JP4432852B2 - 液晶装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は液晶装置及び電子機器に関するものであり、特にアクティブマトリクス基板を使用した液晶装置に関する。
近年、ノートPCやモニター用途を筆頭にTFTなどのアクティブ素子を用いたアクティブマトリクス回路による液晶装置は急速に普及している。
通常のネマティック相液晶材料を用いた液晶装置においては、アクティブ素子によりスイッチングされる画素電極とコモン電極と呼ばれる共通電極の間の電位差によって各画素の表示状態は制御される。画素電極とコモン電極の電位差が大きい時、すなわちノーマリー・ホワイトモードでは黒表示時、ノーマリー・ブラックモードでは白表示時のコモン電極と画素電極の最大電位差は使用液晶材料、液晶モード、液晶ギャップなどによって異なるものの通常3V〜5V程度である。液晶装置では液晶素子の信頼性を確保するために液晶に印加する電圧を一定時間で極性反転させる交流駆動が必要であり、コモン電極の電位を固定とすると画素電極に書き込む電位信号、すなわちアクティブマトリクス回路のデータ線に入力する映像信号の電位振幅は6Vないし10Vとなる。
しかしながら、データ線に入力する映像信号を外部のデータドライバICで書き込む場合、5V以上の電位振幅を出力するためには通常のCMOSプロセスではなく、高耐圧プロセスで製造された高価なICでなくてはならずコストアップとなり、また消費電力的にも不利になる。この問題を解決するために、例えば特許文献1には、コモン電極を極性ごとに反転駆動する、コモン反転駆動を用いることでデータ線の入力信号振幅を半減する駆動方法が提案されている。
特開昭62−49399号公報
しかしながら、特許文献1では、コモン反転駆動を行う際、パネルが大型・高精細化するとコモン電極の容量が増大し、反転時の緩和時間及び瞬間最大電流が増大する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、パネル周辺部寸法が小さく、消費電流が少ない液晶装置及び電子機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の液晶装置では、複数の走査線と、前記複数の走査線に交差して配置される複数のデータ線と、前記データ線と前記走査線の交差に対応して配置された複数の画素スイッチング素子と、前記複数の画素スイッチング素子に対応して配置された複数の画素電極と、前記画素電極と対向して容量を形成するコモン電極と、前記コモン電極に接続されて一定期間で出力電位が比較的高い電位と比較的低い電位の間で反転する矩形波信号を出力するコモン電源回路と、出力反転されるコモン反転タイミングにおいて前記複数の走査線に一定の電位である第1の基準電位を出力する第1の基準電位電源回路とを備え、前記コモン電源回路には、前記第1の基準電位電源回路が低インピーダンスで接続されてなり、前記第1の基準電位電源回路と前記複数の走査線とを電気的に接続する第1の配線の配線抵抗、配線長および配線幅は、それぞれ、前記コモン電源回路と前記コモン電極とを電気的に接続する第2の配線の配線抵抗、配線長および配線幅と等しく、前記複数の走査線と、前記複数のデータ線と、前記複数の画素電極と、前記複数の画素スイッチング素子と、複数の実装端子とが、同一基板上に形成されてなり、前記第1の基準電位電源回路は、前記複数の実装端子の一部である第1の実装端子に接続されてなり、前記コモン電源回路は、前記複数の実装端子の一部である第2の実装端子に接続されてなり、前記第1の実装端子と前記第2の実装端子は、端子面積が等しい、ことを要旨とする。
この構成によれば、コモン電位反転時の緩和時間を抑制することができ、コモン電位反転タイミングから走査線に選択電位を書き込むまでの期間及び走査線選択期間を確保できる。これにより、コモン反転駆動が難しかったパネルにおいてもコモン反転駆動を可能とし、高歩留りで製造が出来る。そして、外部駆動ICに安価な低耐圧ICを用いつつ、歩留りに低下が無く、よりコストが安く消費電流が少ない液晶装置を実現できる。
また、この構成によれば、第1及び第2つの配線の幅を規定することで、コモン電位反転時の緩和時間を最適化することができる。また、この構成によれば、第1の実装端子と第2の実装端子の端子面積を規定することで、パネル外形を最適化しつつコモン反転時の緩和時間が最適化されるため表示面積が大きく、パネル周辺部寸法が小さく、消費電流が少ない液晶装置が製造可能である。また、耐圧の低いICを用いることでコストも低くなる。

また、本発明の液晶装置では、前記液晶装置を駆動する駆動回路に各信号源および電源を配線する配線幅の中で、前記第1の配線の配線幅および前記第2の配線の配線幅は、他の配線の配線幅よりも大きい。
この構成によれば、他の配線の配線抵抗値を小さくすることで、第1及び第2の配線の配線抵抗値で、コモン電位反転時の緩和時間を最適化することができる。
また、本発明の液晶装置では、前記第1の実装端子と前記第2の実装端子は、構成する端子数が等しい。
この構成によれば、第1の実装端子と第2の実装端子の端子面積を規定することで、パネル外形を最適化しつつコモン反転時の緩和時間が最適化されるため表示面積が大きく、パネル周辺部寸法が小さく、消費電流が少ない液晶装置が製造可能である。また、耐圧の低いICを用いることでコストも低くなる。
また、本発明の液晶装置では、前記複数の実装端子において、前記第1の実装端子および前記第2の実装端子は、他の信号および電源の実装端子に比べて端子数が多いまたは端子面積が大きい。
この構成によれば、他の実装端子の抵抗値を小さくすることで、第1及び第2の実装端子の抵抗値で、コモン電位反転時の緩和時間を最適化することができる。
また、本発明の液晶装置では、前記コモン電源回路には、出力反転されるコモン反転タイミングにおいて一定の電位である第2の基準電位を出力する第2の基準電位電源回路が前記複数のデータ線に低インピーダンスで接続されてなる。
この構成によれば、コモン反転前後にプリチャージ動作が行われることで、書き込み時間の低減が図れ、より大きな表示面積が実現でき、かつ低消費電力化が可能である。
また、本発明の液晶装置は、複数の走査線と、前記複数の走査線に交差して配置される複数のデータ線と、前記データ線と前記走査線の交差に対応して配置された複数の画素スイッチング素子と、前記複数の画素スイッチング素子に対応して配置された複数の画素電極と、前記画素電極と対向して容量を形成するコモン電極と、前記コモン電極に接続されて一定期間で出力電位が比較的高い電位と比較的低い電位の間で反転する矩形波信号を出力するコモン電源回路と、前記走査線に非選択電位を供給する第1の基準電位電源回路と、前記コモン電源回路から矩形波信号が供給されるコモン電位端子と前記コモン電極とを電気的に接続するコモン電位配線と、前記第1の基準電位電源回路から非選択電位が供給される電源端子と前記走査線を駆動する走査線駆動回路とを電気的に接続する電源配線と、前記データ線にプリチャージ電位を供給するプリチャージ電位電源回路と、前記プリチャージ電位電源回路からプリチャージ電位が供給されるプリチージ電位端子と前記データ線に接続されるデータ線プリチャージ回路とを接続するプリチャージ電位配線とを備え、前記複数の走査線と、前記複数のデータ線と、前記複数の画素電極と、前記複数の画素スイッチング素子と、前記コモン電位端子と、前記電源端子と、前記プリチージ電位端子とが、同一基板上に形成されてなり、前記コモン電位配線の配線抵抗、前記電源配線の配線抵抗、プリチャージ配線電位配線の配線抵抗、前記コモン電位端子の実装抵抗、前記電源端子の実装抵抗およびプリチャージ電位端子の実装抵抗を、それぞれ、Rl1、Rl2、Rl4、Rin1、Rin2およびRin4とすると、1/Rl1+1/Rl4=1/Rl2、かつ、1/Rin1+1/Rin4=1/Rin2であって、前記電源配線の配線抵抗は、前記コモン電位配線の配線抵抗と等しく前記電源配線と前記プリチャージ電位配線の配線幅の和は、前記コモン電位配線の配線幅と等しい。
この構成によれば、コモン電位反転時の緩和時間を抑制することができ、コモン電位反転タイミングから走査線に選択電位を書き込むまでの期間及び走査線選択期間を確保できる。これにより、コモン反転駆動が難しかったパネルにおいてもコモン反転駆動を可能とし、高歩留りで製造が出来る。そして、外部駆動ICに安価な低耐圧ICを用いつつ、歩留りに低下が無く、よりコストが安く消費電流が少ない液晶装置を実現できる。
さらに本発明の電子機器では、前述した本発明の液晶装置を備える。
この構成によれば、外部ICとして耐圧の低い安価なドライバが利用できるためにコストが安く、かつフリッカーが視認しにくいために高画質で低消費電力化可能な液晶装置をディスプレイとして利用できるため、安価で高画質、かつバッテリー駆動時間の長い電子機器が可能である。電子機器とは具体的にはモニター、TV、ノートパソコン、PDA、デジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯電話、携帯フォトビューワー、携帯ビデオプレイヤー、携帯DVDプレイヤー、携帯オーディオプレイヤーなどである。
以下、本発明に係る液晶装置の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
<液晶装置の構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る液晶装置の構成を示す斜視図である。図1は、対角4型透過型VGA解像度の液晶装置10の斜視図(一部断面図)である。液晶装置10は、アクティブマトリクス基板11と対向基板12とでネマティック相液晶材料22を挟持し、シール材23で両基板11、12を貼り合わせ液晶材料22を封入している。アクティブマトリクス基板11の画素電極上には、図示しないがポリイミドなどからなる配向材料が塗布されラビング処理された配向膜が形成されている。また、対向基板12は、図示しないが画素に対応したカラーフィルタと、コモン電位が供給されるITO膜でなる対向電極30が形成され、液晶材料22と接触する面にはポリイミドなどからなる配向材料が塗布され、アクティブマトリクス基板11の配向膜のラビング処理の方向とは直交する方向にラビング処理されている。また、対向電極30は、図示しないが導通材等によってアクティブマトリクス基板11上の上下導通部56に電気的に接続されている。
さらに対向基板12の外側には、上偏向板24を、アクティブマトリクス基板11の外側には、下偏向板25を各々配置し、互いの偏光方向が直交するよう(クロスニコル状)に配置する。さらに下偏向板25下には、面光源を成すバックライトユニット26が配置される。バックライトユニット26は、冷陰極管やLEDに導光板や散乱板をとりつけたものでも良いし、EL素子によって全面発光するユニットでもよい。バックライトユニット26は、コネクタ26aを通じて電子機器本体と接続され、電源および制御信号を供給される。図示しないが、さらに必要に応じて、周囲を外殻で覆っても良いし、あるいは上偏向板24のさらに上に保護用のガラスやアクリル板を取り付けても良いし、視野角改善のため光学補償フィルムを貼っても良い。
また、アクティブマトリクス基板11は、対向基板12から張り出す張り出し部27が設けられ、その張り出し部27には、複数の信号入力端子53(図示しない)が設けられている。また張り出し部27上には、FPC(可撓性基板)28及び外部駆動IC29が実装され、複数の信号入力端子53に電気的に接続されている。図1では、外部駆動IC29は2個のICで構成されているが、1個もしくは3個以上でもよい。FPC(可撓性基板)は、電子機器に接続され、基準電位、制御信号、映像データを供給する。
<アクティブマトリクス基板の構成>
次に、図2を参照してアクティブマトリクス基板11の構成を説明する。図2は、アクティブマトリクス基板11を示す図である。アクティブマトリクス基板11上には、m本(mは自然数、本実施形態ではm=480)の走査線31とn本(nは自然数、本実施形態ではn=1920)のデータ線32が互いの交差して形成されており、m本の容量線33が走査線31と並行かつ走査線31と対となるように交互に配置されている。
また、走査線31は、走査線駆動回路41に接続され、走査線駆動回路41には、電源端子51が電源配線52を介して接続され、複数の信号入力端子53も複数の信号配線57を介して接続される。電源端子51から走査線を保持状態(非選択状態)とするDC電源電位VBB(=−4V)と、さらに信号入力端子53から必要な各種信号および電源電位を与えるための信号と、がそれぞれ走査線駆動回路41に供給される。また、データ線32にはデータ線駆動回路42が接続される。データ線駆動回路42には複数の信号入力端子53が信号配線57を介して接続され、必要な各種信号および電源電位を与えるための信号が供給される。
各容量線33は、相互に短絡され、コモン電位配線55を介してコモン電位入力端子54に接続され、コモン電位信号(VCOM=−4.5V〜−0.5Vの反転信号)が供給される。また、アクティブマトリクス基板11の四隅には、対向基板の対向電極と導通する上下導通部56が配置され、同様にコモン電位入力端子54にコモン電位配線55を介して接続される。
<画素回路の構成>
次に、図3を参照して画素回路の構成を説明する。図3は、図2の点線Aで示す走査線31とデータ線32の交差部の拡大図である。走査線31とデータ線32の各交点に対応してNチャネル型電界効果ポリシリコン薄膜トランジスタよりなる画素スイッチング素子34が形成されており、そのゲート電極は走査線31に、ソース電極はデータ線32に、ドレイン電極は画素電極35に接続されている。画素電極35は液晶材料22を挟んで対向基板12の対向電極30(コモン電極)とで液晶容量36を形成すると共に、この液晶容量36と並列に画素電位側の画素電極35と容量線33とで補助容量Csを形成する。
<走査線駆動回路の構成>
次に、図4および図5を参照して走査線駆動回路の構成を説明する。図4は、走査線駆動回路41の回路ブロック図であり、図5は、その各構成回路の詳細回路構成図である。
走査線駆動回路41は、クロック制御回路(CCC:Clock Control Circuit)72と、クロック生成回路(CGC:Clock Generate Circuit)73と、ラッチ回路(LAT)74と、双方向転送回路(DIR)75と、NAND回路76と、レベルシフタ回路(L/S)81と、出力回路82と、から構成される。ここで図には示さないが、クロック制御回路72と、クロック生成回路73と、ラッチ回路74と、双方向転送回路75と、NAND回路76は、電源電位VD(=5V)、電源電位VS(=0V)を信号入力端子53および信号配線57を介して外部駆動IC29より供給されているものとする。さらにレベルシフタ回路81は、電源電位VS(=0V)、電源電位VHH(=9V)、電源電位VBB(=−4V)を同様に供給され、出力回路82は、電源電位VHH(=9V)、電源電位VBB(=−4V)を同様に供給されているものとする。
クロック制御回路72は、図4及び図5(A)に示すように、信号入力端子53からクロック信号線77を介しクロック信号VCLKをIN端子に入力すると共に、双方向転送回路75の信号OUT1をCT2端子に入力し、ラッチ回路74のOUT信号をCT1端子に入力することにより、CT1、CT2の信号に基づいてクロック生成回路73にクロック信号を供給あるいは遮断するOUT信号を出力する。すなわち、信号CT1、CT2のいずれかがHighの時にクロック信号を通過させ、両方ともLowの時にはクロック信号を遮断し、固定電位としてVS又はVDレベルを出力させる。これにより、必要な段にのみクロックを供給し、他は遮断することでクロック信号VCLKの負荷を低減することができる。本第1実施形態では、奇数の段ではVS、偶数の段ではVDレベルを用いる。この構成により、信号の転送が生じている段にのみクロック信号を供給することでクロック信号線77の容量を低減し、遅延による誤動作を防止するとともに消費電流を低減する。なお、クロック制御回路72はクロック信号線77の負荷が問題にならない場合は省略可能である。
次に、クロック生成回路73は、図4及び図5(B)に示すように、クロック制御回路72のOUT端子から出力された単極のクロック信号VCLKをIN端子から入力し、位相ズレのない両極クロック信号を生成し、OUT端子とOUTX端子からラッチ回路74に出力する回路である。この構成により、出力される両極クロック信号間の位相ズレによるラッチ回路74の誤動作を防止できる。なお、クロック生成回路73は、クロック信号の位相ズレが問題にならない場合はクロック信号VLCKの逆極性信号を入力することで省略可能である。
ラッチ回路74は、図4及び図5(C)に示すように、信号入力端子53から入力されたスタートパルス信号VSPを双方向転送回路75を経由してIN端子から入力し、クロック信号VCLKからクロック生成回路73で生成されたクロック信号によって、ラッチもしくは順次転送する。すなわち、ラッチ回路74は、クロック信号CL=High、反転クロック信号CX=Lowの時にはスタートパルス信号VSPを転送し、クロック信号CL=Low、反転クロック信号CX=Highの時にはラッチ動作を行う。また、初期化信号INITがHighの時には強制的にLow出力を行い、リセットを行う。
また、双方向転送回路75は、図4及び図5(D)に示すように、転送方向制御信号VDIR=Highかつ転送方向反転制御信号VDIRX=Lowの時には、走査線31の1番目からm番目の方向に転送する正方向転送を行い、転送方向制御信号VDIR=Lowかつ転送方向反転制御信号VDIRX=Highの時には、走査線31のm番目から1番目の方向に転送する逆方向転送を行う。なお、双方向転送が不要な場合は、双方向転送回路75は省略可能である。
NAND回路76は、ラッチ回路74の前後段の出力信号OUTと、信号入力端子53から入力されたイネーブル信号VENBを入力し、これらの信号のNAND結果を出力する。具体的には、ラッチ回路74からの出力信号OUTがNAND回路76に入力され、イネーブル信号VENBがHigh(=VD)のタイミングに選択された段のみNAND回路76はLow(=VSレベル)を出力し、他段はHigh(=VD)レベルを出力する。このVD〜VSレベル信号はレベルシフタ回路81によってVHH〜VBBレベルに変換され、出力回路82のpチャネル型トランジスタ83およびnチャネル型トランジスタ84のゲート電極に入力される。
図5(E)はレベルシフタ回路81の構成図であり、いわゆるフリップ・フロップタイプのレベルシフタを2段直列に配置することで、VD〜VSレベルの信号をVHH〜VBBレベルの信号に変換する。NAND回路76からの出力信号がLow(=VS)、すなわち選択状態であれば、pチャネル型トランジスタ83によって走査線31にはVHH電位が書き込まれる。これにより、画素スイッチング素子34のトランジスタのゲート電極に選択電位としてVHHの電位が供給され、画素スイッチング素子34を電気的に低インピーダンスにする。また、NAND回路76からの出力信号がHigh(=VHH)の場合はnチャネル型トランジスタ84によって走査線31に電源電位VBBが書き込まれる。これにより、画素スイッチング素子34のトランジスタのゲート電極に非選択電位としてVBB(=−4V)の電位が供給され、画素スイッチング素子34を電気的に高インピーダンスにする。
<データ線駆動回路の構成>
次に、図6を参照してデータ線駆動回路の構成を説明する。図6は、データ線駆動回路42の構成例である。信号入力端子53から供給される映像信号VIDEO1〜320は、1本あたり6個の伝送ゲートスイッチ92にブロック毎に接続され、伝送ゲートスイッチ92はデータ線32に1本ずつ接続される。選択信号SEL1〜6は、VHH(=9V)〜VBB(=−4V)レベルであり、選択信号SEL1〜6の逆極性信号を生成するインバータ回路93と接続され、電源はVHH〜VBBレベルである。また、映像信号VIDEO1〜320は、0.5〜4.5Vの電位振幅である。
図6のような構成により、選択信号SEL1がHigh(=VHH)かつ他の選択信号SEL2〜6がLow(=VBB)になると、映像信号VIDEO1とブロック内のデータ線32の1番目が短絡し、同ブロック内の他のデータ線32の2〜6番目は絶縁される。次に、選択信号SEL2がHigh(=VHH)かつ他の選択信号SEL1、SEL3〜6がLow(=VBB)になると、映像信号VIDEO1とブロック内のデータ線32の2番目が短絡し、他のデータ線32は絶縁される。このように1走査線選択期間内で選択信号SEL1〜6を順次Highにすることで映像信号VIDEO1信号を6本のデータ線32に分配することができる。いわゆる1:6のマルチプレクサによる部分ドライバ方式である。また、SEL1〜6を全てLow(VBB)電位にすることで全てのデータ線32を絶縁し、フローティング状態とすることもできる。
<コモン電位信号と走査線の動作>
次に、図7を参照してコモン電位信号と走査線の動作を説明する。図7は、本実施形態におけるコモン電位入力端子54に入力されるコモン電位信号VCOMと走査線31の電位を示すタイミングチャートである。グラフ101は、コモン電位入力端子54に入力されるコモン電位信号VCOMを示し、グラフ102は、走査線31の電位を示す。コモン電位信号VCOMは、34.7μ秒毎に図7の時点Bで示すタイミング(コモン電位反転タイミングと呼ぶ)で4.5Vと0.5Vの間を反転駆動され、走査線31の電位は、16.7m秒毎の周期で期間t2の間(走査線選択期間)VHH=9V電位となり、他のタイミングでは、VBB=−4V電位となり、コモン電位反転タイミングでは、常にVBB=−4V電位が与えられる。これはいわゆる1Hコモン反転駆動である。また、本実施形態ではコモン電位反転タイミングでは、図6のSEL1〜6信号は全てVBB=−4V電位に保持され、全データ線32はデータ線駆動回路42とは切り離された、フローティング状態にある。また、期間t1は、コモン電位反転タイミングから走査線31のいずれか1本にVHH電位を書き込むまでの時間であって、期間t3は、全ての走査線31にVBB電位を書き込む時間から次のコモン電位反転タイミングまでの期間であり、t1+t2+t3=34.7μ秒である。t1〜t3に関する決定方法については後述する。
<コモン電位反転タイミングでのコモン電位入力端子の容量>
次に、図8と図9を参照してコモン電位反転タイミングでのコモン電位入力端子の容量を説明する。図8は、本実施形態におけるコモン電位反転タイミングでのコモン電位入力端子の容量に関して説明するため、アクティブマトリクス基板11上の各素子・配線を一つに集約し、集中定数モデルとした模式回路図である。以下の説明では、簡易化のために集中定数モデルを用いる。実際には、表示エリア内で2次元に負荷が分布した分布定数となり、分布定数回路内の電荷遅延による効果も生ずるが、解析的に取り扱うことが困難なため、ここでは無視する。実際の設計にあたっては、論理アナログシミュレーションソフトで2次元的なモデルを用いてシミュレートし、最終的な調整を行うものとする。
外部駆動IC29には、VCOM電源回路111、VBB電源回路112、複数の映像信号回路113、VHH電源回路114が各々内蔵される。VCOM電源回路111は、図7のグラフ101で示した電位を出力するAC電源であって、IC内部インピーダンスRic1を持つ。VCOM電源回路111の出力信号は、コモン電位入力端子54に接続され、実装抵抗Rin1を持ってアクティブマトリクス基板11上のコモン電位配線55に接続され、さらに各容量線33及び上下導通部56に接続される。すなわち、コモン電位配線55はコモン電位入力端子54と上下導通部56を結ぶ配線である。このコモン電位配線55は、配線抵抗Rl1を持ち、コモン電位配線55に接続された各容量線33は、Rc(Ω)×m(mは走査線の本数)の抵抗を持つが、本図では、全容量線33を一つの配線に近似した集中定数モデルであるので抵抗Rc/2とする。また、上下導通部56では、導通材によって対向基板上の対向電極30に抵抗Rqで接続される。対向電極のシート抵抗は、Rsとする。
次に、VBB電源回路112は、電源電位VBB(=−4V)を出力するDC電源であって、IC内部インピーダンスRic2を持ち、電源端子51に接続される。VBB電源回路112は実装抵抗Rin2を持ってさらにアクティブマトリクス基板11上の電源配線52を介してVBB電位が走査線駆動回路41に入力される。すなわち、電源配線52は電源端子51と走査線駆動回路41を結ぶ配線である。この電源配線52は配線抵抗Rl2を持つ。コモン反転タイミングにおいて全ての走査線31は、nチャネル型トランジスタ84(1個あたりの出力インピーダンスをRn×mとする)を介して電源電位VBBに接続されている。走査線駆動回路内の走査線1本当りのVBBラインインピーダンスをRg×mとすると、集中定数モデルでは抵抗値Rg/2に近似される。走査線31は抵抗Rgを持って各画素スイッチング素子34のゲート電極に接続される。
次に、映像信号回路113は、320本の映像信号(VIDEO1〜320)を出力する回路であって、IC内部インピーダンスRic3を持ち、信号入力端子53に接続される。映像信号回路113は実装抵抗Rin3を持って、映像信号(VIDEO1〜320)がデータ線駆動回路42に入力されるが、コモン反転タイミングにおいて全てのデータ線32は、ハインインピーダンス状態となっている。
次に、VHH電源回路114は、選択電位として電源電位VHH(=9V)を出力するDC電源であって、IC内部インピーダンスRic4を持ち、信号入力端子53に接続される。VHH電源回路114は実装抵抗Rin4を持ってさらにアクティブマトリクス基板11上の電源配線を介してVHH電位が走査線駆動回路41に入力されるが、コモン反転タイミングにおいて全ての走査線31は、ハインインピーダンス状態となっている。
また、走査線31(走査線の電位)と画素電極35(画素電極の電位)間は、全画素総計で容量Cgdの容量を有し、走査線31(走査線の電位)とデータ線32(データ線の電位)間は、全画素総計で容量Cgsの容量を有し、画素電極35(画素電極の電位)と対向電極30(対向電極の電位)間は、全画素総計で容量Clcを有し、画素電極35(画素電極の電位)と容量線33(容量線の電位)間は、全画素総計で容量Csを有し、容量線33(容量線の電位)とデータ線32(データ線の電位)間は、全画素総計で容量Ccsを有するものとする。
また、全ての走査線31は、電源電位VBB(=−4V)に接続されているので、全ての画素スイッチング素子34は、ハイインピーダンス状態である。
ここで、本実施形態における容量値は、電界計算の結果からCs=600nF、Clc=100nF、Cgd=1nF、Ccs=5nF、Cgs=2nFであり、これを用いてさらに近似化を行い、かつハイインピーダンス状態にある素子を省略化していくと、図8の回路図は、コモン反転タイミング前後では図9の回路図ように単純化される。
ここで、VCOM反転時の緩和時間τcomは、τcom=(Cgd+1/(1/Ccs+1/Cgs))×(Ric1+Ric2+Rin1+Rin2+Rl1+Rl2+Rn+Rg/2+Rc/2)である。Cgd、Ccs、Cgsは、画素数、画素の開口率、デザインルール、TFTのデバイス構造などによってほぼ決まる値であって、設計上、性能とのトレードオフなしに低減できる余地は少なく、画素数及び表示エリア面積におおむね比例して増えていく。
しかし、コモン電位が反転し終わる前に走査線31にVHH電位を書き込むと、その走査線31に繋がる画素スイッチング素子34は、低インピーダンスになるので容量が増大する。従って、図7の期間t1は、コモン電位が反転し終わる前に走査線31にVHH電位を書き込まないように、コモン電位が95%程度反転しきる時間、すなわち3×τcom≦t1にする必要があり、期間t1は、画素数及び表示エリア面積が大きいほど増大していく。
一方、期間t3は、走査線31のVBB電位書き込み緩和時間τgate=(Rg/2+Rn+Rl2)×(走査線31の容量)を用いて同様に3×τgate≦t3にする必要があり、同様に画素数及び表示エリア面積が大きいほど増大していく。
従って、期間t2は、画素数及び表示エリア面積が大きいほど減少していくことになり、最終的にはデータ線32及び画素電極35への書き込み時間が不足し、プロセスのマージンによって歩留りが低下していく。ここで期間t3は、駆動方法によらず一定であるが、期間t1はコモン電位(VCOM)をDC電位に固定するコモン固定駆動法を用いればほぼ0に出来ることから、コモン反転駆動法は、コモン固定駆動方法に比べて高精細・大画面化により制約が大きい。この制約を少なくするにはコモン電位反転時の緩和時間τcomを少なくする必要がある。
このためには、Ric1+Ric2+Rin1+Rin2+Rl1+Rl2+Rn+Rg/2+Rc/2の値を可能な限り小さくするように最適化を施さなくてはならない。ここで、Rc<Rg<Rn<<Rl1,Rl2,Rin1,Rin2であり、IC内部インピーダンスRic1及びRic2は、IC側の性能によって決まるため、固定値である。また、レベルシフタ回路82のnチャネル型トランジスタ84の出力インピーダンスRnを小さくするには、nチャネル型トランジスタ84のサイズが大きくなり、液晶装置外寸とのトレードオフが生じる。従って、設計上は、Rl1+Rl2+Rin1+Rin2を可能な限り低減する必要がある。ここで請求項に記載されているコモン電源回路111から対向電極30(コモン電極)までのインピーダンスRAは、RA=Rin1(コモン電位入力端子54の実装抵抗)+Rl1(コモン電位配線55の配線抵抗)であり、VBB電源回路112から走査線31までのインピーダンスRBは、RB=Rin2(電源電位VBBの電源端子51の実装抵抗)+Rl2(電源配線52の配線抵抗)である。
コモン電位配線55の配線抵抗Rl1は、コモン電位配線55の配線幅W1に反比例し、電源配線52の配線抵抗Rl2は、電源配線52の配線幅W2に反比例する。しかしながら、アクティブマトリクス基板11のサイズは、液晶装置10の要求外形サイズによって規定され、信号配線57の線幅和をW3とすると、W1+W2+W3は一定値にしなくてはならない。W3は、回路設計上あるいはプロセス上の要求で最小線幅が決まるので、この範囲で最小値を設定すればよい。コモン電位配線55と電源配線52の配線長が概略同じであれば、W1+W2=W0(定数)を満たしながらRl1+Rl2∝(1/W1)+(1/W2)を最小にするようにする必要があり、この解はW1=W2=W0/2である。実施形態では、外形サイズの要求から信号配線57の線幅を実用上最小限度の10μmとしたときにW0=600μmであったので、コモン電位配線55の線幅を300μm、電源配線52の線幅を300μm、その他の信号配線57を線幅10μmとした。このとき、Rl1=Rl2=30Ωとなる。
このように、その他の信号配線57の線幅を最小限度とし、コモン電位配線55と電源配線52の線幅を概略同じで最も大きい線幅として設定することで、コモン反転緩和時間τcomを最小とすることが出来る。なお、本実施形態ではコモン電位配線55と電源配線52の幅を完全に同一としたが、コモン電位配線55と電源配線52の長さが違う、あるいはレイアウト上の制約があるなどの場合は互いに若干差を設けても良いが、コモン電位配線55の配線抵抗Rl1と電源配線52の配線抵抗Rl2は、概略一致することが好ましい。また、信号配線57を各信号の役割に応じて異なった線幅を設定しても良いが、コモン電位配線55と電源配線52の線幅より小さいことが好ましい。ここで信号線57とは、走査線駆動回路41にクロック信号VCLK、スタートパルス信号VSP、イネーブル信号VENB、選択電位としてVHH電位を供給する配線と、データ線駆動回路42に映像信号(VIDEO1〜320)供給する配線である。
次に、コモン電位入力端子54の実装抵抗Rin1は、コモン電位入力端子54の総面積S1に概略反比例し、電源電位VBBの電源端子51の実装抵抗Rin2は、電源端子51の総面積S2に概略反比例する。しかしながら、電源端子51、信号入力端子53、コモン電位入力端子54の総面積の和は、実装する外部ICのサイズ、実装工程の制約などによって一定以下にする必要があり、また信号入力端子53の最小面積S3も実装抵抗や実装精度などによって一定となる。すなわち、S1+S2も一定値にしなくてはならず、S1+S2=S0(定数)を満たしながらRin1+Rin2∝(1/S1)+(1/S2)を最小にするようにする必要があり、同様にS1=S2=S0/2が最適解である。本実施形態では各種制限によりS0=15000平方μmであったので、S1=S2=7500平方μmと設定した。
<実装端子の配置>
次に、図10を参照して実装端子の配置を説明する。図10は、本実施形態における張り出し部27に配置された電源端子51、信号入力端子53、コモン電位入力端子54の配置図である。各実装端子は、実装工程の要請から30μm×50μmの実装端子を一つの単位として構成され、2行×190列が千鳥状に配置されている。ここでコモン電位入力端子54は、30μm×50μmの実装端子5個を並列して用いており、同様に電源端子51として30μm×50μmの実装端子5個を用いている。また、複数の信号入力端子53は、30μm×50μmの実装端子1個を各々の信号に割り当てている。このように、信号入力端子53に最小限度の実装面積を割り当て、残りを電源端子51及びコモン電位入力端子54に概略均等に割り当てればよい。このとき、コモン電位入力端子54の実装抵抗Rin1=5Ω、電源電位VBBの電源端子51の実装抵抗Rin2=5Ωである。従って、RA=RB=35Ωとなる。
なお、本実施形態では、複数の信号入力端子53を全て同じ実装端子面積としたが、各信号の役割に応じて異なった端子面積を設定しても良い。ただし、その場合もコモン電位入力端子54と電源端子51の面積より他の信号入力端子53の面積は小さいことが好ましい。また、電源端子51、コモン電位入力端子54に割り当てられる端子数の和が奇数の場合は、どちらかへの端子数を増やしてもよい。
本実施形態では、Ric1=35Ω、Ric2=20Ω、Rn=3Ω、Rg=10Ω、Rc=2Ωであったため、コモン反転緩和時間τcom=140Ω×2.4nF=340n秒となり、コモン電位反転タイミングから走査線31にVHH電位を書き込むまでの期間t1を1μ秒と設定し、走査線選択期間t2=32.7μ秒と十分な書き込み時間を確保できた。これにより、対角4型VGAという従来、コモン反転駆動が難しかったパネルにおいてもコモン反転駆動を可能とし、高歩留りで製造が出来る。従って、外部駆動IC29に安価な低耐圧ICを用いつつ、歩留りに低下が無く、よりコストが安く消費電流が少ない液晶装置を実現できるのである。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る液晶装置の第2実施形態について説明する。図11は、本発明の第2実施形態を実現するアクティブマトリクス基板11を示す図である。なお、アクティブマトリクス基板11を用いた液晶装置10の構成については、第1実施形態と差異はないので省略する。
本実施形態によると、アクティブマトリクス基板11上には、m本の走査線31とn本のデータ線32が互いに交差して形成されており、m本の容量線33は、走査線31と並行かつ走査線31と対となるように交互に配置されている。
また、走査線31は、走査線駆動回路41に接続され、走査線駆動回路41には、電源端子51が電源配線52を介して接続され、複数の信号入力端子53も複数の信号配線57を介して接続される。電源端子51からは走査線31を保持状態(非選択状態)とするDC電源電位VBB(=−4V)が、信号入力端子53から必要な各種信号および電源電位を与えるための信号がそれぞれ走査線駆動回路41に供給される。また、データ線32には、一端側にデータ線駆動回路42および他端側にデータ線プリチャージ回路43が接続される。データ線駆動回路42には、複数の信号入力端子53が信号配線57を介して接続され、必要な各種信号および電源電位を与えるための信号が供給される。データ線プリチャージ回路43には、タイミング信号配線152を介してタイミング信号端子151と、プリチャージ電位配線154を介してプリチャージ電位端子153と、がそれぞれ接続される。
各容量線33は、相互に短絡され、コモン電位配線55を介してコモン電位入力端子54に接続され、コモン電位信号(VCOM=−4.5V〜−0.5V)が供給される。また、アクティブマトリクス基板11の四隅には、対向基板の対向電極と導通する上下導通部56が配置され、同様にコモン電位入力端子54にコモン電位配線55を介して接続される。
図12は、データ線プリチャージ回路43の構成図である。各データ線32は、Nチャネル型薄膜トランジスタにより構成されるプリチャージスイッチ161のドレイン電極に接続され、プリチャージスイッチ161の各ゲート電極は、タイミング信号配線152を介してタイミング信号端子151に接続され、タイミング信号PRCを与えられる。さらに、プリチャージスイッチ161の各ソース電極は、プリチャージ電位配線154を介してプリチャージ電位端子153に接続され、プリチャージ電位PRVをそれぞれ与えられる。
また、タイミング信号PRCは、図13で示すように、VCOM信号が反転する前後で5μ秒の期間High(9V)になり、他の期間はLow(−4V)になる信号である。タイミング信号PRCがHighである期間、データ線32はプリチャージ電位PRVに短絡されることになる。このような構成をとることで、データ線プリチャージ回路43がない構成に比べて、VCOM反転前後での電圧が一定であるため、データ線への書き込み時間を短くすることができ、またデータ線駆動回路42の電源電圧も低電圧化できるため低消費電力になる。この際、プリチャージ電位PRVは、コモン電位の高電圧値と低電圧値の中間の値をとることでデータ線駆動回路42の駆動電圧をさらに下げることができる。本実施形態では、プリチャージ電位PRVは、2.5VのDC電位である。
走査線31とデータ線32の交差部に配置される各画素構成、走査線駆動回路41の構成、データ線駆動回路42の構成は第1実施形態となんら変わらないので省略する。以上のように、本実施形態ではVCOM反転の瞬間にデータ線32はプリチャージ電位PRVに短絡されている点が第1実施形態と大きく異なっている。
図14は、本実施形態におけるコモン電位反転タイミングでのコモン電位入力端子の容量に関して説明するため、アクティブマトリクス基板11上の各素子・配線を一つに集約した集中モデルとした模式回路図である。第1実施形態での図8と比較すると、外部駆動IC29には、VCOM電源回路111、VBB電源回路112、複数の映像信号回路113、VHH電源回路114に加え、プリチャージ電位電源回路160をも内蔵し、データ線プリチャージ回路43、プリチャージ電位配線154、プリチャージ電位端子153を介して、データ線32がプリチャージ電位電源回路160と短絡している。
本実施形態における容量値は、画素電極35と容量線33間の容量Cs=600nF、画素電極35と対向電極30間の容量Clc=100nF、走査線31と画素電極35間の容量Cgd=1nF、容量線33とデータ線32間の容量Ccs=5nF、走査線31とデータ線32間の容量Cgs=2nFであり、これをもとにさらに近似を行って簡略化したモデルは、図15のようになる。この場合、コモン電位反転時の緩和時間τcomを最小にする条件は、Rl1(コモン電位配線55の配線抵抗)=(Ccs+Cgd)/Cgd×Rl2(電源配線52の配線抵抗)、Rl4(プリチャージ電位配線154の配線抵抗)=(Ccs+Cgd)/Ccs×Rl2(電源配線52の配線抵抗)、Rin1(コモン電位入力端子54の実装抵抗)=(Ccs+Cgd)/Cgd×Rin2(電源電位VBBの電源端子51の実装抵抗)、Rin4(プリチャージ電位端子153の実装抵抗)=(Ccs+Cgd)/Ccs×Rin2(電源電位VBBの電源端子51の実装抵抗)程度になるように電源配線52の線幅、電源端子51の個数を考慮すればよい。すなわち1/Rl1+1/Rl4=1/Rl2、1/Rin1+1/Rin4=1/Rin2であって、電源配線52の配線幅とプリチャージ電位配線154の配線幅の和は、コモン電位配線55の配線幅と概略等しく、電源端子51の端子面積とプリチャージ電位端子153の端子面積の和は、コモン電位入力端子54の端子面積と概略等しくなるようにすればよい。
以上のことをふまえ、本実施形態では、コモン電位配線55の線幅を300μm、プリチャージ電位配線154の線幅を250μm、電源配線52の線幅を50μmとした。各信号配線57およびタイミング信号配線152の配線幅は、最小ルールである10μmである。このとき、Rl2=30Ω、Rl1=180Ω、Rl4=36Ωとなる。また、図16に示すようにコモン電位入力端子54は、30μm×50μmの実装端子5個を並列して用い、同様にプリチャージ電位端子153として30μm×50μmの実装端子4個、電源端子51、各信号入力端子53およびタイミング信号端子151として30μm×50μmの実装端子1個を用いている。このとき、Rin2=5Ω、Rin4=6.3Ω、Rin1=25Ωである。
このように設定すると、コモン反転緩和時間τcom=1.3μ秒となり、コモン電位反転タイミングから走査線31にVHH電位を書き込むまでの期間t1=4μ秒、走査線選択期間t2=29.7μ秒と設定することで十分なコモン反転緩和時間と充電時間を得た。
<電子機器>
以下、本発明に係る電子機器を実施形態を挙げて説明する。なお、この実施形態は本発明の一例を示すものであり、本発明は、この実施形態に限定されるものではない。
図17は、本発明に係る電子機器の一実施形態を示している。ここに示す電子機器は、液晶装置10と、これを制御する表示情報処理回路780、中央演算回路781、外部I/F回路782、入出力機器783、電源回路784よりなる。
表示情報処理回路780は、中央演算回路781からのコマンドに基づき、RAM(Random Access Memory)に格納した映像データを適宜書き換え、タイミング信号とともに液晶装置10へ映像信号を供給する。中央演算回路781は、外部I/F回路782からの入力に基づいて様々な演算を行い、その結果をもとに表示情報処理回路780および外部I/F回路782へコマンドを出力する。外部I/F回路782は、入出力機器783からの情報を中央演算回路781へ送るとともに、中央演算回路781からのコマンドに基づいて入出力機器783を制御する。入出力機器783とは、スイッチ、キーボード、ハードディスク、フラッシュメモリユニットなどである。また、電源回路784は、上記の各構成要素に所定の電源電圧を供給する。
ここで電子機器とは、具体的にはモニター、TV、ノートパソコン、PDA、デジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯電話、フォトビューワー、ビデオプレイヤー、DVDプレイヤー、オーディオプレイヤーなどである。
本発明は、実施形態に限定されるものではなく、TNモードではなく負の誘電率異方性を持つ液晶を用いた垂直配向モード(VAモード)、横電界を利用したIPSモードの液晶装置に利用しても構わない。また、全透過型のみならず全反射型、反射透過兼用型であっても構わない。さらにアクティブ素子は、ポリシリコンTFTだけでなく、アモルファスシリコンTFTであってもよいし、その他のアクティブ素子であっても構わない。
本発明の実施形態における液晶装置の斜視(一部断面)図。 本発明の第1実施形態におけるアクティブマトリクス基板構成図。 本発明の実施形態におけるアクティブマトリクス基板上の各画素構成図。 本発明の実施形態における走査線駆動回路の構成図。 本発明の実施形態における走査線駆動回路の各構成回路図。 本発明の実施形態におけるデータ線駆動回路の構成図。 本発明の第1実施形態におけるタイミングチャート図。 本発明の第1実施形態におけるコモン反転タイミングでの負荷模式図。 本発明の第1実施形態における簡略化された負荷模式図。 本発明の第1実施形態における実装端子図。 本発明の第2実施形態におけるアクティブマトリクス基板構成図。 本発明の第2実施形態におけるデータ線プリチャージ回路構成図。 本発明の第2実施形態におけるタイミングチャート図。 本発明の第2実施形態におけるコモン反転タイミングでの負荷模式図。 本発明の第2実施形態における簡略化された負荷模式図。 本発明の第2実施形態における実装端子図。 本発明の実施形態における電子機器の構成図。
符号の説明
10…液晶装置,11…アクティブマトリクス基板,12…対向基板,31…走査線,32…データ線,33…容量線,41…走査線駆動回路,42…データ線駆動回路,43…データ線プリチャージ回路,51…電源端子,52…電源配線,53…信号端子,54…コモン電位入力端子,55…コモン電位配線,57…信号配線,151…タイミング端子,152…タイミング配線,153…プリチャージ電位端子,154…プリチャージ電位配線。

Claims (7)

  1. 複数の走査線と、
    前記複数の走査線に交差して配置される複数のデータ線と、
    前記データ線と前記走査線の交差に対応して配置された複数の画素スイッチング素子と、前記複数の画素スイッチング素子に対応して配置された複数の画素電極と、前記画素電極と対向して容量を形成するコモン電極と、
    前記コモン電極に接続されて一定期間で出力電位が比較的高い電位と比較的低い電位の間で反転する矩形波信号を出力するコモン電源回路と、
    出力反転されるコモン反転タイミングにおいて前記複数の走査線に一定の電位である第1の基準電位を出力する第1の基準電位電源回路とを備え、
    前記コモン電源回路には、前記第1の基準電位電源回路が低インピーダンスで接続されてなり、
    前記第1の基準電位電源回路と前記複数の走査線とを電気的に接続する第1の配線の配線抵抗、配線長および配線幅は、それぞれ、前記コモン電源回路と前記コモン電極とを電気的に接続する第2の配線の配線抵抗、配線長および配線幅と等しく、
    前記複数の走査線と、前記複数のデータ線と、前記複数の画素電極と、前記複数の画素スイッチング素子と、複数の実装端子とが、同一基板上に形成されてなり、前記第1の基準電位電源回路は、前記複数の実装端子の一部である第1の実装端子に接続されてなり、前記コモン電源回路は、前記複数の実装端子の一部である第2の実装端子に接続されてなり、
    前記第1の実装端子と前記第2の実装端子は、端子面積が等しい、ことを特徴とする液晶装置。
  2. 請求項1に記載の液晶装置において、
    前記液晶装置を駆動する駆動回路に各信号源および電源を配線する配線幅の中で、前記第1の配線の配線幅および前記第2の配線の配線幅は、他の配線の配線幅よりも大きい、ことを特徴とする液晶装置。
  3. 請求項1または2に記載の液晶装置において、
    前記第1の実装端子と前記第2の実装端子は、構成する端子数が等しい、ことを特徴とする液晶装置。
  4. 請求項1からのいずれか一項に記載の液晶装置において、
    前記複数の実装端子において、前記第1の実装端子および前記第2の実装端子は、他の信号および電源の実装端子に比べて端子数が多いまたは端子面積が大きい、ことを特徴とする液晶装置。
  5. 請求項1からのいずれか一項に記載の液晶装置において、
    前記コモン電源回路には、出力反転されるコモン反転タイミングにおいて一定の電位である第2の基準電位を出力する第2の基準電位電源回路が前記複数のデータ線に低インピーダンスで接続されてなる、ことを特徴とする液晶装置。
  6. 複数の走査線と、
    前記複数の走査線に交差して配置される複数のデータ線と、
    前記データ線と前記走査線の交差に対応して配置された複数の画素スイッチング素子と、
    前記複数の画素スイッチング素子に対応して配置された複数の画素電極と、
    前記画素電極と対向して容量を形成するコモン電極と、
    前記コモン電極に接続されて一定期間で出力電位が比較的高い電位と比較的低い電位の間で反転する矩形波信号を出力するコモン電源回路と、
    前記走査線に非選択電位を供給する第1の基準電位電源回路と、
    前記コモン電源回路から矩形波信号が供給されるコモン電位端子と前記コモン電極とを電気的に接続するコモン電位配線と、
    前記第1の基準電位電源回路から非選択電位が供給される電源端子と前記走査線を駆動する走査線駆動回路とを電気的に接続する電源配線と
    前記データ線にプリチャージ電位を供給するプリチャージ電位電源回路と、
    前記プリチャージ電位電源回路からプリチャージ電位が供給されるプリチージ電位端子と前記データ線に接続されるデータ線プリチャージ回路とを接続するプリチャージ電位配線とを備え、
    前記複数の走査線と、前記複数のデータ線と、前記複数の画素電極と、前記複数の画素スイッチング素子と、前記コモン電位端子と、前記電源端子と、前記プリチージ電位端子とが、同一基板上に形成されてなり、
    前記コモン電位配線の配線抵抗、前記電源配線の配線抵抗、プリチャージ配線電位配線の配線抵抗、前記コモン電位端子の実装抵抗、前記電源端子の実装抵抗およびプリチャージ電位端子の実装抵抗を、それぞれ、Rl1、Rl2、Rl4、Rin1、Rin2およびRin4とすると、1/Rl1+1/Rl4=1/Rl2、かつ、1/Rin1+1/Rin4=1/Rin2であって、
    前記電源配線の配線抵抗は、前記コモン電位配線の配線抵抗と等しく
    前記電源配線と前記プリチャージ電位配線の配線幅の和は、前記コモン電位配線の配線幅と等しい、ことを特徴とする液晶装置。
  7. 請求項1からのいずれか一項に記載の液晶装置を備えた電子機器。
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