JP4430461B2 - 壁パネルとマグサの連結構造 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の上階と下階とが連通した吹抜け部において、水平支持部材を介して連結された壁パネルとマグサの連結構造に関する。
住宅の構築においては、その工業化が進み、例えば、壁や床、屋根といった構成要素を予め工場にてパネル化しておき、施工現場でこれらのパネルを組み立てることにより、住宅を構築するといったパネル工法が一部に採用されている。
このパネル工法で使用される壁パネルは、框材を矩形枠状に組み立てるとともにこの矩形枠の内部に補強用桟材を縦横に組み付けてなる枠体の表裏両面に合板等からなる面材を取り付けたものであり、中空部を備えている。
このパネル工法では、床パネル等で構成される床部を介して上階の壁パネルと下階の壁パネルを連結するために、これら壁パネルおよび下階壁パネル、床部に形成された貫通孔に胴差ボルトを通し、この胴差ボルトをナット等で螺合することによって連結する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、上述したパネル工法においては、上階の壁パネルを上階の床パネルを介して下階の壁パネルに連結し、該下階の壁パネルに支持させているが、さらに他の一例として、例えば図4に示すような上下躯体の連結構造が採用されている。
この上下躯体の連結構造は、上階床パネル30を介して上部に立設させた上階壁パネル31と、下部に位置し、これら上階床パネル30および上階壁パネル31を支持する下階壁パネル32とを主体として構成されている。
前記上階床パネル30は、この床パネ30ルの一部を構成する枠材30aが一部切り欠かれた構造となっており、この切り欠かれた枠材30aに密接するようにして胴差33が設けられている。また、前記枠材30aおよび胴差33には、これら枠材30aおよび胴差33を貫通してボルト貫通孔34が設けられている。
一方、上部に立設された上階壁パネル31は、この壁パネル31の一部を構成する框材31aに、胴差ボルト35を挿入するボルト貫通孔36が設けられた構造となっており、このボルト貫通孔36と、前記枠材30aおよび胴差33を貫通して設けられたボルト貫通孔34には、胴差ボルト35が挿通されている。
この胴差ボルト35の上端には座金37を介してナット38が螺合されており、下端にも座金39を介してナット40が螺合され、これによって、上階床パネル30と上階壁パネル31との連結がなされている。なお、この胴差ボルト35の上端にナット38を螺合させる作業は、上階壁パネル31の中空部を作業スペースとし、下端にナット40を螺合させる作業は、枠材30aの切欠部41の下方に形成された空間を作業スペースとして行われる。
そして、前記下階壁パネル32と上階床パネル30との連結は、前記枠材30aにパッキン材42を介して、釘打ち43等によってガセット合板44が取り付けられる。これにより、接合固定される構造となっている。また、ガセット合板44を用いて下階壁パネル32と上階床パネル30とが連結されることによって、前記切欠部41の下方の空間が居室側から閉塞されている。なお、前記ガセット合板44を取り付けた居室側とは反対の外部側に面する切欠部41下方の空間は穴塞ぎ合板45によって閉塞されている。
以上のような連結構造によって上下躯体が連結されているが、このような構造は、例えばマグサ等を下部躯体として用いる場合にも適用することが可能である。
特開平10−054413号公報、第9頁、第10図
ところで、上述のような連結構造を、例えば、上階と下階とが連通した吹抜け部を有する住宅に適用させる場合には、上階壁パネルと下階壁パネルとの間に、上階床パネルの代わりに、この上階床パネルと同厚の水平支持部材を介在させる必要がある。
この場合、下階壁パネルと水平支持部材とを接合固定させるためにはガセット合板を取り付けなければならなかったが、吹抜け部においては、このガセット合板が、居室に面して剥き出しの状態となってしまうため、景観性に優れず好ましくなかった。このため、ガセット合板を使用することなく、しかも、景観性に優れる吹抜け部の連結構造の開発が望まれていた。
本発明の課題は、吹抜け部において壁パネルとマグサとを連結させる際に、このマグサ上に壁パネルを容易に連結固定して支持し、居室内の景観性にも優れる壁パネルとマグサの連結構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、建物の上階と下階とが連通した吹抜け部において、マグサ2とこのマグサ2の上方に配置された壁パネル1とが、水平支持部材3を介して連結された壁パネル1とマグサ2の連結構造において、
前記壁パネル1に、下方に突出するようにして設けられた第1の連結ボルト4と、前記マグサ2に、上方に突出するようにして固定された第2の連結ボルト5とが、前記水平支持部材3に形成された貫通孔7にそれぞれ挿入され、これら第1および第2の連結ボルト4,5が前記貫通孔7においてナット6に螺合しており、前記第1の連結ボルト4が締め付けられることによって、前記壁パネル1とマグサ2とが連結されており、
前記水平支持部材3は、吹抜け部の壁を水平方向に支持する水平梁3aと、この水平梁3aに密接する位置に設けられた補助梁3bとから構成され、かつ、これら水平梁3aと補助梁3bとが互いに密接する側面には、これら水平梁3aと補助梁3bとを貫通する貫通孔7が設けられており、
この貫通孔7内の、第1の連結ボルト4と第2の連結ボルト5とが前記ナット6によって継手されるべき位置には、このナット6の形状に合わせて切り欠かれた切欠部7aが設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記壁パネル1に、下方に突出するようにして設けた第1の連結ボルト4と、前記マグサ2に、上方に突出するようにして固定した第2の連結ボルト5とを、前記水平支持部材3に形成した貫通孔7にそれぞれ挿入し、これら第1および第2の連結ボルト4、5を前記貫通孔7においてナット6に螺合し、前記第1の連結ボルト4を締め付けることによって、壁パネル1とマグサ2とを容易に連結し固定することができる。
また、壁パネル1とマグサ2とを連結するための第1および第2の連結ボルト4、5が居室側にも外部側にも露出することがないので景観性にも優れる。
また、前記水平支持部材3を、吹抜け部の壁を水平方向に支持する水平梁3aと、この水平梁3aに密接する位置に設けられた補助梁3bとから構成し、これら水平梁3aと補助梁3bとが互いに密接する側面の所定の位置に、前記貫通孔7を設けることによって、この貫通孔7に挿通させる第1および第2の連結ボルト4、5と、これらボルト4、5を継手するナット6とを容易に挿通させることができる。すなわち、前記水平梁3aと補助梁3bとに予め貫通孔7のための溝を形成しておき、これら水平梁3aと補助梁3bとによって、第1および第2の連結ボルト5とナット6とを貫通孔7の位置に合わせるようにして挟み込むだけで容易に挿通させることができるので、前記水平支持部材3と壁パネル1およびマグサ2との連結作業を容易なものとすることができる。
また、この貫通孔7内の、第1の連結ボルト4と第2の連結ボルト5とが前記ナット6によって継手されるべき位置には、このナット6の形状に合わせて切り欠かれた切欠部7aを設けることによって、第2の連結ボルト5に予め取り付けられたナット6に対して第1の連結ボルト4を螺合させる際に、このナット6は切欠部7aの形状に嵌まり合うので、螺合させる第1の連結ボルト4と供回りすることがなく、強固に固定させることができる。
請求項2に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、前記マグサ2の上面から内部にかけて前記第2の連結ボルト5を埋め込むための下穴2bを形成し、この下穴2bに前記第2の連結ボルト5を上方に突出させるようにして予め固定するとともに、第2の連結ボルト5の突出部分の上端には、前記第1の連結ボルト4を締め付けるナット6を螺合させていることを前記課題の解決手段とした。
請求項2に記載の発明によれば、前記マグサ2の上面から内部にかけて前記第2の連結ボルト5を埋め込むための下穴2bを形成し、この下穴2bに前記第2の連結ボルト5を上方に突出させるようにして予め固定するとともに、第2の連結ボルト5の突出部分の上端には、前記第1の連結ボルト4を締め付けるナット6を螺合させることによって、現場で前記壁パネル1とマグサ2とを連結させる際には、このナット6に第1の連結ボルト4を螺合させるだけで連結することができるので、作業の簡略化や工期の短縮を図ることができる。
請求項に記載の発明は、例えば図1に示すように、前記壁パネル1の表面に外装材8を予め取り付けて、
この外装材8の下端部を前記壁パネル1の下端部から前記水平支持部材3の下端部近傍まで突出するようにして設けられていることを前記課題の解決手段とした。
請求項に記載の発明によれば、前記壁パネル1の表面に、前記外装材8を予め取り付けて、この外装材8の下端部を前記壁パネル1の下端部から前記水平支持部材3の下端部近傍まで突出するようにして設けることによって、壁パネル1の表面を外装材8で覆うだけでなく、水平支持部材3の表面も外装材8で覆うことができるとともに、現場で外装材8を取り付ける手間を省くことができるので、作業性の向上や工期の短縮を図ることができる。
また、従来と異なり、上部躯体と下部躯体との間に設けていた幕板を使用する必要がないので、この幕板の取り付け作業に係る施工コストや輸送コストの低廉化を図ることができる。
なお、前記マグサ2の表面にも、外装材9が予め取り付けられており、現場で外装材9を取り付ける手間を省くことができるので、作業性の向上や工期の短縮を図ることができる。
請求項に記載の発明は、例えば図1または図3に示すように、前記第1および第2の連結ボルト4、5の外周面に、相互に逆方向の雄ネジ部4c、5cを形成することを前記課題の解決手段とした。
請求項に記載の発明によれば、前記第1および第2の連結ボルト4、5の外周面に、相互に逆方向の雄ネジ部4c、5cが形成されているので、例えば、ナット6を一方向に回すことによって、第1および第2の連結ボルト4、5を互いに近づけるようにして、締め込むことができる。したがって、第1の連結ボルト4を締め込むようにして回す際に、ナット6が若干第1の連結ボルト4と供回りを起こしたとしても、この供回りによって第2の連結ボルト5は締め込まれるので、この第2の連結ボルト5が緩むことがない。したがって、マグサ2に水平支持部材3を第2の連結ボルト5によって確実に連結して固定できる。
本発明によれば、前記壁パネルに、下方に突出するようにして設けられた第1の連結ボルトと、前記マグサに、上方に突出するようにして固定された第2の連結ボルトとが、前記水平支持部材に形成された貫通孔にそれぞれ挿入され、これら第1および第2の連結ボルトが前記貫通孔においてナットに螺合され、前記第1の連結ボルトが締め付けられることによって、壁パネルとマグサとを容易に連結することができ、かつ強固に固定することができる。
また、前記壁パネルとマグサとを連結するための第1および第2の連結ボルトが、前記水平支持部材の内部に設けられた貫通孔内で連結されることによって、居室側にも外部側にも露出することがないので景観性にも優れる。
さらに、前記壁パネルおよびマグサには、予め外装材が取り付けられていることによって、現場で外装材を取り付ける手間を省くことができるので、作業性の向上や工期の短縮を図ることが可能となる。また、従来と異なり、上下躯体の間に設けていた幕板を使用する必要がないので、この幕板の取り付け作業に係る施工コストや輸送コストの低廉化を図ることも可能となる。
以下、図面を参照して本発明に係る壁パネル1とマグサ2の連結構造の実施の形態について説明する。
本実施の形態の吹抜け部は、建物の上階および下階に連通して形成された居室であり、図1に示すように、上部に立設される壁パネル1と、下部に位置するマグサ2とが、この吹抜け部の所定の位置に設けられた水平支持部材3を介して連結されてなる外壁を構成要素としている。そして、この吹抜け部の壁パネル1とマグサ2の連結部Aは、前記壁パネル1に設けられた第1の連結ボルト4と、前記マグサ2に予め埋め込まれた第2の連結ボルト5と、この第2の連結ボルト5の上端に設けられたナット6とが、前記水平支持部材3内部に設けられた貫通孔7にそれぞれ挿通され、この貫通孔7のほぼ中間位置で前記ナット6にて継手されて構成されている。
また、前記壁パネル1には、予め表面に外装材8が取り付けられており、さらに、前記マグサ2の表面にも外装材9が予め取り付けられている。
前記壁パネル1は、縦横の框材を矩形状に組み立てるとともに、矩形枠の内部に補助棧材を縦横に組み付けて枠体を構成し、この枠体の両面もしくは片面に、面材を貼設したものであり、内部中空な構造となっている。また、その内部中空な部分には、通常、グラスウールやロックウール等の断熱材が装填される。
前記マグサ2は、門や窓、出入り口等の開口部の上に渡した角柱状の水平材であり、また、図示はしないが、窓や出入り口等の開口部の上に横架したマグサを支えるために、マグサの下の両脇にはマグサ受けが取り付けられている。
前記水平支持部材3は、吹抜け部の壁を水平方向に支持する水平梁3aと、この水平梁3aに密接する位置に設けられた補助梁3bとから構成されており、前記水平梁3aと補助梁3bとが互いに密接する側面の所定の位置に、前記貫通孔7が設けられている。
前記水平梁3aは、角柱状の水平材であり、前述したように吹抜け部の壁を水平方向に支持する水平材であり、本来、上階床パネルおよび胴差が配置されるべき位置に対して、これら上階床パネルおよび胴差の代わりに設置される。
また、前記補助梁3bは、角柱状の水平材であり、前記水平梁3aの補助材として設けられる。
前記第1の連結ボルト4は、前記壁パネル1の框材1aに設けられた貫通孔1bを介して下方に突出して前記貫通孔7に挿通されており、前記第1の連結ボルト4の上端部近傍には、この第1の連結ボルト4を框材1aに固定するナット4aおよび座金4bが設けられている。
前記第2の連結ボルト5は、前記マグサ2の上面に設けられ、かつ、接着剤2aが充填された下穴2bに、ねじ込まれて固定されている。また、この第2の連結ボルト5の下半分に雄ネジ部5aが形成されている。
前記雄ネジ部5aは、この実施の形態ではコーチボルトの軸部により構成されており、その上部にナット6の下端部が螺合されたナット用雄ネジ部5cが形成されている。これら雄ネジ部5aおよびナット用雄ネジ部5cは同一軸心を有する軸部材である第2の連結ボルト5として一体に成形されたものである。さらに雄ネジ部5aの外周には、基端から先端まで軸方向に沿う溝部5bが形成されている。この溝部5bは、雄ネジ部5aを前記接着剤2aが充填された下穴2bにねじ込む際に、下穴2b内における余剰の接着剤2aを上方に案内するためのものである。
このように構成された第2の連結ボルト5は、接着剤2aを充填させた下穴2bにねじ込まれている。また、本実施の形態では雄ネジ部5aの外径と下穴2bの内径は略同一としている。
前記ナット6は、ナット6は、その下端部で雄ネジ部5aに設けられたナット用雄ネジ部5cに螺合されることで、上方で第1の連結ボルト4を螺合可能な状態、つまり、第1の連結ボルト4が確実に螺合できるネジ孔深さを有し、雄ネジ部5aに固着されたものとなっている。 そして、雄ネジ部5aを介してマグサ2の上面に取り付けられた状態となっている。ここで、ナット6と第2の連結ボルト5とは、ナット6の下部に雄ネジ部5aが設けられるような一体のものとして構成されていてもよい。ナット6と軸部材とが一体のものであれば、マグサ2への取り付け作業を容易に行うことができる。
前記貫通孔7は、前述したように、前記水平梁3aと補助梁3bとが互いに密接する側面の所定の位置に設けられている。また、この貫通孔7は、第1の連結ボルト4と第2の連結ボルト5が挿通する内径を有し、この貫通孔7のほぼ中間位置に、前記ナット6が挿入される切欠部7aが設けられている。この切欠部7aは、前記ナット6が内部で収容される内径を有している。
なお、この貫通孔7を設ける位置については、前記水平梁3aおよび補助梁3b、すなわち水平支持部材3の長さ寸法等を十分に考慮し、壁パネル1とマグサ2との連結を妨げないように設けることが好ましい。
前記外装材8は、前記壁パネル1の表面に予め取り付けられているとともに、この壁パネル1と外装材8との間には、下耳部材8aが取り付けられている。そして、前記外装材8および下耳部材8aの下端部は壁パネル1の下端部から前記水平支持部材3の下端部近傍まで突出するようにして設けられている。これによって、壁パネル1の表面を外装材8で覆うだけでなく、水平支持部材3の表面も外装材8で覆うことができるとともに、現場で外装材8を取り付ける手間を省くことができる。
なお、前記外装材8と下耳部材8aとの間には水抜きパッキン8bが設けられている。この水抜きパッキン8bは、外装材8と壁パネル1との間に下耳部材8aが介在することによって、下耳部材8a上に水が溜まるのを防ぐために設けられるものであり、弾性を有する合成樹脂が帯板状に形成されてなるものである。
また、前記壁パネル1の下端部から前記水平支持部材3の下端部近傍まで突出するようにして設けられた下耳部材8aの、この突出部分と前記水平支持部材3との間には僅かな隙間が形成されている。この隙間を埋めて外装材8の破損を防ぐようにするために、調整材8c、8dが、それぞれ下耳部材8aおよび水平支持部材3に予め取り付けられている。
さらに、前記外装材8を壁パネル1に取り付ける際は、釘打ち等の方法によって取り付けられる。
前記外装材9は、前記マグサ2の表面に、この表面を覆うようにして予め取り付けられている。これによって、現場で外装材9を取り付ける手間を省くことができる。
なお、前記外装材9をマグサ2に取り付ける際は、これらマグサ2と外装材9との間に胴縁9aを設けた上で、釘打ち等の方法によって取り付けられる。
以上のような構成の吹抜け部の壁パネル1とマグサ2の連結部Aを組み立てるには、図2および図3に示すように、前記マグサ2に対して、第2の連結ボルト5を挿入しておく。すなわち、図2(a)に示すように、まず、マグサ2の上面に穿孔機10で所定の内径を有する下穴2bを穿孔する。このときの内径は、後でねじ込まれる雄ネジ部5aの外径に対応させた長さとし、本実施の形態では、雄ネジ部5aの外径及び全長と略同じ長さの内径及び全長を有する下穴2bを形成する。
このように雄ネジ部5aの外径と下穴2bの内径が略同一であることにより、雄ネジ部5aは、接着剤2aが充填された下穴2bに容易にねじ込むことができるとともに、充填された接着剤2aを介して強固にマグサ2に止着され、ナット6をマグサ2に強固に固定できるようになっている。
そして、図2(b)に示すように、マグサ2に形成された下穴2b内に接着剤容器11により接着剤2aを注入して充填する。
次いで、この接着剤2aが充填された下穴2bに、雄ネジ部5aを、その軸を中心に回転させることでねじ込み、マグサ2の上面からナット用雄ネジ部5cが突出した状態にさせる。
そして、雄ネジ部5aを所定の深さまでねじ込んだ後、図3に示すように、マグサ2に止着された雄ネジ部5aの上部のナット用雄ネジ部5cに、ナット6の下端部を螺合させて構成する。
次に、図1に示すように、マグサ2上に建物の上部躯体である水平支持部材3及び水平支持部材3上に立設される壁パネル1を取り付けて支持させた構造を説明する。
マグサ2の取り付け構造では、マグサ2上に、ほぼ中間位置にナット6が挿入される切欠部7aと、切欠部7aに連通する貫通孔7が形成された水平支持部材3が前記切欠部7a内にナット6が収容され、かつ該ナット6と貫通孔7とが連通した状態で載置されている。
水平支持部材3は、水平梁3aおよび補助梁3bを並べることで構成されており、貫通孔7は第1の連結ボルト4および第2の連結ボルト5が挿通する内径を有し、切欠部7aはナット6が内部で収容される内径を有している。
壁パネル1は内部に中空部を有するととともに、この壁パネルの本体となる矩形枠を構成する下框材に上下に連通する貫通孔1bが形成されている。この貫通孔1bは、貫通孔7の内径と略同一の内径を有するものであり、第1の連結ボルト4の軸部が挿通されている。
そして、貫通孔1b及び貫通孔7に、第1の連結ボルト4が挿通されてナット6に螺合することでマグサ2は水平支持部材3及び壁パネル1に連結されている。つまり、第1の連結ボルト4の上端部は、壁パネル1内部で座金4bを介してナット4aにより止着され、壁パネル1を構成する壁パネルの下側横框材1b上面に係止された状態となっている。
この第1の連結ボルト4、水平支持部材3を介してマグサ2は水平支持部材3に取り付けられた状態となっている。
次に、図1に示すように、マグサ2上に上部躯体を構成する水平支持部材3及び壁パネル1を設けて支持させる方法を説明する。まず、例えば工場等にて、上述のようにマグサ2を作成し、建築現場に搬入した後、窓や出入り口等の開口部の上に、かつ、マグサ2を支持するマグサ受け(図示せず)上に、横に渡して設置する。本実施の形態では、特に前記吹抜け部の外壁側に位置する箇所Aに適用する。
このように所定の箇所に設置されたマグサ2では、このマグサ2の上面から第2の連結ボルト5およびナット6が上方に突出した状態となっており、このマグサ2の上部に、吊り治具等を用いて吊り上げられた水平支持部材3を設置する。
なお、この吊り治具はクレーン等のワイヤーの先端に取り付けられて、吊り上げ自在となっているものである。また、マグサ2上に載置される水平支持部材3は、端面どうしを合わせた水平梁3aおよび補助梁3bにより構成され、これら水平梁3aおよび補助梁3bの端面にはそれぞれ上下方向に延在する溝が形成され、水平梁3aおよび補助梁3bの端面どうしを合わせることで、貫通孔7及び切欠部7aが形成されるものとなっている。
マグサ2の上に水平支持部材3を構成する水平梁3aを設置する際には、マグサ2の上方にナット6が突出した状態で取り付けられているので、このナット6に水平梁3aの切欠部7aとなる溝を合わせるようにして載置できる。つまり、ナット6の位置を容易に視認して、水平支持部材3に設けられる第1の連結ボルト4に螺合することができ、ナット6を水平梁3aの位置決めに用いて正確な設置箇所に水平梁3aを載置することができる。
そして、上方から第1の連結ボルト4の軸部をナット6に螺合させることで、第1の連結ボルト4の上端部を水平梁3aの上面から上方に突出させるとともに、既に載置された水平梁3aに並べるように、補助梁3bを設置する。
このとき設置される補助梁3bは、第1の連結ボルト4の先端部に端面の溝部を合わせて設置させることができ、その設置作業が容易なものとなっている。
なお、後工程にて前記水平梁3aとこの補助梁3bとが密接する端面を接着剤等によって貼り付けることによって、水平支持部材3としての耐力を向上させることができるので好ましい。
このようにマグサ2上に水平梁3aおよび補助梁3bを並べて載置した後、水平梁3aおよび補助梁3bどうしの接合部分に壁パネル1を、貫通孔1bに第1の連結ボルト4の先端部を挿入させて立設するとともに、壁パネル1の中空部内で座金4bを介してナット4aを螺合することでマグサ2、水平支持部材3及びこの壁パネル1を連結することで、壁パネル1とマグサ2をと締結させ、壁パネル1及び水平支持部材3等からなる建物の上部躯体をマグサ2に取り付け、支持させた状態にする。
また、水平支持部材3及び壁パネル1等から構成される上部躯体をマグサ2に取り付ける作業の際に、ナット6が第2の連結ボルト5を介してマグサ2の上方に取り付けられているマグサ2上に、ナット6が挿入される切欠部7aと、切欠部7aに連通する貫通孔7とが形成された水平支持部材3が、切欠部7aにナット6を収容した状態で載置され、この水平支持部材3上に、貫通孔7に連通する貫通孔1bが形成された壁パネル1が立設され、貫通孔1b及び貫通孔7に挿通され、且つ上端が壁パネル1内で螺合されたナット4aにより壁パネルの横框材1aに係止される第1の連結ボルト4がナット6に螺合されることでマグサ2が水平支持部材3及び壁パネル1に連結されているので、マグサ2を水平支持部材3に取り付ける際に、壁パネル1の貫通孔1b及び水平支持部材3の貫通孔7に第1の連結ボルト4を挿通してナット付きマグサのナット6に螺合させるだけで、壁パネル1及び水平支持部材3をマグサ2に連結できる。
したがって、マグサ2上に載置された水平支持部材3上で壁パネル1との連結作業を容易に行うことができ、従来と異なり、水平支持部材3をマグサ2に取り付ける際に、マグサ2と水平支持部材3とを接続するための金具、例えば、ガセット合板等を必要とせず、さらに、水平支持部材3とこの水平支持部材3上に立設された壁パネル1とを第1の連結ボルト4で連結するための第1の連結ボルト4とナット6の締結作業を水平支持部材3の下方で行う必要がなく、水平支持部材3上にて水平支持部材3及び壁パネル1をマグサ2に容易に連結することで容易に取り付けマグサ2に支持させることができる。
また、図1に示すように、前記壁パネル1の表面には、予め工場等にて外装材8を取り付けて製造しておくとともに、この壁パネル1と外装材8との間には、前記下耳部材8aや水抜きパッキン8bを取り付けて構成する。そして、前記外装材8および下耳部材8aの下端部は壁パネル1の下端部から前記水平支持部材3の下端部近傍まで突出する構造となっている。また、前記マグサ2の表面に、外装材9を、胴縁9aを介して取り付けている。
なお、前記壁パネル1の表面には、図示はしていないが、例えば透湿防水シート等の防水シートを取り付けて、外壁の防水性能を向上させるようにすると好ましい。
また、上方に取り付けられた外装材8と、下方に取り付けられた外装材9との間に形成された隙間には、この隙間を埋めることができる水切り部材等を嵌め込むことによって、さらに防水性能を向上させることができるので好ましい。
ここで、上述したように、前記水平支持部材3を介して壁パネル1とマグサ2とを連結することによって、壁パネル1およびマグサ2の表面に予め取り付けられた前記外装材8、9は、壁パネル1とマグサ2との連結と同時に、外壁に対して一体的に取り付けがなされていることになる。
すなわち、予め外装材8、9を取り付けておくだけで、壁パネル1およびマグサ2の表面を外装材で覆うだけでなく、水平支持部材3の表面も外装材8で覆うことができるとともに、現場で外装材8、9を取り付ける手間を省くことができるので、作業性の向上や工期の短縮を図ることができる。また、従来と異なり、上部躯体と下部躯体との間に設けていた幕板を使用する必要がないので、この幕板の取り付け作業に係る施工コストや輸送コストの低廉化を図ることも可能となる。
以上のような、吹抜け部の上下躯体の連結部Aであれば、マグサ2上に壁パネル1を容易に連結固定して支持することができるとともに、第1および第2の連結ボルト4、5やナット6等の連結用部材が、居室側にも外部側にも見えることがないので景観性にも優れる。そして、水平支持部材3と壁パネル1との締め付け固定、及び水平支持部材3とマグサ2との連結を同時に行うことができ、現場施工を簡略化、工期の短縮化を図ることができるとともに、組み付け強度を向上させることも可能となる。
本発明に係る吹抜け部の壁パネルとマグサとの連結構造を示す概略断面図である。 マグサに第2の連結ボルトをねじ込む作業工程を示す図である。 マグサに第2の連結ボルトをねじ込む作業工程を示す図である。 従来の、吹抜け部の上下躯体連結構造を示す概略断面図である。
符号の説明
A 連結部
1 壁パネル
2 マグサ
3 水平支持部材
3a 水平梁
3b 補助梁
4 第1の連結ボルト
5 第2の連結ボルト
6 ナット
7 貫通孔
8 外装材
8a 下耳部材
9 外装材

Claims (4)

  1. 建物の上階と下階とが連通した吹抜け部において、マグサとこのマグサの上方に配置された壁パネルとが、水平支持部材を介して連結された壁パネルとマグサの連結構造において、
    前記壁パネルに、下方に突出するようにして設けられた第1の連結ボルトと、前記マグサに、上方に突出するようにして固定された第2の連結ボルトとが、前記水平支持部材に形成された貫通孔にそれぞれ挿入され、これら第1および第2の連結ボルトが前記貫通孔においてナットに螺合しており、前記第1の連結ボルトが締め付けられることによって、前記壁パネルとマグサとが連結されており、
    前記水平支持部材は、吹抜け部の壁を水平方向に支持する水平梁と、この水平梁に密接する位置に設けられた補助梁とから構成され、かつ、これら水平梁と補助梁とが互いに密接する側面には、これら水平梁と補助梁とを貫通する貫通孔が設けられており、
    この貫通孔内の、第1の連結ボルトと第2の連結ボルトとが前記ナットによって継手されるべき位置には、このナットの形状に合わせて切り欠かれた切欠部が設けられていることを特徴とする壁パネルとマグサの連結構造。
  2. 請求項1に記載の壁パネルとマグサの連結構造において、
    前記マグサの上面から内部にかけて前記第2の連結ボルトを埋め込むための下穴が形成され、この下穴に前記第2の連結ボルトが上方に突出するようにして予め固定されているとともに、第2の連結ボルトの突出部分の上端には、前記第1の連結ボルトが締め付けられるナットが螺合されていることを特徴とする壁パネルとマグサの連結構造。
  3. 請求項1または2に記載の壁パネルとマグサの連結構造において、
    前記壁パネルの表面に外装材が予め取り付けられており、
    この外装材の下端部は前記壁パネルの下端部から前記水平支持部材の下端部近傍まで突出するようにして設けられていることを特徴とする壁パネルとマグサの連結構造。
  4. 請求項1〜のいずれか一項に記載の壁パネルとマグサの連結構造において、
    前記第1および第2の連結ボルトの外周面には、相互に逆方向の雄ネジ部が形成されていることを特徴とする壁パネルとマグサの連結構造。
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