JP4439823B2 - 遊技機のリールテープ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシンやパチンコ機等の遊技機に用いられるリールテープに関し、さらに詳しくは、リールテープに描かれる図柄の表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
リールテープを備えた遊技機の代表例としてスロットマシンがある。スロットマシンは、略直方体状のキャビネットケース内に多種の図柄が描かれたリールを回転可能に配設して構成される。キャビネットケースの正面にはリールと位置整合して透視窓が配設されており、多種の図柄が描かれたリールの所定範囲をスロットマシンの機体正面に臨ませている。リールは、円筒状のリール本体と、多種の図柄が描かれたリールテープとを主体に構成され、リールテープをリール本体の円筒外周面に装着することで、リール(リール本体)の円筒外周面に沿って多種の図柄が形成される。
【0003】
従来のリールテープは、リールテープの表面に単に各種図柄を印刷しただけものであって、リールテープの表面に印刷された各種図柄は全て平面的に表示されるため、スロットマシンの重要な表示物であるにもかかわらず、透視窓を通してリールテープを見たときにスロットマシンの正面に付された装飾模様等との識別力に欠ける感じがあった。
【0004】
そこで、リールテープの図柄に立体感を付加することにより、透視窓を通して図柄を見たときの印象ないし視覚的効果を増加させるため、例えば、実開昭62−90685号公報や特開平4−208176号公報で開示されるように、リールテープの図柄が描かれた表面部分を他の部分より突出もしくは浮き出させて立体的に形成することが知られている。また、リールテープの図柄を除いた背景部分に特定の背景図柄を描き、リールテープの図柄が背景部分よりも浮き上がって見える錯覚を引き起こすようにしたものも開示されている(例えば、特許文献3参照)。
【0005】
【特許文献1】
実開昭62−90685号公報
【特許文献2】
特開平4−208176号公報
【特許文献3】
特開平8−308981号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、リールテープの図柄が描かれた表面部分を他の部分より突出させる(もしくは浮き出させる)場合には、従来のリールテープの製造工程に加え、リールテープの図柄部分を裏側から押圧したり、あるいは図柄の型版をテープ表面に固着するというような工程が付加されてリールテープの製造工程が増加するため、リールテープのコスト上昇を招いていた。
【0007】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、製造工程の増加およびコスト上昇を招かずに図柄を立体的に認識可能にする遊技機のリールテープを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的達成のため、本発明に係る遊技機のリールテープは、テープ基材と、テープ基材の一方の面に設けられた図柄(例えば、実施形態における大当たり図柄122)とを備え、図柄は、テープ基材の一方の面において図柄が設けられる図柄領域(例えば、実施形態における大当たり図柄領域122a)上に所定の凹凸が得られるように印刷され平坦化する前に硬化されて形成された凹凸を有する凹凸メジウムインク層と、凹凸メジウムインク層の上に重ねて印刷形成された鏡面性を有する鏡面インク層とを有し、テープ基材と凹凸メジウムインク層とがそれぞれ透明であって、さらに、凹凸メジウムインク層の凹凸は、図柄領域の縁部近傍に繋がって形成されかつ鏡面インク層が侵入した凹状部または鏡面インク層内に侵入した凸状部を有し、この凹状部の深さまたは凸状部の高さは、テープ基材側から図柄領域を見たときに縁部で陰影が生ずるように構成され、加えて、凹凸メジウムインク層のもっとも厚い箇所の厚さはテープ基材の一方面に印刷形成された背景領域のメジウムインク層と同一であることを特徴とする。
【0009】
このような構成の遊技機のリールテープによれば、凹凸メジウムインク層により鏡面インク層が凹凸を有するように形成されるため、テープ基材の他方の面からテープ基材を通して図柄を見たときに、図柄が立体的に見えることから、リールテープの図柄部分を裏側から押圧したり、あるいは図柄の型版をテープ表面に固着するというような工程を付加する必要がなく、製造工程の増加およびコスト上昇を招かずに図柄を立体的に認識することができ、凹凸メジウムインク層の凸状部が図柄の縁部近傍に繋がって形成されているため、鏡面インク層における凹凸の境界部分が図柄(領域)の縁部近傍に位置して、図柄全体が立体的に見えるため、図柄をより立体的に認識することができる。
【0010】
凹凸メジウムインク層が図柄領域の縁部近傍に繋がって形成された凸状部を有する場合に、凸状部に囲まれた内側の領域に凹凸メジウムインク層の上に重ねて印刷形成された所定の色模様を有する色層または光沢を有する箔層をさらに有して構成されることが望ましい。
このようにすれば、テープ基材の他方の面からテープ基材を通して図柄を見たときに、図柄における凸状部の内側に囲まれた領域に所定の色模様を有する色層または光沢を有する箔層が認識されるため、図柄の色彩を豊かにすることができる。
【0011】
また、テープ基材と、凹凸メジウムインク層とがそれぞれ透明であることが好ましい。このようにすれば、テープ基材の他方の面からテープ基材を通して図柄を見たときに、より明確に図柄を認識することができる。
【0012】
また、鏡面インキ層と所定の色模様を有する色層または光沢を有する箔層に光が透過可能な抜き部が設けられていることが好ましい。このようにすれば、鏡面インク層では光が透過しないため、バックランプをリールの内側周部で点灯させると、図柄の鏡面インク層を有する部分ではバックランプからの光が透過できないが、図柄に設けられた抜き部ではバックランプからの光が透過できることから、バックランプを点灯させたときの図柄の識別力を向上させることができるとともに、特定の図柄を狙ってリールを停止させることが容易になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。本発明に係るリールテープを備えた遊技機の代表例としてスロットマシンSMを図1および図2に示しており、まず、これらの図面を参照しながらスロットマシンSMの全体構成について要約説明する。ここで、図1はスロットマシンSMの斜視図、図2は上記スロットマシンSMにおける前面扉を取り外した状態を示す正面図である。
【0014】
スロットマシンSMは、前面側に開口を有する箱状の筐体2と、この開口を開閉自在に覆って取り付けられる前面扉3とから構成される略直方体状のキャビネットケース1内に遊技構成装置を配設して構成される。前面扉3は、筐体2および前面扉3の左側縁に跨って配設された上下のヒンジ機構(図示せず)により横開き開閉可能に取り付けられ、常には右側縁に設けられた施錠装置4を利用して筐体2に閉鎖施錠された状態で保持される。
【0015】
筐体2の内部には、円筒外周面に沿って多種の図柄が設けられた三つのリール70,70,70が遊技構成装置として回転可能に配設されており、さらに筐体2の内部には、三つのリール70,70,70を回転・停止駆動させるリールユニット50、遊技メダルの払出を行うメダル払出装置(ホッパとも称される)21、スロットマシンSMの作動を統括的に制御する主制御基板22、リールユニット50やメダル払出装置21、主制御基板22等の構成機器に電力を供給する電源装置23などが取り付けられている。
【0016】
一方、前面扉3には、メダル投入口31、スタートレバー32や停止ボタン33,33,33等や、左右の上部スピーカ34,34および下部スピーカ35等が取り付けられ、図示しないワイヤーハーネス(電気配線)で筐体2側の主制御基板22や電源装置23などと接続されている。また前面扉3の中間部には、三つのリール70,70,70と位置整合して透視窓37が配設されており、三つのリールの所定範囲を機体正面に臨ませている。さらに前面扉3の中央下部には、前面扉3に設けられたメダル通路(図示せず)と位置整合してメダル払出口38が設けられるとともに、その下部に受け皿39が配設されており、図示しないメダルセレクタから返却される返却メダルや、メダル払出装置21から払い出された遊技メダルがメダル払出口38を通過して受け皿39で受け止められ貯留されるように構成されている。
【0017】
このように構成されたスロットマシンSMでは、遊技者がメダル投入口31より遊技メダルを投入し、スタートレバー32を操作すると、三つのリール70,70,70が回転起動する。遊技者は回転している三つのリール70,70,70を任意に選択し、所望の順序及びタイミングで停止ボタン33,33,33を操作して、三つのリール70,70,70を停止させる。
【0018】
このとき、主制御基板22で行われた入賞図柄抽選の結果を基に図柄制御処理が行われる。この図柄制御処理においては、先の入賞図柄抽選の結果に応じ、停止ボタン33が(オン)操作されたときに所定の図柄が揃うようにしたり、あるいは図柄が揃わないようにする制御が行われる。
【0019】
例えば、図5に示すように(図1も参照)、リール70(本発明に係るリールテープ100)に設けられた各種図柄120の中で、停止ボタン33が(オン)操作されたときに透視窓37における中央有効ライン37a上に位置するライン図柄120aと、このライン図柄120aからリール70の回転方向(図5中の矢印の向かう方向)と逆に数えて4つ目までの図柄とが、停止ボタン33が(オン)操作されたときに中央有効ライン37a上に停止することができる停止可能図柄120bとなっている。なお、図1に示すように、透視窓37において、中央有効ライン37aの他に、中央有効ライン37aの上下に位置する上部有効ライン37bおよび下部有効ライン37cや、左斜め有効ライン37dおよび右斜め有効ライン37eが存在する。
【0020】
そして、入賞図柄抽選により所定の役が当選した場合、役を構成する入賞図柄が停止可能図柄120bの中に存在するときには中央有効ライン37a上に入賞図柄が位置するようにリール70が停止するが、役に構成される入賞図柄が停止可能図柄120bの中に存在しないとき(例えば、役に構成される入賞図柄が大当たり図柄122のとき)には、停止可能図柄120bのいずれかが中央有効ライン37a上に停止して、中央有効ライン37a上に入賞図柄(例えば、大当たり図柄122)を停止させることができないのである。
【0021】
回転していた三つのリール70,70,70が全て停止すると、入賞図柄の判定、すなわち当たりかはずれかの判定が行われ、図柄の組み合わせが予め定められた入賞図柄の組み合わせに該当するときには、メダル払出装置21より所定枚数の遊技メダルが払い出される。なお、このとき上部スピーカ34,34および下部スピーカ35より効果音が発生する。
【0022】
このように本スロットマシンSMで遊技を行う遊技者は、表示された図柄が予め定められた組み合わせに該当しなかったとき(はずれのとき)には投入した遊技メダルを失うが、表示された図柄が予め定められた組み合わせに該当したとき(当たりのとき)には投入した枚数以上の遊技メダルを獲得し得ることとなり、遊技メダルを増やすという興趣を楽しむことができる。
【0023】
次に、図3および図4を参照しながら、リールユニット50について説明する。ここで、図3はリールユニット50の斜視図、図4はリールユニット50に構成されるリール装置60の分解斜視図である。リールユニット50は、図3に示すように、三つのリール70,70,70をそれぞれ回転・停止駆動する三つのリール装置60,60,60と、三つのリール装置60,60,60を収容保持するユニットケース51とを主体に構成される。
【0024】
ユニットケース51は、樹脂および金属製の板材を組み合わせて箱状に形成され、各リール70,70,70の回転軸がほぼ一致した状態で、三つのリール装置60,60,60が内部に収容されるように構成される。このとき、三つのリール装置60,60,60は、ユニットケース51の内部に収容された状態で、ラッチ等による固定装置66,66,…によりユニットケース51に収容固定されるようになっている。
【0025】
リール装置60は、図4に示すように、円筒外周面に沿って多種の図柄が設けられたリール70と、リール70を回転駆動するリールモータ61と、リール70の回転検出を行う回転検出センサ62と、リール70の円筒外周面を照らし出すバックランプ63と、これらが取り付けられるベース板64とを主体に構成される。
【0026】
リールモータ61は、所定の制御信号により作動するステッピングモータであり、リールモータ61のモータ軸61aには、リール70がこのモータ軸61aと一体回転するように取り付けられる。また、リールモータ61は、ユニットケース51の上部に取り付けられたリール装置基板53と電気的に接続されており、リール装置基板53から出力された回転・停止駆動信号により、リールモータ61が回転もしくは停止作動するようになっている。すなわち、リール装置基板53により、リール70およびリールモータ61の回転・停止作動制御が行われるようになっている。
【0027】
回転検出センサ62は、所定の検出光を発光する発光部62aと、発光部62aからの検出光を検出する受光部62bとを備えたビームセンサであり、発光部62aと受光部62bとの間にリール70に設けられた遮光突起72が位置すると、回転検出センサ62の検出光が遮られるようになっている。
【0028】
また、回転検出センサ62は、リール装置基板53と電気的に接続されており、回転検出センサ62からの検出信号がリール装置基板53に入力されるようになっている。すなわち、リール装置基板53により、回転検出センサ62からの検出信号に基づいて、リール70における遮光突起72の形成位置を回転基準位置としてリール70の回転検出が行われるようになっている。
【0029】
バックランプ63は、リール70の内側周部に位置するようにベース板64に取り付けられており、リール70の円筒外周面における所定領域が照らし出されるようになっている。また、バックランプ63は、ユニットケース51の上部に取り付けられたバックランプ中継基板54と電気的に接続されており、バックランプ中継基板54から出力された点灯信号により、バックランプ63が点灯するようになっている。
【0030】
ベース板64は、樹脂材料を用いて射出成形等の成形手段により板状に一体的に形成され、中央部にリールモータ61およびリール70が取り付けられるとともに、取付ステー65を用いて回転検出センサ62およびバックランプ63が取り付けられている。そして、リールモータ61およびリール70、そして回転検出センサ62やバックランプ63がベース板64に取り付けられた状態で、図3に示すように、三つのベース板61,61,61、すなわち三つのリール装置60,60,60がユニットケース51の内部に収容されるようになっている。
【0031】
ベース板64の上下端部前方には、ラッチ等による固定装置66,66が設けられており、ベース板64(すなわちリール装置60)をユニットケース51の内部で収容固定することができるようになっている。ベース板64の中央部前方には、扇形のカバー67が設けられており、透視窓37を通してリール70を見たときに、三つのリール70,70,70同士の隙間からリールモータ61等のリールユニット50の内部構成装置が見えないようになっている。
【0032】
さて、リール70は、リール本体71を主体に構成され、ネジ等の固定手段によりリールモータ61のモータ軸61aに取り付けられて、モータ軸61aと一体回転するようになっている。リール本体71は、樹脂材料を用いて射出成形等の成形手段により円筒状に一体的に形成される。そして、リール本体71の円筒外周面には、多種の図柄が設けられた本発明に係るリールテープ100が装着されており、リールテープ100をリール本体71の円筒外周面に装着することで、リール70(リール本体71)の円筒外周面に沿って多種の図柄が形成されるようになっている。
【0033】
次に、図5〜図8を参照しながら、本発明に係るリールテープ100について説明する。ここで、図5はリールテープ100の正面図、図6はリールテープ100を簡略化して示す正面拡大図、図7はリールテープ100に構成される大当たり図柄122の正面拡大図、そして図8は図7中の矢印VIII−VIIIに沿った断面図である。
【0034】
リールテープ100は、各図に示すように、透明のテープ基材101と、テープ基材101の一方の面に所定間隔をおいて設けられた複数種の各種図柄120と、テープ基材101の一方の面における各種図柄120を除く背景領域130aに設けられた背景部130とを備え、テープ基材101の他方の面から透明のテープ基材101を通して見ることで、各種図柄120および背景部130を認識可能に構成される。
【0035】
なお、三つのリールテープ100,100,100は、図5および図6に示すように、各種図柄120の配列がそれぞれ異なっているが、構成は同様であるため同一部位に同一番号を付して重複説明を省略する。
【0036】
テープ基材101は、ポリカーボネート等の透明な樹脂材料を用いて帯状に形成される。そして、テープ基材101の一方の面(図8を参照)には、各種図柄120および背景部130が設けられている。各種図柄120は、複数種の一般図柄121,121,…と、複数の大当たり図柄122,122,…とから構成される。
【0037】
一般図柄121は、詳細図示しないが、テープ基材101の一方の面において一般図柄121が設けられる領域上に印刷形成された所定の図柄色を有する図柄色層(図示せず)と、図柄色層の上に重ねて印刷形成された白層(図示せず)とを主体に構成される。そして、テープ基材101の他方の面から透明なテープ基材101を通して図柄色層を見ることで、一般図柄121を認識することができるようになっている。なお、白層については後述する。
【0038】
大当たり図柄122は、例えば、大当たり図柄122が三つ揃う組み合わせになったときに、他の入賞図柄の組み合わせよりも多くの遊技メダルを獲得可能に設定された図柄であり、本発明に係るリールテープに構成される図柄となっている。そして、この大当たり図柄122は、図8に示すように、テープ基材101の一方の面において大当たり図柄122が設けられる大当たり図柄領域122a上に印刷形成された凹凸メジウムインク層125と、凹凸メジウムインク層125の上に重ねて印刷形成された鏡面インク層126と、鏡面インク層126の上に重ねて印刷形成された白層127とを備えて構成される。
【0039】
凹凸メジウムインク層125は、凹凸125aを有する透明なインク層であり、スクリーン印刷法によりテープ基材101の一方の面における大当たり図柄領域122a上に印刷形成される。なお、凹凸125aは、大当たり図柄領域122aの縁部近傍に繋がって形成された凸状部125bと、凸状部125bの内側(大当たり図柄領域122aの中央部)に囲まれて形成された第1凹部125cと、凸状部125bの外側(大当たり図柄領域122aの縁端部)に繋がって形成された第2凹部125dとから構成されている。
【0040】
スクリーン印刷法により凹凸メジウムインク層125を得るには、例えば、紫外線照射により硬化するメジウムインク(図示せず)をテープ基材101の大当たり図柄領域122a上に所定の凹凸(凹凸125a)が得られるように塗布し、このメジウムインクを大当たり図柄領域122a上に塗布した直後にUV照射機(図示せず)により紫外線を照射して極短時間で硬化させる。これにより、大当たり図柄領域122a上に塗布されたメジウムインクが平坦化する前に硬化し、凹凸125aを有する透明な凹凸メジウムインク層125を得ることができる。
【0041】
鏡面インク層126は、例えば、金色や銀色等の鏡面性を有する色インク層であり、スクリーン印刷法により凹凸メジウムインク層125の上に重ねて印刷形成される。そして、テープ基材101の他方の面から透明なテープ基材101および凹凸メジウムインク層125を通して鏡面インク層126を見ることで、大当たり図柄122を認識することができるようになっている。
【0042】
これにより、テープ基材101の他方の面から透明なテープ基材101および凹凸メジウムインク層125を通して鏡面インク層126(すなわち大当たり図柄122)を見ると、凹凸メジウムインク層125により鏡面インク層126の(テープ基材101における)他方側の面に凹凸メジウムインク層125の凹凸125aの形状が転写されて、鏡面インク層126の他方側の面に凹凸メジウムインク層125とは逆の形状の凹凸が形成されるため、大当たり図柄122が凹凸状の模様を有するように認識される。
【0043】
このとき、図7に示すように、大当たり図柄122には、テープ基材101の他方の面から大当たり図柄122を見たときに、大当たり図柄122の縁部近傍に繋がって凹んで見える凹状部122bと、凹状部122bの内側(大当たり図柄122の中央部)に囲まれて凸に見える第1凸状部122cと、凹状部122bの外側(大当たり図柄領域122aの縁端部)に繋がって凸に見える第2凸状部122dとが形成される。
【0044】
そして、鏡面性を有する鏡面インク層126は凹凸部境界で輝度に差が生じやすいため、テープ基材101の他方の面から大当たり図柄122を見たときに、大当たり図柄122における凹状部122bの縁部(第1凸状部122cおよび第2凸状部122dとの境界部)で陰影が生じて、第1凸状部122cおよび第2凸状部122dが凹状部122bより突出するように見えることから、大当たり図柄122が凹凸状の模様により立体的に認識される。
【0045】
そのため、リールテープの図柄部分を裏側から押圧したり、あるいは図柄の型版をテープ表面に固着するというような工程を付加する必要がなく、製造工程の増加およびコスト上昇を招かずに大当たり図柄122を立体的に認識することができる。また、大当たり図柄122が鏡面性を有する鏡面インク層126を備えて構成されているため、大当たり図柄122と(鏡面性を有していない)一般図柄121との違いが明確になり、一般図柄121に対する大当たり図柄122の識別力を向上させることができる。
【0046】
さらに、凹凸メジウムインク層125の凸状部125bが、大当たり図柄領域122aの縁部近傍に繋がって形成されているため、鏡面インク層126における凹凸の境界部分が大当たり図柄領域122aの縁部近傍に位置して(すなわち、大当たり図柄122の凹状部122bが大当たり図柄122の縁部近傍に位置して)、大当たり図柄122全体が立体的に見えることから、大当たり図柄122をより立体的に認識することができる。
【0047】
白層127は、白色インク層であり、スクリーン印刷法により鏡面インク層126および一般図柄121の図柄色層(図示せず)、並びに背景部130における背景色層136の上に重ねて印刷形成される。これにより、テープ基材101の他方の面から透明なテープ基材101および凹凸メジウムインク層125を通して鏡面インク層126を見たときに、白層127が鏡面インク層126の下地となって、鏡面インク層126すなわち大当たり図柄122をより見やすくすることができる。また同様に、テープ基材101の他方の面から透明なテープ基材101を通して図柄色層を見たときに、白層127が図柄色層の下地となって、図柄色層すなわち一般図柄121をより見やすくすることができる。
【0048】
なお、大当たり図柄122に構成される鏡面インク層126は、光を透過させない性質を有している。そのため、リール70の内側周部、すなわちテープ基材101の一方の面側においてバックランプ63を発光させると、大当たり図柄122の部分ではバックランプ63からの光が透過できない。そこで、大当たり図柄122には、光が透過可能な抜き部123が設けられている。
【0049】
抜き部123は、テープ基材101の一方の面において抜き部123が設けられる(大当たり図柄領域122a内に位置する)抜き部領域123a上に印刷形成された凹凸メジウムインク層125を主体に構成され、抜き部領域123aにおける透明なテープ基材101および凹凸メジウムインク層125を光が透過するようになっている。これにより、リール70の内側周部、すなわちテープ基材101の一方の面側においてバックランプ63を発光させると、大当たり図柄122の鏡面インク層126を有する部分ではバックランプ63からの光が透過できないが、大当たり図柄122に設けられた抜き部123ではバックランプ63からの光が透過できることから、バックランプ63を点灯させたときの大当たり図柄122の識別力を向上させることができるとともに、大当たり図柄122を狙ってリール70を停止させることが容易になる。
【0050】
背景部130は、テープ基材101の一方の面において背景部130が設けられる背景領域130a上に印刷形成されたメジウムインク層135と、メジウムインク層135の上に重ねて印刷形成された背景色層136と、背景色層136の上に重ねて印刷形成された白層127と、白層127の上に重ねて印刷形成された銀止め層138とを備えて構成される。メジウムインク層135は透明のインク層であり、スクリーン印刷法によりテープ基材101の一方の面における背景領域130a上に印刷形成される。
【0051】
背景色層136は、所定の背景色を有するインク層であり、スクリーン印刷法によりメジウムインク層135の上に重ねて印刷形成される。そして、テープ基材101の他方の面から透明なテープ基材101およびメジウムインク層135を通して背景色層136を見ることで、背景部130を認識することができるようになっている。
【0052】
白層127は、前述したように、スクリーン印刷法により大当たり図柄122の鏡面インク層126および一般図柄121の図柄色層(図示せず)、並びに背景色層136の上に重ねて印刷形成される。これにより、テープ基材101の他方の面から透明なテープ基材101メジウムインク層135を通して背景色層136を見たときに、白層127が背景色層136の下地となって、背景色層136すなわち背景部130をより見やすくすることができる。
【0053】
銀止め層138は、光が透過しない有色インク層であり、スクリーン印刷法により背景部130における白層127の上に重ねて印刷形成される。これにより、リール70の内側周部、すなわちテープ基材101の一方の面側においてバックランプ63を発光させると、各種図柄120(一般図柄121および大当たり図柄122の抜き部123)の部分ではバックランプ63からの光が透過するが、背景部130の部分では銀止め層138によりバックランプ63からの光が透過しないため、バックランプ63を用いてリールテープ100における各種図柄120(一般図柄121および大当たり図柄122の抜き部123)のみを効果的に照らし出すことができる。
【0054】
以上のように構成されるリールテープ100において、テープ基材101の他方の面からテープ基材101を通して大当たり図柄122を見たときに、凹凸メジウムインク層125および鏡面インク層126により大当たり図柄122に凹凸状の模様(すなわち、凹状部122b、第1凸状部122cおよび第2凸状部122d)が形成されるため、大当たり図柄122を立体的に認識することができる。
【0055】
また、テープ基材101と、凹凸メジウムインク層125とがそれぞれ透明であるため、テープ基材101の他方の面からテープ基材101を通して各種図柄120および背景部130を見たときに、より明確に各種図柄120および背景部130を認識することができる。
【0056】
そして、リールテープ100を粘着テープ等の装着手段(図示せず)を用いてリール本体71の円筒外周面に装着することで、リール70(リール本体71)の円筒外周面に沿って複数種の各種図柄120が形成され、この状態でリール70が使用に供される。
【0057】
以上のような構成のリールテープ100によれば、凹凸メジウムインク層125により鏡面インク層126が凹凸を有するように形成されるため、テープ基材101の他方の面からテープ基材101を通して大当たり図柄122を見たときに、大当たり図柄122が立体的に見えることから、リールテープの図柄部分を裏側から押圧したり、あるいは図柄の型版をテープ表面に固着するというような工程を付加する必要がなく、製造工程の増加およびコスト上昇を招かずに大当たり図柄122を立体的に認識することができる。
【0058】
また、テープ基材101と、凹凸メジウムインク層125とがそれぞれ透明であるため、テープ基材101の他方の面からテープ基材101を通して各種図柄120および背景部130を見たときに、より明確に各種図柄120および背景部130を認識することができる。
【0059】
さらに、凹凸メジウムインク層125の凸部125bが、大当たり図柄領域122aの縁部近傍に繋がって形成されているため、鏡面インク層126における凹凸の境界部分が大当たり図柄領域122aの縁部近傍に位置して(すなわち、大当たり図柄122の凹状部122bが大当たり図柄122の縁部近傍に位置して)、大当たり図柄122全体が立体的に見えることから、大当たり図柄122をより立体的に認識することができる。
【0060】
また、大当たり図柄122に光が透過可能な抜き部123を設けることより、リール70の内側周部、すなわちテープ基材101の一方の面側においてバックランプ63を発光させると、大当たり図柄122の鏡面インク層126を有する部分ではバックランプ63からの光が透過できないが、大当たり図柄122に設けられた抜き部123ではバックランプ63からの光が透過できることから、バックランプ63を点灯させたときの大当たり図柄122の識別力を向上させることができるとともに、大当たり図柄122を狙ってリール70を停止させることが容易になる。
【0061】
なお、上述の実施形態において、図8の二点鎖線で示すように、所定の色模様を有する色層128を、凹凸メジウムインク層125における第1凹部125cの上に重ねて印刷形成するようにしてもよい。このようにすれば、テープ基材101の他方の面からテープ基材101を通して大当たり図柄122を見たときに、大当たり図柄122における凹状部122bの内側に囲まれた領域(第1凸状部122c)に所定の色模様(すなわち色層128)が認識されるため、大当たり図柄122の色彩を豊かにすることができる。
【0062】
また、上述の実施形態において、同様に、光沢を有する箔層129を、凹凸メジウムインク層125における第1凹部125cの上に重ねて印刷形成するようにしてもよい。このようにすれば、テープ基材101の他方の面からテープ基材101を通して大当たり図柄122を見たときに、大当たり図柄122における凹状部122bの内側に囲まれた領域(第1凸状部122c)に光沢を有する箔状体(すなわち箔層129)が認識されるため、大当たり図柄122の色彩を豊かにすることができる。
【0063】
さらに、上述の実施形態において、本発明に係るリールテープ100がスロットマシンSMに用いられているが、これに限られるものではなく、例えば、パチンコ機等、回転可能なリールを備えた遊技機に本発明に係るリールテープを用いることができる。
【0064】
さらに、上述の実施形態において、凹凸メジウムインク層125の凸状部125bが、大当たり図柄領域122aの縁部近傍に繋がって形成されているが、これに限られるものではなく、凹凸メジウムインク層の凹状部が、大当たり図柄領域の縁部近傍に繋がって形成されるようにしてもよい。
【0065】
具体的には、図9に示すように、リールテープ200に構成される大当たり図柄222が、テープ基材101の一方の面において大当たり図柄222が設けられる大当たり図柄領域222a上に印刷形成された凹凸メジウムインク層225と、凹凸メジウムインク層225の上に重ねて印刷形成された鏡面インク層226と、鏡面インク層226の上に重ねて印刷形成された白層127とを備えて構成され、凹凸メジウムインク層225の凹状部225bが、大当たり図柄領域222aの縁部近傍に繋がって形成される。
【0066】
すなわち、凹凸メジウムインク層225の凹凸225aが、大当たり図柄領域222aの縁部近傍に繋がって形成された凹状部225bと、凹状部225bの内側(大当たり図柄領域222aの中央部)に囲まれて形成された第1凸部225cと、凹状部225bの外側(大当たり図柄領域222aの縁端部)に繋がって形成された第2凸部225dとから構成される。
【0067】
これにより、テープ基材101の他方の面から透明なテープ基材101および凹凸メジウムインク層225を通して鏡面インク層226(すなわち大当たり図柄222)を見ると、大当たり図柄222が、大当たり図柄122の縁部近傍に繋がって凸に見える凸状部(図示せず)と、凸状部の内側(大当たり図柄222の中央部)に囲まれて凹んで見える第1凹状部(図示せず)と、凸状部の外側(大当たり図柄領域122aの縁端部)に繋がって凹んで見える第2凹状部(図示せず)とからなる凹凸状の模様を有するように認識される。すなわち、大当たり図柄222は、上述の実施形態における大当たり図柄122と凹凸が逆になる。
【0068】
そのため、テープ基材101の他方の面から大当たり図柄222を見たときに、大当たり図柄222における凸状部が大当たり図柄222の縁部近傍に位置して(鏡面インク層226における凹凸の境界部分が大当たり図柄領域222aの縁部近傍に位置して)、第1凹状部および第2凹状部より突出するように見えることから、上述の実施形態と同様に、大当たり図柄222全体が立体的に見え、大当たり図柄222をより立体的に認識することができる。なお、リールテープ200に構成される背景部130および抜き部123については、上述の実施形態と同様の構成であるため同一部位に同一番号を付して説明を省略する。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による遊技機のリールテープによれば、凹凸メジウムインク層により鏡面インク層が凹凸を有するように形成されるため、テープ基材の他方の面からテープ基材を通して図柄を見たときに、図柄が立体的に見えることから、リールテープの図柄部分を裏側から押圧したり、あるいは図柄の型版をテープ表面に固着するというような工程を付加する必要がなく、製造工程の増加およびコスト上昇を招かずに図柄を立体的に認識することができる。
さらに、凹凸メジウムインク層の凹凸は、図柄領域の縁部近傍に繋がって形成されかつ鏡面インク層が侵入した凹状部または鏡面インク層内に侵入した凸状部を有し、この凹状部の深さまたは凸状部の高さは、テープ基材側から図柄領域を見たときに縁部で陰影が生ずるように構成され、加えて、凹凸メジウムインク層のもっとも厚い箇所の厚さはテープ基材の一方面に印刷形成された背景領域のメジウムインク層と同一であるので、鏡面インク層における凹状部および凸状部の境界部分が図柄(領域)の縁部近傍に位置して、図柄全体が立体的に見えるため、図柄をより立体的に認識することができる。
【0070】
また、凹凸メジウムインク層が図柄領域の縁部近傍に繋がって形成された凸状部を有する場合に、凸状部に囲まれた内側の領域に凹凸メジウムインク層の上に重ねて印刷形成された所定の色模様を有する色層または光沢を有する箔層をさらに有して構成されることが望ましい。
このようにすれば、テープ基材の他方の面からテープ基材を通して図柄を見たときに、図柄における凸状部の内側に囲まれた領域に所定の色模様を有する色層または光沢を有する箔層が認識されるため、図柄の色彩を豊かにすることができる。
【0071】
また、テープ基材と、凹凸メジウムインク層とがそれぞれ透明であることが好ましい。このようにすれば、テープ基材の他方の面からテープ基材を通して図柄を見たときに、より明確に図柄を認識することができる。
【0072】
また、鏡面インキ層と所定の色模様を有する色層または光沢を有する箔層に光が透過可能な抜き部が設けられていることが好ましい。このようにすれば、鏡面インク層では光が透過しないため、バックランプをリールの内側周部で点灯させると、図柄の鏡面インク層を有する部分ではバックランプからの光が透過できないが、図柄に設けられた抜き部ではバックランプからの光が透過できることから、バックランプを点灯させたときの図柄の識別力を向上させることができるとともに、特定の図柄を狙ってリールを停止させることが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリールテープを備えた遊技機の一例として示すスロットマシンの斜視図である。
【図2】上記スロットマシンにおける前面扉を取り外した状態を示す正面図である。
【図3】リールユニットの斜視図である。
【図4】リール装置の分解斜視図である。
【図5】本発明に係るリールテープの正面図である。
【図6】上記リールテープを簡略化して示す正面拡大図である。
【図7】上記リールテープに構成される大当たり図柄の正面拡大図である。
【図8】図7中の矢印VII−VIIに沿った断面図である。
【図9】本発明に係るリールテープの変形例を示す側断面図である。
【符号の説明】
SM スロットマシン
1 キャビネットケース
2 筐体
3 前面扉
4 施錠装置
21 メダル払出装置
22 主制御基板
23 電源装置
31 メダル投入口
32 スタートレバー
33 停止ボタン
34 上部スピーカ
35 下部スピーカ
37 透視窓(37a 中央有効ライン、37b 上部有効ライン、37c 下部有効ライン、37d 左斜め有効ライン37e 右斜め有効ライン)
38 メダル払出口
39 受け皿
50 リールユニット
51 ユニットケース
53 リール装置基板
54 バックランプ中継基板
60 リール装置
61 リールモータ(61a モータ軸)
62 回転検出センサ(62a 発光部、62b 受光部)
63 バックランプ
64 ベース板
65 取付ステー
66 固定装置
67 カバー
70 リール
71 リール本体
72 遮光突起
100 リールテープ
101 テープ基材
120 各種図柄(120a ライン図柄、120b
停止可能図柄)
121 一般図柄
122 大当たり図柄(122a 大当たり図柄領域、122b 凹状部、122c 第1凸状部、122d 第2凸状部)
123 抜き部(123a 抜き部領域)
125 凹凸メジウムインク層(125a 凹凸、125b 凸状部、125c 第1凹部、125d 第2凹部)
126 鏡面インク層
127 白層
128 色層
129 箔層
130 背景部(130a 背景領域)
135 メジウムインク層
136 背景色層
138 銀止め層
200 リールテープ(変形例)
222 大当たり図柄(222a 大当たり図柄領域)
225 凹凸メジウムインク層(225a 凹凸、225b 凹状部、225c 第1凸部、225d 第2凸部)
226 鏡面インク層

Claims (1)

  1. テープ基材と、
    前記テープ基材の一方の面に設けられた図柄とを備え、
    前記図柄は、
    前記テープ基材の前記一方の面において前記図柄が設けられる図柄領域上に所定の凹凸が得られるように印刷され平坦化する前に硬化されて形成された凹凸を有する凹凸メジウムインク層と、
    前記凹凸メジウムインク層の上に重ねて印刷形成された鏡面性を有する鏡面インク層とを有し、
    前記テープ基材と、前記凹凸メジウムインク層とがそれぞれ透明であって、
    前記凹凸メジウムインク層の前記凹凸は、前記図柄領域の縁部近傍に繋がって形成されかつ前記鏡面インク層が侵入した凹状部または前記鏡面インク層内に侵入した凸状部を有し、前記凹状部の深さまたは前記凸状部の高さは、テープ基材側から図柄領域を見たときに縁部で陰影が生ずるように構成され、
    前記凹凸メジウムインク層のもっとも厚い箇所の厚さは前記テープ基材の一方面に印刷形成された背景領域のメジウムインク層と同一であることを特徴とする遊技機のリールテープ。
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