JP4439959B2 - 金属蒸着膜とこの金属蒸着膜を備えた金属蒸着体およびその製造方法 - Google Patents

金属蒸着膜とこの金属蒸着膜を備えた金属蒸着体およびその製造方法 Download PDF

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本発明は各種電子部品などに用いられる金属蒸着膜とこの金属蒸着膜を備えた金属蒸着体に関するものである。
従来から金属蒸着膜を利用した電子部品は数多く存在する。その代表的なものとしては、フィルムコンデンサやセラミックコンデンサに代表される電子部品さらには磁性部品などがある。
これらの電子部品に用いられる金属蒸着膜としては、アルミニウム,銅,ニッケル,クロム等が知られているが、これらの金属蒸着膜としては表面から見てクラックの極力少ないものが求められており、そのため膜厚がせいぜい0.5μm以下のものとなっていた。(例えば特許文献1参照)
特開2003−59748号公報
上記従来の金属蒸着膜においては、きわめて膜厚がうすいため扱いにくく特に転写などの方法によって電子部品の電極を形成する場合には所定形状に転写できなかったり、厚い膜厚が必要な電極には採用できないといった課題を有するものであった。
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、従来では問題とされていたクラックを積極的に増した金属蒸着膜とこの金属蒸着膜を備えた金属蒸着体およびその製造方法を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明は、担持体として、表面に離型層を形成した高分子フィルムからなる転写フィルムの離型層の表面に、柱状体の集合体によって形成され、表面から見た形状がクラックによって微小面積に分割された形状とした金属蒸着膜を設けた金属蒸着体であり、電子部品などの電極として活用した場合に基材との結合が強化できたり、膜厚の厚いものを形成でき、また、転写時においては所定形状に沿って転写できるものである。
以上のように本発明はクラックを積極的に発生させて表面から見て微小面積に分割された形状とすることにより、この金属蒸着膜を利用する基材との結合強度を高め、要望に応じた膜厚のものが供給でき、転写により利用する際にも所定形状に沿った転写の行えるものとすることができる。
本発明の請求項1に記載の発明は、表面に離型層を形成した高分子フィルムからなる担持体の離型層の表面に、柱状体の集合体によって形成され、表面から見た形状がクラックによって微小面積に分割された形状とした金属蒸着膜を設けた金属蒸着体であり、従来から問題とされていたクラックを積極的に増加させて表面から見た形状を微小面積に分割することで、この金属蒸着膜を利用する電子部品などにおいて基材との結合を強固にしたり膜厚の厚い取り扱いの容易なものとしたり、転写性の優れたものとすることができる。
以下、本発明の最良の実施の形態について図面を用いて説明する。
まず、本発明における金属蒸着膜は、図1と図2に示すように柱状体1の集合体によって形成され、しかも表面から見てクラック2によって微小面積に分割された形状となっている。この微小面積に分割された形状を実現するために蒸着時
に蒸着する金属と反応しない不活性ガスを供給することで可能となる。これは、通常、担持体に蒸発源から蒸発した金属を付着堆積させて金属蒸着膜を形成していく時、蒸発金属はかなりのエネルギーを持った状態で担持体に付着すると考えられ、担持体上で大きく動きながら付着堆積していくといわれている。この担持体上での動きが大きい場合は、図3,図4に示すように大きな柱状体3で構成され、表面から見た形状も少しクラック4が形成されたものとなる。
しかしながら、蒸着金属と反応しない不活性ガスを供給しながら蒸発金属を担持体に付着堆積させていくと、蒸発金属の担持体上での動きを抑制すると考えられ、小さな柱状体の集合体となり、表面から見た形状がクラック2によって微小面積に分割された形状になるものと想定される。
上記金属蒸着膜としては、ニッケル,銅,アルミニウム,クロム等どのような金属にも可能であるが、アルミニウムや銅などの柔らかい金属はかなりの膜厚を有するものとしなければ、微小面積に分割された形状とすることが困難である。
また、不活性ガスとしては、金属によって異なるが、蒸着時にその金属と反応しないものが好ましく、アルゴン(Ar)を主成分とする不活性ガスや窒素(N)を主成分とする不活性ガスが有効である。
このような金属蒸着膜は、通常電子部品の電極として用いられる場合が多い。その際の金属蒸着膜は図5に示すように担持体上に設けて用いられる。図5において、5は担持体を示し、6はこの担持体5上に設けられた金属蒸着膜である。
電子部品がフィルムコンデンサである場合には、誘電体として機能する樹脂フィルムが担持体5となり、この担持体5上にはアルミニウムの金属蒸着膜6が形成されることになる。
また、電子部品がセラミック電子部品である場合には、セララミック層が担持体5となり、この担持体5上に銅,ニッケルなどの金属蒸着膜6が形成されることになる。
さらに、この担持体5としては、上記樹脂フィルムやセラミック層のほかに磁性層,絶縁層などを用いることができ、これらはあらかじめ焼成などで形成された硬質体であっても、焼成前のグリーンシートであっても良い。
特にグリーンシートに金属蒸着膜を設けて加圧し、焼成して形成する場合には金属蒸着膜6のクラックに担持体の一部が入り込んで焼成されることになり両者の結合強度を高めたり、コンデンサを形成する場合などには電極としての金属蒸着膜6の表面積が拡大され容量の増加を図ることができる。
担持体5が硬質体である場合であっても、両者を結合する接着剤が金属蒸着膜6のクラックに入り込み、接着強度を高めることができる。
また、担持体5として転写フィルムを用いる場合は、図6に示すようにポリエチレンテレフタレートなどの高分子フィルム7の表面に離型層8を形成した担持体5とし、この離型層8の上に金属蒸着膜6を設けた構成とする。
このような構成によって得られた金属蒸着膜転写フィルムは、図7に示すようにセラミックグリーンシートや樹脂フィルムなどの電子部品の基材となる担持体9上に接着剤10を所定のパターン状に形成したものに金属蒸着膜6側が担持体9側になるようにして位置合わせをして重ねあわせ、矢印で示すように圧力を加えて両者を加圧し、その後両担持体5と9を剥がすことにより担持体9の接着剤10の形成された部分に沿って上記担持体5の金属蒸着膜6が転写される。
このとき金属蒸着膜6にクラックが設けられ、微小面積毎に分割された形状としているため、接着剤10の塗布されたパターンにほぼ沿った形で金属蒸着膜6が転写されることになる。
これが、図3,4で示したようなクラックが少ししか形成されない金属蒸着膜においては、接着剤10のパターンに転写されたとしても隣接する接着剤10上に転写された金属蒸着膜どうしが接続されたような転写となる可能性が高くなる。すなわち、本発明における金属蒸着膜6は微小面積に分割された形状となっているため接着剤10のパターンにほぼ沿った形に転写されることになる。
次に本発明の金属蒸着体の製造方法について、ニッケルを蒸着金属とし、担持体5を転写フィルムとしたものを例として図8を用いて説明する。
図8において、真空槽11は真空排気管12および15により排気弁13および16を介してポンプ排気管14および17に接続され、真空排気されている。
離型層が形成された高分子フィルム7は、巻出部18から巻出され、フリーロール19を経て5〜10℃に冷却された蒸着用のクーリングドラム20の外周面に沿ってクーリングドラム20と同期して矢印A方向に走行し、フリーロール21を経て巻取部22に巻取られる。
この高分子フィルム7の走行中のクーリングドラム20の下部でニッケル蒸着膜23の製膜が行われる。クーリングドラム20の下部には耐火物からなる蒸発源容器24に収納されたニッケルの蒸発源25が溶解し蒸発されるように過熱されている。この蒸発源25の過熱は電子銃26の電子発生源27から照射される電子線28によって行われる。
上記蒸発源25からニッケル蒸気29が蒸発しており、ニッケル蒸気29の大部分はクーリングドラム20と同期して走行する高分子フィルム7の離型層の形成された表面に到達し、離型層の表面に付着堆積してニッケル蒸着膜23が製膜される。
この蒸着時には、本発明の金属蒸着膜の特徴を発生させるために蒸着雰囲気を制御する。すなわち、クーリングドラム20と蒸発源25との間にガスノズル30を設けて、クーリングドラムの周面に沿って走行する高分子フィルム7の表面にニッケルと反応しない例えばアルゴンを主成分とする不活性ガスを供給する。
31および32はシャッターで、通常は発生源25とクーリングドラム20との間に31に示すように位置しており、クーリングドラム20の周面を走行する高分子フィルム7にニッケル蒸着膜23を製膜するときは32の位置に移動させ、ニッケル蒸気29が蒸発源25からクーリングドラム20の下部の周面に沿って走行する高分子フィルム7に到達しやすくしてニッケル蒸着膜23を連続的に製膜できるようになっている。
次に具体的な実施例について説明する。
(実施例1)
厚さ16μmのPETフィルムの片面に、シリコン系離型剤からなる厚さ0.3μm、剥離強度が500grの離型層を形成した離型層付きPETフィルムを担持体とし、ニッケル蒸着膜の成膜時にアルゴンガスをニッケル蒸着膜が成膜される部分に向けて供給した。このとき真空槽内の真空度は8×10−2Paであった。
この条件で担持体の送り速度を20m/minとして担持体上の離型層の表面に連続的にニッケル蒸着膜を形成した。この結果、ニッケル蒸着膜の膜厚は0.5μm、表面抵抗値は4探針法の測定値で0.82Ω/□であった。
このニッケル蒸着膜を電子顕微鏡で断面と表面を観察をした結果、断面構造は図1に示すようにニッケル蒸着膜の縦方向に連続した柱状体の集合構造が見られ、表面の構造は図2に示すように、微細なクラックにより微小面積に分割されていた。
また、金属蒸着膜転写フィルムのカールは自然放置状態では、図9に示すようにニッケル蒸着膜面に向かって弱いカールであった。
この結果より、アルゴンガスを供給しながら成膜したニッケル蒸着膜は微細なクラックの形成によりニッケル蒸着膜の応力が緩和されて自己剥離が防止され、表面抵抗値が低抵抗値になるとともにニッケル蒸着膜が形成された金属蒸着膜転写フィルムのカールは極めて小になったと考えられる。
ニッケルの金属蒸着膜転写フィルムのカールはニッケル蒸着膜を成膜する時にアルゴンガスの供給によりカール量が変わり、成膜中のアルゴンガス供給量が多い方がカール量が小となることがわかった。このカール量は小さい方が後工程での作業性が良好なこともわかった。
実施例1で得たニッケル蒸着膜の離型層との剥離状態を、市販セロテープにて観察したところ、離型層上のニッケル蒸着膜は市販セロテープで容易ではないが剥離した。
さらに、被転写側の担持体とニッケル蒸着膜間に接着剤を介して120℃・100kg/cmの加熱・加圧による転写では容易にニッケル蒸着膜の転写が行え、転写性は良好であった。また、転写エッジ部のニッケル蒸着膜のキレは良好であった。これはニッケル蒸着膜が微細なクラックにより微小面積に分割された結果である。
(実施例2)
厚さ16μmのPETフィルムの片面にシリコン系離型剤からなる離型層厚さ0.3μm、剥離強度が5grの離型層を成膜した離型層付きPETフィルムを担持体とし、ニッケル蒸着膜の成膜時にアルゴンガスをニッケル蒸着膜が成膜される部分に向けて供給した。このとき真空槽内の真空度は8×10−2Paの真空度であった。
この条件でニッケルの蒸発量、担持体の送り速度を実施例1と同一にして担持体上の離型層の表面に連続的にニッケル蒸着膜を成膜した。この結果、ニッケル蒸着膜の膜厚は0.5μm、表面抵抗値は4探針法の測定値で0.87Ω/□であった。
このニッケル蒸着膜を電子顕微鏡で断面と表面を観察をした結果、断面構造は図1に示すようにニッケル蒸着膜の縦方向に連続した柱状体の集合構造が見られ、構造は図2に示すように、幅の狭いクラックにより微細に分割されていて、ほぼ実施例1と同一な構造であった。
表面抵抗値は低い抵抗値が測定され、ニッケルからなる金属蒸着膜転写蒸着フィルムのカールは自然放置状態では、図10に示すようにニッケル蒸着膜面に向かって弱いカールであった。
この結果より、アルゴンガスを供給しながら成膜したニッケル蒸着膜は実施例1同様に微細なクラックの形成によりニッケル蒸着膜の応力が緩和されて自己剥離が防止され、表面抵抗値が低抵抗値になるとともにニッケル蒸着膜が成膜された金属蒸着膜転写フィルムのカール量は極めて小になったと考えられる。
実施例2においてもカール量は30%以下が後工程での作業性は良好であった。
このニッケル蒸着膜の離型層との剥離状態を、市販セロテープにて観察したところ離型層上のニッケル蒸着膜は市販セロテープで容易に剥離した。また、この金属蒸着膜転写フィルムを用い、被転写側の担持体とニッケル蒸着膜間に接着剤を介して120℃・100kg/cmの加熱・加圧による転写では容易にニッケル膜の転写が行え、転写性は良好であった。このときの転写エッジ部のニッケル蒸着膜のキレは良好であった。
(比較例)
比較のために従来例1として、厚さ16μmのPETフィルムの片面にシリコン系離型剤からなる離型層厚さ0.3μm、剥離強度が500grの離型層を形成した離型層付きPETフィルムを担持体として、真空度が1×10−22Pa、担持体の送り速度を20m/minとして離型層上に供給ガスなしの条件で膜厚0.5μmのニッケル蒸着膜を成膜した。
このニッケル蒸着膜の表面抵抗値は4探針法の測定値で45Ω/□であり、電子顕微鏡で断面と表面の構造を観察した結果、断面構造は図3に示すようにニッケル蒸着膜の縦方向の形状は連続的な柱状構造ではなく縦方向に断続的な大きな柱状体からなる構造であり、表面構造は図4に示すように少しのクラックにより大きな面積で分割されていた。
また、ニッケル蒸着膜が成膜された金属蒸着膜転写フィルムを40mm×40mmに切断してカール状態を観察したところしたところ、自然放置状態では切断した金属蒸着膜転写フィルムは、図11に示すようにニッケル蒸着膜面に向かって極めて強いカールで1回転以上のカールとなった。
このニッケル蒸着膜と離型層との剥離状態を、市販セロテープにて観察したところ、きわめて弱い剥離力で市販セロテープに容易に転写した。しかし、この場合のニッケル蒸着膜の転写は市販セロテープにかからない部分も一部剥離したことから、転写エッジ部の膜のキレは良好でなかった。
更に比較例2として、厚さ16μmのPETフィルムの片面にシリコン系離型剤からなる離型層厚さ0.3μm、剥離強度が5grの離型層を成膜した離型層付きPETフィルムを担持体とし、比較例1と同一条件でニッケル蒸着膜を成膜した。
このニッケル蒸着膜の表面抵抗値は4探針法の測定値で200Ω/□以上であり、電子顕微鏡で断面と表面の構造を観察した結果、比較例1と同様に断面構造は図3に示すようにニッケル蒸着膜の縦方向の形状は連続的な柱状構造ではなく、表面構造は図4に示すように少ないクラックにより大きな面積で分割されていた。
さらに、離型層上のニッケル蒸着膜は離型層からの部分剥離が発生していた。これは離型層の剥離強度が5grと低剥離強度のためニッケル蒸着層と離型層の付着力が弱く、ニッケル蒸着膜の応力歪でニッケル蒸着膜の自己剥離が発生したものと考えられる。
また、ニッケル蒸着膜が成膜された金属蒸着膜転写フィルムを40mm×40mmに切断してカール状態を観察したところ、比較例1と同様に自然放置状態ではこの切断した金属蒸着膜転写フィルムは、図12に示すようにニッケル蒸着膜面に向かって極めて強いカールで1回転以上のカールとなった。
このニッケル蒸着膜と離型層との剥離状態を、市販セロテープにて観察したところ、きわめて弱い剥離力で市販セロテープに容易に転写した。しかし、この場合も比較例1と同様にニッケル蒸着膜の転写は市販セロテープにかからない部分も一部剥離したことから、転写エッジ部の膜のキレは良好でなかった。
これら実施例、比較例をまとめると(表1)のようになり、ニッケル蒸着膜の断面構造を柱状体にし、ニッケル蒸着膜を微細なクラックで微小面積に分割することで金属蒸着膜転写フィルムのカール量を小さくできると共に、転写エッジ部分の蒸着膜のキレが良好となる。
Figure 0004439959
尚、本実施例では具体的にニッケル蒸着膜の成膜方法や、使用した材料、寸法、条件値を記載したが本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明で得られた金属蒸着膜は、転写性能に優れ、転写エッジ部分のキレが良いため、転写エッジでのバリの発生が極めて少ないものとなり、特に電子部品の内部電極用として使用する場合に優れた特性を有する。
本発明の金属蒸着膜の一実施の形態における5万倍の倍率の断面を示す顕微鏡写真 同2000倍の倍率の表面を示す顕微鏡写真 同比較例の5万倍の倍率の断面を示す顕微鏡写真 同比較例の2000倍の倍率の表面を示す顕微鏡写真 同金属蒸着体の断面図 同担持体に転写フィルムを用いた金属蒸着体の断面図 同転写状態を示す斜視図 同金属蒸着体の製造方法を示す説明図 同金属蒸着体の小片に切断したときのカールする状態を写真で示す正面図 同他の実施例による金属蒸着体の小片に切断したときのカールする状態を写真で示す正面図 同比較例のカールする状態を写真で示す正面図 同比較例のカールする状態を写真で示す正面図
符号の説明
1 柱状体
2 クラック
5 担持体
6 金属蒸着膜
7 高分子フィルム
8 離型層
9 担持体
10 接着剤

Claims (1)

  1. 担持体上に柱状体の集合によって形成され、表面から見た形状がクラックによって微小面積に分割された形状の金属蒸着膜を設けた金属蒸着体であって、前記担持体が表面に離型層を形成した高分子フィルムからなる転写フィルムで、前記離型層の表面に前記金属蒸着膜を設けたことを特徴とする金属蒸着体
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