JP4431770B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技球を貯留し底面部に遊技球を抜き取る球抜き穴が形成された受け皿と、該受け皿の下側に配設されて前記球抜き穴を開閉する開閉装置とを備え、該開閉装置は、前記受け皿の底面部下方に配されて前記球抜き穴を開閉可能な開閉部材と、該開閉部材を閉鎖方向へ付勢する付勢手段とを有して成る球貯留皿を設けた遊技機に関する。
従来、この種の遊技機における球貯留皿としては、球貯留皿の底壁であり、かつ球抜き穴の傍に円穴を穿設し、円穴は開閉部材が球抜き穴を閉じる閉鎖位置にある時、球貯留皿内の遊技球が落入しないように塞がれており、開閉部材が球抜き穴を開放する位置に摺動されると開口して、球貯留皿内の遊技球が落入し得るようになっており、円穴に落入する遊技球を介して開閉部材を球抜き穴を開放する位置に停止保持させるようにした球貯留皿が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、球貯留皿の開閉部材が開放状態にある時、この開閉部材に設ける被係合部の位置に対応させた係止手段を備え、常には該係止手段をバネ力若しくは自重によって被係合部の位置から離反せしめる一方、前記球抜き穴の下方に玉箱を臨ませた時には、玉箱によって係止手段を押圧し開閉部材の被係合部との係合を可能にして、開閉部材を開放状態に維持できるようにした球貯留皿も知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特許第2957379号公報 特許第2640833号公報
しかしながら、前述したような何れの特許文献1,2に記載の球貯留皿においても、球抜き機構内へのコイン等の異物混入防止の対策をとっていなかったため、球抜き機構内に異物が混入して故障を起こしかねないという虞もあった。
本発明は、以上のような従来技術が有する問題点に着目してなされたものであり、球貯留皿においてコイン等の異物混入防止の対策をとることにより故障の要因を取り除くことができる遊技機を提供することを目的としている。
前述した目的を達成するための本発明の要旨とするところは、以下のの発明に存する。
[1]遊技球を貯留し底面部(12)に遊技球を抜き取る球抜き穴(13)が形成された受け皿(11)と、該受け皿(11)の下側に配設されて前記球抜き穴(13)を開閉する開閉装置(20)とを備え、該開閉装置(20)は、前記受け皿(11)の底面部(12)下方に配されて前記球抜き穴(13)を開閉可能な開閉部材(21)と、該開閉部材(21)を閉鎖方向へ付勢する付勢手段(40)とを有して成る球貯留皿(10)を設けた遊技機(1)において、
前記開閉部材(21)が開放位置にある時に前記球抜き穴(13)に連通する開口部(32)が形成され、
前記開閉部材(21)にて前記開口部(32)に位置する裏面側に、該裏面側と前記開口部(32)との隙間からの異物混入を防ぐための障壁部(29)を設けたことを特徴とする遊技機(1)。
前記本発明は、次のように作用する。
前記[1]に記載の遊技機(1)の球貯留皿(10)によれば、受け皿(11)に貯留された遊技球を抜き取るには、開閉装置(20)の開閉部材(21)によって、通常は閉鎖されている受け皿(11)の底面部(12)にある球抜き穴(13)を付勢手段(40)の付勢力に抗して開放すれば良い。
前記開閉部材(21)が開放位置にある時に前記球抜き穴(13)に連通する開口部(32)が形成されており、開閉部材(21)にて開口部(32)に位置する裏面側に、該裏面側と開口部(32)との隙間からの異物混入を防ぐための障壁部(29)を設けたことにより、開口部(32)の裏面側よりコイン等の異物が混入することを防止することができる。
本発明に係る遊技機によれば、球貯留皿においてコイン等の異物混入防止の対策をとることにより、故障の要因を取り除くことができる。
以下、図面に基づき、本発明を代表する実施の形態を説明する。
図1〜図10は、本発明の実施の形態に係る遊技機1を示している。
図1は、本実施の形態に係る球貯留皿10を分解して示す斜視図であり、図2は、球貯留皿10を装備した遊技機1の正面図であり、図3は、球貯留皿10を分解して別の角度から示す斜視図である。
本実施の形態に係る球貯留皿10は、図2に示すように、遊技機1の正面下部に配設される下受け皿11に構成されるものである。ここで遊技機1は、発射された遊技球が移動し遊技を進行させるための各種入賞口等が配された遊技領域を形成する遊技盤2と、遊技領域の前面側を覆うガラス板3が固定され周囲に装飾ランプ・LEDやスピーカー等を取り付けたガラス枠4等を有している。
ガラス枠4の下方には、遊技球を貯留するための上受け皿5と、該上受け皿5から溢れた遊技球を受け入れる下受け皿11と、遊技者が遊技球の発射操作を行うためのハンドル6等が設けられている。ハンドル6の操作により発射された遊技球が遊技領域上の各種入賞口に入賞すると、各入賞口毎に割り当てられた所定数の賞球が前記上受け皿5に払い出される。なお、球貯留皿10は、その下受け皿11の開口と後述のノブ25だけ外部に露出する状態で、遊技機1の正面下部に装着されている外カバー体7により覆われている。
本発明の根幹を成す球貯留皿10は、図1,図3に示すように、遊技球を貯留し底面部12に遊技球を抜き取る球抜き穴13が形成された前記下受け皿(受け皿)11と、該下受け皿11の下側に配設されて前記球抜き穴13を開閉する開閉装置20とを備えている。開閉装置20は、下受け皿11の底面部12下方に配されて球抜き穴13を開閉可能な開閉部材21と、該開閉部材21を開閉方向へ摺動自在に収納すると共に、該開閉部材21が開放位置にある時に前記球抜き穴13に連通する開口部32が形成された収納部材30と、該収納部材30内にて開閉部材21を閉鎖方向へ付勢する付勢手段であるコイルばね40とを有して成る。
下受け皿11の底面部12の下方裏面側には、図7,図8に示すように、開閉部材21の開閉方向(図中で左右方向に一致。)に延びて、該開閉部材21の上部が摺接しつつ案内されるガイド部材14が設けられている。ガイド部材14は、図8に示すように、互いに平行に直線状に並んで延びるように突設されたリブから成る。各リブ状のガイド部材14は、図7に示すように、それぞれ開閉部材21の閉鎖方向に位置する始端側(図中で右端)から開放方向に位置する終端側(図中で左端)にかけて漸次上方へと傾斜し、終端側には、摺接する開閉部材21の開放方向上部を上方より下方へと誘導するように湾曲したアール部14aが形成されている。
収納部材30は、図1,図3に示すように、上面側が開口した箱枠状に形成されており、その側面周囲に、前記下受け皿11の底面部12の下方裏面側に取り付けるためのネジ止め部31が複数設けられている。収納部材30は、開閉部材21を収納した状態で、各ネジ止め部31を介して前記下受け皿11の底面部12の下方裏面側にネジ止めされ、前記球抜き穴13の下方に重なる位置には、該球抜き穴13に合致して連通する開口部32が形成されている。なお、収納部材30の開放方向における前壁上端には、前記ガイド部材14が嵌合する取り付け時の位置決め用溝37が一対設けられている。
開閉部材21は、図1,図3に示すように、前記収納部材30内にて開閉方向に移動可能に収められ、前記球抜き穴13と開口部32との間に介在する上面部21aを有している。上面部21aは、図4(a)に示す閉鎖位置にある時は、球抜き穴13および開口部32に重なり塞いだ状態となり、図4(c)に示す開放位置にある時は、球抜き穴13および開口部32に重ならずに開いた状態となる。
図3に示すように、開閉部材21の開放方向における上面部21aの下方裏側には、コイルばね40の一端を内嵌させる溝形の凹部22が形成されており、一方、収納部材30の同じく開放方向における前壁内側には、コイルばね40の一端を外嵌させるピン部33が形成されている。凹部22とピン部33との間に縮設するコイルばね40によって、開閉部材21は、閉鎖位置に通常は維持されるように付勢されている。
図3,図7に示すように、開閉部材21の開放方向における前壁下端(下部)の両側には、それぞれ下向きの突出部23,23が一対設けられている。一方、収納部材30の同じく開放方向における底面の両側には、前記各突出部23がそれぞれ摺接しつつ開放方向に向かって少なくとも途中までは上方に案内される傾斜部34が設けられている。詳しく言えば傾斜部34は、漸次上方へ傾斜する登り傾斜面34aと、その最大高さ位置より僅かに下方へ傾斜する降り傾斜面34bとから成る。また、傾斜部34の末端側である降り傾斜面34bの先には、下方へほぼ鉛直に凹む段部35が形成されている。
図7に示すように、開閉部材21をコイルばね40の付勢力に抗して開放方向に移動させると、前記突出部23が前記傾斜部34に摺接しつつ案内されると共に、開閉部材21全体がガイド部材14に沿って案内された後、前記突出部23が前記段部35に落ち込み係合することにより、開閉部材21がコイルばね40の付勢力に抗して開放位置に保持されるように設定されている。
さらに、図1,図3,図7に示すように、開閉部材21の開放方向における前壁上端の略中央には、下向きのフック状に突出する係止部24が設けられている。一方、収納部材30の同じく開放方向における前壁上端には、前記係止部24が係脱可能な被係合部36が設けられている。詳しく言えば係止部24には、そのフック形状の内側に補強用リブ24aが形成されており、被係合部36には、係止部24が係合する時に補強用リブ24aを回避するための凹溝36bが略中央に形成されている。
図7に示すように、開閉部材21をコイルばね40の付勢力に抗して開放方向に移動させると、前記突出部23が前記傾斜部34に摺接しつつ案内されると共に、開閉部材21全体がガイド部材14に沿って案内された後、前述した突出部23と段部35との係合とは別に、前記係止部24が前記被係合部36に係合することにより、なおさら確実に開閉部材21がコイルばね40の付勢力に抗して開放位置に保持されるように設定されている。また、被係合部36には、係止部24を離脱させる方向へ案内するための傾斜36aが設けられている。
開閉部材21の正面方向の側壁外側には、図1,図3に示すように、収納部材30の外側まで延出して外部からの操作力を受け入れるノブ25が設けられている。ノブ25は、開閉部材21の開閉方向、および開閉部材21が開放位置に保持された状態から離脱する係合解除方向である上方へと移動可能に配されている。ここで開閉部材21は、収納部材30に収納された状態で、収納部材30と下受け皿11の底面部12との間の空隙を利用して、ある程度上下方向へも移動可能に配されており、開放位置に保持されている開閉部材21を、ノブ25を介して係合解除方向である上方へと移動させることで、前述した突出部23と段部35との係合、および係止部24と被係合部36との係合が、ぞれぞれ同期して解除されるように設定されている。
詳しく言えばノブ25は、図1,図3に示すように、左右方向の幅が長く高さ方向に厚みのある操作部26と、該操作部26の後面側より折曲して前記上面部21aの側壁上端縁に連なる連結部27とから成る。操作部26にて、閉鎖方向の一端側に中央寄りに傾斜した傾斜面26aが形成され、開放方向の他端側は略中央付近まで緩やかに湾曲した湾曲面26bが形成され、傾斜面26aと湾曲面26bとの間には湾曲して凹む指宛面26cが形成されている。傾斜面26a、湾曲面26b、指宛面26cは、何れも指を掛けやすくするための形状である。また、操作部26は、係合解除方向である上方へと持ち上げ操作する際に指を掛けやすいように前後方向にも所定幅を有している。
図7に示すように、開閉部材21の下部のうち、前記突出部23が前記傾斜部34の最大高さ位置に乗り上げた時(図7(b)参照)に収納部材30の底面側に当接する部位、すなわち収納部材30両側壁の閉鎖方向における下端には、重なり高さを減じるための傾斜28が設けられている。
図9に示すように、開閉部材21にて前記収納部材30の開口部32に位置する上面部21a裏面側には、該裏面側と前記開口部32との隙間からコイン等の異物混入を防ぐための障壁部29が設けられている。詳しく言えば障壁部29は、開口部32の直径方向かつ開閉部材21の開閉方向に直線状に延びるリブから成る。開口部32の存在により、閉鎖位置にある上面部21aの裏面側にコイン等の扁平形状の異物が重なるように沿うことができず、上面部21aの裏面側と開口部32の周縁との隙間に侵入しないように設定されている。なお、図示省略したが開口部32の周縁には、開閉部材21の開閉時に障壁部29を挿通させるための細幅状の凹溝が形成されている。
また、図8に示すように、収納部材30の上端縁(上部)にて開口部32の周辺には、前記球抜き穴13と開口部32との隙間からの異物混入を防ぐための障壁部38が設けられている。詳しく言えば障壁部38は、開口部32の周囲を囲む収納部材30の上端縁のうち、後壁上端縁の上にさらに突設したフランジ状の障壁部38aと、両側壁上端縁の上にさらに突設したフランジ状の障壁部38b,38cとから成る。障壁部38の存在により、開閉部材21が開放位置にある時に球抜き穴13と開口部32との隙間から、該障壁部38を越えて内部までコイン等の扁平形状の異物が侵入できないように設定されている。
さらに、障壁部38aと障壁部38bとの間にある前記ネジ止め部31、および障壁部38bと障壁部38cとの間にある前記ネジ止め部31も、それぞれ障壁部38と同様に、前記球抜き穴13と開口部32との隙間からの異物混入を防ぐための障壁部としての役割を果たすものとなっている。
以下、本実施の形態に係る球貯留皿10の作用について説明する。
開閉部材21にあるノブ25に対して何ら操作を行わない通常時には、図5〜図7の各(a)に示すように、開閉部材21は、コイルばね40の付勢力により下受け皿11の球抜き穴13を塞ぐ閉鎖位置に保持されている。かかる状態では、下受け皿11に遊技球を貯留することができる。下受け皿11に貯留されている遊技球を抜き取るには、開閉部材21により閉鎖されている下受け皿11の球抜き穴13を開放すれば良い。
図4(a)〜(c)に示すように、ノブ25における操作部26の傾斜面26aないし指宛面26cに指を掛け、ノブ25を介して開閉部材21を開放方向(図中で左方向)へ押す操作を行うと、開閉部材21は、コイルばね40の付勢力に抗して開放方向に移動する。この時、図7(a)〜(c)に示すように、開閉部材21の下部にある突出部23が収納部材30の底面側にある傾斜部34に摺接しつつ案内され、かつ開閉部材21全体が、下受け皿11の底面部12の下方裏面側にあるガイド部材14に沿って案内される。
この時、開閉部材21の突出部23が収納部材30の傾斜部34に摺接し、かつ開閉部材21の上部がガイド部材14に摺接することで、開閉部材21は開放方向に案内されつつ前端側が漸次上方へと移動し、開閉部材21の係止部24の下端が、収納部材30の被係合部36の上端を乗り越えた後、ガイド部材14の終端側にあるアール部14aに沿うことにより、開閉部材21の前端側が今度は逆に上方から下方へと誘導されて開放位置に至る。
このように開閉部材21が開放方向に案内された後、図7(d)に示すように、開放位置に到達すると、当該移動に伴って開閉部材21の突出部23が収納部材30の傾斜部34の末端側にある段部35に落ち込み係合することで、開閉部材21がコイルばね40の付勢力に抗して開放位置に保持される。
しかも、図7(d)に示すように、開放位置に到達した時点で、前述した突出部23と段部35との係合とは別に、開閉部材21にある係止部24が収納部材30にある被係合部36に係合することにより、開閉部材21がずれて移動することがなく、確実に開放位置に保持することができる。かかる状態では、下受け皿11の球抜き穴13と収納部材30の開口部32とが連通し、下受け皿11に貯留されている遊技球を抜き取ることができる。なお、抜き取った遊技球は、図10において遊技機島100の天板101に載置している玉箱102に導入される。
その後、再び下受け皿11の球抜き穴13を閉鎖するためには、例えば図4(c)において、ノブ25の操作部26を係合解除方向である上方へ持ち上げる操作を行えば良い。ノブ25を介して開閉装置20が上方へ移動すると、突出部23が段部35から上方へ離脱すると共に、係止部24も被係合部36から上方へ離脱する。特に被係合部36には、係止部24を離脱させる方向へ案内するための傾斜36aがあるので、無理な力を必要とせずに係止部24を被係合部36から離脱させることができる。
このように開閉部材21と収納部材30との係合関係が解除されると、コイルばね40の付勢力により開閉部材21は今度は閉鎖方向へ、突出部23が傾斜部34に摺接しつつ案内され、かつ開閉部材21全体がガイド部材14に沿って案内され、元の閉鎖位置に戻るようになっている。これにより再び、下受け皿11に遊技球を貯留することができる状態となる。
また、本実施の形態に係る球貯留皿10によれば、図7に示すように、開閉部材21の下部のうち、突出部23が傾斜部34の最大高さ位置に乗り上げた時(図7(b)参照)に収納部材30の底面側に当接する部位、すなわち収納部材30両側壁の閉鎖方向における下端に、ガイド部材14とは逆方向に傾斜する傾斜28を設けたので、開閉部材21を移動させる際、開閉部材21がガイド部材14の傾斜と同じ方向に傾斜する。
これにより、開閉装置20と収納部材30との重なり高さを極力減らすことができ、開閉部材21と下受け皿11(ガイド部材14)との間のスペースを大きくとる必要がなくなり、図10において、遊技機島100の天板101と下受け皿11(球貯留皿10)との間に十分な高さ方向のスペースを確保することができる。従って、天板101上に玉箱102を無理なく置くことが可能となる。
また、図8に示すように、収納部材30の上端縁(上部)にて開口部32の周辺には、障壁部38a,38b,38cが突設されているので、開口部32が開放位置にある時に球抜き穴13と開口部32よりコイン等の異物を混入しようとしても、障壁部38a,38b,38cに接触し、球貯留皿10内部へのコイン等の異物の混入を防止することができる。また、障壁部38aと障壁部38bとの間にある前記ネジ止め部31、および障壁部38bと障壁部38cとの間にある前記ネジ止め部31も、それぞれ障壁部38と同様に、球抜き穴13と開口部32との隙間からの異物混入を防ぐ役割を果たしている。
さらに、図9に示すように、開閉部材21にて開口部32に位置する裏面側に、該裏面側と開口部32との隙間からの異物混入を防ぐための障壁部29を設けたことにより、閉鎖位置にある上面部21aの裏面側にコイン等の扁平形状の異物が重なるように沿うことができず、上面部21aの裏面側と開口部32の周縁との隙間からコイン等の異物が混入することを防止することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば、前記実施の形態では、開閉部材21を閉鎖位置に保持するための構成として、突出部23と段部35との係合関係と、係止部24と被係合部36との係合関係の2つを備えるようにしているが、他に例えば、突出部23と段部35との係合関係だけ、あるいは係止部24と被係合部36との係合関係だけを備えるように構成しても良い。
本発明の実施の形態に係る球貯留皿を分解して示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る球貯留皿を装備した遊技機を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る球貯留皿を分解して別の角度から示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る球貯留皿において、開閉部材が閉鎖位置から開放位置に移動する状態を説明する斜視図である。 本発明の実施の形態に係る球貯留皿において、開閉部材が閉鎖位置から開放位置に移動する状態を説明する平面図である。 本発明の実施の形態に係る球貯留皿の開閉装置において、開閉部材が閉鎖位置から開放位置に移動する状態を説明する裏面図である。 本発明の実施の形態に係る球貯留皿において、開閉部材が閉鎖位置から開放位置に移動する状態を説明する縦断面図である。 本発明の実施の形態に係る球貯留皿において、収納部材にある障壁部により、球抜き穴と開口部との隙間からコイン等の異物が侵入できない様子を示す作用説明図である。 本発明の実施の形態に係る球貯留皿の開閉装置において、開閉部材にある障壁部により、開閉部材の裏面側と開口部との隙間からコイン等の異物が侵入できない様子を示す作用説明図である。 本発明の実施の形態に係る球貯留皿を装備した遊技機を含む遊技機島を示す縦断面図である。
符号の説明
1…遊技機
2…遊技盤
3…ガラス板
4…ガラス枠
5…上受け皿
6…ハンドル
7…外カバー体
10…球貯留皿
11…下受け皿
12…底面部
13…球抜き穴
14…ガイド部材
14a…アール部
20…開閉装置
21…開閉部材
21a…上面部
22…凹部
23…突出部
24…係止部
24a…補強用リブ
25…ノブ
26…操作部
26a…傾斜面
26b…湾曲面
26c…指宛面
27…連結部
28…傾斜
29…障壁部
30…収納部材
31…ネジ止め部
32…開口部
33…ピン部
34…傾斜部
35…段部
36…被係合部
36a…傾斜
36b…凹溝
37…位置決め用溝
38…障壁部
40…コイルばね
100…遊技機島
101…天板
102…玉箱

Claims (1)

  1. 遊技球を貯留し底面部に遊技球を抜き取る球抜き穴が形成された受け皿と、該受け皿の下側に配設されて前記球抜き穴を開閉する開閉装置とを備え、該開閉装置は、前記受け皿の底面部下方に配されて前記球抜き穴を開閉可能な開閉部材と、該開閉部材を閉鎖方向へ付勢する付勢手段とを有して成る球貯留皿を設けた遊技機において、
    前記開閉部材が開放位置にある時に前記球抜き穴に連通する開口部が形成され、
    前記開閉部材にて前記開口部に位置する裏面側に、該裏面側と前記開口部との隙間からの異物混入を防ぐための障壁部を設けたことを特徴とする遊技機。
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