JP4439687B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家庭用または業務用で使用される複数の加熱部を有する加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下に従来の加熱調理器の動作について図面に基づいて説明する。図2は従来例の構成を示すブロック図である。
【0003】
図2において、21は第1の加熱部、22は第2の加熱部、23は第1の加熱部21及び第2の加熱部22の動作状態を設定するスイッチ等で構成した操作部、24は操作部23で設定した第1の加熱部21及び第2の加熱部22の動作状態をそれぞれ表示するLEDやLCDで構成した表示部である。
【0004】
上記構成において、その動作を説明する。使用者が操作部23のスイッチ等を操作することにより操作部23は第1の加熱部21または第2の加熱部22に動作開始あるいは設定火力の信号を出力する。これを受けた第1の加熱部21または第2の加熱部22は加熱動作を開始したり、あるいは加熱動作中のものに対しては火力の設定を変える。これと同時に表示部24は操作部23で設定した各加熱部の設定状態に対応した表示をLEDを点灯させる等して、例えば、第1の加熱部21を加熱すると、第1の加熱部21の動作表示用の「加熱」LEDと同時に初期の加熱火力である「弱」「中」「強」等のLEDを点灯させて、表示する。
【0005】
また、表示部24はLCDで構成された数字表示素子を各加熱部に対応して独立して有しており、操作部23でタイマー設定された場合は、対応する加熱部のタイマー設定時間を表示部24の対応する数字表示素子に表示する。例えば、第1の加熱部21に対してタイマー設定を行う際は、操作部23の第1の加熱部21のタイマー設定キーを押すことで設定を開始し、表示部24の第1の加熱部21に対応した数字表示素子に、設定時間が表示される。このタイマー設定キーを押す度に設定時間を増加させて所望の設定時間を得ることができる。
【0006】
以上のように複数の加熱部に対して、その動作状態を独立した表示要素を割り当てて個々に表示することで、タイマー等の付加機能を実現させるものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような従来の加熱調理器では、各加熱部に対してタイマー機能を持たせるためには、それぞれの加熱部に対して、独立して表示する複数の数字表示素子が存在するために高価になったり、部品配置領域の制約などにより複数の数字表示素子を搭載できないのでタイマー機能を付加できなかったり、あるいは搭載できても非常に表示面積が小さくなって視認し辛い等という課題を有していた。
【0008】
また、上記課題を解決するために1つの数字表示素子を共用して選択した加熱部に対してのみタイマー動作を実現させる方式を用いた加熱調理器も存在するが、1つの加熱部がタイマー動作中には他の加熱部でのタイマー動作を行うことができないという課題を有していた。
【0009】
本発明は、上記課題を解決するもので、複数の加熱部の中で、2つ以上の所望の加熱部に対して、タイマー動作等の付加機能を数字表示素子の数を増加させることなく、且つその付加機能を所望の加熱部に対して同時に実行できる使い勝手の良い、より安価な加熱調理器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、複数の被加熱対象を個々に加熱する複数の加熱部と、前記複数の加熱部から所定の加熱部を選択する選択手段と、前記複数の加熱部の動作を設定する操作部と、前記操作部で設定されたそれぞれ独立した前記複数の加熱部の第1の設定状態に対応した表示をそれぞれ独立して行う第1の表示部と、前記選択手段で選択した前記所定の加熱部に対して前記操作部が設定した第2の設定状態に対応した表示を行う第2の表示部とを有し前記第2の表示部は、前記第2の設定状態に対応した表示が複数ある際には前記複数の第2の設定状態に応じた表示を同じ領域内で切り替えて行うことができると共に、前記選択手段を単一動作の繰り返しで前記複数の加熱部から前記所定の加熱部を選択するものとし、初回の選択動作時は、前記複数の加熱部の中で動作している加熱部を優先して選択することができるようにしたものであり、この手段により複数の加熱部は操作部の設定によって各加熱部で単独に動作可能で、各々独立した第1の設定状態、例えば、手動調理の強・中・弱といった火力設定で別々の被加熱対象となる調理物あるいは調理物の入った容器等を同時に加熱できると共に、第1の表示部にそれぞれの第1の設定状態に対応した表示を行うことができる。
【0011】
また、選択手段で所定の加熱部を選択し、選択された所定の加熱部に対して、操作部で設定した第2の設定状態、例えば、調理タイマー機能や自動調理機能等、に動作を切り替えると共に、第2の表示部にその第2の設定状態に応じた表示、例えば調理タイマー機能における設定時間や自動調理機能における調理メニュー等を表示することができる。更に、選択手段で既に第2の設定状態に設定された以外の加熱部を選択すると、第2の表示部は現在行っている表示を停止するので、新たに選択した加熱部に対する第2の設定状態に対応した表示を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の目的は、各請求項に記載した構成を実施の形態とすることにより達成することができるので、以下には各請求項の特徴とする構成に作用を併記して実施の形態の意義を理解しやすく説明することとする。
【0013】
請求項1に記載の発明は、複数の被加熱対象を個々に加熱する複数の加熱部と、前記複数の加熱部から所定の加熱部を選択する選択手段と、前記複数の加熱部の動作を設定する操作部と、前記操作部で設定されたそれぞれ独立した前記複数の加熱部の第1の設定状態に対応した表示をそれぞれ独立して行う第1の表示部と、前記選択手段で選択した前記所定の加熱部に対して前記操作部が設定した第2の設定状態に対応した表示を行う第2の表示部とを有し、前記第2の表示部は、前記第2の設定状態に対応した表示が複数ある際には前記複数の第2の設定状態に応じた表示を同じ領域内で切り替えて行うことができると共に、前記選択手段を単一動作の繰り返しで前記複数の加熱部から前記所定の加熱部を選択するものとし、初回の選択動作時は、前記複数の加熱部の中で動作している加熱部を優先して選択することができる構成としたものであり、この構成は複数の加熱部を有しているので、調理物あるいは調理物の入った容器等の被加熱対象を個々に加熱して調理を行うことができる。
【0014】
また、操作部を有しているので、使用者が各加熱部を加熱開始・停止あるいは加熱火力等の第1の設定状態にすることができる。そして、その第1の表示部を有しているので、各々の加熱部に対する第1の設定状態に対応した表示を独立して表示して使用者に認知させることができる。選択手段で選択した所定の加熱部に対しては、第2の設定状態にすることができるので、タイマー設定や自動調理設定といった付加的な動作に設定すると共にこの第2の設定状態に対応した表示を第2の表示部で表示して使用者に認知させることができる。更に、選択手段で第2の設定状態になっていない加熱部を選択すれば、この加熱部を第2の設定状態にして、先に表示している内容を一時停止し、第2の表示部にその第2の設定状態に対応した表示を行うことができる。これを繰り返すことで、加熱調理器が有する全ての加熱部の中で所望の加熱部全てを第2の設定状態にすると共に第2の表示部にて所望の加熱部全ての第2の設定状態に対応した表示を行い、使用者に認知させることができ、第2の表示部を1つの数字表示素子等を利用して実現可能で、第2の表示部の構成を簡素化すると共に、タイマー設定表示等の付加機能的な表示情報を一カ所に集約して第2の表示部の、操作部及び表示部全体に対する占有面積を小さくし、操作部及び表示部全体の大きさを小さくできるという作用を有する。
【0015】
また、選択手段を単一動作の繰り返しで複数の加熱部から所定の加熱部を選択するものとし、初回の選択動作時は、前記複数の加熱部の中で動作している加熱部を優先して選択する構成としたものであり、選択手段を1つのスイッチ等で構成してこのスイッチを1回押す等の単一動作で第2の設定状態にする加熱部を順番に選択することができる。また、選択対象となり得る所望の加熱部の中で第1の選択状態にて動作している加熱部を優先して選択できるので、選択手段の単一動作の繰り返し回数を削減できる。このようにして、選択手段を構成するスイッチなどの部品点数を削減して操作部全体の大きさを小さくすると共に、単一動作である為無駄な繰り返し動作回数を削減できるという作用を有する。
【0016】
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の構成とすると共に、2つ以上の加熱部が第2の設定状態で動作している際に、選択手段で選択した加熱部に対して、第2の表示部に前記選択手段で選択した加熱部の第2の設定状態に対応した表示を行う構成としたものであり、2つ以上の加熱部が第2の設定状態で動作している時に、選択手段にて選択した所望の加熱部に対する第2の設定状態に対応した表示を第2の表示部に表示するので、使用者は所望の加熱部の第2の設定状態の内容を確実に認知することができるという作用を有する。
【0017】
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の構成とすると共に、2つ以上の加熱部が第2の設定状態で動作している際に、その複数の第2の設定状態に対応する表示を時系列に交互に表示を行う構成としたものであり、使用者は操作部を何ら操作することなく、第2の設定状態で動作している加熱部全ての第2の設定状態に対応した表示を時系列に交互に認知できるという作用を有する。
【0018】
【実施例】
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施例の構成を示すブロック図である。
【0019】
図1において、1は第1の加熱部、2は第2の加熱部、3は第1の加熱部1及び第2の加熱部2の第1及び第2の設定状態を設定すると共に選択手段3aを備えていて、スイッチ等で構成した操作部、4は操作部3で設定した第1の加熱部1及び第2の加熱部2の第1の設定状態に対応した表示をそれぞれ独立して表示するLEDやLCDで構成した第1の表示部、5は選択手段3aにて選択された加熱部に対して操作部3で設定した第2の設定状態、本実施例ではタイマー設定状態に対応した表示を行うLCD等の数字表示素子等で構成した第2の表示部である。
【0020】
上記構成において、その動作を説明する。使用者が操作部3のスイッチ等を操作することにより操作部3は第1の加熱部1または第2の加熱部2に動作開始あるいは設定火力の信号を出力する。これを受けた第1の加熱部1または第2の加熱部2は加熱動作を開始したり、あるいは加熱動作中のものに対しては火力の設定を変える等の第1の設定状態に移行する。これと同時に第1の表示部4は操作部3で設定した各加熱部の第1の設定状態を表示している。この時、第1の表示部4はLEDで構成された動作表示要素を各加熱部に対応して独立して有しているので、使用者はどの加熱部がどのような第1の設定状態で動作しているのかを容易に視認することができる。
【0021】
例えば、第1の加熱部1の第1の設定状態を設定する場合には、図1に示す第1の操作領域6の「切/入」キー6a、「火力アップ」キー6b、「火力ダウン」キー6cで、第1の加熱部1の加熱開始と停止は「切/入」キー6aを押す毎に設定でき、加熱中に「火力アップ」キー6bまたは「火力ダウン」キー6cを押せば、第1の加熱部1の加熱火力を設定することができる。これと同時に第1の表示部4の第1の表示領域9内の加熱状態を示すLED9a、火力設定状態を示すLED9bに、設定されている状態を点灯・消灯によって表示する。加熱中であれば加熱状態を示すLED9aを点灯させ、加熱停止中であれば消灯させる。また、火力設定状態は火力設定状態を示すLED9bの中の、設定されている火力、本実施例では「強」・「中」・「弱」といった火力、に対応したLEDを点灯させる。同様に第2の加熱部2の第1の設定状態を設定する場合には、図1に示す第2の操作領域7の「切/入」キー7a、「火力アップ」キー7b、「火力ダウン」キー7cで、第2の加熱部2の加熱開始と停止は「切/入」キー7aを押す毎に設定でき、加熱中に「火力アップ」キー7bまたは「火力ダウン」キー7cを押せば、第2の加熱部2の加熱火力を設定することができる。これと同時に第1の表示部4の第2の表示領域10内の加熱状態を示すLED10a、火力設定状態を示すLED10bに設定されている状態を点灯・消灯によって表示する。加熱中であれば加熱状態を示すLED10aを点灯させ、加熱停止中であれば消灯させる。また、火力設定状態は火力設定状態を示すLED10bの中の、設定されている火力、本実施例では「強」・「中」・「弱」といった火力、に対応したLEDを点灯させる。
【0022】
また、タイマー設定を行う場合には、図1に示す第3の操作領域8の中の選択手段3aの「選択」キーで所望の加熱部を選択する。この場合、「選択」キーを押す度に、選択する所望の加熱部を変更することができる。こうすることで、選択可能な加熱部の数だけスイッチを設けることなく、複数の加熱部から所望の加熱部を選択することができる。この後、第3の操作領域8の中の「分」キー8aを押すことによってタイマー調理の時間を設定する。本実施例では「分」キー8aを1回押す度にタイマー設定時間を1分づつ増加させている。タイマー調理をやめるときは「取消」キー8bを押す。これと同時に第2の表示部5の第3の表示領域11内に配置された選択された加熱部を表す「第1」LED5aまたは「第2」LED5bを点灯させ、「分」キー8aを押す毎に数字表示素子5cの表示を「0」から1刻みに増加させて表示している。
【0023】
例えば、第1の加熱部1及び第2の加熱部2が加熱中でなく、第2の加熱部2にタイマー調理をさせる場合には、まず、選択手段3aの「選択」キーを2回押して、第2の加熱部2を選択し、次に「分」キー8aを、所望の調理時間になるまで押して、本実施例では3回押して3分に、調理時間を設定する。その後「切/入」キー7aを押すことによって第2の加熱部2の加熱を開始させると、第2の加熱部2は設定した調理時間になるまで加熱を継続し、設定した調理時間に到達すると自動的に加熱を停止する。これと同時に第2の表示部5は、第2の加熱部2が選択されていることを示す「第2」LED5bを点灯させ、数字表示素子5cは「3」を表示する。その後、「切/入」キー7aが押されると、第1の表示部4の第2の表示領域10の加熱状態を示すLED10aを点灯させると共に、加熱火力は火力設定状態を示すLED10bの中の初期値である「強」の位置のLEDを点灯させている。また、調理時間の進行と共に数字表示素子5cはその表示している数字を減じた値を「0」になるまで表示する。第2の加熱部2は設定された調理時間になると自動的に加熱を停止すると共に、第1の表示部4は第2の表示領域10内のLEDを消灯し、第2の表示部5も第3の表示領域11の表示を消灯する。
【0024】
更に、第2の加熱部2が通常加熱中に選択手段3aの「選択」キーを1度押せばすぐに第2の加熱部2が選択された状態になり、第2の加熱部が選択されたことを示す「第2」LED5bが点灯する。このように、動作している加熱部を優先して選択できるようにすることで、使用者が選択手段3aの「選択」キーを押す動作数を低減している。
【0025】
第2の加熱部2がタイマー調理中で、第2の表示部5に第2の加熱部2の第2の状態、即ち第2の加熱部2が選択されていることを示す「第2」LED5bが点灯し、第2の加熱部2に設定された調理時間あるいは調理終了までの時間を数字表示素子5cで表示している時に、選択手段3aの「選択」キーを1回押すと、第2の加熱部2のタイマー調理に関する表示を一旦消灯すると共に第1の加熱部1が選択されていることを示す「第1」LED5aを点灯する。この時第2の加熱部2のタイマー調理動作は継続して進行している。そして、「分」キー8aを、所望の調理時間になるまで押して、本実施例では5回押して5分に、調理時間を設定すると、数字表示素子5cは「5」を表示する。その後「切/入」キー6aを押すことによって第1の加熱部1の加熱を開始させると、第1の表示部4の第1の表示領域9の加熱状態を示す「加熱」LED9aを点灯させると共に、加熱火力は火力設定状態を示すLED9bの中の初期値である「強」の位置のLEDを点灯させる。その後第1の加熱部1は設定した調理時間になるまで加熱を継続し、調理時間の進行と共に数字表示素子5cはその表示している数字を減じた値を「0」になるまで表示しながら、設定した調理時間に到達すると第1の加熱部1は自動的に加熱を停止する。
【0026】
第1の加熱部1がタイマー調理中で、且つ第2の加熱部2もタイマー調理中で、第2の加熱部2のタイマー設定状態の表示だけを停止しているので、選択手段3aの「選択」キーを1回押すと、第2の表示部5は第1の加熱部1のタイマー調理状態を消灯して第2の加熱部2のタイマー調理状態を表示する。更に再び選択手段3aの「選択」キーを1回押すと、第2の表示部5は第2の加熱部2のタイマー調理状態を消灯して第1の加熱部1のタイマー調理状態を表示する。このようにすることで、1つの数字表示素子で複数の加熱部のタイマー調理状態を表示できるので、使用者が、所望の加熱部の第2の設定状態を任意に視認できる。
【0027】
また、同様に第1の加熱部1がタイマー調理中で、且つ第2の加熱部2もタイマー調理中の時は、それぞれのタイマー設定状態を所定の時間間隔で交互に表示させることも可能である。この場合は、使用者が選択手段3aの「選択」キー等のキーを操作しなくても、1つの数字表示素子で複数の加熱部のタイマー調理状態を表示して使用者が所望の加熱部の第2の設定状態を視認できる。
【0028】
以上のように本実施例によれば、第2の表示部5の第3の表示領域11内に配設された、1つの数字表示素子と2つのLEDで、複数の加熱部の第2の設定状態を、「選択」キーの操作等で、使用者の意図に合致させて所望の加熱部の第2の設定状態を表示したり、あるいはキー操作なしで、時系列的に交互に複数の加熱部の、複数の第2の設定状態を切り替えて表示させることができるので、全表示領域面積を増加させることなく、タイマー等の付加的機能を所望の全ての加熱部に搭載できる。
【0029】
尚、本実施例では加熱部が2つ存在する場合について述べているが、3つ以上存在する場合でも同様の効果を得られる。また、第2の設定状態をタイマー機能としているが、自動調理機能等の、使用者の認知に支障のない範疇の付加的機能であれば何であっても同様の効果を得られる。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1記載の発明によれば、複数の加熱部の、複数の第2の設定状態を切り替えてほぼ同じ表示領域内で表示させることができるので、全表示領域面積を増加させることなく、タイマー等の付加的機能を所望の全ての加熱部に搭載できる。
【0031】
また、選択可能な加熱部の数のスイッチ等を設けることなく、操作部のスイッチ数並びに操作部の操作領域を増加せずに、複数の加熱部から所望の加熱部を選択できる。
【0032】
請求項記載の発明によれば、使用者の意図と合致した加熱部の第2の設定状態を表示できる。
【0033】
請求項記載の発明によれば、キー操作を行うことなく、第2の設定状態にある全ての加熱部の第2の設定状態を表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の加熱調理器の構成を示すブロック図
【図2】従来の加熱調理器の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 第1の加熱部
2 第2の加熱部
3 操作部
3a 選択手段
4 第1の表示部
5 第2の表示部
6 第1の操作領域
7 第2の操作領域
8 第3の操作領域
9 第1の表示領域
10 第2の表示領域
11 第3の表示領域

Claims (3)

  1. 複数の被加熱対象を個々に加熱する複数の加熱部と、前記複数の加熱部から所定の加熱部を選択する選択手段と、前記複数の加熱部の動作を設定する操作部と、前記操作部で設定されたそれぞれ独立した前記複数の加熱部の第1の設定状態に対応した表示をそれぞれ独立して行う第1の表示部と、前記選択手段で選択した前記所定の加熱部に対して前記操作部が設定した第2の設定状態に対応した表示を行う第2の表示部とを有し、前記第2の表示部は、前記第2の設定状態に対応した表示が複数ある際には前記複数の第2の設定状態に応じた表示を同じ領域内で切り替えて行うことができると共に、前記選択手段を単一動作の繰り返しで前記複数の加熱部から前記所定の加熱部を選択するものとし、初回の選択動作時は、前記複数の加熱部の中で動作している加熱部を優先して選択することができるようにした加熱調理器。
  2. 2つ以上の加熱部が第2の設定状態で動作している際に、選択手段で選択した加熱部に対して、第2の表示部に前記選択手段で選択した加熱部の第2の設定状態に対応した表示を行うようにした請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 2つ以上の加熱部が第2の設定状態で動作している際に、その複数の第2の設定状態に対応する表示を時系列に交互に表示するようにした請求項1に記載の加熱調理器。
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