JP2006174290A - 携帯電話機、携帯電話機の制御方法、携帯電話機の制御プログラム並びにコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

携帯電話機、携帯電話機の制御方法、携帯電話機の制御プログラム並びにコンピュータ読取可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 手に持つことを防ぎ、安全運転に配慮して通話することができる、携帯電話機を実現する。
【解決手段】 設置検知部41が、携帯電話機1がホルダー50に設置されていることを検知し、かつ、接続検知部42が、携帯電話機1がハンズフリーキット60と接続していることを検知しない場合、通信制御部43は、携帯電話機1と外部との通信を遮断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話機に関し、さらに詳しくはハンズフリー通話を行うためのオプションを取り付けることによりハンズフリー通話が可能となる携帯電話機、携帯電話機の制御方法、携帯電話機の制御プログラム、およびコンピュータ読取可能な記録媒体に関するものである。
従来の携帯電話機において、手に把持することのない手放し状態での通話、いわゆるハンズフリー通話できるものが、特許文献1に開示されている。この従来の携帯電話機の構成を、図4を用いて説明する。図4に示すように、従来の携帯電話機100は、ハンドセット通話として受話部101で無線機より受け取った受話信号を音に変換しスピーカーから発生させる。また、送話部102でマイクによって受け取る音を送話信号に変換し、無線機へ送る。また、ハンドフリー通話時に、イヤホン103を用いる場合は、受話部101の代わりにイヤホン103内の受話部が用いられる。この従来の携帯電話機100は、ハンドセット通話と、ハンドフリー通話とを行うことができる構成となっている。ハンズフリー通話ができることによって、車両運転中若しくは停止時に音声通話を行うことができる。
特開平3−114344号公報(1991年5月15日公開)
しかしながら、従来の携帯電話機では、イヤホンによりハンズフリー通話が可能であっても、例えば、車両の運転中に受信音を聞いたり、受信を通知する振動を受け取ったりした場合、思わず携帯電話機を手にとってしまうといったことがある。運転中に携帯電話機を手に把持するという行為は規制されていおり、携帯電話機を手にすると、車の運転中等は注意力散漫になってしまうという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、手に持つことを防ぎ、安全運転に配慮して通話することができる、携帯電話機を提供することである。
本発明に係る携帯電話機は、上記課題を解決するために、ハンズフリー通話を行うためのハンズフリー通話装置と接続可能な携帯電話機において、上記携帯電話機が電話機設置装置に設置されていることを検知する設置検知手段と、上記携帯電話機が上記ハンズフリー通話装置と接続していることを検知する接続検知手段と、外部との通信を制御する通信制御手段とを有し、上記設置検知手段が、上記携帯電話機が上記電話機設置装置に設置されていることを検知し、かつ、上記接続検知手段が、上記携帯電話機が上記ハンズフリー通話装置と接続していることを検知しない場合、上記通信制御手段は、外部との通信を遮断することを特徴としている。
また、本発明に係る携帯電話機の制御方法は、上記課題を解決するために、ハンズフリー通話を行うためのハンズフリー通話装置と接続可能な携帯電話機の制御方法において、上記携帯電話機が電話機設置装置に設置されていることを検知する設置検知ステップと、上記携帯電話機が上記ハンズフリー通話装置と接続していることを検知する接続検知ステップとを有し、さらに、上記設置検知ステップで、上記電話機設置装置に設置されていることを検知し、かつ、上記接続検知ステップで、上記ハンズフリー通話装置と接続していることを検知しない場合、外部との通信を遮断する遮断ステップを有することを特徴とする。
上記構成および上記方法によると、携帯電話機は、電話機設置装置に設置されていて、ハンズフリー通話装置との接続がなされていないと、外部との通信を遮断する。そのため、電話機設置装置が車両内に設置されていると、携帯電話機のユーザが車両を運転中にであっても、携帯電話機とハンズフリー通話装置との接続がなされていないと、携帯電話機が外部からの受信することはない。そのため、携帯電話機のユーザは、運転に集中することができる。
ここで、従来の携帯電話機であると、ハンズフリー通話装置が接続していても、車両を運転中に思わず手にとってしまうことがある。携帯電話機を手にすると、車の運転中等は注意力散漫になってしまい、安全面に重大な問題がある。
しかし、本発明に係る携帯電話機は、上記構成により、手に持つことを防ぎ、車両の運転に差し障りなく、安全運転に配慮して通話することができる。
なお、本明細書において、携帯電話機とは、無線基地局との間を無線回線により接続された電話機を指すものとし、PHS(Personal Handy-phone System)等も含まれるものとする。
本発明に係る携帯電話機では、上記構成に加え、上記電話機設置装置の有する設置接続端子に接続する接続端子を有し、上記設置検知手段は、上記接続端子が上記設置接続端子に接続していることにより、上記携帯電話機が上記電話機設置装置に設置されていることを検知してもよい。
上記構成によると、携帯電話機の接続端子と電話機設置装置の設置接続端子とが接続している場合、携帯電話機がハンズフリー通話装置と接続していないと、携帯電話機の外部との通信が遮断される。携帯電話機の接続端子と電話機設置装置の設置接続端子とが接続している場合、携帯電話機がハンズフリー通話装置と接続していると、ハンズフリー通話が可能となる。よって、例えば、設置場所を特定できるような設置接続端子である場合、あるいは、場所によって設置接続端子が異なる場合、ある場所の設置接続端子と接続したときのみ、ハンズフリー通話装置が外れていると、通信を遮断することができる。つまり、例えば、室内で使用する充電用の携帯電話設置装置(ホルダー)に設置されているときは、ハンズフリー通話装置が接続していなくても通信を遮断せず、車内の電話機設置装置に設置されているときは、ハンズフリー通話装置が接続していないと通信を遮断する、というように使用することができる。
このように、場所によって、ハンズフリー通話装置が接続していないときに通信を遮断したい場合等にユーザに好都合に使用できる携帯電話機を提供することができる。
本発明に係る携帯電話機では、上記構成に加え、上記設置検知手段は、上記接続端子を介して直流電流を供給されると、上記携帯電話機が上記電話機設置装置に設置されていることを検知してもよい。
上記構成によると、直流電流が供給される場合、携帯電話機がハンズフリー通話装置と接続していないと、携帯電話機の外部との通信が遮断される。また、直流電流が供給される場合、携帯電話機がハンズフリー通話装置と接続していると、ハンズフリー通話が可能となる。
ここで、車両に設置される電話機設置装置がDC(直流)充電器を兼ねると、屋内で使用される充電器はAC(交流)充電器であるため、携帯電話機は、供給される電流が直流であると、設置されている電話機設置装置が、車両内のものであることを認識することができる。このような構成によると、屋内のAC充電器に設置されているときは、ハンズフリー通話装置が接続していなくても通信を遮断せず、車両内のDC充電器(電話機設置装置)に設置されているときは、ハンズフリー通話装置が接続していないと通信を遮断する、というように使用することができる。
このように、上記構成によると、車両内において、ハンズフリー通話装置が接続していないときに通信を遮断することができる携帯電話機を提供することができる。
なお、上記携帯電話機は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記携帯電話機をコンピュータにて実現させる携帯電話機の制御プログラム、及びその携帯電話機の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
これらの構成によれば、上記携帯電話機の制御プログラムを、コンピュータに読み取り実行させることによって、上記携帯電話機と同一の作用効果を実現することができる。
本発明に係る携帯電話機は、以上のように、上記携帯電話機が電話機設置装置に設置されていることを検知する設置検知手段と、上記携帯電話機が上記ハンズフリー通話装置と接続していることを検知する接続検知手段と、外部との通信を制御する通信制御手段とを有し、上記設置検知手段が、上記電話機設置装置に設置されていることを検知し、かつ、上記接続検知手段が、ハンズフリー通話装置と接続していることを検知しない場合、上記通信制御手段は、外部との通信を遮断する。
上記の構成によると、携帯電話機は、電話機設置装置に設置されていて、ハンズフリー通話装置との接続がなされていないと、外部との通信を遮断する。そのため、電話機設置装置が車両内に設置されていると、携帯電話機のユーザが車両を運転中にであっても、携帯電話機とハンズフリー通話装置との接続がなされていないと、携帯電話機が外部からの受信することはない。そのため、携帯電話機のユーザは、運転に集中することができる。
このように、本発明に係る携帯電話機は、上記構成により、手に持つことを防ぎ、車両の運転に差し障りなく、安全運転に配慮して通話することができる。
本発明の一実施形態について図1〜図3に基づいて説明すると以下の通りである。なお、本実施の形態において、携帯電話機とは、無線基地局との間を無線回線により接続された電話機を指すものとし、PHS(Personal Handy-phone System)等も含まれるものとする。
本実施形態の携帯電話機1の内部構成について図1を参照に説明する。携帯電話機1は、受話部2、送話部3、制御部4、無線通信部5、イヤホンジャック6、近距離無線通信部7、接続端子11を有している。
受話部2は、通話相手の話す受話信号を音声に変換し、スピーカから発生させる。受話部2は、例えば、スピーカ、D/A変換器、アンプなどを含んでいる。
送話部3は、マイクロホンから受け取る音声を信号に変換する。送話部3は、例えば、音波を電気信号に変換するマイクロホンと、A/D変換器、アンプなどを含んでいる。
制御部4は、マイクロコンピュータを内蔵し、コンピュータプログラムに従って、携帯電話機1における各種構成の動作を統括的に制御する。また、制御部40は、設置検知部(設置検知手段)41、接続検知部(接続検知手段)42、通信制御部(通信制御手段)43、音声切替部44として機能する。
設置検知部41は、携帯電話機1と以下説明するホルダー50との接続を検知し、接続していることを通信制御部43に通知する。携帯電話機1とホルダー50との接続の検知は、携帯電話機1の接続端子11がホルダー50の接続端子51に接続しているのを検出することにより行う。
接続検知部42は、携帯電話機1と以下で説明するハンズフリーキット60との接続を検知し、接続していることを通信制御部43、音声切替部44に通知する。ハンズフリーキット60との接続の検知は、ハンズフリーキット60がマイク付イヤホン20であれば、20の端子がイヤホンジャック6に接続したことを検出することで行う。また、ハンズフリーキット60が無線ハンズフリーキット30であれば、携帯電話機1の近距離無線通信部7と、無線ハンズフリーキット30の近距離無線通信部31との間に通信が確立されていることを検知することで行う。
通信制御部43は、無線通信部5を制御し、外部との通信を制御する。無線通信部は43、設置検知部41から携帯電話機1がホルダー50に設置されていることを通知され、かつ、接続検知部42から携帯電話機1がハンズフリーキット60と接続していることを通知されると、無線通信部5に対して信号の送受信を行わないように、つまり、通信を遮断するように、指示をする。
音声切替部44は、接続検知部42から携帯電話機1とハンズフリーキット60とが接接続していることを通知されると、音声の入出力を、携帯電話機1の受話部2および送話部3で行うのを、ハンズフリーキット60で行うように切り替える。
設置検知部41が、携帯電話機1がホルダー50に設置されていることを検知せず(あるいは設置されていないことを検知し)、かつ、接続検知部42が、携帯電話機1がハンズフリーキット60と接続していることを検知しない(あるいは接続していないことを検知する)と、送話部3から送られる音声信号が、無線通信部から外部に送信される。また、外部から受信した音声信号は、受話部2から発せられる。
接続検知部42が、携帯電話機1がハンズフリーキット60と接続していることを検知すると、受話部2および送話部3の代わりに、ハンズフリーキット60が用いられて音声通信が行われる。
接続検知部42が、携帯電話機1がハンズフリーキット60と接続していることを検知しても、設置検知部41が、携帯電話機1がホルダー50と接続していることを検知しない(あるいは、接続していないことを検知する)と、通信が遮断されるため、携帯電話機1の受話部2および送話部3を用いての音声通信を行えないようになる。ただし、この通信が遮断された状態で、設置検知部41が、携帯電話機1がホルダー50と接続していることを検知すると、通信の遮断が解除され、ハンズフリーキット60を用いて音声通信が行えるようになる。
無線通信部5は、無線処理部8、送受信分岐部9、アンテナ10を有している。無線通信部5は、アンテナ10を介してネットワーク(通信網)Nに接続しており、外部との通信を行う。この通信は、電話機能に関するデータの通信であってもよいし、文字データ、画像データ、制御信号等の通信であってもよい。なお、ネットワークNは、例えば公衆電話回線、携帯電話回線、PHS回線、インターネットなどで構成されており、携帯電話機1と他の携帯電話機との間等の通信を実現するものである。
無線処理部8は、外部からアンテナ10を介して受信した無線信号を復調し、制御部4に出力する。または、無線処理部8は、送信するデータを無線送信に適した形式に変調し、変調された無線信号を、アンテナ10を介して外部に送信する。
送受信分岐部9は、送信する信号と受信する信号とを分岐させるためのものである。
アンテナ10は、携帯電話機能に関する電波を送受信するためのアンテナである。
イヤホンジャック6は、マイク付イヤホン20(ハンズフリー通話装置)の端子を差し込むための差込口である。
近距離無線通信部7は、無線ハンズフリーキット30(ハンズフリー通話装置)と接続し、電波の送受信を行う。本実施形態では、Bluetooth(登録商法)の通信規格に準拠した近距離無線通信を行うものとする。
イヤホンジャック6、あるいは、近距離無線通信部7を有することにより、携帯電話機1は、ハンズフリー通話を行うためのハンズフリーキット(ハンズフリー通話装置)と接続可能となっている。
接続端子8は、ホルダ−50の接続端子(設置接続端子)51と接続する端子である。設置検知部は、接続端子8が、ホルダー5−の接続端子50と接続していることを検出することで、携帯電話機1とホルダー50とが接続していることを、検知する。
携帯電話機1は、上記した以外にも、電話機としての基本的機能を有するものとする。また、写真撮影機能付きやテレビ受信機能付きであってもよい。
次に、ハンズフリーキット60について説明する。ハンズフリーキット60は、携帯電話機1を手に持たない状態での通話、いわゆるハンズフリー通話を可能とする装置である。本実施形態では、ハンズフリーキット60には、携帯電話機1と有線接続するマイク付イヤホン20と、無線接続する無線ハンズフリーキット30とがある。なお、有線接続する場合、イヤホンだけでもかまわない。また、イヤホンとマイクが別々でもかまわない。
本実施形態で、携帯電話機1とハンズフリーキット60と接続しているとは、マイク付イヤホン20と無線ハンズフリーキット30との少なくともどちらかと接続していることを指すものとする。
マイク付イヤホン20は、その名の通り、マイクの付いたイヤホンであり、イヤホンジャック6に接続することにより、受話部21で通信相手の音声を受信し、送話部22からユーザの音声を通話相手に送信することができる。
無線ハンズフリーキット30は、携帯電話機1との間でBluetoothの通信規格に準拠した近距離無線通信を行う。無線ハンズフリーキット30は、近距離無線通信部31により、携帯電話機1との間の近距離通信を行い、受話部32で通信相手の音声を受信し、送話部33からユーザの音声を通話相手に送信することができる。
ここで、無線ハンズフリーキット30と携帯電話機1との接続についての一例を説明する。初めに、ユーザにより、携帯電話機1と無線ハンズフリーキット30との両方が無線電波発信状態(Bluetooth ON状態)にされる。次に、ユーザにより、無線ハンズフリーキット30の、他機器(ここでは携帯電話機1)との接続の際に必要なパスワードが設定される。
そして、携帯電話機1で周辺の無線(Bluetooth)機器を検索する。なお、全てのBluetooth機器には個別の名称が付いている。携帯電話機1は、探知したBluetooth機器である無線ハンズフリーキット30に対し接続要求信号を送る。この接続要求信号を受けた無線ハンズフリーキット30は、携帯電話機1にパスワード要求信号を送る。そして、携帯電話機1は、ユーザが入力したパスワードを、無線ハンズフリーキット30に送信する。無線ハンズフリーキット30は、受信したパスワードが正しいか否かを判別する。正しいことが判別できれば接続確立となる。このように携帯電話機1と無線ハンズフリーキット30との接続か確立されたとき、無線ハンズフリーキット30が携帯電話機1に、無線ハンズフリーキット30との接続が確立されたという信号を送る。それを携帯電話機1が受信することで、接続検知部42は、接続状態を検知する。
なお、ハンズフリーキット60に、通話を開始するための「通話開始」キー、通話を終了するための「通話終了」キー、通話を保留するための「保留」キー等の操作キーが設けられていてもよい。
次に、ホルダー50について説明する。ホルダー50は、携帯電話機1を固定する装置である。ホルダー50は、接続端子(設置接続端子)51を有しており、接続端子51は、携帯電話機1の接続端子11と接続する。
図2は、携帯電話機1、マイク付イヤホン20、無線ハンズフリーキット20、ホルダー50の外観を示す斜視図である。図2では、携帯電話機1は、ホルダー50に設置されていない状態である。携帯電話機1の接続端子8とホルダー50の接続端子51とが接続された場合をホルダー設置状態と称する。
また、イヤホンジャック6にマイク付イヤホン20とが接続した状態、または、近距離無線通信部7と無線ハンズフリーキット30の近距離無線通信部31とが通信可能である状態(接続した状態)を、ハンズフリーキット接続状態と称する。
携帯電話機1は、ハンズフリーキット60と接続していなければ、受話部2および送話部3より受話および送話を行う。
次に、携帯電話機1の通信処理について、図3のフローチャートを参照に説明する。
ステップ1(以降、S1のように称する)において、接続検知部42は、携帯電話機1とハンズフリーキット60が接続されているか否かを検知する。ここで、ハンズフリーキットがマイク付イヤホン20である場合、マイク付イヤホン20の端子がイヤホンジャック6に接続しているか否かで判断する。すなわち、イヤホンジャック6に接続されていれば、携帯電話機1とハンズフリーキットが接続していることを検知する。ハンズフリーキット60が無線ハンズフリーキット30である場合、携帯電話機1の近距離無線通信部7と、無線ハンズフリーキット30の近距離無線通信部31とが通信可能であれば、携帯電話機1とハンズフリーキット60が接続していることを検知する。接続検知部42が、携帯電話機1がハンズフリーキット60に接続していることを検知すると(S1においてYES)、S3に進む。
S3では、音声切替部44は、ハンズフリーキット60を介して通信を可能にする。S1で、接続検知部42が、携帯電話機1がハンズフリーキット60に接続していることを検知しない(または、接続していないと検知する)と(S1においてNO)、S2に進む。
S2では、設置検知部41は、接続端子11がホルダー50の接続端子51と接続しているか否かを検知する。設置検知部41が、接続端子11がホルダー50の接続端子51と接続していることを検知すると(S2においてYES)、S4に進む。S4では、通信制御部43は、通信を遮断し、通信を不可能にする。S2で、設置検知部41が、接続端子11がホルダー50の接続端子51と接続していることを検知しない(または、接続していないことを検知する)と(S2においてNO)、S5に進む。
S5では、音声切替部44は、携帯電話機1内部の受話部2および送話部3を介して通信を行う。
ここで、S1での検知とS2での検知とでは、どちらが先に行われても、あるいは、同時に行われてもかまわない。どのような順で検知が行われても、ハンズフリーキット60と接続し、かつ、ホルダー50の接続端子51に接続していない、と検知すれば、通信制御部43は、通信を遮断するようになっている。
なお、携帯電話機1への外部からの電波の受信は、携帯電話機1に自動着信機能があれば、ユーザの手を介することなくなされるものとする。あるいは、ハンズフリーキット60に、例えば、操作キーが設けられ、これによって、外部からの電波の受信を受けるようになっていてもよい。
また、S4で通信不可能となっている状態において、ユーザがハンズフリーキット60との接続を行い、接続検知部42が、携帯電話機1とハンズフリーキット60との接続を検知すると、ハンズフリーキット60からの通話が可能にすることができる。
以上のように、携帯電話機1は、ホルダー50に設置されていて、ハンズフリーキット60との接続がなされていないと、外部との通信を遮断する。そのため、ホルダー50が車両内に設置されていると、携帯電話機1のユーザが車両を運転中にであっても、携帯電話機1とハンズフリーキット60との接続がなされていないと、携帯電話機1が外部からの受信することはない。そのため、携帯電話機1のユーザは、運転に集中することができ、安全運転につとめることができる。
このように、携帯電話機1は、ユーザが運転中手に持つことを防ぐことができる。そのため、ユーザは、携帯電話機1を用いて、車両の運転に差し障りなく、安全運転に配慮して通話することができる。
また、上記したように、携帯電話機1の接続端子8とホルダー50の接続端子51とが接続していると、設置検知部41は、携帯電話機1がホルダー50に設置されていると検知する。よって、例えば、接続端子51が、設置場所を特定できるような場合、あるいは、場所によって接続端子51が異なる場合、ある場所の接続端子51と接続したときのみ、ハンズフリーキット60が接続されていないと通信を遮断することができる。つまり、例えば、室内で使用する充電用のホルダーに設置されているときは、ハンズフリーキットが接続していなくても通信を遮断せず、車両内のホルダー50に設置されているときは、ハンズフリーキット60が接続していないと通信を遮断する、というように使用することができる。
このように、本実施の形態の携帯電話機1は、場所によって、ハンズフリーキット60が接続していないときに通信を遮断したい場合等に、ユーザに好都合に使用することができる。
また、携帯電話機1では、設置検知部41は、接続端子11を介して直流電流を供給されると、携帯電話機1がホルダー50に設置されていることを検知してもよい。
ここで、車両に設置されるホルダー50がDC(直流)充電器を兼ねると、屋内で使用される充電器はAC(交流)充電器であるため、携帯電話機1は、供給される電流が直流であると、設置されているホルダー50が、車両内のものであることを認識することができる。このような構成によると、屋内のAC充電器に設置されているときは、ハンズフリー通話装置が接続していなくても通信を遮断せず、車両内のDC充電器(ホルダー)に設置されているときは、ハンズフリー通話装置が接続していないと通信を遮断する、というように使用することができる。このようになっていると、携帯電話機1は、車両内において、ハンズフリーキット60が接続していないときに通信を遮断することができる。
なお、携帯電話機1の各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、携帯電話機1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体、図示せず)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである携帯電話機1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記携帯電話機1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、携帯電話機1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エクストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
携帯電話機に限定されず、例えば、PHSにも利用することができる。
本発明の携帯電話機は、ハンズフリー通話が可能な携帯電話機に利用することができ、特に、手に把持するのを防ぐ必要がある携帯電話機に利用することができる。
本発明の実施形態の携帯電話機とホルダーとの要部構成を示すブロック図である。 上記携帯電話機とホルダーとの外観図である。 上記携帯電話機の外部との通信時における動作を示すフローチャートである。 従来の携帯電話機の外観図である。
符号の説明
1 携帯電話機
4 制御部
5 無線通信部
6 イヤホンジャック
7 近距離無線通信部
8 接続端子
20 マイク付イヤホン(ハンズフリー通話装置)
30 無線ハンズフリーキット(ハンズフリー通話装置)
41 設置検知部(設置検知手段)
42 接続検知部(接続検知手段)
43 通信制御部(通信制御手段)
44 音声取得部
50 ホルダー(電話機設置装置)
51 接続端子(設置接続端子)
60 ハンズフリーキット(ハンズフリー通話装置)
N ネットワーク

Claims (6)

  1. ハンズフリー通話を行うためのハンズフリー通話装置と接続可能な携帯電話機において、
    上記携帯電話機が電話機設置装置に設置されていることを検知する設置検知手段と、
    上記携帯電話機が上記ハンズフリー通話装置と接続していることを検知する接続検知手段と、
    外部との通信を制御する通信制御手段とを有し、
    上記設置検知手段が、上記携帯電話機が上記電話機設置装置に設置されていることを検知し、かつ、上記接続検知手段が、上記携帯電話機が上記ハンズフリー通話装置と接続していることを検知しない場合、上記通信制御手段は、外部との通信を遮断することを特徴とする携帯電話機。
  2. 上記電話機設置装置の有する設置接続端子に接続する接続端子を有し、
    上記設置検知手段は、上記接続端子が上記設置接続端子に接続していると、上記携帯電話機が上記電話機設置装置に設置されていることを検知することを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  3. 上記設置検知手段は、上記接続端子を介して直流電流を供給されると、上記携帯電話機が上記電話機設置装置に設置されていることを検知することを特徴とする請求項2に記載の携帯電話機。
  4. ハンズフリー通話を行うためのハンズフリー通話装置と接続可能な携帯電話機の制御方法において、
    上記携帯電話機が電話機設置装置に設置されていることを検知する設置検知ステップと、
    上記携帯電話機が上記ハンズフリー通話装置と接続していることを検知する接続検知ステップとを有し、さらに、
    上記設置検知ステップで、上記電話機設置装置に設置されていることを検知し、かつ、上記接続検知ステップで、ハンズフリー通話装置と接続していることを検知しない場合、外部との通信を遮断する遮断ステップを有することを特徴とする携帯電話機の制御方法。
  5. 上記請求項1〜3の何れか1項に記載の携帯電話機を動作させる制御プログラムであって、上記各手段をコンピュータに実現させることを特徴とする携帯電話機の制御プログラム。
  6. 請求項5に記載の携帯電話機の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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