JP4434255B2 - 補正定数算出システムならびに補正定数算出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、補正定数算出システムならびに補正定数算出方法に関する。
空気調和装置は、圧縮機やファン等の各種機器を備えている。これらの機器の動力源としては、モータが良く用いられる。モータは、複数のスイッチング素子からなるモータ駆動部(以下、モータドライバと言う)と接続され、モータドライバ内の各スイッチング素子がオン及びオフを行うことで出力される駆動電圧により、回転することができる。
また、圧縮機やファン等の各種機器を適切な状態で動作させるために、モータの回転数を制御する場合がある。このようなモータの回転数制御には、モータに通電されるモータ電流が良く用いられる。ここで、モータ電流の検出方法としては、例えば特許文献1に開示されているように、モータ電流が流れる配線上に直列に接続されたシャント抵抗及びシャント抵抗の両端電圧を増幅するオペアンプ等で構成される電流検出部により、モータ電流を検出する技術が知られている。
特開2005−192358号公報
しかしながら、電流検出部を構成するシャント抵抗の値やオペアンプのゲイン等にはバラツキがあるため、電流検出部により検出されたモータ電流(即ち、電流検出部の検出結果)と実際のモータ電流との間には差が生じてしまう恐れがある。
また、電流検出部だけではなく、モータ自体にも個体差があるため、例えば発熱量等のモータの性能にはバラツキがある。特に、モータが回転している場合、モータのバラツキは電流検出部を構成する各部品のバラツキよりも大きくなる傾向にあるため、モータのバラツキは、電流検出部の検出結果と実際のモータ電流との差を更に生じさせてしまう。そして、この差は、電流検出部の検出結果であるモータ電流を用いて行われるモータの回転数制御に影響を及ぼす恐れがある。
そこで、本発明は、電流検出部の検出結果を補正するための補正定数を算出することができる補正定数算出システムならびに補正定数算出方法の提供を目的とする。
発明1に係る補正定数算出システムは、モータと、電流検出装置と、パワーメータと、補正定数算出部とを備える。電流検出装置は、配線と、電流検出部と、記憶部とを有し、モータに接続されている。配線には、モータに通電されるモータ電流が流れる。電流検出部は、少なくともモータ電流を検出することができる。記憶部は、電流検出部の検出結果を補正するための補正定数を記憶することができる。パワーメータは、配線に接続され、配線上を流れるモータ電流を測定する。補正定数算出部は、モータが回転している時の電流検出部の検出結果及びパワーメータの測定結果と、モータが回転していない時の電流検出部の検出結果とに基づいて補正定数を算出し、算出した補正定数を記憶部に書き込む。
この補正定数算出システムによると、電流検出装置には、パワーメータ及び補正定数算出装置に加えてモータが接続された状態で、補正定数算出部により補正定数が算出される。特に、モータが回転していない時(即ち、モータの回転数が約0rpmの時)、モータ電流は略0Aとなるため、パワーメータの測定結果は略0Aとなり、電流検出部の検出結果のうちモータ電流の分は略0Aとなる。そこで、補正定数算出の際、略0Aのパワーメータの測定結果を用いずに、モータが回転している時の電流検出部の検出結果及びパワーメータの測定結果と、モータが回転していない時の電流検出部の検出結果とが用いられる。これにより、少ないパラメータを用いて実際のモータのバラツキに合致した補正定数が容易に得られるため、電流検出部による検出結果を適切に補正することができる。
発明2に係る補正定数算出システムは、発明1に係る補正定数算出システムであって、補正定数算出部は、補正定数の算出及び書き込み動作を電流検出装置の出荷前に行う。
この補正定数算出システムによると、出荷された電流検出装置の記憶部には、実際のモータのバラツキに合致した補正定数が既に書き込まれている。そのため、電流検出装置がモータの電流検出用として実際に用いられる場合、記憶部内の補正定数を用いて電流検出部の検出結果を補正することができる。従って、精度の良い検出結果を得ることができる。
発明に係る補正定数算出システムは、発明1または2に係る補正定数算出システムであって、モータは、モータを駆動するためのモータ駆動部と共にモータ装置に含まれている。
本発明に係る補正定数算出システムでは、電流検出装置と接続されるモータとして、モータ駆動部と共にモータ装置に内蔵されているモータを利用することができる。この場合においても、モータのバラツキを合わせ込むことができる補正定数が算出され、記憶部に書き込まれるため、補正定数を用いて電流検出部の検出結果を補正し、精度の良い検出結果を得ることができる。
発明に係る補正定数算出方法は、モータに接続された電流検出装置において、電流検出装置の電流検出部の検出結果を補正するための補正定数を算出する方法である。ここで、電流検出装置は、配線と、電流検出部と、記憶部とを有する。配線には、モータに通電されるモータ電流が流れる。電流検出部は、少なくともモータ電流を検出することができる。記憶部は、補正定数を記憶可能である。この補正定数算出方法は、測定ステップと、算出ステップと、書き込みステップとを備える。測定ステップでは、配線にパワーメータを接続し、配線上を流れるモータ電流を測定する。算出ステップでは、モータが回転している時の電流検出部の検出結果及びパワーメータの測定結果と、モータが回転していない時の電流検出部の検出結果とに基づいて、補正定数を算出する。書き込みステップでは、算出ステップにおいて算出した補正定数を記憶部に書き込む。
この補正定数算出方法によると、電流検出装置には、パワーメータ及びモータが接続された状態で、補正定数が算出される。特に、モータが回転していない時(即ち、モータの回転数が約0rpmの時)、モータ電流は略0Aとなるため、パワーメータの測定結果は略0Aとなり、電流検出部の検出結果のうちモータ電流の分は略0Aとなる。そこで、算出ステップにおいて補正定数が算出される場合には、略0Aのパワーメータの測定結果を用いずに、モータが回転している時の電流検出部の検出結果及びパワーメータの測定結果と、モータが回転していない時の電流検出部の検出結果とが用いられる。これにより、少ないパラメータを用いて実際のモータのバラツキに合致した補正定数が容易に得られるため、電流検出部による検出結果を適切に補正することができる。
発明に係る補正定数算出方法は、発明に係る補正定数算出方法であって、測定ステップ、算出ステップ及び書き込みステップを、電流検出装置の出荷前に行う。
この補正定数算出方法によると、出荷された電流検出装置の記憶部には、実際のモータのバラツキに合致した補正定数が既に書き込まれている。そのため、電流検出装置がモータの電流検出用として実際に用いられる場合、記憶部内の補正定数を用いて電流検出部の検出結果を補正することができる。従って、精度の良い検出結果を得ることができる。
発明に係る補正定数算出方法は、発明4または5に係る補正定数算出方法であって、モータは、モータを駆動するためのモータ駆動部と共にモータ装置に含まれている。
本発明に係る補正定数算出方法では、電流検出装置と接続されるモータとして、モータ駆動部と共にモータ装置に内蔵されているモータを利用することができる。この場合においても、モータのバラツキを合わせ込むことができる補正定数が算出され記憶部に書き込まれるため、補正定数を用いて電流検出部の検出結果を補正し、精度の良い検出結果を得ることができる。
発明1に係る補正定数算出システムによると、少ないパラメータを用いて実際のモータのバラツキに合致した補正定数が容易に得られるため、電流検出部による検出結果を適切に補正することができる。
発明2に係る補正定数算出システムによると、電流検出装置がモータの電流検出用として実際に用いられる場合、記憶部内の補正定数を用いて電流検出部の検出結果を補正することができる。従って、精度の良い検出結果を得ることができる。
発明に係る補正定数算出システムでは、電流検出装置と接続されるモータとして、モータ駆動部と共にモータ装置に内蔵されているモータを利用することができる。この場合であっても、モータのバラツキを合わせ込むことができる補正定数が算出され記憶部に書き込まれるため、補正定数を用いて電流検出部の検出結果を補正し、精度の良い検出結果を得ることができる。
発明に係る補正定数算出方法によると、少ないパラメータを用いて実際のモータのバラツキに合致した補正定数が容易に得られるため、電流検出部による検出結果を適切に補正することができる。
発明に係る補正定数算出方法によると、電流検出装置がモータの電流検出用として実際に用いられる場合、記憶部内の補正定数を用いて電流検出部の検出結果を補正することができる。従って、精度の良い検出結果を得ることができる。
発明に係る補正定数算出方法では、電流検出装置と接続されるモータとして、モータ駆動部と共にモータ装置に内蔵されているモータを利用することができる。この場合であっても、モータのバラツキを合わせ込むことができる補正定数が算出され記憶部に書き込まれるため、補正定数を用いて電流検出部の検出結果を補正し、精度の良い検出結果を得ることができる。
以下、本発明に係る補正定数算出システム及び補正定数算出方法について、図面を用いて説明する。
(1)補正定数算出システムの構成
図1は、本発明の一実施形態に係る補正定数算出システムの構成図である。図1の補正定数算出システム1は、電流検出装置3の電流検出部34における検出結果を補正するための補正定数Htを決定する際に用いられる。本実施形態に係る補正定数算出システム1は、電流検出装置3の生産ライン時、即ち電流検出装置3が完成して出荷される前に用いられる場合を例に取る。このような補正定数算出システム1は、図1に示すように、モータ装置2と、電流検出装置3と、パワーメータ4と、補正定数算出装置(補正定数算出部に相当)5とを備える。
(1−1)モータ装置
モータ装置2は、モータ21、モータドライバ22(モータ駆動部に相当)、及びインターフェース23を含む。
モータ21は、例えばブラシレスDCモータであって、具体的には複数の磁極を有する永久磁石からなるロータと、駆動コイルを有するステータとを有している。ここで、本実施形態では、モータ21が、空気調和装置のファンを回転駆動させるためのファンモータである場合を例に取る。このようなモータ21に対しては、モータ21に通電されるモータ電流Imを用いてモータ21の回転数制御が行われる。この回転数制御が行われることで、ファンから室内に送られる風量を例えば一定にするような風量制御が行われる。尚、モータ21の回転開始及び回転停止等の制御、モータ21の回転数制御によるファンの風量制御は、制御部(図示せず)により行われるものとする。
モータドライバ22は、インバータ制御によりモータ21を回転駆動させるためのものであって、モータ21の駆動コイルに電流を通電させるスイッチング素子等を有する。モータドライバ22は、上述した制御部(図示せず)による制御信号を受けてスイッチング素子をオン及びオフさせ、モータ21を駆動させるための駆動電圧を生成する。このようにして生成された駆動電圧は、モータ21に出力される。
インターフェース23には、電流検出装置3のモータ用電源配線31、駆動用電源配線32及びGND配線33(いずれも後述)がモータ装置2の外部から接続されている。また、モータ装置2内部には、モータ21の電源ラインやモータドライバ22の電源ライン、モータ21及びモータドライバ22のGNDライン(いずれも図示せず)等が含まれている。これらのラインの一端は、それぞれモータ装置2内部でインターフェース23に接続されている。
(1−2)電流検出装置
電流検出装置3は、ファンの風量制御において用いられるモータ電流Imを求めるためのものであって、電流検出装置3の各種配線31〜33によりインターフェース37を介してモータ装置2と接続されている。
電流検出装置3は、図1に示すように、インターフェース37の他に、モータ用電源装置30a、駆動用電源装置30b、モータ用電源配線31(配線に相当)、駆動用電源配線32、GND配線33、電流検出部34、メモリ35及びマイクロコンピュータ36を含む。各種電源装置30a,30b、各種配線31〜33の一部分、電流検出部34、メモリ35、マイクロコンピュータ36及びインターフェース37は、プリント基板P1上に実装されている。
〔モータ用電源装置及び駆動用電源装置〕
モータ用電源装置30a及び駆動用電源装置30bは、それぞれモータ21供給用の電源(以下、モータ用電源という)及びモータドライバ22供給用の電源(以下、駆動用電源という)を生成する。ここで、モータ用電源装置30a及び駆動用電源装置30bの種類としては、ドロッパー方式の電源やスイッチング電源等が挙げられる。
〔モータ用電源配線〕
モータ用電源配線31は、モータ用電源装置30aの出力からインターフェース37を介してモータ装置2のインターフェース23にまで延びており、モータ用電源装置30aから出力されたモータ用電源が印加される。そして、このモータ用電源は、インターフェース23及びモータ21の電源ラインを介してモータ21に印加される。従って、モータ用電源配線31上には、モータ電流Imが流れる。
尚、モータ電流Imは、モータ21が回転している場合にのみ、モータ用電源配線31上を流れる。
〔駆動用電源配線〕
駆動用電源配線32は、駆動用電源装置30bの出力からインターフェース37を介してモータ装置2のインターフェース23にまで延びており、駆動用電源装置30bから出力された駆動用電源が印加される。そして、この駆動用電源は、インターフェース23及びモータドライバ22の電源ラインを介してモータドライバ22に印加される。従って、駆動用電源配線32上には、モータドライバ22に通電される駆動電流Idが流れる。
尚、駆動電流Idは、モータ21が回転している場合だけではなく回転していない場合にも、駆動用電源配線32上を流れる。ここで、モータ21が回転していない場合とは、モータ21が起動していない状態であってその回転数が略0rpmである場合を言う(即ち、回転停止状態)。
〔GND配線〕
GND配線33は、各種電源装置30a,30bのGNDからインターフェース37を介してモータ装置2のインターフェース23にまで延びている。そして、GND配線33は、インターフェース23とモータ装置2内部のGNDラインとを介してモータ21及びモータドライバ22のGNDと接続されている。従って、モータ21が回転している場合、GND配線33上には、モータ21及びモータドライバ22それぞれに通電された後のモータ電流Im及び駆動電流Idが流れる(図2の区間D。特に、区間B)。一方で、モータ21が回転していない場合、モータ21にはモータ電流Imが通電されていないがモータドライバ22には駆動電流Idが通電されているため、GND配線33上には、駆動電流Idのみが流れる(図2の区間A)。
尚、以下では、説明の便宜上、GND配線33に流れる電流をGND電流Igと言う。
〔電流検出部〕
電流検出部34は、GND配線33上を流れるGND電流Igを検出する。より具体的には、電流検出部34は、モータ21が回転している場合には、モータ電流Im及び駆動電流Idを検出し(図2の区間D。特に、区間B)、モータ21が回転していない場合には、駆動電流Idを検出する(図2の区間A)。
このような電流検出部34は、主として、シャント抵抗Rs及びオペアンプOP1を含む。シャント抵抗Rsは、GND配線33に直列に接続されている。オペアンプOP1の2つの入力端子は、それぞれシャント抵抗Rsの両端部に接続されており、出力端子は、マイクロコンピュータ36に接続されている。このようなオペアンプOP1は、シャント抵抗Rsの両端電圧を所定のゲインにより増幅させると、これをマイクロコンピュータ36に出力する。
〔メモリ〕
メモリ35は、補正定数算出装置5により算出された補正定数Htを記憶することができる。メモリ35の種類としては、フラッシュメモリやEEPROM等の不揮発性メモリが挙げられる。
尚、メモリ35に記憶される補正定数Htは、電流検出部34の検出結果(即ち、GND電流Ig)を補正するために用いられる。より具体的には、電流検出装置3が、出荷されてファン用のモータ21の電流検出用として用いられている場合において、モータ21が回転している時に電流検出部34が検出した結果(即ちモータ電流Im及び駆動電流Id)からモータ電流Imを求める際に、補正定数Htが用いられる。
〔マイクロコンピュータ〕
マイクロコンピュータ36は、主として、CPUと、CPUが読み出して実行するための各種プログラムを格納するROMと、CPUがプログラムを実行する際のワークメモリとして機能するRAMとで構成されている。
このようなマイクロコンピュータ36は、補正定数Htの算出が行われる時には、電流検出部34による検出結果を取り込み、これを所定の時間でサンプリングしてA/D変換する。次いで、マイクロコンピュータ36は、A/D変換後の検出結果を接続されている補正定数算出装置5に出力する。また、電流検出装置3が出荷されてファン用のモータ21の電流検出用として使用されている状態において、既に述べた制御部(図示せず)によりファンの風量制御が行われる際には、マイクロコンピュータ36は、メモリ35内に記憶されている補正定数Ht及び電流検出部34の検出結果に基づいて検出結果の補正及び演算を行うことで、モータ電流Imの算出を行う。
ここで、モータ電流Imの算出方法としては、例えば以下の方法が挙げられる。尚、補正定数Htは、モータ21のバラツキを含むモータ電流Imに対する実際のモータ電流Imを表しているとする。この場合、マイクロコンピュータ36は、図2に示すように、先ずはモータ21が回転していない時の検出結果Y1を駆動電流Idと決定し、RAMに一時的に格納しておく(Y1=Id)。次いで、マイクロコンピュータ36は、モータ21が回転している時の検出結果Y2から決定した駆動電流Id(即ち検出結果Y1)を減算し、減算した結果に補正定数Htを乗算することで、モータ電流Imを算出する(Im=(Y2−Y1)×Ht)。
尚、モータ電流Imの算出時におけるモータ21の状態の判断は、電流検出部34の検出結果(即ちGND電流Ig)の値の大きさに基づいてマイクロコンピュータ36により行われる。具体的には、図2の区間Aのように、GND電流Igの値が0Aに近くかつ所定の範囲X1内に該当しており、この状態が所定時間以上(区間C以上)継続する場合には、マイクロコンピュータ36は、モータ21が回転していない状態、即ち回転停止状態であると判断する。GND電流Igの値が0Aに近い状態で所定時間以上継続するか否かの判断は、モータ電流Imが周期的にモータ21に通電されることで生じる区間C(即ち、モータ21回転中にモータ電流Imが略0Aとなる区間)を、誤って回転停止状態と判断しないために実行するものである。また、モータ21が回転すると、GND電流Igの値はモータ電流Imが含まれる分大きくなる。従って、図2の区間Bのように、GND電流Igの値が所定の範囲X1を越えた場合には、マイクロコンピュータ36は、モータ21が回転していると判断する。ここで、所定の範囲X1及び所定時間については、モータ装置2の仕様や実験等により予め定められているとする。
このように、メモリ35内に記憶されている補正定数Htを用いてA/D変換後の検出結果を補正及び演算し、モータ電流Imを算出することで、マイクロコンピュータ36は、精度の良いモータ電流Imを求めることができる。従って、既に述べた制御部(図示せず)は、精度の良いモータ電流Imを用いて適切なファンの風量制御を行うことができる。
(1−3)パワーメータ
パワーメータ4は、補正定数Htの算出が行われる際(即ち、電流検出装置3の出荷前)、図1に示すようにモータ用電源配線31に接続され、モータ用電源配線31上を流れるモータ電流Imを測定する。そして、パワーメータ4は、補正定数算出装置5とも接続されており、測定した測定結果を補正定数算出装置5に出力する。
尚、算出された補正定数Htがメモリ35内に記憶された後に電流検出装置3が出荷される際には、パワーメータ4は、図3に示すように、モータ用電源配線31から取り外される。
(1−4)補正定数算出装置
補正定数算出装置5は、図1に示すように、出荷前の電流検出装置3及びパワーメータ4と接続されており、補正定数Htの算出を行うと共に、算出した補正定数Htを電流検出装置3のメモリ35内に書き込む。即ち、補正定数算出装置5は、補正定数Htの算出動作及びメモリ35への書き込み動作を、電流検出装置3の出荷前に行う。このような補正定数算出装置5は、電流検出装置3のマイクロコンピュータ36とは別のマイクロコンピュータやインターフェース等で構成されている。
以下に、補正定数Htの算出方法について詳細に説明する。本実施形態に係る補正定数算出装置5は、下記の(a)〜(c)に基づいて補正定数Htを算出する。
(a)モータ21が回転している時の、電流検出部34の検出結果DIon
(b)モータ21が回転している時の、パワーメータ4の測定結果MIon
(c)モータ21が回転していない時の、電流検出部34の検出結果DIoff
より具体的には、補正定数算出装置5は、上記(a)〜(c)を下式(1)に当てはめることで、補正定数Htを算出する。
Ht=MIon/(DIon−DIoff) ・・・(1)
モータ21が回転している時の電流検出部34の検出結果DIonとしては、モータ電流Im及び駆動電流Idが該当する。モータ21が回転していない時の検出結果DIoffとしては、駆動電流Idのみが該当する。そして、これらの検出結果DIon,DIoffには、共にシャント抵抗Rsの値やオペアンプOP1のゲイン等のハードのバラツキが含まれている。更に、モータ21が回転している時には、モータ21にはモータ電流Imが通電されるため、電流検出部34の検出結果DIonにおけるモータ電流Imには、更にモータ21のバラツキが含まれている。一方、パワーメータ4は、モータ用電源配線31上を流れる電流そのものを測定するため、パワーメータ4の測定結果MIonとしては、各種バラツキが含まれていないモータ電流Imのみが該当する。従って、上式(1)によると、右辺の分母"(DIon−DIoff)"により、電流検出部34の両検出結果DIon,DIoffに含まれるハードのバラツキ及び駆動電流Idは相殺されるが、検出結果DIonに含まれるモータ21のバラツキを含むモータ電流Imは残る。従って、上式(1)により得られた補正定数Htは、電流検出部34により検出されたモータ21のバラツキを含むモータ電流Imと、実際のモータ電流Imとの比を表していることが分かる。
尚、上式(1)では、モータ21が回転していない時のパワーメータ4の測定結果が含まれていない。これは、モータ21が回転していない時には、モータ電流Imがモータ21に通電されないため、仮にパワーメータ4が測定を行ったとしてもその測定結果はほぼ0Aである。従って、モータ21が回転していない時のパワーメータ4の測定結果を補正定数Htの演算に用いずともよい。
補正定数Htの算出動作及び書き込み動作終了後、補正定数算出装置5は、パワーメータ4と同様、図3に示すように、電流検出装置3には接続されていない状態となる。
(2)補正定数算出方法の一連の流れ
次に、補正定数算出システム1による補正定数算出方法の全体的な流れについて、図4を用いて説明する。尚、以下の動作は、電流検出装置3の出荷前、具体的には組み立てられた後の電流検出装置3がモータ装置2に接続された状態で行われるものとする。また、パワーメータ4等の各種装置の接続動作は、補正定数算出システム1の利用者により行われるとする。
ステップS1:先ず、パワーメータ4がモータ用電源配線31に接続され、補正定数算出装置5が電流検出装置3及びパワーメータ4に接続される。
ステップS2:電流検出装置3のマイクロコンピュータ36は、電流検出部34の検出結果(即ち、GND電流Ig)に基づいて、モータ21が回転しているか否かを判断する。尚、モータ21が回転している場合は(S2のYES)、マイクロコンピュータ36は、既に述べた制御部(図示せず)にモータ21の回転を停止させる旨を通知し、モータ21の回転が停止するまで待機する。
ステップS3〜S5:ステップS2において、モータ21が回転していない状態であれば(S2のNO)、電流検出部34は、GND配線33上のGND電流Igを改めて検出し(S3)、マイクロコンピュータ36は、ステップS3における電流検出部34の検出結果DIoffを取り込む。そして、補正定数算出装置5は、マイクロコンピュータ36により取り込まれてA/D変換された後の検出結果DIoffを、マイクロコンピュータ36から取得する(S4)。尚、マイクロコンピュータ36は、A/D変換後の検出結果DIoffを補正定数算出部5に出力した後、上述した制御部(図示せず)にモータ21を回転させる旨を通知する(S5)。
ステップS6:モータ21が回転すると、電流検出装置3の電流検出部34は、GND配線33上のGND電流Igを改めて検出し、パワーメータ4は、モータ用電源配線31上のモータ電流Imを測定する(S6。S1及びS6は測定ステップに相当)。
ステップS7:マイクロコンピュータ36は、ステップS6における電流検出部34の検出結果DIonを取り込む。そして、補正定数算出装置5は、マイクロコンピュータ36により取り込まれてA/D変換された後の検出結果DIonを、マイクロコンピュータ36から取得し、測定結果MIonをパワーメータ4から直接取得する。尚、マイクロコンピュータ36は、A/D変換後の検出結果DIonを出力した後、上述した制御部(モータ21)にモータ21の回転を停止させる旨を通知する。
ステップS8:補正定数算出装置5は、ステップS4において取得した検出結果DIoffと、ステップS7において取得した検出結果DIon及び測定結果MIonとを用いて、補正定数Htを算出する(算出ステップに相当)。
ステップS9:補正定数算出装置5は、ステップS8において算出した補正定数Htを、電流検出装置3のメモリ35内に書き込む(書き込みステップに相当)。
このようにしてメモリ35内に補正定数Htが書き込まれた電流検出装置3は、補正定数算出装置5やパワーメータ4との接続を外され、図2に示すようにモータ装置2と接続した状態で出荷される。
(3)効果
(A)
本実施形態に係る補正定数算出システム1及び補正定数算出方法によると、電流検出装置3には、パワーメータ4及び補正定数算出装置5に加えてモータ装置2が接続された状態で、補正定数算出装置5により補正定数Htが算出される。ここで、パワーメータ4の測定動作及び電流検出部34の検出動作が、モータ21の回転時に行われるとすると、補正定数Htは、モータ21の回転時における電流検出部34の検出結果及びパワーメータ4の測定結果が用いられる。これにより、実際のモータ21のバラツキに合致した補正定数Htが得られるため、電流検出部34による検出結果を適切に補正することができる。
(B)
また、補正定数算出システム1及び補正定数算出方法によると、補正定数算出装置5による補正定数Htの算出動作及び書き込み動作は、電流検出装置3の出荷前に行われる。これにより、出荷された電流検出装置3のメモリ35には、実際のモータ21のバラツキに合致した補正定数Htが既に書き込まれている。そのため、電流検出装置3がモータ21の電流検出用として実際に用いられる場合、メモリ35内の補正定数Htを用いて電流検出部34の検出結果を補正することができる。従って、精度の良い検出結果を得ることができる。
(C)
モータ21が回転していない場合(即ち、モータの回転数が約0rpmの時)、モータ電流Imは略0Aとなるため、パワーメータ4の測定結果は略0Aとなり、電流検出部34の検出結果DIoffのうちモータ電流Imは略0Aとなる。そこで、実際のモータ21のバラツキに合致した補正定数Htを算出する際、略0Aのパワーメータ4の測定結果を用いずに、モータ21が回転している時の電流検出部34の検出結果DIon及びパワーメータ4の測定結果MIonと、モータ21が回転していない時の電流検出部34の検出結果DIoffとを用いる。従って、補正定数Htの算出に用いるパラメータを少なくすることができ、補正定数の算出が容易になる。
(D)
また、補正定数算出システム1及び補正定数算出方法では、電流検出装置3と接続されるモータとして、モータドライバ22と共にモータ装置2に内蔵されているモータ21を利用することができる。この場合においても、モータ21のバラツキを合わせ込むことができる補正定数Htが算出され、電流検出装置3のメモリ35内に書き込まれるため、補正定数Htを用いて電流検出部34の検出結果を補正し、精度の良い検出結果を得ることができる。
<その他の実施形態>
(a)
上記実施形態では、電流検出装置3が、モータ21とモータドライバ22とを含むモータ装置2に接続される場合について説明した。しかし、本発明に係る電流検出装置の用途は、これに限定されない。例えば、図5に示すように、電流検出装置3が、それぞれ個別に設けられているモータドライバ22'及びモータ21'に接続されている場合にも適用できる。
この場合、一般的には、図5に示すように、モータドライバ22'用のGND配線33aとモータ21'用のGND配線33bとが別々に設けられる場合が多い。上記実施形態のように、精度の良いモータ電流Imを用いて風量制御などを行う場合には、電流検出装置3に係る電流検出部34がモータ21'用のGND配線33b上を流れるモータ電流Imを検出可能なように、電流検出部34のシャント抵抗RsはGND配線33bに直列に接続されるとよい。これにより、補正定数Htは、GND配線33b上を流れる電流の検出結果とパワーメータ4の測定結果とにより求められる。
尚、補正定数Htの算出については、上記実施形態に係る式(1)を用いて算出されるものとする。また、この場合、モータ21'が回転している時の電流検出部34の検出結果には、上記実施形態のように駆動用電流Idが含まれていない。しかし、マイクロコンピュータ36は、上記実施形態に係るモータ電流Imの算出方法と同様の方法で、モータ電流Imを求めることができる。
(b)
上記実施形態では、図1に示すように、補正定数Htを算出する補正定数算出装置5が、電流検出装置3やパワーメータ4とは個別に設けられている場合について説明した。しかし、補正定数算出装置5は、例えば図6に示すように、電流検出装置3と共にプリント基板P1上に実装されていてもよい。
また、補正定数算出装置5が電流検出装置3と別途設けられるのではなく、補正定数Htの算出動作は電流検出装置3内のマイクロコンピュータ36により行われてもよい(図7)。この場合のマイクロコンピュータ36は、電流検出装置3の生産ライン時には、補正定数Htを算出する機能部として機能する。また、メモリ35内に補正定数Htが書き込まれている状態で電流検出装置3が出荷された後は、マイクロコンピュータ36は、上記実施形態と同様、モータ電流Imを算出する機能部として機能し、補正定数Ht及びその時々の電流検出部34の検出結果を用いてモータ電流Imを算出する。
(c)
上記実施形態では、パワーメータ4のモータ用電源配線31への接続や補正定数算出装置5の電流検出部34及びパワーメータ4への接続は、補正定数算出システム1を利用する利用者によりなされる場合について説明した。しかし、これらの接続動作は、利用者により行われるのではなく、自動で行われても良い。この場合、接続動作の制御を例えば補正定数算出装置5が行うことで実現できる。
(d)
上記実施形態では、電流検出装置3のマイクロコンピュータ36とは別の制御部(図示せず)が、モータ21の回転開始及び回転停止等の制御を行う場合について説明した。しかし、これらのモータ21の各制御は、別の制御部が行うのではなく、マイクロコンピュータ36が行っても良い。
(e)
上記実施形態では、モータ21が回転している時の電流検出部34の検出結果DIon及びパワーメータ4の測定結果MIonと、モータ21が回転していない時の電流検出部34の検出結果DIoffとの、3つの結果に基づいて補正定数Htが算出される場合について説明した。しかし、補正定数Htが算出される際に用いられる結果は、3つ以上であってもよい。例えば、補正定数算出装置5は、モータ21が3種類の異なる回転数で回転している時の、電流検出部34の検出結果及びパワーメータ4の測定結果(即ち、6つの結果)をそれぞれ用いて補正定数Htを算出してもよい。
(f)
上記実施形態では、補正定数Htを算出する動作が、電流検出装置3の出荷前(具体的には、生産ライン)の過程において行われる場合について説明した。しかし、補正定数Htを算出する動作が行われる時期は、これに限定されない。本発明に係る補正定数Htを算出する動作は、例えば電流検出装置3やモータ装置2のメンテナンス時などに行われても良い。
本発明に係る補正定数算出システム及び補正定数算出方法は、実際のモータのバラツキに合致した補正定数が得られるため、電流検出部による検出結果を適切に補正することができるという効果を有する。従って、本発明に係る補正定数算出システム及び補正定数算出方法は、空気調和装置内のファンモータにおけるモータ電流を正確に検出するための補正定数を算出するシステム及び方法として適用することができる。
本実施形態に係る補正定数算出システムの構成、特に電流検出装置内部の構成及びモータ装置内部の構成を示す図。 モータが回転を停止している状態から回転を開始した場合の、GND電流Igの経時的変化を示すグラフ。 補正定数がメモリに書き込まれた後であって、かつパワーメータ及び補正定数算出装置との接続を外された状態の電流検出装置及びモータ装置を示す図。 本実施形態に係る補正定数算出方法の一連の流れを説明するためのフロー図。 その他の実施形態(a)に係る補正定数算出システムの構成、特に個別に設けられたモータ及びドライバと電流検出装置との接続を示す図。 その他の実施形態(b)において、補正定数算出装置が、電流検出装置と共にプリント基板上に実装されている場合の、補正定数算出システムの構成と電流検出装置内部の構成とを示す図。 その他の実施形態(b)において、電流検出装置内のマイクロコンピュータが、補正定数の算出及びモータ電流の算出を行う機能部として機能する場合の、補正定数算出システムの構成と電流検出装置内部の構成とを示す図。
1 補正定数算出システム
2 モータ装置
3 電流検出装置
4 パワーメータ
5 補正定数算出装置
21 モータ
22 モータドライバ
23 インターフェース
30a モータ用電源装置
30b 駆動用電源装置
31 モータ用電源配線
32 駆動用電源配線
33 GND配線
34 電流検出部
35 メモリ
36 マイクロコンピュータ
37 インターフェース
Rs シャント抵抗
OP1 オペアンプ
Im モータ電流
Id 駆動電流
Ig GND電流
DIon モータが回転している場合の検出結果
DIoff モータが回転していない場合の検出結果
MIon モータが回転している場合の測定結果
Ht 補正定数

Claims (6)

  1. モータ(21)と、
    前記モータ(21)に通電されるモータ電流が流れる配線(31)と、少なくとも前記モータ電流を検出可能な電流検出部(34)と、前記電流検出部(34)の検出結果を補正するための補正定数を記憶可能な記憶部(35)とを有し、前記モータ(21)に接続された電流検出装置(3)と、
    前記配線(31)に接続され、前記配線(31)上を流れる前記モータ電流を測定するパワーメータ(4)と、
    前記モータ(21)が回転している時の前記電流検出部(34)の検出結果及び前記パワーメータ(4)の測定結果と、前記モータ(21)が回転していない時の前記電流検出部(34)の検出結果とに基づいて前記補正定数を算出し、算出した前記補正定数を前記記憶部(35)に書き込む補正定数算出部(5)と、
    を備える、補正定数算出システム(1)。
  2. 前記補正定数算出部(5)は、前記補正定数の算出及び書き込み動作を前記電流検出装置(3)の出荷前に行う、
    請求項1に記載の補正定数算出システム(1)。
  3. 前記モータ(21)は、前記モータ(21)を駆動するためのモータ駆動部(22)と共にモータ装置(2)に含まれている、
    請求項1または2に記載の補正定数算出システム(1)。
  4. モータ(21)に通電されるモータ電流が流れる配線(31)と、少なくとも前記モータ電流を検出可能な電流検出部(34)と、前記電流検出部(34)の検出結果を補正するための補正定数を記憶可能な記憶部(35)とを有し前記モータ(21)に接続された電流検出装置(3)において、前記補正定数を算出する補正定数算出方法であって、
    前記配線(31)にパワーメータ(4)を接続し、前記配線(31)上を流れる前記モータ電流を測定する測定ステップと、
    前記モータ(21)が回転している時の前記電流検出部(34)の検出結果及び前記パワーメータ(4)の測定結果と、前記モータ(21)が回転していない時の前記電流検出部(34)の検出結果とに基づいて前記補正定数を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップにおいて算出した前記補正定数を前記記憶部(35)に書き込む書き込みステップと、
    を備える、補正定数算出方法。
  5. 前記測定ステップ、前記算出ステップ及び前記書き込みステップを、前記電流検出装置(3)の出荷前に行う、
    請求項に記載の補正定数算出方法。
  6. 前記モータ(21)は、前記モータ(21)を駆動するためのモータ駆動部(22)と共にモータ装置(2)に含まれている、
    請求項4または5に記載の補正定数算出方法。
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