JP4433972B2 - ラジアル電子走査方式の超音波プローブ、および超音波観測器、並びに超音波診断装置 - Google Patents

ラジアル電子走査方式の超音波プローブ、および超音波観測器、並びに超音波診断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4433972B2
JP4433972B2 JP2004293619A JP2004293619A JP4433972B2 JP 4433972 B2 JP4433972 B2 JP 4433972B2 JP 2004293619 A JP2004293619 A JP 2004293619A JP 2004293619 A JP2004293619 A JP 2004293619A JP 4433972 B2 JP4433972 B2 JP 4433972B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
probe
diagnostic apparatus
signal
transducers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004293619A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006102213A (ja
Inventor
良彰 佐藤
智夫 佐藤
弘行 唐澤
和宏 辻田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2004293619A priority Critical patent/JP4433972B2/ja
Priority to EP05021678.7A priority patent/EP1645231B1/en
Priority to US11/244,297 priority patent/US7914457B2/en
Publication of JP2006102213A publication Critical patent/JP2006102213A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4433972B2 publication Critical patent/JP4433972B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/44Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device
    • A61B8/4438Means for identifying the diagnostic device, e.g. barcodes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B06GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS IN GENERAL
    • B06BMETHODS OR APPARATUS FOR GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS OF INFRASONIC, SONIC, OR ULTRASONIC FREQUENCY, e.g. FOR PERFORMING MECHANICAL WORK IN GENERAL
    • B06B1/00Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency
    • B06B1/02Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy
    • B06B1/06Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy operating with piezoelectric effect or with electrostriction
    • B06B1/0607Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy operating with piezoelectric effect or with electrostriction using multiple elements
    • B06B1/0622Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy operating with piezoelectric effect or with electrostriction using multiple elements on one surface
    • B06B1/0633Cylindrical array
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K11/00Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
    • G10K11/18Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound
    • G10K11/26Sound-focusing or directing, e.g. scanning
    • G10K11/34Sound-focusing or directing, e.g. scanning using electrical steering of transducer arrays, e.g. beam steering
    • G10K11/341Circuits therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/12Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves in body cavities or body tracts, e.g. by using catheters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/44Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device
    • A61B8/4411Device being modular
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/44Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device
    • A61B8/4483Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device characterised by features of the ultrasound transducer
    • A61B8/4488Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device characterised by features of the ultrasound transducer the transducer being a phased array

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Description

本発明は、コネクタ部を介してM個の信号を並列に入出力するコンベックス電子走査方式などの従来の超音波観測器に接続されるラジアル電子走査方式の超音波プローブ、およびラジアル電子走査方式の超音波プローブが接続される超音波観測器、並びにラジアル電子走査方式の超音波プローブと超音波観測器とからなる超音波診断装置に関する。
近年、医療分野において、超音波画像を利用した医療診断が実用化されている。超音波画像は、超音波プローブから生体の所要部に超音波を照射し、超音波プローブとコネクタを介して接続された超音波観測器で、生体からのエコー信号を電気的に検出することによって得られる。また、超音波を走査しながら照射することにより、超音波断層画像を得ることも可能で、超音波を送受信する超音波トランスデューサを複数個配置し、駆動する超音波トランスデューサを電子スイッチなどで選択的に切り替える電子スキャン走査方式の超音波プローブも知られている。
電子スキャン走査方式の超音波プローブには、プローブ先端に複数個(例えば94〜128個)の超音波トランスデューサを扇状に配置したコンベックス電子走査方式がある。また、プローブ先端の外周に複数個(例えば360個)の超音波トランスデューサを配置したラジアル電子走査方式(特許文献1参照)がある。
特開平2−134142号公報
図9に、従来の超音波診断装置の例として、コンベックス電子走査方式などの超音波プローブ101と、超音波プローブ101が接続される超音波観測器102からなる超音波診断装置100を示す。ここで、コンベックス電子走査方式とラジアル電子走査方式の基本的な制御は略同一である。しかしながら、超音波診断装置100をラジアル電子走査方式に変更する場合には、ラジアル電子走査方式では超音波トランスデューサの個数がコンベックス電子走査方式に比して大幅に増加するため、マルチプレクサ(MP)108、および走査制御部107を変更する必要がある。さらに、ラジアル電子走査方式では、超音波画像を構成する音線数も大幅に増加するため、ビームフォーマ(BF)111も変更する必要がある。すなわち、ラジアル電子走査方式に対応した超音波診断装置の開発には、MP108、走査制御部107、BF111といったハードウェアを新規に設計しなければならず、装置コストの増大、および開発期間の長期化が懸念される。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、コンベックス電子走査方式などの従来の超音波観測器で兼用することが可能なラジアル電子走査方式の超音波プローブ、およびこれを用いた超音波診断装置を安価で提供することを目的とする。
また、本発明は、ラジアル電子走査方式の超音波プローブを接続することが可能な超音波観測器、およびこれを用いた超音波診断装置を安価で提供することを目的とする。
さらに、本発明は、コンベックス、ラジアル電子走査方式の超音波プローブを兼用することが可能な超音波観測器、およびこれを用いた超音波診断装置を安価で提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、発明の超音波プローブは、コネクタ部を介してM個の信号を並列に入出力する超音波観測器に接続されるラジアル電子走査方式の超音波プローブであって、プローブ先端の外周に配置されたN個(N>M)の超音波トランスデューサと、前記N個の超音波トランスデューサの各々に接続され、超音波トランスデューサを励振させるための駆動信号、および生体からのエコー信号を伝達するためのN本の第1信号線と、前記超音波観測器に接続されるM本の第2信号線と、前記第1信号線と前記第2信号線との間に配され、前記プローブ先端の外周を分割した素子群に応じて、前記N本の第1信号線のうちのM本を選択的に切り替えて前記第2信号線に接続するマルチプレクサとを備え、前記素子群は4群であり、隣接する2つの素子群の境目に位置する複数個の超音波トランスデューサは、前記2つの素子群に重複して含まれていることを特徴とする。
なお、前記N個の超音波トランスデューサは、所定のピッチで前記外周の全域にわたって配置されていることが好ましい。また内視鏡が一体で設けられていることが好ましい。
発明の超音波診断装置は、コネクタ部を介してM個の信号を並列に入出力する超音波観測器と、これに接続されるラジアル電子走査方式の超音波プローブとからなる超音波診断装置であって、前記超音波プローブは、プローブ先端の外周に配置されたN個(N>M)の超音波トランスデューサと、前記N個の超音波トランスデューサの各々に接続され、超音波トランスデューサを励振させるための駆動信号、および生体からのエコー信号を伝達するためのN本の第1信号線と、前記超音波観測器に接続されるM本の第2信号線と、前記第1信号線と前記第2信号線との間に配され、前記プローブ先端の外周を分割した素子群に応じて、前記N本の第1信号線のうちのM本を選択的に切り替えて前記第2信号線に接続するマルチプレクサとを備え、前記素子群は4群であり、隣接する2つの素子群の境目に位置する複数個の超音波トランスデューサは、前記2つの素子群に重複して含まれていることを特徴とする。
なお、前記N個の超音波トランスデューサは、所定のピッチで前記外周の全域にわたって配置されていることが好ましい
さらに、前記超音波観測器に、超音波プローブの種類を識別する種類識別手段を設けるとともに、前記超音波観測器は、前記種類識別手段の識別結果に応じて、コンベックス電子走査方式の超音波プローブで走査する第1モードと、ラジアル電子走査方式の超音波プローブで走査する第2モードとを選択的に切り替えることが好ましい。また、前記超音波プローブには、内視鏡が一体で設けられていることが好ましい。
発明の超音波観測器は、プローブ先端の外周にN個の超音波トランスデューサが配置されたラジアル電子走査方式の超音波プローブが接続され、前記N個の超音波トランスデューサのうちのL個(N>L)の超音波トランスデューサを1つのブロックとして同時に駆動させ、超音波トランスデューサを励振させるための駆動信号、および生体からのエコー信号の一回の送受信毎に、駆動すべき超音波トランスデューサを少なくとも1個ずつずらしていき、前記ブロック毎に順次受信した前記エコー信号から超音波画像を生成してこれを表示する超音波観測器であって、前記N個の超音波トランスデューサのN本の第1信号線が接続されるコネクタ部と、前記コネクタ部内に設けられ、前記プローブ先端の外周を分割した素子群に応じて、前記N本の第1信号線のうちのM本(N>M>L)を選択的に切り替えてM本の第2信号線に接続する第1マルチプレクサと、前記M本の第2信号線のうちのL本を選択的に切り替えて、前記駆動信号を送信する送信部、または前記エコー信号を受信する受信部、若しくは前記受信部と、前記受信部からのエコー信号を整相加算するビームフォーマとに接続する第2マルチプレクサとを備え、前記素子群は4群であり、隣接する2つの素子群の境目に位置する複数個の超音波トランスデューサは、前記2つの素子群に重複して含まれていることを特徴とする。
なお、超音波プローブの種類を識別する種類識別手段を設けるとともに、前記種類識別手段の識別結果に応じて、コンベックス電子走査方式の超音波プローブで走査する第1モードと、ラジアル電子走査方式の超音波プローブで走査する第2モードとを選択的に切り替えることが好ましい。
発明の別の超音波診断装置は、プローブ先端の外周にN個の超音波トランスデューサが配置されたラジアル電子走査方式の超音波プローブと、前記超音波プローブが接続され、前記N個の超音波トランスデューサのうちのL個(N>L)の超音波トランスデューサを1つのブロックとして同時に駆動させ、超音波トランスデューサを励振させるための駆動信号、および生体からのエコー信号の一回の送受信毎に、駆動すべき超音波トランスデューサを少なくとも1個ずつずらしていき、前記ブロック毎に順次受信した前記エコー信号から超音波画像を生成してこれを表示する超音波観測器とからなる超音波診断装置であって、前記超音波観測器は、前記N個の超音波トランスデューサのN本の第1信号線が接続されるコネクタ部と、前記コネクタ部内に設けられ、前記プローブ先端の外周を分割した素子群に応じて、前記N本の第1信号線のうちのM本(N>M>L)を選択的に切り替えてM本の第2信号線に接続する第1マルチプレクサと、前記M本の第2信号線のうちのL本を選択的に切り替えて、前記駆動信号を送信する送信部、または前記エコー信号を受信する受信部、若しくは前記受信部と、前記受信部からのエコー信号を整相加算するビームフォーマとに接続する第2マルチプレクサとを備え、前記素子群は4群であり、隣接する2つの素子群の境目に位置する複数個の超音波トランスデューサは、前記2つの素子群に重複して含まれていることを特徴とする。
なお、前記N個の超音波トランスデューサは、所定のピッチで前記外周の全域にわたって配置されていることが好ましい
さらに、前記超音波観測器に、超音波プローブの種類を識別する種類識別手段を設けるとともに、前記超音波観測器は、前記種類識別手段の識別結果に応じて、コンベックス電子走査方式の超音波プローブで走査する第1モードと、ラジアル電子走査方式の超音波プローブで走査する第2モードとを選択的に切り替えることが好ましい。また、前記超音波プローブには、内視鏡が一体で設けられていることが好ましい。
発明の別の超音波観測器は、プローブ先端の外周にN個の超音波トランスデューサが配置されたラジアル電子走査方式の超音波プローブが接続され、前記N個の超音波トランスデューサのうちのL個(N>L)の超音波トランスデューサを1つのブロックとして同時に駆動させ、超音波トランスデューサを励振させるための駆動信号、および生体からのエコー信号の一回の送受信毎に、駆動すべき超音波トランスデューサを少なくとも1個ずつずらしていき、前記ブロック毎に順次受信した前記エコー信号から超音波画像を生成してこれを表示する超音波観測器であって、前記N個の超音波トランスデューサのN本の第1信号線が接続されるコネクタ部と、前記プローブ先端の外周を分割した素子群に応じて、前記N本の第1信号線のうちのL本を選択的に切り替えて、前記駆動信号を送信する送信部、または前記エコー信号を受信する受信部にL本の第2信号線を介して接続するマルチプレクサとを備え、前記素子群は4群であり、隣接する2つの素子群の境目に位置する複数個の超音波トランスデューサは、前記2つの素子群に重複して含まれていることを特徴とする。
なお、前記マルチプレクサは、任意の論理を書き換え可能な可変論理回路からなることが好ましい。
さらに、超音波プローブの種類を識別する種類識別手段を設けるとともに、前記種類識別手段の識別結果に応じて、コンベックス電子走査方式の超音波プローブで走査する第1モードと、ラジアル電子走査方式の超音波プローブで走査する第2モードとを選択的に切り替えることが好ましい。
発明の別の超音波診断装置は、プローブ先端の外周にN個の超音波トランスデューサが配置されたラジアル電子走査方式の超音波プローブと、前記超音波プローブが接続され、前記N個の超音波トランスデューサのうちのL個(N>L)の超音波トランスデューサを1つのブロックとして同時に駆動させ、超音波トランスデューサを励振させるための駆動信号、および生体からのエコー信号の一回の送受信毎に、駆動すべき超音波トランスデューサを少なくとも1個ずつずらしていき、前記ブロック毎に順次受信した前記エコー信号から超音波画像を生成してこれを表示する超音波観測器とからなる超音波診断装置であって、前記超音波観測器は、前記N個の超音波トランスデューサのN本の第1信号線が接続されるコネクタ部と、前記プローブ先端の外周を分割した素子群に応じて、前記N本の第1信号線のうちのL本を選択的に切り替えて、前記駆動信号を送信する送信部、または前記エコー信号を受信する受信部にL本の第2信号線を介して接続するマルチプレクサとを備え、前記素子群は4群であり、隣接する2つの素子群の境目に位置する複数個の超音波トランスデューサは、前記2つの素子群に重複して含まれていることを特徴とする。
なお、前記N個の超音波トランスデューサは、所定のピッチで前記外周の全域にわたって配置されていることが好ましい。た、前記マルチプレクサは、任意の論理を書き換え可能な可変論理回路からなることが好ましい。
さらに、前記超音波観測器に、超音波プローブの種類を識別する種類識別手段を設けるとともに、前記超音波観測器は、前記種類識別手段の識別結果に応じて、コンベックス電子走査方式の超音波プローブで走査する第1モードと、ラジアル電子走査方式の超音波プローブで走査する第2モードとを選択的に切り替えることが好ましい。また、前記超音波プローブには、内視鏡が一体で設けられていることが好ましい。
発明の別の超音波診断装置は、プローブ先端の外周にN個の超音波トランスデューサが配置されたラジアル電子走査方式の超音波プローブと、前記超音波プローブが接続されるコネクタ部、前記超音波トランスデューサを所定個数ずつ励振させるための駆動信号を送信する送信部、および生体からのエコー信号を受信する受信部を有し、前記エコー信号から超音波画像を生成してこれを表示する超音波観測器とからなる超音波診断装置であって、前記超音波プローブ内と、前記超音波観測器内とに、前記プローブ先端の外周を分割した素子群に応じて、前記N個の超音波トランスデューサのうちのM個を選択的に切り替えるマルチプレクサを設け、前記素子群は4群であり、隣接する2つの素子群の境目に位置する4個の超音波トランスデューサは、前記2つの素子群に重複して含まれていることを特徴とする。
なお、前記マルチプレクサは、前記超音波プローブのコネクタ部に配されていることが好ましい。あるいは、前記マルチプレクサは、前記超音波観測器のコネクタ部に配されていることが好ましい。若しくは、前記マルチプレクサは、前記超音波観測器のコネクタ部と前記送信部または前記受信部との間に配されていることが好ましく、任意の論理を書き換え可能な可変論理回路からなることが好ましい。
なお、前記N個の超音波トランスデューサは、所定のピッチで前記外周の全域にわたって配置されていることが好ましい。また、前記Nは360、前記Mは94または5であることが好ましい
さらに、前記超音波観測器に、超音波プローブの種類を識別する種類識別手段を設けるとともに、前記超音波観測器は、前記種類識別手段の識別結果に応じて、コンベックス電子走査方式の超音波プローブで走査する第1モードと、ラジアル電子走査方式の超音波プローブで走査する第2モードとを選択的に切り替えることが好ましい。また、前記超音波プローブには、内視鏡が一体で設けられていることが好ましい。
本発明のラジアル電子走査方式の超音波プローブ、および超音波診断装置によれば、プローブ先端の外周に配置されたN個(N>M)の超音波トランスデューサと、N個の超音波トランスデューサの各々に接続され、超音波トランスデューサを励振させるための駆動信号、および生体からのエコー信号を伝達するためのN本の第1信号線と、超音波観測器に接続されるM本の第2信号線と、第1信号線と前記第2信号線との間に配され、プローブ先端の外周を分割した素子群に応じて、N本の第1信号線のうちのM本を選択的に切り替えて第2信号線に接続するマルチプレクサとを備えたので、コンベックス電子走査方式などの従来の超音波観測器で兼用することが可能なラジアル電子走査方式の超音波プローブ、およびこれを用いた超音波診断装置を安価で提供することができる。
また、本発明の超音波観測器、および超音波診断装置によれば、N個の超音波トランスデューサのN本の第1信号線が接続されるコネクタ部と、コネクタ部内に設けられ、プローブ先端の外周を分割した素子群に応じて、N本の第1信号線のうちのM本(N>M>L)を選択的に切り替えてM本の第2信号線に接続する第1マルチプレクサと、M本の第2信号線のうちのL本を選択的に切り替えて、駆動信号を送信する送信部、またはエコー信号を受信する受信部、若しくは受信部と、受信部からのエコー信号を整相加算するビームフォーマとに接続する第2マルチプレクサとを備えたので、ラジアル電子走査方式の超音波プローブを接続することが可能な超音波観測器、およびこれを用いた超音波診断装置を安価で提供することができる。
さらに、本発明の超音波観測器、および超音波診断装置によれば、N個の超音波トランスデューサのN本の第1信号線が接続されるコネクタ部と、プローブ先端の外周を分割した素子群に応じて、N本の第1信号線のうちのL本を選択的に切り替えて、駆動信号を送信する送信部、またはエコー信号を受信する受信部にL本の第2信号線を介して接続するマルチプレクサとを備えたので、コンベックス、ラジアル電子走査方式の超音波プローブを兼用することが可能な超音波観測器、およびこれを用いた超音波診断装置を安価で提供することができる。
また、本発明の超音波診断装置によれば、超音波プローブ内と、超音波観測器内とに、プローブ先端の外周を分割した素子群に応じて、N個の超音波トランスデューサのうちのM個を選択的に切り替えるマルチプレクサを設けたので、装置コストを大幅に削減することができる。
図1において、本発明の第1の実施形態を適用した超音波診断装置2は、超音波プローブ10と、超音波観測器11とから構成される。超音波プローブ10は、軟性部材からなるシース(図示せず)の先端に、360個の超音波トランスデューサ12が外周に等間隔で配置された円筒形基板13を内蔵した、いわゆるラジアル電子走査方式の超音波プローブである。この超音波プローブ10は、シースから延設されたコード(図示せず)の後端に設けられたコネクタ部14を、超音波観測器11のコネクタ部15に差し込むことにより、超音波観測器11と接続される。
360個の超音波トランスデューサ12には、超音波観測器11の送信部23(後述)から送信される駆動信号、および生体からのエコー信号を伝達するための360本の第1信号線16の一端が接続されている。第1信号線16の他端には、MPa17が接続されている。
ここで、図2に示すように、360個の超音波トランスデューサ12は、円筒形基板13の外周を略4等分した4つの素子群40a(第1素子群、No.1〜47、No.314〜360)、40b(第2素子群、No.44〜137)、40c(第3素子群、No.134〜227)、および40d(第4素子群、No.224〜317)に分けられている。
1つの素子群には、94個の超音波トランスデューサ12が配されており、第1素子群40aと第2素子群40bとの境目では、No.44〜47、第2素子群40bと第3素子群40cとの境目では、No.134〜137、第3素子群40cと第4素子群40dとの境目では、No.224〜227、第4素子群40dと第1素子群40aとの境目では、No.314〜317の超音波トランスデューサ12がそれぞれオーバーラップしている。なお、No.1〜360は、説明の便宜上、時計回りに順番に付した番号である。
図1において、MPa17は、第1〜第4素子群40a〜40dに応じて、第1信号線16からの360chの信号のうちの94chの信号を選択的に切り替えるためのものであり、コネクタ部14を介して超音波観測器11に接続される94本の第2信号線18が接続されている。また、超音波観測器11のCPU20(後述)からの素子群選択信号を受信するための制御線19が接続されている。
図3に示すように、MPa17は、デコーダ50と、FETなどから構成される第1〜第4スイッチ(SWa〜SWd)51a〜51dとからなる。デコーダ50は、超音波観測器11のCPU20から制御線19を経由して送信される2ビットの素子群選択信号を受信して復号化する。
SWa〜SWd51a〜51dには、第1〜第4素子群40a〜40dの超音波トランスデューサ12からの第1信号線16がそれぞれ入力されている。各素子群40a〜40dの境目でオーバーラップしている超音波トランスデューサ12からの第1信号線16は、対応するスイッチに1本ずつ分岐して入力されている。
SWa〜SWd51a〜51dは、デコーダ50で復号化した素子群選択信号に応じて、そのオン/オフを切り替える。具体的には、素子群選択信号が例えば「00」であった場合は第1素子群40aが選択され、SWa51aがオン、SWb〜SWd51b〜51dはオフとなり、「01」であった場合は第2素子群40bが選択され、SWb51bがオン、SWa51a、SWc51c、およびSWd51dはオフとなる。また、「10」であった場合は第3素子群40cが選択され、SWc51cがオン、SWa51a、SWb51b、およびSwd51dはオフとなり、「11」であった場合は第4素子群40dが選択され、SWd51dがオン、SWa〜SWc51a〜51cはオフとなる。
図1において、超音波観測器11は、CPU20により全体を統括的に制御される。CPU20には、走査制御部21が接続されている。走査制御部21は、MPb22、送信部23、および受信部24に接続しており、これら各部に基準パルスを送信して動作を制御する。なお、94chのコンベックス電子走査方式の超音波プローブは、特に図示はしていないが、94個の超音波トランスデューサが扇状に配置された構成となっており、後述する挿入検出/プローブ種類通知部31と同様の機能を有する挿入検出/プローブ種類通知部がコネクタ部に設けられている。
MPb22は、コネクタ部15を介して入出力される94chの信号のうちの5chの信号を選択的に切り替えるためのものであり、送信部23から5chの駆動信号が入力されるとともに、受信部24に5chのエコー信号を出力する。
MPb22は、走査制御部21の制御の下に、MPa17で選択された素子群の中から、5個の超音波トランスデューサ12をまとめて1つのブロックとして同時に駆動させる。また、駆動信号およびエコー信号の一回の送受信毎に、図2に示す時計回りに駆動すべき超音波トランスデューサ12を少なくとも1個ずつずらしていき、駆動信号およびエコー信号を送受信する超音波トランスデューサ12を選択的に切り替える。
送信部23は、走査制御部21の制御の下に、MPb22により選択された超音波トランスデューサ12に駆動信号(超音波トランスデューサ12を励振させるための電圧パルス、5ch)を送信する。
受信部24は、走査制御部21の制御の下に、MPb22により選択された超音波トランスデューサ12で取得された生体からのエコー信号(5ch)を受信し、超音波の伝搬距離(深度)に相当する時間に対して感度を調節するSTC(Sensitivity Time Control)処理を施す。これら送信部23、および受信部24は、走査制御部21により送受信のタイミングが切り替えられる。
受信部24で受信されたエコー信号は、ビームフォーマ(BF)25に入力される。BF25は、受信部24から入力された5chのエコー信号を所定時間ずつ遅延させて、5chのエコー信号の位相が全て揃うように調整して加算する。
メモリ26は、BF25で整相加算されたエコー信号をデジタル化した信号を記憶する。デジタルスキャンコンバータ(DSC;Digital Scan Converter)27は、CPU20の制御の下に、メモリ26からデジタル信号を読み出し、これをテレビ信号の走査方式(NTSC方式)に変換する。D/A変換器28は、DSC27によりNTSC方式に変換された信号を再びアナログ信号に変換する。モニタ29は、D/A変換器28で変換されたアナログ信号を超音波画像として表示する。
CPU20には、前述の走査制御部21、DSC27の他に、操作部30、および超音波プローブ12のコネクタ部14に設けられた挿入検出/プローブ種類通知部31からの通知信号が送信されるシリアル信号線32が接続されている。操作部30は、例えば各種操作ボタンが設けられた操作パネルからなり、CPU20は、この操作部30から入力される信号に応じて、各部の動作を制御する。
挿入検出/プローブ種類通知部31には、超音波プローブ12がラジアル電子走査方式であることを示す識別コードが格納されている。挿入検出/プローブ種類通知部31は、シリアル信号線32を介して、シリアル通信によりCPU20に識別コードを送信する。なお、CPU20は、識別コードを受信することにより、超音波プローブの挿入を検知する。
挿入検出/プローブ種類通知部31からの挿入検出信号および識別コードを受信し、94chのコンベックス電子走査方式の超音波プローブが接続されたと識別した場合、CPU20は、素子群選択信号をMPa17に送信せずに、走査制御部21を介してMPb22の動作を制御する(第1モード)。一方、360chのラジアル電子走査方式の超音波プローブ10が接続されたと識別した場合、CPU20は、制御線19を介して素子群選択信号をMPa17に送信するとともに、走査制御部21を介してMPb22の動作を制御する(第2モード)。
次に、上記構成を有する超音波診断装置2の動作手順について、図4および図5のフローチャートを参照して説明する。まず、94chのコンベックス電子走査方式の超音波プローブが超音波観測器11に接続されたとCPU20で識別された場合は、操作部30が操作されてフリーズが解除されると、走査制御部21の制御の下に、送信部23から5chの駆動信号が発せられる。
送信部23から発せられた駆動信号は、両コネクタ部14、15を介して、MPb22により選択された超音波トランスデューサの所望のブロックに送信される。超音波トランスデューサは、この駆動信号により励振され、これにより生体に超音波が照射される。
駆動信号の送信後、走査制御部21により送信部23および受信部24の送受信が切り替えられ、超音波トランスデューサで取得された生体からのエコー信号が両コネクタ部14、15、およびMPb22を介して受信部24に入力される。
受信部24では、入力されたエコー信号に対してSTC処理が施される。受信部24でSTC処理が施されたエコー信号は、BF25により整相加算され、これをデジタル化した信号がメモリ26に記憶される。その後、走査制御部21の制御の下に、MPb22により駆動すべき超音波トランスデューサが1個ずつずらされながら、上記処理が最後のブロックまで行われる。
94個の超音波トランスデューサによる走査が終了すると、メモリ26に記憶されたデジタル化されたエコー信号がDSC27に読み出され、DSC27でNTSC方式に変換される。NTSC方式に変換された信号は、D/A変換器28で再びアナログ信号に変換され、モニタ29に超音波画像として表示される。これら一連の処理は、操作部30が操作されてフリーズ指示が与えられるまで続けられる。
一方、360chのラジアル電子走査方式の超音波プローブ12が超音波観測器11に接続されたとCPU20で識別された場合は、操作部30が操作されてフリーズが解除されると、走査制御部21の制御の下に、送信部23から5chの駆動信号が発せられる。
送信部23から発せられた駆動信号は、CPU20から制御線19を介して送信される素子群選択信号に基づいてMPa17により選択された第1〜第4素子群40a〜40dの中で、MPb22により選択された超音波トランスデューサ12の所望のブロックに送信される。超音波トランスデューサ12は、この駆動信号により励振され、これにより生体に超音波が照射される。
駆動信号の送信後、走査制御部21により送信部23および受信部24の送受信が切り替えられ、超音波トランスデューサで取得された生体からのエコー信号が両コネクタ部14、15、およびMPb22を介して受信部24に入力される。
受信部24では、入力されたエコー信号に対してSTC処理が施される。受信部24でSTC処理が施されたエコー信号は、BF25により整相加算され、これをデジタル化した信号がメモリ26に記憶される。その後、走査制御部21の制御の下に、MPb22により駆動すべき超音波トランスデューサが1個ずつずらされながら、上記処理が最後のブロックまで行われる。
MPa17では、CPU20から送信される素子群選択信号がデコーダ50により復号化される。まず、素子群選択信号「00」が送信され、MPa17のSWa51aがオン、SWb〜SWd51b〜51dがオフとなり、第1素子群40aが選択される。この状態で上記処理が第1素子群40aの最後のブロックまで行われた後、今度は素子群選択信号「01」が送信され、MPa17のSWb51bがオン、SWa51a、SWc51c、およびSWd51dがオフとなり、第2素子群40bが選択されて上記処理が行われる。次いで素子群選択信号「10」、「11」が送信され、第3、第4素子群40c、40dが順次選択されて上記処理が行われる。
360個の超音波トランスデューサ12による走査が終了すると、コンベックス電子走査方式の超音波トランスデューサが接続された場合と同様に、メモリ26に記憶されたデジタル化されたエコー信号がDSC27に読み出され、DSC27でNTSC方式に変換される。NTSC方式に変換された信号は、D/A変換器28で再びアナログ信号に変換され、モニタ29に超音波画像として表示される。これら一連の処理は、操作部30が操作されてフリーズ指示が与えられるまで続けられる。
上記のように、360個の超音波トランスデューサ12を4つの素子群40a〜40dに分割し、これら第1〜第4素子群40a〜40dに応じて、360本の第1信号線16のうちの94本を選択的に切り替えて第2信号線18に接続するMPa17を設けたので、コンベックス電子走査方式用の超音波観測器11で兼用することが可能なラジアル電子走査方式の超音波プローブ10、およびこれを用いた超音波診断装置2を安価で提供することができる。
また、MPa17がコネクタ部14に設けられているため、コンベックス電子走査方式用の超音波観測器11に接続可能な超音波プローブを、従来使用されているラジアル電子走査方式の超音波プローブを改造して、比較的容易に作製することができる。
本発明の第2の実施形態を示す図6において、超音波診断装置60は、ラジアル電子走査方式の超音波プローブ61と、超音波観測器62とからなる。超音波プローブ61は、MPa17が設けられていない他は、図1に示す超音波プローブ10と同様の構成を有し、360個の超音波トランスデューサ12からの360本の第1信号線63がコネクタ部64に直接接続されている。
超音波観測器62のコネクタ部65には、図3に示すMPa17と同様の構成を有するMPc66が配されている。MPc66は、MPa17と同様に、第1〜第4素子群40a〜40dに応じて、コネクタ部64を介して接続された第1信号線63のうちの94本を選択的に切り替えて、94本の第2信号線67に接続する。
ここで、コネクタ部64は、例えば360chに対応する360本のピンが形成され、コネクタ部65は、360ch、94chの双方に対応可能なように、例えばピン穴が360個開いた形状を有し、94chのコンベックス電子走査方式の超音波プローブが差し込まれた場合は、第1素子群40aに相当するピン穴に94本のピンが挿入されるようになっている。
挿入検出/プローブ種類通知部31からの挿入検出信号および識別コードを受信し、94chのコンベックス電子走査方式の超音波プローブが接続されたと識別した場合、CPU20は、素子群選択信号を「00」に固定して第1素子群40aのみを常に選択させるようにMPc66を制御し、走査制御部21を介してMPb22の動作を制御する(第1モード)。一方、360chのラジアル電子走査方式の超音波プローブ10が接続されたと識別した場合、CPU20は、制御線19を介して素子群選択信号をMPc66に送信するとともに、走査制御部21を介してMPb22の動作を制御する(第2モード)。なお、超音波診断装置60のその他の構成および作用は、図1に示す超音波診断装置2と同様であるため、同一の機能を持つ部品には同一の符号を付し、説明および図示を省略する。
上記第2の実施形態のように、360個の超音波トランスデューサ12を4つの素子群40a〜40dに分割し、これら第1〜第4素子群40a〜40dに応じて、360本の第1信号線63のうちの94本を選択的に切り替えて第2信号線67に接続するMPc66を超音波観測器62に設けたので、ラジアル電子走査方式の超音波プローブ61に兼用することが可能なコンベックス電子走査方式用の超音波観測器62、およびこれを用いた超音波診断装置60を安価で提供することができる。
また、MPc66がコネクタ部65に設けられているため、ラジアル電子走査方式の超音波プローブを接続することが可能な超音波観測器を、従来使用されているコンベックス電子走査方式用の超音波観測器を改造して、比較的容易に作製することができる。
本発明の第3の実施形態を示す図7において、超音波診断装置70は、ラジアル電子走査方式の超音波プローブ71と、超音波観測器72とからなる。超音波プローブ71は、図6に示す超音波プローブ61と同様の構成を有し、360個の超音波トランスデューサ12からの360本の第1信号線73がコネクタ部74に直接接続されている。
超音波観測器72には、MPd75が配されている。MPd75は、第1〜第4素子群40a〜40dに応じて、コネクタ部74、76を介して接続された信号線73のうちの5本を選択的に切り替えて、5本の第2信号線77を介して送信部23および受信部24に接続する。
図8に示すように、MPd75は、CPU20から制御線19を経由して送信される2ビットの素子群選択信号を受信して復号化するデコーダ80と、第1〜第4スイッチ(SWa〜SWd)81a〜81dとからなる。
SWa〜SWd81a〜81dは、デコーダ80で復号化した素子群選択信号に応じて、第1〜第4素子群40a〜40dを選択的に切り替えるとともに、走査制御部21の制御の下に、選択された素子群の中から、5個の超音波トランスデューサ12をまとめて1つのブロックとして同時に駆動させる。また、駆動信号およびエコー信号の一回の送受信毎に、図2に示す時計回りに駆動すべき超音波トランスデューサ12を少なくとも1個ずつずらしていき、駆動信号およびエコー信号を送受信する超音波トランスデューサ12を選択的に切り替える。つまり、MPd75は、第1の実施形態におけるMPa17とMPb22の動作を纏めて行う。
MPd75は、任意の論理を書き換え可能なFPGA(Field Programmable Gate Array )などの可変論理回路からなる。CPU20は、挿入検出/プローブ種類通知部31からの識別コードから超音波プローブの使用チャンネル数を判定し、この判定結果に応じてMPd75の論理回路を書き換える。
ここで、第2の実施形態と同様に、コネクタ部74は、例えば360chに対応する360本のピンが形成され、コネクタ部76は、360ch、94chの双方に対応可能なように、例えばピン穴が360個開いた形状を有し、94chのコンベックス電子走査方式の超音波プローブが差し込まれた場合は、第1素子群40aに相当するピン穴に94本のピンが挿入されるようになっている。
挿入検出/プローブ種類通知部31からの挿入検出信号および識別コードを受信し、94chのコンベックス電子走査方式の超音波プローブが接続されたと識別した場合、CPU20は、第2の実施形態と同様に、素子群選択信号を「00」に固定して第1素子群40aのみを常に選択させるようにMPd75を制御し、走査制御部21を介してMPd75の動作を制御する(第1モード)。一方、360chのラジアル電子走査方式の超音波プローブ10が接続されたと識別した場合、CPU20は、制御線19を介して素子群選択信号をMPd75に送信するとともに、走査制御部21を介してMPd75の動作を制御する(第2モード)。なお、超音波診断装置70のその他の構成および作用は、図1に示す超音波診断装置2と同様であるため、同一の機能を持つ部品には同一の符号を付し、説明および図示を省略する。
上記第3の実施形態のように、360個の超音波トランスデューサ12を4つの素子群40a〜40dに分割し、これら第1〜第4素子群40a〜40dに応じて、360本の第1信号線73のうちの5本を選択的に切り替えて、5本の第2信号線77を介して送信部23および受信部24に接続するMPd75を超音波観測器72に設けたので、コンベックス、ラジアル電子走査方式の超音波プローブを兼用することが可能な超音波観測器72、およびこれを用いた超音波診断装置70を安価で提供することができる。
また、MPd75を任意の論理を書き換え可能な可変論理回路とし、超音波プローブの使用チャンネル数に応じてMPd75の論理回路を書き換えるようにしたので、94ch以外のコンベックス電子走査方式の超音波プローブも接続することが可能になる。
なお、超音波トランスデューサ12の個数、第1〜第4素子群40a〜40dを構成する超音波トランスデューサ12の個数、および送信部23および受信部24で送受信する駆動信号およびエコー信号の数は、上記実施形態で挙げられている数値に限定されず、超音波診断装置の仕様に応じて適宜変更することができる。
上記第1、第2の実施形態では、MPb22がコネクタ部15、65と送信部23および受信部24との間に配置されているが、受信部24とBF25との間に配置してもよい。
上記第2、第3の実施形態では、360ch、94chに共通のコネクタ部65、76を超音波観測器62、72に設けているが、各チャンネルで別々に専用のコネクタ部を設けてもよい。
上記実施形態では、ラジアル電子走査方式の超音波プローブとして、プローブ先端の外周に1周りだけ超音波トランスデューサが配された超音波プローブ10を例に挙げて説明したが、例えば360個の超音波トランスデューサを複数周り配した場合についても、本発明を適用することができる。この場合、素子群の分割は、上記実施形態に準拠して、シースの軸方向にプローブ先端の外周を4分割する。
上記実施形態では、超音波プローブに超音波トランスデューサのみを設けた例を挙げて説明したが、超音波プローブに内視鏡を一体に設けた場合も、本発明は有効である。
本発明の第1の実施形態を適用した超音波診断装置の概略構成を示す図である。 素子群の分割方法を示す説明図である。 マルチプレクサの概略構成を示す図である。 超音波診断装置の動作手順を示すフローチャートである。 超音波診断装置の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態を適用した超音波診断装置の概略構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態を適用した超音波診断装置の概略構成を示す図である。 マルチプレクサの概略構成を示す図である。 従来の超音波診断装置の概略構成を示す図である。
符号の説明
2、60、70 超音波診断装置
10、61、71 超音波プローブ
11、62、72 超音波観測器
12 超音波トランスデューサ
14、15、64、65、74、76 コネクタ部
16、63、73 第1信号線
17、22、65、75 マルチプレクサ(MPa〜MPd)
18、67、77 第2信号線
20 CPU
23 送信部
24 受信部
31 挿入検出/プローブ種類通知部
40a〜40d 第1〜第4素子群

Claims (29)

  1. コネクタ部を介してM個の信号を並列に入出力する超音波観測器に接続されるラジアル電子走査方式の超音波プローブであって、
    プローブ先端の外周に配置されたN個(N>M)の超音波トランスデューサと、
    前記N個の超音波トランスデューサの各々に接続され、超音波トランスデューサを励振させるための駆動信号、および生体からのエコー信号を伝達するためのN本の第1信号線と、
    前記超音波観測器に接続されるM本の第2信号線と、
    前記第1信号線と前記第2信号線との間に配され、前記プローブ先端の外周を分割した素子群に応じて、前記N本の第1信号線のうちのM本を選択的に切り替えて前記第2信号線に接続するマルチプレクサとを備え
    前記素子群は4群あり、隣接する2つの素子群の境目に位置する複数個の超音波トランスデューサは、前記2つの素子群に重複して含まれていることを特徴とするラジアル電子走査方式の超音波プローブ。
  2. 前記N個の超音波トランスデューサは、所定のピッチで前記外周の全域にわたって配置されていることを特徴とする請求項1に記載のラジアル電子走査方式の超音波プローブ。
  3. 内視鏡が一体で設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のラジアル電子走査方式の超音波プローブ。
  4. コネクタ部を介してM個の信号を並列に入出力する超音波観測器と、
    これに接続されるラジアル電子走査方式の超音波プローブとからなる超音波診断装置であって、
    前記超音波プローブは、プローブ先端の外周に配置されたN個(N>M)の超音波トランスデューサと、
    前記N個の超音波トランスデューサの各々に接続され、超音波トランスデューサを励振させるための駆動信号、および生体からのエコー信号を伝達するためのN本の第1信号線と、
    前記超音波観測器に接続されるM本の第2信号線と、
    前記第1信号線と前記第2信号線との間に配され、前記プローブ先端の外周を分割した素子群に応じて、前記N本の第1信号線のうちのM本を選択的に切り替えて前記第2信号線に接続するマルチプレクサとを備え
    前記素子群は4群あり、隣接する2つの素子群の境目に位置する複数個の超音波トランスデューサは、前記2つの素子群に重複して含まれていることを特徴とする超音波診断装置。
  5. 前記N個の超音波トランスデューサは、所定のピッチで前記外周の全域にわたって配置されていることを特徴とする請求項に記載の超音波診断装置。
  6. 前記超音波観測器に、超音波プローブの種類を識別する種類識別手段を設けるとともに、
    前記超音波観測器は、前記種類識別手段の識別結果に応じて、コンベックス電子走査方式の超音波プローブで走査する第1モードと、ラジアル電子走査方式の超音波プローブで走査する第2モードとを選択的に切り替えることを特徴とする請求項4または5に記載の超音波診断装置。
  7. 前記超音波プローブには、内視鏡が一体で設けられていることを特徴とする請求項ないしのいずれかに記載の超音波診断装置。
  8. プローブ先端の外周にN個の超音波トランスデューサが配置されたラジアル電子走査方式の超音波プローブが接続され、
    前記N個の超音波トランスデューサのうちのL個(N>L)の超音波トランスデューサを1つのブロックとして同時に駆動させ、
    超音波トランスデューサを励振させるための駆動信号、および生体からのエコー信号の一回の送受信毎に、駆動すべき超音波トランスデューサを少なくとも1個ずつずらしていき、
    前記ブロック毎に順次受信した前記エコー信号から超音波画像を生成してこれを表示する超音波観測器であって、
    前記N個の超音波トランスデューサのN本の第1信号線が接続されるコネクタ部と、
    前記コネクタ部内に設けられ、前記プローブ先端の外周を分割した素子群に応じて、前記N本の第1信号線のうちのM本(N>M>L)を選択的に切り替えてM本の第2信号線に接続する第1マルチプレクサと、
    前記M本の第2信号線のうちのL本を選択的に切り替えて、前記駆動信号を送信する送信部、または前記エコー信号を受信する受信部、若しくは前記受信部と、前記受信部からのエコー信号を整相加算するビームフォーマとに接続する第2マルチプレクサとを備え
    前記素子群は4群あり、隣接する2つの素子群の境目に位置する複数個の超音波トランスデューサは、前記2つの素子群に重複して含まれていることを特徴とする超音波観測器。
  9. 超音波プローブの種類を識別する種類識別手段を設けるとともに、
    前記種類識別手段の識別結果に応じて、コンベックス電子走査方式の超音波プローブで走査する第1モードと、ラジアル電子走査方式の超音波プローブで走査する第2モードとを選択的に切り替えることを特徴とする請求項に記載の超音波観測器。
  10. プローブ先端の外周にN個の超音波トランスデューサが配置されたラジアル電子走査方式の超音波プローブと、
    前記超音波プローブが接続され、前記N個の超音波トランスデューサのうちのL個(N>L)の超音波トランスデューサを1つのブロックとして同時に駆動させ、
    超音波トランスデューサを励振させるための駆動信号、および生体からのエコー信号の一回の送受信毎に、駆動すべき超音波トランスデューサを少なくとも1個ずつずらしていき、
    前記ブロック毎に順次受信した前記エコー信号から超音波画像を生成してこれを表示する超音波観測器とからなる超音波診断装置であって、
    前記超音波観測器は、前記N個の超音波トランスデューサのN本の第1信号線が接続されるコネクタ部と、
    前記コネクタ部内に設けられ、前記プローブ先端の外周を分割した素子群に応じて、前記N本の第1信号線のうちのM本(N>M>L)を選択的に切り替えてM本の第2信号線に接続する第1マルチプレクサと、
    前記M本の第2信号線のうちのL本を選択的に切り替えて、前記駆動信号を送信する送信部、または前記エコー信号を受信する受信部、若しくは前記受信部と、前記受信部からのエコー信号を整相加算するビームフォーマとに接続する第2マルチプレクサとを備え
    前記素子群は4群あり、隣接する2つの素子群の境目に位置する複数個の超音波トランスデューサは、前記2つの素子群に重複して含まれていることを特徴とする超音波診断装置。
  11. 前記N個の超音波トランスデューサは、所定のピッチで前記外周の全域にわたって配置されていることを特徴とする請求項10に記載の超音波診断装置。
  12. 前記超音波観測器に、超音波プローブの種類を識別する種類識別手段を設けるとともに、
    前記超音波観測器は、前記種類識別手段の識別結果に応じて、コンベックス電子走査方式の超音波プローブで走査する第1モードと、ラジアル電子走査方式の超音波プローブで走査する第2モードとを選択的に切り替えることを特徴とする請求項10または11に記載の超音波診断装置。
  13. 前記超音波プローブには、内視鏡が一体で設けられていることを特徴とする請求項10ないし12のいずれかに記載の超音波診断装置。
  14. プローブ先端の外周にN個の超音波トランスデューサが配置されたラジアル電子走査方式の超音波プローブが接続され、
    前記N個の超音波トランスデューサのうちのL個(N>L)の超音波トランスデューサを1つのブロックとして同時に駆動させ、
    超音波トランスデューサを励振させるための駆動信号、および生体からのエコー信号の一回の送受信毎に、駆動すべき超音波トランスデューサを少なくとも1個ずつずらしていき、
    前記ブロック毎に順次受信した前記エコー信号から超音波画像を生成してこれを表示する超音波観測器であって、
    前記N個の超音波トランスデューサのN本の第1信号線が接続されるコネクタ部と、
    前記プローブ先端の外周を分割した素子群に応じて、前記N本の第1信号線のうちのL本を選択的に切り替えて、前記駆動信号を送信する送信部、または前記エコー信号を受信する受信部にL本の第2信号線を介して接続するマルチプレクサとを備え
    前記素子群は4群あり、隣接する2つの素子群の境目に位置する複数個の超音波トランスデューサは、前記2つの素子群に重複して含まれていることを特徴とする超音波観測器。
  15. 前記マルチプレクサは、任意の論理を書き換え可能な可変論理回路からなることを特徴とする請求項14に記載の超音波観測器。
  16. 超音波プローブの種類を識別する種類識別手段を設けるとともに、
    前記種類識別手段の識別結果に応じて、コンベックス電子走査方式の超音波プローブで走査する第1モードと、ラジアル電子走査方式の超音波プローブで走査する第2モードとを選択的に切り替えることを特徴とする請求項14または15に記載の超音波観測器。
  17. プローブ先端の外周にN個の超音波トランスデューサが配置されたラジアル電子走査方式の超音波プローブと、
    前記超音波プローブが接続され、前記N個の超音波トランスデューサのうちのL個(N>L)の超音波トランスデューサを1つのブロックとして同時に駆動させ、
    超音波トランスデューサを励振させるための駆動信号、および生体からのエコー信号の一回の送受信毎に、駆動すべき超音波トランスデューサを少なくとも1個ずつずらしていき、
    前記ブロック毎に順次受信した前記エコー信号から超音波画像を生成してこれを表示する超音波観測器とからなる超音波診断装置であって、
    前記超音波観測器は、前記N個の超音波トランスデューサのN本の第1信号線が接続されるコネクタ部と、
    前記プローブ先端の外周を分割した素子群に応じて、前記N本の第1信号線のうちのL本を選択的に切り替えて、前記駆動信号を送信する送信部、または前記エコー信号を受信する受信部にL本の第2信号線を介して接続するマルチプレクサとを備え
    前記素子群は4群あり、隣接する2つの素子群の境目に位置する複数個の超音波トランスデューサは、前記2つの素子群に重複して含まれていることを特徴とする超音波診断装置。
  18. 前記N個の超音波トランスデューサは、所定のピッチで前記外周の全域にわたって配置されていることを特徴とする請求項17に記載の超音波診断装置。
  19. 前記マルチプレクサは、任意の論理を書き換え可能な可変論理回路からなることを特徴とする請求項17または18に記載の超音波診断装置。
  20. 前記超音波観測器に、超音波プローブの種類を識別する種類識別手段を設けるとともに、
    前記超音波観測器は、前記種類識別手段の識別結果に応じて、コンベックス電子走査方式の超音波プローブで走査する第1モードと、ラジアル電子走査方式の超音波プローブで走査する第2モードとを選択的に切り替えることを特徴とする請求項17ないし19のいずれかに記載の超音波診断装置。
  21. 前記超音波プローブには、内視鏡が一体で設けられていることを特徴とする請求項17ないし20のいずれかに記載の超音波診断装置。
  22. プローブ先端の外周にN個の超音波トランスデューサが配置されたラジアル電子走査方式の超音波プローブと、
    前記超音波プローブが接続されるコネクタ部、前記超音波トランスデューサを所定個数ずつ励振させるための駆動信号を送信する送信部、および生体からのエコー信号を受信する受信部を有し、前記エコー信号から超音波画像を生成してこれを表示する超音波観測器とからなる超音波診断装置であって、
    前記超音波プローブ内と、前記超音波観測器内とに、前記プローブ先端の外周を分割した素子群に応じて、前記N個の超音波トランスデューサのうちのM個を選択的に切り替えるマルチプレクサを設け
    前記素子群は4群あり、隣接する2つの素子群の境目に位置する4個の超音波トランスデューサは、前記2つの素子群に重複して含まれていることを特徴とする超音波診断装置。
  23. 前記マルチプレクサは、前記超音波プローブのコネクタ部に配されていることを特徴とする請求項22に記載の超音波診断装置。
  24. 前記マルチプレクサは、前記超音波観測器のコネクタ部に配されていることを特徴とする請求項22に記載の超音波診断装置。
  25. 前記マルチプレクサは、前記超音波観測器のコネクタ部と前記送信部または前記受信部との間に配されていることを特徴とする請求項22に記載の超音波診断装置。
  26. 前記マルチプレクサは、任意の論理を書き換え可能な可変論理回路からなることを特徴とする請求項25に記載の超音波診断装置。
  27. 前記N個の超音波トランスデューサは、所定のピッチで前記外周の全域にわたって配置されていることを特徴とする請求項22ないし26のいずれかに記載の超音波診断装置。
  28. 前記超音波観測器に、超音波プローブの種類を識別する種類識別手段を設けるとともに、
    前記超音波観測器は、前記種類識別手段の識別結果に応じて、コンベックス電子走査方式の超音波プローブで走査する第1モードと、ラジアル電子走査方式の超音波プローブで走査する第2モードとを選択的に切り替えることを特徴とする請求項22ないし27のいずれかに記載の超音波診断装置。
  29. 前記超音波プローブには、内視鏡が一体で設けられていることを特徴とする請求項22ないし28のいずれかに記載の超音波診断装置。
JP2004293619A 2004-10-06 2004-10-06 ラジアル電子走査方式の超音波プローブ、および超音波観測器、並びに超音波診断装置 Expired - Fee Related JP4433972B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004293619A JP4433972B2 (ja) 2004-10-06 2004-10-06 ラジアル電子走査方式の超音波プローブ、および超音波観測器、並びに超音波診断装置
EP05021678.7A EP1645231B1 (en) 2004-10-06 2005-10-04 Ultrasonic probe of radial scan type, ultrasonic observation apparatus and ultrasonic diagnosing system
US11/244,297 US7914457B2 (en) 2004-10-06 2005-10-06 Ultrasonic probe of radial scan type, ultrasonic observation apparatus and ultrasonic diagnosing system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004293619A JP4433972B2 (ja) 2004-10-06 2004-10-06 ラジアル電子走査方式の超音波プローブ、および超音波観測器、並びに超音波診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006102213A JP2006102213A (ja) 2006-04-20
JP4433972B2 true JP4433972B2 (ja) 2010-03-17

Family

ID=35445933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004293619A Expired - Fee Related JP4433972B2 (ja) 2004-10-06 2004-10-06 ラジアル電子走査方式の超音波プローブ、および超音波観測器、並びに超音波診断装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7914457B2 (ja)
EP (1) EP1645231B1 (ja)
JP (1) JP4433972B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015012522A1 (ko) * 2013-07-26 2015-01-29 주식회사 힐세리온 분리형 초음파 모듈을 포함하는 초음파 진단 장치

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9321002B2 (en) 2003-06-03 2016-04-26 Alstom Technology Ltd Removal of mercury emissions
CN101029929B (zh) * 2006-02-28 2011-02-02 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 提高超声系统前端兼容性的方法及超声前端装置
JP5198118B2 (ja) * 2008-03-28 2013-05-15 富士フイルム株式会社 アダプタ装置及び超音波検査システム
JP5357815B2 (ja) * 2009-06-03 2013-12-04 富士フイルム株式会社 超音波診断装置
CN104306024B (zh) * 2014-10-28 2017-10-20 青岛海信医疗设备股份有限公司 一种超声装置
JP7199369B2 (ja) * 2017-03-07 2023-01-05 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 管腔内イメージングのためのイメージングアセンブリ
JP7271275B2 (ja) * 2019-04-05 2023-05-11 オリンパス株式会社 超音波観測システム、及び超音波内視鏡

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2212267B (en) * 1987-11-11 1992-07-29 Circulation Res Ltd Methods and apparatus for the examination and treatment of internal organs
JPH02134142A (ja) 1988-11-16 1990-05-23 Olympus Optical Co Ltd 電子ラジアル型超音波ビーム装置
US5279301A (en) * 1991-01-18 1994-01-18 Olympus Optical Co., Ltd. Ultrasonic image analyzing apparatus
US5902244A (en) * 1997-02-05 1999-05-11 Olympus Optical Co., Ltd. Ultrasonic diagnosis apparatus including simple digital scan converter
US5924993A (en) 1997-10-15 1999-07-20 Advanced Coronary Intervention, Inc. Intravascular ultrasound mixed signal multiplexer/pre-amplifier asic
US6174286B1 (en) * 1998-11-25 2001-01-16 Acuson Corporation Medical diagnostic ultrasound method and system for element switching
JP4342859B2 (ja) * 2002-09-30 2009-10-14 富士フイルム株式会社 超音波用探触子及びそれを用いた超音波送受信装置
JP3808868B2 (ja) * 2003-12-11 2006-08-16 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー 超音波診断装置およびその駆動方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015012522A1 (ko) * 2013-07-26 2015-01-29 주식회사 힐세리온 분리형 초음파 모듈을 포함하는 초음파 진단 장치

Also Published As

Publication number Publication date
US20060074317A1 (en) 2006-04-06
JP2006102213A (ja) 2006-04-20
EP1645231A1 (en) 2006-04-12
EP1645231B1 (en) 2014-01-01
US7914457B2 (en) 2011-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7914457B2 (en) Ultrasonic probe of radial scan type, ultrasonic observation apparatus and ultrasonic diagnosing system
US20070232924A1 (en) Ultrasonic probe and ultrasonic diagnosing apparatus
JP5541993B2 (ja) 低ノイズcw処理を伴った再構成可能な超音波アレイ
JP2007068918A (ja) 超音波プローブ、および超音波診断装置
KR100954532B1 (ko) 초음파 관측 시스템 및 초음파 관측 시스템의 초음파 관측방법
US11737731B2 (en) Ultrasound diagnostic apparatus and operation method of ultrasound diagnostic apparatus
EP2103953B1 (en) Ultrasound diagnostic apparatus
JP6306209B2 (ja) 超音波システムからトリガ信号を得る装置
JP5405095B2 (ja) 超音波診断装置
JP2009285175A (ja) 超音波診断装置
JP6510290B2 (ja) 超音波プローブ及び超音波診断装置
JP2007014485A (ja) 医療機器
JP2005168667A (ja) 超音波診断装置およびその駆動方法
JP4488288B2 (ja) 超音波画像診断装置
JP2007209700A (ja) 超音波プローブ
JP5331431B2 (ja) 超音波診断装置
JP2007029268A (ja) 超音波診断装置
JP2001104304A (ja) 超音波診断装置
JP2005168766A (ja) 超音波プローブ
JP7191789B2 (ja) 超音波観察ユニット、超音波診断装置、超音波振動子の駆動方法、超音波振動子の駆動プログラム
JP2007228997A (ja) 超音波プローブ、および超音波診断装置
JP2005279129A (ja) 超音波検査装置用接続アダプタ
WO2019124171A1 (ja) 超音波観測装置、超音波観測装置の作動方法および超音波観測装置の作動プログラム
JP4403301B2 (ja) 超音波診断装置
JP2005230378A (ja) 超音波検査装置用接続アダプタ

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070105

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091007

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091216

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140108

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees