JP4435263B2 - 携帯端末の音声認識制御方法及び無線通信システム - Google Patents

携帯端末の音声認識制御方法及び無線通信システム Download PDF

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Description

本発明は、携帯端末を音声認識で制御する携帯端末の音声認識制御方法及び音声認識機能を有する携帯端末を備える無線通信システムに関する。
従来、音声認識機能を備えた携帯端末が提案されている。特許文献1では、折り畳み型やフリップ型(キー操作部を覆う開閉カバーを設けたタイプ)の携帯端末において、折り畳んだ状態や開閉カバーを閉じた状態(以下、「筐体を閉じた」と呼ぶ)から、発信時において開いた(以下、「筐体を開いた」と呼ぶ)際に自動的に音声認識機能を起動し、且つ発信にかかる音声データを音声認識して、音声認識が正常に行えた場合にダイヤル発信禁止を解除するとともに、特定の電話番号に対して自動発信する技術が開示されている。
また、ヘッドセットにてハンズフリー通話を可能とした携帯端末において、「ボイスダイヤル自動発信=オン」及び「ヘッドセット発信=オン」の設定後、ヘッドセットを携帯端末に有線接続することで、ヘッドセットからの音声データを音声認識して自動発信する携帯端末も提案されている。
特開2000−244625号公報
しかしながら、上述した従来の音声認識機能を備えた携帯端末においては、以下に述べるような問題がある。
(1) 折り畳み型にしてもフリップ型にしても、筐体を開かないと音声認識機能が起動しないので、ヘッドセットを用いる場合に、携帯端末を鞄や衣服のポケットに収容したままでは使用することができない。
(2) ヘッドセットと携帯端末を有線で接続することから、携帯端末を衣服のポケットに収容して使用する場合は我慢できるものの、鞄等の人体から離れた物に収容する場合はケーブルが邪魔になって使用し難い。
(3) 音声を誤認識した場合、携帯端末側でキーパッドによる補助操作(すなわち手動によるキーパッド操作)が必要となる。例えば、「ボイスダイヤル」とマイクに向かって話した後、「ボイス検索」又は「ボイス設定」が抽出された場合、キーパッドによる補助操作が必要となる。また、自分の望まない人物が検索された場合には、それをキャンセルするためにキーパッドによる補助操作が必要となる。また、該当するものが1つも無かった場合など認識に失敗した場合にも、キーパッドによる補助操作が必要となる。なお、認識に失敗した場合、POPUP(ポップアップ)画面が表示されるものがあり、その画面のメッセージに従ってキーパッドによる補助操作を行うことになる。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、携帯端末の筐体を閉じた状態でも使用することができ、また携帯端末を鞄等の人体から離れた物に収容しても快適に使用することができ、さらに携帯端末の筐体を閉じた状態での使用時における音声の誤認識を少なくすることができる携帯端末の音声認識制御方法及び無線通信システムを提供することを目的とする。
上記目的は下記方法及び構成により達成される。
本発明の携帯端末の音声認識制御方法は、少なくともマイクとスピーカとを有する外部機器と、前記外部機器との間で音声認識開始要求を含む無線通信を行う、少なくとも2つの開閉可能な筐体を有する携帯端末とを備えた無線通信システムにおける携帯端末の音声認識制御方法において、辞書を用いて前記外部機器からの音声信号の音声認識を行う音声認識工程と、前記外部機器からの前記音声認識開始要求に応じて、前記携帯端末にて前記音声認識工程を起動させる音声認識工程起動工程と、前記携帯端末にて前記2つの筐体の開閉状態を検出する開閉状態検出工程と、前記開閉状態検出工程での検出結果に応じた辞書を用いて、前記音声認識工程起動工程で起動され前記音声認識工程を用いて前記外部機器からの音声信号により、前記携帯端末にて所定の複数の機能から少なくとも1つの機能を選択する機能選択工程と、前記音声認識工程の音声認識に対応する音声ガイダンスを前記外部機器に送信する工程と、を備える。
上記方法によれば、外部機器と携帯端末との間の通信を無線で行い、外部機器からの音声認識開始要求に応じて携帯端末の音声認識機能を起動させ、筐体の開閉状態に応じて携帯端末が持つ複数の機能うち、少なくとも1つの機能を選択するので、携帯端末の筐体が閉状態であっても使用することが可能となる。また、無線にすることでヘッドセットと携帯電話との間の配線が不要となり、携帯端末を鞄等の人体から離れた物に収容してもケーブルが邪魔をすることがなく、快適に使用することができる。
本発明の携帯端末の音声認識制御方法は、前記機能選択工程が、前記開閉状態検出工程で前記2つの筐体の閉状態が検出された場合には、前記2つの筐体の開状態が検出された場合より前記携帯端末にて選択する機能の数を少なくする。
上記方法によれば、筐体を閉状態にしたときに選択できる機能数を、開状態にしたときに選択できる機能数よりも少なくするので、音声の誤認識が少なくなる。すなわち、筐体が閉状態にあるときに選択可能な機能数を必要最低限とすることで、音声を誤認識する確率を下げることができる。例えば、「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」、「ボイス設定」及び「カメラ操作」といった機能のうち、筐体が閉状態にあるときには「ボイスダイヤル」のみしか利用できないようにする。
本発明の携帯端末の音声認識制御方法は、前記機能選択工程において、前記所定の複数の機能は、「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」及び「ボイス設定」を含んでいる。
上記方法によれば、外部機器側で音声入力することにより、「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」及び「ボイス設定」といった機能から少なくとも1つの機能を選択することができる。
本発明の携帯端末の音声認識制御方法は、前記外部機器と前記携帯端末との間で行われる無線通信は、ブルートゥース又はWLAN(Wireless LAN)による無線通信である。
上記方法によれば、ブルートゥース又はWLANによる無線通信を用いるので、外部機器と携帯端末とを有線で接続することなく、それらの間の通信を容易に行うことができる。
本発明の携帯端末の音声認識制御方法は、前記外部機器は、ヘッドセットである。
上記方法によれば、外部機器として、マイクとスピーカが一体となった音声入出力装置であるヘッドセットを用いるので、両手を使うことなく通話を行うことができる。すなわち、ハンズフリー通話が可能となる。
本発明の無線通信システムは、少なくともマイクとスピーカとを有する外部機器と、前記外部機器との間で音声認識開始要求を含む無線通信を行う、少なくとも2つの開閉可能な筐体を有する携帯端末とを備えた無線通信システムにおいて、辞書を用いて前記外部機器からの音声信号の音声認識を行う音声認識部と、前記外部機器からの前記音声認識開始要求に応じて、前記携帯端末にて前記音声認識を起動させる音声認識起動手段と、前記携帯端末にて前記2つの筐体の開閉状態を検出する開閉状態検出手段と、前記開閉状態検出手段での検出結果に応じた辞書を用いて、前記音声認識起動手段により起動され前記音声認識を用いて前記外部機器からの音声信号により、前記携帯端末にて所定の複数の機能から少なくとも1つの機能を選択する機能選択手段と、を備え、前記音声認識部の音声認識に対応する音声ガイダンスを前記外部機器に送信する
上記構成によれば、外部機器と携帯端末との間の通信を無線で行い、外部機器からの音声認識開始要求に応じて携帯端末の音声認識機能を起動させ、筐体の開閉状態に応じて携帯端末が持つ複数の機能うち、少なくとも1つの機能を選択するので、携帯端末の筐体が閉状態であっても使用することが可能となる。また、無線にすることでヘッドセットと携帯電話との間の配線が不要となり、携帯端末を鞄等の人体から離れた物に収容してもケーブルが邪魔をすることがなく、快適に使用することができる。
本発明の無線通信システムは、前記機能選択手段が、前記開閉状態検出手段により前記2つの筐体の閉状態が検出された場合には、前記2つの筐体の開状態が検出された場合より前記携帯端末にて選択する機能の数を少なくする。
上記構成によれば、携帯端末の筐体を閉状態にしたときに選択できる機能数を、開状態にしたときに選択できる機能数よりも少なくするので、音声の誤認識が少なくなる。すなわち、筐体が閉状態にあるときに選択可能な機能数を必要最低限とすることで、音声を誤認識する確率を下げることができる。例えば、「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」、「ボイス設定」及び「カメラ操作」といった機能のうち筐体が閉状態にあるときには「ボイスダイヤル」のみしか利用できないようにする。
本発明の無線通信システムは、前記機能選択手段において、前記所定の複数の機能は、「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」及び「ボイス設定」を含んでいる。
上記構成によれば、外部機器側で音声入力することにより、「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」及び「ボイス設定」といった機能から少なくとも1つの機能を選択することができる。
本発明の無線通信システムは、前記外部機器と前記携帯端末との間で行われる無線通信が、ブルートゥース又はWLANによる無線通信である。
上記構成によれば、ブルートゥース又はWLANによる無線通信を用いるので、外部機器と携帯端末とを有線で接続することなく、それらの間の通信を容易に行うことができる。
本発明の無線通信システムは、前記外部機器は、ヘッドセットである。
上記構成によれば、外部機器として、マイクとスピーカが一体となった音声入出力装置であるヘッドセットを用いるので、両手を使うことなく通話を行うことができる。すなわち、ハンズフリー通話が可能となる。
本発明の携帯端末は、少なくともマイクとスピーカとを有する外部機器との間で音声認識開始要求を含む無線通信を行う、少なくとも2つの開閉可能な筐体を有する携帯端末において、辞書を用いて前記外部機器からの音声信号の音声認識を行う音声認識部と、前記外部機器からの前記音声認識開始要求に応じて、前記音声認識を起動させる音声認識起動手段と、前記2つの筐体の開閉状態を検出する開閉状態検出手段と、前記開閉状態検出手段での検出結果に応じた辞書を用いて、前記音声認識部起動手段により起動され前記音声認識を用いて前記外部機器からの音声信号により、所定の複数の機能から少なくとも1つの機能を選択する機能選択手段と、を備え、前記音声認識部の音声認識に対応する音声ガイダンスを前記外部機器に送信する
上記構成によれば、携帯端末は、外部機器との間の通信を無線で行い、外部機器から音声認識開始要求があると、その要求に応じて音声認識機能を起動させる。そして、筐体の開閉状態を検出して、その検出結果に応じて自装置が持つ複数の機能うち、少なくとも1つの機能を選択するので、筐体が閉状態であっても使用することが可能となる。また、無線にすることでヘッドセットとの間の配線が不要となり、鞄等の人体から離れた物に収容してもケーブルが邪魔をすることがなく、快適に使用することができる。
本発明の携帯端末は、前記機能選択手段が、前記開閉状態検出手段により前記2つの筐体の閉状態が検出された場合には、前記2つの筐体の開状態が検出された場合より選択する機能の数を少なくする。
上記構成によれば、筐体を閉状態にしたときに選択できる機能数を、開状態にしたときに選択できる機能数よりも少なくするので、音声の誤認識が少なくなる。すなわち、筐体が閉状態にあるときに選択可能な機能数を必要最低限とすることで、音声を誤認識する確率を下げることができる。例えば、「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」、「ボイス設定」及び「カメラ操作」といった機能のうち、筐体が閉状態にあるときには「ボイスダイヤル」のみしか利用できないようにする。
本発明の携帯端末は、前記機能選択手段において、前記所定の複数の機能は、「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」及び「ボイス設定」を含んでいる。
上記構成によれば、外部機器側で音声入力することにより、「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」及び「ボイス設定」といった機能から少なくとも1つの機能を選択することができる。
本発明の携帯端末は、前記機能選択手段において、前記所定の複数の機能は、「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」、「ボイス設定」及び「カメラ操作」を含んでいる。
上記構成によれば、外部機器側で音声入力することにより、「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」、「ボイス設定」及び「カメラ操作」といった機能から少なくとも1つの機能を選択することができる。
本発明の携帯端末は、前記外部機器との間で行われる無線通信は、ブルートゥース又はWLANによる無線通信である。
上記構成によれば、ブルートゥース又はWLANによる無線通信を用いるので、外部機器との間を有線で接続することなく、それらの間の通信を容易に行うことができる。
本発明の携帯端末は、前記外部機器は、ヘッドセットである。
上記構成によれば、外部機器として、マイクとスピーカが一体となった音声入出力装置であるヘッドセットを用いるので、両手を使うことなく通話を行うことができる。すなわち、ハンズフリー通話が可能となる。
本発明の携帯端末の音声認識制御方法及び無線通信システムは、携帯端末の筐体を閉じた状態でも使用することができ、また携帯端末を鞄等の人体から離れた物に収容しても快適に使用することができ、さらに携帯端末の筐体を閉じた状態での使用時における音声の誤認識を少なくすることができる。
本発明の一実施の形態に係る無線通信システムの概略構成を示すブロック図 図1の携帯電話の辞書(1)に保存されたデータの一例を示す図 図1の携帯電話の辞書(2)に保存されたデータの一例を示す図 図1の無線通信システムの動作を説明するためのフロー図 図1の携帯電話に用いる辞書の他の例を示す図
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る無線通信システムの概略構成を示すブロック図である。図1において、本実施の形態の無線通信システム1は、携帯電話10と、携帯電話10との間で無線通信を行う外部機器であるヘッドセット20とを備えている。携帯電話10は、2つの開閉可能な筐体を有する折り畳み型の携帯端末である。なお、携帯端末には、携帯電話の他に、PHS(Personal Handy-Phone System)、無線通信機能を搭載したPDA(Personal Digital Assistants)やモバイルノートパソコンなどがあるが、本実施の形態では携帯電話を例に挙げている。
携帯電話10は、移動体通信網の基地局30を介して他の携帯電話(図示略)と無線通信を行うセルラー無線通信送受信部101と、セルラー無線通信送受信部101に接続されたアンテナ102と、ヘッドセット20との間でブルートゥースによる無線通信を行うブルートゥース無線送受信部103と、ブルートゥース無線送受信部103に接続されたアンテナ104と、携帯電話10の筐体の開閉を検出する筐体開閉検出部105と、ブルートゥース無線送受信部103にて受信されたヘッドセット20からの音声信号を音声認識する音声認識部106と、音声認識部106で用いられるデータが保存されている辞書(1)107及び辞書(2)108と、セルラー無線通信送受信部101による広域通信時に通信相手の他の携帯電話(図示略)からの音声を出力するためのスピーカ109と、携帯電話10の動作における各種表示を行うための表示部110と、ダイヤル入力等を行うためのダイヤルボタン(キーパッド)111と、発信を開始するための開始ボタン(オフフックキー)112と、セルラー無線通信送受信部101による広域通信時に携帯電話10のユーザの音声を入力するためのマイク113と、被写体を撮像するためのカメラ114と、携帯電話10の各部を制御する携帯電話制御部115とを備えている。
本実施の形態の携帯電話10は、一般的な携帯電話と同様の手動によるダイヤル入力の他に、電話帳設定機能の「ボイスダイヤル設定」にてボイスダイヤル登録名(電話帳に登録しているデータのうち、ボイスダイヤル呼出しの対象として設定されたもの)へ設定したデータの読み出しを行う機能(ボイスダイヤル)と、携帯電話10が備える複数の機能のうち、探したい機能を検索する機能(ボイス検索)と、ボイスダイヤル関連の設定を行う機能(ボイス設定)と、カメラ操作を可能とする機能(カメラ操作)とを備えている。
「ボイスダイヤル」機能は、「ボイスダイヤル登録→ボイスダイヤル」でユーザが手動で呼び出す機能と同等である。後に詳述する携帯電話10の音声認識部106の起動後、ユーザがヘッドセット20のマイク205に向かって「ボイスダイヤル」と発声することで、携帯電話10は「ボイスダイヤル」機能に遷移する。「ボイス検索」機能は、「メニュー→ステーショナリー→使い方案内→ボイス検索」でユーザが手動で呼び出す機能と同等である。なお、探したい機能として、「カメラ機能」、「時計機能」等がある。上述同様、音声認識部106の起動後、ユーザがヘッドセット20のマイク205に向かって「ボイス検索」と発声することで、携帯電話10は「ボイス検索」機能に遷移する。
「ボイス設定」機能は、「メニュー→設定→その他→ボイス設定」でユーザが手動で呼び出した機能と同等である。なお、設定する機能として、「ボイスダイヤル自動発信」、「音声自動発信」等がある。上述同様、音声認識部106の起動後、ユーザがヘッドセット20のマイク205に向かって「ボイス設定」と発声することで、携帯電話10は「ボイス設定」機能に遷移する。「カメラ操作」機能は、「メニュー→ステーショナリー→カメラ操作」でユーザが手動で呼び出した機能と同等である。上述同様、音声認識部106の起動後、ユーザがヘッドセット20のマイク205に向かって「カメラ操作」と発声することで、携帯電話10は「カメラ操作」機能に遷移する。
辞書(1)107及び辞書(2)108は、それぞれフラッシュメモリ等の不揮発性メモリから構成される。図2は辞書(1)107に保存されたデータの一例を示す図であり、携帯電話10の電話帳からボイスダイヤル登録した人の「名前」と「電話番号」のデータで構成される。名前のデータには、「読み」(例えば、「マツシタタロウ」、「ジョンウェイン」等)と「表示文字」(例えば、「松下太郎」、「John Wayne」等)の両方のデータが含まれる。図3は辞書(2)108に保存されたデータの一例を示す図であり、辞書(1)107と同様のデータの他に、「ボイス検索」、「ボイス設定」及び「カメラ操作」の各データとそれぞれに対応する「使い方案内」、「音声認識の設定」及び「カメラ操作」の各データで構成される。「ボイス検索」、「ボイス設定」及び「カメラ操作」は、それぞれ「読み」と「表示文字」の両方が含まれる。
辞書(1)107は携帯電話10の筐体が閉状態のときに選択され、辞書(2)108は携帯電話10の筐体が開状態のときに選択される。すなわち、携帯電話10の筐体が開状態のときには「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」、「ボイス設定」、「カメラ操作」の全ての機能が有効になるが、携帯電話10の筐体が閉状態のときには「ボイスダイヤル」の機能のみが有効になる。
筐体開閉検出部105は、携帯電話10の筐体の開閉状態を検出するが、その検出は機構的に行っても良いし電気的に行っても良い。メカ的な検出としては、例えば押しボタンスイッチを用いる方法がある。この場合、2つの筐体の一方に押しボタンスイッチ本体を固定し、2つの筐体の他方に押しボタンスイッチの可動部が当たるようにする。これにより、筐体を閉じると、押しボタンスイッチの可動部が本体側に押し込まれてオン(又はオフ)となり、筐体を開けると、押しボタンスイッチの可動部が開放されてオフ(又はオン)となる。一方、電気的な検出としては、例えば発光素子と受光素子を備えたフォトセンサを用いる方法がある。この場合、筐体の開閉に応じて、発光素子と受光素子との間を遮るように構成する。これにより、筐体を閉じると、受光素子の出力がH(又はL)となり、筐体を開けると、受光素子の出力がL(又はH)となる。
携帯端末制御部115は、ブルートゥース無線送受信部103を介してヘッドセット20からの音声認識開始要求を受け取ることで音声認識部106を起動させる。ここで、本実施の形態では、携帯電話10とヘッドセット20との間の通信にHFP(Hands Free Profile)を用いている。このHFPは車内やヘッドセットでハンズフリー通話を実現するためのプロファイルである。このHFPを携帯電話10とヘッドセット20の双方が有する。なお、周知のようにブルートゥースは2.4GHzの周波数帯を用いて、半径10〜100m程度の範囲内で、ブルートゥース搭載機器間で最大3Mbpsで無線通信を行うものである。
ヘッドセット20からは、携帯電話10に対して、音声認識開始要求時にHFPのAT+BVRA=“1”のコマンドが送信される。ここで、AT+BVRAコマンドは、“Enables or Disables voice recognition in the AG(Audio Gateway)”を意味するコマンドである。つまり、AGにおいて、音声認識を可とするか、不可とするかを指示するコマンドである。なお、音声認識をオフ(キャンセル)する場合には、ヘッドセット20から携帯電話10に対して、AT+BVRA=“0”のコマンドが送信される。
携帯電話制御部115は、ブルートゥース無線送受信部103を介して、ヘッドセット20から送信されたAT+BVRA=“1”のコマンドを受信すると音声認識部106を起動させる。音声認識部106を起動させた後は、2つの筐体の開閉状態を検出する筐体開閉検出部105の検出結果に応じて、音声認識部106の音声認識機能を用いてヘッドセット20からの音声信号により、「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」、「ボイス設定」、「カメラ操作」の4つの機能から1つの機能を選択する。この場合、筐体が開状態にあれば、携帯電話制御部115は、「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」、「ボイス設定」、「カメラ操作」の4つの機能のうち、ヘッドセット20から音声入力された機能を選択する。すなわち、「ボイスダイヤル」機能を指定する音声信号が入力されると、「ボイスダイヤル」機能を選択し、「ボイス検索」機能を指定する音声信号が入力されると、「ボイス検索」機能を選択し、「ボイス設定」機能を指定する音声信号が入力されると、「ボイス設定」機能を選択し、「カメラ操作」機能を指定する音声信号が入力されると、「カメラ操作」機能を選択する。一方、筐体が閉状態にあれば、携帯電話制御部115は、「ボイスダイヤル」機能のみを選択するので、「ボイスダイヤル」機能を指定する音声信号が入力された場合にのみ「ボイスダイヤル」機能を選択する。
また、携帯電話制御部115は、筐体開閉検出部105の検出結果として筐体が閉状態にあれば、音声認識部106に対して辞書(1)107を使用するように指示し、筐体が開状態にあれば、音声認識部106に対して辞書(2)108を使用するように指示する。携帯電話制御部115は、辞書(1)107又は辞書(2)108を用いて、音声認識部106を制御する。すなわち、筐体開閉検出部105の検出結果として筐体が開状態であれば、自装置が持つ「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」、「ボイス設定」、「カメラ操作」の4つの機能のうち、ヘッドセット20で呼び出された機能を選択し、さらに選択した機能を達成するためのデータが保存されている辞書(2)108を用いて音声認識部106を制御し、一方、筐体が閉状態であれば、自装置が持つ「ボイスダイヤル」機能を選択し、さらに「ボイスダイヤル」の機能を達成するためのデータが保存されている辞書(1)107を用いて音声認識部106を制御する。
ヘッドセット20は、携帯電話10との間でブルートゥースによる無線通信を行うブルートゥース無線送受信部201と、ブルートゥース無線送受信部201に接続されたアンテナ202と、ブルートゥースによる無線通信によって携帯電話10から送信されてきた音声信号を出力するためのスピーカ203と、携帯電話10の音声認識機能を起動及びキャンセルするための入力ボタン204と、ユーザの音声を入力するためのマイク205と、ヘッドセット20の各部を制御するヘッドセット制御部206とを備えている。
ヘッドセット制御部206は、入力ボタン204が押下されたことを検出すると、ブルートゥース無線送受信部201を介して携帯電話10に音声認識開始要求を送信する。この場合、上述したように、HFPのAT+BVRA=“1”のコマンドを送信する。また、ヘッドセット制御部206は、入力ボタン204がさらに押下されたことを検出すると、ブルートゥース無線送受信部201を介して携帯電話10に音声認識終了要求を送信する。この場合、上述したように、HFPのAT+BVRA=“0”のコマンドを送信する。
次に、図4に示すフロー図を参照して、本実施の形態の無線通信システム1の動作について説明する。図4において、ヘッドセット20において、ユーザが入力ボタン204を押下すると、ヘッドセット制御部206が、それを検出してAT+BVRA=“1”のコマンドをブルートゥース無線送受信部201から携帯電話10に送信する(ステップST1)。次いで、ヘッドセット20で音声入力があると、音声データをブルートゥース無線送受信部201から携帯電話10に送信する(ステップST2)。
携帯電話10において、ヘッドセット20から送信されたAT+BVRA=“1”のコマンドをブルートゥース無線送受信部103が受信することで、携帯電話制御部115はヘッドセット20との間でHFPによる無線リンクを確立する処理を行う。ヘッドセット20との間でHFPによる無線リンクが確立した後、携帯電話制御部115は、筐体開閉検出部105の検出結果として携帯電話10の筐体の開閉状態を検出し(ステップST3)、携帯電話10の筐体状態が開か閉かを判定し(ステップST4)、開であれば、辞書(2)108を用いて、「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」、「ボイス設定」及び「カメラ操作」の4つの機能のうち、ヘッドセット20から音声入力で指定されたものを選択し、選択した機能について音声認識を行う(ステップST5)。そして、音声認識に対応するガイド(案内)メッセージを表示部110に表示する(ステップST6)。一方、携帯電話10の筐体状態が閉であれば、辞書(1)107を用いて、ヘッドセット20からの音声入力により「ボイスダイヤル」機能を選択し、選択した「ボイスダイヤル」機能について音声認識を行う(ステップST7)。このとき、音声ガイダンスのデータは、携帯電話10の筐体状態が開であっても閉であっても、携帯電話10からヘッドセット20に送信され、ヘッドセット20のスピーカ203から音声出力される(ステップST8)。
例えば、「ボイスダイヤル」機能が選択された場合、ユーザがヘッドセット20のマイク205に向って「マツシタタロウ」と発声すると、携帯電話10の音声認識部106で音声認識されて、筐体状態に応じて辞書(2)108又は辞書(1)107に保存されている読み「マツシタタロウ」に対応する表示文字「松下太郎」のデータが読み出されて、筐体状態が開であれば、それが表示部110に表示される。そして、「ボイスダイヤル」機能により、「松下太郎」の電話番号(090−xxxxxxxx)に対する自動発信が行われる。このときの「電話番号」は音声ガイダンスとしてヘッドセット20に送信され、ヘッドセット20のスピーカ203から音声出力される。
また、筐体状態が開において、ユーザがヘッドセット20のマイク205に向って「ボイスケンサク」と発声すると、携帯電話10の音声認識部106で音声認識されて、辞書(2)108に保存されている読み「ボイスケンサク」に対応する表示文字「使い方案内」のデータが読み出されて、それが表示部110に表示される。そして、「ボイス検索」機能により、ユーザが探したい機能を検索する処理を行う。探したい機能としては、上述したようにカメラ、時計等がある。このときの「使い方案内」は音声ガイダンスとしてヘッドセット20に送信され、ヘッドセット20のスピーカ203から音声出力される。
また、筐体状態が開において、ユーザがヘッドセット20のマイク205に向って「ボイスセッテイ」と発声すると、携帯電話10の音声認識部106で音声認識されて、辞書(2)108に保存されている読み「ボイスセッテイ」に対応する表示文字「音声認識の設定」のデータが読み出されて、それが表示部110に表示される。そして、「ボイス設定」機能により、ボイスダイヤル関連の設定を行う。ボイスダイヤル関連の設定には、上述したようにボイスダイヤル自動発信、音声自動発信がある。このときの「音声認識の設定」は音声ガイダンスとしてヘッドセット20に送信され、ヘッドセット20のスピーカ203から音声出力される。
また、筐体状態が開において、ユーザがヘッドセット20のマイク205に向って「カメラソウサ」と発声すると、携帯電話10の音声認識部106で音声認識されて、辞書(2)108に保存されている読み「カメラソウサ」に対応する表示文字「カメラ操作」のデータが読み出されて、それが表示部110に表示される。そして、「カメラ操作」機能により、カメラ操作を行う。このときの「カメラ操作」は音声ガイダンスとしてヘッドセット20に送信され、ヘッドセット20のスピーカ203から音声出力される。
その後、携帯電話10の筐体状態が閉である場合は、携帯電話10とヘッドセット20との間でHFPによる音声通話のみが行われる。すなわち、筐体状態が閉である場合は、「ボイスダイヤル」機能のみであるので、自動発信して繋がった通信相手の携帯電話(固定電話も含まれる)からの音声が携帯電話10からヘッドセット20に送信され、また携帯電話10のユーザがヘッドセット20のマイク205に向かって話した音声がヘッドセット20から携帯電話10に送信される。一方、携帯電話10の筐体状態が開である場合は、携帯電話10とヘッドセット20との間でHFPによる音声通話以外に他の通信も行われる。
このように本実施の形態の無線通信システム1によれば、携帯電話10が、ヘッドセット20との間の通信を無線で行い、ヘッドセット20から音声認識開始要求があると、その要求に応じて音声認識部106を起動させる。そして、筐体の開閉状態を検出して筐体が開状態であれば、自装置が持つ「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」、「ボイス設定」、「カメラ操作」の4つの機能うち、ヘッドセット20側で指定された機能を選択し、さらに選択した機能を達成するためのデータが保存されている辞書(2)108を用いて音声認識部106を制御し、一方、筐体が閉状態であれば、自装置が持つ「ボイスダイヤル」機能を選択し、さらに「ボイスダイヤル」機能を達成するためのデータが保存されている辞書(1)107を用いて音声認識部106を制御する。これにより、携帯電話10の筐体が閉状態であっても使用することが可能となる。また、携帯電話10とヘッドセット20との間の接続にブルートゥースによる無線通信を用いることで、携帯電話10とヘッドセット20との間に配線が不要となり、携帯電話10を鞄等の人体から離れた物に収容してもケーブルが邪魔をすることがなく、快適に使用することができる。
また、携帯電話10の筐体を閉状態にしたときに選択できる機能を、例えば「ボイスダイヤル」のみとして、開状態にしたときに選択できる機能(例えば、「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」、「ボイス設定」、「カメラ操作」)よりも少なくしたので、閉状態時に音声の誤認識が少なくなる。すなわち、筐体が閉状態にあるときに選択可能な機能数を必要最低限としたことで、音声を誤認識する確率を下げることができる。
また、スピーカ203とマイク205が一体となったヘッドセット20を用いたので、両手を使うことなく通話を行うことができる。すなわち、ハンズフリー通話が可能となる。
なお、本実施の形態では、2つの辞書(1)107、辞書(2)108を用いたが、1つにまとめることも可能である。図5は辞書(1)107の内容と辞書(2)108の内容を1つにまとめた辞書120に保存されたデータの一例を示す図である。この辞書120では、辞書(1)107の内容と辞書(2)108の内容をフラグビットFLAGで識別できるようにしている。すなわち、携帯電話10の筐体が閉状態にあるときには、フラグビット「11」で指定されるデータのみを扱い、携帯電話10の筐体が開状態にあるときには、フラグビット「11」と「10」の双方で指定されるデータを扱う。2つの辞書(1)107、辞書(2)108を1つにまとめることで、コストの削減及び携帯電話10の小型化が図れる。
また、本実施の形態では、ヘッドセット20の入力ボタン204を音声認識開始要求と音声認識終了要求を行うためのものとしたが、音声の誤認識をキャンセルするためのものとして兼用させることも可能である。例えば入力ボタン204を1秒以上長押しすることで、キャンセル要求を出力する。このようにすることによって、携帯電話10のユーザは、例えば自分の望まない人物を検索した場合に、キーパッド操作を行うことなく、ヘッドセット20の入力ボタン204を押すだけでキャンセルすることができる。
また、本実施の形態では、携帯電話10の筐体を閉じているときのポップアップ(POPUP)画面について説明しなかったが、携帯電話10の筐体を閉じているときにはポップアップ画面を表示しないようにし、ポップアップの内容を音声ガイダンスとして、ヘッドセット20にて聴けるようにすれば良い。
また、本実施の形態では、筐体が開状態であれば、「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」、「ボイス設定」、「カメラ操作」の4つの機能から1つの機能を選択するものとしたが、「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」、「ボイス設定」の3つの機能から1つの機能を選択するものとすること等も可能である。
また、本実施の形態では、外部機器と携帯端末との間で行われる無線通信としてブルートゥースを説明したが、WLAN等の他の無線通信とすることも可能である。
また、本実施の形態では、携帯電話10は、2つの開閉可能な筐体を有する折り畳み型の携帯端末であるものとしたが、2つの筐体を互いにスライドさせることにより開閉させる携帯端末などのスライド型の携帯端末であっても良い。さらには、2つの筐体からなる開閉可能な型の携帯端末であれば他の型の携帯端末であっても良い。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本発明は、携帯端末の筐体を閉じた状態でも使用することができ、また携帯端末を鞄等の人体から離れた物に収容しても快適に使用することができ、さらに携帯端末の筐体を閉じた状態での使用時における誤認識を少なくすることができるといった効果を有し、音声認識機能を有するとともに、ヘッドセット等の外部機器と無線で接続される携帯端末への適用が可能である。
1 無線通信システム
10 携帯電話
20 ヘッドセット
30 基地局
101 セルラー無線通信送受信部
102 アンテナ
103 ブルートゥース無線送受信部
104 アンテナ
105 筐体開閉検出部
106 音声認識部
107 辞書(1)
108 辞書(2)
109 スピーカ
110 表示部
111 ダイヤルボタン
112 開始ボタン
113 マイク
114 カメラ
115 携帯電話制御部
120 辞書
201 ブルートゥース無線送受信部
202 アンテナ
203 スピーカ
204 入力ボタン
205 マイク
206 ヘッドセット制御部

Claims (16)

  1. 少なくともマイクとスピーカとを有する外部機器と、前記外部機器との間で音声認識開始要求を含む無線通信を行う、少なくとも2つの開閉可能な筐体を有する携帯端末とを備えた無線通信システムにおける携帯端末の音声認識制御方法において、
    辞書を用いて前記外部機器からの音声信号の音声認識を行う音声認識工程と、
    前記外部機器からの前記音声認識開始要求に応じて、前記携帯端末にて前記音声認識工程を起動させる音声認識工程起動工程と、
    前記携帯端末にて前記2つの筐体の開閉状態を検出する開閉状態検出工程と、
    前記開閉状態検出工程での検出結果に応じた辞書を用いて、前記音声認識工程起動工程で起動された前記音声認識工程を用いて前記外部機器からの音声信号により、前記携帯端末にて所定の複数の機能から少なくとも1つの機能を選択する機能選択工程と、
    前記音声認識工程の音声認識に対応する音声ガイダンスを前記外部機器に送信する工程と、
    を備えた携帯端末の音声認識制御方法。
  2. 前記機能選択工程は、前記開閉状態検出工程で前記2つの筐体の閉状態が検出された場合には、前記2つの筐体の開状態が検出された場合より前記携帯端末にて選択する機能の数を少なくする請求項1に記載の携帯端末の音声認識制御方法。
  3. 前記機能選択工程において、前記所定の複数の機能は、「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」及び「ボイス設定」を含んでいる請求項1又は請求項2に記載の携帯端末の音声認識制御方法。
  4. 前記外部機器と前記携帯端末との間で行われる無線通信は、ブルートゥース又はWLANによる無線通信である請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の携帯端末の音声認識制御方法。
  5. 前記外部機器は、ヘッドセットである請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の携帯端末の音声認識制御方法。
  6. 少なくともマイクとスピーカとを有する外部機器と、前記外部機器との間で音声認識開始要求を含む無線通信を行う、少なくとも2つの開閉可能な筐体を有する携帯端末とを備えた無線通信システムにおいて、
    辞書を用いて前記外部機器からの音声信号の音声認識を行う音声認識部と、
    前記外部機器からの前記音声認識開始要求に応じて、前記携帯端末にて前記音声認識部を起動させる音声認識部起動手段と、
    前記携帯端末にて前記2つの筐体の開閉状態を検出する開閉状態検出手段と、
    前記開閉状態検出手段での検出結果に応じた辞書を用いて、前記音声認識部起動手段により起動された前記音声認識部を用いて前記外部機器からの音声信号により、前記携帯端末にて所定の複数の機能から少なくとも1つの機能を選択する機能選択手段と、を備え、
    前記音声認識部の音声認識に対応する音声ガイダンスを前記外部機器に送信する、
    無線通信システム。
  7. 前記機能選択手段は、前記開閉状態検出手段により前記2つの筐体の閉状態が検出された場合には、前記2つの筐体の開状態が検出された場合より前記携帯端末にて選択する機能の数を少なくする請求項6に記載の無線通信システム。
  8. 前記機能選択手段において、前記所定の複数の機能は、「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」及び「ボイス設定」を含んでいる請求項6又は請求項7に記載の無線通信システム。
  9. 前記外部機器と前記携帯端末との間で行われる無線通信は、ブルートゥース又はWLANによる無線通信である請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の無線通信システム。
  10. 前記外部機器は、ヘッドセットである請求項6乃至請求項9のいずれかに記載の無線通信システム。
  11. 少なくともマイクとスピーカとを有する外部機器との間で音声認識開始要求を含む無線通信を行う、少なくとも2つの開閉可能な筐体を有する携帯端末において、
    辞書を用いて前記外部機器からの音声信号の音声認識を行う音声認識部と、
    前記外部機器からの前記音声認識開始要求に応じて、前記音声認識部を起動させる音声認識部起動手段と、
    前記2つの筐体の開閉状態を検出する開閉状態検出手段と、
    前記開閉状態検出手段での検出結果に応じた辞書を用いて、前記音声認識部起動手段により起動された前記音声認識部を用いて前記外部機器からの音声信号により、所定の複数の機能から少なくとも1つの機能を選択する機能選択手段と、を備え、
    前記音声認識部の音声認識に対応する音声ガイダンスを前記外部機器に送信する、
    携帯端末。
  12. 前記機能選択手段は、前記開閉状態検出手段により前記2つの筐体の閉状態が検出された場合には、前記2つの筐体の開状態が検出された場合より前記携帯端末にて選択する機能の数を少なくする請求項11に記載の携帯端末。
  13. 前記機能選択手段において、前記所定の複数の機能は、「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」及び「ボイス設定」を含んでいる請求項11又は請求項12に記載の携帯端末。
  14. 前記機能選択手段において、前記所定の複数の機能は、「ボイスダイヤル」、「ボイス検索」、「ボイス設定」及び「カメラ操作」を含んでいる請求項11又は請求項12に記載の携帯端末。
  15. 前記外部機器との間で行われる無線通信は、ブルートゥース又はWLANによる無線通信である請求項11乃至請求項14のいずれかに記載の携帯端末。
  16. 前記外部機器は、ヘッドセットである請求項11乃至請求項15のいずれかに記載の携帯端末。
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