JP4431007B2 - ウッド型ゴルフクラブセット及びその設計方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ウッド型ゴルフクラブセット及びその設計方法に関するものである。
ゴルフクラブセットにおいては、各番手の役割に応じた最適のシャフトとするために、番手別にシャフト設計を行う技術が提案されている。
例えば特許文献1では、FRP(繊維強化プラスチック)シャフトにおいて、キックポイント調整用部材の長さを、番手の小さい長いクラブから番手の大きい短いクラブになるに従い順次長くして、番手が大きく(シャフトが短く)なるに従いシャフトの調子を手元調子としたゴルフクラブセットが提案されている。
また、特許文献2では、シャフトの剛性分布を番手ごとに設計し、番手が大きく(シャフトが短く)なるほど手元調子となるようにされたゴルフクラブ用シャフトセットが提案されている。
実開昭61−185460号公報(請求の範囲1、第2図) 特開平10−225537号公報(段落番号0009)
上記従来技術には、下記の問題点があった。
第1に、剛性分布や調子の評価がシャフト単体として行われていたため、実際にゴルフクラブに装着された場合の評価と必ずしも一致していなかった。ゴルフクラブを組み立てる際には、所望のクラブ長さに適合させるためにシャフトカットを行うが、シャフトカットの方法としては、シャフトの先端側(チップ側)をカットする先端カット、シャフトの後端側(バット側)をカットする後端カット、及び、シャフトの先端側及び後端側のいずれもカットする方法がある。更に、シャフトの先端側及び後端側のいずれをもカットする場合には、先端カット長さと後端カット長さの配分比率設定において自由度がある。よって、同一のシャフトで同一長さのゴルフクラブを製作する場合であっても、シャフトカットの方法として上記のうちいずれを選択するかによって、クラブに装着された状態におけるシャフトの剛性分布は異なってくる。しかしながら、従来における剛性分布や調子の評価は、ゴルフクラブ装着状態における評価では無かったため、実際にクラブとして使用される際におけるシャフト挙動を正確に反映したものとはなっていなかった。
第2に、上記従来技術の発明は、基本的にはアイアン型ゴルフクラブセットを念頭においてなされたものであり、ロングアイアン(低番手のアイアン)では飛距離を増大させ、ショートアイアン(高番手のアイアン)では方向性を高めるという作用効果を得ることを目的としている(例えば特許文献2の段落番号0009参照)。しかしながら、ウッド型ゴルフクラブセットの場合には、アイアン型ゴルフクラブセットとは異なる事情があり、上記従来技術ではこの点が考慮されていなかった。
第3に、特に近年、ウッド型ゴルフクラブセットの役割に変化がみられ、ロングアイアンやミドルアイアンの代わりにウッド型ゴルフクラブを使用し、このウッド型ゴルフクラブでグリーン(ピン)を狙うゴルファーが多くなってきた。その背景には、特に近年ウッド型ゴルフクラブのヘッドが大型化したこともあって、ウッド型ヘッドの慣性モーメントが大きくなってスイートエリアが広くなるとともに、重心深度が深くなって打球が上がりやすくなり、グリーンを直接狙うクラブとしてもアイアンクラブに比してメリットが大きくなったことが挙げられる。このため、ウッド型ゴルフクラブセットを構成する各番手に求められる役割も変化してきているが、従来技術ではこのような点は全く考慮していなかった。
本発明は、かかる状況に鑑みなされたものであり、ゴルフクラブに装着された状態におけるシャフト評価値を用いることにより、クラブとして使用された状態におけるシャフト挙動が正確に反映されて設計され、且つ、各番手に要求される機能を満たしうるウッド型ゴルフクラブセット及びその設計方法を提供することを目的とする。
本発明のウッド型ゴルフクラブセットは、最低番手のクラブ長さ(mm)をY1とし、最高番手のクラブ長さ(mm)をYn(nは2以上の整数)とし、低番手のクラブから順にクラブ長さ(mm)をY1、Y2、・・・、Yn(nは2以上の整数)としたとき、Y1≧Y2≧・・・≧Yn及びY1>Ynの関係式を満たすウッド型ゴルフクラブセットにおいて、
クラブフレックスの測定値から求められる各番手の調子率(%)は、最低番手のクラブの調子率(%)をX1とし、最高番手のクラブの調子率(%)をXnとし、低番手のクラブから順に調子率(%)をX1、X2、・・・、Xn(nは2以上の整数)としたとき、X1≦X2≦・・・≦Xn及びX1<Xnの関係式を満たしており、
セット本数nが奇数の場合は、前記X1、X2、・・・、Xnの順のうち先頭から〔(n/2)+0.5〕番目に位置する調子率のことであり、セット本数nが偶数の場合は、先頭から(n/2)番目の調子率と、先頭から〔(n/2)+1〕番目に位置する調子率との平均値である中間番手の調子率Xmが、46〜53%であり、且つ、
X1が44〜50%であり、Xnが50〜54.5%である
ことを特徴とする。
クラブフレックスの測定値から調子率を求めているので、シャフト単体の調子率を規定する場合と異なり、ゴルフクラブとして使用される際におけるシャフト挙動が正確に反映された調子率となっている。そして、上記のような調子率の設定とすることにより、ウッド型ゴルフクラブセット(以下、単にセットともいう)内において、高番手側では調子率を比較的高くすることでグリーン等のターゲットを狙うのに適した高弾道を得ることができ、低番手側では調子率を比較的低くすることで飛距離をも重視した適度な高さの弾道を得ることができる。
なお、調子率(%)は、次の計算式、
100×(逆式クラブフレックス)/(順式クラブフレックス+逆式クラブフレックス)
により求められる。
上記ウッド型ゴルフクラブセットにおいては、(Xn−X1)/(Y1−Yn)の値を0.02以上で且つ0.06以下とするのが好ましい。0.02未満ではセット内における調子率の変化が少なすぎる傾向となり、特に高番手ウッドクラブの調子率が低すぎて硬く感じる場合がある。また0.06より大きいと、セット内における調子率の変化が大きすぎる傾向となり、特に高番手ウッドクラブの調子率が高すぎてフェースの向きが安定せず打球方向性が悪くなる場合がある。
上記ウッド型ゴルフクラブセットにおいては、最低番手の調子率X1が44〜50%であり、最高番手の調子率Xnが50〜54.5%である。その理由は、低番手側クラブ及び高番手側クラブのそれぞれの機能を考慮すると次の通りである。
まず、X1が44%未満であるとクラブのヘッド側が硬くなりすぎて、当該番手に要求される弾道よりも低くなる場合がある。よってX1は45%以上が更に好ましく、46%以上が特に好ましい。X1が50%を超える場合、クラブのヘッド側が柔らかくなりすぎて、当該番手に要求される弾道高さのメリットよりもボールの打ち出し方向のバラツキのデメリットが顕在化する場合がある。よってX1は49%以下が更に好ましく、48%以下が特に好ましい。
そして、Xnが50%未満であるとクラブのヘッド側が硬くなりすぎて、当該番手に要求される弾道よりも低くなる場合がある。よってXnは50.5%以上が更に好ましく、51%以上が特に好ましい。Xnが54.5%を超える場合、クラブのヘッド側が柔らかくなりすぎて、当該番手に要求される弾道高さのメリットよりもボールの打ち出し方向のバラツキのデメリットが顕在化する場合がある。よってXnは54%以下が更に好ましく、53.5%以下が特に好ましい。
また、全ての番手のクラブ長さが1003mm以上で且つ1220mm以下の範囲とされているのが好ましい。1003mmより短いとヘッドスピードが低くなり飛距離が低下する傾向となり、1220mmより長いと打点のバラツキが大きくなる傾向となる。
また、本発明におけるウッド型ゴルフクラブセットの設計方法は、最低番手のクラブ長さ(mm)をY1とし、最高番手のクラブ長さ(mm)をYn(nは2以上の整数)とし、低番手のクラブから順にクラブ長さ(mm)をY1、Y2、・・・、Yn(nは2以上の整数)としたとき、Y1≧Y2≧・・・≧Yn及びY1>Ynの関係式を満たすウッド型ゴルフクラブセットの設計方法であって、
クラブフレックスの測定値から求められる各番手の調子率(%)を、最低番手のクラブの調子率(%)をX1とし、最高番手のクラブの調子率(%)をXnとし、低番手のクラブから順に調子率(%)をX1、X2、・・・、Xn(nは2以上の整数)としたとき、X1≦X2≦・・・≦Xn及びX1<Xnの関係式を満たし、
セット本数nが奇数の場合は、前記X1、X2、・・・、Xnの順のうち先頭から〔(n/2)+0.5〕番目に位置する調子率のことであり、セット本数nが偶数の場合は、先頭から(n/2)番目の調子率と、先頭から〔(n/2)+1〕番目に位置する調子率との平均値である中間番手の調子率Xmを、46〜53%とし、且つ、
X1が44〜50%となり、Xnが50〜54.5%となる
ように設定することを特徴とするものである。
クラブフレックスの測定値に基づく調子率を用い、かつ高番手側の調子率を比較的高くしたので、クラブとして使用された状態におけるシャフト挙動が正確に反映されて設計され、且つ各番手に要求される機能を満たしうるウッド型ゴルフクラブセット及びその設計方法を提供することができる。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるウッド型ゴルフクラブセット10の全体図である。本実施形態では、5本のウッド型クラブからなるセットとなっている。
なお、本発明において、セット10を構成するウッド型ゴルフクラブの本数(セット本数)は特に限定されず、2本以上であればよいが、好ましくは3本以上がよい。本発明はセット内における各番手の役割を考慮したものであるから、セット本数は2本よりも3本以上のほうが効果的である。ただし、アイアンクラブをも含めたゴルフクラブセットの総本数にはルール上制約があり(14本以下)、ウッド型ゴルフクラブが多すぎるとアイアンクラブの本数が過度に制約されることになるので、ウッド型ゴルフクラブセットのセット本数としては7本以下が好ましい。
ウッド型ゴルフクラブセット10を構成する5本のウッド型ゴルフクラブは、それぞれ低番手から順にW#1(ドライバー)、W#3(3番ウッド又はスプーン)、W#4(4番ウッド又はバフィー)、W#5(5番ウッド又はクリーク)、W#7(7番ウッド)である。各クラブは、シャフト2と、このシャフト2の一端(チップ側端)に装着されたウッド型ゴルフクラブヘッド(以下単にヘッドともいう)1と、シャフト2の他端(バット側端)に装着されたグリップ11とを有している。
なお、一般的には、ウッド型ゴルフクラブセットに用いられる各番手の名称としては、上記の他、W#2(2番ウッド又はブラッシー)、W#11(11番ウッド)等がある。
ウッド型ゴルフクラブセット10は、最低番手であるW#1のクラブ長さ(mm)をY1とし、W#3のクラブ長さ(mm)をY2とし、W#4のクラブ長さ(mm)をY3とし、W#5のクラブ長さ(mm)をY4とし、最高番手であるW#7のクラブ長さ(mm)をY5とすると、Y1≧Y2≧Y3≧Y4≧Y5及びY1>Y5の関係式を満たしており、更には、Y1>Y2>Y3>Y4>Y5の関係を満たしている。
更にウッド型ゴルフクラブセット10は、高番手となるにつれてリアルロフト(度)が大きくなっている。具体的には、最低番手であるW#1のリアルロフト(度)をθ1とし、W#3のリアルロフト(度)をθ2とし、W#4のリアルロフト(度)をθ3とし、W#5のリアルロフト(度)をθ4とし、最高番手であるW#7のリアルロフト(度)をθ5とすると、θ1<θ2<θ3<θ4<θ5の関係を満たしている。
また、ヘッド体積は、最低番手であるW#1が最も大きく、高番手となるにつれて小さくされている。なお、ヘッド1の材質は特に限定されず、例えば、各種金属材料の他、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)等の繊維強化プラスチックを用いることができ、特にチタン、チタン合金、ステンレス、ステンレス合金、アルミニウム合金、マグネシウム合金等を含む一種類又は複数種類の材料が好適に用いられる。またシャフトの材質としては、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)や金属等が用いられるが、剛性分布の設計自由度が高いCFRP(炭素繊維強化プラスチック)シャフトが好ましい。
なお、例えば以下の名称を有するウッド型ゴルフクラブセットの各番手に関し、本発明で特に好ましい各番手のクラブ長さ、ヘッド体積、リアルロフト(度)は次の表1の通りである。また、特にW#3〜W#11の各番手間では、番手数字が1つ多くなるにつれてクラブ長さを0.5インチ短くするのが通例である。
Figure 0004431007
なお、上記表1の範囲のクラブ長さ及びリアルロフトが好ましいのは、セット内の各番手に要求される飛距離や弾道高さを考慮したものである。そして、上記表1の範囲のヘッド体積が好ましいのは、W#1においては大きすぎるとヘッド作製が困難となる場合があり、また特にW#3〜W#11においては、大きすぎると芝生上のボールを打ちにくくなったり、セット内の流れの中で形状の違和感が生ずることがあるからである。またヘッド体積が小さすぎると、慣性モーメントが小さくなってスイートエリアが狭くなったり、重心深度が小さくなって打球が上がりにくくなったりする場合があるからである。そして、特にW#5〜W#11において上記下限値以上のヘッド体積を確保することにより、打球のバラツキを最小限とすることができる。
クラブフレックスの測定値から求められる各番手の調子率(%)は、最低番手であるW#1のクラブの調子率(%)をX1とし、W#3の調子率(%)をX2とし、W#4の調子率(%)をX3とし、W#5の調子率(%)をX4とし、最高番手であるW#7のクラブの調子率(%)をX5としたとき、X1≦X2≦X3≦X4≦X5及びX1<X5の関係式を満たしている。
このようなセット構成としたのは、クラブ長さが比較的短かくグリーン等のターゲットを狙う機能に対する要求が特に強い高番手側では、比較的先調子とすることにより高い弾道が得られるようにする一方、クラブ長さが比較的長く飛距離性能も重視される低番手側では比較的手元調子とすることにより、適度な高さの弾道が得られるようにしたものである。
また、ここでの調子率(%)は、シャフト単体における順式及び逆式のフレックスデータを元に計算されたものではなく、完成されたゴルフクラブの状態で測定されたクラブフレックスの測定値から計算されたものである。よって、シャフト単体の調子率を規定する場合と異なり、ゴルフクラブとして使用される際におけるシャフト挙動が正確に反映された調子率となっている。そして、上記のような調子率の設定とすることにより、ウッド型ゴルフクラブセット(以下、単にセットともいう)内において、高番手側では調子率を比較的高くすることでグリーン等のターゲットを狙うのに適した高弾道を得ることができ、低番手側では調子率を比較的低くすることで飛距離をも重視した適度な高さの弾道を得ることができる。
ウッド型ゴルフクラブセット10では、(X5−X1)/(Y1−Y5)の値が0.02以上で且つ0.06以下の範囲に設定されている。このようにしたのは、0.02未満ではセット内における調子率の変化が少なすぎる傾向となり、特に高番手ウッドクラブの調子率が低すぎて硬く感じる場合があるからである。また0.06より大きいと、セット内における調子率の変化が大きすぎる傾向となり、特に高番手ウッドクラブの調子率が高すぎてフェースの向きが安定せず打球方向性が悪くなる場合があるからである。
ウッド型ゴルフクラブセット10では、最低番手であるW#1の調子率X1は44〜50%の範囲に設定され、最高番手であるW#7の調子率X5は50〜54.5%の範囲に設定されている。このようにしたのは、X1が44%未満であるとクラブのヘッド側が硬くなりすぎて、W#1として要求される弾道の高さが得られない場合があり、50%を超えるとW#1としては打ち出し方向のバラツキが大きくなりすぎる場合があるからである。また、X5が50%未満の場合、特に高弾道が要求されるW#7において充分な高弾道が得られず、また54.5%を超えると打ち出し方向のバラツキが過大となる場合があるからである。
またウッド型ゴルフクラブセット10では、全ての番手のクラブ長さが1003mm以上で且つ1220mm以下の範囲とされている。このようにしたのは、1003mmより短いとヘッドスピードが低くなり飛距離が低下する傾向となるからであり、よって更に好ましくは1028mm以上がよい。また、1220mmより長いと打点のバラツキが大きくなる傾向となるからである。
本発明におけるクラブ長さの測定方法について説明する。
図3に示すように、平面pをクラブのライ角α通りの角度でソールに当てた状態において、シャフト軸線zを含み平面pに垂直な平面とヘッド1のヒール側外面との交線上の点のうち平面pからの距離が0.625インチの点をクラブ長さ基準点kとする。そして、このクラブ長さ基準点kとグリップ11の手元側エッジ部gとの間のシャフト軸線z方向における距離をクラブ長さLとする。
次に、クラブフレックスの測定方法について説明する。
このクラブフレックスは、シャフト単体で測定されるシャフトのフレックスと異なり、ゴルフクラブの完成品で測定される。従って、クラブに装着された状態でのシャフトのフレックス特性を示すものとなり、実際にクラブとして打球される場合におけるシャフト挙動や実打におけるフィーリングを正確に反映したデータが得られる。
クラブフレックスは、(社)日本ゴルフ用品協会のゴルフクラブフレックス計測測定基準(平成3年4月1日付け書面)に準じて測定し、測定器も(社)日本ゴルフ用品協会から購入した標準測定器を用いる。以下にこのクラブフレックス(順式及び逆式)の測定方法の概略について具体的に説明するが、以下に記載の無い部分は、前記ゴルフクラブフレックス計測測定基準に従うものとする。なお、以下の説明におけるクラブ長さ、グリップの手元側エッジ部g、クラブ長さ基準点kの意味は、いずれも上述したクラブ長さ測定法において説明した通りである。
〔順式クラブフレックス〕
順式クラブフレックスは、図2(a)に示すように、グリップ側を固定し、ヘッド側に荷重を与えて撓み量を測定するものであり、以下の手順で行う。
(1)ウッド型ゴルフクラブセットのうちW#1(ドライバー)のクラブ長さL1(mm)を測定し、(L1−1040)の値を寸法A(mm)とする。この値は、セットごとに固有の値であり、例えば、W#1が45インチ(1143mm)であれば、1143−1040=103(mm)を寸法Aとしてセット内の全てのクラブを測定する。
なお、W#1が無いウッド型ゴルフクラブセットの場合には、そのセット内で最もクラブ長さの長いクラブのクラブ長さをNg、該最長クラブの番手数字をBとしたとき、次の式(イ)により寸法A(小数点以下は四捨五入)を定める。
Ng−{1040−〔(B−1)×12.7〕}=寸法A ・・・(イ)
例えば、セット内の最長クラブがW#3で、そのクラブ長さLが1117mmの場合、寸法A(mm)は、
1117−{1040−〔(3−1)×12.7〕}=102(mm)
となる。
(2)図2(a)に示すように、2つの支点である上側支点15と下側支点16の上下方向位置を調整してシャフト軸線zを水平となるようにした上で両支点15,16を固定する。上側支点15からグリップ11の手元側エッジ部gまでの水平距離を上述した寸法A(mm)とし、上側支点15と下側支点16との水平距離は140mmとする。
(3)クラブ長さ基準点kから水平距離で40mmの位置に質量2.7kgの重りWJを吊し、クラブ長さ基準点kから水平距離で65mmの位置(重りWJの位置から水平距離でクラブ中心側に25mmの位置)に設定された撓み測定点t1における撓み量(重りWJを吊す前と後における撓み測定点t1の鉛直方向における移動距離)を測定する。なお測定に当たっては、重りWJを吊す前後のいずれにおいても、上側支点15と下側支点16との間におけるシャフト軸線zは水平状態が保たれるようにする。
〔逆式クラブフレックス〕
逆式クラブフレックスは、図2(b)に示すように、ヘッド側を固定し、グリップ側に荷重を与えて撓み量を測定するものであり、以下の手順で行う。
(1)図2(b)に示すように、2つの支点である上側支点15と下側支点16の上下方向位置を調整してシャフト軸線zを水平となるように両支点15,16を固定する。クラブは、クラブ長さ基準点kから上側支点15までの水平距離が40mmとなる位置にセットする。上側支点15と下側支点16との水平距離は140mmとする。
(2)グリップ11の手元側エッジ部gから水平距離で上記寸法A離れた位置に質量1.25kgの重りWGを吊し、この重りWGの位置から水平距離で25mmだけクラブ中心側の位置に設定された撓み測定点t2における撓み量(重りWGを吊す前と後における撓み測定点t2の鉛直方向における移動距離)を測定する。
このように測定されるクラブフレックスは、完成品のゴルフクラブを測定するものであり、更には、完成品のゴルフクラブセットの長さ体系に応じて支持位置及び荷重位置を決定して測定される。よって、このクラブフレックスに基づいて計算された調子率は、シャフト単体で測定された調子率と異なり、クラブとして使用された状態におけるシャフト挙動を正確に反映したものとなる。
本発明のウッド型ゴルフクラブセットにおける中間番手の調子率Xmは、46〜53%とするのが好ましい。46%未満の場合は、該中間番手の調子率に係るクラブにおけるシャフトのヘッド側部分が硬くなりすぎて弾道が低くなりすぎる場合がある。よって、Xmは47%以上が更に好ましく、48%以上が特に好ましい。また53%を超えると、該中間番手の調子率に係るクラブにおけるシャフトのヘッド側部分が柔らかくなりすぎて打球方向性が低下する場合がある。よって、Xmは52%以下が更に好ましく、51%以下が特に好ましい。
なお、中間番手の調子率Xm(%)とは、上述したX1≦X2≦・・・≦Xnの関係式を満たすウッド型ゴルフクラブセットの調子率を、該関係式に従ってX1、X2、・・・、Xnの順に並べたとき、ちょうど順位が中央となる調子率のことである。具体的には、セット本数nが奇数の場合は、前記X1、X2、・・・、Xnの順のうち先頭から〔(n/2)+0.5〕番目に位置する調子率のことであり、セット本数nが偶数の場合は、先頭から(n/2)番目の調子率と、先頭から〔(n/2)+1〕番目に位置する調子率との平均値のことである。
そして、Xm/(X1+Xn)の値は、0.49〜0.5とするのが好ましい。0.49より小さいと、最低番手から中間番手までの調子率変化が比較的小さく、中間番手から最高番手までの調子率変化が比較的大きいので、中間番手の調子率に係るクラブのシャフトを硬く感じる傾向となる。0.5を超えると、最低番手から中間番手までの調子率変化が比較的大きく、中間番手から最高番手までの調子率変化が比較的小さいので、中間番手の調子率に係るクラブのシャフトを柔らかく感じる傾向となる。
また本発明を適用すると、高番手ウッドが特に先調子となり、高い弾道でターゲットを狙いやすいクラブとなりうることから、グリーンを狙う機会が多く、グリーン上にキャリーし且つ止まりやすい球を打つという機能に対する要請が特に強いW#7,W#9、W#11のうち少なくとも1本のクラブを含むウッド型ゴルフクラブセットが好ましい。
前述のように、本発明に用いるシャフトの素材はCFRP(炭素繊維強化プラスチック)が特に好ましい。CFRP製シャフトの製法には、シートワインディング法、フィラメントワインディング法等があるが、シートワインディング法の場合、所定の位置に所定の長さで部分補強材を設けることが極めて容易であり、調子率(%)の設計が簡単であることから、シートワインディング法により製造されたシャフトが特に好ましい。
特にCFRP製シャフトにおいて調子率(%)を調整するには、シャフト全長のうち一部のみに設けられる部分補強材を用いたり、該部分補強材の位置や長さを適宜変更したり、該部分補強材の繊維弾性率を変更したり、部分的に研磨量を多くしたり、マンドレル(中芯)のテーパーや形状を変更したり、といった手法を適宜採用することができる。また、シャフト単体としては同一のシャフトであっても、シャフトカットの仕様を変更することにより、クラブフレックスから計算される調子率を調整することができる。
調子率(%)の調整方法の例を挙げれば、シャフトの先端(チップ側)寄りの部分の部分補強材を設けることにより、該部分補強材の無い場合に比べて調子率(%)を小さくすることができる。さらに、該先端補強材の長さを長くすれば調子率(%)は小さくなる傾向となり、逆に短くすれば調子率(%)は大きくなる傾向となる。また、該先端補強材の繊維弾性率を高くすれば調子率(%)は小さくなる傾向となり、逆に低くすれば調子率(%)は大きくなる傾向となる。さらには、部分補強材の位置をシャフトの後端(バット側)寄りとする等、補強位置を変更することによっても調子率(%)を変えることができる。
〔実施例〕
実施例及び従来例を作製して評価を行った。
全ての実施例及び全ての比較例(以下、全ての例ともいう)は、同一のヘッド及びグリップを使用し、ヘッドの材質はチタン合金とし、シャフトの材質はCFRP(炭素繊維強化プラスチック)とした。また、以下の表2に記載の仕様は全ての例において共通とした。
Figure 0004431007
従来例の仕様及び評価結果を表3に示し、実施例の評価結果を表4に示す。
Figure 0004431007
Figure 0004431007
各実施例及び従来例におけるシャフトの作製方法について説明する。
実施例1は、シートワインディング法により作製されたCFRP製シャフトを用いた。実施例1のシャフトのプリプレグ展開図は図4の通りである。図4に示すように、各プリプレグシートS1〜S9をS1、S2・・・の順(図4の上から下の順)でマンドレルに巻き付け、加熱硬化後研磨してシャフトを完成させた。具体的にシャフトの積層構成を説明すると、内層から順に、まず軸方向長さ(最大値)が200mmの第1先端補強層S1を設け、その外側に互いに繊維配向角が逆方向(±45度)とされたバイアス層S2,S3を設け、その外側に繊維配向角がシャフト長手方向に対して略90度のフープ層S4を設け、更に後端補強材として軸方向長さ(最大値)が350mmの後端補強層S5を設け、更にその外側に合計3プライのストレート層S6,S7,S8を設け、最も外側の先端寄りの位置に最大長さ250mmの第2先端補強層S9を設けた。バイアス層S2,S3及びフープ層S4以外は、繊維の配向角度は全てシャフト長手方向に対して略平行(0度)とした。又各層の巻回数は、第1先端補強層S1が先端位置で5プライ、バイアス層S2及びS3がそれぞれ先端側3プライ且つ後端側1.5プライ、フープ層S4が1プライ、後端補強層S5及びストレート層S6,S7,S8もそれぞれ1プライ、第2先端補強層S9は先端位置で6プライとした。
かかる構造を備えたシャフト単体を、所望のクラブ長さとなるようにシャフトカットして各番手に装着したが、当該シャフトカットの仕様により、クラブフレックスから測定される調子率(%)の微調整を行い、実施例1のウッド型ゴルフクラブセットを作製した。この点は、他の全ての例においても同様である。
なお、後端補強層S5及びストレート層S6,S7,S8には、東邦テナックス株式会社製のプリプレグ品名UM33(繊維の引張弾性率320GPa、引張強度5200MPa)を用い、フープ層S4及び第1及び第2先端補強層S1,S9としては、東レ株式会社製のプリプレグ品名M30S(繊維の引張弾性率294GPa、引張強度5490MPa)を用い、バイアス層S2,S3としては東邦テナックス株式会社製のプリプレグ品名UM40(繊維の引張弾性率382GPa、引張強度4900MPa)を用いた。
そして、実施例1以外の他の例に用いたシャフトは、実施例1の積層構成をベースとして作製した。まず実施例2のシャフトは、第1先端補強層S1及び第2先端補強層S9のシャフト軸線方向長さをそれぞれ実施例1より20mm短くした以外は実施例1のシャフトと同一として作製した。実施例3のシャフトは、第1先端補強層S1及び第2先端補強層S9のシャフト軸線方向長さをそれぞれ実施例2よりも20mm短くした以外は実施例1のシャフトと同一として作製した。実施例4のシャフトは、第1先端補強層S1及び第2先端補強層S9のシャフト軸線方向長さをそれぞれ実施例3よりも20mm短くした以外は実施例1のシャフトと同一として作製した。また、実施例5のシャフトは、第1先端補強層S1及び第2先端補強層S9のシャフト軸線方向長さをそれぞれ実施例1より20mm長くした以外は実施例1と同一として作製した。
表3及び表4に示すように、各例のクラブをハンディキャップ0〜15の5人のテスターにより実打テストを行い、フィーリングと打球方向性を確認した。フィーリングについては、各セット単位で打球することにより、当該セット内における他のクラブとの関連において違和感があるか否かを特に確認した。表中「○」は特にシャフト硬さの違和感を感じなかったことを示し、「△」はシャフト硬さに若干の違和感を感じたことを示し、「×」はシャフト硬さに顕著な違和感を感じたことを示す。「△」又は「×」の場合に、硬さの違和感が「硬い」か「柔らかい」かのいずれであるかを表中に記した。また、表中の「打球方向性」とは、セット内の全クラブを5人のテスターがそれぞれ3球ずつ打球した場合において、目標方向から左右へのズレ量の絶対値をセット内の全クラブにおいて平均した値により評価したものであり、「○」はズレ量の平均値が9ヤード未満のものであり、「△」はズレ量の平均値が9〜11ヤードであり、「×」やズレ量の平均値が11ヤードを超えるものである。
従来例1〜6は、セット内における調子率の関係が、前述したX1≦X2≦・・・≦Xn及びX1<Xnの関係式を満たしていない。よって、高番手側で充分な高弾道が得られなかったり、低番手側での弾道が過度に高くなりすぎたりといった弊害を生じやすいものとなっている。またフィーリングと打球方向性との総合評価も、実施例よりも比較的劣る結果となった。一方、実施例1〜5では、X1≦X2≦・・・≦Xn及びX1<Xnの関係を満たしているので、各番手の役割に見合った弾道が得られやすくなっており、またフィーリングと打球方向性との総合評価でも、比較例より優れている。
本発明の一実施形態であるウッド型ゴルフクラブセットの全体図である。 (a)は、順式クラブフレックスの測定方法を示す概略図であり、(b)は、逆式クラブフレックスの測定方法を示す概略図である。 クラブ長さの測定方法を示す図である。 実施例1のシャフトの積層構成を示すプリプレグ展開図である。
符号の説明
1 ヘッド
2 シャフト
L クラブ長さ
10 ウッド型ゴルフクラブセット

Claims (4)

  1. 最低番手のクラブ長さ(mm)をY1とし、最高番手のクラブ長さ(mm)をYn(nは2以上の整数)とし、低番手のクラブから順にクラブ長さ(mm)をY1、Y2、・・・、Yn(nは2以上の整数)としたとき、Y1≧Y2≧・・・≧Yn及びY1>Ynの関係式を満たすウッド型ゴルフクラブセットにおいて、
    クラブフレックスの測定値から求められる各番手の調子率(%)は、最低番手のクラブの調子率(%)をX1とし、最高番手のクラブの調子率(%)をXnとし、低番手のクラブから順に調子率(%)をX1、X2、・・・、Xn(nは2以上の整数)としたとき、X1≦X2≦・・・≦Xn及びX1<Xnの関係式を満たしており、
    セット本数nが奇数の場合は、前記X1、X2、・・・、Xnの順のうち先頭から〔(n/2)+0.5〕番目に位置する調子率のことであり、セット本数nが偶数の場合は、先頭から(n/2)番目の調子率と、先頭から〔(n/2)+1〕番目に位置する調子率との平均値である中間番手の調子率Xmが、46〜53%であり、且つ、
    X1が44〜50%であり、Xnが50〜54.5%である
    ことを特徴とするウッド型ゴルフクラブセット。
  2. (Xn−X1)/(Y1−Yn)の値が0.02以上で且つ0.06以下であることを特徴とする請求項1に記載のウッド型ゴルフクラブセット。
  3. 全ての番手のクラブ長さが1003mm以上で且つ1220mm以下の範囲とされている請求項1又は2に記載のウッド型ゴルフクラブセット。
  4. 最低番手のクラブ長さ(mm)をY1とし、最高番手のクラブ長さ(mm)をYn(nは2以上の整数)とし、低番手のクラブから順にクラブ長さ(mm)をY1、Y2、・・・、Yn(nは2以上の整数)としたとき、Y1≧Y2≧・・・≧Yn及びY1>Ynの関係式を満たすウッド型ゴルフクラブセットの設計方法であって、
    クラブフレックスの測定値から求められる各番手の調子率(%)を、最低番手のクラブの調子率(%)をX1とし、最高番手のクラブの調子率(%)をXnとし、低番手のクラブから順に調子率(%)をX1、X2、・・・、Xn(nは2以上の整数)としたとき、X1≦X2≦・・・≦Xn及びX1<Xnの関係式を満たし、
    セット本数nが奇数の場合は、前記X1、X2、・・・、Xnの順のうち先頭から〔(n/2)+0.5〕番目に位置する調子率のことであり、セット本数nが偶数の場合は、先頭から(n/2)番目の調子率と、先頭から〔(n/2)+1〕番目に位置する調子率との平均値である中間番手の調子率Xmを、46〜53%とし、且つ、
    X1が44〜50%となり、Xnが50〜54.5%となる
    ように設定することを特徴とするウッド型ゴルフクラブセットの設計方法。
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