JP4433635B2 - エンジンのスロットル装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、寒冷時でのアイシング防止用に温水を導く温水ライザと呼ばれる温水通路を有するスロットルボデーを備えたエンジンのスロットル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、特開平10−331666号公報においては、金属製隔壁によって形成された温水溜めを流れる温水の熱が金属製隔壁に伝わって、スロットルバルブ付近の吸気通路を形成するコアを加熱することにより、アイシング防止効果を得るようにしたエンジンのスロットル装置(従来の技術)が提案されている。ここで、スロットルボデーの外側面には、スロットルバルブよりも上流側の吸気通路とスロットルバルブよりも下流側の吸気通路とを連通し、スロットルバルブを迂回するバイパス通路を流れる空気量を変更してアイドル回転速度を制御するアイドル回転速度制御弁のハウジングが取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の技術では、バイパス通路と温水通路との間をシールするためにOリング形状のガスケットを用いてきたが、バイパス通路と温水通路との間は1本の橋渡し型のシール材でシールされており、シール材の橋渡し型部の捩じれや変形等でシール性が低下する。これにより、温水通路内を流れる温水がバイパス通路側に洩れ、エンジンのシリンダ内に流入することで、エンジンストールの原因となるという問題が生じている。また、洩れた温水がバイパス通路から外部に洩れ出し、エンジンの排気系に触れると、エンジンに悪影響を与えるという問題が生じている。
【0004】
【発明の目的】
本発明の目的は、空気通路と温水通路との間のシール性を向上することにより、温水が空気通路側に洩れることによるエンジンストールやエンジンへの悪影響を抑えることのできるエンジンのスロットル装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明によれば、空気通路の周囲を囲む環状の第1シール部、および温水通路の周囲を囲む環状の第2シール部を有するシール材の橋渡し型部を、2重構造以上の多重構造にすることにより、シール材の橋渡し型部の捩じれや変形等を抑制できるので、空気通路と温水通路との間のシール性を向上できる。それによって、温水が空気通路側に洩れることはなく、エンジンストールを抑えることができる。また、洩れた温水が空気通路から外部に洩れ出し、エンジンの排気系に触れることはなく、エンジンへの悪影響を抑えることができる。
また、スロットルボデーに、スロットルバルブを迂回するバイパス通路を流れる空気量を変更してアイドル回転速度を制御するアイドル回転速度制御弁を設け、第1シール部は、空気通路の一部を成すバイパス通路と外部との間を気密化し、多重構造の橋渡し型部は、バイパス通路と温水通路との間を液密化することを特徴としている。
また、多重構造の橋渡し型部のうちの隣設する2つの橋渡し型部の間には、橋渡し型部の板厚よりも薄い厚みの連結部が設けられている。そして、シール材は、アイドル回転速度制御弁のハウジングとスロットルボデーにより挟み込まれることで弾性変形する。また、このエンジンのスロットル装置は、ハウジングとスロットルボデーによりシール材が挟み込まれた際に、連結部が当接する凸状部を備える。
【0006】
請求項2に記載の発明によれば、多重構造の橋渡し型部のうちの隣設する2つの橋渡し型部の中間に、迷路構造の空間を設けることにより、洩れた温水が通過し難くなり、空気通路と温水通路との間のシール性を向上できる。
また、請求項3に記載の発明によれば、多重構造の橋渡し型部のうちの隣設する2つの橋渡し型部の中間に、橋渡し型部の板厚よりも薄い肉薄部を設けることにより、シール材の橋渡し型部の捩じれや変形等を抑制できるので、空気通路と温水通路との間のシール性を向上できる。そして、シール材は、アイドル回転速度制御弁のハウジングとスロットルボデーにより挟み込まれることで弾性変形する。また、このエンジンのスロットル装置は、ハウジングとスロットルボデーによりシール材が挟み込まれた際に、肉薄部が当接する凸状部を備える。
【0007】
請求項4に記載の発明によれば、温水通路の周囲を囲む環状の第2シール部を2重構造にすることにより、温水が外部に洩れ難くなり、エンジンの排気系に触れることはなく、エンジンへの悪影響を抑えることができる
【0009】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。
[第1実施例の構成]
図1ないし図3は本発明の第1実施例を示したもので、図1はエンジンのスロットル装置の主要構造を示した図である。
【0010】
本実施例のエンジンのスロットル装置は、自動車のアクセルペダル(図示せず)の踏み加減に基づいてエンジンに流入する吸入空気量を制御することでエンジンの回転速度をコントロールするものである。このスロットル装置は、エンジンの吸入空気量を制御する回転弁であるスロットル弁(スロットルバルブ)1と、このスロットルバルブ1と一体的に回転するスロットルバルブシャフト(以下シャフトと略す)2と、スロットルバルブ1およびそのシャフト2を駆動するためのアクセルレバー(図示せず)と、回転角検出手段であるスロットルポジションセンサ(図示せず)と、アイドル回転速度制御弁(アイドルスピード・コントロール・バルブ:以下ISCバルブと言う)3と、エンジンへの吸気通路4を形成するスロットルボデー5と、ISCバルブ3のハウジング6の図示右端面とスロットルボデー5の図示左端面との間をシールする2重構造の橋渡し型のOリング状のガスケット7とを備えている。
【0011】
スロットルバルブ1は、非鉄金属系の材料により製造されて、エンジンに吸入される吸入空気量をコントロールするバタフライ形の回転弁で、シャフト2にねじ等の締結具(図示せず)を用いて締め付け固定されている。シャフト2は、スラストベアリングまたはボールベアリングという軸受構造によりスロットルボデー5内で回転自在に支持され、鉄系もしくは非鉄金属系の材料により製造されている。
【0012】
アクセルレバーは、固定用ボルトやワッシャ等の締結具を用いてシャフト2の一端部に締め付け固定されている。そして、アクセルレバーには、アクセルペダルに連動するワイヤーケーブル(図示せず)が取り付けられている。スロットルポジションセンサは、シャフト2の他端部に取り付けられて、シャフト2と一体的に回転する磁界発生源である永久磁石(図示せず)、およびこの永久磁石の磁力を受けて、スロットルバルブ1の回転角を検出する検出素子(ホール素子または磁気抵抗素子)等から構成されている。
【0013】
ISCバルブ3は、スロットルバルブ1を迂回するバイパス通路11〜13を流れる空気量を変更してエンジンのアイドル回転速度を制御するもので、ハウジング6内に回転自在に支持されており、内部にバイパス通路12に連通する連通路9が形成されている。ISCバルブ3は、エンジンのアイドリング状態の時に図1の状態(開弁状態)となり、自動車の走行時には閉弁状態となる。ここで、バイパス通路12は、ハウジング6とスロットルボデー5の外壁面との間に形成され、スロットルバルブ1よりも上流側の吸気通路4に繋がるバイパス通路11に連通し、且つスロットルバルブ1よりも下流側の吸気通路16に繋がるバイパス通路13に連通する。
【0014】
ISCバルブ3のハウジング6は、アルミニウムダイカストまたは樹脂により所定の形状に製造されている。このハウジング6内には、寒冷時でのアイシング防止用に温水(冷却水)を導く温水ライザと呼ぶ温水通路14が形成されている。本実施例の温水通路14は、スロットルバルブ1付近のボア(スロットルボデー5)に形成された温水溜り部(図示せず)に温水(エンジン冷却水)を導く。そして、温水通路14には、入口側の温水パイプ15内の温水流路17を介して温水が流入し、また、温水溜り部からは、出口側の温水パイプ内の温水流路(図示せず)を介して温水が流出する。
【0015】
また、ハウジング6のスロットルボデー5側の端面には、バイパス通路12の周囲を囲むように環状の第1装着溝21、温水通路14の周囲を囲むように環状の第2装着溝22、および第1、第2装着溝21、22を繋ぐ2本の装着溝(図示せず)を有している。なお、第1、第2装着溝21、22には、2本の橋渡し型の装着溝25、26が設けられ、ガスケット7が嵌め込まれている。2本の橋渡し型の装着溝25、26間には、ガスケット7に当接する一文字状の凸状部27が設けられている。
【0016】
スロットルボデー5は、アルミニウムダイカスト製で、エンジンのインテークマニホールド8に連結されている。このスロットルボデー5には、エンジンへの吸入空気が流れる吸気通路4、およびエンジンのアイドリング(スロットルバルブ1の閉弁)状態の時の吸入空気量を確保するためのバイパス通路11、13が形成されている。これらの吸気通路4およびバイパス通路11、13は、インテークマニホールド8内に形成される吸気通路16に連通している。
【0017】
ガスケット7は、本発明のシール材に相当するもので、図1ないし図3に示したように、ゴム系の弾性体により一体成形されており、バイパス通路12の周囲を囲んで、外部への吸入空気の洩れを防止する環状の第1シール部(空気側シール部)31、温水通路14の周囲を囲んで、外部への温水の洩れを防止する環状の第2シール部(温水側シール部)32、および第1、第2シール部31、32を繋ぐ2本の連結部33、34等から構成されている。また、第1、第2シール部31、32は、略円形状の断面を有し、バイパス通路12への温水の洩れを防止する2重構造の橋渡し型部(空気温水シール部)35、36が設けられている。
【0018】
ここで、第1、第2シール部31、32は、ISCバルブ3のハウジング6の図示右端面に形成された環状の第1、第2装着溝21、22に装着され、2本の連結部33、34は、ハウジング6の図示右端面に形成された2本の装着溝に装着されている。そして、2重構造の橋渡し型部35、36は、ハウジング6の図示右端面に形成された2本の橋渡し型の装着溝25、26に装着されている。また、2本の連結部33、34は、2本の橋渡し型の装着溝25、26間に設けられた一文字状の凸状部27に当接するように設けられている。
【0019】
[第1実施例の組付方法]
次に、本実施例のエンジンのスロットル装置の組付方法を図1ないし図3に基づいて簡単に説明する。
【0020】
ISCバルブ3のハウジング6の外壁面(図示左端面)に温水パイプ15を装着し、ISCバルブ3をハウジング6に回転自在に支持した後に、ハウジング6の図示右端面に形成された環状の第1、第2装着溝21、22に、2重構造の橋渡し型のOリング状のガスケット7の第1、第2シール部31、32を嵌め込み、且つハウジング6の図示右端面に形成された2本の装着溝に、ガスケット7の2本の連結部33、34を嵌め込む。これにより、ハウジング6の図示右端面に形成された2本の橋渡し型の装着溝25、26に、ガスケット7の2重構造の橋渡し型部35、36が嵌め込まれることになる。
【0021】
そして、スロットルバルブ1、およびそのシャフト2を吸気通路4内において回転自在に支持したスロットルボデー5の外壁面(図示左端面)とISCバルブ3のハウジング6の図示右端面とを密着させて、スロットルボデー5の外壁面とハウジング6の図示右端面との間にガスケット7を挟み込むことにより、ガスケット7が弾性変形する。これにより、バイパス通路11〜13、特にバイパス通路12の周囲がガスケット7の第1シール部31に気密的に囲まれるので、吸入空気が外部に洩れ出すことはなく、また、温水通路14の周囲がガスケット7の第2シール部32に液密的に囲まれるので、温水が外部に洩れ出すことはない。さらに、ガスケット7の第1、第2シール部31、32の連結部分である橋渡し型部を、2重構造の橋渡し型部35、36とすることにより、ガスケット7の橋渡し型部35、36の捩じれや変形等を抑制できる。
【0022】
[第1実施例の作用]
次に、本実施例のエンジンのスロットル装置の作用を図1ないし図3に基づいて簡単に説明する。
【0023】
エンジンがアイドリング状態の時には、ISCバルブ3が図1に示した回動位置に設定されるため、スロットルボデー5内の吸気通路4をスロットルバルブ1が閉じていても、スロットルバルブ1の上流側の吸気通路4からバイパス通路11→バイパス通路12→ISCバルブ3の連通路9→バイパス通路12→バイパス通路13→スロットルバルブ1の下流側の吸気通路16へと吸入空気が流れる。これにより、エンジンのシリンダ内に所定の吸入空気量の吸入空気が吸い込まれることになるので、混合比が濃くなり過ぎることはなく、エンジンストールを防止でき、ISCバルブ3の回動位置を制御することで、エンジンのアイドル回転速度を目標回転速度にコントロールすることができる。例えばアイドル回転速度を低く設定するようにすれば燃費を向上できる。
【0024】
一方、本実施例のISCバルブ3のハウジング6内には、寒冷時でのアイシング防止用に温水(冷却水)を導く温水ライザと呼ぶ温水通路14が形成されている。なお、アイシングというのは、燃料(ガソリン)が気化するときの気化熱により、吸入空気が部分的に冷却された結果、高い湿度の空気中の水分が氷結する氷結現象、つまりスロットルバルブ1およびその周辺(ボア)に空気中の水分が氷となって付着する現象で、特に高い湿度での約5℃前後の低温時に発生し易い。したがって、ハウジング6の温水通路14およびスロットルボデー5の温水溜め部に温水が還流することにより、寒冷時でのアイシングを防止できる。すなわち、スロットルバルブ1およびその周辺が氷結する等を防止できるので、エンジンの不調を防止できる。
【0025】
[第1実施例の効果]
以上のように、本実施例のエンジンのスロットル装置は、ガスケット7の橋渡し型部を、2重構造の橋渡し型部35、36とすることにより、ガスケット7の橋渡し型部35、36の捩じれや変形等を抑制できるので、バイパス通路11〜13と温水通路14との間のシール性を向上できる。それによって、温水が吸気通路4側に洩れることを抑制できるので、エンジンストール等を抑えることができる。また、本実施例では、シール材として1個のガスケット7を使用しているので、温水によるアイシング防止効果を低下させることなく、部品点数や組付工数を低減でき、スロットル装置の製品価格を低減できる。
【0026】
また、洩れた温水が吸気通路4から外部に洩れ出し、エンジンの排気系に触れることはなく、エンジンの不調を防止でき、円滑な運転ができる。ここで、ガスケット7の2本の連結部33、34および2重構造の橋渡し型部35、36によって囲まれた中間部分には、所定の空間があるが、その空間を迷路構造とすることにより、温水通路14内の温水がその空間内に洩れ出しても、洩れた温水が通過し難くすることで、更にシール性を向上することもできる。
【0027】
[第2実施例]
図4ないし図6は本発明の第2実施例を示したもので、図4はエンジンのスロットル装置の主要構造を示した図である。
【0028】
本実施例の2重構造の橋渡し型のOリング状のガスケット7は、ゴム系の弾性体により一体成形されており、バイパス通路12の周囲を囲む環状の第1シール部31、および温水通路14の周囲を囲む2重構造の第2シール部32、37等から構成されている。また、第1、第2シール部31、32、37は、略円形状の断面を有し、バイパス通路12への温水の洩れを防止する2重構造の橋渡し型部35、36が設けられている。
【0029】
ここで、第1、第2シール部31、32、37は、ISCバルブ3のハウジング6の図示右端面に形成された環状の第1、第2装着溝21、22、28に装着されている。そして、2重構造の橋渡し型部35、36は、第1実施例と同様にして、ハウジング6の図示右端面に形成された2本の橋渡し型の装着溝25、26に装着されている。また、2重構造の第2シール部32、37の間には、2重構造の第2シール部32、37よりも肉厚が薄い環状の肉薄部39が設けられており、その環状の肉薄部39は、2本の橋渡し型の装着溝25、26間に設けられた環状の凸状部29に当接するように設けられている。
【0030】
[変形例]
本実施例では、アイシング防止用の温水通路14をISCバルブ3のハウジング6の図示右端面に凹所を設けて形成したが、アイシング防止用の温水通路をスロットルボデー5の外壁面(図示左端面)に凹所を設けて形成しても良く、アイシング防止用の温水通路をスロットルボデー5の外壁面とISCバルブ3のハウジング6の図示右端面との両方に凹所を設けて形成しても良い。
【0031】
本実施例では、ガスケット7の橋渡し型部を2重構造としたが、シール材の橋渡し型部を3重以上の多重構造としても良い。さらに、2重構造の橋渡し型部35、36間の中間部分に、迷路構造の空間やその他の部分よりも薄い肉薄部を設けても良く、また、ガスケット7の第1、第2シール部31、32のその他の部分よりも幅または厚み(肉厚)が大きい橋渡し型部を設けても良い。この場合には、2重構造の橋渡し型部35、36間の中間部分が橋渡し型部35、36と同程度の厚み(肉厚)となる。
【0032】
本実施例では、スロットルバルブ1のシャフト2の一端部に固定用ボルトやワッシャ等の締結具を用いてアクセルレバーを締め付け固定し、そのアクセルレバーに、アクセルペダルに連動するワイヤーケーブルを取り付けるようにした例を説明したが、スロットルバルブ1のシャフト2にバルブ側ギヤを取り付け、そのバルブ側ギヤを中間減速ギヤを介してモータ側ギヤと噛み合わせて、スロットルバルブ1のシャフト2をモータ駆動するようにしても良い。この場合には、アクセルペダルの踏込み量に応じてスロットルバルブ1のシャフト2が回動される。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンのスロットル装置の主要構造を示した断面図である(第1実施例)。
【図2】2本の橋渡し型のガスケット形状を示した平面図である(第1実施例)。
【図3】図2のA−A断面図である(第1実施例)。
【図4】エンジンのスロットル装置の主要構造を示した断面図である(第2実施例)。
【図5】2本の橋渡し型のガスケット形状を示した平面図である(第2実施例)。
【図6】図5のB−B断面図である(第2実施例)。
【符号の説明】
1 スロットルバルブ(スロットル弁)
2 シャフト
3 ISCバルブ(アイドル回転速度制御弁)
4 吸気通路(空気通路)
5 スロットルボデー
6 ハウジング
7 ガスケット(シール材)
11 バイパス通路
12 バイパス通路
13 バイパス通路
14 温水通路
21 第1装着溝
22 第2装着溝
25 装着溝
26 装着溝
27 凸状部
28 第2装着溝
29 凸状部
31 第1シール部
32 第2シール部
33 連結部
34 連結部
35 橋渡し型部
36 橋渡し型部
37 第2シール部
39 肉薄部

Claims (4)

  1. (a)エンジンのスロットルバルブを回転自在に支持するスロットルボデーと、
    (b)このスロットルボデー内に形成されて、内部を前記エンジンへの吸入空気が流れる空気通路と、
    (c)前記スロットルボデー内に形成されて、内部をアイシング防止用の温水が流れる温水通路と、
    (d)前記空気通路の周囲を囲んで、外部への吸入空気の洩れを防止する環状の第1シール部、前記温水通路の周囲を囲んで、外部への温水の洩れを防止する環状の第2シール部、
    および前記第1、第2シール部の一部を構成すると共に、前記空気通路への前記温水の洩れを防止する多重構造の橋渡し型部
    を有するシール材と
    を備えるエンジンのスロットル装置であって、
    前記スロットルボデーには、前記スロットルバルブよりも上流側の前記空気通路と前記スロットルバルブよりも下流側の前記空気通路とを連通し、前記スロットルバルブを迂回するバイパス通路を流れる空気量を変更してアイドル回転速度を制御するアイドル回転速度制御弁が設けられ、
    前記シール材は、前記アイドル回転速度制御弁のハウジングと前記スロットルボデーにより挟み込まれることで弾性変形し、
    前記第1シール部は、前記空気通路の一部を成す前記バイパス通路と外部との間を気密化し、
    前記多重構造の橋渡し型部は、前記バイパス通路と前記温水通路との間を液密化し、
    前記多重構造の橋渡し型部のうちの隣設する2つの橋渡し型部の間には、前記橋渡し型部の板厚よりも薄い厚みの連結部が設けられ、
    前記ハウジングと前記スロットルボデーにより前記シール材が挟み込まれた際に、前記連結部が当接する凸状部を備えることを特徴とするエンジンのスロットル装置。
  2. 請求項1に記載のエンジンのスロットル装置において、
    前記多重構造の橋渡し型部のうちの隣設する2つの橋渡し型部の中間には、迷路構造の空間が設けられたことを特徴とするエンジンのスロットル装置。
  3. (a)エンジンのスロットルバルブを回転自在に支持するスロットルボデーと、
    (b)このスロットルボデー内に形成されて、内部を前記エンジンへの吸入空気が流れる空気通路と、
    (c)前記スロットルボデー内に形成されて、内部をアイシング防止用の温水が流れる温水通路と、
    (d)前記空気通路の周囲を囲んで、外部への吸入空気の洩れを防止する環状の第1シール部、前記温水通路の周囲を囲んで、外部への温水の洩れを防止する環状の第2シール部、
    および前記第1、第2シール部の一部を構成すると共に、前記空気通路への前記温水の洩れを防止する多重構造の橋渡し型部
    を有するシール材と
    を備えるエンジンのスロットル装置であって、
    前記スロットルボデーには、前記スロットルバルブよりも上流側の前記空気通路と前記スロットルバルブよりも下流側の前記空気通路とを連通し、前記スロットルバルブを迂回するバイパス通路を流れる空気量を変更してアイドル回転速度を制御するアイドル回転速度制御弁が設けられ、
    前記シール材は、前記アイドル回転速度制御弁のハウジングと前記スロットルボデーにより挟み込まれることで弾性変形し、
    前記第1シール部は、前記空気通路の一部を成す前記バイパス通路と外部との間を気密化し、
    前記多重構造の橋渡し型部は、前記バイパス通路と前記温水通路との間を液密化し、
    前記多重構造の橋渡し型部のうちの隣設する2つの橋渡し型部の中間には、前記橋渡し型部の板厚よりも薄い肉薄部が設けられ、
    前記ハウジングと前記スロットルボデーにより前記シール材が挟み込まれた際に、前記肉薄部が当接する凸状部を備えることを特徴とするエンジンのスロットル装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちいずれかに記載のエンジンのスロットル装置において、
    前記第2シール部は、2重構造であることを特徴とするエンジンのスロットル装置
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