JP4429842B2 - ころ軸受 - Google Patents

ころ軸受 Download PDF

Info

Publication number
JP4429842B2
JP4429842B2 JP2004234780A JP2004234780A JP4429842B2 JP 4429842 B2 JP4429842 B2 JP 4429842B2 JP 2004234780 A JP2004234780 A JP 2004234780A JP 2004234780 A JP2004234780 A JP 2004234780A JP 4429842 B2 JP4429842 B2 JP 4429842B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crowning
raceway surface
ring raceway
roller
design
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004234780A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006052790A (ja
Inventor
宏樹 藤原
達夫 川瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp filed Critical NTN Corp
Priority to JP2004234780A priority Critical patent/JP4429842B2/ja
Publication of JP2006052790A publication Critical patent/JP2006052790A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4429842B2 publication Critical patent/JP4429842B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/34Rollers; Needles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/22Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
    • F16C19/24Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for radial load mainly
    • F16C19/26Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for radial load mainly with a single row of rollers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C23/00Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
    • F16C23/06Ball or roller bearings
    • F16C23/08Ball or roller bearings self-adjusting
    • F16C23/088Ball or roller bearings self-adjusting by means of crowning
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2240/00Specified values or numerical ranges of parameters; Relations between them
    • F16C2240/40Linear dimensions, e.g. length, radius, thickness, gap
    • F16C2240/50Crowning, e.g. crowning height or crowning radius

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Description

本発明は、内輪軌道面、外輪軌道面又はころ転動面の少なくともひとつに形成されるクラウニングの設計方法に関するものである。
円筒ころ軸受や円すいころ軸受のように、内輪及び外輪からなる一対の軸受軌道輪の軌道面相互間に複数のころを介在させたころ軸受においては、軸受軌道輪の軌道面に対してころの転動面が線接触する。軸受軌道輪の軌道面ところの転動面が単純な円筒面や円すい面であると、エッジロードが発生してころ軸受の疲労寿命が低下する。したがって、ころ軸受は、疲労寿命延長のために、接触圧力の分布が略均一になるように、軸受軌道輪ところの接触状態を設定することが要求される。
従来は、内輪軌道面、外輪軌道面、ころ転動面の少なくともいずれかひとつにクラウニングを形成して、接触圧力の分布が略均一になるように設定している(例えば特許文献1参照)。クラウニングとは、内輪軌道面、外輪軌道面又はころ転動面に僅かな曲率をもたせることをいう。クラウニングには、内輪軌道面、外輪軌道面又はころ転動面の母線方向全域に亘って形成されるフルクラウニングや、母線方向片端部又は両端部に部分的に形成されるカットクラウニングがある。
ころ軸受の軸方向断面におけるクラウニングの輪郭線形状としては、Johns, P.M. and Gohar, R.が"Roller bearings under radial and eccentric loads" (TRIBOLOGY international June 1981 pp.131〜136)において、下記の式(1)で表される最適転動体曲線(以下、Johns-Gohar曲線という。)を提唱している。
Figure 0004429842
式(1)のJohns-Gohar曲線は、図9に示すように、ころの母線をy軸とし、軸受軌道輪ところの有効接触部の中央部に原点Oをとったy−z座標系において、原点Oを通り、y=±L/2(1−0.3033b/a)-1/2を漸近線とするz軸対称の曲線を表すものである。有効接触部とは、軸受軌道輪ところの二次元接触を仮定したときの接触領域で、ころの周方向にほぼ均一な幅をもつ。式(1)において、z(y)はころの母線方向位置yにおけるクラウニングのドロップ量(ころの母線からころの転動面までの母線直交方向の変位)である。また、Qは荷重、E’は等価弾性係数、Lは軸受軌道輪ところの有効接触部の長さ、bはヘルツの接触半幅(有効接触部の周方向の半幅)、aは原点Oから有効接触部の端部までの母線方向長さ(通常は、a=L/2である。)である。なお、ヘルツの接触半幅bは、下記の式(2)で求められる。
Figure 0004429842
式(2)において、Rは等価半径で、有効接触部における軸受軌道輪の半径(内輪の外径又は外輪の内径)をR1とし、有効接触部におけるころの半径をR2とすると、下記の式(3)で求められる。
Figure 0004429842
また、軸受軌道輪及びころの弾性係数をE1,E2とし、軸受軌道輪及びころのポアソン比をν1,ν2とすると、等価弾性係数E’は下記の式(4)で求められる。
Figure 0004429842
ところで、本発明者らが、式(1)のJohns-Gohar曲線で表されるクラウニングについて接触圧力の解析を行なった結果、クラウニングの端部で接触圧力がやや高くなることが確認された。このことは、特許文献2においても指摘されている。特許文献2では、有効接触部の母線方向に相当応力の最大値が分布しないように式(1)のJohns-Gohar曲線を改良したクラウニング曲線が提案されている(下記の式(5)参照)。
Figure 0004429842
式(5)において、Kは安全係数で0.8〜5の範囲で定められる。また、係数k1,k2は有効接触部長さL及びヘルツの接触半幅bによって下記の式(6)及び式(7)のように定められる。
Figure 0004429842
Figure 0004429842
式(5)のクラウニング曲線は、式(1)のJohns-Gohar曲線と同様に、有効接触部の中央部に原点Oをとったy−z座標系において、原点Oを頂点として、z軸に関して正負線対称のフルクラウニングの輪郭線を表すものである。式(5)における係数k1,k2は、設計条件として、有効接触部の長さL及びヘルツの接触半幅bを与えると定められる。したがって、式(5)では、安全係数Kが設計パラメータとなる。詳しくは、安全係数Kを大きくするとクラウニングの曲率半径は大きくなり、安全係数Kを小さくするとクラウニングの曲率半径は小さくなる。
式(5)では、軸受軌道輪ところの接触圧力の分布が略均一になるように安全係数Kを設定すれば、最適なフルクラウニングを設計することができる。詳しくは、安全係数Kの値を変えて、軸受軌道輪ところの最大接触圧力を求め、当該最大接触圧力が最小となるときの安全係数Kを選択すれば、軸受軌道輪ところの接触圧力の分布が略均一になる最適なフルクラウニングを設計することができる。
実用新案登録第2554882号公報 特開2000−346078号公報(式(16)及び式(19)参照)
前述の如く、ころ軸受に形成されるクラウニングには、フルクラウニングとカットクラウニングがある。フルクラウニングは、ころと軸受軌道輪の有効接触部の全域に亘って形成されるので、フルクラウニングの母線方向長さが、有効接触部の母線方向長さLと等しくなる。これに対し、カットクラウニングの場合は、有効接触部の中間部に形成されたストレート部の片端部又は両端部から外側へ向かって形成されるので、ストレート部の形成領域によってカットクラウニングの母線方向長さが変化する。さらに、カットクラウニングは、母線方向長さが変化すると、有効接触部の端部におけるドロップ量(最大ドロップ量)も変化する。したがって、フルクラウニング及びカットクラウニングの両方を想定して、最適なクラウニングを設計するには、クラウニングの曲率のみならず、クラウニングの母線方向長さや最大ドロップ量を設計パラメータとして式(1)に導入する必要がある。
このように、式(5)のクラウニング曲線は、安全係数K及び係数k1,k2を式(1)に導入してJohns-Gohar曲線を改良してあるが、係数k1,k2を上記の式(6)及び式(7)のように定義し、パラメータが安全係数Kのみになっているため、設計上の自由度が低く、カットクラウニングの設計には適していないという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑み創案されたものであって、その目的は、フルクラウニングは勿論のことカットクラウニングの設計にも適したクラウニングの設計方法を提供することにある。
本発明に係るころ軸受のクラウニング設計方法は、上記問題を解決するため、内輪軌道面と外輪軌道面の間に複数のころを介在させたころ軸受において、内輪軌道面、外輪軌道面、ころ転動面のうち少なくともいずれかひとつに形成されるクラウニングの設計方法であって、ころ軸受の軸線方向断面におけるクラウニングの輪郭線を、内輪軌道面、外輪軌道面又はころ転動面のいずれかの母線をy軸とし、母線直交方向にz軸をとったy−z座標系を用いて式(8)で表わし、式(8)における設計パラメータK1,K2,zmの初期値探索範囲と分割数を定め、初期値探索範囲と分割数によって得られる設計パラメータK1,K2,zmの組合せについて目的関数を求め、目的関数が最適となる設計パラメータK1,K2,zmの組合せを初期値として採用してクラウニングを設計することを特徴としている。
Figure 0004429842
但し、式(8)において、A=2K1Q/πLE’とし、Qは荷重、Lは内輪又は外輪に対するころの有効接触部の母線方向長さ、E’は等価弾性係数で、また、aは内輪軌道面、外輪軌道面又はころ転動面のいずれかの母線上にとった原点から有効接触部の端部までの長さである。荷重Q、有効接触部の母線方向長さL、および、等価弾性係数E’は、設計条件として与えられ、原点から有効接触部の端部までの長さaは、原点の位置によって定められる値である。
従来例の式(1)で表されるJohns-Gohar曲線をクラウニングに適用すると、有効接触部の端部で接触圧力が大きくなることから、本発明者らは、式(1)に係数K1,K2’を導入して定数項をパラメータ化し、下記の式(9)とした。
Figure 0004429842
式(9)は、K1=Kk2,(1−0.3033K2’b/a)=k1 2とすれば、従来例の式(5)と同じ形になる。なお、式(9)における係数K1,K2’は、ヘルツの接触半幅bや有効接触部の長さLに関係なく設定できる点で、式(5)におけるKk2,k1と意味を異にする。
式(9)は、有効接触部の中央部に原点をとり、原点を頂点とする正負線対称のフルクラウニングを表すものである。フルクラウニングは、母線方向負側又は正側に向かって形成される各クラウニングの始点が一致している。これに対し、カットクラウニングは、母線方向負側又は正側に向かって形成される各クラウニングの始点が一致しておらず、各クラウニングの始点間にストレート部が形成されている。そこで、本発明者らは、式(9)で表される曲線を母線方向に平行移動してカットクラウニングを表せるようにするため、各クラウニングの始点座標(±s,0)を式(9)に導入することとした。なお、フルクラウニングもカットクラウニングも、通常は、母線方向の正負で線対称に形成されるので、母線方向負側又は正側のいずれか一方側に向かって形成されるクラウニングを表す関係式を作れば、当該式を他方側に向かって形成されるクラウニングにも適用することができる。ここでは、便宜上、母線方向正側に向かって形成されるクラウニングを表す関係式を作ることとし、式(9)に始点座標(s,0)を導入して式(10)のように変換した。
Figure 0004429842
クラウニングの始点座標(s,0)は、原点から有効接触部の端部までの母線方向長さaと、クラウニングの母線方向長さymを用いて、(s,0)=(a−ym,0)と表すことができる(図2参照)。これにより式(10)は、式(11)のように変形することができる。
Figure 0004429842
なお、式(11)で表されるクラウニング曲線は、式(9)で表されるクラウニング曲線を平行移動したものであるから、式(9)及び式(11)で表されるクラウニングは、母線方向長さymと、有効接触部の端部におけるドロップ量、即ち最大ドロップ量zmが同じである。したがって、式(11)におけるクラウニングの母線方向長さymは、式(9)に基づき、式(12)のように表すことができる。
Figure 0004429842
式(12)のように、クラウニングの母線方向長さymは、K1,K2’,zmを与えなければ求めることができない。したがって、式(11)に基づいてクラウニングの設計を行なうことは困難である。また、式(11)における係数K1は、荷重Qに掛けられているので、物理的な意味合いとして荷重Qの倍率と解釈することができ、K2’,ymを定めて係数K1を変化させると、クラウニング曲線の曲率が変化することから、幾何学的には、クラウニング曲線の曲率を定めるパラメータと解釈することができる。他方、係数K2’の物理的な意味合いは不明確である。したがって、式(11)から係数K2’を消去して物理的意味合いのある設計パラメータを導入する必要がある。
そこで、式(12)から得られる係数K2’を式(11)に代入して整理すると、下記の式(13)が得られる。
Figure 0004429842
ここで、原点から有効接触部の端部までの母線方向長さaに対する各クラウニングの母線方向長さymの割合をK2と定義し(K2=ym/a)、ym=K2aを式(13)に代入すると共に、2K1Q/πLE’=Aとすると、上記の式(8)が得られる。
上記の式(8)は、クラウニングが形成される内輪軌道面、外輪軌道面又はころ転動面のいずれかの母線をy軸とし、母線直交方向にz軸をとったy−z座標系を用いて、母線方向正側に向かって形成されるクラウニングの軸線方向断面における輪郭線を表したものである。式(8)では、クラウニング曲線の曲率K1、原点から有効接触部の端部までの母線方向長さaに対する各クラウニングの母線方向長さymの割合K2、および、クラウニングの最大ドロップ量zmを除く他の値(Q,L,E’,a)は、設計条件として与えられる。また、フルクラウニングの場合や、カットクラウニングであってストレート部の長さが予め設定されている場合は、K2の値も設計条件として与えられる。したがって、式(8)に基づいてクラウニング曲線を設計するには、三つの設計パラメータK1,K2,zm、或いは二つの設計パラメータK1,zmを決定することが必要になる。
式(8)における二つ又は三つの設計パラメータを決定する手法としては、勾配法、焼きなまし法、遺伝的アルゴリズム、直接的探索法などの数値的な最適化手法を用いることができる。
勾配法は、山登り法又は傾斜法としても知られている手法で、最も大きい導関数(勾配)の方向に解を探っていく方法である(例えば、G.N.Vanderphan, "Numerical Optimization Techniques for Engineering Design: with Applications",McGraw-Hill,Inc.,New York(1984)参照)。
焼きなまし法(SA,Simulated Annealing)は、焼きなましとアナロジーから考案されたもので、エネルギーを最小化する手法である(例えば、W.H.Press,et al,Numerical Recipes in FORTRAN:the art of scientific computing,2nd ed.,Cambridge University Press,Cambridge(1992)参照)。
遺伝的アルゴリズム(GA,Genetic Algorithm)は、生物進化の過程をモデル化した手法で、進化的アルゴリズム(Eas,Evolutionary Algorithm)又は進化的計算(Evolutionary Computation)とも呼ばれ、多点同時探索法であることから多峰性関数にも適用できるメリットがある(例えば、D.E.Goldberg,Genetic Algorithms in Search,Optimization & Machine Learning,Addison-Wesley Publishing Company,Inc.,Reading(1989)参照)。
直接的探索法は、導関数の計算が困難である場合に、導関数を計算しないで目的関数の値だけを利用する最適化手法である。直接的探索法の代表的なものとしては、Rosenbrock法がある。Rosenbrock法は、探索方向のベクトルをより良い方向に回転させて最適値を見出す手法である(例えば、杉江日出澄ら,”FORTRAN77による数値計算法”,培風館,1986 参照)。
また、上記の数値的な最適化手法に含まれるものもあるが、線形計画法、非線形計画法、実験計画法、モンテカルロ法なども最適化手法として挙げられる。
このように最適化手法として種々のものが提案されているが、目的関数の勾配を求める必要がないというメリットがあることから、式(8)の設計パラメータの最適化には、直接探索法のひとつであるRosenbrock法を採用することが好ましい。Rosenbrock法は、一般的に初期値依存性があり、適当な初期値を与える必要がある。そこで、最適値が含まれると推定される設計パラメータの範囲、即ち初期値探索範囲を与え、この初期値探索範囲を複数に分割して得られる設計パラメータのすべての組合せについて目的関数を求める。そして、目的関数が最適となる設計パラメータの組合せを初期値として採用する。初期値を探索する際に得られた設計パラメータと目的関数の関係は、設計パラメータに公差を与える際に利用することができる。
なお、目的関数としては、内輪軌道面、外輪軌道面又はころ転動面に負荷される最大接触圧力、ミーゼスの相当応力、トレスカの相当応力、転動疲労寿命のうち少なくともいずれかひとつを使用することができる。最大接触圧力、ミーゼスの相当応力又はトレスカの相当応力を目的関数とする場合は、これらの値が最小になるように設計パラメータを決定する。転動疲労寿命を目的関数とする場合は、転動疲労寿命が最長になるように設計パラメータを決定する。
本発明は前述の如く、内輪軌道面、外輪軌道面又はころ転動面の母線をy軸とし、母線直交方向にz軸をとったy−z座標系において、ころ軸受の軸線方向断面におけるクラウニングの輪郭線を上記の式(8)で表し、式(8)における設計パラメータK1,K2,zmの初期値探索範囲と分割数を定め、初期値探索範囲と分割数によって得られる設計パラメータK1,K2,zmの組合せについて目的関数を求め、目的関数が最適となる設計パラメータK1,K2,zmの組合せを初期値として採用してクラウニングを設計するようにしたので、フルクラウニングは勿論のことカットクラウニングについても、内輪又は外輪ところの接触圧力が略一様で、かつ、エッジロードが発生しなくなるような最適なクラウニング形状を設計することができる。
以下、添付図面を参照しつつ本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本発明に係るころ軸受を円筒ころ軸受に適用した場合の一例を示すものである。この円筒ころ軸受は、図1に示すように、内輪11と、外輪12と、内輪軌道面11a及び外輪軌道面12aの相互間に転動自在に介在させる複数の円筒ころ13,13,…と、軸受周方向に所定の間隔を隔てて円筒ころ13,13,…を保持する保持器14とを主要な構成要素としている。この実施形態では、各円筒ころ13,13,…の転動面13a,13a,…に、カットクラウニング13b,13cを設け、内輪11の軌道面11a及び外輪12の軌道面12aはそれぞれ円筒面状に形成してある。
図2は、円筒ころ13の母線をy軸とし、円筒ころ13の母線上であって内輪11又は外輪12と円筒ころ13の有効接触部の中央部に原点Oをとると共に、母線直交方向(半径方向)にz軸をとったy−z座標系を用いて、下記の式(14)で表されるクラウニング13bの一例を示したものである。有効接触部は、円筒ころ13にカットクラウニング13b,13cを形成していない場合の内輪11又は外輪12と円筒ころ13との接触部位である。また、円筒ころ13,13,…の各クラウニング13b,13cは、通常、有効接触部の中央部を通るz軸に関して線対称に形成されるので、図2では、一方のクラウニング13bのみを示している。
Figure 0004429842
但し、式(14)において、A=2K1Q/πLE’とする。また、クラウニング13bの始点O1の座標は(a−K2a,0)であるから、式(14)におけるyの範囲は、y>(a−K2a)である。
式(14)におけるz(y)は、円筒ころ13の母線方向位置yにおけるクラウニング13bのドロップ量である。また、式(14)において、Qは荷重、Lは有効接触部の母線方向長さ、E’は等価弾性係数、aは原点Oから有効接触部の端部までの母線方向長さである。これらの値は設計条件として与えられる。なお、図2では、原点Oを有効接触部の中央部にとっているので、a=L/2となる。また、原点Oからクラウニング13bの始点O1までの領域は、円筒面状に形成されるストレート部であるから、0≦y≦(a−K2a)のとき、z(y)=0となる。但し、K2=1のとき、始点O1が原点Oと一致するので、式(14)はストレート部のないフルクラウニングを表すことになる。
式(14)において、K1,K2,zmは設計パラメータである。設計パラメータK1は荷重Qの倍率、幾何学的にはクラウニング13bの曲率を意味している。設計パラメータK2は、原点Oから有効接触部の端部までの母線方向長さaに対するクラウニング13bの母線方向長さymの割合を意味している(K2=ym/a)。設計パラメータzmは、有効接触部の端部におけるドロップ量、即ちクラウニング13bの最大ドロップ量を意味している。
式(14)に、荷重Q等の設計条件と、適当な設計パラメータK1,K2,zmを与えるとひとつのクラウニング曲線が得られ、設計パラメータK1,K2,zmのいずれかを変化させることで、クラウニング曲線を変形させることができる。したがって、最適な設計パラメータK1,K2,zmを与えると、内輪11又は外輪12に対する円筒ころ13の接触圧力が略一様で、かつ、エッジロードが発生しなくなるような最適なクラウニング曲線が得られる。
以下、表1に示すような設計条件を与えたときの設計パラメータK1,K2,zmの最適化について説明する。
Figure 0004429842
設計パラメータK1,K2,zmの最適化手法としては、種々のものが提案されているが、ここでは、直接探索法のひとつであるRosenbrock法を採用し、その目的関数として、内輪11と円筒ころ13の最大接触圧力Pmaxを使用する。
表1のような設計条件が与えられた場合、単に最大接触圧力Pmaxを最小とするだけであれば、設計パラメータK1,K2,zmの全ての組合せについて最大接触圧力Pmaxを求めるべきであるが、円筒ころ13のチルト勾配を考慮して最適化を行なうと、K2=1となって、カットクラウニング13bについて評価検討することができない。図2のカットクラウニング13bは、始点O1を原点Oよりも正側の領域にとっているので、K2の範囲が0〜1になる。そこで、ここでは、カットクラウニングについて評価検討するために、K2を0.5と仮定し、公差を0.05として、K2の許容範囲を0.45〜0.55とする。
図3乃至図5は、K2=0,45,0.50,0.55のときに、設計パラメータK1,zmを変化させて得られるクラウニング曲線の各々について最大接触圧力Pmaxを求め、その結果を等圧線図として示したものである。図3乃至図5において最大接触圧力Pmaxの最小値は、図4に示す最適点Mの3.486GPaである。最適点Mにおける設計パラメータK1,zmの値は、K1=2.779,zm=16.253μmである。最適点Mにおける最大接触圧力Pmaxの1.05倍までを許容範囲とすると、図3乃至図5に示すように、K1=2〜3,K2=0.45〜0.55,zm=16〜38μmを設計パラメータの公差範囲Dとして選ぶことができる。このようにして得られた公差範囲Dを式(14)の設計パラメータK1,K2,zmに与えると、図6に示すハッチング領域に好適なクラウニング曲線が収まる。なお、図6において、太線で示すクラウニング曲線は、最適点Mにおける設計パラメータK1,K2,zmによって得られる最適なクラウニング曲線である。
このように式(14)の設計パラメータK1,K2,zmに好適な公差範囲を与えて、円筒ころ13のクラウニング13bを設計すると、内輪11と円筒ころ13の接触圧力が略一様になり、内輪軌道面11aや円筒ころ13の転動面13aにエッジロードが発生しなくなる。
なお、上記実施形態において、K2=1として設計パラメータK1,zmの最適化を行なうと、各クラウニング13b,13cの始点を原点Oとする最適なフルクラウニング及びその公差範囲に含まれる好適なフルクラウニングを設計することができる。
以上、本発明に係るころ軸受のクラウニング設計方法の一実施形態につき説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば上記実施形態では、有効接触部の中央部に原点Oをとったy−z座標系を用いてクラウニング13bを表しているが、図7(A)に示すように、原点Oを有効接触部の中央部Cからオフセットした位置にとっても、式(14)によってクラウニング13bの輪郭線を表すことができる。この場合、原点Oから有効接触部の端部までの母線方向長さaは、a≠L/2となる。また、K2>1とすると、クラウニング13bの始点座標O1(a−K2a,0)は、図7(B)に示すように、原点Oよりも負側にとられる。
また、上記実施形態では、有効接触部の中央部にとったz軸に関して線対称性を有するクラウニング13b,13cを挙げて説明したが、クラウニング13b,13cはz軸に関して非線対象であっても構わない。この場合、式(14)の設計パラメータK1,K2,zmを各クラウニング13b,13cごとに独立して最適化してもよいし、母線方向正側に向かって形成される一方のクラウニング13bを下記の式(15)で表すと共に、母線方向負側に向かって形成される他方のクラウニング13cを下記の式(16)で表し、式(15)における設計パラメータK1p,K2p,zmpと、式(16)における設計パラメータK1n,K2n,zmnとを同時に求めても構わない。
Figure 0004429842
Figure 0004429842
なお、式(15)におけるapは、原点Oから有効接触部の正側端部までの母線方向長さで、式(16)におけるanは、原点Oから有効接触部の負側端部までの母線方向長さである。また、式(15)及び式(16)は、設計パラメータの記号としてK1p,K2p,zmp及びK1n,K2n,zmnを用いているが、実質的に式(14)と同じ式である。
式(15)及び式(16)によれば、上記実施形態で説明したz軸に関して線対称のカットクラウニングやフルクラウニングのほか、例えば図8(a)のように、頂点Oを有効接触部の中央部Cからオフセットした非線対象のフルクラウニングや、図8(b)のように、有効接触部の中央部Cからの始点O1,O2のオフセット距離が相違する非線対象のカットクラウニングなど、種々のクラウニング形状を表すことができる。なお、図8(a)(b)に示すクラウニング曲線は、式(15)の設計パラメータK1p,K2p,zmpと、式(16)の設計パラメータK1n,K2n,zmnが、K1p≠K1n,K2pp≠K2nn,zmp≠zmnのうち少なくともいずれかひとつを満たすものである。このように、式(15)及び式(16)を用いると、線対称であるか非線対象であるかを問わず最適なクラウニング及びその公差範囲に含まれる好適なクラウニングを設計することができる。
また、上記実施形態では、円筒ころ13にクラウニングを形成する場合を挙げて説明しているが、本発明は、内輪軌道面11aや外輪軌道面12aにクラウニングを形成する場合にも適用可能である。また、上記実施形態では、円筒ころ軸受を挙げて説明しているが、本発明は、円すいころ軸受などの他のころ軸受にも適用可能である。
本発明に係るころ軸受を円筒ころ軸受に適用した場合の一例を示す断面図である。 クラウニング形状の一例を示すy−z座標図である。 設計パラメータK1pを変化させたときの正側クラウニングの曲率変化の一例を示すy−z座標図である。 クラウニング形状の他の例を示すy−z座標図である。 クラウニング形状の他の例を示すy−z座標図である。 クラウニング形状の他の例を示すy−z座標図である。 クラウニング形状の他の例を示すy−z座標図である。 (a)図及び(b)図は、クラウニング形状の他の例を示すy−z座標図である。 従来のクラウニング形状の一例を示すy−z座標図である。
符号の説明
11 内輪
11a 内輪軌道面
12 外輪
12a 外輪軌道面
13 ころ
13a ころ転動面
13b 負側クラウニング
13c 正側クラウニング
14 保持器

Claims (2)

  1. 内輪軌道面と外輪軌道面の間に複数のころを介在させたころ軸受において、内輪軌道面、外輪軌道面、ころ転動面のうち少なくともいずれかひとつに形成されるクラウニングの設計方法であって、
    ころ軸受の軸線方向断面におけるクラウニングの輪郭線を、内輪軌道面、外輪軌道面又はころ転動面のいずれかの母線をy軸とし、母線直交方向にz軸をとったy−z座標系を用いて式(I)で表わし、
    式(I)における設計パラメータK1,K2,zmの初期値探索範囲と分割数を定め、
    初期値探索範囲と分割数によって得られる設計パラメータK1,K2,zmの組合せについて目的関数を求め、
    目的関数が最適となる設計パラメータK1,K2,zmの組合せを初期値として採用してクラウニングを設計することを特徴とするころ軸受のクラウニング設計方法。
    Figure 0004429842


    但し、(I)式において、A=2K1Q/πLE’とし、Qは荷重、Lは内輪又は外輪に対するころの有効接触部の母線方向長さ、E’は等価弾性係数で、また、aは内輪軌道面、外輪軌道面又はころ転動面のいずれかの母線上にとった原点から有効接触部の端部までの長さである。
  2. 目的関数として、内輪軌道面、外輪軌道面又はころ転動面に負荷される最大接触圧力、ミーゼスの相当応力、トレスカの相当応力、転動疲労寿命のいずれかを使用することを特徴とする請求項1に記載のころ軸受のクラウニング設計方法。

JP2004234780A 2004-08-11 2004-08-11 ころ軸受 Expired - Lifetime JP4429842B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004234780A JP4429842B2 (ja) 2004-08-11 2004-08-11 ころ軸受

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004234780A JP4429842B2 (ja) 2004-08-11 2004-08-11 ころ軸受

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006052790A JP2006052790A (ja) 2006-02-23
JP4429842B2 true JP4429842B2 (ja) 2010-03-10

Family

ID=36030409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004234780A Expired - Lifetime JP4429842B2 (ja) 2004-08-11 2004-08-11 ころ軸受

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4429842B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013160338A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Canon Machinery Inc 摺動面構造および摺動面構造製造方法

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5037094B2 (ja) * 2006-11-15 2012-09-26 Ntn株式会社 ころ軸受
KR101417853B1 (ko) 2006-11-10 2014-07-09 엔티엔 가부시키가이샤 롤러 베어링의 크라우닝의 설계 방법
JP4980031B2 (ja) * 2006-11-10 2012-07-18 Ntn株式会社 ころ軸受のクラウニングの設計方法
JP2009197904A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Ntn Corp 転がり機械要素
DE102008028164B4 (de) * 2008-06-12 2021-07-01 Ab Skf Rolle und Rollenlager mit der Rolle
JP5195081B2 (ja) * 2008-06-27 2013-05-08 日本精工株式会社 車輪支持用転がり軸受ユニット及びその製造方法
JP5195089B2 (ja) * 2008-06-30 2013-05-08 日本精工株式会社 ハブユニット軸受およびその製造方法
JP5251431B2 (ja) * 2008-10-30 2013-07-31 日本精工株式会社 円すいころ軸受
JP5334665B2 (ja) 2009-04-24 2013-11-06 Ntn株式会社 円すいころ軸受およびその設計方法
JP6173838B2 (ja) * 2013-08-30 2017-08-02 Ntn株式会社 転動体およびころ軸受
JP6739968B2 (ja) * 2016-04-01 2020-08-12 Ntn株式会社 円すいころ軸受
WO2018164008A1 (ja) * 2017-03-06 2018-09-13 Ntn株式会社 保持器付き針状ころおよびそれを備えた遊星歯車機構支持構造
JP6804341B2 (ja) * 2017-03-06 2020-12-23 Ntn株式会社 保持器付き針状ころおよびそれを備えた遊星歯車機構支持構造
CN110382891B (zh) * 2017-03-06 2021-05-25 Ntn株式会社 带保持器的针状滚子和具有该带保持器的针状滚子的行星轮机构支承结构
JP6932012B2 (ja) * 2017-03-06 2021-09-08 Ntn株式会社 保持器付き針状ころおよびそれを備えた遊星歯車機構支持構造
JP2024021306A (ja) * 2022-08-03 2024-02-16 Ntn株式会社 ころ軸受

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0495318U (ja) * 1991-01-14 1992-08-18
JPH08232960A (ja) * 1995-02-28 1996-09-10 Ntn Corp 鉄道車輌用複列ころ軸受
JP2000074075A (ja) * 1998-06-19 2000-03-07 Nippon Seiko Kk ころ軸受
JP3731401B2 (ja) * 1999-08-31 2006-01-05 日本精工株式会社 ころ軸受
JP2002327752A (ja) * 2001-05-07 2002-11-15 Nsk Ltd 軸受装置
JP2004176746A (ja) * 2002-11-25 2004-06-24 Ntn Corp 車輪支持用複列円すいころ軸受ユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013160338A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Canon Machinery Inc 摺動面構造および摺動面構造製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006052790A (ja) 2006-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4429842B2 (ja) ころ軸受
Abbas et al. ANN surface roughness optimization of AZ61 magnesium alloy finish turning: Minimum machining times at prime machining costs
Zhou et al. A hybrid glowworm swarm optimization algorithm for constrained engineering design problems
Tiwari et al. An optimal design methodology of tapered roller bearings using genetic algorithms
Chakraborti et al. (When) can AI bots lie?
JP4980031B2 (ja) ころ軸受のクラウニングの設計方法
JP2007211859A (ja) 歯車装置
Stepanov et al. Model of thermal state of the system of application of coolant in grinding machine
Denkena et al. Integrative process chain optimization using a Genetic Algorithm
JP4429841B2 (ja) ころ軸受
Olivas et al. Fuzzy classification system design using PSO with dynamic parameter adaptation through fuzzy logic
Dikshit et al. Optimization of cutting forces in high-speed ball-end milling using fuzzy-based desirability function approach
JP2007211862A (ja) 直動案内装置
Şenyiğit et al. Artificial neural network models for lot-sizing problem: a case study
Chen et al. Reverse deduction of virtual chromosomes of manufactured products for their gene-engineering-based innovative design
JP5037094B2 (ja) ころ軸受
JP2007211861A (ja) カムフォロア
JP2009104492A (ja) 共形接触下の接触面圧および表面下応力計算方法・計算装置
KACZOR et al. The selection of preload in angular contact ball bearings according to the durability criterion
JP2007211860A (ja) 摩擦伝動装置
Abhary et al. A knowledge based hybrid model for improving manufacturing system in rolling mills
CN220337298U (zh) 滚子轴承
Kryzhko et al. Features of the US foreign policy towards the Central Asian states
CN107391893B (zh) 基于空心圆柱滚子接触变形量和载荷分布的轴承参数优化方法
JP2000346078A (ja) 相互接触部材装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070507

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090417

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091216

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4429842

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131225

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250