、2つの要素の間に電流経路が形成されて電荷が互いに移動し得るように2つの要素が結合されていることを意味するものとして用いられる。
以下、添付する図面を参照して本発明の具体的な実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るアンテナの平面図であって、図1の(a)は本実施形態のアンテナの前面図であり、図1の(b)は背面図である。アンテナ100は、一方向に延びる基板120及び基板120の一面上に基板120の延長方向に形成されて一端が給電素子と電気的に結合された放射体110を備える。
基板120は、誘電体材質で形成されて放射体110を支持することができる。基板120は、印刷回路基板(PCB)で形成されて放射体110が基板110上に印刷又はエッチングで形成されることができる。この場合、アンテナ100の製造が容易になり得る。あるいは、基板120が可撓性印刷回路基板(FPCB)で形成されて、アンテナを更に薄型に製造することも可能である。また、基板120は放射体110での実効波長を減少させる役割を果たすことができる。一般に、誘電体において電磁気波の実効波長は
Figure 0004876166
(λは電磁気波の波長、εは誘電体の比誘電率)で与えられるので、1以上の比誘電率を有する誘電体を用いることにより、実効波長を減少させることができる。
また、基板120は、高誘電率を有するセラミックスで形成されることもできる。例えば、基板120は、比誘電率εrが20〜120程度のBaTiO3系、Ba(Mg1/3Ta2/3)O3系、Ba(Zn1/3Ta2/3)O3系などのセラミックスを用いて形成されることができる。高誘電率のセラミックスにより波長の短縮効果が得られ、アンテナを更に小型化できる。前記範囲を外れる比誘電率の誘電体セラミックスを用いる場合、波長の短縮効果が期待できるが、比誘電率が20未満である場合、波長の短縮効果が小さいため、全体的なアンテナ規模を小型化し難しくなり、比誘電率が120を超える場合、誘電損失や温度係数の特性が悪化して基板としての実用性が低下してしまうという問題点が発生し得る。また、基板120は有無機複合材料で形成されることもできる。
放射体110は、1つ以上のセル112を備えることができる。セル112は、実質的にS字状の外郭線を有し、両端が外郭線の内側に位置する形状を有するので、同じ電気的長さを有してもその大きさを顕著に減少させることができる。また、放射体110のセル112は、2つ以上が直列に接続され得る。即ち、後述するように、セル112aの一端とセル112bの一端とが互いに接続されて全体として1つの放射素子を形成し、特に、セル112bの他端で給電が行われる場合にはモノポールアンテナとして動作できる。
以下、セル112a、112bの相互接続を詳細に説明する。セル112a、112bは、基板120の前面に形成され、その一端にはそれぞれ貫通ホール116a、116bが形成されることができる。また、貫通ホール116a、116bは、基板120の背面に形成された接続体114の両端にそれぞれ形成されるので、セル112aの一端は貫通ホール116aを介して接続体114の一端に接続され、セル112bの一端は貫通ホール116bを介して接続体114の他端に接続される。従って、セル112aとセル112bは、接続体114を介して相互直列に連結されて全体として単一の電気的経路を形成する。セル112a、112bの他端にも貫通ホール118a、118bが形成されて隣接した他のセルと前述したのと同一の方式で直列接続されることができる。
放射体110は、図示する以外の形状を有することも可能であり、多様な形状のうちの2種類を図2及び図3に示す。
図2は、本発明の他の実施形態に係る放射体パターンを示す平面図であって、図2の(a)は正面図であり、図2の(b)は背面図である。本実施形態の放射体210は、基板220の前面に形成された1つ以上のセル212を備え、基板220の背面には、接続体214が形成される。セル212は、実質的に螺旋状に形成され、一端はセル212の外側に、他端はセル212の内側に位置する。
また、セル212は2つ以上が直列に接続されることができる。詳細には、直列に接続されるセル212a及びセル212bの一端にはそれぞれ貫通ホール216a、216bが形成される。更に、貫通ホール216a、216bはそれぞれ基板220の背面の接続体214の両端に形成される。従って、セル212a及びセル212bは接続体214を介して直列接続され、全体として単一の電気的経路を形成する。セル212a、212bの他端にも貫通ホール218a、218bが形成されて前述したのと同様に、隣接セルと直列接続されることができる。
図3は、本発明の更に他の実施形態に係る放射体パターンを示す平面図であって、図3の(a)は正面図であり、図3の(b)は背面図である。本実施形態の放射体310も実質的に螺旋状のセル312を備え、セル312の一端はセル312の外側に、他端はセル312の内側に形成される。基板210の背面には実質的にセル312と同じ形状を有する接続体314が形成される。同様に、2つ以上のセル312a、312bが直列に接続されることができ、この場合、セル312aとセル312bの一端に貫通ホール316a、316bがそれぞれ形成される。また、貫通ホール316a、316bは接続体314の両端に形成され、これにより、セル312aとセル312bは接続体314を介して直列連結される。特に、接続体314が実質的にセル312と同じ形状を有するので、2つのセルが占める領域に3つ以上のセルの電気的長さを有する放射体が形成されることができる。この場合、基板320としてFPCBに比べて厚いPCBを用いることで、接続体314とセル312の干渉を低減させることが好ましい。
このように基板の前面のセルが基板の背面の接続体により接続され、基板の前面にはセルのみ形成されることができるため、基板の表面空間を効率的に利用でき、かつアンテナを更に小型に製造できる。また、セルは基板上で基板の延長方向に形成されるので、即ち、放射体が同一平面上に一列に形成されるので、円形のコイルが積層される形態のヘリカルアンテナとは異なり、コイル(又はセル)間の電磁気的結合によるキャパシタンスが発生せず、アンテナの放射効率及び帯域幅が良好に維持されることができる。
また、それぞれのセルが螺旋状又はS字状に形成されることで、メアンダ状の放射体に比べて低いノイズを示す。このようなノイズの低減効果は明確になっていないが、本発明に係るパターンの放射体がメアンダ状に比べて不要放射(unnecessary radiation)が少ないためであると推測され、このような効果が実験的には確認された。それだけでなく、本実施形態の放射体は同じサイズの基板に形成されるメアンダ放射体に比べて約1.5倍の電気的長さを有するので、更に有利な効果が得られる。
一方、S字状の放射体を用いることで、セルの上部と下部における電流の方向が同一になる。従って、螺旋状の放射体で現れるセル上下部の電磁気場の相殺が防止され、放射効率が向上し得る。また、螺旋状の放射体を用いて放射体を小型化する場合には、巻線数が増加するので、セル上下部の電磁気場の相殺が大きくなり、放射効率の劣化が深刻になる。このように本実施形態のS字状の放射体は小型化及び放射効率の側面で有利であり、このような効果は図2及び図3に示すように、螺旋状のセルを互いに反対方向に巻線して1対用いることによっても達成できる。
あるいは、1つ以上のセルを直線形の放射体に代えてアンテナの放射特性を調整することもできる。また、セル内の導線の幅又はこれらの間の間隔を変化させてアンテナの放射パターンを変化させることができる。
また、図1を参照すると、本実施形態のアンテナ100は、基板120の下部に形成されて端末の給電素子と接続される給電端190を備えることができる。給電端190は、整合素子170を介してセル112に接続され得る。基板120は、PCBで形成されることができるので、整合素子170は、基板120上に容易に実装されてインピーダンス整合を行うことができ、全体的なアンテナの性能を向上させるだけでなく、端末内の整合回路の必要性を除去して端末の小型化に寄与できる。
基板120の背面には接地面140及び接地面140と接続された接地スタブ150が形成されることができる。接地スタブ150は少なくとも一部が基板120の前面の放射体110と重なって電磁気的に結合されるように形成されることができる。従って、接地スタブ150の長さ及び/又は幅を調整してアンテナの良好度(Quality factor)を調整でき、端末の接地環境に合せてアンテナの性能を最適化できる。
また、基板120の背面には放射体110及び接地面140と電気的に接続されない寄生素子160が形成されることができる。寄生素子160も放射体110と少なくとも一部が重なるように形成され、それと電磁気的に結合され得る。寄生素子160は、放射体110との間に形成されるキャパシタンスによってアンテナの共振周波数及び帯域幅に影響を及ぼすことができ、特に、第2共振周波数に影響を与えて多重帯域特性を導入できる。このように、寄生素子160の大きさ、位置を調整してアンテナの放射特性を調整できる。寄生素子160については後述する。
図4は、本発明の他の実施形態に係るアンテナの平面図である。本実施形態のアンテナ400は基板420と放射体410だけでなく、基板420上の放射体410の少なくとも一部を覆うように形成される被覆体480を追加で備える。被覆体480は、基板420より高い誘電率を有する材質で形成されてもよく、好ましくは、PPS(Polyphenilyne Sulfide)材質を利用できる。PPSは、芳香族環(aromatic ring)と硫黄原子で構成された高分子物質であって、比誘電率が約20である高誘電率の物質である。PPSは射出成形などによる加工が容易であり、衝撃に強いので、被覆体480の材質として用いるのに適している。特に、PPSはVHF帯域で誘電損失が小さいので、VHF帯域信号の送受信のためのアンテナに適している。このような被覆体480の配置については、本出願人の韓国特許第0632692号に詳細に説明されており、前記特許の明細書は本明細書に参考文献として取り入れている。
前述したように、電磁気波の有効波長は誘電率が増加するほど減少するので、高誘電率の被覆体480を配置することで、放射体410の電気的長さの延長の効果をもたらし得る。換言すれば、更に小さなアンテナでも長い波長の信号を送受信できるようになる。追加的に、基板420の背面にも被覆体を配置でき、これもアンテナの小型化に寄与できる。
図4は、図1の実施形態のアンテナを用いるものとして示したが、図2又は図3の実施形態のパターンを有するアンテナを用いて本実施形態を実現することも可能であり、特に、図3の実施形態のパターンを用いる場合、基板の背面に配置される被覆体によるアンテナの小型化効果が顕著になる。
また、多数のセルのうちの一部のみを被覆するように被覆体を配置することで、部分的な電気的長さの延長の効果をもたらすことができ、これは図5を参照して後述するように多重帯域特性を誘発し得る。
図5は、本発明の更に他の実施形態に係るアンテナの平面図である。図5の実施形態は基本的に以前実施形態と関連して前述した放射体パターンを用いるが、セル512a、512b、512cの大きさが異なり得る。
長波長(即ち、低周波)では放射体510全体によって共振周波数が決定されるが、短波長(即ち、高周波)ではそれぞれのセル512が共振周波数を決定することができ、この場合、セル512の電気的長さを変更することで、高周波帯域の共振周波数を調整することが可能である。従って、一般にセル全体の大きさを変更して高周波帯域の共振周波数を調整し、アンテナを二重帯域アンテナに製造できる。
それだけでなく、図5に示すように、各セル512a、512b、512cの大きさを異ならせることで、それぞれにより異なる共振周波数が誘発されることができ、これによって多重帯域特性が誘導されることもできる。例えば、放射体510全体でVHF帯域の共振周波数を発生させ、最も大きなセル512aでUHF帯域の共振周波数を、中間サイズのセル512cでセルラー帯域の共振周波数を発生させ、最も小さなセル512bでPCS帯域の共振周波数を発生させることで、3重帯域アンテナとして動作できる。また、異なる大きさのセルを更に形成して3重帯域以上の多重帯域特性も示すことができる。
図6は、本発明の更に他の実施形態に係るアンテナの端末内蔵状態を示す図である。図示のように、図1の実施形態に係るパターンの放射体が形成されたアンテナ600を端末の接地面Gと垂直となるように配置し、給電端690を端末内部の給電素子(図示せず)と接続させることができる。また、図示のように、アンテナ600の接地面630を端末の接地面Gに接続させることができ、この場合にはアンテナ600は逆F(inverted-F)型アンテナとして動作する。あるいは、接地面630を端末の接地面Gに接続することなく、アンテナを逆L(inverted−L)型アンテナとして動作させることも可能である。前述したように、アンテナ600は非常に小さなサイズに製造され得るので、端末に内蔵することが容易である。特に、接地面Gの隅側にアンテナ600を設置することで、接地面Gによる放射遮蔽及び接地面Gと放射体との間のキャパシタンスを最小化できる。また、基板上に整合素子670を実装することで、端末の内部に整合素子を設置せずに、端末の構成を簡素化できる。
本実施形態を図1の実施形態の放射体パターンを用いるアンテナ600と関連して説明したが、同様に、図2又は図3に開示された放射体パターンを有するアンテナを用いることが可能であり、これは当業者に自明である。
図7は、本発明の更に他の実施形態に係るアンテナの構造を示す図である。図7に示すように、本実施形態に係るアンテナ装置700は一面に放射体が形成された基板720、基板720とスライド自在に結合されて放射体の長さを可変するスライディング部730、及び前記スライディング部730の伸張又は縮小時に前記スライディング部730の移動を支持する第1支え部740及び第2支え部750を備える。
前記スライディング部730は、図面においてY軸方向に伸張したり、縮小することができ、前記第1及び第2支え部740、750は前記スライディング部730の移動時にこれを支持する。しかしながら、前記支え部の形状や、個数は前記実施形態に限定されるものではなく、当業者に自明な範囲内で多様に変更及び修正され得る。
スライディング部730は、後述するように、寄生素子又はスタブとして機能するために導体部を備える。一実施形態において、スライディング部730は基板720と同じ材質で形成され、その表面に導電体が印刷、エッチング、又は蒸着され得る。あるいは、スライディング部730が導体で形成されることもできる。
一方、前記基板720と前記スライディング部730が接触する部分には寄生素子(図8の図面符号760参照)が形成されることができる。前記寄生素子760は給電線路と直接連結されない伝導体部分を通称するが、前記寄生素子760は前記アンテナの帯域幅を増加させ、良好度を向上させることができる。
一般に、PIFA(Planar Inverted F Antenna)やマイクロストリップアンテナの場合、狭い帯域幅を有している。このような短所を改善するために、前記給電端子と直接連結される放射体の周辺に導体を付設することで、放射体から放射されるエネルギーの一部を寄生素子760に誘起されるようにして隣接した周波数(通常、放射体の共振周波数より高い場合が大部分である)で共振をもう一度起こし、全体帯域幅を増加させることができる。
また、VHF帯域を受信する地上波DMB用アンテナの場合、200MHzという比較的に低い周波数帯域で共振を起こすためにアンテナパターンが過度に捩れるおそれがあり、そのため、アンテナ表面の電流の流れが互いに交差する領域が必然的に存在する。これにより、エネルギーを放射する場合、遠距離場領域(Far−field Region)で前記エネルギーが互いに相殺する部分が存在し、放射効率は減少し、帯域幅は縮小するという問題点が存在する。これを補完するために、放射体に隣接した所に電磁気的に結合される寄生素子760を付設することで、放射体の不十分な帯域幅を増加させることができる。
放射体は長い長さのロッドアンテナを縮小させるために、前記実施形態で説明したような螺旋状又はS字状の外郭線を有する形状で構成されることができる。この場合、インダクタンス成分が増加し、キャパシタンス成分が減少して全体として良好度と反射損失値が減少し得る。このような現象を等価回路の側面から見ると、本実施形態のアンテナは並列LC共振回路で等価化できる。前記螺旋状の放射体によって共振を起こしたい周波数帯域のインダクタンス成分とキャパシタンス成分が対称をなし難く、そのため、効率的な共振が行われることができない。これを解決するために、前記放射体の近接した領域に寄生素子760を付設することで、放射体と寄生素子760との間の距離で発生するキャパシタンス成分を用いて効率的に共振を起こすことができる。
前記寄生素子760は、エネルギーが集中する領域の近くに付設することが好ましく、場合によっては、前記キャパシタンス成分が不要になることもあり得る。従って、寄生素子760の大きさと距離などは携帯電話で要求される性能によって可変し得る。一実施形態において、アンテナの寄生素子760は距離と幅を固定し、長さを調整して要求される周波数で共振を起こすことができる。
寄生素子760は、基板720の所定部分に形成されることができ、スライディング部730の伸張によってスライディング部730とは互いに分離されて動作できる。寄生素子760の大きさと長さなどは携帯電話で要求される性能によって調節されることができ、スライディング部730が縮小された場合、寄生素子760とスライディング部730は互いに短絡されてその全体が寄生素子760として動作する。
一方、本発明の場合、薄型のPCBで製作されることができるので、給電部に整合回路を構成して周波数を調整することが可能である。具体的に、整合回路を備えるLNA(Low Noise Amplifier;低雑音増幅器)を追加して不十分な受信レベルの補強が可能である。
前記各構成要素は、外装ケース710内に実装され、着脱型で端末に接続されるか、端末の本体内部に挿入され、端末と一体になることができる。アンテナが着脱型に形成される場合に、アンテナは端末の端子と接続するための端子を更に備えることができる。
図8は、図7のA−A’線に沿って切り取って見たアンテナの分解図である。図8に示すように、前記スライディング部730は、中央部が2回折り曲げられてZ字状をなし、前記寄生素子760を備える基板720と互いに平行に接触して図7のY軸方向に移動できる。
前記基板720の表面のうち、スライディング部730と接触する部分に導体の寄生素子760が形成されることができ、前述したように、前記寄生素子760は、アンテナパターンのキャパシタンス成分を強化してアンテナの良好度を向上させることができる。
前記スライディング部730も導体で構成され、後述するように、前記スライディング部730の縮小時には前記寄生素子760と接触して前記スライディング部730全体が寄生素子760として動作し、伸張時には螺旋状のコイルパターンの延長部として利用され得る。前述したように、スライディング部730は、その表面に導電体が形成されて構成されることも可能である。
一方、前記寄生素子と隣接した前記スライディング部730の下部には第2支え部750が形成される。前記第2支え部750の鉛直上方には前記スライディング部730と第1支え部740が順に形成される。前記スライディング部730を支持する第1及び第2支え部740、750は前記基板720と同様に不導体で形成される。
図9は、本発明の一実施形態に係るアンテナの正面と後面を示す図である。図9の(a)は、本発明の思想によるアンテナの正面を示す図である。図9の(a)を参照すると、前記放射体は170〜210MHz程度のDMB信号を受信するためにS字状の外郭線を有する数個のセルで形成されることができ、これを用いて狭い面積で最大限の放射体の長さを確保できる。あるいは、以前実施形態で用いられた多様な放射体のパターンが利用され得る。
前記アンテナパターンの給電端子又は接地端子は、基板720の一面に形成されてもよく、両面に分かれて形成されてもよい。また、給電端子又は接地端子を積層してもよく、埋設して基板720を形成してもよい。更に、前記基板720の一側には第2支え部750が形成され得る。
一方、図9の(b)は、本発明の思想によるアンテナの後面を示す図である。図9の(b)を参照すると、前記基板720と前記基板720の後面に形成されてアンテナパターンの長さを増加させるスライディング部730と、前記スライディング部730の伸張又は縮小時に前記スライディング部730の移動を支持する第1支え部740が形成される。前記スライディング部730が伸張される経路上には接点部770が形成される。前記接点部770は前記基板720上に形成されることができ、前記スライディング部730を前記放射体と電気的に接続させて前記放射体の長さを増加させることができる。好ましくは、前記接点部770には突出部が形成され、前記スライディング部730には凹部が形成されることができる。前記突出部と凹部とを嵌合させることで、前記スライディング部730の長さを調節できる。前記スライディング部730の下部には寄生素子(図10の図面符号760参照)が形成され、前記スライディング部730の伸張によって前記寄生素子760が外部に露出し得る。前記スライディング部730の伸張段階は、下記図10を参照して更に詳細に説明する。
図10は、本発明の一実施形態に係るアンテナの伸張過程を示す図である。
図10を参照すると、前記アンテナを介して受信したい周波数の帯域に応じて前記スライディング部730が伸張されるか否か及びその程度が決定される。高い帯域の周波数を受信したい場合は、図9の(b)に示すように、前記スライディング部730は伸張せずに、放射体と電気的に分離された前記スライディング部730は放射体の延長部ではない寄生素子760として動作するようになる。更に低い帯域の周波数を受信したい場合には、前記スライディング部730は段階的に伸張され、図10の(a)〜(c)と同様に、前記スライディング部230には複数の凹部が形成されて前記スライディング部230が多段階に伸張され得る。より詳細には、前記スライディング部230は3段階に伸張されることができ、スライディング部230の所定部分が前記基板220の接点部770と互いに短絡されて前記伸張部分が放射体の延長部として利用され得る。即ち、前記スライディング部730の縮小時には前記スライディング部730全体が寄生素子760として動作し、伸張時には前記寄生素子760とは分離されて前記放射体と接続されることで、前記接点部770の上段は放射体の長さを延ばし、残りはスタブとして動作するようになる。
以上、具体的な実施形態と関連して本発明を説明したが、これは例示に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではなく、本明細書に開示された基本思想による最も広い範囲を有するものと解釈されなければならない。当業者は各構成要素の材質、大きさなどを適用分野に応じて容易に変更でき、特に、用いる信号の周波数帯域に応じて容易に放射体の大きさを変形し得る。また、開示された実施形態を組み合わせ/置換して示していない形状のパターンを実施できるが、これも本発明の範囲から逸脱しない。その他にも、当業者は本明細書に基づいて開示された実施形態を容易に変更又は変形することができ、このような変更及び変形も本発明の権利範囲に属することは明白である。
本発明の一実施形態に係るアンテナの平面図である。 本発明の他の実施形態に係る放射体パターンを示す平面図である。 本発明の更に他の実施形態に係る放射体パターンを示す平面図である。 本発明の他の実施形態に係るアンテナの平面図である。 本発明の更に他の実施形態に係るアンテナの平面図である。 本発明の更に他の実施形態に係るアンテナの端末内蔵状態を示す図である。 本発明の更に他の実施形態に係るアンテナの構造を示す図である。 図7のA−A’線に沿って切り取って見たアンテナの分解図である。 本発明の更に他の実施形態に係るアンテナの正面と後面を示す図である。 本発明の更に他の実施形態に係るアンテナの伸張過程を示す図である。

Claims (17)

  1. 一方向に延びる基板と、
    前記基板の一面上に前記基板の延長方向に形成され、一端が給電素子と電気的に結合された導電性放射体と
    前記基板の他面に形成された導電性の接続体と、
    を備え、
    前記導電性放射体は、実質的にS字状の外郭線を有し、第1の螺旋部分と第2の螺旋部分とを含むセルを2つ以上備え、前記第1の螺旋部分と前記第2の螺旋部分とは互いに反対方向に巻線され、
    隣接する前記セルの各々の一端が貫通ホールを介して前記接続体とそれぞれ接続され、前記接続体を介して隣接する前記セルが互いに直列に接続される、
    電気的長さが伸張したアンテナ。
  2. 一方向に延びる基板と、
    前記基板の一面上に前記基板の延長方向に形成され、一端が給電素子と電気的に結合された導電性放射体と
    前記基板の他面に形成された導電性の接続体と、
    を備え、
    前記導電性放射体は、実質的に螺旋状のセルを2つ以上備え、隣接する前記螺旋状のセルが互いに反対方向に巻線され
    隣接する前記セルの各々の一端が貫通ホールを介して前記接続体とそれぞれ接続され、前記接続体を介して隣接する前記セルが互いに直列に接続される、
    電気的長さが伸張したアンテナ。
  3. 少なくとも一部が前記導電性放射体と電磁気的に結合されるように前記基板上に形成され、接地面と電気的に接続された接地スタブを更に備える請求項1又は2に記載の電気的長さが伸張したアンテナ。
  4. 少なくとも一部が前記導電性放射体と電磁気的に結合されるように前記基板上に形成される寄生素子を更に備える請求項1又は2に記載の電気的長さが伸張したアンテナ。
  5. 前記接続体は、実質的に前記セルと同じ形状である請求項1又は2に記載の電気的長さが伸張したアンテナ。
  6. 前記接続体の少なくとも一部を覆うように形成され、前記基板より高い誘電率を有する被覆体を更に備える請求項1又は2に記載の電気的長さが伸張したアンテナ。
  7. 前記導電性放射体の少なくとも一部を覆うように形成され、前記基板より高い誘電率を有する被覆体を更に備える請求項1又は2に記載の電気的長さが伸張したアンテナ。
  8. 前記基板上に形成され、前記導電性放射体と前記給電素子との間に接続される整合素子を更に備える請求項1又は2に記載の電気的長さが伸張したアンテナ。
  9. 前記基板は、印刷回路基板(PCB)又は可撓性印刷回路基板(FPCB)である請求項1又は2に記載の電気的長さが伸張したアンテナ。
  10. 前記セルのうちの2つ以上は異なる大きさを有する請求項1又は2に記載の電気的長さが伸張したアンテナ。
  11. 無線通信端末内の接地面の隅側に設置されて前記無線通信端末に内蔵される請求項1又は2に記載の電気的長さが伸張したアンテナ。
  12. 前記基板上に形成され、前記放射体と電気的に分離された寄生素子と、
    前記基板にスライド自在に結合されて、伸張時に前記放射体と接点部で電気的に接続される導電体を有するスライディング部と
    を更に備える請求項1又は2に記載の電気的長さが伸張したアンテナ。
  13. 前記スライディング部は、伸張時に伸張長さが多段に調節される請求項12に記載の電気的長さが伸張したアンテナ。
  14. 前記寄生素子と前記スライディング部は、前記スライディング部の伸張時に互いに電気的に分離される請求項12に記載の電気的長さが伸張したアンテナ。
  15. 前記スライディング部の伸張によって前記寄生素子の長さが可変し得る請求項14に記載の電気的長さが伸張したアンテナ。
  16. 無線通信装置の端子に接続されるための端子を更に備える請求項12に記載の電気的長さが伸張したアンテナ。
  17. 請求項1又は2に記載の電気的長さが伸張したアンテナを備える無線通信装置。
JP2009502687A 2006-03-31 2007-03-30 電気的長さが伸張したアンテナ及びそれを備える無線通信装置 Expired - Fee Related JP4876166B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2006-0029327 2006-03-31
KR1020060029327A KR100766784B1 (ko) 2006-03-31 2006-03-31 안테나
KR10-2006-0033029 2006-04-12
KR1020060033029A KR100748606B1 (ko) 2006-04-12 2006-04-12 전기적 길이가 신장된 안테나
PCT/KR2007/001575 WO2007114607A1 (en) 2006-03-31 2007-03-30 Antenna with increased electrical length and wireless communication device including the same

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009531951A JP2009531951A (ja) 2009-09-03
JP4876166B2 true JP4876166B2 (ja) 2012-02-15

Family

ID=45782019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009502687A Expired - Fee Related JP4876166B2 (ja) 2006-03-31 2007-03-30 電気的長さが伸張したアンテナ及びそれを備える無線通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4876166B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102505459B1 (ko) * 2020-12-17 2023-03-03 (주)공공칠월드 몰카 및 도청주파수 센싱을 위한 가변 멀티밴드 센서장치

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04103711U (ja) * 1991-01-24 1992-09-07 松下電器産業株式会社 小型アンテナ
JPH1146109A (ja) * 1997-07-25 1999-02-16 Denso Corp アンテナ
US6061036A (en) * 1998-02-03 2000-05-09 Ericsson, Inc. Rigid and flexible antenna
SE516466C2 (sv) * 1999-06-17 2002-01-15 Moteco Ab Antennanordning för flera frekvensband
JP2003179427A (ja) * 2001-10-04 2003-06-27 Ngk Spark Plug Co Ltd 内蔵アンテナ、これを備える携帯無線機及び内蔵アンテナ用誘電体基板
JP2004126750A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Toppan Forms Co Ltd 情報書込/読出装置、アンテナ及びrf−idメディア
JP3843428B2 (ja) * 2002-10-31 2006-11-08 ソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社 チップ状アンテナ素子及びその製造方法、並びにアンテナ実装プリント配線基板
WO2005076407A2 (en) * 2004-01-30 2005-08-18 Fractus S.A. Multi-band monopole antennas for mobile communications devices
JP2005332318A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Toshiba Tec Corp 無線通信装置及びプリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009531951A (ja) 2009-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7663551B2 (en) Multiband antenna apparatus and methods
KR100723086B1 (ko) 비대칭 다이폴 안테나 어셈블리
EP1199769B1 (en) Double-action antenna
US8618993B2 (en) Loop antenna
US20080018539A1 (en) MIMO antenna operable in multiband
JP4440243B2 (ja) 携帯端末
US20060284770A1 (en) Compact dual band antenna having common elements and common feed
KR20060064634A (ko) 안테나 장치 및 이를 포함하는 모듈과 무선 통신 장치
US20070057849A1 (en) Antenna for dual band operation
US20120188141A1 (en) Miltiresonance antenna and methods
KR100742098B1 (ko) 슬릿 스커트를 이용한 안테나
JP2005286895A (ja) アンテナ装置および携帯無線装置
US20090315786A1 (en) Antenna with increased electrical length and wireless communication device including the same
US8059061B2 (en) Subminiature internal antenna
US7053839B2 (en) Antenna for a portable communication apparatus, and a portable communication apparatus comprising such an antenna
KR100773143B1 (ko) 커플패치를 이용한 광대역 안테나 및 그 광대역 특성 구현방법
US9515381B2 (en) Antenna
KR20050003341A (ko) 이동통신 단말기의 내장형 안테나
KR20020031920A (ko) 광대역 내장형 안테나
JP4876166B2 (ja) 電気的長さが伸張したアンテナ及びそれを備える無線通信装置
KR100748606B1 (ko) 전기적 길이가 신장된 안테나
KR101634824B1 (ko) 분기 캐패시터를 이용한 역-f 안테나
WO2001020716A1 (en) Antenna arrangement and a method for reducing size of a whip element in an antenna arrangement
JP2003249810A (ja) 多周波アンテナ
KR100649492B1 (ko) 이동통신 단말기의 다중 대역 내장형 안테나

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100824

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111115

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111128

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees